JP6773298B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
ポンプボトルを包装箱に収容した商品形態において、単にポンプボトルを包装箱に収容しただけでは、搬送中及び取扱い時に包装箱内で揺り動かされ、ポンプボトル又は包装箱に傷が生じ、商品価値が著しく損なわれることがある。そして、包装箱に収容するポンプボトルが略円筒状の商品である場合は、搬送中及び取扱い時に包装箱内で回転することで、ポンプボトル又は包装箱に傷が生じ、商品価値が著しく損なわれることがある。
また、包装箱内でポンプボトルが揺り動かされたり、回転したりした場合は、包装箱の正面に対してそのポンプボトルの正面がずれてしまうことがあり、商品陳列上見栄えが悪くなることもあった。
また、包装箱内でのポンプボトルの移動を抑制するために、包装箱上面の出し入れ口にあるフラップに、吐出ノズルが嵌る孔、溝孔、溝を設けることにより、自動装填が可能でかつ吐出ノズルの回転をほぼ防ぐことができる方法が提示されている(例えば、特許文献2参照)。
本発明の第1の実施の形態に係る包装箱10は、図1に示すように、吐出ノズル5を有するポンプ部3をボトル本体2の上部に装着したポンプボトル1を収容するための包装箱10であって、上面部14のポンプボトル1の出し入れ口14aに、対向する第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22を備え、第1サイドフラップ21は、フラップ先端側領域21aの一部が折曲線17を介して包装箱内部に折曲げられ、フラップ先端側領域21aの残部が固定突起21bとなり、折曲げられたフラップ先端側領域21aの一部は、吐出ノズル5が挿入されることでポンプボトル1の移動及び回転を抑制する穴21dを構成し、固定突起21bは、第2サイドフラップ22の上面側に重ね合わされ、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22を固定する。
上面メインフラップ23と差込みフラップ23aとの間の折曲線16bの中央部分には、差し込んだ差込みフラップ23aを容易に引き抜くための引抜きつまみ23bが設けられていることが好ましい。
また、上面メインフラップ23と差込みフラップ23aとの間の折曲線16bの両端部分には、第1サイドフラップ21と第2サイドフラップ22の基端部に設けられたロック片40bとの間で公知のロック機構を構成する、ロック用エンボス40aが形成されている。
下面メインフラップ28と差込みフラップ28aとの間の折曲線16hの両端部分には、下面サイドフラップ25,26の基端部に設けられたロック片41bとの間で公知のロック機構を構成する、ロック用切込み41aが形成されている。
折曲線17の中央部分には、切込み21cが設けられており、折曲線17で折曲げることで、固定突起21b及び穴21dが形成される。
第1サイドフラップ21における折曲線16cから折曲線17までの長さは、第2サイドフラップ22の長さと合わせた長さが上面メインフラップ23の長さの略同長である。折曲線16cから折曲線17までの長さと第2サイドフラップ22の長さとを合わせた長さが、上面メインフラップ23の幅と略同長であることによって、固定突起21bを第2サイドフラップ22の上面側に重ね合わされ、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップを固定することができる。
第1サイドフラップ21の一方の側縁部の基端部には、上面メインフラップ23に形成されたロック用エンボス40aとの間で公知のロック機構を構成するロック片40bが、外側に突出して設けられている。
下面サイドフラップ25の一方の側縁部の基端部には、下面メインフラップ28に形成されたロック用切込み41aとの間で公知のロック機構を構成するロック片41bが、外側に突出して設けられている。
第2サイドフラップ22の一方の側縁部の基端部には、上面メインフラップ23に形成されたロック用エンボス40aとの間で公知のロック機構を構成するロック片40bが、外側に突出して設けられている。
下面サイドフラップ26の一方の側縁部の基端部には、下面メインフラップ28に形成されたロック用切込み41aとの間で公知のロック機構を構成するロック片41bが、外側に突出して設けられている。
ポンプボトル1は、略円筒状のものだけでなく、横断面が真円、楕円及び略矩形等のものであってもよい。
次いで、図5に示すように、吐出ノズル5を穴21dに挿入した状態で、ポンプボトル1を包装箱10へ挿入配置する。この時、フラップ先端側領域21aの一部は、包装箱内部に差し込まれた状態になる。フラップ先端側領域21aの一部が包装箱内部に差し込まれた状態を維持するために、穴21dの下端部は、包装箱10にポンプボトル1を収容した際に、吐出ノズル5と接する設計であることが好ましい。
次いで、図6に示すように、第2サイドフラップ22を閉蓋させる。そして、閉蓋させた第2サイドフラップ22の上面側に固定突起21bを重ね合わせて一体化し、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22を固定する。
そして、本実施形態の包装箱10は、包装箱10内でのポンプボトル1の移動及び回転を抑制することができるので、包装箱10の正面に対してそのポンプボトル1の正面がずれてしまうことがなく、商品陳列上見栄えが悪くなることがない。
本発明の第2の実施の形態に係る包装箱10は、図7に示すように、第1の実施の形態で示した包装箱10と比して、第2サイドフラップ22が、固定切り込み線22aを有する点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
固定切り込み線22aの幅は、固定突起21bを挿入して固定することから、固定突起21bの幅より広いことが好ましく、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22をより強固に固定する観点からは、固定突起21bの幅と略同一であることがより好ましい。
次いで、図9に示すように、吐出ノズル5を穴21dに挿入した状態で、ポンプボトル1を包装箱10へ挿入配置する。このとき、フラップ先端側領域21aの一部は、包装箱内部に差し込まれた状態になる。フラップ先端側領域21aの一部が包装箱内部に差し込まれた状態を維持するために、穴21dの下端部は、包装箱10にポンプボトル1を収容した際に、吐出ノズル5と接する設計であることが好ましい。
次いで、図10に示すように、第2サイドフラップ22を閉蓋させる。そして、閉蓋させた第2サイドフラップ22の上面側に固定突起21bを重ね合わせて一体化させると共に、固定突起21bを固定切り込み線22aに挿入し、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22を固定する。
そして、本実施形態の包装箱10は、包装箱10内でのポンプボトル1の移動及び回転を抑制することができるので、包装箱10の正面に対してそのポンプボトル1の正面がずれてしまうことがなく、商品陳列上見栄えが悪くなることがない。
本発明の第3の実施の形態に係る包装箱10は、図11に示すように、第1の実施の形態で示した包装箱10と比して、第1サイドフラップ21の切込み21cの形状が異なる点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
次いで、図13(a)に示すように、吐出ノズル5を穴21dに挿入した状態で、ポンプボトル1を包装箱10へ挿入配置する。このとき、フラップ先端側領域21aの一部は、包装箱内部に差し込まれた状態になる。フラップ先端側領域21aの一部が包装箱内部に差し込まれた状態を維持するために、穴21dの下端部は、包装箱10にポンプボトル1を収容した際に、吐出ノズル5と接する設計であることが好ましい。
吐出ノズル5は、図13(a)に示すように、真ん中の溝に挿入配置することが可能であり、図13(b)に示すように、左右のいずれかの溝に挿入配置することも可能である。本実施形態では、吐出ノズル5を穴21dのいずれかの溝に挿入配置することによって、包装箱10に対するポンプボトル1の向きを選択することができる。穴21dは、三つ溝に限られず、二つ溝であってもよく、四つ溝以上であってもよい。
次いで、図14に示すように、第2サイドフラップ22を閉蓋させる。そして、閉蓋させた第2サイドフラップ22の上面側に固定突起21bを重ね合わせて一体化し、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22を固定する。
そして、本実施形態の包装箱10は、包装箱10内でのポンプボトル1の移動及び回転を抑制することができるので、包装箱10の正面に対してそのポンプボトル1の向きを選択することができ、商品陳列上見栄えが悪くなることがない。
本発明の第4の実施の形態に係る包装箱10は、図15に示すように、第1の実施の形態で示した包装箱10と比して、第1サイドフラップ21のフラップ先端側領域21aにポンプロック機構用溝50が設けられている点が異なる。その他については実質的に同様であるので記載を省略する。
次いで、図17(b)に示すように、吐出ノズル5を穴21dに挿入した状態、かつ、ポンプロック機構6をポンプロック機構用溝50に挿入した状態で、ポンプボトル1を包装箱10へ挿入配置する。このとき、フラップ先端側領域21aの一部は、包装箱内部に差し込まれた状態になる。フラップ先端側領域21aの一部が包装箱内部に差し込まれた状態を維持するために、穴21dの下端部は、包装箱10にポンプボトル1を収容した際に、吐出ノズル5と接する設計であることが好ましい。
次いで、第2サイドフラップ22を閉蓋させる。そして、閉蓋させた第2サイドフラップ22の上面側に固定突起21bを重ね合わせて一体化し、第1サイドフラップ21及び第2サイドフラップ22を固定する(図6参照)。
そして、本実施形態の包装箱10は、包装箱10内でのポンプボトル1の移動及び回転を、穴21d及びポンプロック機構用溝50によって抑制することができるので、包装箱10の正面に対してそのポンプボトル1の正面がずれてしまうことがなく、商品陳列上見栄えが悪くなることがない。
本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、第1、第2及び第4の実施の形態で示した固定突起21bは、半円形として示したが、矩形、台形、円形、楕円形、多角形等の様々な形状を取り得る。固定突起21bが様々な形状を取ることで、意匠性を高めることができる。
2…ボトル本体
3…ポンプ部
4…昇降体
5…吐出ノズル
6…ポンプロック機構
10…包装箱
11a…第1正面板
11b…第2正面板
12a…第1側面板
12b…第2側面板
13…筒状本体
14…上面部
14a…出し入れ口
15…下面部
16a〜16h,17…折曲線
21…第1サイドフラップ
21a…フラップ先端側領域
21b…固定突起
21c…切込み
21d…穴
22…第2サイドフラップ
22a…固定切り込み線
23…上面メインフラップ
23a…差込みフラップ
23b…引抜きつまみ
24…縦方向折曲線
25,26…下面サイドフラップ
27…接着接合片
28…下面メインフラップ
28a…差込みフラップ
30…ブランク
40a…ロック用エンボス
40b…ロック片
41a…ロック用切込み
41b…ロック片
50…ポンプロック機構用溝
Claims (4)
- 吐出ノズルを有するポンプ部をボトル本体の上部に装着したポンプボトルを収容するための包装箱であって、
上面部の該ポンプボトルの出し入れ口に、対向する第1サイドフラップ及び第2サイドフラップを備え、
該第1サイドフラップは、フラップ先端側領域の一部が折曲線を介して包装箱内部に折曲げられ、フラップ先端側領域の残部が固定突起となり、
折曲げられた該フラップ先端側領域の一部は、該吐出ノズルが挿入されることで該ポンプボトルの移動及び回転を抑制する穴を構成し、
該固定突起は、該第2サイドフラップの上面側に重ね合わされ、該第1サイドフラップ及び該第2サイドフラップを固定する、包装箱。 - 前記第2サイドフラップは、固定切り込み線を有し、該固定切り込み線に前記固定突起を挿入することで、前記第1サイドフラップ及び前記第2サイドフラップを固定する請求項1に記載の包装箱。
- 前記穴の下端部は、前記ポンプボトルを収容した際に、前記吐出ノズルと接する請求項1又は2に記載の包装箱。
- 前記第1サイドフラップのフラップ先端側領域に、ポンプロック機構用溝が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装箱。
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