JP6771249B1 - 口腔内マッサージ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】口腔内粘膜に対して安全に安定したマッサージを行うことができる口腔内マッサージ器を提供する。【解決手段】ヘッド20と、ヘッド20の基端側に接続された把持部30と、を備えた口腔内マッサージ器10であって、把持部30は、空気供給源5に接続可能であり、内部に空気供給源5から供給される空気が流通可能な空気流通路31を有し、ヘッド20は、内方に窪んだ凹部分25を含む施術部22を有するとともに、空気流通路31に連通する吐出孔26を有し、吐出孔26は凹部分25に設けられ空気流通路31を流通した空気が吐出する吐出口27を含んでおり、施術部22における凹部分25の周縁部分28を口腔内粘膜に押し当てることで、凹部分25と口腔内粘膜とは吐出口27から吐出された空気の貯留空間Sを形成し、ヘッド20は、貯留空間Sの圧力変化に応じて振動可能に構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、口腔内マッサージ器に関する。
近年、美顔を目的としたハンディタイプのマッサージ器が数多く開発されている。マッサージ器としては、顔の肌表面以外に、口腔内粘膜をマッサージするマッサージ器が存在する(例えば、特許文献1)。口腔内粘膜をマッサージすることで、例えば、顔の筋肉が効果的に鍛えられ、ほうれい線を目立たなくなる等の効果を得ることができるといわれている。
特許文献1には、把持部と、把持部に着脱可能なヘッド部とを有し、ヘッド部の当接部が弾性部材で構成された口腔内マッサージ器が開示されている。この口腔内マッサージ器の把持部には超音波発生機構や電気パルス発生機構等が設けられている。上記構成を備えることで、特許文献1に記載の口腔内マッサージ器は、口腔内粘膜をヘッド部の当接部によって手動で押圧したり、ヘッド部の当接部から口腔内粘膜に超音波振動や電気的刺激等を与えたりすることができる。すなわち、こうした口腔内マッサージ器を用いることで、口腔内粘膜をマッサージすることができる。
特開2017−104505号公報
特許文献1に記載の口腔内マッサージ器では、ヘッド部を用いて手動で口腔内粘膜をマッサージする場合、口腔内粘膜に対してヘッド部の押圧力を細かく調整することは困難であり、ヘッド部によるマッサージが単調になりがちである。また、口腔内マッサージ器を手動操作する場合には、使用者(施術者)によってマッサージ効果にバラツキが生じ易い。特許文献1に記載の口腔内マッサージ器は、ヘッド部の当接部から口腔内粘膜に超音波振動や電気的刺激等を与えることもできる。しかし、口腔内粘膜は脆弱な組織であるため、キャビテーション作用を有する超音波振動を受けた口腔内粘膜が損傷するおそれがある。また、口腔内は高湿潤な環境であるため、電極を直接口腔内粘膜に押し当てた場合に、イオンバランスの変化等の環境変化が発生し予期しない電流が流れることがあり、その際に口腔内粘膜に過剰な電気的刺激が付与されるおそれがある。
上記実情に鑑み、口腔内粘膜に対して安全に安定したマッサージを行うことができる口腔内マッサージ器が求められている。
本発明に係る口腔内マッサージ器の特徴構成は、ヘッドと、前記ヘッドの基端側に接続された把持部と、を備えた口腔内マッサージ器であって、前記把持部は、空気供給源に接続可能であり、内部に前記空気供給源から供給される空気が流通可能な空気流通路を有し、前記ヘッドは、内方に窪んだ凹部分を含む施術部を有するとともに、前記空気流通路に連通する吐出孔を有し、前記吐出孔は前記凹部分に設けられ前記空気流通路を流通した空気が吐出する吐出口を含んでおり、前記施術部における前記凹部分の周縁部分を口腔内粘膜に押し当てることで、前記凹部分と前記口腔内粘膜とは前記吐出口から吐出された空気の貯留空間を形成し、前記ヘッドは、前記貯留空間の圧力変化に応じて振動可能に構成され、前記把持部は前記空気流通路から分岐する分岐孔を有し、前記分岐孔は前記把持部の外面に設けられた開閉可能な分岐口を含んでいる点にある。
本構成によれば、口腔内マッサージ器は、施術部において凹部分の周縁部分が口腔内粘膜に当接することで、凹部分と口腔内粘膜は吐出口から吐出された空気の貯留空間を形成する。貯留空間に空気流通路から吐出孔及び吐出口を介して空気が供給され続けることにより、貯留空間の圧力が高まる。このとき、貯留空間内の口腔内粘膜と凹部分の周縁部分が当該圧力を受ける。そのため、施術部のうち凹部分の周縁部分が例えば変形可能に構成されることで、貯留空間の圧力を受けた周縁部分の少なくとも一部は口腔内粘膜から離間する方向に変形する。周縁部分が変形して周縁部分と口腔内粘膜との間に間隙が生じると、貯留空間の空気が当該間隙から外部に排出されるので貯留空間の圧力が低下する。そうなると、口腔内粘膜から一時的に離間した周縁部分は変形前の状態に戻るようになり、再び口腔内粘膜に当接するようになる。貯留空間に空気が供給される状態が維持されて貯留空間においてこのような圧力変化が繰り返し発生することで、凹部分の周縁部分は口腔内粘膜に対して当接と離間とを短時間で繰り返して振動する。すなわち、ヘッドは、貯留空間の圧力変化に応じて振動可能に構成されている。
このように、本構成の口腔内マッサージ器は、施術部の凹部分と口腔内粘膜とによって形成される貯留空間の圧力変化に応じてヘッド部が振動することにより、口腔内粘膜を押圧して刺激を付与するようになる。これにより、口腔内粘膜に対してヘッドの手動操作では実現できない細やかな押圧力をヘッドによって与えることができ、安定的なヘッドの振動によるマッサージを行うことができる。また、貯留空間の圧力変化を利用してヘッドを振動させる構成であるので、超音波振動や電気的刺激を用いることなく、口腔内粘膜においてマッサージ効果を得ることができる。その結果、口腔内マッサージ器は安全な構成によって口腔内粘膜をマッサージすることができる。
また、口腔内マッサージ器において、把持部の空気流通路を流通する空気の圧力値は、空気供給源側において予め設定されている。このとき、口腔内マッサージ器の使用途中において、凹部分の吐出口から吐出される空気の圧力が高過ぎる場合や、口腔内のマッサージ対象部位に応じて凹部分の吐出口から吐出される空気の圧力を弱める等の調整を行いたい場合が考えられる。しかし、そのような場合であっても、口腔内マッサージ器の使用時は把持部を把持した状態であるため、空気供給源側の設定を変更して空気の圧力を低下させることは困難である。そこで、本構成では、把持部は空気流通路から分岐する分岐孔を有し、分岐孔は把持部の外面に設けられた開閉可能な分岐口を含んでいる。本構成によれば、把持部の外面の分岐口を開操作することで、空気流通路を流通する空気の一部を分岐口から外部に排出することができる。これにより、空気供給源側で圧力の設定を変更しなくても、ヘッド部の凹部分の吐出口から吐出される空気の圧力を容易に低下させることができる。その結果、口腔内マッサージ器の操作性が向上する。
他の特徴構成は、前記ヘッドの先端側は、前記凹部分の開口部を上方に向けた状態での平面視で湾曲している点にある。
本構成によれば、ヘッドの先端側が平面視で湾曲しているので、ヘッドは先細形状であって先端側に丸みを有することになる。これにより、ヘッドの先端側を口腔内の奥側に向けて容易かつ安全に移動操作してマッサージを行うことができる。その結果、口腔内マッサージ器の操作性が向上する。
他の特徴構成は、前記凹部分は、前記凹部分の開口部を上方に向けた状態での平面視において、前記ヘッドの延設方向に沿う前記施術部の長さを二等分するように前記ヘッドの延設方向に対して垂直な仮想線を引いたときに、前記仮想線よりも前記施術部の先端側にある前記凹部分の占有面積が前記仮想線よりも前記施術部の基端側にある前記凹部分の占有面積よりも大きい点にある。
本構成によれば、凹部分が施術部の先端側に形成されているので、ヘッドの先端側に凹部が配置されることになる。これにより、凹部分を口腔内の奥側等の局所に容易に到達させることができ、凹部分の周縁部分により口腔内粘膜の局所を集中的にマッサージすることもできる。その結果、口腔内マッサージ器の操作性が向上する。
他の特徴構成は、前記分岐孔は、前記把持部の外面における開口面積を変更可能に構成されている点にある。
本構成によれば、分岐孔の開口面積を変更することで、空気供給源側で圧力の設定を変更しなくても、ヘッド部の凹部分の凹部の吐出口から吐出される空気の圧力を微調整することができる。その結果、口腔内マッサージ器の操作性がより向上する。
他の特徴構成は、前記施術部は、前記凹部分が形成された第一面と、前記第一面の裏側に形成された第二面とを有し、前記第二面が湾曲している点にある。
本構成によれば、口腔内マッサージ器は、凹部分を有する第一面とは別に、第一面の裏側に形成された湾曲する第二面を口腔内粘膜に押し当てることで口腔内粘膜をマッサージすることもできる。すなわち、口腔内マッサージ器は、凹部分の周縁部分を用いた第一面によるマッサージと、湾曲する第二面によるマッサージとを併用することができる。第二面を使用してマッサージを行う場合、空気によるマッサージはできないが、湾曲する第二面を口腔内粘膜に押し付けて刺激を与えるマッサージが可能になる。また、このような構成であれば、口腔内マッサージ器と空気供給源との接続を解除する等、凹部分に空気が供給できない状態であっても、第二面を用いることで口腔内粘膜をマッサージすることもできる。その結果、口腔内マッサージ器は、使用環境や口腔内の部位等に応じて、第一面及び第二面を適宜選択して口腔内粘膜をマッサージすることができる。
口腔内マッサージ器の使用環境を示す概略図である。 第1実施形態の口腔内マッサージ器の斜視図である。 第1実施形態の口腔内マッサージ器が空気供給源から分離された状態を示す要部斜視図である。 第1実施形態のヘッドの平面図である。 第1実施形態のヘッドの側面図である。 第1実施形態の口腔内マッサージ器の側断面図である。 第1実施形態のヘッドの側断面図である。 第2実施形態のヘッドの側面図である。 第3実施形態のヘッドの側面図である。 第4実施形態のヘッドの側面図である。 第4実施形態のヘッドの変形例の側面図である。 第5実施形態のヘッドの側面図である。 第6実施形態のヘッドの側面図である。 第6実施形態のヘッドの斜視図である。 第7実施形態のヘッドの平面図である。 第7実施形態のヘッドの側断面図である。 別実施形態のヘッドの平面図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面に基づいて説明する。以下において、共通する部分には同一の符号を付しており、同一符号の部分に対して重複した説明を省略する。
[第1実施形態]
図1に示すように、口腔内マッサージ器10は、(以下、マッサージ器10と称する)は、例えば、歯科用診療装置1(以下、診療装置1と称する)に取り付けられる。施術者は、診療装置1にマッサージ器10を取り付けることで、被施術者に対してマッサージ器10による口腔内のマッサージを行なうことができる。
マッサージ器10は、診療装置1への取り付け、および診療装置1からの取り外しが可能である。診療装置1は、診療椅子2、ツールホルダー3、フットスイッチ4、空気供給源5等を備える。被施術者は、例えば診療椅子2に横たわる姿勢でマッサージ器10によるマッサージを受けることができる。
図2に示すように、マッサージ器10は、ヘッド20と、ヘッド20の基端側に接続された把持部30と、を備える。マッサージ器10の把持部30は、空気供給源5の本体5aから延出したホース5bに着脱可能に接続されている。把持部30の内部には、空気供給源5から供給された圧縮空気(以下、単に空気ともいう)が流通可能な空気流通路31(図6参照)が設けられている。
図3に示すように、把持部30の基端部32には軸孔33が形成されている。空気供給源5の本体5aから延設されるホース5bの前端には雄継手6が設けられている。雄継手6を軸孔33に差し込むことにより、マッサージ器10は空気供給源5に接続される。ここで、空気供給源5は、本体5aとホース5bとを含む装置全体を指す。空気供給源5は、例えば本体5aの内部に加圧ポンプまたはコンプレッサーを備えて構成されている。空気供給源5は、例えばフットスイッチ4を操作することによって、本体5a内のコンプレッサーで圧縮された圧縮空気がホース5bを流通してマッサージ器10の把持部30に供給される。空気供給源5は、例えば不図示の制御弁によって空気の供給量(圧力値)の設定が可能に構成されている。マッサージ器10は例えばワンタッチ式のロック機構等によって取り外し自在に雄継手6に接続される。雄継手6が把持部30に接続されると、雄継手6の外周側と把持部30の軸孔33の内周側との隙間が気密に密閉される。このようにホース5bの前端に雄継手6を設けることで、把持部30の基端部32には雄継手6に相当する部分が不要になるため、マッサージ器10をコンパクトに構成することができる。
なお、空気供給源5の本体5aは診療装置1に内蔵されておらず、診療装置1とは別体に構成されていてもよい。
図示しないが、ホース5bの前端は雄継手6を有さずに開放された形状であってもよい。その場合には、把持部30の基端部32の端部をホース5bの前端の内径よりもわずかに大きい外径を有する小径部に形成し、当該小径部をホース5bの前端に差し込むことによって把持部30がホース5bに接続される。小径部の外径はホース5bの内径よりもわずかに大きいので、把持部30とホース5bとの接続が完了すると、ホース5bの内径が拡径し、把持部30の基端部32の小径部の外周側とホース5bの内周側との隙間が気密に密閉される。このように、把持部30の基端部32の小径部の外周側がホース5bの内周側に当接する構成であると、基端部32の小径部は内周面に加工を施す必要がないため、例えば把持部30を樹脂の射出成形する場合に小径部を含む基端部32を容易に成形することができる。したがって、把持部30の基端部32の小径部をホース5bに差し込む形状にすることで、マッサージ器10において把持部30の製作コストを低減することができる。
図2〜図7に示すように、マッサージ器10のヘッド20は、首部21と施術部22とを有する。施術部22は首部21を介して把持部30に接続されている。すなわち、施術部22はヘッド20の先端側に配置される。施術部22は、平面視で先端側が湾曲した涙滴形状を有しており(図4参照)、側面視で矩形状(図5参照)に形成されている。施術部22は、凹部分25が形成された第一面23と、第一面23の裏側に形成された第二面24と、第一面23と第二面24とに挟まれ第一面23と第二面24に垂直な第三面29とを有する。凹部分25は、第一面23において内方に窪んだ形状の部分である。第一面23と第二面24とは平面状である。ヘッド20は、空気流通路31に連通する吐出孔26を有する。吐出孔26は、一端が空気流通路31と連通し、他端が凹部分25に形成された吐出口27によって構成されている。すなわち、吐出孔26は、凹部分25に設けられ空気流通路31を流通した空気が吐出する吐出口27を含んでいる。こうして、ヘッド20は、空気流通路31を流通する空気が吐出口27から吐出可能に構成されている。本実施形態では、吐出口27は凹部分25のうち首部21に最も近い内壁部25aに設けられている。吐出口27は凹部分25の底部25bに設けてもよい。
施術部22における凹部分25の周縁に位置する周縁部分28は、第一面23から凹部分25を除いた部分であり、被施術者の口腔内粘膜(不図示)に押し当てられる部位である。マッサージ器10は、施術部22における凹部分25の周縁部分28を口腔内粘膜に押し当てることで、凹部分25と口腔内粘膜とによって囲まれて形成された密閉空間である貯留空間Sを形成する。貯留空間Sは吐出口27から吐出された空気を貯留する。施術部22を含むヘッド20は、弾性を有し変形可能な材料(例えばシリコーンゴム等のゴム材や弾性を有する樹脂等)で構成されている。ここで、口腔内粘膜とは、例えば頬の裏側、歯茎、舌等、口腔内において歯を除く部分を含んでいる。
図4に示すように、ヘッド20の施術部22の先端側は、平面視で湾曲している。図2及び図4に示すように、ヘッド20は先細形状であって先端側(第三面29)に丸みを有する。これにより、ヘッド20の先端側を口腔内の奥側に向けて容易かつ安全に移動操作してマッサージを行うことができる。その結果、マッサージ器10の操作性が向上する。
図2及び図6に示すように、把持部30には、空気流通路31から分岐する分岐孔36が形成されており、把持部30の外面35まで貫通している。分岐孔36は、把持部30の外面35に分岐口37を有している。分岐口37は空気流通路31から分岐する分岐孔36の外面35側の開口である。また、分岐口37を覆うように蓋部38が設けられている。蓋部38は操作部39を有している。操作部39を施術者が操作して蓋部38をスライド移動させることにより、分岐口37を開閉することができると共に、分岐口37の開口面積を任意の大きさに設定することができる。本構成により、把持部30の外面35の分岐口37の開口面積を蓋部38によって変化させて、空気流通路31を流通する空気の一部を分岐口37から外部に排出することができる。これにより、吐出口27から吐出される空気の圧力を低下させることができる。通常使用時には、蓋部38は分岐口37全体を覆っており、空気流通路31を流通する空気が分岐口37から排出されないように構成されている。
[使用方法]
以上のように構成されたマッサージ器10の使用方法を説明する。施術者は、マッサージ器10を空気供給源5のホース5bに接続した後、例えば空気供給源5側の制御弁を操作して、把持部30の空気流通路31への空気の供給量(圧力)を設定する。その後、把持部30を持ち、ヘッド20を被施術者の口腔内に入れて、口腔内粘膜に凹部分25の周縁部分28を押し当てる。これにより、凹部分25と口腔内粘膜との間に貯留空間Sが形成される。この状態でフットスイッチ4をオンにすると、設定された圧力の空気が空気流通路31から吐出孔26及び吐出口27を介して貯留空間Sに供給される。空気が供給され続けることにより、貯留空間Sの圧力が高まる。このとき、貯留空間S内の口腔内粘膜と凹部分25の周縁部分28とが当該圧力を受ける。ここで、施術部22のうち凹部分25の周縁部分28が変形可能に構成されているので、貯留空間Sの圧力が所定値以上に高くなると、圧力を受けた周縁部分28は少なくとも一部が口腔内粘膜から離間する方向に変形する。周縁部分28が変形して周縁部分28と口腔内粘膜との間に間隙が生じると、貯留空間Sの空気が当該間隙から外部に排出されるので貯留空間Sの圧力が低下する。そうなると、口腔内粘膜から一時的に離間した周縁部分28は変形前の状態に戻るようになり、再び周縁部分28の全体が口腔内粘膜に当接し、貯留空間Sの圧力が高まる。貯留空間Sに空気が供給され続けて貯留空間Sにおいてこのような圧力変化が繰り返し発生することで、凹部分25の周縁部分28は口腔内粘膜に対して当接と離間とを短時間で繰り返して振動する。すなわち、ヘッド20は、貯留空間Sの圧力変化に応じて振動する。このとき、ヘッド20の周縁部分28の振動により、周縁部分28と対向する口腔内粘膜が繰り返し押圧刺激を受ける。また、それと同時に、貯留空間Sを構成している口腔内粘膜、すなわち、周縁部分28の内側の口腔内粘膜も貯留空間Sの空気圧の変動により繰り返し押圧刺激を受ける。これにより、口腔内粘膜に対してヘッド20の手動操作では実現できない細やかな押圧力をヘッド20の振動によって与えることができ、安定的なヘッド20の振動によるマッサージを行うことができる。また、貯留空間Sの圧力変化を利用してヘッド20を振動させる構成であるので、超音波振動や電気的刺激を用いることなく、口腔内粘膜においてマッサージ効果を得ることができる。その結果、マッサージ器10は安全な構成によって口腔内粘膜をマッサージすることができる。
例えば、頬の裏側に施術部22の凹部分25の周縁部分28を押し当ててヘッド20を振動させることで、頬の筋肉が内側からほぐされ、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることができる。また、マッサージ効果により頬の筋肉がほぐされ、顔の筋肉が鍛えられ、ほうれい線を目立たなくする効果も期待される。また、口腔内が乾燥している被施術者に対しては、耳下腺近くの部位に施術部22の凹部分25の周縁部分28を押し当ててヘッド20を振動させることで、だ液の分泌が促される効果が期待される。
空気供給源5から空気流通路31に供給されて凹部分25の吐出口27から吐出される空気の圧力値は、上述のように空気供給源5側で予め設定されている。このとき、マッサージ器10の使用途中には、凹部分25の吐出口27から吐出される空気の圧力が高過ぎる場合や、口腔内のマッサージ対象部位に応じて凹部分25の吐出口27から吐出される空気の圧力を弱める等の調整を行いたい場合が考えられる。しかし、そのような場合であっても、マッサージ器10の使用時は把持部30を把持した状態であるため、空気供給源5側の設定を変更して空気の圧力を低下させることは困難である。このような場合には、分岐口37全体を覆っている蓋部38を操作部39によりスライド移動させて、分岐口37の一部又は全部を開口する。これにより、空気流通路31を流通する空気の一部が分岐口37から外部に排出され、空気供給源5で圧力の設定を変更しなくても、ヘッド20の凹部分25の吐出口27から吐出される空気の圧力を容易に低下させることができる。また、蓋部38を操作して分岐口37の開口面積を変化せることで、空気供給源5側で圧力の設定を変更しなくても、ヘッド20において凹部分25の吐出口27から吐出される空気の圧力を微調整することができる。その結果、マッサージ器10の操作性がより向上する。
[第2実施形態]
第1実施形態のマッサージ器10では、図2及び図7に示されるように、施術部22において凹部分25の基端側の内壁部25aが首部21によって支持されている。この場合、凹部分25の周縁部分28のうち首部21に近い部位は首部21によって振動が規制されることがある。そこで、第2実施形態では、図8に示すように、施術部22の第二面24に首部21の先端側が接続されている。ヘッド20は施術部22が椀状に形成され、施術部22の第一面23に凹部分25が形成されている。第二面24は湾曲しており、第二面24の頂部24aに首部21の先端側が接続されている。第1実施形態の第三面29に相当する面はない。吐出孔26は、首部21及び施術部22の第二面24の内部に亘って形成され、凹部分25の底部25bに吐出口27が設けられる。本構成により、凹部分25の周縁部分28は、全周に亘って施術部22の支持部分である首部21から大きく離間する。その結果、貯留空間Sの圧力変化を受けたとき、周縁部分28は、全周に亘って振動し易くなる。なお、第2実施形態のマッサージ器10の把持部30の構成は、第1実施形態と同様であるため、図及び説明を省略する。
[第3実施形態]
図9に示すように、第3実施形態では、施術部22は、凹部分25が形成された第一面23と、第一面23の裏側に形成された第二面24と、第一面23と第二面24とに挟まれ第一面23と第二面24に垂直な第三面29とを有し、側面視において第二面24が湾曲している。湾曲した第二面24は、首部21よりも下方に膨らんで突出している。また、第二面24は図9の紙面に垂直な方向にも湾曲している。すなわち、第二面24は、球面のように、最も下方に突出した部分から全方向に凸に湾曲している。また、首部21は、施術部22の基端部22aに接続されている。本構成によれば、マッサージ器10は、凹部分25を有する第一面23とは別に、湾曲する第二面24を口腔内粘膜に押し当てることで口腔内粘膜をマッサージすることもできる。すなわち、マッサージ器10は、凹部分25の周縁部分28による第一面23によるマッサージと、湾曲する第二面24によるマッサージとを併用することができる。第二面24を使用してマッサージを行う場合、空気によるマッサージはできないが、湾曲する第二面24を口腔内粘膜に押し付けて刺激を与えるマッサージが可能になる。また、このような構成であれば、マッサージ器10と空気供給源5との接続を解除する等、凹部分25に空気が供給できない状態であっても、第二面24を用いることで口腔内粘膜をマッサージすることもできる。その結果、マッサージ器10は、マッサージ機能を向上させることができる。
[第4実施形態]
図10に示すように、第4実施形態では、施術部22において、凹部分25の周縁部分28が凹部28aと凸部28bとが繰り返される凹凸形状で構成されている。本構成によれば、口腔内粘膜に対して凸部28bによる押圧を行うことができる。これにより、口腔内粘膜に対して周縁部分28の接触面積が減少するので、凸部28bによる押圧力が増すことになり、口腔内粘膜に対し押圧刺激を増大させることができる。
[第4実施形態の変形例]
第4実施形態のヘッド20の変形例について図11を参照して説明する。図11に示すように、本変形例では、ヘッド20は、施術部22において凹部分25の周縁部分28に半球状の凹部28cが所定間隔毎に形成されている。本構成によれば、周縁部分28に凹部28cを設けるだけでよいので、周縁部分28において凹凸形状を容易に形成することができる。また、凹部28cのサイズや凹部28cの配置を適宜変更することで、周縁部分28において口腔内粘膜に当接する部位の面積を容易に調整することができる。
[第5実施形態]
図12に示すように、第5実施形態では、側面視で、施術部22の第一面23が凹部分25の底部25bに近づく方向に湾曲している。すなわち、周縁部分28は、第一面23が平面であるときの仮想線Fを基準とした場合に、凹部分25の底部25b寄りに湾曲する形状である。また、第二面24も、首部21よりも下方に膨らんで突出しており、第3実施形態と同様、球面のように、最も下方に突出した部分から全方向に凸に湾曲している。凹部分25の周縁部分28をこのような形状にすることで、例えば口腔内粘膜において盛り上がった部位等の局所にマッサージを行う場合に、当該局所に凹部分25の周縁部分28を当接させ易くなる。したがって、口腔内粘膜と凹部分25の周縁部分28とによって貯留空間Sを確実に形成することができる。さらに、施術部22は全体として、先端側に向かうにつれて、首部21の延設方向の軸線Xに対して第一面23の側に向けて軸線Xから離れる方向に反る形状で構成されている。こうすると、口腔内の奥側の粘膜等の局所に対してマッサージをするときに、首部21が邪魔にならず、施術部22を当接させ易くなる。また、図示しないが、施術部22は、図12と同じ形状のまま、先端側に向かうにつれて、首部21の延設方向の軸線Xに対して第二面24の側に向けて軸線Xから離れる方向に反る形状であってもよいし、第1実施形態等と同様に、軸線Xに沿う形状であってもよい。
[第6実施形態]
図13及び図14に示すように、第6実施形態では、第5実施形態と異なり、側面視で、施術部22の第一面23が凹部分25の底部25bから離れる方向に湾曲している。すなわち、周縁部分28は、第一面23が平面であるときの仮想線Fを基準とした場合に、凹部分25の底部25bから離間するように湾曲する形状である。一方、第二面24は、首部21よりも下方に膨らんで突出しており、第3実施形態と同様、球面のように、最も下方に突出した部分から全方向に凸に湾曲している。凹部分25の周縁部分28をこのような形状にすると、例えば口腔内粘膜において窪みがある部位等の局所にマッサージを行う際に、当該局所に凹部分25の周縁部分28を当接させ易くなる。これにより、口腔内粘膜の局所に貯留空間Sを形成して口腔内粘膜をマッサージすることができる。
[第7実施形態]
図15及び図16に示すように、第7実施形態では、ヘッド20の施術部22において凹部分25が先端寄りに形成されている。図15に示す例では、施術部22の先端の部分を点A、施術部22の基端の部分を点B、軸線X上で点Aからの距離と点Bからの距離とが等しい位置を点Cで表している(AC=BC)。第一面23には、吐出口27を有し吐出孔26と連通した凹部分25と、吐出孔26とは連通していない第2凹部分40が形成されている。施術部22において凹部分25が先端寄りとは、平面視において、点Cを通って軸線Xに垂直な仮想線Yを引いたときに、仮想線Yよりも点A側にある凹部分25の占有領域の方が仮想線Yよりも点B側にある凹部分25の占有面積よりも大きいことを意味する。本実施形態のように、凹部分25が施術部22の先端寄りに形成されることで、ヘッド20の先端側に凹部分25が配置されることになる。これにより、凹部分25を口腔内の奥側の粘膜等の局所に容易に移動操作して凹部分25の周縁部分28によるマッサージを行うことができる。また、施術部22の先端側を用いて口腔内粘膜の局所を集中的にマッサージすることもできる。その結果、マッサージ器10の操作性が向上する。図15及び図16に示す例では、施術部22には凹部分25と首部21との間に第2凹部分40が形成されている。第2凹部分40は、周縁部分28のうち凹部分25の首部21寄りの部位28eの振動を確保するために設けられている。施術部22は第2凹部分40を設けずに構成してもよい。
〔他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、平面視において、凹部分25が施術部22の先端側が幅広の涙滴形状に形成した例(図4)や、凹部分25が涙滴形状を半分にした形状に形成された例(図15)を示したが、凹部分25の形状は円形でもよく、他の形状であってもよい。
図17に示すように、凹部分25の形状は、例えば三角形状であってもよい。
(2)上記の実施形態では、ヘッド20の全体が変形可能な材料で構成される例を示したが、ヘッド20のうち施術部22のみが変形可能な材料で構成されていてもよく、施術部22の第一面23側のみが変形可能な材料で構成されていてもよい。また、周縁部分28は、凹部分25の開口端に近づくにつれて厚みが減少するように構成してもよい。こうすることで、貯留空間Sの圧力変化を受けた周縁部分28は振動し易くなる。
ヘッド20(施術部22)は、硬質材料(例えばポリプロピレンン、ポリエチレン等の硬質樹脂や金属材料等)で構成されていてもよい。ヘッド20(施術部22)が硬質材料で構成されていると、貯留空間Sの圧力を受けた凹部分25の周縁部分28は変形しない状態で口腔内粘膜から離間するようになる。さらに、例えば頬の裏側のように柔らかい部位に施術部22の周縁部分28を押し当てた際には、変形しないヘッド20(施術部22)よりも貯留空間Sの圧力を受けた口腔内の柔らかい部位の方が凹部分25の周縁部分28から離間する方向に変形し、口腔内の柔らかい部位が振動する。したがって、ヘッド20(施術部22)の材質を変えることで、マッサージ器10は口腔内粘膜に対して異なる振動を付与することもできる。
(3)上記の実施形態では、施術部22に設けられた1つの凹部分25によって施術する例を示したが、凹部分25は複数設けてもよい。その場合には、凹部分25に形成される吐出口27も複数の凹部分25毎に設けられる。
(4)上記の実施形態では、ヘッド20が首部21及び施術部22を有する例を示したが、ヘッド20は施術部22のみで構成されていてもよい。すなわち、ヘッド20は把持部30の先端側に施術部22が直に接続されていてもよい。
(5)上記の実施形態では、把持部30に分岐孔36(分岐口37)を設ける例を示したが、把持部30に分岐孔36(分岐口37)を設けずに構成してもよい。
(6)上記の実施形態では、施術部22の凹部分25において1つの吐出口27を設ける例を示したが、凹部分25には複数の吐出口27を設けてもよい。この場合には、独立した吐出孔26及び吐出口27を複数設けてもよいし、1つの吐出孔26の中途部から分岐した複数の吐出路を設けて各吐出路の先端側を吐出口27にしてもよい。
本発明は、口腔内を広範囲にマッサージする口腔内マッサージ器として広く用いることができる。
1 :歯科用診療装置
10 :口腔内マッサージ器
20 :ヘッド
21 :首部
22 :施術部
22a :基端部
23 :第一面
24 :第二面
24a :頂部
25 :凹部分
26 :吐出孔
27 :吐出口
28 :周縁部分
30 :把持部
31 :空気流通路
32 :基端部
33 :軸孔
35 :外面
36 :分岐孔
37 :分岐口
38 :蓋部
39 :操作部
F :仮想線
S :貯留空間
X :軸線
Y :仮想線

Claims (5)

  1. ヘッドと、前記ヘッドの基端側に接続された把持部と、を備えた口腔内マッサージ器であって、
    前記把持部は、空気供給源に接続可能であり、内部に前記空気供給源から供給される空気が流通可能な空気流通路を有し、
    前記ヘッドは、内方に窪んだ凹部分を含む施術部を有するとともに、前記空気流通路に連通する吐出孔を有し、前記吐出孔は前記凹部分に設けられ前記空気流通路を流通した空気が吐出する吐出口を含んでおり、
    前記施術部における前記凹部分の周縁部分を口腔内粘膜に押し当てることで、前記凹部分と前記口腔内粘膜とは前記吐出口から吐出された空気の貯留空間を形成し、
    前記ヘッドは、前記貯留空間の圧力変化に応じて振動可能に構成され
    前記把持部は前記空気流通路から分岐する分岐孔を有し、前記分岐孔は前記把持部の外面に設けられた開閉可能な分岐口を含んでいる口腔内マッサージ器。
  2. 前記ヘッドの先端側は、前記凹部分の開口部を上方に向けた状態での平面視で湾曲している請求項1に記載の口腔内マッサージ器。
  3. 前記凹部分は、前記凹部分の開口部を上方に向けた状態での平面視において、前記ヘッドの延設方向に沿う前記施術部の長さを二等分するように前記ヘッドの延設方向に対して垂直な仮想線を引いたときに、前記仮想線よりも前記施術部の先端側にある前記凹部分の占有面積が前記仮想線よりも前記施術部の基端側にある前記凹部分の占有面積よりも大きい請求項1又は2に記載の口腔内マッサージ器。
  4. 前記分岐孔は、前記把持部の外面における開口面積を変更可能に構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の口腔内マッサージ器。
  5. 前記施術部は、前記凹部分が形成された第一面と、前記第一面の裏側に形成された第二面とを有し、
    前記第二面が湾曲している請求項1からのいずれか一項に記載の口腔内マッサージ器。
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