JP6770667B2 - プラットホーム構築用部品、及び、プラットホームの構築方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、プラットホームの側方端縁を簡単且つ適切に構築するための方法を実現することである。
これに対して、上記の構成によれば、プラットホームの側壁にアンカーボルトを打ち込む等の作業を要さず、また、プラットホームの側壁において、アンカーボルトを打ち込むのに必要な強度を確保する必要もない。この結果、簡単且つ適切に転落防止部材をプラットホームの側壁に対して取り付けることが可能となる。
また、上記の構成では、ベース部分の骨格部と保持部分の骨格部とがコンクリートによって一体成形されている。このような構成であれば、プラットホーム用構築部品において十分な強度が確保される。
上記の構成であれば、ベース部分と保持部分との間の屈曲部分をプラットホームの側方端縁の角部に合わせる(係合させる)ことで簡単にプラットホーム構築用部品をセットすることが可能となる。
上記の構成では、プラットホーム構築用部品の強度をより向上させることが可能となる。
上記の構成では、ガラス繊維強化セメントによって構成された裏面部が、プラットホームの側方端縁の上部に形成されたモルタル層の表面と対向している。これにより、ベース部分をモルタル層の表面に適切に固着させることが可能となる。
上記の構成では、ベース部分において裏層部が骨格部よりも肉厚となっている。このようにベース部分のうち、プラットホームのモルタル層に接する裏層部をより肉厚にすることで、ベース部分をモルタル層の表面に更に適切に固着させることが可能となる。
固定部分と、該固定部分の端部から前記固定部分に対して直交するように延出した垂下部分とを有し、前記固定部分は、前記側方端縁の上方位置に配置され前記側方端縁の上部に形成された前記モルタル層の表面に対して固定されており、前記垂下部分は、前記固定部分が前記側方端縁の上部に対して固定された状態では下方に垂下して前記モルタル層の側面を覆っていて、前記固定部分及び前記垂下部分は、それぞれ、表層部と該表層部に隣接する骨格部とを有し、前記固定部分の前記骨格部と前記垂下部分の前記骨格部とは、コンクリートによって構成されていて一体化していることにより解決される。
プラットホームの側方端縁、特にその上部には、高さ調整や表面仕上げを目的としてモルタル層が形成されることがある。このようなモルタル層の一部が脱離して線路側に落下すると、鉄道車両の走行に支障を来してしまう。
これに対して、上記の構成によれば、モルタル層の側面(厳密には、線路に面する側面)が覆われるので、モルタル層の一部が線路側に落下するのを適切に防止することが可能となる。
また、上記の構成では、固定部分の骨格部と垂下部分の骨格部とがコンクリートによって一体成形されている。このような構成であれば、プラットホーム用構築部品において十分な強度が確保される。
上記の方法によれば、プラットホームの側方縁端を簡単且つ適切に構築することが可能となる。
(1)型枠内に液状のゲルコートを噴霧してゲルコート層を生成する。
(2)型枠内に成形されたゲルコート層の上にFRP製のシートを敷いてシート層を生成する。
(3)シート層の上にベース部分2形成用のレジンコートを打設する。
(4)未硬化状態のレジンコートの上にGRC製のパネルを載せる。
(5)GRC製のパネルの周囲にレジンコンクリートを打設する。
(6)保持部分3形成用のレジンコートを打設する。
(7)レジンコートを硬化させる。
(8)完成した取り付け具1を型枠から取り外す。
2 ベース部分(一方の部分)
2a 表層部
2b 骨格部
2c 裏層部
2p 凹凸パターン
3 保持部分(他方の部分)
3a 表層部
3b 骨格部
3h ボルト穴
4 屈曲部分
5 ボルト
10 転落防止部材
11 基体部
12 櫛歯部
12a 櫛歯
13 天板部
14 取り付け孔
15 突起
20 ホームドア
21 スペーサ
22 内方線タイル
23 擦り付け用パネル
P プラットホーム
Pc 角部
Pk 躯体
Pm モルタル層
Ps 側壁
Pv 舗装部
S 隙間
T 鉄道車両
Claims (7)
- プラットホームの側方端縁において用いられ、該側方端縁において線路に面する側壁に対して、該側壁と前記線路上の鉄道車両との間の隙間内に人または物が転落するのを防止する転落防止部材を取り付けるプラットホーム構築用部品であって、
ベース部分と、該ベース部分の端部から前記ベース部分に対して直交するように延出した保持部分とを有し、
前記ベース部分は、前記側方端縁の上方位置に配置されて前記側方端縁の上部に形成されたモルタル層の表面に対して固定されており、
前記保持部分は、前記ベース部分が前記モルタル層の表面に対して固定された状態では下方に垂下して前記側壁と対向しており、前記側壁との対向面とは反対側の面にて前記転落防止部材がボルト止めされていることで前記転落防止部材を保持しており、
前記ベース部分及び前記保持部分は、それぞれ、表層部と該表層部に隣接する骨格部とを有し、
前記ベース部分の前記骨格部と前記保持部分の前記骨格部とは、コンクリートによって構成されていて一体化していることを特徴とするプラットホーム構築用部品。 - 前記ベース部分と前記保持部分との間の屈曲部分が前記側方端縁における角部と係合した状態で、前記ベース部分が前記モルタル層の表面に固着されていることを特徴とする請求項1に記載のプラットホーム構築用部品。
- 前記ベース部分の前記表層部と前記保持部分の前記表層部とは、繊維強化プラスチック製のシートによって構成された層を有しており、
前記ベース部分の前記骨格部と前記保持部分の前記骨格部とは、熱硬化性樹脂を結合剤とするレジンコンクリートによって構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプラットホーム構築用部品。 - 前記ベース部分は、前記表層部とは反対側で前記骨格部と隣接する裏層部を有し、
該裏層部は、ガラス繊維強化セメントによって構成されており、前記モルタル層の表面と対向していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプラットホーム構築用部品。 - 前記裏層部の厚みが前記ベース部分の前記骨格部の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のプラットホーム構築用部品。
- プラットホームの側方端縁において、該側方端縁に設けられたモルタル層が線路側に落下するのを防止するプラットホーム構築用部品であって、
固定部分と、該固定部分の端部から前記固定部分に対して直交するように延出した垂下部分とを有し、
前記固定部分は、前記側方端縁の上方位置に配置され前記側方端縁の上部に形成された前記モルタル層の表面に対して固定されており、
前記垂下部分は、前記固定部分が前記側方端縁の上部に対して固定された状態では下方に垂下して前記モルタル層の側面を覆っていて、
前記固定部分及び前記垂下部分は、それぞれ、表層部と該表層部に隣接する骨格部とを有し、
前記固定部分の前記骨格部と前記垂下部分の前記骨格部とは、コンクリートによって構成されていて一体化していることを特徴とするプラットホーム構築用部品。 - プラットホームの側方端縁において線路に面する側壁に対して取り付けられる転落防止部材と、該転落防止部材を取り付けるプラットホーム構築用部品とを用いたプラットホームの構築方法であって、
前記転落防止部材と、互いに交差する向きに延出したベース部分及び保持部分であって、前記ベース部分及び前記保持部分はそれぞれ表層部と該表層部に隣接する骨格部とを有し、前記ベース部分の前記骨格部と前記保持部分の前記骨格部とはコンクリートによって構成されていて一体化している、ベース部分及び保持部分を有する前記プラットホーム構築用部品とを用意し、
前記ベース部分を前記プラットホームの前記側方端縁の上方位置に配置して前記側方端縁の上部に形成されたモルタル層の表面に対して固定し、
前記ベース部分を前記モルタル層の表面に対して固定することにより、前記保持部分を下方に垂下させて前記側壁と対向させ、
前記保持部分の前記側壁との対向面とは反対側の面に、前記転落防止部材をボルト止めにより保持させる、ことを特徴とするプラットホームの構築方法。
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