JP6768721B2 - 消火器 - Google Patents

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Description

本発明は、火工式ガスジェネレータを含む消火器に関する。
消火器は、慣習的に、消火のために、火の領域に搬送される消火剤を包含するタンクの形態である。消火器のいくつかのタイプが、最新技術において知られている。
特に、恒久的に圧力がかけられている消火器が知られている。この消火器には、消火剤を包含する、ガスの圧力がかけられたタンク、または、消火剤が存在するチャンバと連通している、圧力がかけられたガス円筒を備えている。このタイプの消火器では、消火剤または、消火剤を押し出すための推進ガスが、恒久的に圧力下で貯蔵されている。加圧されたガス円筒を有する消火器を使用するためには、ガス円筒は、消火剤を含むチャンバ内に圧力ガスを解放するために、最初に、ユーザによって始動される。次いで、この方法で圧力下に置かれた消火剤が、手動動作により、火の領域に搬送される。
恒久的に圧力がかけられている消火器には、特に、一定数の監視および検証操作(定期的な検量)を必要とするなど、一定の欠点が存在する。さらに、ガスの圧力が温度とともに変化することから、このタイプの消火器の動作は、温度の影響を受けやすい。別の欠点は、消火剤を搬送している間、ガスに関して利用可能な体積が増大し、このため、ガスの圧力が低減され、これにより、消火剤が搬送される量が低減され、結果として、消火器の効率が低減されることである。この欠点を緩和する試みでは、消火剤の搬送の開始時において利用可能な圧力を増大させることが可能である。しかしながら、安全性の理由から、そのような解決策では、寸法を過度に大きくする必要があり、したがって、消火器全体のサイズを増大させ、消火器の費用をも増大させる。
恒久的に圧力がかけられている消火器の代替案として、火工式ガスジェネレータを含む、第2のタイプの消火器が提案されている。火工式ガスジェネレータは、燃焼ガスを提供することを可能にする。この燃焼ガスは、消火剤が存在するチャンバを加圧し、次いで、前記消火剤を火の領域に搬送する役割を果たす。火工式ガスジェネレータを有するそのような消火器は、比較的高い性能を提供し、恒久的に圧力をかける消火器の欠点のいくつかを緩和する役割を果たす。
具体的には、独国実用新案第202006002892号明細書の文献に、圧力がかけられたガスの円筒を利用する、恒久的に圧力がかけられた消火器の構造に比較的近い構造を提供する、火工式ガスジェネレータを有する消火器が開示されている。この文献では、ガスジェネレータは、タンクの一方の端部に位置する手動の打機によって始動し、また、このタンクは、第1のディップチューブを介して、積載された消火剤と連通している。第2のディップチューブは、流出オリフィスと接続されており、消火剤を流出オリフィスに向ける役割を果たす。トリガを有するランスは、流出オリフィスと連通しており、ユーザによって始動された後に、消火剤を外部の環境に搬送することを可能にする。
独国実用新案第202006002892号明細書の文献の消火器により、一定の利点が提供されるが、それでもなお、依然として、特に、そのような消火器の製造のコストを低減するために、その構造を単純化することが望ましい。さらに、消火剤が搬送される量は、そのタイプの消火器では、常に最適というわけではない。
独国実用新案第202006002892号明細書
このため、単純化され、製造コストが低減された構造を提供する、消火器を利用可能とする必要がある。
消火剤を搬送する流量を最適化する消火器を利用可能とすることも必要である。
このため、第1の態様では、本発明は、長手軸に沿って延び、積載された消火剤が内部に存在する貯蔵チャンバを画定する本体と、火工式ガスジェネレータを備えた加圧チャンバと、を備えている消火器であって、加圧チャンバが、火工式ガスジェネレータの流出部を貯蔵チャンバと連通させるように構成された、穴が開けられた壁により、貯蔵チャンバから分けられており、穴が開けられた壁が、貯蔵チャンバの端部を画定しており、消火器が、火工式ガスジェネレータの動作中に、消火剤を消火器の外側に搬送するように構成された排出チャネルを有し、前記排出チャネルが、貯蔵チャンバ内に、穴が開けられた壁から、本体の長手軸に沿って測定した、貯蔵チャンバの長さの半分以下である、ある距離に位置する開口を通って開いている、消火器を提供する。
火工式ガスジェネレータは、貯蔵チャンバ内に、前記ガスジェネレータの流出部および穴が開けられた壁を通って流れ、それにより、貯蔵チャンバを圧力下に置くようになっている、燃焼ガスを提供するように構成されている。排出チャネルは、消火剤を、貯蔵チャンバが燃焼ガスによる圧力下に置かれる結果として、消火器の外部の環境に搬送することを可能にするように構成されている。
本発明の消火器は、第1に、ガスジェネレータを含む区画と、消火剤を含む区画との間が分離されており、第2に、排出チャネルが、貯蔵チャンバの端部に比較的近接している方式で配置されている、特定の構成を提供する。本発明者は、この特定の構成が、有利には、積載された消火剤の大部分、または、重量のほぼすべてさえも、搬送することを可能にする一方、貯蔵チャンバ内でのディップチューブの使用を不要とする、単純化された構造を提供する、高性能の消火器を提供する役割を果たすことに気付いている。結果として、本発明は、特に独国実用新案第202006002892号明細書に記載の消火器に比べ、著しく少ない製造コストを呈する、有効な消火器を提供する。
一実施形態では、消火器は、シールする方式で排出チャネルを閉じる第1のシャッタをもさらに備え得、前記第1のシャッタが、貯蔵チャンバ内の圧力があらかじめ規定された値を超えた際に、消火剤が消火器の外に、排出チャネルを通って出ることを可能にするように構成されている。
上述のように、消火剤が搬送される量は、独国実用新案第202006002892号明細書の文献に教示される種類の消火器を使用する場合、常に最適であるわけではない。本発明者は、手動による始動を使用するこのタイプの消火器が直面し得る問題は、ユーザが流出オリフィスの開口を始動する際に、タンク内の圧力が著しく低減され得ることであることに気付いている。具体的には、火工式ガスジェネレータによって生じたガスが高温であり、このため、タンクを加圧する影響が、ガスの冷却の結果として、冷却ガスを搬送するガスカートリッジを使用する場合に得られる加圧の影響よりも一時的である。したがって、独国実用新案第202006002892号明細書の文献の構造で生じ得るような、始動が手動である結果としての消火剤の放出の遅延は、生じないことが有利である。このため、第1のシャッタを使用する上述の構成は、有利には、消火剤が消火器によって搬送される量を最適化する役割を果たす。この理由は、貯蔵チャンバ内で、所定の圧力の閾値に達するとすぐに、第1のシャッタが自動的に作動して(すなわち、ユーザによるいずれの動作も必要としない)、消火剤が消火器の外に搬送されることを許容するためである。そのような構成は、有利には、消火剤を搬送するために、ガスジェネレータによって生じた過度の圧力を最適に利用する役割を果たし、また、この構成により、タンク内の過度の圧力がすでに著しく低減された瞬間において生じ得る、ユーザの始動の問題を回避している。このため、そのような構成により、有利には、ガスカートリッジに比べ、火工式ガスジェネレータによって得られる利点を最適に利用することが可能になる。この利点は、急激に低下する流量のプロファイルを生じるガスカートリッジとは異なり、ガスの流量に関する適切な時間のプロファイルでガスを生じる能力に関連付けられている。
一実施形態では、穴が開けられた壁は、少なくとも1つの穴を含み得、消火器は、シールする方式で前記少なくとも1つの穴を閉じる第2のシャッタをも含み得、前記第2のシャッタが、ガスジェネレータによって提供される燃焼ガスの圧力の影響下で、前記ガスが貯蔵チャンバ内に、前記少なくとも1つの穴を通って流れることを可能にするように作用するように構成されている。
第2のシャッタの存在は、ガスジェネレータを隔離し、保護するために有利であり、それにより、前記ガスジェネレータが消火剤によって汚染されるのを防止するようになっている。
一実施形態では、開口は、本体の側壁に位置し得る。
一実施形態では、開口と、穴が開けられた壁との間の距離は、貯蔵チャンバの長さの4分の1以下である場合がある。
そのような構成は、有利には、作動時に消火器によって搬送され得る、積載された消火剤の割合をさらに増大させる役割を果たす。
一実施形態では、開口と、穴が開けられた壁との間の距離は、貯蔵チャンバの内径以下である場合がある。
貯蔵チャンバの直径は、貯蔵チャンバの横方向のもっとも大である寸法に対応している。
そのような構成は、有利には、作動時に消火器によって搬送され得る、積載された消火剤の割合をさらに増大させる役割を果たす。
変形形態では、排出チャネルは、加圧チャンバを通っている場合があり、開口は、穴が開けられた壁に位置している場合がある。このため、本発明の実施形態では、開口は、穴が開けられた壁からゼロ距離に位置し得る。
そのような構成は、有利には、積載された消火剤の、特に高い割合を搬送することが可能である消火器を提供する役割を果たす。
特に、加圧チャンバは、穴が開けられた壁と、本体の端部壁との間に位置し得、排出チャネルが、端部壁をも通っている。変形形態では、排出チャネルは、穴が開けられた壁、加圧チャンバ、および、この加圧チャンバの高さの、本体の側壁を通っている。
一実施形態では、(貯蔵チャンバの長さ)/(貯蔵チャンバの内径)の比は、10以下である場合がある。
そのような構成は、有利には、作動時に消火器によって搬送され得る、積載された消火剤の割合をさらに増大させる役割を果たす。
一実施形態では、穴が開けられた壁により、消火器の長手軸周りに分布した複数の穴が提供され得る。
一実施形態では、消火剤は、パウダの形態である場合がある。変形形態では、消火剤は、いくつかの他の形態、たとえば、泡状物質の形態である場合がある。
一実施形態では、ガスジェネレータは、火工装薬を包含する少なくとも1つのハウジングを含み得、前記火工装薬は、貫通チャネルを提供している。
火工装薬内のそのような貫通チャネルの存在は、有利には、前記装薬の燃焼の間、ガスが生成される量を制御し、可能であれば、この量を一定にさえする役割を果たす。
一実施形態では、ガスジェネレータは、複数のハウジングを含み得、これらハウジングの各々は、火工装薬を含んでいる。前記ハウジングは、本体の長手軸周りに配置されている。さらに、ハウジングは、前記ハウジング内に存在する火工装薬を点火するように構成された点火装置の周りに配置され得る。
そのような構成は、有利には、比較的コンパクトなガスジェネレータの構造を提供する役割を果たす。
本発明は、上述の消火器を備える自動車をも提供する。
具体的には、この自動車はバスである場合がある。一実施形態では、消火器は、自動車に組み込まれており、それにより、前記自動車のエンジンで、火災を消すことを可能にするようになっている。
本発明の他の特性および利点は、非限定的な例として与えられ、添付図面を参照する、本発明の特定の実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなる。
本発明の例示的消火器を示す図である。 図1の消火器の長手方向の断面図である。 図1の消火器の細部を示す図である。 図1の消火器の動作を示す図である。 本発明の消火器の別の例を示す図である。 図5の消火器の動作を示す図である。 図1の例で使用可能である火工式ガスジェネレータの変形形態を示す図である。
図1は、本発明の例示的な消火器1を示す図である。この消火器は、長手軸Xに沿って延び、貯蔵チャンバ4を画定する本体2を備えている。この貯蔵チャンバ4内には、積載された消火剤(図示せず)が存在する。図示の例では、消火剤はパウダの形態である。このパウダは、たとえば、クラスA、B、またはCの、消火に有用であることが知られている任意のパウダとすることができる。上述のように、本発明は、泡状物質などの、他の形態の消火剤を使用することを含む。以下に詳細に記載するように、消火剤が密にされていないパウダの形態であることは有利である。本体2は、火工式ガスジェネレータを包含する加圧チャンバ5をも画定する。加圧チャンバ5は、穴が開けられた壁7によって貯蔵チャンバ4から分けられている。壁7は、火工式ガスジェネレータの流出部を貯蔵チャンバ4と連通させるように構成されている。図示の例では、本体2により、回転体、具体的には円筒形状が提供される。当然、本発明は、本体2に関して、そのような形状に限定されない。本体2は、本体2の長手軸Xに沿って延び、貯蔵チャンバ4を囲む側壁2aを備えている。本体の側壁2aは、加圧チャンバ5をも囲んでいる。本体2は、底端壁2bおよび頂端壁2cをも含んでいる。底端壁2bと頂端壁2cとは、本体2を長手方向に画定している。加圧チャンバ5は、穴が開けられた壁7と、本体2の底端壁2bとの間に位置している。貯蔵チャンバ4は、本体2の頂端壁2cと、穴が開けられた壁7との間に位置している。この壁7は、貯蔵チャンバ4の底部を画定している。火工式ガスジェネレータの作動の間に、流動層の形成を増大させることにより、消火器によって搬送される消火剤の量を向上させるために、比
Figure 0006768721
が有利には、10以下、たとえば6以下、たとえば5以下とされ得る。ここで、Dは、貯蔵チャンバ4の内径であり、
Figure 0006768721
は、長手軸Xに沿って測定される貯蔵チャンバの長さである。この比
Figure 0006768721
は、3以上である場合がある。貯蔵チャンバ4の長さ
Figure 0006768721
は、たとえば、45センチメートル(cm)から90cmの範囲にある場合がある。貯蔵チャンバ4の内径Dは、たとえば、10cmから20cmの範囲にある場合がある。たとえば、内径Dは、15cmにほぼ等しい場合がある。
図2は、図1の消火器1の長手軸X上の断面図である。図2は、加圧チャンバ5の構成を詳細に示している。図示のように、加圧チャンバ5は、貯蔵チャンバ4を加圧するために、燃焼ガスを提供するように構成された火工式ガスジェネレータ20を含んでいる。図示の例では、ガスジェネレータ20は、複数のハウジング22を有しており、これらハウジング22の各々は、火工装薬23を含んでいる。ガスジェネレータ20は、ハウジング22内に存在する火工装薬23を点火するように構成された点火装置25をも含んでいる。ガスジェネレータ20は、(図2に示すように)起爆剤の端子に電流を印加することによって電気的に点火することができるか、機械的に点火することができる(衝撃による点火)。機械的点火では、打機が点火装置に衝突する。外周全体の下では、点火用デバイス25の始動により、図示の例では積層されたブロックの形態である中心の装薬27の燃焼をもたらし、それにより、火工装薬23の燃焼、および、燃焼の結果生じるガスの解放をもたらす。ガスジェネレータ20が、その火工装薬を備える単一のハウジングを有することは、本発明の範囲を超えることにはならない。
火工装薬23は、一体構造のブロックの形態である場合があり、場合によっては、以下に詳細に記載するように、少なくとも1つの開いたチャネルを備えている。変形形態では、火工装薬23は、粒状材料の形態である場合がある。当然、一体構造のブロックの形態の、火工装薬の第1の部分と、粒状材料の形態の、火工装薬の第2の部分とを包含する、単一のガスジェネレータを有することが可能である。
消火器1のガスジェネレータ20に使用される火工装薬23は、エアバッグのためのガスジェネレータに通常使用される火工装薬と同じ組成を有する場合がある。当然、火工装薬23は、意図される動作の持続時間に適合する寸法を示す(すなわち、エアバッグのガスジェネレータに使用される火工装薬の寸法よりも大である)。本発明の消火器のガスジェネレータに使用するのに適切である火工品組成は、以下の文献に特に記載されている。米国特許第5608183号明細書、米国特許第6143102号明細書、仏国特許出願公開第2975097号明細書、仏国特許発明第2964656号明細書、仏国特許発明第2950624号明細書、仏国特許発明第2915746号明細書、仏国特許発明第2902783号明細書、仏国特許発明第2899227号明細書、仏国特許発明第2892117号明細書、仏国特許発明第2891822号明細書、仏国特許発明第2866022号明細書、仏国特許発明第2772370号明細書、および仏国特許発明第2714374号明細書。例として、ガスジェネレータは、少なくとも5つの火工装薬23、たとえば、少なくとも10の火工装薬、たとえば、少なくとも20の火工装薬を有する場合がある。
消火器1は、火工式ガスジェネレータ20が動作している際に、消火剤を消火器1の外側に搬送するように構成された排出チャネル12をも提供する。図2に示す例では、チャネル12は加圧チャンバ5および穴が開けられた壁7を通り、貯蔵チャンバ4内に直接開口している。このため、チャネル12は、穴が開けられた壁7に位置する開口12aを通して貯蔵チャンバ4内に開口している。そのような状況下では、開口12aは、穴が開けられた壁からゼロの距離に配置されており、このため、必然的に、貯蔵チャンバの長さの半分以下の距離にある。チャネル12は、本体2の底端壁2bをも通っている。消火器1は、火工式ガスジェネレータが、本体の底端壁2bに位置する流出オリフィス10を通して作動する際に、消火剤を搬送するように構成されている。このため、図2に示す例では、チャネル12は、貯蔵チャンバ4内に開口する、開口12aによって構成された第1の端部と、消火器1の外側に開いた、開口が流出オリフィス10によって構成された第2の端部とを提供する。図示の例では、チャネル12は、本体の長手軸Xに沿って延びている。例として、チャネル12は、20ミリメートル(mm)から40mmの範囲にある直径D1(すなわち、もっとも大である横方向の寸法)を提供し得る。図示されていない変形形態では、流出オリフィスが本体の側壁の、加圧チャンバの高さに存在し、前記オリフィスが同じ方式で、貯蔵チャンバと、加圧チャンバおよび穴が開けられた壁を通るチャネルを介して連通し、貯蔵チャンバ内に直接開口することが可能である。
消火器1は、シールする方式で排出チャネル12を閉じる第1のシャッタ15をも有している。第1のシャッタ15は、貯蔵チャンバ4内の圧力があらかじめ規定された値を超えた際に、消火剤が消火器1の外に、チャネル12を通って出ることを可能にするように構成されている。換言すると、第1のシャッタ15は、第1の構成である場合、消火剤が消火器1の外に外に出ることを防止するように構成されている。第1のシャッタ15は、貯蔵チャンバ4内の圧力があらかじめ規定された値を超えた場合に第2の構成に移行するようにも構成されている。第1のシャッタ15のこの第2の構成では、消火剤が消火器1の外に出ることを可能にしている。例として、第1のシャッタ15は、貯蔵チャンバ4内の圧力があらかじめ規定された値を超えた際に圧力に屈するように構成されたダイアフラムの形態とすることができる。そのような状況下では、例として、第1のシャッタ15は、アルミニウム、または、インコネル(R)タイプの合金で形成されたダイアフラムである場合がある。変形形態では、第1のシャッタ15は、貯蔵チャンバ4内の圧力があらかじめ規定された値を超えた際に、圧力に屈することなく動くように構成され得、それにより、消火剤が、排出チャネル12および流出オリフィス10を通って消火器の外に出ることを可能にしている。そのような状況下では、例として、第1のシャッタ15は、バルブの形態である場合があり、たとえば、バネで負荷されたバルブの形態である。上述のように、第1のシャッタの存在は、ユーザが、消火器の外への消火剤の搬送を始動する必要性を避けるために、有利である。このことは、有利には、消火器によって搬送される消火剤の流れを最適化する役割を果たす。
消火器が、複数の排出チャネルを有し、これらチャネルのいくつかまたはすべてに、上述のように第1のシャッタが設けられていないことは、本発明の範囲を超えることにはならない。消火器がそのような第1のシャッタを有していない場合も、本発明の範囲を超えることにはならない。そのような状況下では、消火器の外への消火剤の搬送は、ユーザによって作動される。
図3は、穴が開けられた壁7をより詳細に示している。穴が開けられた壁7は、火工式ガスジェネレータを、貯蔵チャンバ内に存在する消火剤から分離している。穴が開けられた壁7は、火工式ガスジェネレータの流出部を貯蔵チャンバと連通させるように構成されている。図示のように、例として、穴が開けられた壁7は、火工式ガスジェネレータによって生じる燃焼ガスが貯蔵チャンバ内に流れることを可能にするように構成された、複数の穴8を有するプレートの形態である場合がある。穴が開けられた壁7により、消火器1の本体2の長手軸X周りに分布した複数の穴8が提供されている。図示の例では、穴が開けられた壁を通る燃焼ガスの流れ方向は、本体の長手軸に対しほぼ平行である。一実施形態では、穴8は、ガスジェネレータのためのノズルとして作用する。穴が開けられた壁7は、横方向、たとえば、本体の長手軸に対して垂直に延びている。
穴が開けられた壁7の穴8のいくつかまたはすべては、消火器1を最初に使用する前に、第2のシャッタにより、シールする方式で閉じられ得る。この第2のシャッタは、ガスジェネレータによって生じる燃焼ガスの圧力の影響下では、前記ガスが穴を通って燃焼チャンバ内に流れることを可能にするように構成されている。例として、第2のシャッタは、貯蔵チャンバに位置し、穴が開けられた壁7をカバーし得るか、加圧チャンバ内に位置し得る、ダイアフラムの形態である場合がある。このダイアフラムは、穴が開けられた壁7と接触している場合がある。例として、ダイアフラムは、ポリエチレンテレフタレートなどのプラスチック材料で形成され得るか、火工式ガスジェネレータによる圧力を受けた際のせん断で作用するように、アルミニウムまたはスズのフィルムなどの接着性の金属フィルムなどである場合がある。ダイアフラムは、有利には、穴が開けられた壁7に接着剤で貼り付けられ得る。第2のシャッタは、ガスジェネレータによって生じた燃焼ガスの圧力の影響下で、圧力に屈するのに適切である場合がある。このことは、前記ガスを貯蔵チャンバ内に流すことを可能にすることを目的としている。第2のシャッタの存在は、ガスジェネレータを隔離し、保護するために有利であり、それにより、前記ジェネレータが消火剤によって汚染されるのを防止し、火工装薬(複数の場合もある)の点火にわたり、良好な制御を与える。当然、消火器がそのような第2のシャッタを有していないことは、本発明の範囲を超えることにはならない。
このため、図1から図3に特に示すように、消火器1は、消火剤を流出オリフィスに向けて移送する目的のために、積載された消火剤内に延びるディップチューブを有していない。同様に、消火器1は、積載された消火剤内に延び、ガスジェネレータによって生じる燃焼ガスを積載された消火剤内に移送する役割を果たすディップチューブを有していない。このため、本発明は、有利には、従来技術に比べて低減された構成要素数を提示する消化器を提供する役割を果たし、このため、少なくとも等しい効率を有する、より軽量でより低額の構造を有する。
図1から図3を参照して記載する消火器1の動作を、以下に記載する。
火工式ガスジェネレータの作動により、1つまたは複数の火工装薬を燃焼させ、それにより、燃焼ガスを生じる役割を果たす。コンビネーションガスの圧力の影響下では、第2のシャッタにより、燃焼ガスが、穴が開けられた壁を通って貯蔵チャンバに流れ、消火剤と接触することを可能にする経路が与えられる。こうして、燃焼ガスは、貯蔵チャンバを圧力下に置く役割を果たす。貯蔵チャンバ内では、積載された消火剤が、上述のようにパウダの形態である場合がある。パウダは、有利には、そのパウダの理論上の密度の40%から55%の範囲にある、見かけ上の密度を提供する場合がある。燃焼ガスが貯蔵チャンバ内に通り抜ける場合、パウダの見かけ上の密度のそのような値が、有利には、消火器の外部への消火剤の搬送を向上させる、流動層を形成する役割を果たす。貯蔵チャンバ内の圧力に関し、あらかじめ規定された値に達すると、第1のシャッタが第2の構成となり、消火剤が、排出チャネルおよび流出オリフィスを通って消火器の外に出ることを可能にする。第1のシャッタが第2の構成となる、貯蔵チャンバ内のあらかじめ規定された圧力値は、20バー以上であるか、40バー以上でさえある場合がある。消火剤が消火器の外に排出される間の時間は、たとえば、1秒以上であるか、5秒以上であるか、むしろ10秒以上である場合がある。有利な変形形態では、ガスジェネレータは、第1のシャッタが第2の構成となった後、作動を継続する。このことは、有利には、消火器の外に排出される消火剤の割合を増大させる役割を果たす。変形形態では、ガスジェネレータは、第1のシャッタが第2の構成となった後に、作動を停止する。上述のように、図示の構成は、有利には、流出オリフィスが消火剤でブロックされることを避ける役割を果たし、こうして、消火剤のかなりの部分が消火器の外に排出されることを可能にする。作動時には、消火器は、水平であるか、垂直である場合があり、たとえば、消火器は自動車に取り付けられている場合がある。図4は、図1の消火器がどのように動作するかを、かなり概略的方式で示す図である。貯蔵チャンバ4内に通り抜ける燃焼ガスは、図4中に矢印Iで示されており、消火器1の外にでる消火剤は、矢印Sで示されている。図示の例では、燃焼ガスが貯蔵チャンバ内に通り抜ける方向と、消火剤が消火器の外に出る方向とは、両方とも、本体2の長手軸Xに対しほぼ平行である。
図5は、本発明の変形形態の消火器1’を示す図である。図1に示す消火器1と同じ方式で、消火器1’は、積載された消火剤が存在する貯蔵チャンバ4’と、火工式ガスジェネレータを包含する加圧チャンバ5’とを画定する本体2’を備えている。加圧チャンバ5’は、穴が開けられた壁7’によって貯蔵チャンバ4’から分けられている。壁7’は、火工式ガスジェネレータからの流出部を貯蔵チャンバ4’と連通させるように構成されている。たとえば、図1と同じ方式で、穴が開けられた壁7’により、消火器1’の本体2’の長手軸X’周りに分布した複数の穴8’が提供されている。図1に示す例とは異なり、排出チャネル12’は、本体の側壁2’aを通っている。排出チャネル12’は、貯蔵チャンバ4’内に、穴が開けられた壁7’からdの距離に位置する開口12’aを介して開いている。この距離は、貯蔵チャンバの長さ
Figure 0006768721
の半分以下であるか、むしろこの長さの4分の1以下であるか、それよりさらに短く、または、貯蔵チャンバの内径Dに等しい。図5および図6に示すように、距離は、開口12’aの中心と、穴が開けられた壁7’との間の距離に対応する。図5および図6に示す例では、チャネル12’は、貯蔵チャンバ4’内に開口し、開口12’aによって構成された第1の端部と、消火器1の外側に開口し、流出オリフィス10’によって構成された第2の端部とを有している。図1の実施形態のように、消火器1’は、任意選択的に、第1のシャッタおよび/または第2のシャッタを含み得る。
図5に示す消火器1’の動作を、図6に、かなり概略的に記載する。貯蔵チャンバ4’内に通り抜ける燃焼ガスは、図6中に矢印Iで示されており、消火器1’の外への消火剤の出口は、矢印Sで示されている。図示の例では、燃焼ガスは、本体2’の長手軸X’にほぼ平行な方向に、貯蔵チャンバ内に通り抜け、消火剤は、本体2’の長手軸X’にほぼ垂直な方向Sで、消火器の外に出る。
図7は、図1の例での使用に適する、火工式ガスジェネレータ20’の変形形態を示す図である。ガスジェネレータ20’は、複数のハウジング22を備えており、これらハウジング22の各々は、火工装薬23を含んでいる。ハウジング22は、消火器の本体の長手軸周りに配置されている。図示のように、ハウジング22は、(本体の長手軸に対して垂直に)半径方向に延びている。図7に示す例には、ハウジングの第1のグループが、ハウジングの第2のグループの上に重ねて備えられている。ハウジングの第1のグループは、本体の第1の高さに存在し、ハウジングの第2のグループは、第1の高さとは異なる、本体の第2の高さに存在している。当然、火工式ガスジェネレータが、消火器の本体の長手軸周りに位置する単一のグループのハウジングを有し、前記ハウジングがすべて、本体の同じ高さに存在することは、本発明の範囲を超えることにはならない。図7の例では、ハウジング22は、前記ハウジング内に存在する火工装薬23を点火するように構成された点火装置25周りに位置している。点火装置25は、放射状のオリフィスを提供し、各オリフィスは、火工装薬23に面して配置されている。図7に示すように、点火装置25は、火工式ガスジェネレータ20’の中心部分に存在している。さらに、図7に示すように、火工装薬23のいくつかまたはすべては、開いたチャネル24を提供し得る。各チャネル24は、火工装薬23の2つの対向する端部に開いている。火工装薬を通るそのようなチャネルの存在は、有利には、前記火工装薬の燃焼の間、ガスが生成される量を制御し、場合によって、この量を一定にさえする役割を果たす。図7に示すガスジェネレータ20’は、有利には、空間をほとんど占めない、比較的コンパクトな構造を提供する。当然、変形形態では、チャネル12の存在を避けること、および、図5に示す例の消火器のものと同じタイプの火工式ガスジェネレータを組み込むことは可能である。
「...から...の範囲内にある(lying in the range...to...)」との用語は、各境界を含むものと理解されるものとする。

Claims (15)

  1. 長手軸(X;X’)に沿って延び、積載された消火剤が内部に存在する貯蔵チャンバ(4;4’)を画定する本体(2;2’)と、火工式ガスジェネレータ(20;20’)を備えた加圧チャンバ(5;5’)と、を備えている消火器(1;1’)であって、加圧チャンバ(5;5’)が、火工式ガスジェネレータ(20;20’)の流出部を貯蔵チャンバ(4;4’)と連通させるように構成された、穴が開けられた壁(7;7’)により、貯蔵チャンバ(4;4’)から分けられており、穴が開けられた壁(7;7’)が、貯蔵チャンバ(4;4’)の端部を画定しており、消火器が、火工式ガスジェネレータ(20;20’)の動作中に、消火剤を消火器(1;1’)の外側に搬送するように構成された排出チャネル(12;12’)を有し、
    穴が開けられた壁が、貯蔵チャンバの底部を画定し、前記排出チャネル(12;12’)が、貯蔵チャンバ(4;4’)内に、穴が開けられた壁(7;7’)から、本体の長手軸に沿って測定した、貯蔵チャンバ(4;4’)の長さ
    Figure 0006768721
    の半分以下である、ある距離(d)に位置する開口(12a;12’a)を通って開いており、
    距離(d)が、開口の中心と穴が開けられた壁との間の距離であることを特徴とする、消火器(1;1’)。
  2. シールする方式で排出チャネル(12)を閉じる第1のシャッタ(15)をさらに備え、前記第1のシャッタ(15)が、貯蔵チャンバ(4)内の圧力があらかじめ規定された値を超えた際に、消火剤が消火器の外に、排出チャネル(12)を通って出ることを可能にするように構成されている、請求項1に記載の消火器。
  3. 穴が開けられた壁(7)が少なくとも1つの穴(8)を含み、消火器が、シールする方式で前記少なくとも1つの穴(8)を閉じる第2のシャッタをも含み、前記第2のシャッタが、ガスジェネレータによって生じる燃焼ガスの圧力の影響下で、前記ガスが貯蔵チャンバ(4)内に、前記少なくとも1つの穴(8)を通って流れることを可能にするように作用するように構成されている、請求項1または請求項2に記載の消火器。
  4. 排出チャネル(12)が、加圧チャンバ(5)を通り、開口(12a)が、穴が開けられた壁(7)内に位置している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の消火器。
  5. 加圧チャンバ(5)が、穴が開けられた壁(7)と、本体の端部壁(2b)との間に位置し、排出チャネル(12)が、端部壁(2b)をも通っている、請求項4に記載の消火器。
  6. 開口(12’a)が、本体(2’)の側壁(2’a)内に位置している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の消火器。
  7. 開口(12a;12’a)と穴が開けられた壁(7;7’)との間の距離(d)が、貯蔵チャンバ(4;4’)の長さ
    Figure 0006768721
    の4分の1以下である、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の消火器。
  8. 開口(12a;12’a)と穴が開けられた壁(7;7’)との間の距離(d)が、貯蔵チャンバ(4;4’)の内径(D)以下である、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の消火器。
  9. (貯蔵チャンバ(4;4’)の長さ
    Figure 0006768721
    )/(貯蔵チャンバ(4;4’)の内径(D))の比が、10以下である、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の消火器。
  10. 穴が開けられた壁(7)が、消火器の長手軸(X)周りに分布した複数の穴(8)を提供する、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の消火器。
  11. 消火剤がパウダの形態である、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の消火器。
  12. ガスジェネレータ(20’)が、火工装薬(23)を包含する少なくとも1つのハウジング(22)を含み、前記火工装薬(23)が、貫通チャネル(24)を提供している、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の消火器。
  13. ガスジェネレータ(20’)が、複数のハウジング(22)を含み、各ハウジングが火工装薬(23)を包含し、前記ハウジングが、本体の長手軸(X)周りに配置されている、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の消火器。
  14. ハウジング(22)が、前記ハウジング(22)内に存在する火工装薬(23)を点火するように構成された点火装置(25)周りに配置されている、請求項13に記載の消火器。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の消火器(1;1’)を備える自動車。
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