JP6768476B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図4を用いて説明する。なお、以下の説明において、前後上下左右等の各方向を示す場合には、各図中に示されたそれぞれの方向を指すものとする。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の1列目の右側座席として構成されている。上記シート1は、着座乗員の背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えている。上述したシートバック2は、シートクッション3の後端部に連結されて支持されている。シートクッション3は、左右一対の前後方向に長尺状に延びるスライドレール4を間に介して、車両のフロアパネルF上に連結されて支持されている。
以下、上述した右側の前後端の各レッグ5にワッシャ6が外れ止めされた状態に組み込まれた構成について、図2〜図4を用いて詳しく説明していく。なお、上述した前後端の各レッグ5にワッシャ6が組み込まれたそれぞれの基本構造は、互いに同一のものとなっているため、以下ではこれらを代表して、前側のレッグ5に対するワッシャ6の組み込み構造について詳しく説明することとする。
以上をまとめると、本実施例のシート1は次のような構成とされている。すなわち、シート付属部材(レッグ5)に形成された貫通孔(貫通孔5B)に対して乗物本体(フロアパネルF)に対する締結用のボルト(ボルト8)が通される構成とされた乗物用シート(シート1)であって、シート付属部材(レッグ5)にセットされ、貫通孔(貫通孔5B)に通されるボルト(ボルト8)が貫通孔(貫通孔5B)よりも先に通される通し孔(通し孔6A)を有してボルト(ボルト8)の頭部(頭部8B)をそれよりも広い座面で受け止めるワッシャ(ワッシャ6)と、ワッシャ(ワッシャ6)をシート付属部材(レッグ5)に対して保持する保持構造(樹脂カバー7)と、を有する。貫通孔(貫通孔5B)がボルト(ボルト8)の軸径(ねじ軸8Aの径)よりも大きな孔径を持つ構成とされ、保持構造(樹脂カバー7)がワッシャ(ワッシャ6)を貫通孔(貫通孔5B)の径方向の所定の範囲内において移動可能な状態に保持する構成とされている。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用シートの構成は、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。また、シート付属部材は、スライドレールを乗物本体に締結するためのレッグの他、乗物用シートに付属して設けられる各種のブラケットやフレーム材その他の各種のシート装備品から成るものであってもよい。
2 シートバック
3 シートクッション
4 スライドレール
4A ロアレール
4A1 底面部
4A1a 長孔
4A2 ひれ部
4A3 隙間
4B アッパレール
5 レッグ(シート付属部材)
5A 座面部
5B 貫通孔
5C 引掛孔
5D 差込孔
6 ワッシャ
6A 通し孔
7 樹脂カバー(保持構造)
7A 引掛爪
7B 差込孔
7C 固定ピン
7D 覆い部
7E 開口部
7F 規制リブ
8 ボルト
8A ねじ軸
8B 頭部
11 レッグ
11A 座面部
11B 締結孔
13 ボルト(他のボルト)
13A 頭部
14 位置決めピン
F フロアパネル(乗物本体)
Fa 締結孔
Fb 位置決め孔
Fc ウェルドナット
T 隙間
φ 最大張出径
Claims (5)
- シート付属部材に形成された貫通孔に対して乗物本体に対する締結用のボルトが通される構成とされた乗物用シートであって、
前記シート付属部材にセットされ、前記貫通孔に通される前記ボルトが前記貫通孔よりも先に通される通し孔を有して前記ボルトの頭部をそれよりも広い座面で受け止めるワッシャと、
該ワッシャを前記シート付属部材に対して保持する保持構造と、を有し、
前記貫通孔が前記ボルトの軸径よりも大きな孔径を持つ構成とされ、前記保持構造が前記ワッシャを前記貫通孔の径方向の所定の範囲内において移動可能な状態に保持する構成とされている乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記保持構造が、前記ワッシャを、前記通し孔が前記貫通孔と前記ボルトを通すことができる形に重なる状態に保持する乗物用シート。 - 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記シート付属部材がスライドレールを前記乗物本体に取り付けるためのレッグとして構成され、
前記ボルトが前記スライドレールを該スライドレール内の隙間を通って前記乗物本体に直接締結するための他のボルトと共通部品で構成されている乗物用シート。 - 請求項3に記載の乗物用シートであって、
前記レッグが一対で配設される前記スライドレールのうちの一方を前記乗物本体に取り付けるための構成とされ、
前記他のボルトが前記一対で配設されるスライドレールのうちの他方を前記乗物本体に直接締結するための構成とされている乗物用シート。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記ワッシャが金属製の平座金により構成され、前記保持構造が前記シート付属部材に組み付けられる樹脂製の蓋部材として構成されている乗物用シート。
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JP2016236323A JP6768476B2 (ja) | 2016-12-06 | 2016-12-06 | 乗物用シート |
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Family Applications (1)
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- 2016-12-06 JP JP2016236323A patent/JP6768476B2/ja active Active
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