JP6767611B2 - エアカーテン - Google Patents

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Description

本発明は、エアカーテンに関する。
エアカーテンは、カーテン状の気流により外気を遮断することで、室内の冷暖房した熱を逃げにくくしたり、外部からの埃の侵入を遮断したりするため、食料品店やレストランの出入り口等において使用される。また、エアカーテンでは、遮断効率を高める目的で幅広く均一なカーテン状の気流を送出する目的で、貫流ファンの方式を採用したものが広く普及している(例えば特許文献1参照)。
特開2001−116318号公報
このような従来のエアカーテンにおいては、一般に、電動機(モータ)の出力(回転数)を調整することにより、吹出気流の風量を調整している。
しかしながら、電動機の出力等を変更せずに吹出気流を調整できる具体的な構成は提案されていなかった。
そこで本発明は、電動機の出力等を変更せずに吹出気流を調整できるエアカーテンを提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の一態様に係るエアカーテンは、電動機と、前記電動機の回転軸に固定された羽根車と、前記羽根車によって生成された気流を安定させるスタビライザーとを備えた送風機を有するエアカーテンであって、前記スタビライザーはガイド部と舌部とスロート部とからなり、前記気流は、前記ガイド部、前記舌部、および前記スロート部に沿って流れることにより安定され、前記スタビライザーを可動式にし、前記スタビライザーを動かすことにより、前記ガイド部と前記舌部と前記スロート部とが互いの配置関係を固定した状態で前記気流の風量を増大させた風量増大状態と、前記気流の風量を減少させた風量減少状態とを切り替え可能とし、前記スタビライザーを動かすことにより切り替えられた、前記気流の風量を増大させた風量増大状態においては、前記スロート部に沿って流れる前記気流の風路の幅は、前記舌部から前記スロート部の先端に向かって増大し、前記スタビライザーを動かすことにより切り替えられた、前記気流の風量を減少させた風量減少状態においては、前記スロート部に沿って流れる前記気流の風路の幅は、前記舌部から前記スロート部の先端に向かって一定であるエアカーテンとし、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、電動機を調整しなくても、吹出気流の風量を調整することができるエアカーテンを提供できる。
実施の形態1の送風機の側面断面を示す概略図 同送風機の斜視概略図 実施の形態2の送風機の側面断面を示す概略図 同送風機の斜視概略図 実施の形態3のエアカーテンの側面断面を示す概略図 実施の形態4のエアカーテンの側面断面を示す概略図 実施の形態5の送風機の側面断面を示す概略図
本発明の一態様に係る送風機は、電動機と、前記電動機の回転軸に固定された羽根車と、前記羽根車によって生成された気流を安定させるスタビライザーとを備えた送風機であって、前記スタビライザーはガイド部と舌部とスロート部とからなり、前記気流は、前記ガイド部および前記舌部により安定され、前記スロート部に沿って流れ、吹出気流として吹き出される。前記スタビライザーを可動式にし、前記スタビライザーを動かすことにより、前記気流の風量を増大させた風量増大状態と、前記気流の風量を減少させた風量減少状態とを切り替えるという構成を有する。
この構成によれば、電動機を調整しなくても、送風機の吹出気流の風量を調整することができる。スタビライザーを動かすことにより、吹出気流の風量を容易に調整できるため、用途に合わせて風量を調整できる送風機を得ることができる。すなわち、多くの風量が必要な場合は風量増大状態になるようにスタビライザーを動かし、少ない風量が必要な場合は風量減少状態になるようにスタビライザーを動かすことで、容易に風量調整できる送風機を得ることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1の送風機の側面断面を示す概略図、図2は同送風機の斜視概略図である。
図1および図2に示すように、送風機1はケーシング11と電動機2と羽根車4とスタビライザー5とを備えている。
羽根車4は電動機2の回転軸3に固定されている。羽根車4は例えばシロッコファンを構成する羽根車である。
羽根車4、およびスタビライザー5はケーシング11の内部に設けられる。
スタビライザー5は羽根車4によって生成された気流を安定させるための部材であり、英語ではstabilizerともいう。
スタビライザー5は、ガイド部6、舌部7、およびスロート部8からなる。スロート部は喉部ともいう。
電動機2を運転すると、羽根車4が回転方向13に向かって回転する。羽根車4の回転により吸込口16から空気が吸い込まれる。
吸込口16から吸い込まれた空気は気流となり、ガイド部6、および舌部7によって安定した流れとなり、スロート部8に沿って流れる。その後、この気流は吹出口17から吹出気流18として吹き出される。
本実施例の特徴は、スタビライザー5が可動式であることである。すなわち、スタビライザー5を動かすことにより、多くの吹出気流18が必要な場合は風量増大状態51に切り替え、少ない吹出気流18が必要な場合は風量減少状態52に切り替えることができる。
ここで、風量増大状態51とは、風路の幅61が、風量減少状態52における風路の幅62よりも大きい状態のことをいう。なお、風路の幅61、62は、スロート部8に沿って流れる気流の風路の幅のことである。なお、図1において、風量増大状態51におけるスタビライザー5および後述する操作部9は破線で示している。
このように、スタビライザー5を可動式とすることにより、電動機2の出力(回転数)を調整しなくても、容易に吹出気流18の風量を調整することができる。このため、必要な風量に応じて、用途に合わせて風量を調整できる送風機1を得ることができる。
スタビライザー5は操作部9と接続されていてもよい。この場合、スタビライザー5および操作部9から構成される部材を風量調整部材10とする。
操作部9の一部は、ケーシング11の開口21を介して、ケーシング11から外に向かって突出することが好ましい。
この構成によれば、操作部9を容易に操作できる。操作部9を動かすことで、操作部9に接続されたスタビライザー5も動くこととなり、さらに容易に吹出気流18の風量を調整することができる。
(実施の形態2)
図3は実施の形態2の送風機の側面断面を示す概略図、図4は同送風機の斜視概略図である。図3、図4において、図1及び図2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3および図4に示すように、送風機1は羽根車4’とスタビライザー5と第1ガイダー71と第2ガイダー72によって風路が構成されている送風機である。なお、第1ガイダー71はリアガイダーともいう。また、第2ガイダー72はスタビライザーの機能も有している。
羽根車4’は貫流羽根車であり、送風機1は貫流方式の送風機である。
電動機2を運転すると、羽根車4’が回転方向13に向かって回転する。羽根車4’の回転により生成された気流は、ガイド部6、および舌部7によって安定した流れとなり、スロート部8に沿って流れる。その後、この気流は吹出口17から吹出気流18として吹き出される。
この場合でも実施の形態1と同様に、スタビライザー5を可動式とし、スタビライザー5を動かすことにより、多くの吹出気流18が必要な場合は風量増大状態51に切り替え、少ない吹出気流18が必要な場合は風量減少状態52に切り替えることができる。
なお、操作部9の一部は、第2ガイダー72の開口21から突出する構成としてもよい。
(実施の形態3)
図5は、実施の形態3のエアカーテンの側面断面を示す概略図である。
図5において、図1〜図4と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、エアカーテン31は、取付板33と、背面パネル34と、外郭パネル35とを備えている。
取付板33は、壁面32に備えつけられる。
背面パネル34は、取付板33に取り付けられる。
外郭パネル35は、背面パネル34に固定される。
電動機2、羽根車4’、およびスタビライザー5は背面パネル34と外郭パネル35で囲われた内部に設けられる。
図5において羽根車4’は貫流羽根車である。このため、図2のようなケーシング11は必要ではない。
外郭パネル35の上面35aまたは前面35bに吸込口36を設けている。ここで、上面35aとは前面35bよりも上側の面を言う。
外郭パネル35の下面35cに吹出口37を設けている。ここで、下面35cとは前面35bよりも下側の面を言う。
電動機2を運転すると、羽根車4’(貫流羽根車)が回転し、吸込口36から吸込気流として空気が流入する。流入した空気は、リアガイダー73とスタビライザー5によって安定した流れとなり、カーテン状の吹出気流18となって、吹出口37から下方向39に送出される。
スタビライザー5は可動式であるため、スタビライザー5を動かすことにより、吹出気流18を調整できる。すなわち、図1で説明したように、スタビライザー5を動かすことにより、多くの吹出気流18が必要な場合は風量増大状態51に切り替え、少ない吹出気流18が必要な場合は風量減少状態52に切り替えることができる。
エアカーテン31は、吹出気流18により、埃や虫などの異物を遮蔽することが重要である。風量増大状態51から風量減少状態52寄りに切り替えることにより、吹出気流18の風速を上昇させ、エアカーテン31の遮蔽性能を向上させることができる。
一方、エアカーテン31は、吹出気流18により、熱等を遮蔽することも重要である。熱等を遮蔽するためには、下方向39に吹き出された吹出気流18が床または地面に衝突する程度を考慮する必要がある。これは、床等に衝突して反射する吹出気流18の量が多過ぎても熱等を遮蔽する性能が低下するし、床等に到達する吹出気流18の量が少な過ぎても熱等を遮蔽する性能が低下するからである。
すなわち、吹出気流18の風速が早すぎて、床等に衝突する吹出気流18が多過ぎる場合は、風量減少状態52から風量増大状態51寄りに切り替えて吹出気流18の風速を低下させる。また、吹出気流18の風速が遅すぎて、床等に衝突する吹出気流18が少な過ぎる場合は、風量増大状態51から風量減少状態52寄りに切り替えて吹出気流18の風速を上昇させる。
このように、床等に衝突する吹出気流18の風量を適正な風量に調整することで、熱等を遮蔽する遮蔽性能も向上させることができる。
スタビライザー5は操作部9と接続されて風量調整部材10を構成している。
特に、操作部9の一部は外郭パネル35の下面35cから外へ向かって突出して設けられている。突出した操作部9の一部を操作することで、操作部9を操作して、風量増大状態51と風量減少状態52とを容易に切り替えることができる。(実施の形態4)
図6は、実施の形態4のエアカーテンの側面断面を示す概略図である。
図6において、図1〜図5と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように、エアカーテン41は、取付板33と、外郭パネル35とを備えている。
取付板33は、壁面32に備えつけられる。
外郭パネル35は、取付板33に取り付けられる。
外郭パネル35の上面35aまたは前面35bに吸込口36を設けている。
外郭パネル35の下面35cに吹出口37を設けている。
エアカーテン41は、図1で示したケーシング11付きの送風機1を備えている。
スタビライザー5は操作部9と接続されて風量調整部材10を構成している。
特に、ケーシング11の外へ向かって突出した操作部9の一部は、部分的に、さらに外郭パネル35の下面35cから外へ向かって突出して設けられている。下面35cから突出した操作部9の一部を操作することで、操作部9を操作して、風量増大状態51と風量減少状態52とを容易に切り替えることができる。
(実施の形態5)
図7は、実施の形態5の送風機の側面断面を示す概略図である。
図7において、図1〜図6と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示すように、スタビライザー5の可動方向において、風量増大状態51から風量減少状態52へ向かう方向を一方91、風量減少状態52から風量増大状態51へ向かう方向を他方92とする。
そして、最も一方91の方向にある羽根車4、4’の端部81における接線を端部接線82とする。
この場合、風量減少状態52では、スロート部8の下端8aは、端部接線82よりも一方91の方向に配置され、風量増大状態51では、スロート部8の下端8aは、端部接線82よりも他方92の方向に配置されるという構成にすることが好ましい。
この構成により、風量減少状態52において、羽根車4、4’から発生する風切音をスロート部8により抑制することができる。すなわち、羽根車4、4’から発生する風切音は、吹出口17、37を介して伝わるが、吹出口17、37に到達する風切音をスロート部8により遮ることで、風切音の伝達を抑制することができる。
また、図1に示すように、風量増大状態51において、スロート部8に沿って流れる気流の風路の幅61は、舌部7からスロート部8の先端に向かって増大するという構成にすることが好ましい。
この構成により、風量増大状態51におけるスロート部8近傍において、気流の風速を段階的に低下させることができる。気流の風速を段階的に低下させることで、風切り音を良好に減少させることができる。
また、図1に示すように、風量減少状態52において、スロート部8に沿って流れる気流の風路の幅62は、舌部7からスロート部8の先端に向かって一定であるという構成にすることが好ましい。
この構成により、風量減少状態52におけるスロート部8近傍において、気流の風速を速い状態で安定させることができる。気流の風速を速い状態で安定させることで、直進性の高い吹出気流18を得ることができる。特に、この構成をエアカーテンに適用した場合、直進性の高い吹出気流18により、虫や埃などの異物を遮蔽する遮蔽性能を向上できる。
なお、実施の形態5で説明した構成は、シロッコファンだけではなく、貫流ファン等にも適用できる。
また、図7とは異なり、風量減少状態52において、スロート部8の下端8aは、端部接線82よりも他方92の方向に配置されてもよい。
なお、実施の形態1〜5において、操作部9、ケーシング11等は必須の構成ではない。
以下、実施の形態1〜5について、補足する。
本発明の一態様に係る送風機1は、電動機2と、電動機2の回転軸3に固定された羽根車4と、羽根車4によって生成された気流を安定させるスタビライザー5とを備えた送風機1であって、スタビライザー5はガイド部6と舌部7とスロート部8とからなり、気流は、ガイド部6および舌部7により安定され、スロート部8に沿って流れ、吹出気流18として吹き出される。スタビライザー5を可動式にし、スタビライザー5を動かすことにより、気流の風量を増大させた風量増大状態51と、気流の風量を減少させた風量減少状態52とを切り替えることを特徴とするものである。
この構成により、電動機2を調整しなくても、送風機1の吹出気流18の風量を調整することができる。スタビライザー5を動かすことにより、吹出気流18の風量を容易に調整できるため、用途に合わせて風量を調整できる送風機1を得ることができる。すなわち、多くの風量が必要な場合は風量増大状態51になるようにスタビライザー5を動かし、少ない風量が必要な場合は風量減少状態52になるようにスタビライザー5を動かすことで、容易に風量調整できる送風機1を得ることができる。
また、スタビライザー5および操作部9からなる風量調整部材10を有し、操作部9を動かすことによりスタビライザー5が動くという構成にすることが好ましい。
この構成により、吹出気流18の風量をさらに容易に調整することができる。
また、電動機2および羽根車4を内蔵するケーシング11を有し、スタビライザー5はケーシング11の中に設けられ、操作部9の一部はケーシング11の外へ向かって突出して設けられたという構成にすることが好ましい。
この構成により、ケーシング11を有する場合であっても、吹出気流18の風量を容易に調整できる送風機1を得ることができる。
送風機1を備えたエアカーテン31であって、壁面32に備えつけられる取付板33と、取付板33に取り付けられる背面パネル34と、背面パネル34に固定された外郭パネル35とを備え、電動機2、羽根車4’、およびスタビライザー5は背面パネル34と外郭パネル35で囲われた内部に設けられ、羽根車4’は貫流羽根車であり、外郭パネル35の上面35aまたは前面35bに吸込口36を設け、外郭パネル35の下面35cに吹出口37を設け、操作部9の一部は下面35cから外へ向かって突出して設けられたという構成にすることが好ましい。
この構成により、貫流羽根車から構成される送風機1を搭載したエアカーテン31を得ることができる。特に、操作部9の一部が外郭パネル35の下面35cから外へ向かって突出して設けられているため、容易に操作部9を操作することができる。このため、吹出気流18の風量を容易に調整できるエアカーテン31を得ることができるのである。なお、この構成では、ケーシング11はなくても良い。
また、送風機1を備えたエアカーテン41であって、壁面32に備えつけられる取付板33と、取付板33に取り付けられる外郭パネル35とを備え、外郭パネル35の上面35aまたは前面35bに吸込口36を設け、外郭パネル35の下面35cに吹出口37を設け、ケーシング11の外へ向かって突出した操作部9の一部は、部分的に、さらに下面35cから外へ向かって突出して設けられたという構成にすることが好ましい。
この構成により、ケーシング11を有する送風機1を搭載したエアカーテン41を得ることができる。特に、操作部9の一部は、部分的に、ケーシング11から外へ突出するだけでなく、外郭パネル35の下面35cからも外へ突出しているため、容易に操作部9を操作することができる。このため、吹出気流18の風量を容易に調整できるエアカーテン41を得ることができるのである。
また、風量増大状態51において、スロート部8に沿って流れる気流の風路の幅61は、舌部7からスロート部8の先端に向かって増大するという構成にすることが好ましい。
この構成により、風量増大状態51におけるスロート部8近傍において、気流の風速を段階的に低下させることができる。気流の風速を段階的に低下させることで、風切り音を良好に減少させることができる。この結果、低騒音な送風機或いはエアカーテンを得ることができる。
また、風量減少状態52において、スロート部8に沿って流れる気流の風路の幅62は、舌部7からスロート部8の先端に向かって一定であるという構成にすることが好ましい。
この構成により、風量減少状態52におけるスロート部8近傍において、気流の風速を速い状態で安定させることができる。気流の風速を速い状態で安定させることで、直進性の高い吹出気流18を得ることができる。特に、この構成をエアカーテンに適用した場合、直進性の高い吹出気流18により、虫や埃などの異物を遮蔽する遮蔽性能を向上できる。
以上、本発明に係る送風機またはエアカーテンについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明に係る送風機は、エアカーテン等に使用される送風機等としても有用である。
1 送風機
2 電動機
3 回転軸
4 羽根車
4’ 羽根車
5 スタビライザー
6 ガイド部
7 舌部
8 スロート部
8a 下端
9 操作部
10 風量調整部材
11 ケーシング
13 回転方向
16 吸込口
17 吹出口
18 吹出気流
21 開口
31 エアカーテン
32 壁面
33 取付板
34 背面パネル
35 外郭パネル
35a 上面
35b 前面
35c 下面
36 吸込口
37 吹出口
39 下方向
41 エアカーテン
51 風量増大状態
52 風量減少状態
61 幅
62 幅
71 第1ガイダー
72 第2ガイダー
73 リアガイダー
81 端部
82 端部接線
91 一方
92 他方

Claims (5)

  1. 電動機と、前記電動機の回転軸に固定された羽根車と、前記羽根車によって生成された気流を安定させるスタビライザーとを備えた送風機を有するエアカーテンであって、
    前記スタビライザーはガイド部と舌部とスロート部とからなり、
    前記気流は、前記ガイド部、前記舌部、および前記スロート部に沿って流れることにより安定され、
    前記スタビライザーを可動式にし、
    前記スタビライザーを動かすことにより、前記ガイド部と前記舌部と前記スロート部とが互いの配置関係を固定した状態で前記気流の風量を増大させた風量増大状態と、前記気流の風量を減少させた風量減少状態とを切り替え可能とし、
    前記スタビライザーを動かすことにより切り替えられた、前記気流の風量を増大させた風量増大状態においては、前記スロート部に沿って流れる前記気流の風路の幅は、前記舌部から前記スロート部の先端に向かって増大し、
    前記スタビライザーを動かすことにより切り替えられた、前記気流の風量を減少させた風量減少状態においては、前記スロート部に沿って流れる前記気流の風路の幅は、前記舌部から前記スロート部の先端に向かって一定であることを特徴とするエアカーテン。
  2. 前記スタビライザーおよび操作部からなる風量調整部材を有し、
    前記操作部を動かすことにより前記スタビライザーが動くことを特徴とする請求項1に記載のエアカーテン。
  3. 前記電動機および前記羽根車を内蔵するケーシングを有し、
    前記スタビライザーは前記ケーシングの中に設けられ、
    前記操作部の一部は前記ケーシングの外へ向かって突出して設けられたことを特徴とする請求項2に記載のエアカーテン。
  4. 壁面に備えつけられる取付板と、
    前記取付板に取り付けられる背面パネルと、
    前記背面パネルに固定された外郭パネルとを備え、
    前記電動機、前記羽根車、および前記スタビライザーは前記背面パネルと前記外郭パネル
    で囲われた内部に設けられ、
    前記羽根車は貫流羽根車であり、
    前記外郭パネルの上面または前面に吸込口を設け、
    前記外郭パネルの下面に吹出口を設け、
    前記操作部の一部は前記下面から外へ向かって突出して設けられたことを特徴とする請求項2記載のエアカーテン。
  5. 壁面に備えつけられる取付板と、
    前記取付板に取り付けられる外郭パネルとを備え、
    前記外郭パネルの上面または前面に吸込口を設け、
    前記外郭パネルの下面に吹出口を設け、
    前記ケーシングの外へ向かって突出した前記操作部の一部は、部分的に、さらに前記下面から外へ向かって突出して設けられたことを特徴とする請求項3記載のエアカーテン。
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