JP6766982B2 - Elevator maintenance work support device - Google Patents
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Description
本発明は、エレベーターの保守作業支援装置に関する。 The present invention relates to an elevator maintenance work support device.
特許文献1に保守作業支援装置の例が記載されている。保守作業支援装置は、発生した異常の情報および当該異常に対する処置の情報を過去の事例として記憶する。保守作業支援装置は、入力されるデータとの相関に基づいて、過去の事例に優先度を設定する。
しかしながら、特許文献1に記載の保守作業支援装置は、処置の正確性を考慮しない。このため、一時的に復旧した後に類似する故障が再発する可能性の高い処置に高い優先度を設定しうる。
However, the maintenance work support device described in
本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、処置の正確性を考慮して処置の優先度を設定できるエレベーターの保守作業支援装置を提供することである。 The present invention has been made to solve such a problem. An object of the present invention is to provide an elevator maintenance work support device capable of setting the priority of treatment in consideration of the accuracy of treatment.
本発明に係るエレベーターの保守作業支援装置は、故障の情報および当該故障に対する処置の情報を記憶する履歴記憶部と、入力されるデータが表す故障に類似する故障を履歴記憶部から検索する検索部と、検索部に検索される故障について、当該故障の後から予め定められた期間の内に当該故障に類似する故障が発生した割合を表す再発率を、当該故障に対する処置ごとに算出する算出部と、算出部が処置ごとに算出する再発率に基づいて、データが表す故障に対する処置の優先度を設定する優先度設定部と、を備える。 The maintenance work support device for an elevator according to the present invention has a history storage unit that stores failure information and information on measures for the failure, and a search unit that searches the history storage unit for a failure similar to the failure represented by the input data. A calculation unit that calculates the recurrence rate, which represents the rate of occurrence of failures similar to the failure within a predetermined period after the failure, for each failure searched by the search unit. And a priority setting unit for setting the priority of the treatment for the failure represented by the data based on the recurrence rate calculated by the calculation unit for each treatment.
本発明によれば、優先度設定部は、処置ごとの再発率に基づいて処置の優先度を設定する。これにより、処置の正確性を考慮して処置の優先度を設定できる。 According to the present invention, the priority setting unit sets the priority of treatment based on the recurrence rate for each treatment. As a result, the priority of the treatment can be set in consideration of the accuracy of the treatment.
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。 A mode for carrying out the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In each figure, the same or corresponding parts are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be appropriately simplified or omitted.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る保守作業支援装置の構成図である。
FIG. 1 is a configuration diagram of a maintenance work support device according to the first embodiment.
保守作業支援装置1は、エレベーター2に適用される。
The maintenance
エレベーター2は、建物3に設けられる。
The
建物3は、複数の階を有する。昇降路4は、建物3の各階を貫く。複数の乗場5の各々は、建物3の各階に設けられる。複数の乗場5の各々は、昇降路4に対向する。複数の乗場5の各々は、乗場扉6を備える。
エレベーター2は、かご7と、釣合オモリ8と、巻上機9と、主ロープ10と、を備える。
The
かご7は、昇降路4の内部において図示しないガイドレールに沿って昇降しうるように設けられる。かご7は、かご扉11を備える。かご扉11は、かご7が複数の階のいずれかに停止している場合に、乗場扉6を連動させて開閉しうるように構成される。釣合オモリ8は、昇降路4の内部において図示しないガイドレールに沿って昇降しうるように設けられる。巻上機9は、昇降路4の上部に設けられる。主ロープ10は、巻上機9に巻き掛けられる。主ロープ10は、両端部がかご7および釣合オモリ8にそれぞれ保持される。
The car 7 is provided inside the
端末装置12は、保守員13に所持される。
The
保守作業支援装置1は、入力部101と、履歴記憶部102と、検索部103と、判定部104と、属性記憶部105と、分類部106と、算出部107と、優先度設定部108と、出力部109と、を備える。
The maintenance
入力部101は、故障データが入力されうるように、通信回線14を通じて端末装置12に接続される。通信回線14は、例えばインターネット回線である。故障データは、エレベーター2に発生する故障を表すデータである。故障データは、故障の種類および状況などの情報を含む。故障データは、例えば保守員13によって端末装置12から入力される。故障データは、例えば故障の種類ごとに設定される故障コードまたは自由記述のテキストを含む。
The
履歴記憶部102は、故障履歴データベースを記憶しうるように構成される。故障履歴データベースは、故障履歴データを格納するデータベースである。故障履歴データは、過去に発生した故障の情報と、当該故障に対する処置の情報と、を含むデータである。
The
検索部103は、故障データを取得しうるように入力部101に接続される。検索部103は、故障履歴データベースにアクセスしうるように履歴記憶部102に接続される。検索部103は、故障履歴データベースから故障データに対応する類似故障データテーブルを検索によって取得しうるように構成される。類似故障データテーブルは、対応する故障データの類似故障データを複数含むデータテーブルである。類似故障データは、故障データが表す故障に類似する故障の情報と、当該類似する故障に対する処置の情報と、を含むデータである。
The
判定部104は、類似故障データテーブルを取得しうるように検索部103に接続される。判定部104は、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの各々について、再発の有無を判定しうるように構成される。再発の有無は、故障に対する処置の後から再発判定期間の内に当該故障に類似する故障が発生したか否かを表す値である。類似故障データは、再発の有無の値を含む。再発判定期間は、判定部104に対して予め定められた期間である。
The
属性記憶部105は、エレベーター属性データベースを記憶しうるように構成される。エレベーター属性データベースは、エレベーター属性データを格納するデータベースである。エレベーター属性データは、エレベーター2の属性の情報を含むデータである。
The
分類部106は、類似故障データの各々について再発の有無が判定された類似故障データテーブルを取得しうるように、判定部104に接続される。分類部106は、エレベーター属性データベースにアクセスしうるように属性記憶部105に接続される。分類部106は、類似故障データテーブルとエレベーター属性データベースとから結合データテーブルを生成しうるように構成される。結合データテーブルは、結合データを複数含むデータテーブルである。結合データは、類似故障データと、当該類似故障データが含む故障が発生したエレベーター2のエレベーター属性データと、が結合されたデータである。分類部106は、結合データテーブルによって、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの各々をエレベーター2の属性に対応するグループに分類しうるように構成される。
The
算出部107は、グループに分類された複数の類似故障データの各々を取得しうるように、分類部106に接続される。算出部107は、類似故障データに含まれる再発の有無の値に基づいて、再発率を処置ごとに算出しうるように構成される。
The
優先度設定部108は、処置ごとに算出された再発率を表すデータを取得しうるように、算出部107に接続される。優先度設定部108は、処置の優先度を再発率に基づいて設定しうるように構成される。
The
出力部109は、設定された処置の優先度を表すデータを取得しうるように、優先度設定部108に接続される。出力部109は、処置および当該処置に設定された優先度を表すデータを送信しうるように、通信回線14を通じて端末装置12に接続される。
The
エレベーター2の通常運転において、主ロープ10は、巻上機9に駆動されて移動する。かご7と釣合オモリ8とは、主ロープ10の移動に追従して昇降する。かご7は、昇降路4の内の昇降によって利用者からの呼びに応答する。かご7は、乗場5が設けられる階に停止する。乗場扉6は、かご扉11に連動して開く。エレベーター2の利用者は、乗場5からかご7に乗車または降車する。
In the normal operation of the
エレベーター2に故障が発生する場合に、保守員13は、端末装置12を通じて故障データを保守作業支援装置1に入力する。保守作業支援装置1は、故障データが表す故障に類似する故障の再発率に基づいて処置に優先度を設定する。保守作業支援装置1は、処置および当該処置に設定された優先度を表すデータを端末装置12に出力する。端末装置12は、設定された優先度に応じて処置を保守員13に提示する。
When a failure occurs in the
続いて、図2を用いて故障履歴データを説明する。
図2は、実施の形態1に係る故障履歴データベースの例を示す図である。Subsequently, the failure history data will be described with reference to FIG.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a failure history database according to the first embodiment.
故障履歴データは、故障の情報として、例えば、当該故障が発生したエレベーター2を識別する情報と、故障発生日時と、故障コードと、故障状況と、を含む。エレベーター2を識別する情報は、例えば建物番号および号機番号である。建物番号は、1つ以上の建物3の各々を識別する番号である。号機番号は、建物3に設けられる1つ以上のエレベーター2の各々を識別する番号である。故障発生日時は、故障が発生した日時である。故障コードは、故障の種類ごとに設定されるコードである。故障状況は、故障の状況を表す自由記述のテキストである。また、故障履歴データは、所定期間の間に同一のエレベーターで同一故障が発生したことを表す再発データを含んでもよい。再発データは、再発の状況を表すコードまたは自由記述のテキストのデータである。
The failure history data includes, for example, information for identifying the
故障履歴データは、処置の情報として、例えば、処置コードと、処置内容と、を含む。処置コードは、処置の種類ごとに設定されるコードである。処置内容は、処置の内容を表す自由記述のテキストである。 The failure history data includes, for example, a treatment code and a treatment content as treatment information. The action code is a code set for each type of action. The action content is a free text that describes the action content.
続いて、図3を用いてエレベーター属性のデータを説明する。
図3は、実施の形態1に係るエレベーター属性データベースの例を示す図である。Subsequently, the elevator attribute data will be described with reference to FIG.
FIG. 3 is a diagram showing an example of an elevator attribute database according to the first embodiment.
エレベーター属性データは、エレベーター2を識別する情報として、例えば、建物番号および号機番号を含む。エレベーター属性データは、属性の情報として、例えば機種、戸閉方式および竣工年数を含む。
The elevator attribute data includes, for example, a building number and a unit number as information for identifying the
続いて、図4を用いて類似故障データを説明する。
図4は、実施の形態1に係る類似故障データテーブルの例を示す図である。Subsequently, similar failure data will be described with reference to FIG.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a similar failure data table according to the first embodiment.
図4には、図2の故障履歴データベースから取得される類似故障データテーブルが例として示される。この例において、類似故障データテーブルが対応する故障データは、故障状況「戸開閉不良」の故障に類似する故障を表す。 FIG. 4 shows, as an example, a similar failure data table acquired from the failure history database of FIG. In this example, the failure data corresponding to the similar failure data table represents a failure similar to the failure of the failure status "door open / close failure".
類似故障データテーブルは、対応する故障データが表す故障に類似する故障として、故障状況「戸開閉不良」の故障の類似故障データを含む。類似故障データは、故障履歴データに含まれる情報と、再発の有無の値と、を含む。 The similar failure data table includes similar failure data of the failure of the failure status "door opening / closing failure" as a failure similar to the failure represented by the corresponding failure data. Similar failure data includes information included in the failure history data and a value of presence / absence of recurrence.
続いて、図5を用いて結合データを説明する。
図5は、実施の形態1に係る結合データテーブルの例を示す図である。Subsequently, the combined data will be described with reference to FIG.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a join data table according to the first embodiment.
図5には、図4の類似故障データテーブルと図3のエレベーター属性データベースとから生成された結合データテーブルが例として示される。 FIG. 5 shows, as an example, a join data table generated from the similar failure data table of FIG. 4 and the elevator attribute database of FIG.
結合データは、エレベーター2を識別する情報をキーとしてエレベーター属性データベースから取得されたエレベーター属性データが類似故障データに結合されたデータである。
The combined data is data in which the elevator attribute data acquired from the elevator attribute database is combined with similar failure data using the information for identifying the
例えば、建物番号「1234567」および号機番号「001」で識別されるエレベーター2で発生した故障の類似故障データに、当該エレベーター2の属性として機種「A」、戸閉方式「CO」、竣工年数「10」が付加される。当該エレベーター2で発生した故障の類似故障データが複数ある場合は、当該複数の類似故障データの各々に属性の情報が付加される。同様に、建物番号「2345678」および号機番号「001」で識別されるエレベーター2で発生した故障の類似故障データに、当該エレベーター2の属性として機種「B」、戸閉方式「2S」、竣工年数「6」が付加される。
For example, in the similar failure data of the failure that occurred in the
続いて、図6を用いて保守作業支援装置1の機能を説明する。
図6は、実施の形態1に係る保守作業支援装置におけるデータの処理の例を示す図である。Subsequently, the function of the maintenance
FIG. 6 is a diagram showing an example of data processing in the maintenance work support device according to the first embodiment.
保守員13は、端末装置12を通じて、故障データを入力部101に入力する。この例において、故障コード「F001」および故障状況「戸開閉不良」である故障が、機種「A」、戸閉方式「CO」および竣工年数「4」であるエレベーターにおいて発生している。
The
検索部103は、入力部101から故障データを取得する。検索部103は、故障履歴データベースから故障データに対応する類似故障データテーブルを検索によって取得する。検索部103は、例えば複数の故障の故障コードが一致する場合に当該複数の故障が類似するものとして、類似故障データの検索を行う。
The
判定部104は、検索部103から類似故障データテーブルを取得する。判定部104は、取得した類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの各々について、再発の有無を判定する。
The
判定部104は、例えば次のように再発の有無を判定する。判定部104は、類似故障データテーブルに含まれる全ての類似故障データの再発の有無の値を「無」とすることによって、再発の有無の値を初期化する。判定部104は、類似故障データテーブルの中で、故障発生日時の間隔が再発判定期間を超えない一対の類似故障データを探索する。探索された一対の類似故障データの各々が表す故障が同じエレベーターで発生した故障である場合に、判定部104は、当該一対の類似故障データのうち故障発生日時が早い方の再発の有無の値を「有」とする。ここで、判定部104は、時以下の単位を切り捨てることで、日単位として故障発生日時の間隔を計算する。再発判定期間は、kを整数としてk日である。また、故障履歴データに再発データが含まれる場合、判定部104は、再発を示すコードまたはテキストの有無を探索することで再発の有無を判定する。
The
分類部106は、再発の有無が判定された類似故障データテーブルを判定部104から取得する。分類部106は、取得した類似故障データテーブルとエレベーター属性データベースとから結合データテーブルを生成する。分類部106は、結合データテーブルによって、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの各々をエレベーター2の属性に対応するグループに分類する。
The
分類部106は、例えば次のように複数の類似故障データの各々を分類する。
The
分類部106は、グループリストを持つ。グループリストは、グループを格納するリストである。グループリストは、初期状態が空のリストである。グループは、使用属性リストを持つ。使用属性リストは、当該リストを持つグループの分類にすでに使われたエレベーター2の属性のリストである。
The
分類部106は、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの全体を、1つの未分類のグループとしてグループリストに格納する。当該グループは、空の使用属性リストを持つ。
The
分類部106は、グループリストが未分類のグループを含まなくなるまで、次の処理を繰り返す。分類部106は、グループリストから未分類のグループを1つ取り出す。分類部106は、取り出したグループの使用属性リストに含まれない属性の中から、分類属性を1つ探索する。分類属性は、取り出したグループを当該分類属性によって複数のサブグループに分類した場合に、当該複数のサブグループの間で再発率に有意な差がある属性である。ここで、再発率は、複数のサブグループの各々に含まれる類似故障データの再発の有無の値に基づいて算出される。分類部106は、複数のサブグループの各々が持つ使用属性リストを、取り出したグループの使用属性リストに分類属性を追加したリストとする。分類部106は、複数のサブグループの各々を未分類のグループとしてグループリストに追加する。一方、分類属性が探索されない場合に、分類部106は、取り出したグループを分類済みのグループとしてグループリストに戻す。
The
ここで、分類部106は、「サブグループの再発率の間に有意な差がない」とする帰無仮説の有意確率であるp値によって、サブグループの間で再発率に有意な差があるかを判定する。分類部106は、取り出したグループの使用属性リストに含まれない属性のそれぞれについて、p値を算出する。分類部106は、p値が有意水準より低い属性の中から、p値が最も低い属性を分類属性とする。p値が有意水準より低い属性がない場合に、分類部106は、分類属性が探索されなかったと判定する。分類部106は、分類属性によって分類した複数のサブグループのうち、再発率に有意な差がないサブグループを統合する。
Here, the
この例において、分類部106による分類をより具体的に説明する。分類部106は、500件の類似故障データテーブルを取得する。分類部106は、結合データテーブルを生成する。分類部106は、500件の結合データを含む未分類のグループを親グループとしてグループリストに格納する。親グループの使用属性リストは、空である。
In this example, the classification by the
分類部106は、グループリストから親グループを取り出す。分類部106は、親グループの使用属性リストに含まれない属性の中から、分類属性を探索する。戸閉方式についてのp値が有意水準および他の属性についてのp値よりも低い場合に、分類部106は、戸閉方式を分類属性と判定する。分類部106は、戸閉方式によって、親グループを「CO」、「2S」などのサブグループに分類する。戸閉方式が「CO」および「2S」以外のサブグループの再発率に統計的に有意な差がない場合に、分類部106は、「CO」および「2S」以外のサブグループを「その他」のサブグループとして統合する。分類部106は、戸閉方式が「CO」の200件の結合データを含むサブグループを、未分類のグループとしてグループリストに格納する。分類部106は、戸閉方式が「2S」の200件の結合データを含むサブグループを、未分類のグループとしてグループリストに格納する。分類部106は、戸閉方式が「その他」の100件の結合データを含むサブグループを、未分類のグループとしてグループリストに格納する。これらのグループが持つ使用属性リストは、戸閉方式を含む。
The
分類部106は、グループリストから戸閉方式が「CO」のグループを取り出す。分類部106は、使用属性リストに含まれる戸閉方式を除く属性の中から、機種を分類属性として判定する。分類部106は、機種によって、取り出したグループを「A」、「B」、「C」および「その他」のサブグループに分類する。分類部106は、戸閉方式が「CO」、機種が「A」の50件の結合データを含むサブグループを、未分類のグループとしてグループリストに格納する。当該グループが持つ使用属性リストは、戸閉方式および機種を含む。分類部106は、同様に機種が「B」、「C」および「その他」のサブグループを未分類のグループとしてグループリストに格納する。
The
分類部106は、グループリストから戸閉方式が「2S」のグループを取り出す。分類部106は、使用属性リストに含まれる戸閉方式を除く属性の中から、竣工年数を分類属性として判定する。分類部106は、竣工年数によって、取り出したグループを「5年以下」、「6年以上」のサブグループに分類する。分類部106は、戸閉方式が「CO」、竣工年数が「5年以下」の120件の結合データを含むサブグループを、未分類のグループとしてグループリストに格納する。当該グループが持つ使用属性リストは、戸閉方式および竣工年数を含む。分類部106は、同様に竣工年数が「6年以上」のサブグループを未分類のグループとしてグループリストに格納する。
The
分類部106は、グループリストから戸閉方式が「その他」のグループを取り出す。分類部106は、使用属性リストに含まれる戸閉方式を除く属性の中から、分類属性を探索する。使用属性リストに含まれる戸閉方式を除く属性の中に当該属性による分類についてのp値が有意水準より低い属性がない場合に、分類部106は、分類属性が探索されなかったと判定する。分類部106は、戸閉方式が「その他」の100件の結合データを含むサブグループを、分類済みのグループとしてグループリストに戻す。
The
分類部106は、グループリストが未分類のリストを含まなくなるまで、エレベーター2の属性によるグループの階層的な分類を繰り返す。
The
算出部107は、グループに分類された複数の類似故障データの各々を分類部106から取得する。算出部107は、故障が発生したエレベーター2の属性に対応するグループを検索する。算出部107は、検索されたグループについて、処置ごとに再発率を算出する。再発率は、故障件数に対する再発件数の割合である。故障件数は、グループに含まれるデータの件数である。再発件数は、グループに含まれるデータのうち、再発の有無の値が「有」であるデータの件数である。算出部107は、再発率に有意な差がない場合にも、処置ごとに再発率を算出する。
The
この例において、戸閉方式が「CO」であり、機種が「A」であるグループが検索される。算出部107は、検索されたグループにおいて処置「点検」が行われた故障の20件について、再発件数を50%として算出する。同様に、算出部107は、検索されたグループにおいて処置「基板交換」が行われた故障の10件について、再発件数を0%として算出する。
In this example, a group whose door closing method is "CO" and whose model is "A" is searched. The
優先度設定部108は、処置ごとに算出された再発率を表すデータを算出部107から取得する。優先度設定部108は、再発率の小さい処置から順に、高い優先度を設定する。優先度設定部108は、優先度の低い下位の処置を「その他」として統合する。
The
この例において、優先度設定部108は、処置「基板交換」に最も高い優先度を設定する。優先度設定部108は、処置「点検」に次に高い優先度を設定する。
In this example, the
出力部109は、設定された処置の優先度を表すデータを優先度設定部108から取得する。出力部109は、処置および当該処置に設定された優先度を表すデータを端末装置12に送信する。
The
端末装置12は、処置を優先度の順に表示することによって、優先度の高い処置を保守員13に提示する。
The
続いて、図7から図9を用いて保守作業支援装置1の動作を説明する。
図7は、実施の形態1に係る保守作業支援装置の動作の例を示すフローチャートである。図8は、実施の形態1に係る判定部の動作の例を示すフローチャートである。図9は、実施の形態1に係る分類部の動作の例を示すフローチャートである。Subsequently, the operation of the maintenance
FIG. 7 is a flowchart showing an example of the operation of the maintenance work support device according to the first embodiment. FIG. 8 is a flowchart showing an example of the operation of the determination unit according to the first embodiment. FIG. 9 is a flowchart showing an example of the operation of the classification unit according to the first embodiment.
図7には、保守作業支援装置1の全体の動作が示される。
FIG. 7 shows the overall operation of the maintenance
ステップS101において、入力部101は、故障データを取得する。その後、保守作業支援装置1の動作は、ステップS102に進む。
In step S101, the
ステップS102において、検索部103は、故障データに対応する類似故障データテーブルを検索によって取得する。その後、保守作業支援装置1の動作は、ステップS103に進む。
In step S102, the
ステップS103において、判定部104は、類似故障データテーブルの類似故障データの各々について、再発の有無を判定する。その後、保守作業支援装置1の動作は、ステップS104に進む。
In step S103, the
ステップS104において、分類部106は、類似故障データテーブルとエレベーター属性データベースとから結合データテーブルを生成する。その後、保守作業支援装置1の動作は、ステップS105に進む。
In step S104, the
ステップS105において、分類部106は、結合データテーブルによって、複数の類似故障データの各々をエレベーター2の属性に対応するグループに分類する。その後、保守作業支援装置1の動作は、ステップS106に進む。
In step S105, the
ステップS106において、算出部107は、故障が発生したエレベーター2の属性に対応するグループに含まれる類似故障について、処置ごとに再発率を算出する。その後、保守作業支援装置1の動作は、ステップS107に進む。
In step S106, the
ステップS107において、優先度設定部108は、算出された再発率に基づいて、故障に対する処置の優先度を設定する。その後、出力部109は、処置および当該処置に設定された優先度を表すデータを送信する。その後、保守作業支援装置1の動作は、終了する。
In step S107, the
図8には、図7のステップS103における判定部104の動作が示される。
FIG. 8 shows the operation of the
ステップS201において、判定部104は、m件の類似故障データを含む類似故障データテーブルを取得する。その後、判定部104は、類似故障データテーブルの再発の有無の値を初期化する。その後、判定部104の動作は、ステップS202に進む。
In step S201, the
ステップS202において、判定部104は、類似故障データテーブルを故障発生日時によって昇順に並べ替える。その後、判定部104の動作は、ステップS203に進む。
In step S202, the
ステップS203において、判定部104は、ループ変数iに0を代入する。その後、判定部104の動作は、ステップS204に進む。
In step S203, the
ステップS204において、判定部104は、i<mであるかを判定する。判定結果がYesである場合に、判定部104の動作は、ステップS205に進む。判定結果がNoである場合に、判定部104の動作は、終了する。
In step S204, the
ステップS205において、判定部104は、ループ変数jにi+1を代入する。その後、判定部104の動作は、ステップS206に進む。
In step S205, the
ステップS206において、判定部104は、j≦mであるかを判定する。判定結果がNoである場合に、判定部104の動作は、ステップS207に進む。判定結果がYesである場合に、判定部104の動作は、ステップS208に進む。
In step S206, the
ステップS207において、判定部104は、ループ変数iに1を加算する。その後、判定部104の動作は、ステップS204に進む。
In step S207, the
ステップS208において、判定部104は、i番目およびj番目の類似故障データについて、故障発生日時の間隔を計算する。その後、判定部104は、計算した間隔が再発判定期間のk日以下であるかを判定する。判定結果がNoである場合に、判定部104の動作は、ステップS207に進む。判定結果がYesである場合に、判定部104の動作は、ステップS209に進む。
In step S208, the
ステップS209において、判定部104は、i番目およびj番目の類似故障データの各々が表す故障が同じエレベーターで発生した故障であるかを判定する。判定結果がYesである場合に、判定部104の動作は、ステップS210に進む。判定結果がNoである場合に、判定部104の動作は、ステップS211に進む。
In step S209, the
ステップS210において、判定部104は、i番目の類似故障データの再発の有無の値を「有」とする。その後、判定部104の動作は、ステップS211に進む。
In step S210, the
ステップS211において、判定部104は、ループ変数jに1を加算する。その後、判定部104の動作は、ステップS206に進む。
In step S211 the
図9には、図7のステップS105における分類部106の動作が示される。
FIG. 9 shows the operation of the
ステップS301において、分類部106は、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの全体を、1つの未分類のグループとして初期化されたグループリストに追加する。その後、分類部106の動作は、ステップS302に進む。
In step S301, the
ステップS302において、分類部106は、グループリストに未分類のグループが含まれるかを判定する。判定結果がYesである場合に、分類部106の動作は、ステップS303に進む。判定結果がNoである場合に、分類部106の動作は、終了する。
In step S302, the
ステップS303において、分類部106は、グループリストから未分類のグループを1つ選択して取り出す。その後、分類部106の動作は、ステップS304に進む。
In step S303, the
ステップS304において、分類部106は、取り出したグループについてまだ選択していないエレベーター2の属性を1つ選択する。その後、分類部106の動作は、ステップS305に進む。
In step S304, the
ステップS305において、分類部106は、選択した属性が取り出したグループの使用属性リストに含まれるかを判定する。判定結果がNoである場合に、分類部106の動作は、ステップS306に進む。判定結果がYesである場合に、分類部106の動作は、ステップS310に進む。
In step S305, the
ステップS306において、分類部106は、取り出したグループを選択した属性によって複数のサブグループに分類する。その後、分類部106の動作は、ステップS307に進む。
In step S306, the
ステップS307において、分類部106は、複数のサブグループの各々について再発率を算出する。その後、分類部106は、「選択した属性によって分類されたサブグループの再発率の間に有意な差がない」とする帰無仮説の有意確率であるp値を算出する。その後、分類部106の動作は、ステップS308に進む。
In step S307, the
ステップS308において、分類部106は、算出したp値が有意水準より低いかを判定する。判定結果がYesである場合に、分類部106の動作は、ステップS309に進む。判定結果がNoである場合に、分類部106の動作は、ステップS310に進む。
In step S308, the
ステップS309において、分類部106は、取り出したグループについての一時リストに、選択した属性および当該属性についてのp値を格納する。その後、分類部106の動作は、ステップS310に進む。
In step S309, the
ステップS310において、分類部106は、取り出したグループについて、エレベーター2の属性を全て選択したかを判定する。判定結果がNoである場合に、分類部106の動作は、ステップS304に進む。判定結果がYesである場合に、分類部106の動作は、ステップS311に進む。
In step S310, the
ステップS311において、分類部106は、取り出したグループについての一時リストに属性および当該属性についてのp値が1つ以上格納されているかを判定する。判定結果がNoである場合に、分類部106の動作は、ステップS312に進む。判定結果がYesである場合に、分類部106の動作は、ステップS313に進む。
In step S311 the
ステップS312において、分類部106は、分類属性が探索されなかったと判定する。その後、分類部106は、取り出したグループを分類済みのグループとしてグループリストに追加する。その後、分類部106の動作は、ステップS302に進む。
In step S312, the
ステップS313において、分類部106は、取り出したグループについての一時リストに格納されているp値が最も低い属性を分類属性とする。その後、分類部106は、取り出したグループの使用属性リストに格納される属性を、分類属性によって分類されたサブグループの使用属性リストに追加する。その後、分類部106は、分類属性を、当該分類属性によって分類されたサブグループの使用属性リストに追加する。その後、分類部106の動作は、ステップS314に進む。
In step S313, the
ステップS314において、分類部106は、分類属性によって分類された複数のサブグループのうち再発率に有意な差がない複数のサブグループを、分類属性によって分類されたサブグループの1つとして統合する。その後、分類部106の動作は、ステップS315に進む。
In step S314, the
ステップS315において、分類部106は、分類属性によって分類された複数のサブグループの各々を未分類のグループとしてグループリストに追加する。その後、分類部106の動作は、ステップS302に進む。
In step S315, the
以上に説明したように、実施の形態1に係る保守作業支援装置1は、履歴記憶部102と、検索部103と、算出部107と、優先度設定部108と、を備える。履歴記憶部102は、故障の情報および当該故障に対する処置の情報を記憶する。検索部103は、入力される故障データが表す故障に類似する故障を履歴記憶部102から検索する。算出部107は、検索部103に検索される故障について、当該故障に対する処置ごとに再発率を算出する。再発率は、当該故障の後から予め定められた期間の内に当該故障に類似する故障が発生した割合を表す。優先度設定部108は、算出部107が処置ごとに算出する再発率に基づいて、故障データが表す故障に対する処置の優先度を設定する。
As described above, the maintenance
保守作業支援装置1は、処置ごとに算出する再発率によって、一時的に復旧した後に類似する故障が再発する可能性の高い処置を判定できる。これにより、保守作業支援装置1は、処置の正確性を考慮して処置の優先度を設定できる。保守作業支援装置1は、端末装置12を通じて、処置の正確性を考慮した適切な処置を保守員13に提示できる。
The maintenance
また、保守作業支援装置1は、判定部104を備える。判定部104は、検索部103に検索される故障について、再発の有無を判定する。再発の有無は、当該故障の後から予め定められた期間の内に当該故障に類似する故障が発生したかを表す。算出部107は、判定部104が判定する再発の有無に基づいて再発率を処置ごとに算出する。
Further, the maintenance
エレベーター2の保守員13または管理者などは、再発の有無を表す情報を故障履歴データベースに付加する必要がない。これにより、エレベーター2の保守員13または管理者などは、より容易に保守作業支援装置1を利用できる。履歴記憶部102は、再発の有無を表す情報を記憶しておく必要がない。これにより、履歴記憶部102に必要な記憶容量が低減される。
The
また、保守作業支援装置1は、分類部106を備える。分類部106は、検索部103に検索される故障を当該故障が発生したエレベーター2の属性に対応するグループに分類する。算出部107は、故障データが表す故障が発生したエレベーター2の属性に対応するグループに分類される故障について、処置ごとに再発率を算出する。
Further, the maintenance
算出部107は、故障が発生したエレベーター2の属性を考慮して再発率を算出する。これにより、優先度設定部108は、より高い精度で処置の優先度を設定できる。
The
また、属性が異なるエレベーター2で発生した故障の間で再発率に有意な差がある場合に、分類部106は、当該属性によってグループに分類する。
Further, when there is a significant difference in the recurrence rate between the failures that occurred in the
分類部106および算出部107は、再発率に有意な差があるグループを分けて再発率を算出する。これにより、優先度設定部108は、より高い精度で処置の優先度を設定できる。
The
なお、故障データは、保守員13によらずに、建物3の外部の監視センターから入力されてもよい。故障データは、エレベーター2に設けられる1つ以上のセンサーの信号値であってもよい。故障データは、1つ以上のセンサーの信号値が故障を表す値の範囲にあるときに自動的に入力されてもよい。
The failure data may be input from the monitoring center outside the
検索部103は、複数の故障の故障状況が類似する場合に、当該複数の故障が類似するものとして類似故障データの検索を行ってもよい。このとき、検索部103は、故障状況の間の類似度を、例えば自然言語処理によって算出する。
When the failure situations of a plurality of failures are similar, the
検索部103は、予め設定される類否判断表によって、類似する故障を検索してもよい。類否判断表は、1組の故障コードが表す1組の故障が類似するか否かを表す表である。
The
検索部103は、故障コードのコード体系によって、類似する故障を検索してもよい。このとき、故障コードのコード体系は、例えば故障コードが近い故障は、互いに類似するように設定される。
The
検索部103は、故障データが1つ以上のセンサーの信号値である場合に、信号値の差分によって類似する故障を検索してもよい。検索部103は、信号値の差分を例えばユークリッド距離によって算出する。
When the failure data is the signal value of one or more sensors, the
分類部106は、数値で表される属性によってサブグループに分類するときに、再発率に有意な差が生じる数値を探索してもよい。例えば、分類部106は、属性の数値nを変えながら「n以下」または「n+1以上」のサブグループに分類し、サブグループの再発率に有意な差が生じる数値nを探索する。数値で表される属性は、例えば竣工年数である。
The
予め定められた閾値より少ない件数の結合データを含むグループが得られる場合に、分類部106は、分類を行わなくてもよい。例えば、グループリストから取り出した未分類のグループに含まれる結合データの件数が当該閾値より少ない場合に、分類部106は、取り出したグループをそのまま分類済みのグループとしてグループリストに戻してもよい。選択した属性によって分類すると当該閾値より少ない件数の結合データを含むサブグループが得られる場合に、分類部106は、当該属性によるサブグループへの分類を行わなくてもよい。ここで、当該閾値は、分類されたグループについて信頼性のある再発率が算出される結合データの件数の下限として予め定められる。これにより、分類によって例えば100件のグループが95件と5件とに分割された場合に、分割された一方の件数が5件と少ないために再発確率の信頼性が確保できなくなることが防がれる。
When a group containing a number of combined data less than a predetermined threshold value is obtained, the
端末装置12は、優先度に応じて異なる大きさまたは色で処置を表示することによって、優先度の高い処置を保守員13に提示してもよい。端末装置12は、処置とあわせて再発率を表示してもよい。端末装置12は、優先度の低い処置を表示しないことによって、優先度の高い処置を保守員13に提示してもよい。
The
端末装置12は、保守員13に処置を提示した後に、保守員による処置データの入力を受け付けてもよい。このとき、端末装置12は、故障データおよび処置データを故障履歴データとして、履歴記憶部102が記憶する故障履歴データベースに追加してもよい。
The
続いて、図10を用いて保守作業支援装置1のハードウェア構成の例について説明する。
図10は、実施の形態1に係る保守作業支援装置の主要部のハードウェア構成を示す図である。Subsequently, an example of the hardware configuration of the maintenance
FIG. 10 is a diagram showing a hardware configuration of a main part of the maintenance work support device according to the first embodiment.
保守作業支援装置1の各機能は、処理回路により実現し得る。処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ1bと少なくとも1つのメモリ1cとを備える。処理回路は、プロセッサ1bおよびメモリ1cと共に、あるいはそれらの代用として、少なくとも1つの専用のハードウェア1aを備えてもよい。
Each function of the maintenance
処理回路がプロセッサ1bとメモリ1cとを備える場合、保守作業支援装置1の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。そのプログラムはメモリ1cに格納される。プロセッサ1bは、メモリ1cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、保守作業支援装置1の各機能を実現する。
When the processing circuit includes the processor 1b and the
プロセッサ1bは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ1cは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等により構成される。
The processor 1b is also referred to as a CPU (Central Processing Unit), a processing device, an arithmetic unit, a microprocessor, a microcomputer, and a DSP. The
処理回路が専用のハードウェア1aを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。
When the processing circuit includes
保守作業支援装置1の各機能は、それぞれ処理回路で実現することができる。あるいは、保守作業支援装置1の各機能は、まとめて処理回路で実現することもできる。保守作業支援装置1の各機能について、一部を専用のハードウェア1aで実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。このように、処理回路は、ハードウェア1a、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで保守作業支援装置1の各機能を実現する。
Each function of the maintenance
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
In the second embodiment, the differences from the examples disclosed in the first embodiment will be described in detail. As for the features not described in the second embodiment, any of the features of the examples disclosed in the first embodiment may be adopted.
実施の形態2に係る保守作業支援装置1の構成を説明する。
図11は、実施の形態2に係る保守作業支援装置の構成図である。The configuration of the maintenance
FIG. 11 is a configuration diagram of the maintenance work support device according to the second embodiment.
保守作業支援装置1は、生成部110と、再発率記憶部111と、を備える。
The maintenance
生成部110は、例えば故障コードおよび故障状況について網羅的に故障データを生成しうるように構成される。生成部110は、生成する故障データを提供しうるように検索部103に接続される。
The
再発率記憶部111は、再発率データベースを記憶しうるように構成される。再発率データベースは、再発率データを格納するデータベースである。再発率データは、算出部107が処置ごとに算出する再発率の情報を含むデータである。
The recurrence
検索部103は、故障データを取得しうるように生成部110に接続される。
The
算出部107は、再発率データベースにアクセスしうるように再発率記憶部111に接続される。
The
優先度設定部108は、故障データを取得しうるように、入力部101に接続される。優先度設定部108は、再発率データを取得しうるように、再発率記憶部111に接続される。優先度設定部108は、処置の優先度を再発率に基づいて設定しうるように構成される。
The
出力部109は、設定された処置の優先度を表すデータを取得しうるように、優先度設定部108に接続される。出力部109は、処置および当該処置に設定された優先度を表すデータを送信しうるように、通信回線14を通じて端末装置12に接続される。
The
続いて、実施の形態2に係る再発率データを説明する。
図12は、実施の形態2に係る再発率データベースの例を示す図である。Subsequently, the recurrence rate data according to the second embodiment will be described.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a recurrence rate database according to the second embodiment.
再発率データは、故障の情報として、例えば、故障コードと、故障状況と、を含む。再発率データは、分類に用いる属性の情報として、第1属性と、第1項目と、第2属性と、第2項目と、を含む。再発率データは、処置の情報として、処置コードと、処置内容と、を含む。再発率データは、再発率の情報として、故障件数と、再発件数と、再発率と、を含む。 The recurrence rate data includes, for example, a failure code and a failure status as failure information. The recurrence rate data includes the first attribute, the first item, the second attribute, and the second item as the information of the attributes used for the classification. The recurrence rate data includes a treatment code and a treatment content as treatment information. The recurrence rate data includes the number of failures, the number of recurrences, and the recurrence rate as information on the recurrence rate.
第1属性は、類似故障データテーブル全体をグループに分類する属性である。第1項目は、第1属性の値である。第2属性は、第1属性によって分類されたグループをさらに下位のグループに分類する属性である。第2項目は、第2属性の値である。第1属性によって分類されたグループより下位のグループに分類されない場合に、第2属性および第2項目のデータは、空である。再発率データは、第2属性によって分類されたグループをさらに下位のグループに分類する属性の情報を含む。 The first attribute is an attribute that classifies the entire similar failure data table into groups. The first item is the value of the first attribute. The second attribute is an attribute that classifies the group classified by the first attribute into a lower group. The second item is the value of the second attribute. The data of the second attribute and the second item is empty when it is not classified into a group lower than the group classified by the first attribute. The recurrence rate data includes information on the attribute that classifies the group classified by the second attribute into a lower group.
故障件数は、処置ごとに検索された類似故障データの件数である。再発件数は、検索された類似故障データのうち、再発の有無が「有」と判定された類似故障データの件数である。再発率は、故障件数に対する再発件数の割合である。 The number of failures is the number of similar failure data searched for each treatment. The number of recurrences is the number of similar failure data for which the presence or absence of recurrence was determined to be “presence” among the searched similar failure data. The recurrence rate is the ratio of the number of recurrences to the number of failures.
再発率データは、例えば次のように生成される。生成部110は、例えば保守作業支援装置1の計算負荷が低いときに、生成した故障データを検索部103に送信する。検索部103は、故障履歴データベースから故障データに対応する類似故障データテーブルを検索によって取得する。判定部104は、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの各々について、再発の有無を判定する。分類部106は、類似故障データテーブルとエレベーター属性データベースとから結合データテーブルを生成する。分類部106は、結合データテーブルによって、類似故障データテーブルが含む複数の類似故障データの各々をエレベーター2の属性に対応するグループに分類する。算出部107は、類似故障データに含まれる再発の有無の値に基づいて、再発率を処置ごとに算出する。算出部107は、故障の情報と、分類に用いる属性の情報と、処置の情報と、再発率の情報とを再発率データとして生成する。
Recurrence rate data is generated, for example, as follows. For example, when the calculation load of the maintenance
再発率データは、例えば次のように利用される。入力部101は、例えば保守員13によって端末装置12から故障データの入力を受け付ける。優先度設定部108は、故障データを入力部101から取得する。優先度設定部108は、取得した故障データが表す故障について、当該故障が発生したエレベーター2に対応する属性のグループについて、処置ごとに再発率データを取得する。優先度設定部108は、故障データが表す故障に対する処置の優先度を、再発率データに基づいて設定する。
The recurrence rate data is used, for example, as follows. The
以上に説明したように、実施の形態2に係る保守作業支援装置1は、再発率記憶部111を備える。再発率記憶部111は、算出部107が処置ごとに算出する再発率を記憶する。優先度設定部108は、再発率記憶部111が記憶している再発率に基づいて、故障データが表す故障に対する処置の優先度を設定する。
As described above, the maintenance
保守作業支援装置1は、再発の有無の判定または分類などの処理を、故障データの入力の前に行うことができる。このため、保守作業支援装置1は、故障データが入力されてから優先度を設定するまでの計算負荷が低減される。これにより、保守作業支援装置1は、故障データが入力された後速やかに処置に優先度を設定できる。
The maintenance
なお、生成部110は、予め定められた時間間隔で故障データを検索部103に送信してもよい。すなわち、再発率データベースは、予め定められた時間間隔で更新される。あるいは、再発率データベースは、履歴記憶部102にデータが追加されるときに更新されてもよい。
The
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1または実施の形態2で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態3で説明しない特徴については、実施の形態1または実施の形態2で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
In the third embodiment, the differences from the examples disclosed in the first embodiment or the second embodiment will be described in detail. As for the features not described in the third embodiment, any of the features of the examples disclosed in the first embodiment or the second embodiment may be adopted.
図13は、実施の形態3に係る算出部が算出する再発率の例を示す図である。 FIG. 13 is a diagram showing an example of the recurrence rate calculated by the calculation unit according to the third embodiment.
図13において、横軸は、故障に対する処置の後の経過日数を表す。縦軸は、処置の後の当該故障に対する再発率を表す。処置αおよび処置βは、同じグループに分類された故障に対する異なる処置をあらわす。この例において、故障が発生したエレベーター2に予定されている保守日は、当該故障を表す故障データの入力から20日後である。20日後の再発率は、処置βより処置αの方が高い。50日後の再発率は、処置αより処置βの方が高い。
In FIG. 13, the horizontal axis represents the number of days elapsed after the failure treatment. The vertical axis represents the recurrence rate for the failure after treatment. Treatment α and treatment β represent different treatments for failures classified in the same group. In this example, the scheduled maintenance date for the
判定部104は、再発の有無の値として、故障が再発するまでの間隔を判定する。判定部104は、類似故障データテーブルに含まれる全ての類似故障データの再発の有無の値を「無」を表す整数値0とすることによって、再発の有無の値を初期化する。一対の類似故障データの故障発生日時の間隔がk日以下のd日である場合に、判定部104は、再発の有無の値を整数値dとして判定する。
The
算出部107は、故障の後から1日が経過するごとの再発率を算出する。故障の後から1日が経過するごとの再発率は、故障の後からの経過時間ごとの再発率の例である。算出部107は、分類部106が分類したグループについて処置ごとに、当該処置を行った故障件数に対する当該処置のd日後までに類似する故障が再発した故障件数の割合を、d日経過後の再発率として算出する。
The
優先度設定部108は、次回保守日における再発率が低い処置に、高い優先度を設定する。すなわち、優先度設定部108は、20日後の再発率が低い処置βの優先度を処置αより高く設定する。
The
以上に説明したように、実施の形態3に係る保守作業支援装置1の算出部107は、故障の後からの経過時間ごとの再発率を算出する。
As described above, the
保守日までに故障が再発しなければ、保守日に保守員13が根本的な対処をすることで、当該故障の再発が抑制される。優先度設定部108は、保守日までの再発率が低ければ、長期間が経過した後に再発率が高くなる応急的な処置に対しても、高い優先度を設定できる。このため、優先度設定部108は、故障が発生したエレベーター2に対して予定されている保守日までの間隔に応じて、当該故障に対する処置に好適な優先度を設定できる。
If the failure does not recur by the maintenance date, the
なお、算出部107は、故障の後からの経過時間ごとの再発率として、例えば故障の後から3日ごとの再発率を算出してもよい。
The
優先度設定部108は、次回保守日における再発率が予め定めた割合より低い場合に、保守員13によらずに遠隔で可能な処置の優先度を高く設定してもよい。遠隔で可能な処置は、例えば保守用の制御信号をエレベーター2に送信する処置である。
When the recurrence rate on the next maintenance day is lower than the predetermined rate, the
端末装置12は、経過日数に対する処置ごとの再発率の変化を、例えばグラフによって表示することで保守員13に提示してもよい。
The
本発明に係る保守作業支援装置は、エレベーターに適用できる。 The maintenance work support device according to the present invention can be applied to an elevator.
1 保守作業支援装置、 101 入力部、 102 履歴記憶部、 103 検索部、 104 判定部、 105 属性記憶部、 106 分類部、 107 算出部、 108 優先度設定部、 109 出力部、 110 生成部、 111 再発率記憶部、 1a ハードウェア、 1b プロセッサ、 1c メモリ、 2 エレベーター、 3 建物、 4 昇降路、 5 乗場、 6 乗場扉、 7 かご、 8 釣合オモリ、 9 巻上機、 10 主ロープ、 11 かご扉、 12 端末装置、 13 保守員、 14 通信回線 1 Maintenance work support device, 101 input unit, 102 history storage unit, 103 search unit, 104 judgment unit, 105 attribute storage unit, 106 classification unit, 107 calculation unit, 108 priority setting unit, 109 output unit, 110 generation unit, 111 Recurrence rate storage, 1a hardware, 1b processor, 1c memory, 2 elevator, 3 building, 4 hoistway, 5 landing, 6 landing door, 7 car, 8 balanced weight, 9 hoist, 10 main rope 11 car doors, 12 terminal devices, 13 maintenance personnel, 14 communication lines
Claims (6)
入力されるデータが表す故障に類似する故障を前記履歴記憶部から検索する検索部と、
前記検索部に検索される故障について、当該故障の後から予め定められた期間の内に当該故障に類似する故障が発生した割合を表す再発率を、当該故障に対する処置ごとに算出する算出部と、
前記算出部が処置ごとに算出する前記再発率に基づいて、前記データが表す故障に対する処置の優先度を設定する優先度設定部と、
を備えるエレベーターの保守作業支援装置。A history storage unit that stores failure information and action information for the failure,
A search unit that searches the history storage unit for failures similar to the failures represented by the input data, and
With respect to the failure searched by the search unit, a calculation unit that calculates a recurrence rate representing the rate of occurrence of a failure similar to the failure within a predetermined period after the failure for each treatment for the failure. ,
A priority setting unit that sets the priority of the treatment for the failure represented by the data based on the recurrence rate calculated by the calculation unit for each treatment.
Elevator maintenance work support device equipped with.
を備え、
前記算出部は、前記判定部が判定する前記再発の有無に基づいて前記再発率を処置ごとに算出する請求項1に記載のエレベーターの保守作業支援装置。The search unit is provided with a determination unit for determining whether or not a failure similar to the failure has occurred within a predetermined period after the failure.
The elevator maintenance work support device according to claim 1, wherein the calculation unit calculates the recurrence rate for each treatment based on the presence or absence of the recurrence determined by the determination unit.
を備え、
前記算出部は、前記データが表す故障が発生したエレベーターの属性に対応するグループに分類される故障について、処置ごとに前記再発率を算出する請求項1または請求項2に記載のエレベーターの保守作業支援装置。A classification unit that classifies failures searched by the search unit into groups corresponding to the attributes of the elevator in which the failure occurred, and a classification unit.
With
The elevator maintenance work according to claim 1 or 2, wherein the calculation unit calculates the recurrence rate for each treatment for a failure classified into a group corresponding to the attribute of the elevator in which the failure represented by the data has occurred. Support device.
を備え、
前記優先度設定部は、前記再発率記憶部が記憶している前記再発率に基づいて、前記データが表す故障に対する処置の優先度を設定する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベーターの保守作業支援装置。A recurrence rate storage unit that stores the recurrence rate calculated by the calculation unit for each treatment is provided.
The priority setting unit according to any one of claims 1 to 4, which sets the priority of treatment for the failure represented by the data based on the recurrence rate stored in the recurrence rate storage unit. Elevator maintenance work support device described.
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