JP6765679B2 - 高所用銘板シール貼付け装置 - Google Patents

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Description

原子力発電所や火力発電所においては配管貫通部や支持構造物などの高所あるいは高放射線量により人が長時間立ち入れない箇所に多量にある設備を定期的に点検する必要がある。これら設備には個別に銘板が取り付けられておらず、点検の都度図面との照合で点検対象の確認が行われてきた。近年これら設備の点検をカメラ画像によって遠隔で行おうとする機運が醸成されてきたが、点検対象箇所の確認とカメラ画像が試験条件を満たしているかの確認のために個々の設備あるいはその近傍に銘板を張り付ける必要が生じてきた。本発明は高所あるいは人が接近困難で且つ狭隘な個所にある設備やその近傍への銘板貼付けを安全かつ効率的に行うための長尺の伸縮自在のポールの先端に大気圧を利用した銘板シール貼付け器を装着した高所用銘板シール貼付け装置に関するものである。
従来、天井面の欠陥部のマーキング作業としてテープ材等を貼付ける作業を簡素化するために、天井面に届く長さの支持部材の上端面に粘着面を上にしてテープ材を貼付け、支持部材に格納していたスライド部材を上方にスライドさせて支持部材から突出させてテープ材を天井に押し付け、貼付ける構造の高所用テープマーキング装置が知られている。(例えば特許文献1参照)
実開平6−35247
特許文献1の高所用テープマーキング装置では天井面に下方から押し付ける方向しかテープ等を貼付けることはできない。高所あるいは人が接近困難で且つ狭隘な個所にある壁面あるいは配管等の表面に遠隔でシール等を貼付けるためには、シール等の接着面を対象物に押し付ける必要があるが高所等においてはその反力を支えることが課題となる。
上記の課題を解決するため、本発明に係る高所用銘板シール貼付け装置は、伸縮可能なポールの先端に、シリコン等の柔軟な素材で作られた折り畳み構造の押し付けカップを装着し、押し付けカップを壁面や機器の表面に押し当てた後、手元で空気吸引機を起動して空気吸引ホースを通じて内部の空気を吸引することによって押し付けカップ内を負圧にし、大気圧で押し付けカップが変形し折り畳まれるとともに、カップ内部の押し付け台に保持された銘板シールの接着面を壁面や機器の表面に押し付ける構造を持つ。
上記の押し付け台の表面を平滑な面とし、水の表面張力および粘着力の力で銘板シールの表面(接着剤を塗布していない面)を押し付け台に密着させ保持する構造とした。
上記押し付けカップは常時はお椀型とし、押し付け台に密着した銘板シールを押し付けカップの縁の内側に位置させることで、貼付け場所への移動の途中に銘板シールの接着面が他の壁面や機器に触れない構造とした。
本発明を使用することにより、通常では近接できない高所あるいは高放射線エリア等で且つ狭隘な場所にある壁面や機器の表面に遠隔で銘板シールを張ることができる。
高所用銘板シール貼付け装置の一例を示すための全体模式図 高所用銘板シール貼付け装置の一例の動作説明図
以下本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本発明を適用した高所用銘板シール貼付け装置の一例を説明するための全体模式図である。
伸縮ポール1の先端にシリコン等の柔軟性のある素材で折り畳めるように成形された押し付けカップ2が装着されている。押し付けカップ2の内部には、移動時に銘板シールを密着保持し、貼付け時には押し付けカップを通して背面から大気圧を受けて銘板シールを壁面等の対象箇所に押し付ける押し付け台3が装着されている。押し付けカップ内部の空気を吸引するための空気吸引ホース4および空気吸引機5が装着されている。
押し付け台3の表面は、ビニール、プラスチック、金属等の表面が平滑な素材とし、ごく少量の水をつけて銘板シールの表面(接着剤の塗布されていない面)を密着させることで、移動時は密着保持し、押し付けカップ2の内部の空気が吸引されて負圧になり、大気圧で銘板シールの接着面が壁等に押し付けられ接着された後、速やかに抵抗なく押し付け台と銘板シールが切り離される。
図2は本発明を適用した高所用銘板シール貼付け装置の一例の動作を説明したものである。
(a)押し付け台3にごく少量の水で銘板シール6の表面(接着剤が塗布されていない面)を密着させた状態で移動してきた後、壁面に押し付けカップを押し当てる。
(b)押し付けカップ内の空気を吸引すると、押し付けカップ内が負圧になり、押し付けカップが変形し折り畳まれた結果、押し付け台が壁面に向かって移動し、それに密着している銘板シールの接着面が壁面に押し付けられる。大気圧により押し付け状態が持続し、銘板シールが壁面に接着される。
(c)空気の吸引を止めると、押し付けカップ2の内部の負圧は解消し、押し付けカップ2は元の形状に戻る。これにより押し付け台3も壁面から離れようとするが、水による密着よりも接着剤による接着力の方が格段に大きいため、銘板シール6はすみやかに抵抗なく押し付け台3から離れ、壁面に接着された状態のまま残る。
1伸縮ポール
2押し付けカップ
3押し付け台
4空気吸引ホース
5空気吸引機
6銘板シール

Claims (2)

  1. 伸縮自在なポールの先端に、空気吸引ホースによって空気吸引機に接続された柔軟な素材によって成形された折り畳み構造の押し付けカップと、移動時には銘板シールを保持し、貼付け時には銘板シールを壁面等の貼付け対象面に押し付ける押し付け台を装備し、貼付け箇所に押し付けカップを押し当て、手元の空気吸引機により押し付けカップの内部の空気を吸引することで負圧により押し付けカップが折り畳まれ、押し付け台に保持された銘板シールの接着面を壁面等に押し付けることで接着する構造の高所用銘板シール貼付け装置。
  2. 押し付け台の表面を平滑な状態とし、ごく少量の水の表面張力および粘着力によって銘板シールの表面を密着させて保持する構造の押し付け台を持った請求項1に記載の高所用銘板シール貼付け装置
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