JP6765116B2 - 指導者用解答付き用紙 - Google Patents

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Description

本発明は、児童用テストの採点に使用する指導者用解答付き用紙に関する。
小学校等では、児童が授業での学習内容をどの程度習得しているかといった学習到達度を確認するために、学習単元ごとにテストを実施する場合がある。指導者は、一つの学習単元が終了した段階で、その学習単元で習得すべき事項が設問として記載されたテストにより、その学習単元終了時の各児童の学習到達度を確認する。
また、児童の学習内容は、習得すべき学習単元として各学期で定められており、一つの学期中に複数の学習単元を学習する。そのため、一つの学期中には学習単元ごとのテストが複数回実施されることになる。
こうした学習単元ごとに実施されたテストは、各テストでの設問ごとの得点や、それらの合計点等を学期末に集計し、各児童が、学期中に習得すべき学習単元をどの程度理解し、習得しているかを把握し、評価する資料として活用される。活用に際し、小学校の指導現場では、学習単元ごとに実施されたテストの合計点を学期末に集計することになるが、この際、学期中のすべての学習単元テストでの設問ごとの得点や合計点を、「得点集計表」に書き込む作業を行う。「得点集計表」とは、学期中のすべてのテストの得点や合計点を児童ごとに書き込むことができるように構成されているものであり、パソコン用ソフトとしての「得点集計用ソフト」への入力や、或いは、紙面に印刷された「得点集計用紙」への転記により書き込み作業を実施することができる。こうした「得点集計表」に基づいて、学期中に実施された学習単元ごとのテストから得られる情報を児童別に比較し、各児童の得意不得意の傾向を的確に把握したり、クラス全体の学習到達度の状況を的確に把握したりすることができる。
従来、指導者は、こうしたテストの採点、集計等の作業を、授業のための準備時間、授業時間や休み時間等児童が在校している時間、或いは職員会議等の拘束時間以外に行う必要があり、十分な時間を確保することが難しい場合があった。そこで、こうした採点、集計等の作業の効率化が求められている。
特許文献1には、テストの採点を効率的に行うために、教師用テスト解答資料書を、児童用のテスト用紙の約半分の大きさに設定することが記載されている。こうした教師用テスト解答資料書(指導者用解答付き用紙)には、児童用のテスト用紙と同一の設問が印刷されるとともに、その解答欄に正答、誤答例、採点基準等が赤字で記載されており、教師用テスト解答資料書の解答欄を確認しながら児童用テストの採点をすることが一般的である。
特開2016−32877号公報
特許文献1に記載されている教師用テスト解答資料書は、児童のテスト用紙と同一形状で、かつ、約半分の大きさの冊子とされ、見開き頁のうちの一方の面に児童のテスト用紙の表面が印刷され、他方の面に児童のテスト用紙の裏面が印刷されている。これにより、狭い机の上でも教師用テスト解答資料書が場所をとらないため、児童のテスト用紙と教師用テスト解答資料書を並べて見比べることが容易となって、採点作業をする際の使い勝手が良好となる。また、テスト用紙の裏面を採点する際に教師用テスト解答資料書を裏返す必要がなく、テストの採点を効率的に行うことができる。
こうした教師用テスト解答資料書を使用することにより、テスト用紙ごとの採点の作業はし易くなり、採点作業を効率的に行うことができる。しかし、その一方で、採点後の各テスト用紙の点数を集計する作業は、従来と同様に行う必要があり、児童用テストの採点、集計作業の効率化の観点からはなお改善の余地があるものであった。
本発明は、従来のこうした問題を解決するためになされたものであり、その目的は、テストの採点、集計作業を効率的に行うことができる指導者用解答付き用紙を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、児童用テストの採点に使用する指導者用解答付き用紙であって、児童用テストに記載された設問と同一の設問及びその解答が記載され、児童用テストを受けた複数の児童の得点を、児童ごとに記入する得点集計欄がさらに記載されている。
上記の構成によれば、指導者用解答付き用紙に、児童用テストを受けた児童ごとの得点を記入する得点集計欄が記載されている。指導者は、例えば、一つの学習単元の児童用テストごとにその得点を指導者用解答付き用紙の得点集計欄に記入すれば、一つの学習単元での児童用テストにおける児童別の得点表を完成させることができる。このため、指導者用解答付き用紙の得点集計欄を見ることにより、一つの学習単元での児童ごとの学習到達度を把握しやすい。
また、学期中には複数の児童用テストが実施される。学習単元ごとの児童用テストの採点結果を「得点集計表」に書き込んで、各児童の学習到達度を評価する場合には、指導者用解答付き用紙の得点集計欄の存在により、各児童の得点を「得点集計表」に書き込んで集計する際の作業効率が向上する。なお、「得点集計表」とは、児童用テストの得点を書き込むことのできるパソコン用ソフトとしての「得点集計用ソフト」、或いは、紙面に印刷された「得点集計用紙」のいずれをも含む概念とする。
上記課題を解決するため、本発明は、表裏に設問が記載された児童用テストの採点に使用する指導者用解答付き用紙であって、児童用テストに記載された設問と同一の設問及びその解答が表裏に記載され、指導者用解答付き用紙の第1の面には、該第1の面に記載された設問の得点を児童ごとに記入する第1の得点集計欄が設けられ、指導者用解答付き用紙の第2の面には、該第2の面に記載された設問の得点を児童ごとに記入する第2の得点集計欄が設けられ、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄は、前記第1の面の第1の得点集計欄を含む部分を、前記第2の面の第2の得点集計欄に向けて折り返すことにより、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄とが視認可能となる位置に設けられている。
上記の構成によれば、表裏に設問が記載された児童用テストの表面を採点する際、指導者用解答付き用紙の第1の面を見ながら採点し、その採点結果を同じ第1の面の第1の得点集計欄に、児童ごとに記入することができる。また、児童用テストの裏面を採点する際、指導者用解答付き用紙の第2の面を見ながら採点し、その採点結果を同じ第2の面の第2の得点集計欄に、児童ごとに記入することができる。このため、児童用テストを採点し、採点結果を記入するための作業効率が向上する。
また、第1の得点集計欄と第2の得点集計欄は、第1の面の第1の得点集計欄を含む部分を、第2の面の第2の得点集計欄に向けて折り返すことにより、第1の得点集計欄と第2の得点集計欄とが視認可能となる位置に設けられている。このため、第1の面を折り返すことにより、児童用テストの表裏の得点を児童ごとに容易に把握することができる。そして、テストごとの得点を「得点集計表」に書き込んで集計する際の作業効率が向上する。
上記の発明において、指導者用解答付き用紙には、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄とが視認可能となるように折り返すための目印が設けられていることが好ましい。
上記の発明において、前記目印は、該目印の位置で、前記第1の面の第1の得点集計欄を含む部分を、前記第2の面の第2の得点集計欄に向けて折り返すことにより、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄とが並列状態で視認可能となる位置に設けられていることが好ましい。
本発明の指導者用解答付き用紙は、テストの採点、集計作業を効率的に行うことができる。
児童用テストの表面を示す図。 本実施形態の指導者用解答付き用紙の表面を示す図。 本実施形態の指導者用解答付き用紙の裏面を示す図。 本実施形態の指導者用解答付き用紙を折り返した状態を示す図。 学習単元別の得点集計表を示す図。 評価観点別の得点集計表を示す図。 得点集計用ソフトを示す図。 指導者用解答付き用紙の得点欄の変更例を示す図。(a)は、指導者用解答付き用紙の変更例の表面を示す図。(b)は、指導者用解答付き用紙の変更例の裏面を折り返した状態を示す図。 指導者用解答付き用紙の得点欄の変更例を示す図。(a)は、指導者用解答付き用紙の変更例の表面を示す図。(b)は、指導者用解答付き用紙の変更例の裏面を示す図。 指導者用解答付き用紙の得点欄の変更例を示す図。(a)は、指導者用解答付き用紙の変更例の表面を示す図。(b)は、指導者用解答付き用紙の変更例の裏面を示す図。 指導者用解答付き用紙の得点欄の変更例を示す図。(a)は、指導者用解答付き用紙の変更例の表面を示す図。(b)は、指導者用解答付き用紙の変更例の裏面を示す図。
以下、本発明を具体化した指導者用解答付き用紙の実施形態を、図1〜図7に従って説明する。本実施形態では、小学校2年生の1学期に学習する算数を例に挙げ、そこで実施される児童用テストの採点に使用する指導者用解答付き用紙について説明する。
図5に示すように、小学校2年生の1学期の算数の授業は、7つの学習単元で構成されている。これらは、図5に示す「単元別学習状況評価のための得点集計表」5中の「単元名」51の欄に記載されるように、「ひょうとグラフ」、「たし算のひっ算」、「ひき算のひっ算」、「長さのたんい」、「3けたの数」、「水のかさのたんい」、「時こくと時間」の7つの学習単元で構成されている。そして、これらの学習単元が終了するごとに、指導者は、児童の学習到達度を把握するための児童用テスト(以下、単にテストという場合がある。)を実施する。また、学期末には、学期中に学習した全学習単元の学習到達度を総合的に把握するために、学期末テストを実施する。これは、「単元別学習状況評価のための得点集計表」5中の「単元名」51の欄の「たしかめよう」と記載されている部分に対応する。
こうしたテストは、各学習単元で学習すべき内容が設問として記載され、それぞれの設問は、各学習単元での学習到達度を把握するための「評価観点」ごとに設定されている。ここでの「評価観点」は、図6に示す「観点別学習状況評価のための得点集計表」6中の「観点」61の欄に記載されるように、「数学的な考え方」、「数量や図形についての技能」、「数量や図形についての知識・理解」の3つで構成されている。
図1には、一例として、学習単元「長さのたんい」での学習到達度を確認するための児童用テストを示す。テストは、表裏のそれぞれに複数の設問が記載された略A3の大きさの紙面からなる。図1に示すように、テストの表面1には、紙面の上方に、学習単元名11、氏名記入欄12、得点欄13が一列に並べられて記載されている。紙面の中央部には、複数の設問からなる設問欄14が記載されている。設問欄14は、学習単元ごとに評価すべき評価観点別に、左右2列の設問欄14a、14bに分けられている。この例では、左側の設問欄14aには、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの4つの設問が記載され、右側の設問欄14bには、「数量や図形についての技能」の評価観点からの3つの設問が記載されている。そして、それぞれの設問欄14a、14bの上部には、対応する評価観点ごとのめあて14c、14dが具体的に記載されている。また、各設問には、それぞれ解答欄14eと配点14fが記載されている。
得点欄13は、学習単元ごとに評価すべき評価観点ごとの得点が記入できるように分けられている。具体的には、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの設問欄14aの得点を記入するための得点欄13aと、「数量や図形についての技能」の評価観点からの設問欄14bの得点を記入するための得点欄13bと、得点欄13a、13bの合計点を記入するための得点欄13cに分けられている。
なお、図示は省略するが、児童用テストの裏面も表面1と同様の構成となっており、学習単元名、氏名記入欄、得点欄、設問欄等が記載されている。裏面の設問欄には、「数学的な考え方」の評価観点からの2つの設問が記載されている。
図2、図3には、児童用テストの採点に使用する本実施形態の指導者用解答付き用紙を示す。指導者用解答付き用紙は、指導者が採点しやすい視点から、児童用テストの約半分の略A4の大きさの紙面からなり、図1に示す児童用テストと同一の設問が同様の形式で、その表裏に記載されている。
図2に示すように、指導者用解答付き用紙の表面2に記載される事項のうち、児童用テストの表面1と同様の事項は、児童用テストにおける部材番号に10を足した数字として示している。具体的には紙面の上方に記載される学習単元名21、氏名記入欄22、得点欄23(23a、23b、23c)、紙面の中央部に記載される複数の設問からなる設問欄24(24a、24b)、めあて24c、24d、解答欄24e、配点24fである。
一方、児童用テストの表面1とは、紙面上での設問欄14等の割り付け面積及び位置が異なっている。児童用テストの表面1では、学習単元名11、氏名記入欄12、得点欄13、設問欄14が、表面の紙面全体に割り付けられているのに対し、指導者用解答付き用紙の表面2では、それらが表面2の面積に対して縮小された状態で、かつ、左上方向に偏倚した位置に割り付けられている。
また、指導者用解答付き用紙の表面2には、上記の各事項に加え、紙面の右方に、得点集計欄25が記載されているとともに、紙面の下方に、メモ欄26が記載されている。また、指導者が採点する際に採点がスムーズに行えるように、各種情報が、氏名記入欄22、得点欄23、解答欄24eに赤字で記載されている。
氏名記入欄22には、児童用テストの表面1の設問に対する標準解答時間、表裏を含む児童用テスト全体の設問に対する標準解答時間がそれぞれ赤字で記載されている。
得点欄23のうち得点欄23aには、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの設問欄24aに記載された設問に対する到達得点が赤字で記載され、得点欄23bには、「数量や図形についての技能」の評価観点からの設問欄24bに記載された設問に対する到達得点が赤字で記載されている。また、得点欄23cには、児童用テストの表面1に記載された全設問に対する到達得点が赤字で記載されている。
解答欄24eには、正答、許容される解答、誤答例、採点基準等が赤字で記載されている。
得点集計欄25は、紙面の右方で、上下方向に延びる長方形の枠で囲まれた表として記載されている。この例では、上下方向に42行、左右方向に3列からなる表であり、左側の列には、通し番号25aが記載されている。この通し番号25aは、例えば、クラス内の児童の出席番号に対応させて使用することができる。中央の列と、右側の列の上方には、設問欄24a、24bで評価する評価観点が、評価観点名25b、25cとして記載されている。ここでは、評価観点名25bには、その列に、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの得点を記入できるように「知識・理解」と記載され、評価観点名25cには、その列に、「数量や図形についての技能」の評価観点からの得点を記入できるように「技能」と記載されている。なお、得点集計欄25を構成する表の罫線は、5行ごとに太線とされている。
メモ欄26は、紙面の下方で、左右方向に延びる略長方形状の枠で囲まれている。メモ欄26の中央より右方には、上下方向に延びるガイド線27が記載されている。
図3には、指導者用解答付き用紙の裏面3を示す。指導者用解答付き用紙の裏面3に記載される事項のうち、指導者用解答付き用紙の表面2と同様の事項は、指導者用解答付き用紙の表面2における部材番号に10を足した数字として示している。具体的には紙面の上方に記載される学習単元名31、氏名記入欄32、得点欄33、紙面の中央部に記載される複数の設問からなる設問欄34(34a、34b)、めあて34c、解答欄34e、配点34f、得点集計欄35、メモ欄36である。
裏面3では、設問欄34は、左右2列の設問欄34a、34bに分けられており、それぞれに1つの設問が記載されている。この例では、左右の両設問欄34a、34bとも、「数学的な考え方」の評価観点からの設問となっていることから、得点欄33は、1つの枠で構成されている。
また、得点集計欄35は、上下方向に42行、左右方向に2列からなる表である。左側の列には、通し番号35aが記載され、右側の列の上方には、評価観点名35bが記載されている。本実施形態では、裏面3に記載された設問が「数学的な考え方」の評価観点からの設問のみとなっていることから、評価観点名35bが記載された列は、右側の1列のみとなっている。評価観点名35bには、その列に、「数学的な考え方」の評価観点からの設問欄34a、34bの合計得点を児童ごとに記入できるように「考え方」と記載されている。
さらに、設問欄34の下方で、かつ、メモ欄36の上方には、この学習単元で学習した事項を活用して解くことのできる活用問題38が記載されている。
表面2と同様、指導者用解答付き用紙の裏面3にも、解答欄34eには、正答、許容される解答、誤答例、採点基準等が赤字で記載され、得点欄33には、「数学的な考え方」の評価観点からの設問欄34a、34bに記載された設問に対する到達得点が赤字で記載されている。
なお、児童用テストについては、表面1の記載事項のみについて説明したが、児童用テストの裏面の記載事項と、指導者用解答付き用紙の裏面3の記載事項との関係も、児童用テストの表面1と指導者用解答付き用紙の表面2の記載事項の関係と同様である。具体的には、児童用テストの裏面には、学習単元名31、氏名記入欄32、得点欄33、設問欄34(34a、34b)、めあて34c、解答欄34e、配点34f、活用問題38と同様の事項が、児童用テストの裏面全体に割り付けられている。
次に、指導者用解答付き用紙の使用方法について説明する。
まず、児童用テストの表面1を採点する場合について説明する。例えば、1クラス40人分のテストを採点する場合、40人分のテストを出席番号順に重ねる。指導者用解答付き用紙を、出席番号1番の児童が解答した児童用テストの横に並べ、指導者用解答付き用紙の表面2に赤字で記載された正答、許容される解答、誤答例、採点基準等を参考にしながら、児童用テストの表面1の解答欄14eに記載された解答を採点する。
採点後、指導者用解答付き用紙の設問欄24a、24bに記載された配点24fに基づいて、各設問に対する得点を計算するとともに、各設問に対する得点を評価観点ごとに集計する。本実施形態では、テストの表面1の設問欄14は、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの設問欄14aと、「数量や図形についての技能」の評価観点からの設問欄14bからなることから、設問欄14aに記載された4つの設問に対する合計得点と、設問欄14bに記載された3つの設問に対する合計得点をそれぞれ集計する。そして、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点の設問に対する得点を児童用テストの得点欄13aに記入し、「数量や図形についての技能」の評価観点の設問に対する得点を児童用テストの得点欄13bに記入する。また、得点欄13a、13bの合計点を得点欄13c記入する。
出席番号1番の児童が解答したテストの表面1の得点が集計できたら、指導者用解答付き用紙の表面2に記載された得点集計欄25において通し番号25aが「1」と表示された行に、得点欄13a、13bの得点を記入する。具体的には、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点の設問欄14aに対する得点を、通し番号25aが「1」と表示された行の評価観点名25bの列に記入し、「数量や図形についての技能」の評価観点の設問欄14bに対する得点を、通し番号25aが「1」と表示された行の評価観点名25cの列に記入する。
続いて、出席番号2番の児童の児童用テストの表面1の解答欄に記載された解答を、出席番号1番のものと同様にして採点する。採点後、出席番号2番の児童の得点を集計し、指導者用解答付き用紙の表面2における得点集計欄25の通し番号25aが「2」と表示された行に、先ほどと同様に記入する。
このようにして、出席番号が40番の児童まで、児童用テストの表面1を採点し、その得点を指導者用解答付き用紙の表面2における得点集計欄25に記入する。
続いて、児童用テストの裏面を採点する。この場合も、1クラス40人分の児童用テストの裏面を上にして出席番号順に重ねる。指導者用解答付き用紙を、裏面が上にして重ねられた出席番号1番の児童の児童用テストの横に並べ、指導者用解答付き用紙の裏面3に赤字で記載された正答、許容される解答、誤答例、採点基準等を参考にしながら、児童用テストの裏面の解答欄に記載された解答を採点する。
採点後、表面2の場合と同様、指導者用解答付き用紙の設問欄34a、34bに記載された配点34fに基づいて、各設問に対する得点を計算するとともに、各設問に対する得点を集計する。本実施形態では、裏面3の設問欄34は、「数学的な考え方」の評価観点からの設問のみからなることから、設問欄34a、34bに記載された2つの設問に対する合計得点を集計し、児童用テストの裏面の得点欄にその合計得点を記入する。
出席番号1番の児童の得点が集計できたら、指導者用解答付き用紙の裏面3における得点集計欄35の通し番号35aが「1」と表示された行に、出席番号1番の児童の裏面の得点を記入する。
出席番号2番から40番までの児童の児童用テストについても同様に採点し、合計点を集計して得点欄に記載するとともに、指導者用解答付き用紙の裏面3の得点集計欄35に児童ごとの得点を記入する。
このようにして、1クラス40人全員の児童用テストの表裏を採点し、指導者用解答付き用紙の得点集計欄25、35に記入することにより、評価観点別の設問ごとの得点が児童ごとに記入された一覧表が、指導者用解答付き用紙の表面2及び裏面3に完成することになる。
次に、学習単元「長さのたんい」のテストでの採点結果を、学期中に実施する全テストの採点結果を表示することができる「得点集計表」に書き込む作業について説明する。
「得点集計表」としては、例えば、図7に示すようなパソコン用ソフトとしての得点集計用ソフト7を挙げることができる。テストの採点結果を児童ごとに得点集計用ソフト7に入力することにより、学習単元テストごとの得点集計表や、図5に示す「単元別学習状況評価のための得点集計表」5、図6に示す「観点別学習状況評価のための得点集計表」6等、学期中に行われる全テストの得点集計表を自動的に作成することができる。
図7に示すように、得点集計用ソフト7の画面上には、右側に出席番号及び児童名を選択するための名前欄71と、児童の得点を評価観点ごとに入力できる得点入力欄72が表示されている。また、得点集計用ソフト7の画面上の左側には、得点入力欄72に入力された得点を児童ごとに表示する集計欄73と、学期を選択するための学期選択欄74と、学習単元を選択するための学習単元欄75が表示されている。
まず、各児童の採点結果を得点集計用ソフト7へ入力する作業に先立ち、指導者用解答付き用紙の得点集計欄25、35を、得点集計用ソフト7の得点入力欄72の形式に合致させる作業を行う。
図2に示すように、指導者用解答付き用紙の表面2には、紙面の下方で左右方向に延びる略長方形状のメモ欄26が記載され、メモ欄26の中央より右方には、上下方向に延びるガイド線27が記載されている。まず、ガイド線27に沿う方向に、表面2を山折りする。図2、図3に示すように、表面2の得点集計欄25は、表面2の右方で、上下方向に延びる長方形の枠で囲まれた表として記載され、裏面3の得点集計欄35は、裏面3の右方で、上下方向に延びる長方形の枠で囲まれた表として記載されていることから、ガイド線27で山折りすることにより、表面2の得点集計欄25は、裏面3の得点集計欄35に向けて折り返されることになる。
図4に示すように、ガイド線27に沿って、表面2の得点集計欄25が裏面3の得点集計欄35に向けて折り返されたときに、表面2の得点集計欄25と裏面3の得点集計欄35とが並列状態で視認可能となる。このとき、得点集計欄25と得点集計欄35とは、各行が左右方向に位置合わせされ、また、ほぼ左右方向に隙間なく並んだ状態となっている。つまり、ガイド線27は、得点集計欄25と得点集計欄35とが一つの表として視認できるように折り返される位置に設けられ、いわば、一体化された表を形成するための目印となるものである。
図4に示すように、得点集計欄25、35が並列状態とされたとき、得点集計欄25、35の各行が左右方向に並んでいる。そして、出席番号1番から40番までの児童の得点が、それぞれ、左から「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの設問欄14aに対する得点、「数量や図形についての技能」の評価観点からの設問欄14bに対する得点、「数学的な考え方」の評価観点からの設問欄に対する得点の順に各列に並んでいる。
一方、図7に示すように、得点集計用ソフト7の得点入力欄72は、3つの得点入力欄72a、72b、72cに区画されている。左側の得点入力欄72aは、「数量や図形についての知識・理解」の評価観点からの設問欄14aに対する得点を記入するものである。また、中央の得点入力欄72bは、「数量や図形についての技能」の評価観点からの設問欄14bに対する得点を記入するためのものである。さらに、右側の得点入力欄72cは、「数学的な考え方」の評価観点からの設問欄に対する得点を記入するためのものである。つまり、得点集計用ソフト7の得点入力欄72は、指導者用解答付き用紙の得点集計欄25、35が並列状態とされたときの各児童の得点の並び順と同一となっている。
次に、得点集計用ソフト7の得点入力欄72に、各児童の得点を入力する作業について説明する。
まず、得点集計用ソフト7の左側の学期選択欄74で「1学期」を選択し、学習単元欄75で「長さのたんい」を選択し、右側の名前欄71で出席番号1番の児童を選択する。そして、図4に示す得点集計欄25、35が並列状態とされた表から、出席番号1番の行に記入された各得点を、得点集計用ソフト7の得点入力欄72に入力する。このとき、得点集計用ソフト7の得点入力欄72の並び順と、得点集計欄25、35が並列状態とされた列の並び順とが同一であることから、得点集計欄25、35が並列状態とされた表に記入された得点を、そのままの数字列で得点集計用ソフト7の得点入力欄72a、72b、72cに入力すればよい。
出席番号1番の児童の各得点を得点集計用ソフト7の得点入力欄72a、72b、72cに入力すると、得点集計用ソフト7の集計欄73の出席番号1番の行に、入力した各得点が表示されるとともに、得点入力欄72a、72b、72cが空欄となって初期状態に戻る。また、このとき名前欄71には、出席番号2番の児童が表示される。
続いて、出席番号2番の児童についても同様にして得点を入力し、集計欄73に得点を表示させる。出席番号3番から40番までの児童の得点についても同様に入力する。
このようにして、1クラス40人全員の児童用テストの得点を入力することにより、学習単元「長さのたんい」における評価観点別の全児童の得点が、得点集計用ソフト7の集計欄73に一覧表として完成することになる。
こうした作業を、1学期中に学習する学習単元のテストごとに行うことにより、学期中の学習単元テストごとに、各評価観点からの全児童の得点一覧表を簡単に作成することができる。
また、得点集計用ソフト7は、入力されたデータをもとに、図5に示すような、学習単元テストごとの各児童の得点を表示するための「単元別学習状況評価のための得点集計表」5や、図6に示すような、評価観点ごとの各児童の得点を表示するための「観点別学習状況評価のための得点集計表」6も簡単に作成することができる。「単元別学習状況評価のための得点集計表」5や、「観点別学習状況評価のための得点集計表」6をもとにして、各児童が、学期中に習得すべき学習単元をどの程度理解し、習得しているかを把握し、評価することができる。
以上説明したように、本実施形態の指導者用解答付き用紙では、ガイド線27で折り返すことにより、児童用テストの表裏両面の得点が一覧として視認可能となるため、1つの学習単元テストでの得点集計作業の作業効率が向上する。また、児童が学期中に学習する学習単元ごとのテストでの得点集計作業も簡略化でき、集計作業の効率を向上させることができる。学期中に習得すべき学習単元をどの程度理解し、習得しているかを把握し、評価する作業での作業効率が向上する。
なお、「得点集計表」として、得点集計用ソフト7に入力するのではなく、紙面に印刷された得点集計用紙に転記するようにしてもよい。「得点集計表」として、紙面に印刷された得点集計用紙を使用する場合について、図5の「単元別学習状況評価のための得点集計表」5、図6の「観点別学習状況評価のための得点集計表」6が、得点集計用紙であるとして、以下、説明する。
図5に示すような「単元別学習状況評価のための得点集計表」5には、学習単元名51、評価観点名52が各列に表示されているとともに、出席番号及び児童名を表示する欄53が複数行設けられ、学習単元ごと、評価観点ごとの得点を児童ごとに表示することができるように構成されている。また、図6に示すような「観点別学習状況評価のための得点集計表」6には、評価観点名61ごとに、各学習単元名62が各列に表示されているとともに、出席番号及び児童名を記載する欄63が複数行設けられ、各評価観点での得点を、児童ごとに表示することができるように構成されている。
図4、図5に示すように、まず、得点集計欄25、35が並列状態とされた表から、出席番号1番の行に記入された各得点を、「単元別学習状況評価のための得点集計表」5における学習単元「長さのたんい」の列の、出席番号1番の行に転記する。同様にして、得点集計欄25、35の出席番号2番以降の行に記入された各得点を、「単元別学習状況評価のための得点集計表」5の該当する行に転記する。
このようにして、「単元別学習状況評価のための得点集計表」5における出席番号及び児童名を記載する欄53に、得点集計欄25、35が並列状態とされた表から、そのままの数字列を転記することで、「単元別学習状況評価のための得点集計表」5における「長さのたんい」での各児童の得点集計表を作成することができる。
こうした作業を、学習単元ごとのテストのたびに行うことにより、学期中に学習するテストでの各評価観点からの得点集計表を簡単に作成することができる。
また、図6に示すように、「観点別学習状況評価のための得点集計表」6についても、得点集計欄25、35が並列状態とされた表から、「単元別学習状況評価のための得点集計表」5と同様にして、各児童の得点を転記することができる。本実施形態で説明した学習単元名「長さのたんい」のテスト結果を記載する場合、得点集計欄25、35が並列状態とされた表から、「観点別学習状況評価のための得点集計表」6における出席番号及び児童名を記載する欄63における評価観点名61の「長さのたんい」の欄に、児童ごとの得点を転記すればよい。
次に、本実施形態の指導者用解答付き用紙の効果について述べる。
(1)本実施形態の指導者用解答付き用紙には、複数の児童の得点を記入する得点集計欄25、35が記載されている。このため、テストを実施した結果を一元的に管理することができる。
(2)指導者用解答付き用紙の表面2の得点集計欄25を、裏面3の得点集計欄35に向けて折り返すことにより、得点集計欄25、35を並列状態で視認可能とすることができる。このため、表裏に亘って記載されたテストの結果を一つの表で一元的に管理することができる。
(3)得点集計欄25、35が並列状態とされたとき、学習単元テストでの評価観点ごとの得点を児童ごとに記載した一つの表として視認することができる。評価観点ごとの得点の並びを、得点集計用ソフト7の得点入力欄72と同じ並びとすることにより、得点集計用ソフト7の得点入力欄72へ入力する作業の効率が向上する。学期末等に必要となる学習単元テストごとの得点の集計作業が効率的に行える。
(4)学習単元テストでの評価観点ごとの得点を児童ごとに記載した一つの表として視認することができるため、図5に示される「単元別学習状況評価のための得点集計表」5や、図6に示される「観点別学習状況評価のための得点集計表」6を、紙面に印刷された得点集計用紙として構成した場合であっても、転記する作業を効率的に行うことができる。学期末等に必要となる学習単元テストごとの得点の集計作業の効率が向上する。
(5)得点集計欄25、35が並列状態とされたとき、得点集計欄25と得点集計欄35との間に隙間が生じないようにしている。このため、各児童の得点を把握しやすい。また、「得点集計表」に書き込む際の作業効率が向上する。
(6)指導者用解答付き用紙の表面2には、得点集計欄25を得点集計欄35に向けて折り返すためのガイド線27が記載されている。このため、得点集計欄25、35を容易に、かつ、正確に位置合わせすることができる。
(7)得点集計欄25、35を構成する表の罫線は、5行ごとに太線とされている。したがって、得点集計欄25と得点集計欄35とを位置合わせしやすい。また、得点集計欄25、35へ記入する際、行を間違えたりすることを抑制することができる。
(8)本実施形態の指導者用解答付き用紙には、児童用テストに記載された設問欄、解答欄等と同一形式の設問欄、解答欄等が記載され、解答欄には、正答、許容される解答、誤答例、採点基準等が赤字で記載されている。このため、テストの採点の作業効率が向上する。
(9)本実施形態の児童用テストは、略A3の大きさであるのに対し、指導者用解答付き用紙は、その約半分の略A4の大きさである。このため、指導者用解答付き用紙を置くことにより作業スペースが狭くなるといった不具合が起きにくい。テストの採点の作業効率が向上する。
上記実施形態は以下のように変更してもよく、また、これらの変更例を適宜組み合わせて適用してもよい。
・ 本実施形態では、指導者用解答付き用紙を一枚の用紙として説明したが、指導者用解答付き用紙が複数頁綴じられた冊子として構成されていてもよい。この場合、すでにテストの採点、集計作業が終了した頁では、得点集計欄25を得点集計欄35に向けて折り返された状態に保持しておけば、折り返された頁が目印となって、次回に実施する頁をすぐに開くことができる。
・ 本実施形態では、表裏両面に設問等が記載された児童用テストと、表裏両面に設問及び正答等が記載された指導者用解答付き用紙について説明したが、紙面の一方のみに設問等が記載された児童用テストと、紙面の一方のみに設問及び正答等が記載された指導者用解答付き用紙としてもよい。
・ 本実施形態では、得点集計欄25を指導者用解答付き用紙の表面2の右方に記載するとともに、得点集計欄35を指導者用解答付き用紙の裏面3の右方に記載した。これに限らず、例えば、図8(a)に示すように、得点集計欄25を表面2の左方に記載するとともに、得点集計欄35を裏面3の左方に記載してもよい。この場合、図8(b)に示すように、裏面3に記載されたガイド線37に沿って山折りし、裏面3の得点集計欄35を、表面2の得点集計欄25に向けて折り返せば、得点集計欄25、35が並列状態となり、一つの表として視認できるようになる。なお、図8、及び、以下で説明する図9〜図11では、得点集計欄25、35のみを模式的に記載し、その他の記載事項は省略した図としている。
・ 本実施形態では、指導者用解答付き用紙の表面2の得点集計欄25には、児童用テストの表面1の得点欄13a、13bの得点のみを記入するようにしたが、これに限定されない。図9(a)に示すように、児童用テストの表面1の得点欄13a、13bの得点のみでなく、裏面の得点欄の得点も記入できるようにしてもよい。この場合、例えば、図9(a)に示すように、表裏両面の設問のすべての評価観点の得点を記入できる得点集計欄25を指導者用解答付き用紙の表面2の右方に記載する。一方、図9(b)に示すように、例えば、裏面3に記載された評価観点「数学的な考え方」を見る設問に対する各児童の得点を記入できる得点集計欄35を、指導者用解答付き用紙の裏面3の左方に記載する。そして、裏面3の得点集計欄35を表面2の得点集計欄25に向けて折り返すことで、得点集計欄25、35を並列状態とする。この状態で、得点集計欄35の「数学的な考え方」の欄の得点を、得点集計欄25の「数学的な考え方」の欄に転記すればよい。こうすることで、「得点集計表」に書き込む際、指導者用解答付き用紙を折り返しておく必要がない。
・ 図10(a)に示すように、得点集計欄25を指導者用解答付き用紙の表面2の右方に記載するとともに、図10(b)に示すように、得点集計欄35を指導者用解答付き用紙の裏面3の左方に記載し、得点集計欄25、35を切り取り線で切り取り可能に構成してもよい。こうすることで、「得点集計表」に書き込む際、得点集計欄25、35を切り取ってから作業を行うことができる。指導者用解答付き用紙に比べて小さな作業スペースで行うことができて、作業効率が向上する。また、テストでの得点は個人情報であるため、集計後の得点集計欄25、35を廃棄することが容易であり、個人情報の保護の観点からも好ましい。
・ 図11(a)に示すように、得点集計欄25を指導者用解答付き用紙の表面2の右方に記載するとともに、得点集計欄25の右方に得点集計欄35の大きさ分の枠を点線で記載し、図11(b)に示すように、指導者用解答付き用紙の裏面3の得点集計欄35をシールとしてもよい。裏面3から得点集計欄35をはがして、表面2の得点集計欄25の右方の点線の枠内に貼り付けることにより、一体化した表とすることができる。
・ 本実施形態では、得点集計欄25、35を評価観点ごとの得点を記入するように構成したが、これに限定されない。設問ごとの得点を記入するようにしてもよく、また、自由な観点から得点集計ができるように、評価観点名25b、25c、35bの欄を空欄として、自由に記載できるようにしてもよい。
・ 本実施形態では、得点集計欄25、35を評価観点ごとの得点のみを記入するように構成したが、児童ごとの合計得点を記入するようにしてもよい。この場合、児童用テストの表面1の合計得点と、裏面の合計得点、裏表両面の合計得点をそれぞれ記入するようにしてもよく、裏表両面の合計得点のみを記入するようにしてもよい。
・ 本実施形態では、指導者用解答付き用紙の表面2のガイド線27に沿って山折りする場合と、指導者用解答付き用紙の裏面3のガイド線37に沿って山折りする変更例について説明したが、ガイド線27、37は、山折りする側の紙面に記載せず、谷折りする側の紙面に記載してもよい。または、両面に記載してもよい。
・ 本実施形態ではガイド線27で折り返すようにしたが、折り返す際の目印は、線状でなくてもよい。丸印や三角印等の図形を所定の位置に設けて折り返す際の目印としてもよい。また、折り返す際の目印は、紙面のどの位置に記載してもよい。紙面の上方に記載してもよく、線状の目印を紙面の全体に亘って記載してもよい。
・ 本実施形態の得点集計欄25、35は、表の罫線を5行ごとに太線とされている。これに限らず、所定数の行ごとに太線としてもよい。例えば、2行ごとに太線としたり、10行ごとに太線としたりしてもよい。また、所定数の行ごとに、各欄に網掛けを施したり、着色したりしてもよい。こうすることで、得点集計欄25と得点集計欄35との位置合わせがしやすく、得点集計欄25、35へ記入間違いが抑制される。
・ 本実施形態では、クラス全員の児童用テストの表面1の解答を先に採点した後、裏面の解答を採点する場合について説明した。この場合に限らず、例えば、出席番号1番の児童の児童用テストの表裏を採点した後、出席番号2番の児童の児童用テストの表裏を採点するようにしてもよい。
・ 本実施形態では、出席番号が1番の児童のテストの表面1を採点した後、その得点を指導者用解答付き用紙の得点集計欄25に記入し、続いて出席番号が2番の児童のテストの表面1を採点した後、その得点を指導者用解答付き用紙の得点集計欄25に記入するようにした。しかし、児童一人ずつのテストの表面1を採点するたびに得点集計欄25に記入する場合に限らない。すべての児童のテストの表面1を採点した後、すべての児童の得点を指導者用解答付き用紙の得点集計欄25に記入するようにしてもよく、或いは、一定数の児童のテストの表面1を採点した後、その得点を得点集計欄25に記入し、続いて、さらに一定数の児童のテストの表面1を採点するようにしてもよい。採点方法、順番等は特に限定されるものではない。
・ 本実施形態では、クラス全員の児童用テストを出席番号順に並べてから採点する場合について説明したが、これに限らない。ランダムな順番で並べられたままで採点してもよい。得点集計欄の通し番号と児童とが1対1に対応し、各種「得点集計表」の通し番号と児童とが1対1に対応するように得点を記入すれば、採点順は特に限定されない。
11、21、31…学習単元名、12、22、32…氏名記入欄、13、23、33…得点欄、14a、14b、24a、24b、34a、34b…設問欄、14e、24e、34e…解答欄、25、35…得点集計欄。

Claims (4)

  1. 複数枚の児童用テストで構成されたテスト集のうちの一枚の前記児童用テストの採点に使用する指導者用解答付き用紙であって、
    前記児童用テストに記載された設問と同一の設問及びその解答が記載され、
    複数の児童の当該児童用テストのみの得点を、児童ごとに記入する得点集計欄がさらに記載されていることを特徴とする指導者用解答付き用紙。
  2. 表裏に設問が記載された児童用テストの採点に使用する指導者用解答付き用紙であって、
    児童用テストに記載された設問と同一の設問及びその解答が表裏に記載され、
    指導者用解答付き用紙の第1の面には、該第1の面に記載された設問の得点を児童ごとに記入する第1の得点集計欄が設けられ、指導者用解答付き用紙の第2の面には、該第2の面に記載された設問の得点を児童ごとに記入する第2の得点集計欄が設けられ、
    前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄は、前記第1の面の第1の得点集計欄を含む部分を、前記第2の面の第2の得点集計欄に向けて折り返すことにより、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄とが視認可能となる位置に設けられていることを特徴とする指導者用解答付き用紙。
  3. 指導者用解答付き用紙には、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄とが視認可能となるように折り返すための目印が設けられている請求項2に記載の指導者用解答付き用紙。
  4. 前記目印は、該目印の位置で、前記第1の面の第1の得点集計欄を含む部分を、前記第2の面の第2の得点集計欄に向けて折り返すことにより、前記第1の得点集計欄と前記第2の得点集計欄とが並列状態で視認可能となる位置に設けられている請求項3に記載の指導者用解答付き用紙。
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