JP3098870U - 絶対評価用資料教材 - Google Patents

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Abstract

【課題】客観的な絶対評価を行う教師用の資料教材を提供すること。
【解決手段】評価規準・評価目標・ABC評価をする評価基準を有してなる評価規準表と、観点ごとに区分けして出題され且つ生徒が自己評価できるチェック表を配置した単元プリントと、生徒の観点別学習状況を個人別に集計把握して単元ごとのABC評価ができる得点集計ソフトで構成する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、評価規準表と単元プリント及び得点集計ソフトからなる絶対評価用資料教材に関する。
【0002】
【従来の技術】
長年採用されてきた評価方法である相対評価(=目標に準拠した評価)と異なり、初めての絶対評価は現場の教師にとって少なからぬ負担となっている。中学校における従来の相対評価は、テストの得点によってクラスや学年のどのランクに位置するかを示すものであり、評定方法は5段階評価であるが、その内訳は「5」と「1」が7%、「4」と「2」が24%、「3」が38%、という配分があらかじめ決められており、各自の得点はクラスの平均点によって評価が変わってくる。例えばテストで80点をとってもクラス平均が80点であれば評価は「3」であり、「4」や「5」の高い評価を得るためにはそれ以上の点数を取らなければならないが、絶対評価では原則として単元別に観点ごとのABC評価をしたうえで、それを基に5段階評価を行うものであるから、例えばテストで70点レベル(Bレベル)であっても、「関心・意欲・態度」がAであれば「5」の評価が与えられることもある。つまり相対評価ではいくら頑張ってもクラス(学年)の学力が高ければ評定は低いという結果になるが、絶対評価では頑張ることによって他の生徒との比較なしに評定が高くなるという利点がある。しかしながら現在の絶対評価では、評価の規準となる資料に乏しく、大ざっぱな評価規準を参照しながら教師が評価をしているのが実情といえる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような大ざっぱな資料では正確を期しがたく、教師の主観が入りやすいため公正な評価をしにくいという問題があり、父兄に対する説明責任は相対評価に比較してより重くなっているのに反し未だ適切な資料教材がないことから教師にとって絶対評価の依拠となる支援システム教材の出現は喫緊の課題となっている。本考案はこのような現状に鑑みて、教科書に準拠し評価項目を具体的に提示するとともに評価基準を明確にした評価規準表をベースに、単元ごとのプリントと、得点集計ソフトの三位一体とした教材を提供して前記した従来の諸不利を解消しようとするものである。因みに「評価規準」とは具体的な学習内容に即して評価の目標を明らかにしたものであるのに対し、「評価基準」は判定の尺度を示すものである。例せば「be動詞の使い分けができる」は評価規準で、「80%達成(到達)している」などが評価基準となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、▲1▼観点別とした単元ごとの評価規準、該評価規準を基により具体的に示した評価目標、及びプリントの得点からABC評価をする一覧表にした評価基準を有する評価規準表と、
▲2▼各単元を原則一枚の用紙上に印刷し観点ごとに区分けして出題され且つ生徒が自己評価できるチェック表を配置した単元プリントと、
▲3▼生徒の観点別学習状況を個人別に集計把握して単元ごとのABC評価ができる得点集計ソフト、を備えることを技術手段としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1に示すXは本発明の実施に供する評価規準表であって、上部欄外に「1 LESSON1〜LET’STALK1」と表示した単元名見出し1を設け、単元名見出し1の右側に、「教科書P.2〜P.7」と表示した教科書該当頁2を設けて教科書に準拠していることを示すとともに、教科書の当該頁が直ちに参照できる仕組みとなっている。図示のように1頁につき1つの単元が納まる構成であり、12の単元であれば当然ながら12頁の分量となる。
【0006】
単元名見出し1下部の枠内には、観点欄3、各単元の評価項目につき観点別に示した評価規準欄4、「プリント上での評価目標」と書かれた評価目標欄5、「プリントの対応番号」と書かれた1〜7までの数字が記載された対応番号欄6、大問ごとの得点欄7、観点別総得点欄8、「ABC」のランクに分けた評価基準欄9が左側より順次配置され、また下部の欄外に、3年用英語を意味する「英語3年」と表示した学年表示10が頁ナンバーと共に施されている。そして観点欄3は観点1〜4の4つに区分され、観点1が「コミュニケーションへの関心・意欲・態度」、観点2が「『表現』の能力」、観点3が「『理解』の能力」、観点4が「言語や文化についての知識・理解」、となっている。評価規準欄4と評価目標欄5には、観点欄3の観点1〜4に対応する内容が具体的に示されている。例えば観点2の「『表現』の能力」の「話す」の項目を見ると、評価規準欄4の内容は「食べたり飲み物をすすめたり、それに対して答えられる。」であり、評価目標欄5の内容は評価規準欄4を基に「飲食物をすすめたり、それに対して適切に応答する文を正しく使える。」というもので、より具体的に示されている。
【0007】
同じ観点2には「書く」項目があり、この評価規準欄4の内容は「受け身形を使って表現できる。」であり、評価目標欄5の内容は、「受け身形を使って、スポーツの試合に必要な選手の人数が書ける。」となっている。そして「話す」の観点の対応番号欄6のプリント番号は「4」、「書く」の観点のプリント番号は「5」であり、これらは評価目標に対応したプリント上の番号と一致する。また「話す」の得点欄7には「20点」、「書く」の得点欄7には「5点」と記載され、観点別総得点欄8には双方を合計した「25点」が表示されている。
【0008】
上記得点に対応する評価基準欄9の「A」には「25〜20点」、「B」には「15点」、「C」には「10〜0点」が表示され、生徒の得点に応じてA〜Cのいずれかのランクに振り分けられる。すなわちプリントの得点を見てABC評価ができるという仕組みである。なお各観点とも、Aは総得点の80%以上、Bは50%以上、Cは50%未満と定めることが一応の目安と言えるが、学校及びクラスの状況に応じてパーセンテージは任意に変更できる。
【0009】
図2は単元プリントYの表面図、図3は裏面図であり、表裏1枚で前記した評価規準表Aの1頁分に相当する単元が印刷されている。表面の上段帯状枠の中に「1 LESSON1〜LET’STALK1」の単元名見出し11、その横に名前記入欄12、観点別得点欄13、総得点欄14が順次設けられ、上部欄外左側には、英語3年を意味する「英語3」の学年表示15と、「教科書P.2〜7」の教科書該当頁16が、また右側には実施日17が記載されている。
【0010】
単元名見出し11の下より観点ごとの設問18が表裏面にわたり区分けして配され、各設問18に大問番号19が発問20とともに設けられている。この大問番号19は、評価規準表Aの対応番号欄6に記載の数字と一致するもので、例えば評価規準表Aの前記した観点2の「『表現』の能力」における「話す」の項の対応番号「4」、「書く」の項の対応番号「5」は、設問18における「『表現』についての問題」中の大問番号「4」・「5」である。
【0011】
発問20の右側又は下側の空欄に解答記入欄21があり、生徒のテスト用プリントの解答記入欄は空白であるが、教師用には解答チェックをしやすいように、あらかじめ図示のような正答が印刷され、教師はこの正答と、生徒から提出された単元プリントの解答とを照らし合わせて採点をし、設問18に併置した観点別の採点欄22に記入するとともに、全ての採点が終了したときに観点別得点欄13、総得点欄14に点数を記入する。
【0012】
単元プリントYの裏面の最下段に、生徒が自己評価できる四角枠で囲んだ自己評価チェック表23がある。この自己評価チェック表23は、生徒自身で単元の内容をどこまで理解できたかを把握するためのもので、問題24と「できなかった・ふつう・できた」と記載された評価項目25があり、評価項目25のいずれかにチェックを入れる。こうすることで良かった点と悪かった点の区別が明確となり、自分で学習上の問題点を克服する良好な資料となる。
【0013】
図4はクラスごとに作成される得点集計ソフトZの画面表示を示し、実施日、プリントの回数など単元プリントYに対応して単元ごとに区分けされ、クラス人数分の番号欄30、名前欄31、「言語・文化」「表現」「理解」「関心・意欲」といった観点欄32と、夫々の観点別にあらかじめ決められた点数「45・25・30」の総得点を表示した総得点欄33が登録され、単元プリントYの採点後に、観点別に得た点数を入力することでABC評価が自動的に表示される。すなわち図における名前欄31の「花田まる夫」の「言語・文化」の得点は「40」であり、この数字を打ち込むと自動的に「A」の評価となる。同様にして「表現」の得点は「20」で評価は「A」、「理解」の得点は「15」であるから評価は「B」となり、このようにして観点別学習状況が個人別に把握できる。
【0014】
名前欄31の最下部に「学級平均」、「学年平均」の欄を設けることでクラス平均点、学年平均点を自動的に表示させることもでき、また学期別評価欄34を併設し、回数を選択して範囲指定することにより各学期のABC評価が自動的に表示され、同様にして年間を通してのABC評価も自動表示でき、更にはデータを分析し、観点別ABC比率表示なども画面上で実行できる。なお評価基準は学校やクラスの状況に合わせて自由に設定・変更でき、更に上記得点集計表の一部を空白にしたものをクラス分コピーして夫々に生徒の名前を記入し、各回ごとに得点や評価を書き入れるようにするとコンピューター操作をしないで手書きによる得点集計を行えるが、このような使用も本考案の自由な実施範囲に属する。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、評価規準表・単元プリント・得点集計ソフトをセットとして構成されるので、プリント上の観点別得点が、評価規準表を根拠に一覧表とした見やすい評価基準のABCのいずれかに該当して公正な絶対評価に変わる。したがって教師は生徒やその父兄に対する説明責任に自信が持てるとともに得点集計ソフトによって集計が容易となり、労力負担が軽減されて事務処理能率がアップする。
【0016】
評価規準表の評価規準と評価目標は、観点別に具体的内容を明記し且つ評価基準と組み合わさるので客観的資料となり、生徒の学習上の得意不得意の傾向性を把握できるため生徒の個性を伸ばしたり弱点克服の材料にすることで学力向上が所期される。
【0017】
単元プリントに設けた自己評価チェック表は、生徒自身で自己評価をするユニークな資料であり、評価項目をチェックすると自己の弱点や苦手箇所を知ることができて学習上の有益な反省材料となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における評価規準表の説明図である。
【図2】単元プリント表面の説明図である。
【図3】単元プリント裏面の説明図である。
【図4】得点集計ソフトの画面表示の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
X 評価規準表  1 単元名見出し  2 教科書該当頁  3 観点欄
4 評価規準欄  5 評価目標欄  6 対応番号欄  7 得点欄
8 観点別総得点欄  9 評価基準欄  10 学年表示
Y 単元プリント  11 単元名見出し  12 名前記入欄
13 観点別得点欄  14 総得点欄  15 学年表示
16 教科書該当頁  17 実施日  18 設問  19 大問番号
20 発問  21 解答記入欄  22 採点欄
23 自己評価チェック表  24 問題  25 評価項目
Z 得点集計ソフト  30 番号欄  31 名前欄  32 観点欄
33 総得点欄  34 学期別評価欄

Claims (1)

  1. 観点別とした単元ごとの評価規準、該評価規準を基により具体的に示した評価目標、及びプリントの得点からABC評価をする一覧表にした評価基準を有してなる評価規準表と、
    各単元を原則一枚の用紙上に印刷し観点ごとに区分けして出題され且つ生徒が自己評価できるチェック表を配置した単元プリントと、
    生徒の観点別学習状況を個人別に集計把握して単元ごとのABC評価ができる得点集計ソフト、からなる絶対評価用資料教材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299166A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Nippon Hyojun:Kk 学習能力評価システム
JP2018034379A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社文溪堂 指導者用解答付き用紙

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JP2008299166A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Nippon Hyojun:Kk 学習能力評価システム
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