JP6764982B1 - 分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム - Google Patents

分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6764982B1
JP6764982B1 JP2019138682A JP2019138682A JP6764982B1 JP 6764982 B1 JP6764982 B1 JP 6764982B1 JP 2019138682 A JP2019138682 A JP 2019138682A JP 2019138682 A JP2019138682 A JP 2019138682A JP 6764982 B1 JP6764982 B1 JP 6764982B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feature amount
particle size
distribution
distribution estimation
estimation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019138682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021022198A (ja
Inventor
竹内 啓五
啓五 竹内
悦央 長谷川
悦央 長谷川
哲一 山下
哲一 山下
将来 本明
将来 本明
俊樹 武重
俊樹 武重
信弥 久保田
信弥 久保田
和敏 松崎
和敏 松崎
弘充 友澤
弘充 友澤
美恵 土屋
美恵 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuho Information and Research Institute Inc
Shimizu Corp
Original Assignee
Mizuho Information and Research Institute Inc
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizuho Information and Research Institute Inc, Shimizu Corp filed Critical Mizuho Information and Research Institute Inc
Priority to JP2019138682A priority Critical patent/JP6764982B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764982B1 publication Critical patent/JP6764982B1/ja
Publication of JP2021022198A publication Critical patent/JP2021022198A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】物体群において、構造の種別における分布を推定可能とした分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラムを提供する。【解決手段】粒度分布推定システムは、骨材群の表面における複数の位置を示す表面点群データから特徴量を算出する特徴量算出部23と、特徴量から骨材群における粒体の大きさの分布を出力するように学習した機械学習器を用いて特徴量算出部23が算出した特徴量から粒体の大きさの分布を推定する分布推定部24とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラムに関する。
コンクリートを形成する材料である骨材として、種々の大きさを有した骨材が用いられている。骨材の体積は、コンクリートの体積における大部分を占めるため、コンクリートの物性は、骨材の大きさに大きく影響される。それゆえに、例えば、複数の骨材が骨材を貯蔵するサイトから骨材を出荷するための施設に搬送されるときに、所定の閾値を超える大きな骨材が、他の骨材から取り除かれている。この際に、骨材の大きさは、二次元画像における輝度の分布に基づいて特定されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−212778号公報
ところで、所望の物性を有したコンクリートを形成するために、互いに異なる大きさを有した複数の骨材を所望の割合で混合することが試みられている。そして、骨材の大きさを推定するシステムには、骨材における粒度の分布を推定することが新たに求められている。なお、こうした課題は、骨材に限らず、互いに異なる大きさを有した粒体を含む粒体群において粒度の分布を推定する場合に共通している。また、こうした課題は、互いに異なる大きさや形状を有した物体を含む物体群において、構造の種別である大きさや形状での分布を推定する場合にも共通している。
本発明は、物体群において、構造の種別における分布を推定可能とした分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための分布推定システムは、物体群の表面における複数の位置を示す表面点群データから特徴量を算出する特徴量算出部と、前記特徴量から前記物体群が含む物体の構造における種別の分布を出力するように学習した機械学習器を用いて前記特徴量算出部が算出した前記特徴量から物体の構造における種別の分布を推定する分布推定部と、を備える。
本発明によれば、構造の種別における分布を推定することができる。
一実施形態における粒度分布推定システムの構成を模式的に示す装置構成図。 粒度分布推定システムが備える処理部の構成をデータ生成部とともに模式的に示すブロック図。 一実施形態の粒度分布推定方法が含む学習処理の手順を示すフローチャート。 第1特徴量の算出方法を模式的に示す模式図。 第2特徴量の算出方法を模式的に示す模式図。 一実施形態の粒度分布推定方法が含む推定処理の手順を示すフローチャート。 推定処理の変更例における手順を示すフローチャート。
図1から図6を参照して、分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラムの一実施形態を説明する。分布推定システムは、特徴量算出部と、分布推定部とを備えている。特徴量算出部は、物体群の表面における複数の位置を示す表面点群データから特徴量を算出する。分布推定部は、特徴量から物体群が含む物体の構造における種別の分布を出力するように学習した機械学習器を用いて特徴量算出部が算出した特徴量から物体の構造における種別の分布を推定する。物体の構造とは、物体の大きさおよび物体の形状のいずれかである。物体の構造が物体の大きさである場合には、種別とは、物体の大小である。物体の構造が物体の形状である場合には、種別は、例えば、円筒状、および、直方体状などの複数の形状を含む。
以下では、分布推定システムの一例である粒度分布推定システム、分布推定方法の一例である粒度分布推定方法、および、分布推定プログラムの一例である粒度分布推定プログラムについて説明する。
[粒度分布推定システムの構成]
図1および図2を参照して、粒度分布推定システムの構成を説明する。
図1が示す粒度分布推定システム10は、複数の骨材Aから構成される骨材群AGにおける粒度分布を推定するシステムである。骨材Aは、物体の一例である。骨材群AGは、物体群の一例である。粒度分布は、粒体群に含まれる粒体の大きさの分布である。
粒度分布推定システム10は、データ生成部11、処理部12、および、搬送部13を備えている。データ生成部11は、骨材Aに対する三次元点群データを生成する。データ生成部11は、例えば、TOF(Time of Fright)方式の3次元スキャナーである。三次元点群データは、測定対象に対してデータ生成部11が設定する複数の測定対象点であって、実際の空間である三次元空間に位置する各点を直交座標で表現した点データの集合である。直交座標は、例えば(x、y、z)によって表現される。
搬送部13は、骨材Aに対する三次元点群データを生成するデータ生成部11に向けて骨材Aを搬送する。搬送部13は、例えば、ベルトコンベアーである。搬送部13は、骨材Aの搬送を開始する所定の開始位置から、骨材Aの搬送を終了する所定の終了位置まで延び、搬送部13の延びる方向に沿って骨材Aを搬送する。データ生成部11は、開始位置から終了位置に向かう途中に位置する。搬送部13が開始位置から終了位置まで骨材Aを搬送するとき、搬送部13は、搬送部13が延びる方向に沿って、データ生成部11よりも上流の位置からデータ生成部11に向けて骨材Aを搬送する。開始位置は、例えば、骨材Aを製造する砕石場であり、終了位置は、例えば骨材Aを貯蔵するサイロである。
処理部12は、データ生成部11が生成した三次元点群データを用いて、骨材Aにおける粒度分布の推定に関わる処理を行う。処理部12は、例えば、データ生成部の一例である三次元スキャナーに接続されたコンピューターである。
図2を参照して、データ生成部11、および、処理部12の構成をより詳しく説明する。
図2が示すように、処理部12は、学習部21、保持部22、特徴量算出部23、分布推定部24、および、管理部25を備えている。
データ生成部11は、粒度分布を学習するための骨材群AG、すなわち、学習用の骨材群AGに対する三次元点群データである学習用データDTと、粒度分布を推定するための骨材群AG、すなわち、判定用の骨材群AGに対する三次元点群データである推定用データDEとを生成する。
学習用の骨材群AGは、粒度分布が未知である骨材群AGの粒度分布を推定するための学習モデルを学習するための骨材群AGである。学習用の骨材群AGにおける粒度分布は、既知である。これに対して、判定用の骨材群AGは、粒度分布が未知の骨材群AGであって、粒度分布推定システム10による推定の対象となる骨材群AGである。
特徴量算出部23は、骨材群AGの表面における複数の位置を示す三次元点群データから特徴量を算出する。三次元点群データは、表面点群データの一例である。特徴量算出部23は、学習用データDTの入力に応じて、学習用データDTから学習用特徴量FTを生成する。一方で、特徴量算出部23は、推定用データDEの入力に応じて、推定用データDEから推定用特徴量FEを生成する。
学習部21は、学習用特徴量FTから学習用の骨材群AGの粒度分布を出力するように、学習用特徴量FTを用いた機械学習を行う。学習部21は、学習結果として、粒度分布モデルMを生成する。粒度分布モデルMは、例えば、粒度分布を推定するための関数やパラメータである。
保持部22は、学習部21の生成した粒度分布モデルMを保持する。
分布推定部24は、特徴量算出部23が算出した特徴量から粒度分布を推定する。分布推定部24は、粒度分布の推定に、特徴量から骨材群AGの粒度分布を出力するように学習した機械学習器を用いる。本実施形態において、上述した学習部21と保持部22とが、機械学習器の一例を構成している。分布推定部24は、保持部22が保持する粒度分布モデルMを用いて、推定用特徴量FEにおける粒度分布を推定する。
管理部25は、各機能部が実行する処理を管理する。管理部25が管理する処理は、例えば、学習部21が粒度分布モデルMを生成するための処理、および、保持部22が粒度分布モデルMを保持するための処理を含む。管理部25が管理する処理は、例えば、特徴量算出部23が、学習用特徴量FTおよび推定用特徴量FEを算出するための処理を含む。また、管理部25が管理する処理は、分布推定部24が粒度分布を推定するための処理を含む。管理部25は、粒度分布推定プログラムを有し、粒度分布推定プログラムを実行することによって、処理部12を学習部21、保持部22、特徴量算出部23、および、分布推定部24として機能させる。
データ生成部11は、有線、あるいは、無線によって、処理部12に接続されている。データ生成部11は、学習用データDT、または、推定用データDEを出力する。処理部12は、データ生成部11が出力した学習用データDT、または、推定用データDEを入力する。
なお、処理部12は、自身が実行する全ての処理についてソフトウェア処理を行うものに限られない。たとえば、処理部12は、自身が実行する処理の少なくとも一部についてハードウェア処理を行う専用のハードウェア回路(たとえば特定用途向け集積回路:ASIC)を備えてもよい。すなわち、処理部12は、1)コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って動作する1つ以上のプロセッサ、2)各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する1つ以上の専用のハードウェア回路、あるいは3)それらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)として構成され得る。プロセッサは、CPU、並びに、RAMおよびROMなどのメモリを含む。メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリすなわちコンピューター可読媒体は、汎用または専用のコンピューターでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
[粒度分布推定方法]
図3から図6を参照して、粒度分布推定方法を説明する。本実施形態の粒度分布推定方法は、以下に説明する学習処理と推定処理とを含む。なお、粒度分布推定方法は、推定処理を含む一方で、学習処理を含まなくてもよい。また以下では、学習処理と推定処理とを順に説明する。
[学習処理]
図3から図5を参照して学習処理を説明する。
学習処理は、特徴量を算出することと、特徴量を用いた学習を行うこととを含んでいる。特徴量を算出することでは、学習用データDTについて、骨材群AGの表面における複数の位置を示す三次元点群データから特徴量を算出する。特徴量を用いた学習を行うことでは、特徴量から骨材群AGの粒度分布を出力するように機械学習する。以下、図面を参照して、学習処理について詳しく説明する。
本実施形態の学習処理は、特徴量および回帰分析を選択する選択工程(ステップS11)と、粒度分布モデルMを生成する学習工程(ステップS12)とにより構成される。粒度分布モデルMを生成する学習工程では、骨材群AGの粒度分布の推定において推定の対象となる複数の粒度の各々に対する粒度分布モデルMが生成される。以下、選択工程および学習工程の各々についてより詳しく説明する。
[選択工程]
選択工程は、候補となる複数の特徴量の算出手法および複数の回帰分析手法から、高い予測性能を発揮することができる特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせを選択する。
選択工程では、まず、複数の特徴量の算出手法および複数の回帰分析手法の全ての組み合わせについて交差判定法を用いて予測性能を評価する。そして、予測性能の評価結果に基づき、特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせを選択する。
以下、本実施形態において上述した候補となる特徴量の算出手法、および、回帰分析手法について説明する。また、本実施形態において用いられる交差判定法について説明する。
[特徴量の算出手法]
図4および図5を参照して、特徴量の算出手法を説明する。
本実施形態において、候補となる特徴量の算出手法は、以下に説明する3つである。
第1手法は、骨材群AGの表面に位置する複数の点での平均平面と、各点との距離を含む第1特徴量F1を算出する。
すなわち、図4が示すように、第1特徴量F1を算出する際には、まず、三次元点群データTDから、当該三次元点群データTDに属する複数の点Pを2次元空間に射影することで、平均平面MPを算出する。次いで、三次元点群データTDに属する各点Pと、平均平面MPとの間の距離を算出する。そして、算出された複数の距離において、各距離が発生する頻度からヒストグラムを生成する。この生成されたヒストグラムが、第1特徴量F1である。
なお、第1特徴量F1の算出において、例えば、距離の最小値を−100mmに設定し、距離の最大値を100mmに設定することができる。距離の最小値は、ヒストグラムの階級における最小値であり、距離の最大値は、ヒストグラムの階級における最大値である。また、第1特徴量F1の算出において、例えば、ヒストグラムの次元数を50に設定することができる。
第2手法は、骨材群AGの表面に位置する複数の点によって形成される平面での法線ベクトルと、複数の点の一部によって形成される平面での法線ベクトルとが形成する角度を含む第2特徴量F2を算出する。
すなわち、図5が示すように、第2特徴量F2を算出する際には、まず、三次元点群データTDから、当該三次元点群データTDに属する複数の点Pによる平均平面MPを算出する。次いで、平均平面MPの平均法線NMを算出する。そして、一定の間隔で抽出される局所領域LAに含まれる複数の点Pから局所平均平面を算出し、かつ、当該局所平均平面の局所法線NLを算出する。そして、2つの法線NM,NLによって形成される角度を算出する。算出された複数の角度において、各角度が発生する頻度からヒストグラムを生成する。この生成されたヒストグラムが、第2特徴量F2である。
なお、第2特徴量F2の算出において、例えば、x軸方向における局所法線NLの算出数、および、y軸方向における局所法線NLの算出数を50に設定することができる。すなわち、例えば、x軸方向、および、y軸方向において、10mm間隔で局所法線NLを計算することができる。また、第2特徴量F2の算出において、局所領域LAの半径を40mmに設定することができる。さらに、第2特徴量F2の算出において、ヒストグラムの次元数を100に設定することができる。なお、角度を算出する最小の点数を10に設定することができる。すなわち、角度を算出することが可能な局所領域LAが10以上である場合に、第2特徴量F2を算出する。
第3手法は、第1特徴量F1と第2特徴量F2とに基づき第3特徴量F3を算出する。
より詳しくは、第3特徴量F3を算出する際には、まず、同一の三次元点群データTDから得られた第1特徴量F1、および、第2特徴量F2をそれぞれ正規化する。すなわち、各特徴量としてのヒストグラムに含まれる頻度の総和を1とし、各階級における頻度を頻度の総和によって除算する。そして、正規化された第1特徴量F1と、正規化された第2特徴量F2とを結合することによって、第3特徴量F3を算出する。
上述した特徴量F1,F2,F3は、骨材群AGの粒度分布の推定において推定の対象となる複数の粒度の各々について算出される。例えば、推定の対象となる複数の粒度が、第1粒度、第2粒度、および、第3粒度の互いに異なる3つの粒度を含む場合には、第1粒度に対する特徴量F1,F2,F3の算出、第2粒度に対する特徴量F1,F2,F3の算出、および、第3粒度に対する特徴量F1,F2,F3の算出が行われる。
[回帰分析手法]
粒度分布推定方法では、連続性を有した値である骨材群AGにおける粒度の分布が推定の対象である。そのため、特徴量を用いた粒度分布に関する学習では、連続性を有した値を推定するモデル当てはめが推定に有効である。そのため、学習部21による学習には、回帰分析を用いることが好ましい。
回帰分析の手法は、例えば、線形重回帰、ラッソ回帰、リッジ回帰、ElasticNet、サポートベクター回帰、ポアソン回帰、ランダムフォレスト、ブースト決定木、高速フォレスト分布、ニューラルネットワーク、および、Deep Learningなどであってよい。サポートベクター回帰は、例えば、線形カーネルを用いたサポートベクター回帰、多項式カーネルを用いたサポートベクター回帰、および、ラジアル基底関数(RBF : radial basis function)カーネルを用いたサポートベクター回帰のいずれかであってよい。
[交差判定法]
交差判定を行う際には、まず、骨材Aの粒度を選択する。次いで、特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせを選択する。そして、選択された特定の組み合わせについて交差判定を行うことによって、予測性能を評価する。交差判定による予測性能の評価は、各粒度について、特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせの数だけ行われる。
交差判定では、各粒度について準備した複数の学習用データDTを複数(以下、k個と表記する)のデータ群に分割する。粒度ごとに準備される学習用データDTには、その粒度を有した骨材Aの百分率が紐付けられている。そして、k個のデータ群のうち、k−1個のデータ群を訓練用データ群として用い、1個のデータ群を評価用データ群として用いる。これにより、k−1個の訓練用データ群を用いた訓練と、1個の評価用データ群を用いた訓練結果の評価とが行われる。こうした訓練および評価は、各データ群を評価用データ群に設定する都度1回行われることによって、k回行われる。
また、評価が行われる都度、評価用データ群と、評価用データを用いた評価結果とに基づいて、予測誤差を算出する。そして、全ての予測誤差から予測誤差の平均値を交差判定のスコアとして算出する。本実施形態では、特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせのなかで、交差判定のスコアが最も高い組み合わせを、最良の予測性能を有した組み合わせとしている。
本実施形態では、上述したように、粒度ごとに特徴量F1,F2,F3と回帰分析との組み合わせごとの交差判定が行われる。例えば、回帰分析の候補として7つの候補が選択される場合には、3つの特徴量F1,F2,F3のうちの1つの特徴量と、7つの回帰分析のうちの1つの回帰分析との組み合わせを用いた交差判定を、特徴量と回帰分析との組み合わせの数だけ行う。そして、最も高いスコアを有する特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせ、すなわち、最も予測性能の高い組み合わせを、学習工程において用いる組み合わせに選択する。
[学習工程]
学習工程では、骨材群AGの粒度分布の推定において推定の対象となる複数の粒度の各々について学習が行われる。これにより、各粒度に対して粒度分布モデルMが生成される。この際に、各粒度に対して特徴量と回帰分析との組み合わせが選択される。
例えば、推定の対象となる複数の粒度が、第1粒度、第2粒度、および、第3粒度の互いに異なる3つの粒度を含む場合には、第1粒度に対する学習、第2粒度に対する学習、および、第3粒度に対する学習が個別に行われる。学習工程では、上述した交差判定において準備された全ての学習用データDTを用いた学習が行われる。これにより、各粒度に対する粒度分布モデルMが生成され、生成された粒度分布モデルMが保持部22に格納される。
このように、本実施形態では、各粒度の学習に用いられる特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせには、交差判定によって最良の予測性能を有する組み合わせが選択される。そのため、特徴量の算出手法と回帰分析手法との組み合わせは、全粒度において同じである場合もあるし、粒度ごとに異なる組み合わせが選択される場合もある。
[推定処理]
図6を参照して推定処理を説明する。
図6が示すように、推定処理は、特徴量を算出する算出工程(ステップS21)、および、粒度分布を推定する推定工程(ステップS22)を含んでいる。算出工程では、上述した学習処理での選択工程(ステップS11)と同様の方法によって、推定用データDEに対する特徴量の算出が行われ、算出された特徴量が生成される。推定工程では、機械学習の結果である粒度分布モデルMを用いて特徴量から粒度分布を推定する。以下、算出工程および推定工程について、より詳しく説明する。
[算出工程]
算出工程では、学習処理と同様に、第1特徴量F1、第2特徴量F2、および、第3特徴量F3の全てが算出される。これにより、算出工程では、複数の粒度の各々について推定用特徴量FEが生成される。なお、各粒度に適用される特徴量F1,F2,F3の算出方法は、当該粒度に対して学習処理の選択工程によって選択された算出方法と同じである。
[推定工程]
推定工程では、保持部22に保持された粒度分布モデルMを用いて、推定対象の骨材群AGにおける粒度分布を推定する。学習処理において、粒度分布モデルMは、複数の粒度に含まれる各粒度に対して1つずつ生成される。そのため、推定工程においても、各粒度に対応づけられた粒度分布モデルMを用いて、骨材群AGにおける当該粒度を有した骨材Aの百分率を推定する。上述したように、推定の対象となる複数の粒度が、第1粒度、第2粒度、および、第3粒度の互いに異なる3つの粒度を含む場合には、第1粒度に対する推定、第2粒度に対する推定、および、第3粒度に対する推定がそれぞれ行われる。
全ての粒度に対する推定が終了した後に、各粒度における百分率の合計が100%になるように、各粒度における百分率を調整する。この際に、全ての粒度における推定結果を合計した推定結果の総和に対する、各粒度での推定結果の百分率を算出する。例えば、第1粒度の推定結果、第2粒度の推定結果、および、第3粒度の推定結果の総和を算出し、当該総和に対する各粒度での推定結果の百分率を算出する。
以上説明したように、分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラムの一実施形態によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)骨材群AGの表面に位置する各点Pの位置から、骨材群AGを構成する骨材Aの粒度分布を得ることができる。
(2)複数の点Pでの平均平面と、各点Pとの距離、または、複数の点Pによって形成される平面での法線ベクトルと、複数の点Pの一部によって形成される平面での法線ベクトルとが形成される角度によって、特徴量を算出することが可能である。そのため、局所特徴量を算出する場合に比べて、特徴量の算出に要する負荷が大きくなることが抑えられる。
(3)回帰分析を用いて学習するため、連続値である粒度分布を精度よく推定することが可能である。
(4)骨材群AGにおける粒度の分布を推定することが可能である。
なお、上述した実施形態は、以下のように変更して実施することができる。
[学習処理]
・粒度分布推定システム10は、学習による粒度分布モデルMの生成を所定の間隔で繰り返し行ってもよい。粒度分布推定システム10は、例えば、所定の時間が経過するごとに学習を行ってもよいし、所定の回数だけ粒度分布の推定を行うごとに学習を行ってもよい。粒度分布推定システム10は、学習ごとに新規の学習用データDTを用いる。粒度分布推定システム10は、学習のたびに粒度分布モデルMを更新し、更新された粒度分布モデルMを骨材群AGに対する粒度分布の推定に用いる。
・粒度分布推定方法が学習処理を含まない場合には、粒度分布推定システム10の処理部12は、学習部21と保持部22とを含まなくてもよい。粒度分布推定システム10は、粒度分布推定システム10とは異なるシステムが有する機械学習器の学習結果である粒度分布モデルMを用いた粒度分布の推定が可能であればよい。
[選択工程]
・学習処理は、選択工程を有しなくてもよい。学習処理が選択工程を有しない場合には、上述した第1特徴量F1から第3特徴量F3のうちで、予め定められた特徴量だけが算出されてもよい。あるいは、上述した実施形態と同様、第1特徴量F1から第3特徴量F3の全てが算出されてもよい。回帰分析手法についても、特徴量と同様に予め定められた回帰手法としてもよい。
[算出工程]
・特徴量の算出工程(ステップS21)では、学習処理における選択工程の結果として選択された特徴量のみが算出されてもよい。
[存否判定工程]
・推定処理は、骨材Aが搬送部13上に存在するか否かを判定する存否判定工程を含んでもよい。存否判定工程では、推定処理の対象とされた推定用データDEが、搬送部13が骨材Aを搬送している間にデータ生成部11によって生成されたデータであるか、あるいは、搬送部13が骨材Aを搬送していない間にデータ生成部11によって生成されたデータであるかが判断される。
この場合には、図7が示すように、推定処理において、存否判定工程(ステップS31)は、算出工程(ステップS21)と推定工程(ステップS22)との間にて行われる。存否判定工程では、三次元点群データTDに基づく特徴量から、骨材Aの存否を判定するように学習した機械学習の結果を用いて、骨材Aの存否を判定する。
存否判定工程を実施するためには、学習部21が、上述した粒度分布モデルMに加えて、骨材群AGの存否を出力するための識別モデルを生成している。識別モデルの学習には、例えばサポートベクターマシンなどの分類手法を用いることができる。また、保持部22は、学習部21が生成した粒度分布モデルMに加えて、識別モデルを保持している。
推定処理では、存否判定工程において骨材Aが存在しないと判定された場合に(ステップS31:NO)、推定処理に関わる処理が一旦終了される。これに対して、存否判定工程において骨材Aが存在していると判定された場合には(ステップS31:YES)、推定工程が行われる。
[クラス判定処理]
・分布推定方法は、クラス判定処理を含んでもよい。判定処理では、粒度分布の推定対象である骨材群AGが属するクラスが判定される。クラス判定処理では、骨材群AGが、骨材の分級に用いられる種別であるG1、G2、および、G3のいずれに属するかが判定される。また、クラス判定処理では、骨材Aの種別だけでなく、骨材Aが搬送部13上に存在しないことを判定することも可能である。クラス判定処理では、三次元点群データTDに基づく特徴量から、骨材群AGが属するクラスを出力するように学習した機械学習の結果を用いて、骨材群AGのクラスを判定する。
クラス判定処理を実施するためには、学習部21が、上述した粒度分布モデルMに加えて、骨材群AGが属するクラスを出力するための識別モデルを生成している。識別モデルの学習には、例えばサポートベクターマシンなどの分類手法を用いることができる。また、保持部22は、学習部21が生成した粒度分布モデルMに加えて、識別モデルを保持している。
クラス判定処理は、推定工程と並行して行われてもよいし、推定工程よりも前に行われてもよいし、推定工程よりも後に行われてもよい。
・クラス判定処理は、予め算出された判別式を用いて行われてもよい。この場合には、保持部22が、判別式を保持している。判別式は、各クラスでの頻度を重みとした骨材Aの大きさにおける加重平均値を用いて定義される。加重平均値は、各クラスに属する骨材Aの粒度分布を実測した値から算出される。クラス判定処理では、判別式に対して、上述した推定工程において推定された各粒度での推定結果が適用されることによって、骨材群AGが属するクラスが判定される。この場合には、クラス判定処理は、推定工程よりも後に行われる。
[特徴量]
・三次元点群データTDから算出される特徴量は、上述した3つの特徴量以外の特徴量であってもよい。例えば、SHOT特徴量、PFH特徴量、PPF特徴量、CSHOT特徴量、および、Spin Imageなどの局所特徴量から生成されるヒストグラムを特徴量としてもよい。
[粒体]
・粒度分布の推定対象は、上述した骨材A以外の粒体であってもよい。粒体は、例えば、所定の構造物の構成要素である部品や、食品などであってもよい。
[推定対象]
・分布推定システムによる推定対象は、上述した粒体の大きさに限らず、粒状以外の所定の形状を有した物体における構造の種別であってよい。なお、構造の種別とは上述したように、物体の大きさおよび形状のいずれかである。
10…粒度分布推定システム、11…データ生成部、12…処理部、13…搬送部、21…学習部、22…保持部、23…特徴量算出部、24…分布推定部、25…管理部、A…骨材、AG…骨材群、LA…局所領域、MP…平均平面、NL…局所法線、NM…平均法線、P…点、TD…三次元点群データ。

Claims (9)

  1. 物体群の表面における複数の位置を示す表面点群データから特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量から前記物体群が含む物体の構造における種別の分布を出力するように学習した機械学習器を用いて前記特徴量算出部が算出した前記特徴量から物体の構造における種別の分布を推定する分布推定部と、を備える
    分布推定システム。
  2. 前記特徴量は、前記物体群の前記表面に位置する複数の点での平均平面と、各点との距離を含む
    請求項1に記載の分布推定システム。
  3. 前記特徴量は、前記物体群の前記表面に位置する複数の点によって形成される平面での法線ベクトルと、前記複数の点の一部によって形成される平面での法線ベクトルとが形成する角度を含む
    請求項1に記載の分布推定システム。
  4. 前記特徴量は、前記物体群の前記表面に位置する複数の点での平均平面と、各点との距離を含む第1特徴量と、前記物体群の前記表面を構成する複数の平面での法線ベクトルと、前記複数の点の一部によって形成される平面での法線ベクトルとが形成する角度を含む第2特徴量とに基づき算出される
    請求項1に記載の分布推定システム。
  5. 前記機械学習器は、回帰分析を用いて前記特徴量から前記物体群が含む物体の構造における種別の分布を出力するように学習する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の分布推定システム。
  6. 前記物体は、粒体である
    請求項1から5のいずれか一項に記載の分布推定システム。
  7. 前記粒体は、骨材である
    請求項6に記載の分布推定システム。
  8. 物体群の表面における複数の位置を示す表面点群データから特徴量を算出することと、
    前記特徴量から前記物体群が含む物体の構造における種別の分布を出力するように機械学習することと、
    前記機械学習の結果を用いて前記特徴量から物体の構造における種別の分布を推定することと、を含む
    分布推定方法。
  9. コンピューターを、
    物体群の表面における複数の位置を示す表面点群データから特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量から前記物体群が含む物体の構造における種別の分布を出力するように学習した機械学習器を用いて前記特徴量算出部が算出した前記特徴量から物体の構造における種別の分布を推定する分布推定部として機能させる
    分布推定プログラム。
JP2019138682A 2019-07-29 2019-07-29 分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム Active JP6764982B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138682A JP6764982B1 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019138682A JP6764982B1 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6764982B1 true JP6764982B1 (ja) 2020-10-07
JP2021022198A JP2021022198A (ja) 2021-02-18

Family

ID=72706653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019138682A Active JP6764982B1 (ja) 2019-07-29 2019-07-29 分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6764982B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220089500A (ko) * 2020-12-21 2022-06-28 주식회사 채움아이티 인공지능을 이용한 콘크리트용 골재 품질 측정 장치 및 방법
KR20220104416A (ko) * 2021-01-18 2022-07-26 포항공과대학교 산학협력단 기상 합성으로 생성된 분말 크기 예측 방법
WO2022249162A1 (en) * 2021-05-25 2022-12-01 Chemability Ltd. A system and method for continuous visual monitoring and quality control of fresh concrete, concrete mixes and aggregates used in a manufacture of the concrete

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102618878B1 (ko) * 2021-05-11 2023-12-27 주식회사 한화 암석 파쇄도 분석 장치 및 이의 동작 방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257244A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Toshiba Corp 物体形状検出装置及び方法
JP5867449B2 (ja) * 2013-05-07 2016-02-24 Jfeスチール株式会社 コークス炉の炉壁診断方法およびコークス炉の炉壁補修方法
JP6509712B2 (ja) * 2015-11-11 2019-05-08 日本電信電話株式会社 印象推定装置およびプログラム
JP6749775B2 (ja) * 2016-03-28 2020-09-02 清水建設株式会社 クラス判定装置、クラス判定方法、および、クラス判定プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220089500A (ko) * 2020-12-21 2022-06-28 주식회사 채움아이티 인공지능을 이용한 콘크리트용 골재 품질 측정 장치 및 방법
KR102466538B1 (ko) * 2020-12-21 2022-11-11 주식회사 채움아이티 인공지능을 이용한 콘크리트용 골재 품질 측정 장치 및 방법
KR20220104416A (ko) * 2021-01-18 2022-07-26 포항공과대학교 산학협력단 기상 합성으로 생성된 분말 크기 예측 방법
KR102503778B1 (ko) 2021-01-18 2023-02-24 포항공과대학교 산학협력단 기상 합성으로 생성된 분말 크기 예측 방법
WO2022249162A1 (en) * 2021-05-25 2022-12-01 Chemability Ltd. A system and method for continuous visual monitoring and quality control of fresh concrete, concrete mixes and aggregates used in a manufacture of the concrete

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021022198A (ja) 2021-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6764982B1 (ja) 分布推定システム、分布推定方法、および、分布推定プログラム
Antosiewicz et al. Choice of best possible metaheuristic algorithm for the travelling salesman problem with limited computational time: quality, uncertainty and speed
Kabiru et al. Performance comparison of SVM and ANN in predicting compressive strength of concrete
US8412492B2 (en) System and method for fitting feature elements using a point-cloud of an object
WO2017168187A1 (en) Method and system for determining optimal positioning of a plurality of robots in a simulated production environment
CN109872394B (zh) 基于最小二乘支持向量机的狭长三角形网格优化方法
CN113590456A (zh) 用于检查技术系统的方法和设备
JP2007207101A (ja) グラフ生成方法、グラフ生成プログラム並びにデータマイニングシステム
US11367214B2 (en) Apparatus for determining arrangement of objects in space and method thereof
KR102582665B1 (ko) 집적 회로의 패턴들을 평가하는 시스템 및 방법
JPWO2021106977A5 (ja)
US20180264736A1 (en) Device for processing data for additive manufacturing
JP6918509B2 (ja) 情報処理装置
US9916663B2 (en) Image processing method and process simulation apparatus
CN108985495B (zh) 物料采购计划方法及系统
JP6730091B2 (ja) 積載手順決定装置、および積載手順決定プログラム
JP5960642B2 (ja) 3次元情報取得方法及び3次元情報取得装置
US10510177B2 (en) Data processing device
JP6286182B2 (ja) 推定方法およびそれを利用した推定装置
Garashchenko et al. Packing 3D-Models of Products in Build Space of Additive Manufacturing Machine by Genetic Algorithm
CN113283495A (zh) 一种集料颗粒分档方法及其装置
CN111061711A (zh) 一种基于数据处理行为的大数据流卸载方法和装置
JP6849084B2 (ja) 情報分析装置、情報分析方法および情報分析プログラム
JP7168099B2 (ja) 前処理装置、判定システム、前処理方法および前処理プログラム
JP7168100B2 (ja) 前処理装置、判定システム、前処理方法および前処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6764982

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250