JP6763675B2 - ギアユニットのエンドプレー測定方法およびエンドプレー測定装置 - Google Patents

ギアユニットのエンドプレー測定方法およびエンドプレー測定装置 Download PDF

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Description

この発明は、鉄道車両等に使用される輪軸のギアユニットを構成する歯車のエンドプレー値(軸方向の遊び)を測定するのに利用して有効なエンドプレー測定方法およびエンドプレー測定装置に関するものである。
鉄道車両の輪軸には、モータの回転力を減速して輪軸へ伝達するため、大歯車と小歯車を内蔵したギアユニットと呼ばれる回転伝達装置が設けられている。かかるギアユニットにおいては、図12(A)に示すように、大歯車95が円錐コロ軸受け94を介して回転軸92に装着されている。円錐コロ軸受け94には、滑らかな回転を保証するためエンドプレー値が設けられており、エンドプレー値が小さいとコロが外輪に押し付けられることで焼付けが発生するおそれがある一方、エンドプレー値が大きいと軸受け内でコロが大きく動いてコロが損傷するおそれがある。
そのため、円錐コロ軸受けには適正なエンドプレー値が必要であり、ギアユニットのケースと大歯車との間に、円環状の薄板からなる間隙調整用のシムを挿入してエンドプレー値を調整することが行われている。また、車両の走行に伴ってコロ等に摩耗が発生してエンドプレー値が変化することがあるので、定期的にエンドプレー値を測定し、エンドプレー値が適正な範囲から外れると、例えばシムの厚みや枚数を調整することでエンドプレー値を適正な範囲に入れる調整作業が必要になる。なお、以下の説明において、ギアユニット内の大歯車のエンドプレー値は円錐コロ軸受けのエンドプレー値と等価である。
従来、ギアユニットのエンドプレー値を測定するエンドプレー測定方法およびエンドプレー測定装置に関する発明としては、例えば特許文献1に開示されているものがある。
特許文献1に開示されているエンドプレー測定装置は、ギアユニットを回転軸が水平方向になるようにしてテーブル上に配置し、ギアユニットの少なくとも一部がテーブルの面と非接触になるように、回転軸を水平方向に維持した状態で上昇させて回転軸を固定し、回転軸の軸方向であってギアケースの一方側から他方側の方向へ向けてギアケースに荷重を加えたときのギアケースの第一の位置と、回転軸の軸方向でギアケースの他方側から一方側の方向にギアケースに荷重を加えたときのギアケースの第二の位置との相対的な移動量からテーパローラ軸受(円錐コロ軸受け)のエンドプレー値を検出するというものである。
特開2004−011892号公報
特許文献1の発明に係わるギアユニットのエンドプレー値の測定方法は、輪軸をテーブルに固定してギアユニットを輪軸にぶら下げた状態でギアケースに荷重を印加してギアケースを軸方向左右に移動させてエンドプレー値を検出するというものである。しかしながら、鉄道車両に使用されるギアユニットは、数10kgもの重量を有するため、特許文献1のように、ギアユニットを輪軸にぶら下げた状態でギアケースを軸方向左右に移動させてエンドプレー値を検出する方法では、ギアユニットの重量で輪軸の中心と大歯車の中心とがずれてしまうので、精度の高いエンドプレー測定値が得られないという課題があることを見出した。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、エンドプレー値の測定を高精度で行うことができるギアユニットのエンドプレー測定方法およびエンドプレー測定装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を達成するため、本出願の第1の発明は、
円錐コロ軸受けを介して回転軸に歯車が装着されているギアユニットにおける前記歯車のエンドプレー値を測定するエンドプレー測定方法において、
前記回転軸が水平方向になるように前記回転軸の両端部を、少なくとも軸方向移動可能に支持する回転軸支持工程と、
前記回転軸に垂下された状態の前記ギアユニットを昇降させて昇降量を測定し、測定結果に応じて前記ギアユニットを変位させて前記歯車の中心を前記回転軸の中心に一致させる歯車芯出し工程と、
前記歯車の中心を前記回転軸の中心に一致させた状態で前記ギアユニットを移動不能に固定するギアユニット固定工程と、
前記ギアユニットを固定した状態で前記回転軸に対してその軸方向に荷重を印加して前記回転軸を変位させ軸方向変位量を計測する変位量計測工程と、
を含み、
前記歯車芯出し工程は、
前記回転軸に垂下された状態の前記ギアユニットを上昇させて上昇量を測定するギアユニット上昇量測定工程と、
最上昇位置から前記上昇量の2分の1の量だけ下がった位置に前記ギアユニットを変位させるギアユニット位置合わせ工程と、
を含むようにしたものである。
上記方法によれば、回転軸の中心とギアユニット内の歯車の中心とが一致した状態で回転の軸方向変位量を測定するので、高い精度でギアユニットのエンドプレー値を測定することができる。
また、前記歯車芯出し工程は、前記回転軸に垂下された状態の前記ギアユニットを上昇させて上昇量を測定するギアユニット上昇量測定工程と、最上昇位置から前記上昇量の2分の1の量だけ下がった位置に前記ギアユニットを変位させるギアユニット位置合わせ工程と、を含むので、比較的簡単な手順で短時間にギアユニット内の歯車の芯出しを行うことができる。
さらに、望ましくは、前記変位量計測工程は、
前記回転軸に対してその軸方向に一方の側から他方の側へ荷重を印加して前記回転軸を変位させ軸方向変位量を計測する第1変位量計測工程と、
前記回転軸に対してその軸方向に前記他方の側から前記一方の側へ荷重を印加して前記回転軸を変位させ軸方向変位量を計測する第2変位量計測工程と、
を含むようにする。
これにより、より確実にギアユニットのエンドプレー値を測定することができる。
本出願の第2の発明は、
円錐コロ軸受けを介して回転軸に歯車が装着されているギアユニットにおける前記歯車のエンドプレー値を測定するエンドプレー測定装置において、
前記回転軸が水平方向になるように前記回転軸の両端部を、少なくとも軸方向移動可能に支持する一対の回転軸支持手段と、
前記ギアユニットの一部に接触して前記ギアユニットを昇降可能なギアユニット昇降手段と、
前記ギアユニット昇降手段による前記ギアユニットの昇降量を測定可能な昇降量測定手段と、
前記ギアユニットのケースを挟持して固定可能なギアユニット固定手段と、
前記回転軸に対してその軸方向に一方の側から他方の側へ荷重を印加可能な第1荷重印加手段と、
前記回転軸に対してその軸方向に前記他方の側から前記一方の側へ荷重を印加可能な第2荷重印加手段と、
前記第1荷重印加手段と前記第2荷重印加手段によりそれぞれ荷重を印加した際における前記回転軸の軸方向変位量を計測可能な計測手段と、
を備え
前記一対の回転軸支持手段は、前記回転軸の端部を前後および左右に移動可能に支持する支持テーブルと、移動した前記支持テーブルを初期位置に復帰させる方向へ付勢する復元手段とを有するように構成したものである。
第2の発明に係るエンドプレー測定装置によれば、昇降量を測定可能な昇降量測定手段とギアユニットのケースを挟持して固定可能なギアユニット固定手段とを備えるため、測定されたギアユニットの上昇量に基づいて最上昇位置から上昇量の2分の1の量だけ下がった位置にギアユニットを変位させ固定してからエンドプレー値の測定を行うことで、回転軸の中心とギアユニット内の歯車の中心とが一致した状態で回転の軸方向変位量を測定することができ、これにより高い精度でギアユニットのエンドプレー値を測定することができる。
また、前記一対の回転軸支持手段は、前記回転軸の端部を前後および左右に移動可能に支持する支持テーブルと、移動した前記支持テーブルを初期位置に復帰させる方向へ付勢する復元手段とを有するので、測定対象物をエンドプレー測定装置にセットする際に、所定の位置からずれた状態でセットしても自動的に所定位置に移動させることができ、重量が大きい測定対象物であっても容易に位置合わせを行うことができる。
また、望ましくは、前記一対の回転軸支持手段は、
前記支持テーブルの下面に設けられて該支持テーブルを前後左右に移動可能に支持する複数個のフリーボールベアリングと、
軸心が前記回転軸の軸心と平行をなすように前記支持テーブルの上面に設けられて前記回転軸の端部を支持可能な一対または複数対の支持ローラと、
を有するように構成する。
これにより、容易に入手することができる部品を用いて測定対象物をエンドプレー測定装置の所定位置にセットさせる機構を構成することができるため、かかる機構を設けることに伴い発生するコストアップを抑制することができる。
さらに、望ましくは、前記ギアユニット固定手段は、前記一対の回転軸支持手段により前記回転軸の両端部を支持した状態で前記ギアユニットの側方に位置する第1状態と、前記ギアユニットの側方に位置しない第2状態とに変換可能に構成する。
かかる構成によれば、測定対象物をエンドプレー測定装置にセットする際に、測定対象物の回転軸から大きくはみ出しているギアユニットが、測定装置を構成する部品としてのギアユニット固定手段に接触して部品が損傷する事故が発生するのを防止することができる。
本発明によれば、鉄道車両等に使用されるギアユニットを構成する歯車のエンドプレー値の測定を高精度で行うことができるという効果がある。
本発明に係るエンドプレー測定装置の一実施形態を示す正面図である。 実施形態に係るエンドプレー測定装置の平面図である。 実施形態に係るエンドプレー測定装置を構成する大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニットの構成を示す正面図である。 実施形態に係るエンドプレー測定装置を構成する大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニットの構成を示す平面図である。 (A),(B)は実施形態に係るエンドプレー測定装置を構成する大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニットの構成を示す左側面図および右側面図である。 (A),(B)は実施形態のエンドプレー測定装置を構成する計測ユニットの構成を示す正面図および平面図である。 (A),(B)は実施形態のエンドプレー測定装置を構成する加圧ユニットおよび支持テーブルユニットの構成を示す正面図および平面図である。 実施形態のエンドプレー測定装置を構成する加圧ユニットの構成を示す側面図である。 実施形態のエンドプレー測定装置を構成する支持テーブルユニットの構成を示す側面図である。 (A),(B)は実施形態のエンドプレー測定装置を構成する支持テーブルユニットの構成を示す平面説明図および断面側面図である。 実施形態のエンドプレー測定装置を用いた測定の作業手順を示すフローチャートである。 (A),(B)は測定対象のギアユニットの構造の概略を示す断面図および側面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るエンドプレー測定装置を鉄道車両の輪軸に装着されたギアユニットを構成する大歯車のエンドプレー値を測定する装置に適用した場合の実施形態について説明する。
図1および図2は、ギアユニットのエンドプレー測定装置の全体構成を示す正面図および平面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態のエンドプレー測定装置10は、両端部に一対の車輪91A,91Bを備える回転軸92の一方の車輪91Bの近傍にギアユニット93が取り付けられている輪軸90を、軸両端で支持する一対の支持台11A,11Bを備える。
ギアユニット93は、図12(A)に示すように、円錐コロ軸受け94を介して回転軸92に装着された大歯車95と、該大歯車95と噛み合う小歯車96と、該小歯車96を支承する円錐コロ軸受け97と、これらを囲繞するケース98とを備え、小歯車の回転軸99に図示しないモータの回転力が入力され、大歯車95を介して回転軸92に回転力が伝達されるように構成されている。図12(B)は、ギアユニット93を側方から見た図であり、符号98Aが付されているのは、ギアユニット93を図示しない車両の台車に固定するための固定用アームである。
また、本実施形態のエンドプレー測定装置10は、上記支持台11A,11B間のほぼ中央に配置され大歯車の芯出しを行うとともに一対のアームでギアユニット93のケース98を前後から挟持して固定するための大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20と、該大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20と上記支持台11Aと間に車輪91Aの裏面に対向するように配置され車輪91Aすなわち回転軸92の移動量を測定可能な計測ユニット30とを備える。なお、回転軸92の移動量は、後に説明するように、ギアユニット93内の大歯車95(円錐コロ軸受け94)のエンドプレー値に対応する。
そして、上記支持台11A,11Bと、大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20と、計測ユニット30は、鉄鋼のような剛性の高い材料で形成された上面視矩形状をなす基台70上に、それぞれボルト等で強固に固定されている。
また、基台70には、測定対象の輪軸90をクレーン等で釣り上げて測定装置の上方から降ろしたり、測定後に輪軸90を上方へ持ち上げたりする際に、一対の車輪91A,91Bの外側面を誘導するための車軸方向ガイド部材61A,61Bおよび62A,62Bが、鉛直方向に沿って立設されている。そして、車軸方向ガイド部材61A,61Bおよび62A,62Bの装置中央側の側辺の上端には、図1に示すように、誘導用のテーパ61a,61bおよび62a,62bが形成されている。
また、上記支持台11A(11B)上には、輪軸90の回転軸92の端部に対応して、一対のレール方向ガイド片63a,63b(64a,64b)および車軸方向ガイド片63c(64c)を有する搬入搬出ガイド部材63(64)が設けられている。ガイド片63a,63b,63c(64a,64b,64c)はそれぞれ下部が互いに近づく方向へ向かって傾斜するように形成されている。なお、搬入搬出ガイド部材63(64)は、図2においては図示が省略されている。
さらに、本実施形態のエンドプレー測定装置10は、上記支持台11A,11B上にそれぞれ設けられ、回転軸92の外側から内側へ向かって回転軸92に軸方向の荷重を印加するための加圧ユニット40A,40Bと、同様に上記支持台11A,11B上にそれぞれ設けられ、回転軸92の両端を支持する支持テーブルユニット50A,50Bとを備える。
以下、上記各ユニットの機能、構成および作用について順次詳しく説明する。
図3〜図5は、エンドプレー測定装置10を構成する上記大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20の詳細な構成を示す正面図、平面図および左右の側面図である。なお、図3〜図5においては、図1に示されている大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20を右側方から見た方向を正面としている。
図3〜図5に示すように、本実施形態における大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20は、基台70上に立設された4本の支持脚21A〜21Dと、該支持脚21A〜21Dの上下方向ほぼ中央にて各支持脚21A〜21Dに跨って固定された固定プレート22と、支持脚21A〜21Dで囲まれた空間内で上下可能に設けられた可動ステージ23とを備える。
支持脚21A,21Bと支持脚21C,21Dの外側面にはそれぞれ上下方向のスライドレール24A,24Bと24C,24Dが設けられ、可動ステージ23の左右両端には上記スライドレール24A,24Bと24C,24Dに沿ってそれぞれ上下動するスライドプレート25A,25Bが装着されている。
また、支持脚21Aと21Bの上端には内側へ向かって張り出す支持プレート26が固着され、該支持プレート26と上記可動ステージ23との間にはボールネジなどからなる芯出し用ジャッキ27が介挿されている。27aは該芯出し用ジャッキ27の操作ハンドルであり、操作ハンドル27aを時計回りまたは反時計回りに回すことにより、可動ステージ23を昇降させることができるように構成されている。
さらに、上記スライドプレート25Aには、図5(A)に示すように、支軸28aによって約90度の範囲で回動可能に作動アーム28bが取り付けられ、該作動アーム28bの先端にボールネジなどからなるクランプ用ジャッキ28c(図4参照)が設けられている。
これとともに、反対側のスライドプレート25Bには、図5(B)に示すように、水平方向後方へ突出する固定アーム28eと該固定アーム28eの先端に固着された垂直方向に長いクランプロッド28fが設けられている。このクランプロッド28fは、当該エンドプレー測定装置10に測定対象の輪軸90が載置された際に、ギアユニット93のケース98の側面に対向する位置に来るように配設されている。
図3および図4において、符号28dで示されているのは上記クランプ用ジャッキ28cの操作ハンドルであり、該操作ハンドル28dを時計回りまたは反時計回りに回すことにより、クランプ用ジャッキ28c先端のクランプブロック28g(図4参照)を上記クランプロッド28fに向かって前後進させることができるように構成されている。従って、上記クランプ用ジャッキ28cと、操作ハンドル28dと、クランプブロック28gと、クランプロッド28fとが、ギアユニット93のケース98を挟持するためのクランプ装置28として機能する。
なお、上記のように、作動アーム28bを支軸28aによって約90度の範囲で回動可能に設けているのは、クレーンにより測定対象の輪軸90を移動してエンドプレー測定装置10に載置する際に、輪軸90を構成するギアユニット93や車輪91Bがクランプ装置28に衝突しないように回避するためである。
さらに、特に限定されるものではないが、上記可動ステージ23と上記固定プレート22との間には、芯出し用ジャッキ27により可動ステージ23を上昇させる際に、補助力を付与する圧縮バネ29A,29B(図3参照)が設けられている。
また、芯出し用ジャッキ27の上方には、可動ステージ23の昇降量を計数し表示するカウンタ27Aが設けられている。この実施形態のエンドプレー測定装置10においては、測定対象の輪軸90を載置し、クランプ装置28によってギアユニット93のケース98を挟持した後に、可動ステージ23をギアユニット93のケース98の下面に軽く接触させた状態にしてカウンタ27Aをリセットする。そして、操作ハンドル27aを回わして可動ステージ23およびこれと一体のクランプ装置28を上昇させて、それ以上上昇させることができなくなった時点でのカウンタ27Aの値Cを読み取る。その後、カウンタ27Aの値を見ながら操作ハンドル27aを逆方向へ回わして、カウンタ27Aの値が上記読取値Cの半分の値になるまでクランプ装置28を降下させてから、後に説明する計測ユニット30によるエンドプレー値の測定を行う。
ギアユニット93内の大歯車の軸受けには径方向の隙間(遊び)があり、測定対象の輪軸90をエンドプレー測定装置10に載置した直後は、ギアユニット93がぶら下がった状態になるため、ギアユニット93の重量で大歯車の中心(芯)は回転軸の中心(芯)から上記軸受けの遊びの分だけ下方へずれていることとなる。そのため、この状態でエンドプレー値の測定を行うと測定精度が悪くなってしまうが、カウンタ27Aの値が上記読取値Cの半分の値になるまでクランプ装置28を降下させると、大歯車の中心(芯)を回転軸の中心(芯)に一致させることができ、この状態で計測ユニット30によるエンドプレー値の測定を行うと精度の高い測定値を得ることができるようになる。なお、図4および図5(B)では、ギアユニット93やケース98の図示を省略している。
図6(A),(B)はエンドプレー測定装置10を構成する上記計測ユニット30の詳細な構成を示す正面図および平面図である。図6(A)の正面図は図1のエンドプレー測定装置10の正面図と一致している。
図6に示すように、計測ユニット30は、装置に載置された輪軸の車輪91Aの裏面に近接する位置に立設された断面コの字状の支柱31と、該支柱31の上端部に取り付けられた計測器32と、該計測器32を左右方向へ移動させる計測用エアシリンダ33と、該エアシリンダ33の伸張、収縮を切り替える切替え器34とを備え、切替え器34は図示しない装置制御ユニットからの制御信号により電磁弁を作動させることでエアの供給を切り替える。支柱31はベース38にてボルト39によって基台70に固定されている。
上記エアシリンダ33のロッド33aの先端には、シリンダの伸縮に応じて車輪91Aの裏面に当接したり離反したりする当接ブロック35が固着されている。符号36はエアシリンダ33に圧縮エアを供給するエアホース、符号37はエアシリンダ33の切替え器34を制御する制御ユニット(図示省略)に接続されるケーブルである。
計測器32は、エアシリンダ33のロッド33aの移動量を測定する機能と、測定値を表示する機能と、表示値をリセットするリセット機能(リセットボタン)を有する。計測器32によるエンドプレー値の測定方法については、後に詳しく説明する。
次に、支持台11A,11B上に設けられ、測定対象の輪軸の回転軸92に軸方向の荷重を印加するための加圧ユニット40A,40Bおよび支持テーブルユニット50A,50Bについて説明する。なお、加圧ユニット40Aと40Bとほぼ同一の構成を有し、互いに向き合うように対象的に配置されるので、以下、加圧ユニット40Aの構成および機能について図面を用いて説明し、加圧ユニット40Bについては説明を省略する。
図7(A),(B)は加圧ユニット40Bの詳細な構成を示す正面図および平面図、図8は図7(A)の左側から見た側面図である。なお、図7(A)の正面図は、図1のエンドプレー測定装置10の正面図と一致している。また、図8の側面図では、支持テーブルユニット50Aの図示を省略してある。
図7および図8に示すように、加圧ユニット40Aは、支持台11Aの上面に立設された断面矩形枠状の支柱41と、該支柱41の高さ方向中間位置に取り付けられたボールネジなどからなる加圧用ジャッキ42と、該加圧用ジャッキ42の操作ハンドル43を備え、該操作ハンドル43を時計回り方向へ回転させると、加圧用ジャッキ42の先端の加圧ブロック44が支持テーブルユニット50A上の回転軸(図示省略)の端面に向かって前進して押圧し、操作ハンドル43を反時計回り方向へ回転させると加圧用ジャッキ42の先端の加圧ブロック44が後退するように構成されている。また、特に限定されるものではないが、上記支柱41の上端に、前述したレール方向ガイド片63a,63bおよび車軸方向ガイド片63cを有する搬入搬出ガイド部材63が固着されている。
次に、支持台11A,11B上に設けられ、測定対象の輪軸の回転軸92の両端を支持する支持テーブルユニット50A,50Bについて説明する。なお、支持テーブルユニット50Aと50Bはほぼ同一の構成を有するので、以下、支持テーブルユニット50Aの構成および機能について図面を用いて説明し、支持テーブルユニット50Bについては説明を省略する。
図9は支持テーブルユニット50Aの詳細な構成を示す側面図、図10(A),(B)はその平面説明図および断面側面図である。図9では、加圧ユニット40Aの図示を省略してある。図10(A)は、図9に示されている可動テーブル53を省略して示した平面図である。なお、支持テーブルユニット50Aの正面図は図7に示されているので、単独での正面図の図示は省略する。
図9に示すように、支持テーブルユニット50Aは、支持台11Aの上面に接合、固定された矩形状のアジャストプレート51と、該アジャストプレート51上に設けられた4個のフリーボールベアリング52A〜52Dと、これらのベアリング52A〜52D上に前後左右移動可能に載置された可動テーブル53を備える。
また、図10に示すように、該可動テーブル53の下面には下方へ向かって突出する4つのバネ係止片53a〜53dがテーブル各辺の縁部に設けられているとともに、アジャストプレート51の上面中部には上方へ向かって突出する4つのバネ係止片51a〜51dが設けられている。そして、上記バネ係止片53a〜53dと51a〜51dとの間には、4本の引っ張りバネ54A〜54Dがそれぞれ張架されており、可動テーブル53に対して前後または左右方向に移動させるように力を加えて移動させると、引っ張りバネ54A〜54Dの復元力で可動テーブル53が元の位置に復帰するように構成されている。
さらに、上記可動テーブル53の上面には、図7に示すように、測定対象の輪軸90の回転軸92の端部を支持する4個の支持ローラ55A〜55Dが設けられている。4個の支持ローラ55A〜55Dは、それぞれローラの回転軸が回転軸92と同一方向を向き、2個ずつがペアとなり回転軸92の径よりも小さな所定の間隔を有するように配置される。これにより、測定対象の輪軸90をクレーンで釣り上げて所定位置にて徐々に下げ、回転軸92を可動テーブル53の支持ローラ55A〜55D上に降ろした際に、多少位置がずれていたとしても自動的に回転軸92の軸心を測定装置の中心に一致させることができる。
具体的には、輪軸90を下す際に輪軸90の軸心が、図9において、支持ローラ55Aと55Dの中心から左右にずれていたとすると、輪軸90の重量は非常に重いため、輪軸90はそのままの位置で下方へ移動することとなるが、このとき先ず回転軸92が可動テーブル53上の支持ローラ55A〜55Dに当接することで、支持ローラ55Aと55Dの中心が回転軸92の軸心に近づくように可動テーブル53が移動する。その後、輪軸90をさらに下げて重量をテーブルで受けるようにしてから、クレーンから輪軸90を外すと、引っ張りバネ54A〜54Dの復元力で可動テーブル53が元の位置に復帰する。これにより、回転軸92の軸心を測定装置の中心に一致させることができる。
次に、上記実施形態のエンドプレー測定装置を用いた輪軸のエンドプレー値の測定手順について、図11を用いて説明する。
先ず、大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20の作動アーム28bを垂直にした状態で、エンドプレー測定装置10の支持テーブルユニット50A,50B上に輪軸90の回転軸93の両端を載置する(ステップS1)。次に、固定ユニットの作動アーム28bを90度回して水平な姿勢にする(ステップS2)。続いて、操作ハンドル28dを回すことによりクランプ用ジャッキ28cでギアユニット93を挟持して固定する(ステップS3)。次に、操作ハンドル27aを回すことにより可動ステージ23を昇降させて、前述した手順で大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット20によって、大歯車の芯出しを行う(ステップS4)。
その後、計測ユニット30のエアシリンダ33を伸長させてロッド33aの先端を車輪91Aの裏面(バック面)に当接させ、そのときの計測値をリセットするなどして計測の基準点を設定する(ステップS5)。続いて、エアシリンダ33を収縮させてロッド33aの先端を車輪91Aの裏面から離反させた後、加圧ユニット40Aの操作ハンドル43を回すことにより輪軸90の回転軸92を左方向へ押圧する(ステップS6)。そして、この状態で、再び計測ユニット30のエアシリンダ33を伸長させてのロッド33aの先端を車輪91Aの裏面に当接させ、カウンタの値(エンドプレー計測値)を読み取る(ステップS7)。次に、エアシリンダ33を収縮させてロッド33aの先端を車輪91Aの裏面から離反させた後、加圧ユニット40Aの操作ハンドル43を逆方向へ回して回転軸92への加圧を解除する。
続いて、加圧ユニット40Bの操作ハンドル43を回すことにより輪軸90の回転軸92を右方向へ押圧する(ステップS8)。そして、この状態で、再び計測ユニット30のエアシリンダ33を伸長させてのロッド33aの先端を車輪91Aの裏面に当接させ、カウンタの値(エンドプレー計測値)を読み取る(ステップS9)。次に、エアシリンダ33を収縮させてロッド33aの先端を車輪91Aの裏面から離反させた後、加圧ユニット40Bの操作ハンドル43を逆方向へ回して回転軸92への加圧を解除する。以上の動作により、ギアユニット93内の大歯車のエンドプレー値を計測した結果が得られるので、その計測結果を表示器等へ出力する(ステップS10)。
なお、上記ステップS6とステップS8は逆であっても良い。つまり、回転軸92を右方向へ押圧して変位量を計測した後に、左方向へ押圧して変位量を計測してもよい。また、上述した測定手順では、加圧ユニット40Aまたは40Bによる加圧を行う前に計測ユニット30のエアシリンダ33を伸長させて先端を車輪91Aの裏面に当接させ、そのときの計測値を基準点として設定し、その後左方向と右方向へ加圧した時の変位量をそれぞれエンドプレー値として計測しているが、先ず加圧ユニット40Aまたは40Bにより加圧して変位させた状態でエアシリンダ33を伸長させて先端を車輪91Aの裏面に当接させ、そのときの計測値を基準点として設定し、その後、エアシリンダ33を収縮してから反対方向へ加圧して変位させ、再びエアシリンダ33を伸長させてその時の変位量を計測して、その計測値からエンドプレー値を算定するようにしても良い。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、大歯車芯出し機能とギアケース固定機能とを、1つの手段(大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット)として構成しているが、それぞれの機能を有する装置を互いに分離した装置として構成するようにしても良い。そして、別々の装置として構成した場合には、芯出し装置により大歯車の芯出しをした後に固定装置によりギアケースを固定するようにすることができる。
また、前記実施形態では、芯出し用ジャッキ27の操作ハンドル27aを時計回りまたは反時計回りに回すことにより、可動ステージ23およびこれに載置されているギアユニットを手動で昇降させるように構成しているが、芯出し用ジャッキ27を回転させるモータと制御装置を設けて、自動でギアユニットの昇降量の測定および芯出しのために位置合わせを行うように構成しても良い。加圧ユニット40A,40Bについても同様に駆動手段により自動的に変位のための荷重を加圧可能に構成しても良い。
さらに、前記実施形態では、本発明を鉄道車両等に使用される輪軸のギアユニットを構成する大歯車のエンドプレー値を測定する装置に適用したものを説明したが、本発明はギアユニットを構成する小歯車のエンドプレー値など、回転軸に装着されている歯車のエンドプレー値を測定する装置一般に適用可能である。
10 エンドプレー測定装置
11A,11B 支持台
20 大歯車芯出し兼ギアケース固定ユニット
30 計測ユニット
40A,40B 加圧ユニット
50A,50B 支持テーブルユニット
90 輪軸
92 回転軸
93 ギアユニット
94 円錐コロ軸受け
95 大歯車

Claims (5)

  1. 円錐コロ軸受けを介して回転軸に歯車が装着されているギアユニットにおける前記歯車のエンドプレー値を測定するエンドプレー測定方法において、
    前記回転軸が水平方向になるように前記回転軸の両端部を、少なくとも軸方向移動可能に支持する回転軸支持工程と、
    前記回転軸に垂下された状態の前記ギアユニットを昇降させて昇降量を測定し、測定結果に応じて前記ギアユニットを変位させて前記歯車の中心を前記回転軸の中心に一致させる歯車芯出し工程と、
    前記歯車の中心を前記回転軸の中心に一致させた状態で前記ギアユニットを移動不能に固定するギアユニット固定工程と、
    前記ギアユニットを固定した状態で前記回転軸に対してその軸方向に荷重を印加して前記回転軸を変位させ軸方向変位量を計測する変位量計測工程と、
    を含み、
    前記歯車芯出し工程は、
    前記回転軸に垂下された状態の前記ギアユニットを上昇させて上昇量を測定するギアユニット上昇量測定工程と、
    最上昇位置から前記上昇量の2分の1の量だけ下がった位置に前記ギアユニットを変位させるギアユニット位置合わせ工程と、
    を含むことを特徴とするギアユニットのエンドプレー測定方法。
  2. 前記変位量計測工程は、
    前記回転軸に対してその軸方向に一方の側から他方の側へ荷重を印加して前記回転軸を変位させ軸方向変位量を計測する第1変位量計測工程と、
    前記回転軸に対してその軸方向に前記他方の側から前記一方の側へ荷重を印加して前記回転軸を変位させ軸方向変位量を計測する第2変位量計測工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のギアユニットのエンドプレー測定方法。
  3. 円錐コロ軸受けを介して回転軸に歯車が装着されているギアユニットにおける前記歯車のエンドプレー値を測定するエンドプレー測定装置において、
    前記回転軸が水平方向になるように前記回転軸の両端部を、少なくとも軸方向移動可能に支持する一対の回転軸支持手段と、
    前記ギアユニットの一部に接触して前記ギアユニットを昇降可能なギアユニット昇降手段と、
    前記ギアユニット昇降手段による前記ギアユニットの昇降量を測定可能な昇降量測定手段と、
    前記ギアユニットのケースを挟持して固定可能なギアユニット固定手段と、
    前記回転軸に対してその軸方向に一方の側から他方の側へ荷重を印加可能な第1荷重印加手段と、
    前記回転軸に対してその軸方向に前記他方の側から前記一方の側へ荷重を印加可能な第2荷重印加手段と、
    前記第1荷重印加手段と前記第2荷重印加手段によりそれぞれ荷重を印加した際における前記回転軸の軸方向変位量を計測可能な計測手段と、
    を備え
    前記一対の回転軸支持手段は、前記回転軸の端部を前後および左右に移動可能に支持する支持テーブルと、移動した前記支持テーブルを初期位置に復帰させる方向へ付勢する復元手段とを有することを特徴とするギアユニットのエンドプレー測定装置。
  4. 前記一対の回転軸支持手段は、
    前記支持テーブルの下面に設けられて該支持テーブルを前後左右に移動可能に支持する複数個のフリーボールベアリングと、
    軸心が前記回転軸の軸心と平行をなすように前記支持テーブルの上面に設けられて前記回転軸の端部を支持可能な一対または複数対の支持ローラと、
    を有することを特徴とする請求項に記載のギアユニットのエンドプレー測定装置。
  5. 前記ギアユニット固定手段は、前記一対の回転軸支持手段により前記回転軸の両端部を支持した状態で前記ギアユニットの側方に位置する第1状態と、前記ギアユニットの側方に位置しない第2状態とに変換可能に構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のギアユニットのエンドプレー測定装置。
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