JP6762108B2 - 目標物検知装置、処理方法、プログラム - Google Patents

目標物検知装置、処理方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6762108B2
JP6762108B2 JP2016029977A JP2016029977A JP6762108B2 JP 6762108 B2 JP6762108 B2 JP 6762108B2 JP 2016029977 A JP2016029977 A JP 2016029977A JP 2016029977 A JP2016029977 A JP 2016029977A JP 6762108 B2 JP6762108 B2 JP 6762108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
ground
bird
eye view
targets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016029977A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017146907A (ja
Inventor
知浩 松本
知浩 松本
杉本 喜一
喜一 杉本
黒田 淳
淳 黒田
英知 道下
英知 道下
崇之 竹川
崇之 竹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2016029977A priority Critical patent/JP6762108B2/ja
Publication of JP2017146907A publication Critical patent/JP2017146907A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6762108B2 publication Critical patent/JP6762108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、目標物検知装置、処理方法、プログラムに関する。
地上において異なる位置から遠方の目標物を撮影し、その目標物の座標を特定する技術が存在する。この技術は、一例としては、異なる位置において目標物を撮影した場合の画像に写る位置に基づいて三角測量手法を用いて座標を特定する。関連する技術として特許文献1が開示されている。特許文献1の技術は、解像度の異なる複数の画像に対して被写体検出処理を行い、検出結果の重複度合いを求めるとともに、得られた重複度合いに基づいて多数決判定を行い、最終的な被写体領域を決定する技術である。
特開2015−70426号公報
ところで目標物の座標をより精度高く特定するために、上空と地上とのそれぞれから目標物を撮影することが考えられる。しかしながら遠方の目標物をそれぞれ異なる位置から撮影し、目標物として複数の物体がその撮影画像に写る場合、異なる位置からの撮影により取得できた画像における複数の物体の対応関係を正確に判定する必要がある。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる目標物検知装置、処理方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、目標物検知装置は、上空の撮影装置から地上の複数の目標物を当該上空の撮影装置が追跡して撮影した俯瞰画像を取得する俯瞰画像取得部と、地上の撮影装置から複数の目標物を当該地上の撮影装置が追跡して撮影した地上画像を取得する地上画像取得部と、前記上空の撮影装置の3次元位置と、前記上空の撮影装置が前記俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、前記俯瞰画像に写る前記目標物の画像内位置とに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物の座標を算出する座標算出部と、前記俯瞰画像とその俯瞰画像に写る複数の目標物の座標と前記上空の撮影装置の撮影条件とに基づいて、前記地上画像から前記目標物を撮影する場合の仮想地上画像を生成し、前記地上画像と前記仮想地上画像との比較に基づいて、前記仮想地上画像の生成に用いた前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する判定部とを備える。
上述の目標物検知装置は、前記対応関係に基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物に対して付与した識別情報に対応する識別情報を、前記地上画像に写る複数の目標物それぞれに対して付して表示する表示部を備える
また上述の目標物検知装置において、前記判定部は、前記俯瞰画像に写る複数の目標物に対して付与した識別情報と、前記地上画像に写る複数の目標物に対して付与した識別情報との関係を判定する。
また上述の目標物検知装置において、前記判定部は、異なる地上の撮影装置から取得した第一地上画像と第二地上画像のそれぞれに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記第一地上画像及び前記第二地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する。
本発明の第2の態様によれば、処理方法は、上空の撮影装置により地上の複数の目標物を当該上空の撮影装置が追跡して撮影した俯瞰画像を取得し、地上の撮影装置から複数の目標物を当該地上の撮影装置が追跡して撮影した地上画像を取得し、前記上空の撮影装置の3次元位置と、前記上空の撮影装置が前記俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、前記俯瞰画像に写る前記目標物の画像内位置とに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物の座標を算出し、前記俯瞰画像とその俯瞰画像に写る複数の目標物の座標と前記上空の撮影装置の撮影条件とに基づいて、前記地上画像から前記目標物を撮影する場合の仮想地上画像を生成し、前記地上画像と前記仮想地上画像との比較に基づいて、前記仮想地上画像の生成に用いた前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、上空の撮影装置により地上の複数の目標物を当該上空の撮影装置が追跡して撮影した俯瞰画像を取得する俯瞰画像取得ステップと、地上の撮影装置から複数の目標物を当該地上の撮影装置が追跡して撮影した地上画像を取得する地上画像取得ステップと、前記上空の撮影装置の3次元位置と、前記上空の撮影装置が前記俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、前記俯瞰画像に写る前記目標物の画像内位置とに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物の座標を算出する算出ステップと、前記俯瞰画像とその俯瞰画像に写る複数の目標物の座標と前記上空の撮影装置の撮影条件とに基づいて、前記地上画像から前記目標物を撮影する場合の仮想地上画像を生成し、前記地上画像と前記仮想地上画像との比較に基づいて、前記仮想地上画像の生成に用いた前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する判定ステップとからなる処理を実行させる。
本発明によれば、上空と地上からの撮影により取得できた各画像に出現する複数の物体の対応関係をより正確に判定することができる。
本発明の一実施形態による目標物検知システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による目標物検知装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態による目標物検知装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態による上空装置と地上装置の撮影概況を示す図である。 本発明の一実施形態による目標物の座標算出の概要を示す図である。 本発明の一実施形態による判定部の処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態による目標物検知装置の処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態による表示処理の処理例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による目標物検知装置を図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による目標物検知装置を備えた目標物検知システムの構成を示す図である。
この図で示すように目標物検知システム100は、上空装置1、地上装置21、22、目標物検知装置3を備えている。目標物検知装置3は、上空装置1、地上装置21、地上装置22と無線通信を介して接続されていてよい。上空装置1は上空から目標物41、42を撮影する装置である。地上装置21、22は地上から目標物41、42を撮影する装置である。上空装置1、地上装置21、地上装置22は無線を介して目標物検知装置3へ撮影画像を送信する。撮影画像は動画を構成する複数の画像であってよい。本実施形態において目標物検知装置3は、上空装置1、地上装置21、22とは別の装置として示している。しかしながら目標物検知装置3は上空装置1、地上装置21、22の何れかの装置に内蔵されたものであってよい。また他の装置の内部に上空装置1、地上装置21、22と共に設けられたものであってよい。目標物検知装置3は上空装置1、地上装置21、22の少なくとも一つとは有線ケーブルによって接続されていてもよい。なお、以下、地上装置21、22を総称して説明する場合には地上装置2と呼ぶ。また以下、目標物41、42を総称して説明する場合には目標物4と呼ぶ。本実施形態では目標物4が2つの場合について説明している。しかしながら目標物4の数はこれに限らない。
図2は目標物検知装置3のハードウェア構成を示す図である。
目標物検知装置3は図2で示すように、CPU(Central Processing Unit)301、IF(Interface)302、通信モジュール303、ROM(Read Only Memory)304、RAM(Random Access Memory)305、HDD(Hard Disk Drive)306などの構成を備えたコンピュータである。通信モジュール303は無線通信制御を行うものであってもよいし、有線通信制御を行うものであってもよく、それら2つの機能を有していてもよい。
図3は目標物検知装置3の機能ブロック図である。
目標物検知装置3のCPU301はROM304などに記憶しているプログラムを実行することにより、図3で示す各処理部の機能を有するものとなる。
目標物検知装置3は俯瞰画像取得部31の機能を有する。また目標物検知装置3は地上画像取得部32の機能を有する。また目標物検知装置3は座標算出部33の機能を有する。また目標物検知装置3は判定部34の機能を有する。また目標物検知装置3は表示部36の機能を有する。
俯瞰画像取得部31は上空の撮影装置である上空装置1から地上の1つまたは複数の目標物を撮影した俯瞰画像を取得する。
地上画像取得部32は地上の撮影装置である地上装置21,22から1つまたは複数の目標物を撮影した地上画像を取得する。
座標算出部33は上空装置1の3次元位置と、上空装置1が俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、俯瞰画像に写る目標物の画像内位置などの情報に基づいて、俯瞰画像に写る1つまたは複数の目標物の座標を算出する。
判定部34は、俯瞰画像とその俯瞰画像に写る1つまたは複数の目標物4の座標と上空装置1の撮影条件とに基づいて、地上画像から目標物4を撮影する場合の仮想地上画像を生成する。判定部34は、地上画像と仮想地上画像との比較に基づいて、仮想地上画像の生成に用いた俯瞰画像に写る複数の目標物4と、地上画像に写る複数の目標物4との対応関係を判定する。
図4は上空装置と地上装置の撮影概況を示す図である。
上空装置1は例えば飛行体に設けられて地上を撮影する装置である。上空装置1は飛行体でなくとも上空から地上を撮影できるものであれば、どのようなものであってもよい。例えば上空装置は飛行体や、バルーンなどの空間浮遊物に設けられた装置であってよい。また上空装置はビルなどの構造物に取り付けられた装置であってもよい。地上装置2は例えば地上から走行する車両などの移動体に設けられ目標物4を撮影する装置であってもよいし、所定の固定位置から目標物4を撮影する装置であってもよい。図4においては上空装置1が撮影した俯瞰画像101と、地上装置2が撮影した地上画像201を示している。上空装置1は撮影により得られた俯瞰画像101を、目標物4を追跡しながら順次目標物検知装置3へ送信する。上空装置1は俯瞰画像101と共に、現在の上空装置1の3次元座標(緯度、経度、高度)などを目標物検知装置3へ送信する。また上空装置1は撮影方向を示す情報を目標物検知装置3へ送信する。撮影方向は3次元空間座標系における所定の方向を基準とした方向ベクトルによって与えられてよい。上空装置1は自装置の傾きをジャイロセンサによって検出して目標物検知装置3へ送信してよい。上空装置1の傾きは鉛直下向き方向を基準とした方向ベクトルによって与えられてよい。上空装置1が目標物検知装置3へ送信する俯瞰画像101以外の情報は上空装置1の撮影条件と呼ぶこととする。上空装置1の撮影条件には、上空装置1の3次元座標、撮影方向、傾きなどを含む。上空装置1の撮影条件には画角などの上空装置1に設けられた撮影装置における設定情報が含まれていてよい。上空装置1による目標物4の追跡は公知の技術を用いてよい。
地上装置2は目標物4を追跡しながら地上画像201を順次、目標物検知装置3へ送信する。地上装置2による目標物4の追跡は公知の技術を用いてよい。地上装置2は地上画像201と共に、撮影方向を示す情報を目標物検知装置3へ送信する。地上装置21が目標物検知装置3へ送信した画像は地上画像201−1(第一地上画像)と呼ぶ。地上装置22が目標物検知装置3へ送信した画像は地上画像201−2(第二地上画像)と呼ぶ。各地上装置2における撮影方向は3次元空間座標系における所定の方向を基準とした方向ベクトルによって与えられてよい。地上装置2が目標物検知装置3へ送信する地上画像201以外の情報は地上装置2の撮影条件と呼ぶこととする。地上装置2の撮影条件には、地上装置2の撮影方向、地上装置2の位置する3次元座標などを含む。
目標物検知装置3において俯瞰画像取得部31は、俯瞰画像101と上空装置1の撮影条件を取得する。俯瞰画像取得部31はそれらの情報を座標算出部33へ出力する。地上画像取得部32は、地上画像201(201−1、201−2)と地上装置2(地上装置21、22のそれぞれ)の撮影条件を取得する。地上画像取得部32はそれらの情報を判定部34へ出力する。座標算出部33は取得した俯瞰画像101に目標物が出現しているかどうかを判定する。この判定は、目標物検知装置3がパターンマッチングやブロックマッチングなどの公知の技術により行ってよい。または目標物が出現する俯瞰画像101における画像内位置をユーザが目標物検知装置3に入力し、その入力に基づいて座標算出部33は目標物が出現していると判定するようにしてもよい。座標算出部33は、得られた画像内位置の目標物の画像内位置と、上空装置1から得た撮影条件に基づいて、3次元空間における目標物41、42の3次元座標(緯度、経度、高度)を算出する。
図5は目標物の座標算出の概要を示す図である。
座標算出部33は俯瞰画像101と撮影条件と目標物4(41、42)の画像内位置とに基づいて、各目標物4の緯度、経度を算出する。座標算出部33は、撮影条件に含まれる上空装置1の3次元座標、撮影方向、傾き、画角などを用いて、目標物4の緯度、経度を公知の技術により算出する。目標物検知装置3はROMに地形情報を保持している。地形情報は緯度、経度に対応する高度情報を含む。座標算出部33は各目標物4について算出した緯度、経度に基づいて、地形情報から高度情報を読み取ってもよい。座標算出部33は、それら緯度、経度、高度からなる各目標物4の3次元座標を判定部34へ出力する。
図6は判定部の処理の概要を示す図である。
図7は判定部の処理フローを示す図である。
判定部34は取得した各画像に出現する目標物に識別情報を割り当てる(ステップS701)。つまり判定部34は、俯瞰画像101に出現する目標物にID(識別情報)を割り当てる。目標物41と目標物42の2つが俯瞰画像101に出現している場合、一方にA、他方にBの各IDを割り当てる。判定部34はまた、地上画像201(201−1、201−2)に出現する目標物にIDを割り当てる。判定部34は目標物41と目標物42が地上画像201に出現している場合、一方に001、他方に002を割り当てる。なお判定部34は地上装置21から受信した地上画像201−1に出現する目標物41には001−1、目標物42には002−1を割り当てる。また判定部34地上装置21から受信した地上画像201−2に出現する目標物41には001−2、目標物42には002−2を割り当てる。判定部34は、このように異なる地上画像201にはそれぞれ別々のIDを割り当ててよい。
判定部34は俯瞰画像101と上空装置1の3次元座標、撮影方向、傾き、画角などの情報を用いて、俯瞰画像101に基づく3次元データを生成する。この3次元データは上空装置1の3次元座標と、目標物4の3次元座標などに基づいてその相対関係が3次元データ内で表されるデータであってよい。判定部34は、生成した3次元データに設定した地上装置2の3次元座標と、3次元データ内に含まれる目標物4の3次元座標とから、3次元データ内の地上装置2の位置から目標物4を撮影したと仮定した場合の2次元の仮想地上画像102を生成する(ステップS702)。俯瞰画像に基づく3次元データが生成されていれば、その3次元データにおいて地上装置2から目標物4を撮影した場合の仮想地上画像102は座標変換などの公知の3次元処理によって生成することができる。なお3次元データを生成しなくとも、俯瞰画像101と上空装置1の3次元座標、撮影方向、傾き、画角などの情報、目標物4について算出した3次元座標を用いて、座標変換等の公知の技術により仮想地上画像102を生成してもよい。
以下、地上画像201−1、201−2に対して同様の処理を行うが、説明の便宜上、地上画像201−1、201−2を総称した地上画像201に対して処理を行うものとして説明を進める。
判定部34は仮想地上画像において目標物4が出現する画像内位置と、地上画像201において目標物4が出現する画像内位置とを比較する。今、仮想地上画像102にはID=AとID=Bの目標物4が出現している。また地上画像201にはID=001とID=002の目標物4が出現している。判定部34は仮想地上画像102におけるID=Aの目標物4の画像内位置と、地上画像201におけるID=001の目標物4の画像内位置との距離を算出する。判定部34は仮想地上画像102におけるID=Aの目標物4の画像内位置と、地上画像201におけるID=002の目標物4の画像内位置との距離を算出する。判定部34は、仮想地上画像102におけるID=Aの目標物4の画像内位置との距離が近いと算出できた目標物4のIDを、地上画像201から特定する。なお仮想地上画像102と地上画像201の画素数と距離の算出に利用する原点はそれら画像間で一致しているものとする。判定部34は上記の距離の算出においては、2つの画像が同じ画像であると仮定してそれぞれの画像に出現する目標物4の距離を算出する(ステップS703)。
図6で示す例の処理では判定部34は仮想地上画像102に出現するID=Aの目標物4の画像内位置と、地上画像201に出現するID=002の目標物4の画像内位置とがより近いため、ID=002の目標物4を地上画像201から特定する。判定部34は目標物4の各画像における距離に基づいて各画像における目標物4の対応関係を判定する(ステップS704)。つまり判定部34はID=Aの目標物4と、ID=002の目標物4が対応すると判定する。また同様に判定部34はID=Bの目標物4と、ID=001の目標物4が対応すると判定する。判定部34はAと002の対応関係と、Bと001の対応関係を表示部36に出力する(ステップS705)。なお判定部34はこれらの処理を複数の地上画像201に対して行う。
図8は表示処理の処理例を示す図である。
表示部36は俯瞰画像101と地上画像201(201−1、201−2)とを一つずつ、または同時にモニタ等に表示するようにしてよい。表示部36は、俯瞰画像101と地上画像201とに出現する目標物に、IDの文字列を重畳して表示するようにしてよい。表示部36は、俯瞰画像101において俯瞰画像101に出現する目標物4に対して付与したIDの文字列を、俯瞰画像101上の対応する目標物4の近傍に重畳して表示する。一方で表示部36は、地上画像201において地上画像201に出現する目標物4に対して付与したIDの文字列を、その文字列に対応する俯瞰画像101側の文字列に変換して、地上画像201上の対応する目標物4の近傍に重畳して表示する(図8(y))。つまり、地上画像201においてID=001が付与された目標物4には、その近傍にID=Bの文字列を表示する。また地上画像201においてID=002が付与された目標物4には、その近傍にID=Aの文字列を表示する(図8(y))。上述したように表示部36は、複数の地上画像201−1、201−2のそれぞれについて同様に処理を行う。
以上の処理により判定部34が俯瞰画像101に出現する複数の目標物4と、地上画像201に出現する複数の目標物4の対応関係を判定して、適切な対応関係を算出する。これにより俯瞰画像101と、地上画像201において、適切な目標物の対応関係を判定することができる。
上述のステップSxの処理において判定部34は、さらに、仮想地上画像102において出現する目標物4の画像内位置と、地上画像201において出現する目標物4の画像内位置とが近い対応関係を特定した後に、それら画像内位置が所定の距離以内かを判定してもよい。判定部34は、異なる画像において画像内位置の近い各目標物4の対応関係について所定距離以内でない場合には、それらの対応関係は成立しないと判定してもよい。
上述の目標物検知装置3は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・上空装置
2・・・地上装置
3・・・目標物検知装置
4・・・目標物
31・・・俯瞰画像取得部
32・・・地上画像取得部
33・・・座標算出部
34・・・判定部
36・・・表示部

Claims (6)

  1. 上空の撮影装置から地上の複数の目標物を当該上空の撮影装置が追跡して撮影した俯瞰画像を取得する俯瞰画像取得部と、
    地上の撮影装置から複数の目標物を当該地上の撮影装置が追跡して撮影した地上画像を取得する地上画像取得部と、
    前記上空の撮影装置の3次元位置と、前記上空の撮影装置が前記俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、前記俯瞰画像に写る前記目標物の画像内位置とに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物の座標を算出する座標算出部と、
    前記俯瞰画像とその俯瞰画像に写る複数の目標物の座標と前記上空の撮影装置の撮影条件とに基づいて、前記地上画像から前記目標物を撮影する場合の仮想地上画像を生成し、前記地上画像と前記仮想地上画像との比較に基づいて、前記仮想地上画像の生成に用いた前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する判定部と、
    を備えることを特徴とする目標物検知装置。
  2. 前記対応関係に基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物に対して付与した識別情報に対応する識別情報を、前記地上画像に写る複数の目標物それぞれに対して付して表示する表示部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の目標物検知装置。
  3. 前記判定部は、前記俯瞰画像に写る複数の目標物に対して付与した識別情報と、前記地上画像に写る複数の目標物に対して付与した識別情報との関係を判定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の目標物検知装置。
  4. 前記判定部は、異なる地上の撮影装置から取得した第一地上画像と第二地上画像のそれぞれに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記第一地上画像及び前記第二地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する
    ことを特徴とする請求項または請求項3に記載の目標物検知装置。
  5. 上空の撮影装置により地上の複数の目標物を当該上空の撮影装置が追跡して撮影した俯瞰画像を取得し、
    地上の撮影装置から複数の目標物を当該地上の撮影装置が追跡して撮影した地上画像を取得し、
    前記上空の撮影装置の3次元位置と、前記上空の撮影装置が前記俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、前記俯瞰画像に写る前記目標物の画像内位置とに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物の座標を算出し、
    前記俯瞰画像とその俯瞰画像に写る複数の目標物の座標と前記上空の撮影装置の撮影条件とに基づいて、前記地上画像から前記目標物を撮影する場合の仮想地上画像を生成し、前記地上画像と前記仮想地上画像との比較に基づいて、前記仮想地上画像の生成に用いた前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する
    ことを特徴とする処理方法。
  6. コンピュータに、
    上空の撮影装置により地上の複数の目標物を当該上空の撮影装置が追跡して撮影した俯瞰画像を取得する俯瞰画像取得ステップと、
    地上の撮影装置から複数の目標物を当該地上の撮影装置が追跡して撮影した地上画像を取得する地上画像取得ステップと、
    前記上空の撮影装置の3次元位置と、前記上空の撮影装置が前記俯瞰画像を撮影した際の撮影方向と、前記俯瞰画像に写る前記目標物の画像内位置とに基づいて、前記俯瞰画像に写る複数の目標物の座標を算出する算出ステップと、
    前記俯瞰画像とその俯瞰画像に写る複数の目標物の座標と前記上空の撮影装置の撮影条件とに基づいて、前記地上画像から前記目標物を撮影する場合の仮想地上画像を生成し、前記地上画像と前記仮想地上画像との比較に基づいて、前記仮想地上画像の生成に用いた前記俯瞰画像に写る複数の目標物と、前記地上画像に写る複数の目標物との対応関係を判定する判定ステップと
    からなる処理を実行させるプログラム。
JP2016029977A 2016-02-19 2016-02-19 目標物検知装置、処理方法、プログラム Active JP6762108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016029977A JP6762108B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 目標物検知装置、処理方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016029977A JP6762108B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 目標物検知装置、処理方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017146907A JP2017146907A (ja) 2017-08-24
JP6762108B2 true JP6762108B2 (ja) 2020-09-30

Family

ID=59682166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016029977A Active JP6762108B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 目標物検知装置、処理方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6762108B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110059641B (zh) * 2019-04-23 2023-02-03 重庆工商大学 基于多预置点的深度鸟类识别算法
US20230298311A1 (en) 2020-08-25 2023-09-21 Nec Corporation Image matching apparatus, control method, and non-transitory computer-readable storage medium

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3622094B2 (ja) * 1995-10-05 2005-02-23 株式会社日立製作所 地図更新支援装置および地図情報の編集方法
JP2003337947A (ja) * 2002-05-21 2003-11-28 Iwane Kenkyusho:Kk 画像表示方法、画像表示装置、及び画像表示方法を記録した記憶媒体
CN101388077A (zh) * 2007-09-11 2009-03-18 松下电器产业株式会社 目标形状检测方法及装置
WO2012018497A2 (en) * 2010-07-25 2012-02-09 Raytheon Company ENHANCED SITUATIONAL AWARENESS AND TARGETING (eSAT) SYSTEM
JP5389964B2 (ja) * 2012-02-21 2014-01-15 株式会社パスコ 地図情報生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017146907A (ja) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110411441B (zh) 用于多模态映射和定位的系统和方法
US10636168B2 (en) Image processing apparatus, method, and program
JP5660648B2 (ja) マルチユーザ拡張現実におけるオンライン参照生成および追跡
KR101725060B1 (ko) 그래디언트 기반 특징점을 이용한 이동 로봇의 위치를 인식하기 위한 장치 및 그 방법
KR100647807B1 (ko) 그림자 분석을 통한 3차원 건물정보 추출방법
JP6255085B2 (ja) 位置特定システムおよび位置特定方法
KR101776621B1 (ko) 에지 기반 재조정을 이용하여 이동 로봇의 위치를 인식하기 위한 장치 및 그 방법
US9400941B2 (en) Method of matching image features with reference features
JP6658001B2 (ja) 位置推定装置、プログラム、位置推定方法
US20170076499A1 (en) Markerless Multi-User, Multi-Object Augmented Reality on Mobile Devices
KR20150144728A (ko) 이동 로봇의 맵을 업데이트하기 위한 장치 및 그 방법
KR20150096922A (ko) 카메라 포즈 추정 장치 및 카메라 포즈 추정 방법
JP6201148B2 (ja) キャリブレーション装置、キャリブレーション方法、キャリブレーション機能を備えた移動体搭載用カメラ及びプログラム
JP2008506953A5 (ja)
JP5762131B2 (ja) キャリブレーション装置、キャリブレーション装置のキャリブレーション方法およびキャリブレーションプログラム
KR101575954B1 (ko) 3차원 정합을 이용한 증강현실 장치 및 그 방법
EP3155369B1 (en) System and method for measuring a displacement of a mobile platform
JP2014526736A (ja) 方位センサに基づくホモグラフィ分解の曖昧性の解決
JP2018195241A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6240706B2 (ja) グラフマッチングおよびサイクル検出による自動モデル初期化を用いた線トラッキング
JP6410231B2 (ja) 位置合わせ装置、位置合わせ方法及び位置合わせ用コンピュータプログラム
JP2017522621A (ja) モバイルプラットフォームの動作モードを選択する方法、システム、コンピュータプログラム製品及び装置
JP6762108B2 (ja) 目標物検知装置、処理方法、プログラム
JP6042146B2 (ja) 対象物検出装置および対象物検出方法
KR101821992B1 (ko) 무인비행체를 이용한 목표물의 3차원 위치 산출 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160222

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200825

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6762108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150