JP6761127B2 - Tig溶接トーチボディ、tig溶接トーチハンドル、及びそのtig溶接トーチボディとtig溶接トーチハンドルとを有するtig溶接トーチ - Google Patents

Tig溶接トーチボディ、tig溶接トーチハンドル、及びそのtig溶接トーチボディとtig溶接トーチハンドルとを有するtig溶接トーチ Download PDF

Info

Publication number
JP6761127B2
JP6761127B2 JP2019528862A JP2019528862A JP6761127B2 JP 6761127 B2 JP6761127 B2 JP 6761127B2 JP 2019528862 A JP2019528862 A JP 2019528862A JP 2019528862 A JP2019528862 A JP 2019528862A JP 6761127 B2 JP6761127 B2 JP 6761127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
welding torch
handle
tig welding
insertion element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019528862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020504011A (ja
Inventor
ダヴィド・プロインドラー
クラウス・オーベルンドルファー
アントン・プロインドラー
アレクサンダー・ツァイトリンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fronius International GmbH
Original Assignee
Fronius International GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fronius International GmbH filed Critical Fronius International GmbH
Publication of JP2020504011A publication Critical patent/JP2020504011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6761127B2 publication Critical patent/JP6761127B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/24Features related to electrodes
    • B23K9/28Supporting devices for electrodes
    • B23K9/285Cooled electrode holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • B23K9/167Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a non-consumable electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/24Features related to electrodes
    • B23K9/28Supporting devices for electrodes
    • B23K9/29Supporting devices adapted for making use of shielding means
    • B23K9/291Supporting devices adapted for making use of shielding means the shielding means being a gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/323Combined coupling means, e.g. gas, electricity, water or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/325Devices for supplying or evacuating shielding gas

Description

本発明は、トーチネックと、溶接電極を保持するための電極保持部と、ガスノズルと、溶接トーチハンドルの受容部品に取り外せるように接続するため、トーチネックに配置されている実質的に円筒形の差し込み要素とを有するTIG溶接トーチボディに関する。この差し込み要素は、シールドガスの注入口と、シールドガスをガスノズルに導くため、注入口に接続されているガス導管とを有し、電極保持部に溶接電流を伝えるように形成されている。
また、本発明は、中心導管を備える電流伝達要素と、溶接トーチボディの差し込み要素に取り外せるように接続する受容部品とを有するTIG溶接トーチハンドルに関する。
最後に、本発明は、上記TIG溶接トーチボディと上記TIG溶接トーチハンドルとを有するTIG溶接トーチを対象とする。
非消耗タングステン電極を備えるTIG(タングステンインサートガス)溶接トーチは、溶接トーチボディと溶接トーチハンドルとで構成されており、溶接電流、シールドガス、また適用できるのであれば冷却剤のそれぞれの経路を含むホースパッケージに接続されている。溶接トーチの消耗部品を交換できるように、且つ異なる種類の溶接トーチを使用できるように、溶接トーチボディは、溶接トーチハンドルに取り外せるように接続されていることが多い。また、ホースパッケージは、溶接トーチハンドルの対応する接続部に接続されている。溶接トーチボディと溶接トーチハンドルとの間の接続部に対して、ユニオンナットを用いるねじ接続部と差し込み接続部は従来からある。これらの接続部は、交換を簡略且つ速くする。
例えば、独国登録特許102004021937は、トーチヘッドが差し込み接続部によりトーチハンドルに取り付けられている溶接トーチを示す。
また、欧州公開特許2603345は、差し込むことにより、トーチハンドルに接続され得るトーチボディを有するTIG溶接トーチを示す。
多くの種類の溶接トーチ、特にただ1つのシールドガスの経路を備える溶接トーチと、追加の冷却剤の経路を備える溶接トーチとの間において、また冷却剤の経路を有する、又は有さない種類のホースパッケージの間において、区別がなされる。ガス冷却式又は水冷式溶接トーチが用いられるか、また冷却剤の経路を有する、又は有さないホースパッケージがあるかに応じて、異なる種類の溶接トーチボディと溶接トーチハンドルが必要となる。この溶接トーチボディと溶接トーチハンドルは、溶接構成要素の製造業者により作られ、使用者により入手され、保管される必要がある。これは、製品の費用を増加し、製造と調達の費用がかかる。
したがって、本発明の目的は、上述のTIG溶接トーチボディ、TIG溶接トーチハンドル、及びTIG溶接トーチを作ることにある。これらのTIG溶接トーチボディ、TIG溶接トーチハンドル、及びTIG溶接トーチは、すべての変形例、特にガス冷却式の変形例と水冷式(又は冷却剤式)の変形例に対してできるだけ同様に構成されている。したがって、溶接構成要素の製造業者は、それぞれの変形例に対して専用の構成要素を作る必要がない。また、溶接作業者は、溶接トーチのそれぞれの変形例に対応する多くの構成要素を入手及び保管する必要がない。特に、本発明により、ガス冷却式又は水冷式溶接トーチボディは、実質的に同じ溶接トーチハンドルに接続される。また、この溶接トーチハンドルは、(冷却剤の経路を有する、及び有さない)異なるホースパッケージに接続される。既知の構造の不利な点は、防がれ、少なくとも減らされる。
本発明の目的は、上述のTIG溶接トーチボディにより達成される。このTIG溶接トーチボディにおいて、ガス導管は、差し込み要素の末端(溶接トーチハンドルに対向する端部)の手前における、差し込み要素の側面に配置されている注入口を終端とする。また、実質的な中心注入オリフィスが、差し込み要素の末端に設けられている。さらに、戻り口が、差し込み要素の末端の手前における、差し込み要素の側面を終端とする。溶接トーチボディの差し込み要素におけるガス導管が、従来と同じく、中心における軸方向に配置されず、ガスノズルに接続されることは、溶接トーチボディを溶接トーチハンドルに接続するため、より多くの選択肢が形成され得ることを示す。このため、実質的な中心注入オリフィスも、差し込み要素の末端に設けられている。また、戻り口が、差し込み要素の末端の手前における、差し込み要素の側面を終端とする。さらに、当該の種類の溶接トーチボディは、相対的に簡略で、手順に対する費用対効果が優れている。溶接トーチボディの差し込み要素において、他の導管又はそのようなものがあってもよい。この導管は、所望されているとおりに、シールドガスといずれかの冷却剤が導管を通過できるように、溶接トーチハンドルにおける対応する導管に作用する。
有利なことに、差し込み要素は、溶接トーチハンドルの受容部品に差し込んで接続するように形成され、いわゆるトーチ密閉部を有する。このトーチ密閉部は、好ましくは180°ごとに回転して、溶接トーチハンドルの受容部品に固定されるように形成されている。この構成により、溶接トーチボディは、速く、簡略に、且つ最も重要なこととして工具を用いずに、溶接トーチハンドルに固定され、また溶接トーチハンドルから取り外される。トーチ密閉部は、軸方向の移動と軸周りの回転により固定できるように、異なる方法で形成され得る。例えば、バヨネット状の密閉部が考えられる。
ガス冷却式TIG溶接トーチボディにおいて、差し込み要素の中心注入オリフィスは、好ましくは、差し込み要素の側面に配置される戻り口に接続される。
水冷式TIG溶接トーチボディにおいて、差し込み要素は、冷却剤を供給するための導管と、冷却剤を戻すための導管とを有する。冷却剤を供給するための導管は、差し込み要素の末端において、実質的な中心注入オリフィスに接続されている。冷却剤を戻すための導管は、差し込み要素の側面に配置されている戻り口に接続されている。結果として、冷却されるTIG溶接トーチボディが形成される。このTIG溶接トーチボディは、対応するTIG溶接トーチハンドルに簡略且つ速く接続され得る。また、TIG溶接トーチボディの導管は、シールドガスと冷却剤を導くため、(冷却剤の経路を有する、又は有さないで)用いられるホースパッケージに応じて接続され得る。水が冷却剤として従来では用いられる一方、他の冷却液又は冷却ガスも考えられる。
本発明の別の特徴によれば、トーチ密閉部は、実質的に管状に形成され、固定要素を外側に有する。この固定要素は、溶接トーチハンドルの受容部品における、補完する形状の固定要素に作用する。この構成は、軸方向の移動及び好ましくは180°ごとの回転により、TIG溶接トーチボディをTIG溶接トーチハンドルに接続するため、簡略であってもよい。この固定要素は、対応するロック突出部及びガイド溝などにより形成され得る。
差し込み要素は、少なくとも通電部品である場合、好ましくは金属、特に真鍮で形成されている。また、トーチ密閉部はプラスチックで形成されている。そのような材料は、相応に容易に加工され、溶接のときに生じる温度に耐え得るため、特に適切であることを示す。また、クリープ距離の維持のような安全に関連する作用も行われ得る。
また、本発明に記載の目的は、上述のTIG溶接トーチハンドルにより達成される。このTIG溶接トーチハンドルにおいて、TIG溶接トーチハンドルの導管と同軸に配置されている第2の導管と、第2の導管と同軸に配置されている第3の導管とが設けられている。また、接続部が第2の導管と第3の導管との間に設けられている。さらに、第1の導管は受容部品の中心にオリフィスを有する。第2の導管は受容部品の側面にオリフィスを有する。第3の導管は受容部品の側面にオリフィスを有する。この同軸に配置されることは、溶接トーチハンドルの中心軸から異なる距離で配置されることを示す。導管は、例えば簡略な穴又は環状空間などの形状のようにそれぞれ実装され得る。シールドガス及び/又は冷却剤、特に水を導くための全体で3つの導管の特定の配置により、シールドガス又は冷却剤は、経路とホースパッケージのホースとの接続に応じて、異なる方法で導管を流れる。最後に、シールドガスと冷却剤は、接続されている当該の溶接トーチボディにおける対応する導管に入る。第1の導管は受容部品の中心にオリフィスを有する。また、第2の導管は受容部品の側面にオリフィスを有する。さらに、第3の導管は受容部品の側面にオリフィスを有する。受容部品の内側にある導管のオリフィスが、TIG溶接トーチボディが有する、対応して形成される差し込み要素に接続される、またガス冷却式溶接トーチボディと水冷式溶接トーチボディの両方が溶接トーチハンドルに用いられるとき、受容部品の内側にある導管のオリフィスのそのような配置により、シールドガスと冷却剤は、用いられる溶接媒体(シールドガスと必要であれば冷却剤)に応じてそれぞれ流れ得る。受容部品の側面に配置されている第3の導管のオリフィスは、溶接トーチボディが有する、差し込み要素の側面に配置されているガス導管のオリフィスと同じ位置に配置され、ガス導管のオリフィスに対応する。溶接トーチボディが溶接トーチハンドルに接続されるとき、受容部品の第1の導管のオリフィスは、溶接トーチボディの差し込み要素における冷却剤を供給するための導管のオリフィスに対応する。受容部品の側面における第2の導管のオリフィスは、溶接トーチボディの差し込み要素の側面に配置されている冷却剤の戻り口に対応する。溶接電流の接続に対応して、シールドガスと冷却剤は、ホースパッケージに対向し、用いられるホースパッケージに応じて接続される溶接トーチハンドルの端部において供給される。したがって、実質的に同様に形成される溶接トーチハンドルを製造する一方、ガス冷却式と水冷式の両方の溶接トーチボディを溶接トーチハンドルに接続することと、冷却剤の経路を有する、又は有さないホースパッケージに溶接トーチハンドルを接続することができる。所望の組み合わせに応じて、導管を密閉するためのシール要素、導管などの間の領域から(例えばOリングにより)シールされること、又は同様の補助手段が、必要であってもよく、以下に記載される。
電流伝達要素は、第2の導管を形成するため、軸方向に配置されているスロットを備える導電性材料のスリーブと、絶縁材料の伸縮スリーブとで構成されている。このとき、中心導管は伸縮スリーブの内部において伸びる。そのような構成は、溶接トーチハンドルの第1の中心導管、及び対応する空間を節約する方法で第1の導管と同軸に配置されている第2の導管を含む。また、絶縁材料の伸縮スリーブにより、溶接電流を伝えるために対応する良好な電気的接触が作られる。したがって、スリーブの径は伸縮スリーブにより大きくなる。また、対応する接触圧が、接触される要素に対して生じる。さらに、伸縮スリーブは、中心導管と第2の導管との間における隔壁を形成する。したがって、導管を流れる媒体に応じて、電流伝達要素も対応して冷却される。
少なくとも1つのシール要素が、少なくとも1つの導管を密閉するように設けられているとき、冷却剤の経路を有さないホースパッケージに溶接トーチハンドルを接続するための状態が容易に形成される。したがって、溶接トーチハンドルは、シールドガスを単に伝えるために用いられる一方、冷却剤を導くために用いられる他の導管は、対応するシール要素により閉じられる。
本発明の別の特徴によれば、チューブが、第3の導管に挿入されると共に、接続部を密閉するように設けられているとき、溶接トーチハンドルの導管におけるシールドガス又は冷却剤の進路における別の変化が、所定の適用のため、簡略に得られてもよい。
本発明の別の特徴によれば、受容部品は固定要素を内側に有する。この固定要素は、前記溶接トーチボディのトーチ密閉部における、補完する形状の固定要素に作用する。溶接トーチボディとの接続において既に上述されているように、固定要素は、軸方向の移動及び軸周りの回転により、溶接トーチハンドルに対して溶接トーチボディを固定し得るように対応するロック突出部及びガイド溝などにより形成され得る。この構成により、溶接トーチボディは、簡略に、速く、且つ工具を用いずに、溶接トーチハンドルに取り付けられ、また溶接トーチハンドルから取り外される。
溶接トーチボディが、意図せず、溶接トーチハンドルから取り外されることを防ぐ、又は妨げるため、解除要素が、溶接トーチハンドルにおける溶接トーチボディの固定を解除するように設けられ得る。そのような解除要素は、予め荷重を与えられたばねで作動するボタンにより好ましくは形成される。溶接作業者は、溶接トーチハンドルから溶接トーチボディを取り外す前に、ばねの力と逆に押す、又は動かす必要がある。
逆止弁が溶接トーチハンドルの第3の導管に配置されていてもよい。そのような逆止弁は、第3の導管から溶接トーチボディのガス導管に流れる冷却液、特に水の残留を防ぎ得る。この残留は、溶接のとき、溶接品質の低下をもたらし得る。逆止弁の手前にあるいずれかの水滴と冷却剤の残留は、一般的に、溶接作業が行われる前に、圧縮空気で排出されることにより取り除かれる。
溶接トーチを作動するため、溶接電流のオンとオフを切り替えるためのスイッチ、ボタン、又は同様の作動要素が溶接トーチハンドルに配置されている。
また、本発明に記載の目的は、上述のTIG溶接トーチボディと上述のTIG溶接トーチハンドルとを有する上述のTIG溶接トーチにより解決される。既知の溶接トーチを超える、これにより達成され得る有利なこと、特にガス冷却式溶接構成要素と水冷式溶接構成要素との組み合わせにおける、より優れた柔軟性について、上記の溶接トーチボディと溶接トーチハンドルの記載が参照される。
本発明は、添付されている図面を用いて詳細に説明される。
図1は、本発明に記載のTIG溶接トーチの概略図を示す。 図2は、本発明に従って形成されたガス冷却式溶接トーチボディの概略図を示す。 図3は、本発明に従って形成された水冷式溶接トーチボディの概略図を示す。 図4は、図2又は図3に記載の溶接トーチボディに差し込んで接続するように、本発明に従って形成された溶接トーチハンドルの概略図を示す。 図5は、図2に記載のガス冷却式溶接トーチボディが、図4に記載の溶接トーチハンドル、及びガス冷却式ホースパッケージに接続されているときのシールドガスの概略進路を示す。 図6は、図2に記載のガス冷却式溶接トーチボディが、図4に記載の溶接トーチハンドル、及び水冷式ホースパッケージに接続されているときのシールドガスと冷却剤の概略進路を示す。 図7は、図3に記載の水冷式溶接トーチボディが、図4に記載の溶接トーチハンドル、及びガス冷却式ホースパッケージに接続されているときのシールドガスの概略進路を示す。 図8は、図3に記載の水冷式溶接トーチボディが、図4に記載の溶接トーチハンドル、及び水冷式ホースパッケージに接続されているときのシールドガスと冷却剤の概略進路を示す。 図9は、図5の代わりに、図2に記載のガス冷却式溶接トーチボディが、図4に記載の溶接トーチハンドル、及びガス冷却式ホースパッケージに接続されているときのシールドガスの概略進路を示す。
図1は、TIG溶接トーチ1の概略図を示す。TIG溶接トーチ1はTIG溶接トーチボディ2とTIG溶接トーチハンドル8とで構成されている。溶接トーチボディ2は、取り外せるように、好ましくは工具を用いずに取り外せるように、溶接トーチハンドル8に接続され得る。この溶接トーチハンドル8は、対応するホースパッケージ14、及びホースパッケージ14において伸びる経路とホースに接続される。
溶接トーチ1の溶接トーチボディ2は、いわゆるトーチネック3と、溶接電極5、例えば非消耗タングステン電極を保持するための電極保持部4と、ガスノズル6と、実質的に円筒形の差し込み要素7とで構成されている。この差し込み要素7は、溶接トーチハンドル8の対応する受容部品9に取り外せるように接続するため、トーチネック3に配置されている。シールドガスGをガスノズル6に導くためのガス導管10が、溶接トーチボディ2の差し込み要素7の内側で伸びる。本発明によれば、このガス導管10は、差し込み要素7の内側で軸方向に伸び、且つ差し込み要素7の末端11の手前における、差し込み要素7の側面に配置されている注入口16を終端とする。このガス導管10の所定の進路により、溶接トーチボディ2の内側において、シールドガスGの所定の進路、及び冷却剤Kがあるときは冷却剤Kの所定の進路が得られてもよい。溶接トーチボディ2の差し込み要素7は、溶接トーチハンドル8の受容部品9に差し込んで接続するように好ましくは形成され、いわゆるトーチ密閉部12を有する。このトーチ密閉部12は、好ましくは180°ごとに回転して、溶接トーチハンドル8の受容部品9に固定されるように形成されている。例えば、溶接トーチボディ2は、図1に示す位置に対して180°回転して、溶接トーチハンドル8の受容部品9に軸方向に挿入され、180°逆に回転して、溶接トーチハンドル8と共に図1に示す位置にロックされる。図2,3,4に示すように、このため、対応する固定要素22がトーチ密閉部12の外側に配置されている。また、補完する形状の固定要素23が溶接トーチハンドル8の受容部品9の内側に配置されている。所定の構造であると仮定して、溶接トーチボディ2又は溶接トーチボディ2の少なくとも一部が回転できること、及び溶接トーチボディ2を異なる角度位置で固定することができるようになり得る。
差し込み要素7は別の導管20を有する。導管20は、以下に記載する、溶接トーチハンドル8の導管33,34に関わる。また、この導管20により、溶接媒体(シールドガスG及び冷却剤K)が対応して流れることができる。導管20の代わりに、差し込み要素7の他の形状、例えばアンダーカットなども設けられ得る。この形状により、溶接トーチハンドル8の導管33,34は繋がり得る。
図3に記載の例を用いて説明されるように、溶接トーチボディ2が、水冷部又は他の冷却剤Kによる冷却部を有するとき、冷却剤Kを供給する導管17、及び冷却剤Kを戻す導管18も差し込み要素7にある。
溶接トーチハンドル8は、ホースパッケージ14における、溶接電流Iを伝えるために対応する溶接電流の経路28と、シールドガスGを伝えるためのシールドガスの経路29と、必要であれば冷却剤の供給部30と、冷却剤の戻り部31と接続するための接続部24,25,26,27を好ましくは含む。冷却剤K、特に水は、この供給部30を通して供給され、戻り部31を通して排出される。ホースパッケージ14は、溶接トーチハンドル8に固定して接続され、1つのユニットとして販売され得る。一般的に、そのようなユニットは、異なるホースパッケージの長さで得られる。ホースパッケージ14は溶接装置15に対応して接続される。この溶接装置15は、溶接電流Iを供給するための電流源、シールドガスGを供給するためのリザーバ、及び冷却剤Kの容器を含む。
また、溶接トーチハンドル8は、溶接電流Iを伝えるための電流伝達要素32を有する。この電流伝達要素32は中心導管33を備える。また、溶接トーチボディ2の差し込み要素7に取り外せるように接続するための受容部品9が溶接トーチハンドル8に配置されている。本発明によれば、電流伝達要素32は、中心導管33と、中心導管33と同軸に配置されている第2の導管34とを有する。また、別の第3の導管35が第2の導管と同軸に設けられている。接続部36が第2の導管34と第3の導管35との間に配置されている。第2の導管34は、好ましくは少なくとも部分的に、中心導管33周りに伸びる環状空間の形状で形成されている。第2の導管34は接続部26に接続されている。また、第3の導管35は接続部25に接続されている。(図1に示す)溶接装置15の電流源から伝わる溶接電流Iは、接続部24を通して電流伝達要素32に接続される。
シールドガスGと冷却剤Kの所定の進路を得るため、導管33,34、35のオリフィスは、溶接トーチハンドル8の受容部品9に対応して配置されている。まず、溶接トーチハンドル8の中心導管33は、実質的に、受容部品9の端部の中心におけるオリフィス37を終端とする。第2の導管34は、受容部品9の側面におけるオリフィス38に接続されている。最後に、第3の導管35は、受容部品9の側面に配置されているオリフィス39を終端とする。溶接トーチボディ2が溶接トーチハンドル8に対応して接続されるとき、導管35のオリフィス39は、溶接トーチボディ2の差し込み要素7におけるガス導管10の注入口16に対応する。したがって、シールドガスGは溶接トーチハンドル8を通して溶接トーチボディ2に流れ得る。所定の適用のため、中心導管33を第2の導管34に接続することが必要である。この構成は、溶接トーチボディ2が接続されるとき、例えば差し込み要素7における導管20を通して達成される。
図に示される導管の進路とオリフィスは代表的な実施形態だけを示すことが留意されるべきである。また、これらの導管の進路とオリフィスは本発明の範囲に応じて変更され得る。
(図3に示す)水冷式溶接トーチボディ2において、冷却剤の導管の開口部とオリフィスは、溶接トーチハンドル8の受容部品9におけるオリフィスに対応する。したがって、シールドガスGと冷却剤Kは所望の導管を流れ得る。
中心導管33と第2の導管34は電流伝達要素32により形成され得る。この電流伝達要素32は、例えば、軸方向に配置されているスロット41を備える導電性材料のスリーブ40から構成されている。この軸方向に配置されているスロット41は、第2の導管34又は第2の導管34の一部を形成する。第2の導管34を中心導管33から分離するため、絶縁材料の伸縮スリーブ42がスリーブ40内にある。また、この構成により、溶接トーチハンドル8の内側における良好な電気的接触が確実になる。図1の下方の右側において、そのような電流伝達要素32の代表的な実施形態が示されている。
また、溶接電流Iのオンとオフを切り替えるためのスイッチ48、ボタン、又は同様の作動要素が溶接トーチハンドル8に配置され得る。
図2は、本発明に記載のガス冷却式溶接トーチボディ2の実施形態を示す。図1に記載の変形例に加えて、溶接トーチボディ2のトーチ密閉部12における固定要素22が、図示されており、溶接トーチハンドル8の受容部品9における、対応して形成されている固定要素23に作用する。この固定要素22により、溶接トーチボディ2は、軸方向の移動及び軸周りの回転により、溶接トーチハンドル8に固定されている。
図3は、本発明に記載の水冷式溶接トーチボディ2の概略図を示す。注入口16を備えるガス導管10に加えて、水冷式溶接トーチボディ2は、冷却剤Kを供給するための別の導管17を有する。この導管17は、差し込み要素7の末端11において実質的に中心に配置されている注入オリフィス19に接続されている。冷却剤Kは、溶接トーチボディ2のガスノズル6から導管18を通して返る。この導管18は、差し込み要素7の側面に配置されている冷却剤Kの戻り口21に接続されている。
図4は、図2又は図3に記載の溶接トーチボディ2に差し込んで接続するための本発明に記載の溶接トーチハンドル8の概略図を示す。図1に関連して既に記載されているように、溶接トーチハンドル8の導管33,34,35のオリフィス37,38,39は受容部品9における所定の位置に配置されている。これらのオリフィスは、当該の溶接トーチボディ2の差し込み要素7における関連するオリフィス又は開口部と一致する、又は対応する。
固定要素23は受容部品9の内側にある。この固定要素23は、溶接トーチボディ2のトーチ密閉部12における、補完する形状の固定要素22に作用する。また、溶接トーチボディ2の固定を解除するための解除要素46が溶接トーチハンドル8にある。この解除要素46は、溶接トーチボディ2が溶接トーチハンドル8から取り外される前に、溶接作業者により作動される必要がある。
逆止弁47が第3の導管35にある。この逆止弁47は、オリフィス39を通して、溶接トーチボディ2のガス導管10に入る冷却剤Kの残留を防ぐ。この残留は、溶接作業のとき、溶接品質を低下させ得る。一般的に、溶接トーチ1が用いられる前に、溶接トーチハンドル8の受容部品9は圧縮空気を吹きかけられる。したがって、冷却剤Kが流れ得る導管は冷却剤の残留を予め取り除かれている。図示するように、逆止弁47がオリフィス39に直接配置されているとき、この領域も冷却剤の残留を好ましくは取り除かれ得る。
溶接トーチボディ2と溶接トーチハンドル8の両方は、上述のように、1つの主要な構成要素で構成される必要がない一方、異なる材料で構成される複数の部品から形成され得ること、及び様々な導管と接続要素は適切なアセンブリにより形成されることが留意されるべきである。
図5は、図2に記載のガス冷却式溶接トーチボディ2が、図4に記載の溶接トーチハンドル8及びガス冷却式ホースパッケージ14に接続されているときのシールドガスGの概略進路を示す。ホースパッケージ14の溶接電流の経路28は、溶接電流Iが、接続部24から、溶接トーチハンドル8の電流伝達要素32に、及び差し込み要素7又は通電部品を通して電極保持部4と溶接トーチボディ2の溶接電極5とに伝わり得るように、溶接トーチハンドル8における溶接電流Iの供給経路に対する接続部24に接続されている。
ホースパッケージ14のシールドガスの経路29は、シールドガスGを供給するための溶接トーチハンドル8の接続部27に接続されている。この接続部27は中心導管33に接続されている。ガス冷却式溶接トーチボディ2が溶接トーチハンドル8に接続されているとき、シールドガスGは、溶接トーチハンドル8の内側にある軸方向の導管33を流れ、溶接トーチボディ2の差し込み要素7における導管20を通して横方向に通過し、オリフィス38を通して、溶接トーチハンドル8の第2の導管34に入り、接続部36を通して第3の導管35に入る。このシールドガスGは、溶接トーチハンドル8の受容部品9に配置されているオリフィス39を通して、差し込み要素7における注入口16に入り、溶接トーチボディ2のガスノズル6に入り、溶接作業のとき、アークを適切に保護する。
シールドガスGが導管34,35の接続部25,26を通して漏れることを防ぐため、適切なシール要素43,44が導管34,35に配置されている。これらのシール要素は、例えば導管34,35に挿入され、軸方向に固定されている。また、当然のこととして、シール要素43,44は、弾性材料で構成されているシールリング(図示せず)を含む、又は例えば接続部25,26におけるキャップなどの形状でそれぞれ形成され得る。
図6は、図2に記載のガス冷却式溶接トーチボディ2が、図4に記載の溶接トーチハンドル8及び水冷式ホースパッケージ14に接続されているときのシールドガスGと冷却剤Kの概略進路を示す。この実施形態において、ホースパッケージ14のシールドガスの経路29は第3の導管35の接続部25に接続されている。冷却剤の供給部30は中心導管33の接続部27に接続されている。また、冷却剤の戻り部31は第2の導管34の接続部26に接続されている。第3の導管35と第2の導管34との間における接続部36を閉じるチューブ45が導管35に挿入されている。したがって、シールドガスGは、接続部25と第3の導管35とを通して、オリフィス39に流れ、溶接トーチボディ2のガスノズル6に向かうガス導管10の注入口16に流れる。冷却剤Kは、中心導管33を通してオリフィス37に流れ、溶接トーチボディ2の導管20を通して、オリフィス38を通過し、溶接トーチハンドル8の第2の導管34を通過し、第2の導管34からホースパッケージ14の冷却剤の戻り部31を通る。冷却剤Kは、チューブ45、及び第2の導管34と第3の導管35との間の接続部36の密閉により、第3の導管35に流入することを防がれる。冷却剤Kが溶接トーチハンドル8の一部を流れることは、溶接トーチハンドル8が特に電流伝達要素32の領域において同様に冷却されることを示す。
図7は、図3に記載の水冷式溶接トーチボディ2が、図4に記載の溶接トーチハンドル8及びガス冷却式ホースパッケージ14に接続されているときのシールドガスGの概略進路を示す。この変形例において、ホースパッケージ14のシールドガスの経路29は溶接トーチハンドル8の接続部27に接続されている。このため、シールドガスGは、中心導管33に入り、オリフィス37から、溶接トーチボディ2の差し込み要素7の末端11における導管17の中心注入オリフィス19に流れ、導管18を通して戻り口21に流れ、溶接トーチハンドル8の受容部品9におけるオリフィス38を通して第2の導管34に流れる。最後に、シールドガスGは、接続部36を通して第3の導管35に流れ、オリフィス39を通して、溶接トーチボディ2の差し込み要素7におけるガス導管10の注入口16に流れる。溶接トーチボディ2の導管17,18を通るシールドガスGの所定の進路により、溶接トーチボディ2をより冷却することができる。
図8は、図3に記載の水冷式溶接トーチボディ2が、図4に記載の溶接トーチハンドル8及び水冷式ホースパッケージ14に接続されているときのシールドガスGと冷却剤Kの概略進路を示す。この変形例において、ホースパッケージ14のシールドガスの経路29は溶接トーチハンドル8の接続部25に接続されている。このため、シールドガスGは、導管35を通してオリフィス39に流れ、差し込み要素7における注入口16を通してガス導管10に流れ、溶接トーチボディ2のガスノズル6に流れる。シールドガスGが接続部36を通して第2の導管34に流れることを防ぐため、図6に記載の変形例と同様の方法で、接続部36を閉じるチューブ45は導管35に配置されている。ホースパッケージ14の冷却剤の供給部30は接続部27に接続されている。この接続部27は溶接トーチハンドル8における導管33に接続されている。したがって、冷却剤Kは、導管33とオリフィス37を通して、差し込み要素7の末端11における、ガスノズル6に向かう導管17の注入オリフィス19に入り、導管18と戻り口21を通して、溶接トーチハンドル8の受容部品9におけるオリフィス38に入り、第2の導管34に入り、ホースパッケージ14の冷却剤の戻り部31に接続されている接続部26を通る。
最後に、図9は、図5の代わりに、図2に記載のガス冷却式溶接トーチボディ2が、図4に記載の溶接トーチハンドル8及びガス冷却式ホースパッケージ14に接続されているときのシールドガスGの概略進路を示す。この変形例は、特に、より高出力な度合いに向く。ホースパッケージ14におけるシールドガスGが、溶接トーチハンドル8に入るとき、溶接電流の経路28により過剰に温められず、相対的に冷たいことは確実である。この溶接トーチハンドル8を通るシールドガスGの所定の進路により、ハンドルシェルの臨界温度は適合され得る。このハンドルシェルの臨界温度は、適切な基準に従い、大気温度より30℃を越えて高くなってはならない。この変形例において、ホースパッケージ14のシールドガスの経路29は、第2の導管34に接続されている溶接トーチハンドル8の接続部26に接続されている。シールドガスGは、第2の導管34と接続部36を通して第3の導管35に入り、オリフィス39を通して、溶接トーチボディ2の差し込み要素7におけるガス導管10の注入口16に入る。中心導管33と第3の導管35は、適切なシール要素43,44により密閉されている。特に、溶接トーチハンドル8は、このシールドガスGの経路により、良好に冷却され得る。
また、図5〜9は、対応する機能を得るため、異なる方法で形成され得る溶接トーチボディ2と溶接トーチハンドル8の概略図である。
本発明に記載の溶接トーチは、簡略な形状であり、ガス冷却式溶接トーチボディ又は水冷式溶接トーチボディを、溶接トーチハンドル、及びガス冷却式ホースパッケージ又は水冷式ホースパッケージに接続することで柔軟性に優れているため、卓越している。

Claims (15)

  1. トーチネック(3)と、
    溶接電極(5)を保持するための電極保持部(4)と、
    ガスノズル(6)と、
    溶接トーチハンドル(8)の受容部品(9)に取り外せるように接続するため、前記トーチネック(3)に配置されている実質的に円筒形の差し込み要素(7)とを有するTIG溶接トーチボディ(2)であって、
    前記差し込み要素(7)は、
    シールドガス(G)の注入口(16)と、前記シールドガス(G)を前記ガスノズル(6)に導くため、前記注入口(16)に接続されているガス導管(10)とを有し、
    前記電極保持部(4)に溶接電流(I)を伝えるように形成されており、
    前記ガス導管(10)は、前記差し込み要素(7)の末端(11)の手前における、前記差し込み要素(7)の側面に配置されている前記注入口(16)を終端とし、
    実質的な中心注入オリフィス(19)が、前記差し込み要素(7)の前記末端(11)に設けられており、
    戻り口(21)が、前記差し込み要素(7)の前記末端(11)の手前における、前記差し込み要素(7)の側面を終端とすることを特徴とする、TIG溶接トーチボディ(2)。
  2. 前記差し込み要素(7)は、
    前記溶接トーチハンドル(8)の前記受容部品(9)に差し込んで接続するように形成され、
    トーチ密閉部(12)を有しており、
    前記トーチ密閉部は、好ましくは180°ごとに回転して、前記溶接トーチハンドル(8)の前記受容部品(9)に固定されるように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のTIG溶接トーチボディ(2)。
  3. 前記差し込み要素(7)は、冷却剤(K)を供給するための導管(17)と、前記冷却剤(K)を戻すための導管(18)とを有しており、
    前記冷却剤(K)を供給するための導管(17)は、前記差し込み要素(7)の前記末端(11)において、実質的な前記中心注入オリフィス(19)に接続されており、
    前記冷却剤(K)を戻すための前記導管(18)は、前記差し込み要素(7)の側面に配置されている前記戻り口(21)に接続されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のTIG溶接トーチボディ(2)。
  4. 前記中心注入オリフィス(19)は、前記差し込み要素(7)の側面に配置されている前記戻り口(21)接続されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のTIG溶接トーチボディ(2)。
  5. 前記トーチ密閉部(12)は、
    実質的に管状に形成され、
    固定要素(22)を外側に有しており、
    前記固定要素は、前記溶接トーチハンドル(8)の前記受容部品(9)における、補完する形状の固定要素(23)に作用する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のTIG溶接トーチボディ(2)。
  6. 前記差し込み要素(7)は金属、特に真鍮で形成されており、
    前記トーチ密閉部(12)はプラスチックで形成されている、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のTIG溶接トーチボディ(2)。
  7. 中心導管(33)を備える電流伝達要素(32)と、溶接トーチボディ(2)の差し込み要素(7)に取り外せるように接続する受容部品(9)とを有するTIG溶接トーチハンドル(8)であって、
    前記中心導管(33)と同軸に配置されている第2の導管(34)、及び前記第2の導管と同軸に配置されている別の第3の導管(35)が設けられており、
    接続部(36)が前記第2の導管(34)と前記第3の導管(35)との間に設けられており、
    前記第1の中心導管(33)は、前記受容部品(9)の中心にオリフィス(37)を有し、
    前記第2の導管(34)は、前記受容部品(9)の側面にオリフィス(38)を有し、
    前記第3の導管(35)は、前記受容部品(9)の側面にオリフィス(39)を有することを特徴とする、TIG溶接トーチハンドル(8)。
  8. 前記電流伝達要素(32)は、前記第2の導管(34)を形成するため、軸方向に配置されているスロット(41)を備える導電性材料のスリーブ(40)と、絶縁材料の伸縮スリーブ(42)とで構成されており、
    前記中心導管(33)は前記伸縮スリーブ(42)の内部において伸びる、ことを特徴とする請求項7に記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  9. 少なくとも1つのシール要素(43,44)が、少なくとも1つの導管(33,34,35)を密閉するように設けられている、ことを特徴とする請求項7又は8に記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  10. チューブ(45)が、前記第3の導管(35)に挿入されると共に、前記接続部(36)を密閉するように設けられている、ことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  11. 前記受容部品(9)は固定要素(23)を内側に有し、
    前記固定要素は、前記溶接トーチボディ(2)の前記トーチ密閉部(12)における、補完する形状の固定要素(22)に作用する、ことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  12. 解除要素(46)が、前記溶接トーチボディ(2)の固定を解除するように設けられている、ことを特徴とする請求項11に記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  13. 逆止弁(47)が前記第3の導管(35)に配置されている、ことを特徴とする請求項7〜12のいずれかに記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  14. スイッチ(48)が、溶接電流(I)のオンとオフを切り替えるため、前記溶接トーチハンドル(8)に配置されている、ことを特徴とする請求項7〜13のいずれかに記載のTIG溶接トーチハンドル(8)。
  15. 請求項1〜6のいずれかに記載のTIG溶接トーチボディ(2)と、請求項7〜14のいずれかに記載のTIG溶接トーチハンドル(8)とを有するTIG溶接トーチ(1)。
JP2019528862A 2017-04-13 2018-04-13 Tig溶接トーチボディ、tig溶接トーチハンドル、及びそのtig溶接トーチボディとtig溶接トーチハンドルとを有するtig溶接トーチ Active JP6761127B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17166559.9 2017-04-13
EP17166559.9A EP3388183A1 (de) 2017-04-13 2017-04-13 Schweissbrennerkörper, schweissbrennergriff und schweissbrenner mit einem solchen schweissbrennerkörper und schweissbrennergriff
PCT/EP2018/059483 WO2018189349A1 (de) 2017-04-13 2018-04-13 WIG-SCHWEIßBRENNERKÖRPER, WIG-SCHWEIßBRENNERGRIFF UND WIG-SCHWEIßBRENNER MIT EINEM SOLCHEN WIG-SCHWEIßBRENNERKÖRPER UND WIG-SCHWEIßBRENNERGRIFF

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020504011A JP2020504011A (ja) 2020-02-06
JP6761127B2 true JP6761127B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=58547433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019528862A Active JP6761127B2 (ja) 2017-04-13 2018-04-13 Tig溶接トーチボディ、tig溶接トーチハンドル、及びそのtig溶接トーチボディとtig溶接トーチハンドルとを有するtig溶接トーチ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11338383B2 (ja)
EP (2) EP3388183A1 (ja)
JP (1) JP6761127B2 (ja)
CN (1) CN110505935B (ja)
WO (1) WO2018189349A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11296466B2 (en) * 2020-07-30 2022-04-05 The Esab Group Inc. Coradial connector
FR3136180A1 (fr) * 2022-06-06 2023-12-08 Safran Helicopter Engines Torche de soudage dotée d’un dispositif d’aspiration de fumées et système de poste de soudage associé

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152380A (en) 1981-03-18 1982-09-20 Hitachi Ltd Thin type plasma torch
AUPM558094A0 (en) * 1994-05-13 1994-06-02 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation GTA welding
US5571427A (en) * 1995-04-03 1996-11-05 Weldcraft Products, Inc. Torch head and cable assembly for a welding device
US6534747B1 (en) * 2001-05-30 2003-03-18 Richard B. Rehrig Welding torch and handle
US6995331B2 (en) * 2002-09-16 2006-02-07 Illinois Tool Works Inc. Welding torch having collet and backcap adapted for securing engagement and method for operating same
AT413662B (de) 2004-02-04 2006-04-15 Fronius Int Gmbh Schweissbrenner mit einem brennergehäuse
DE102004021937B3 (de) 2004-05-04 2005-06-23 Werner Jankus Brenner für Schutzgas-Lichtbogenschweißung
US20090050606A1 (en) * 2007-08-22 2009-02-26 David Colbert Smith Changeable welding head assembly
AU2009307037B2 (en) * 2008-10-21 2014-09-25 Keyhole Tig Limited A welding torch
AT509982B1 (de) 2010-08-09 2012-01-15 Fronius Int Gmbh Befestigungssystem eines brennerkörpers eines wig-schweissbrenners, brennerkörper und wig-schweissbrenner
US8866036B2 (en) * 2011-02-15 2014-10-21 Taiyo Nippon Sanso Corporation Welding torch and adapter kit
CN102528249A (zh) * 2012-03-02 2012-07-04 北京工业大学 聚缩电弧焊枪
CN202667895U (zh) 2012-05-23 2013-01-16 常州市华瑞焊割机械有限公司 重型tig枪头
KR101341872B1 (ko) * 2013-05-03 2013-12-17 양춘자 방열면적이 극대화된 디퓨져를 갖는 가스용접 토오치
US9833859B2 (en) * 2014-09-15 2017-12-05 Lincoln Global, Inc. Electric arc torch with cooling conduit

Also Published As

Publication number Publication date
EP3538312A1 (de) 2019-09-18
EP3538312B1 (de) 2020-04-01
JP2020504011A (ja) 2020-02-06
WO2018189349A1 (de) 2018-10-18
US11338383B2 (en) 2022-05-24
CN110505935B (zh) 2021-06-25
EP3388183A1 (de) 2018-10-17
US20200086414A1 (en) 2020-03-19
CN110505935A (zh) 2019-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1764179B1 (en) Torch for arc welding with a wire with a contact tip, an insulating protective sleeve and a metal nozzle
JP6761127B2 (ja) Tig溶接トーチボディ、tig溶接トーチハンドル、及びそのtig溶接トーチボディとtig溶接トーチハンドルとを有するtig溶接トーチ
US9486874B2 (en) Control assembly for a welding gun
JP6636249B2 (ja) プラズマトーチ用交換部品ユニット
US20090045174A1 (en) Device for exchanging a nozzle of a vapor plasma burner and nozzle and guard ring
KR20040036553A (ko) 용접 기구의 접촉 팁을 보호하기 위한 장치 및 방법
US6852944B2 (en) Retractable electrode coolant tube
JP6970860B2 (ja) Mig/mag溶接トーチ本体、tig溶接トーチ本体、mig/mag溶接トーチハンドル、および、mig/mag溶接トーチ本体およびmig/mag溶接トーチハンドルを含むmig/mag溶接トーチ
JP6154549B2 (ja) 溶接用トーチ及び取付治具
US20090050606A1 (en) Changeable welding head assembly
US4309588A (en) Air cooled gas shielded arc torch
KR101698191B1 (ko) 길이조절 가능한 텅스텐 전극을 구비한 tig용접기
KR101791147B1 (ko) 용접 토치용 헤드 어셈블리
KR101791116B1 (ko) 통합 용접 토치
KR101791145B1 (ko) 통합 용접 토치
JP2019214078A (ja) プラズマトーチ用交換部品ユニット
KR101698194B1 (ko) 통합 아크용접 토치
KR101931267B1 (ko) 용접 토치
KR101791146B1 (ko) 통합 용접 토치
KR200475510Y1 (ko) 가우징 용접용 토치의 구조.
JP6084890B2 (ja) 消耗電極ガスシールドアーク溶接トーチ
US10917961B2 (en) High temperature isolating insert for plasma cutting torch
JP6366098B2 (ja) 溶接用トーチ及び変換用アダプタキット
KR20190109875A (ko) 용재의 공급구조가 개선된 티그용접 용 토치
KR101698195B1 (ko) 수동 아크용접 토치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6761127

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250