JP6759130B2 - センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム - Google Patents

センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6759130B2
JP6759130B2 JP2017040733A JP2017040733A JP6759130B2 JP 6759130 B2 JP6759130 B2 JP 6759130B2 JP 2017040733 A JP2017040733 A JP 2017040733A JP 2017040733 A JP2017040733 A JP 2017040733A JP 6759130 B2 JP6759130 B2 JP 6759130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
sensor
data
coordinate system
same target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017040733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018146352A (ja
Inventor
英俊 古川
英俊 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2017040733A priority Critical patent/JP6759130B2/ja
Publication of JP2018146352A publication Critical patent/JP2018146352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6759130B2 publication Critical patent/JP6759130B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

本実施形態は、目標を観測する複数のセンサがネットワークに接続されたセンサネットワークシステム、データ融合システム、各センサのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラムに関する。
それぞれ目標を観測する複数のセンサがネットワークに接続されたセンサネットワークシステムでは、各センサで得られた観測データを融合するために、観測目標の相関処理や統合処理を行う。ところが、各センサにはバイアス(オフセットとも呼ばれる)があり、このバイアスが観測している目標の相関処理や統合処理の精度に影響を与える。
この影響を軽減するため、従来から、センサのバイアスを推定する方法として、センサからの観測データを一箇所に集めて、カルマンフィルタによりバイアスの推定を実施する方法、センサからの観測データと航跡データを一箇所に集めて、カルマンフィルタおよび最小2乗フィルタによりデータの融合とバイアスの推定を同時に実施する方法が提案されている。
特開2011−64484号公報
岡田隆光,辻道信吾,小菅義夫,"3次元レーダのバイアス誤差推定",電子情報通信学会技術研究報告,SANE97-43,July 1997 鏡慎吾,石川正俊,"センサフュージョン−センサネットワークの情報処理構造−",電子情報通信学会論文誌 A,2005
以上のように、従来のセンサネットワークシステムに用いられるセンサバイアス推定装置では、センサからの観測データを一箇所に集めて、カルマンフィルタによりバイアスの推定を実施する方法があるが、この方法では、各センサのバイアスを推定するために、複数の略固定目標の同期観測が必要になるという課題がある。また、センサからの観測データと航跡データを一箇所に集めて、カルマンフィルタおよび最小2乗フィルタによりデータの融合とバイアスの推定を同時に実施する方法もあるが、この方法では、2つのセンサ間の相対バイアス(バイアスの差)を推定することになるため、センサそれぞれのバイアスを推定することができないという課題がある。
本実施形態は上記課題に鑑みなされたもので、目標を観測する複数センサからの観測データまたはその観測データから生成される航跡データに基づいてデータ融合を行う場合に、各センサのバイアスをより少ない制約条件で推定することのできるセンサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、センサバイアス推定装置は、複数のセンサの観測データについて時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなる同一目標データセットを作成し、その同一目標データセットを集めて複数同一目標データセットを生成し、複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により複数のセンサそれぞれのバイアスを推定する。
第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置が適用されるセンサネットワークシステムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置において、時刻同期した航跡データのペアが入力され、時刻同期が不要な場合の処理の流れの具体例を示すフローチャート。 第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置において、同一目標判定された航跡データが入力され、時刻同期が必要な場合の処理の流れの具体例を示すフローチャート。 第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置において、同一目標判定された航跡データが入力され、時刻同期が必要な場合の処理の流れの変形例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置が適用されるセンサネットワークシステムの構成を示すブロック図。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置が適用されるセンサネットワークシステムの構成を示すブロック図である。このセンサネットワークシステムは、それぞれ目標を観測するM個のセンサ1〜1と、それぞれセンサ1〜1に対応して設けられ、観測データから目標の追跡処理を行って航跡データを求める追跡装置2〜2と、追跡装置2〜2によって得られた目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3と、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4とを備える。なお、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4に対して、センサ1〜1、追跡装置2〜2、データ融合装置3は、外部装置である。
上記データ融合装置3は、同一目標判定部31と、データ融合部32とを備える。同一目標判定部31は、追跡装置2〜2からの航跡データについて時刻同期と同一目標判定を行う。データ融合部32は、同一目標判定部31で時刻同期され、同一目標と判定された航跡データを融合してデータ融合航跡データを算出する。
また、上記センサバイアス推定装置4は、同一目標データ生成部41と、バイアス推定部42とを備える。同一目標データ生成部41は、データ融合装置3の同一目標判定部31から時刻同期と同一目標判定を行った航跡データを入力し、同一目標のデータセットを生成する。バイアス推定部42は、同一目標データ生成部41で生成された複数の同一目標のデータセットに基づいて、最小二乗法により各センサのバイアスを推定する。
上記センサバイアス推定装置4の処理動作について、2個のセンサ1(i=1,2)から構成されるセンサネットワークに適用された場合に、1個の移動目標T(j=1)を観測している状況を想定して説明する。
まず、センサバイアス推定の前処理として、データ融合装置3の同一目標判定部31は、センサ1が観測している目標Tに対する時刻tk−1のローカル座標系の目標状態ベクトルyij(k−1)、センサ1の時刻tk−1のグローバル座標系のセンサ状態ベクトルz(k−1)を入力し、センサ1とセンサ1の目標状態ベクトルの観測時刻が一致しているか判定し、両者の観測時刻が異なる場合、同期時刻tを決定すると共に、センサ1,1の目標Tの同期時刻tにおけるグローバル座標系の目標状態ベクトルを算出する。
このとき、同期時刻をtとすると、以下の(1)式により、センサ1の目標Tに対する同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)(便宜上、数式のxの上に示される〜をx〜で表す)を算出する。
Figure 0006759130
ここで、f(・)は、ローカル座標系の目標状態ベクトルyij(k−1)、グローバル座標系のセンサ状態ベクトルz(k−1)、時刻差Δtから、グローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)を算出する関数を表す。
次に、同期時刻tにおけるグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)に基づいて、目標状態ベクトルが同一目標からのものであるか否かを判定する。例えば相関ゲートにより同一目標の判定を行う場合、(2)式に示す統計的距離が閾値以下であれば、同一目標判定部31は、2つの目標状態ベクトルが同一目標からのものであると判定する。
このとき、センサ1の目標T(便宜上、センサ1の目標Tをjで表す)とセンサ1の目標T(便宜上、センサ1の目標Tをjで表す)の統計的距離をd(j,j)とすると、統計的距離d(j,j)は、以下の(2)式により算出する。
Figure 0006759130
ここで、aはベクトルaの転置、S−1は共分散行列Sの逆行列を表す。
以上のようにして同一目標判定部31で処理された同一目標判定の結果は、時刻同期され、同一目標と判定された航跡データのペアとして出力される。
図2は、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4において、時刻同期した航跡データのペアが入力され、時刻同期が不要な場合の処理の流れの具体例を示すフローチャートである。同図に沿って、上記センサバイアス推定装置4の処理の流れを説明する。
センサバイアス推定装置4の同一目標データ生成部41は、データ融合装置3の同一目標判定部31において、時刻同期され、同一目標と判定された航跡データのペアを、同一目標の判定結果として入力する(ステップS101)。
ここで、同一目標の判定結果として、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜11(k)とセンサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜21(k)が、同一目標からのものであると判定されたとする。このとき、同一目標のデータセットとして、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜11(k)に対応するローカル座標系の目標位置ベクトルy11〜(k)とセンサ位置ベクトルz〜(k)、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜21(k)に対応するローカル座標系の目標位置ベクトルy21〜(k)とセンサ位置ベクトルz〜(k)に基づいて、同一目標のデータセットp1k={y11〜(k),y21〜(k),z〜(k),z〜(k)}を生成する(ステップS102)。
なお、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)に対応するローカル座標系の目標位置ベクトルyij〜(k)は、以下の(3)式により算出する。
Figure 0006759130
ここで、f(・)は、ローカル座標系の目標状態ベクトルyij(k−1)と時刻差Δtから、ローカル座標系の目標位置ベクトルyij〜(k)を算出する関数を表す。
同様に、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)に対応するグローバル座標系のセンサ位置ベクトルz〜(k)は、以下の(4)式により算出する。
Figure 0006759130
ここで、f(・)は、グローバル座標系のセンサ状態ベクトルz(k−1)と時刻差Δtから、グローバル座標系のセンサ位置ベクトルz〜(k)を算出する関数を表す。
なお、上記の同一目標データ生成部41では、時刻同期したセンサ航跡データ(センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k))との間で同一目標判定を行う例を示したが、センサ航跡データからシステム航跡データを生成し、センサ航跡データと時刻同期したシステム航跡データとの間で同一目標判定を実施し、その後、システム航跡データと同一目標と判定された異なるセンサからのセンサ航跡データを時刻同期するように構成するようにしてもよい。
すなわち、システム航跡データと相関しないセンサ航跡データがあれば、システム航跡データを生成し、システム航跡データと相関するセンサ航跡データがあれば、このセンサ航跡データを用いて、システム航跡データを更新する。通常の追跡処理における観測データと航跡データの関係が、ここではセンサ航跡データとシステム航跡データの関係となる。
次に、バイアス推定部42は、図2に示すステップS103〜S104の処理を実行する。
まず、バッチ処理の開始が指示されない場合(ステップS103のNO)、ステップS101,S102の処理に戻り、同一目標データ生成部41で生成された同一目標のデータセットを蓄積して、複数の同一目標のデータセットを生成する。このとき、複数の同一目標のデータセットをPとすると、複数の同一目標のデータセットPは、{p1(k−1),p1k}で表される。すなわち、移動目標に対する複数の同一目標のデータセットPは、少なくとも2つの異なる同期時刻(上記の例では、同期時刻t(k−1)と同期時刻t)の時刻差によって異なる目標位置となった同一目標のデータセットから構成される。勿論、複数の同一目標のデータセットPは、3以上の同一目標のデータセットから構成できる。
次に、バッチ処理の開始について、ユーザ操作による指示入力または他装置からの指示入力があった場合(ステップS103のYES)、生成した複数の同一目標のデータセットを用いて、最小二乗法により、各センサのバイアスを推定する(ステップS104)。
このとき、バイアス推定部42は、以下の式(5)により、バイアスベクトルbを推定する。
Figure 0006759130
ここで、f(P,b)は、センサ間の目標位置の残差を表す関数である。すなわち、バイアス推定部42は、センサ間の目標位置の残差を表す関数f(P,b)の二乗和が最小となるバイアスベクトルbを推定する。
上記の第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4をセンサネットワークシステムに適用すれば、複数の固定目標の略同期観測や、複数の略固定目標の同期観測の代わりに、単一の移動目標を非同期観測するような場合でも、センサそれぞれのバイアスを確実に推定することができる。
ところで、上記の同一目標データ生成部41では、データ融合装置3の同一目標判定部31から、時刻同期され、同一目標と判定された航跡データのペアを入力する例を示したが、同一目標判定部31において、追跡装置2〜2によって得られた目標の航跡データとデータ融合航跡データ(システム航跡データとも呼ばれる)との間で同一目標判定が行われる場合、時刻同期され、同一目標と判定された航跡データのペアではなく、データ融合航跡データとの間で同一目標と判定された航跡データが入力される。
上記のように、時刻同期され、同一目標と判定された航跡データのペアの代わりに、時刻同期されていない同一目標と判定された航跡データがセンサバイアス推定装置4に入力される場合、時刻同期処理を含む具体例として、図2に示した処理に加えて、図3に示す同一目標データの時刻同期(ステップS105)をステップS101とステップS102との間で行う構成とする。
上記の第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4では、固定目標や略固定目標の代わりに、移動目標を用いることができるため、クラッタ等の影響により、MTI(Moving Target Indicator)処理を行わなければならない環境でも、センサそれぞれのバイアスを推定できるという効果がある。また、複数の固定目標や複数の略固定目標の代わりに、単一の移動目標を用いることができるため、データ取得を行うための目標条件を緩和できるという効果がある。また、非同期の観測データから得られた航跡データを用いることができるため、観測の同期機能を持たないセンサネットワークシステムに適用でき、センサネットワークに必要な条件を緩和できるという効果がある。
続いて図4に示すフローチャートを参照して、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4の処理の流れの変形例を説明する。この変形例では、データ取得がある程度進んだ時点で、ミニバッチ処理の開始を指示(ステップS106のYES)して、ミニバッチ処理によるバイアス推定(ステップS104)を行う。これにより、データ取得中であってもバイアス推定の状況を確認することができる。
次に、上記構成によるセンサバイアス推定装置4の処理動作について、2個のセンサ1(i=1,2)から構成されるセンサネットワークシステムに適用された場合に、2個の略固定目標T(j=1,2)を観測している状況を想定して説明する。
まず、データ融合装置3において、同一目標判定部31は、センサ1が観測している目標Tに対する時刻tk−1のローカル座標系の目標状態ベクトルyij(k−1)、センサ1の時刻tk−1のグローバル座標系のセンサ状態ベクトルz(k−1)を入力する。次に、センサ1とセンサ1の目標状態ベクトルの時刻が異なる場合、同期時刻t(後述のように、同期時刻tは、目標毎に異なっていてもよい)を決定すると共に、センサ1,1の目標T,Tの同期時刻tにおけるグローバル座標系の目標状態ベクトルを算出する。このとき、同期時刻をtとすると、前述の(1)式により、センサ1の目標Tに対する同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)を算出する。
次に、同期時刻tにおけるグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)に基づいて、目標状態ベクトルが同一目標からのものであるか否かを判定する。相関ゲートにより同一目標の判定を行う場合、統計的距離が閾値以下であれば、2つの目標状態ベクトルが同一目標からのものであると判定する。このとき、センサ1の目標Tとセンサ1の目標Tの統計的距離をd(j,j)として、この統計的距離d(j,j)を前述の(2)式により算出する。
次に、センサバイアス推定装置4において、同一目標データ生成部41は、データ融合装置3の同一目標判定部31において、時刻同期され、同一目標と判定された航跡データのペアを、同一目標判定結果として入力する(ステップS101)。
このとき、その入力は、同一目標の判定の結果、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜11(k)とセンサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜21(k)が、同一目標からのものであると判定されたものであるので、同一目標データ生成部41は、同一目標のデータセットとして、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜11(k)に対応するローカル座標系の目標位置ベクトルy11〜(k)とセンサ位置ベクトルz〜(k)、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜21(k)に対応するローカル座標系の目標位置ベクトルy21〜(k)とセンサ位置ベクトルz〜(k)に基づいて、同一目標のデータセットp1k={y11〜(k),y21〜(k),z〜(k),z〜(k)}を生成する。
同様に、同一目標の判定の結果、センサ1の目標Tの同期時刻tk+1のグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜12(k+1)とセンサ1の目標Tの同期時刻tk+1のグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜22(k+1)が、同一目標からのものであると判定されたものであるので、同一目標データ生成部41は、同一目標のデータセットp2(k+1)={y12〜(k+1),y22〜(k+1),z〜(k+1),z〜(k+1)}を生成する。
なお、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)に対応するローカル座標系の目標位置ベクトルyij〜(k)は、前述の(3)式により算出する。同様に、センサ1の目標Tの同期時刻tのグローバル座標系の目標状態ベクトルx〜ij(k)に対応するグローバル座標系のセンサ位置ベクトルz〜(k)は、前述の(4)式により算出する。
次に、バイアス推定部42は、同一目標データ生成部41で生成された複数の同一目標のデータセットに基づいて、最小二乗法により各センサのバイアスを推定する。このとき、複数の同一目標のデータセットをPとすると、複数の同一目標のデータセットPは、{p1k,p2(k+1)}で表される。
すなわち、略固定目標に対する複数の同一目標のデータセットPは、少なくとも位置の異なる複数目標(2以上)の同一目標のデータセットから構成される。勿論、複数の同一目標のデータセットPは、複数の同期時刻の同一目標のデータセットと複数目標の同一目標のデータセットから構成することができる。
また、バイアス推定部42は、前述の式(5)により、バイアスベクトルbを推定する。すなわち、バイアス推定部42は、センサ間の目標位置の残差を表す関数f(P,b)の二乗和が最小となるバイアスベクトルbを推定する。
上記の第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4をセンサネットワークシステムに適用すれば、複数の固定目標の略同期観測や、複数の略固定目標の同期観測の代わりに、複数の固定/略固定/移動目標の非同期観測によっても、センサそれぞれのバイアスを推定することができる。
また、追跡装置2〜2によって得られた目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4により、分散型センサネットワーク用のデータ融合システムを構成することができる。
さらに、センサ1〜1、それぞれセンサ1〜1に対応して観測データから目標の追跡処理を行って航跡データを求める追跡装置2〜2、追跡装置2〜2によって得られた目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4を組み合わせることにより、分散型センサネットワークシステムを構成することができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4が適用されるセンサネットワークシステムの構成を示すブロック図である。このセンサネットワークシステムは、それぞれ目標を観測するM個のセンサ1〜1、それぞれセンサ1〜1によって得られた目標の観測データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3、第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4から構成される。なお、センサバイアス推定装置4に対して、センサ1〜1、データ融合装置3は、外部装置である。
第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4は、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4と同じ構成であり、同一目標データ生成部41、バイアス推定部42を備える。
これらの同一目標データ生成部41、バイアス推定部42は、何れも第1の実施形態に係る同一目標データ生成部41と同じであるのでその説明を省略する。さらに、第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4の処理の流れは、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4の処理の流れと同じであるのでその説明を省略する。
第2の実施形態において、データ融合装置3は、同一目標判定部31と、データ融合部32と、追跡処理部33とを備える。データ融合装置3の追跡処理部33は、第1の実施形態のセンサネットワークにおける追跡装置2〜2の代わりを担うものであり、センサ1〜1に対応して観測データから目標の追跡処理を行って、目標の状態推定値を航跡データとして出力する。
第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4によれば、目標を観測する複数センサ1〜1と、各センサ1〜1によって得られた目標の観測データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3から構成される集中型センサネットワークシステムにおいて、非同期観測の観測データを用いて、センサそれぞれのバイアスを推定することができる。
また、センサ1〜1によって得られた目標の観測データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3、第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4の組み合わせにより、集中型センサネットワーク用のデータ融合システムを構成することができる。
第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4によれば、第1の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4の効果に加え、観測データから目標の追跡処理を行って、データ融合装置3が目標の状態推定値を航跡データとして出力する追跡処理部33を備えたことにより、追跡装置2〜2を備えていない集中型センサネットワークにも適用できるという効果がある。
さらに、センサ1〜1、センサ1〜1によって得られた目標の観測データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置3、第2の実施形態に係るセンサバイアス推定装置4を組み合わせることにより、集中型センサネットワークシステムを構成することができる。
上記第1及び第2実施形態に係るセンサバイアス推定装置4とこのセンサバイアス推定装置4が適用されるセンサネットワークシステムは、同一目標データ生成部41、バイアス推定部42、同一目標判定部31、データ融合部32、追跡処理部33それぞれの処理機能をコンピュータに実行させるプログラムとして構成することができる。
上記実施形態は、いずれもレーダ装置、ソナー装置等の目標を観測する複数センサからなるセンサネットワークのセンサバイアス推定装置に適用可能である。
その他、本実施形態は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
〜1…センサ、
〜2…追跡装置、
3…データ融合装置、
31…同一目標判定部、
32…データ融合部、
33…追跡処理部、
4…センサバイアス推定装置、
41…同一目標データ生成部、
42…バイアス推定部。

Claims (8)

  1. 目標を観測する複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置であって、
    前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成し、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成手段と、
    前記同一目標データ生成手段から出力された前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定手段と
    を具備するセンサバイアス推定装置。
  2. 目標を観測する複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置であって、
    前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値と、前記複数のセンサそれぞれの航跡データを融合することによって得られるデータ融合航跡データとに基づいて同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、異なるセンサ間の航跡データの時刻同期を行い、データ融合航跡データと同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、データ融合航跡データと同一目標と判定された他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成し、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成手段と、
    前記同一目標データ生成手段から出力された前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定手段と
    を具備するセンサバイアス推定装置。
  3. 目標を観測する複数のセンサそれぞれの観測データから目標の追跡処理を行って求められる目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置と、
    前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置と
    を具備し、
    前記データ融合装置は、
    前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行う同一目標判定手段と、
    前記同一目標と判定された航跡データを融合するデータ融合手段と
    を備え、
    前記センサバイアス推定装置は、
    前記データ融合装置で得られた時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成し、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成手段と、
    前記同一目標データ生成手段から出力された前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定手段と
    を備えるデータ融合システム。
  4. 目標を観測する複数のセンサそれぞれの観測データから目標の追跡処理を行って求められる目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置と、
    前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置と
    を具備し、
    前記データ融合装置は、
    前記複数のセンサそれぞれの観測データについて目標の追跡処理を行って目標の航跡データを求める追跡処理手段と、
    前記追跡処理手段で求められる、前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行う同一目標判定手段と、
    前記同一目標と判定された航跡データを融合するデータ融合手段と
    を備え、
    前記センサバイアス推定装置は、
    前記データ融合装置で得られた時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成し、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成手段と、
    前記同一目標データ生成手段から出力された前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定手段と
    を備えるデータ融合システム。
  5. 目標を観測する複数のセンサ及び前記複数のセンサそれぞれの観測データから目標の追跡処理を行って目標の航跡データを求める複数の追跡装置がネットワーク上に配置されるセンサネットワークと、
    前記複数の追跡装置で求められる目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置と、
    前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置と
    を具備し、
    前記データ融合装置は、
    前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行う同一目標判定手段と、
    前記同一目標と判定された航跡データを融合するデータ融合手段と
    を備え、
    前記センサバイアス推定装置は、
    前記データ融合装置で得られた時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成し、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成手段と、
    前記同一目標データ生成手段から出力された前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定手段と
    を備えるセンサネットワークシステム。
  6. 目標を観測する複数のセンサがネットワーク上に配置されるセンサネットワークと、
    前記複数のセンサそれぞれの観測データから目標の追跡処理を行って求められる目標の航跡データを一箇所に集めて融合するデータ融合装置と、
    前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定装置と
    を具備し、
    前記データ融合装置は、
    前記複数のセンサそれぞれの観測データについて目標の追跡処理を行って目標の航跡データを求める追跡処理手段と、
    前記追跡処理手段で求められる、前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行う同一目標判定手段と、
    前記同一目標と判定された航跡データを融合するデータ融合手段と
    を備え、
    前記センサバイアス推定装置は、
    前記データ融合装置で得られた時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成し、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成手段と、
    前記同一目標データ生成手段から出力された前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定手段と
    を備えるセンサネットワークシステム。
  7. 目標を観測する複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定方法であって、
    前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成して、同一目標データセットとして出力し、
    前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定方法。
  8. 目標を観測する複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するセンサバイアス推定処理をコンピュータに実行させるためのセンサバイアス推定プログラムであって、
    前記複数のセンサがそれぞれ観測している目標のローカル座標系またはグローバル座標系の目標状態値である航跡データと、前記複数のセンサのグローバル座標系のセンサ状態値とに基づいて、時刻同期と同一目標の判定を行った航跡データとセンサ状態値を入力して、同一目標と判定された一方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置と、他方のセンサの時刻同期した航跡データに対応するローカル座標系の目標位置とグローバル座標系のセンサ位置とからなるデータセットを作成して、同一目標データセットとして出力する同一目標データ生成ステップと、
    前記同一目標データ生成ステップの処理によって出力される前記同一目標データセットを集めて、複数の同一目標データセットから構成される複数同一目標データセットを生成し、前記複数同一目標データセットに基づいて最小二乗法により前記複数のセンサそれぞれのバイアスを推定するバイアス推定ステップと
    を具備するセンサバイアス推定プログラム。
JP2017040733A 2017-03-03 2017-03-03 センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム Active JP6759130B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017040733A JP6759130B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017040733A JP6759130B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018146352A JP2018146352A (ja) 2018-09-20
JP6759130B2 true JP6759130B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=63591131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017040733A Active JP6759130B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6759130B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111348046B (zh) * 2018-12-24 2021-06-15 毫末智行科技有限公司 目标数据融合方法、系统及机器可读存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4989331B2 (ja) * 2007-06-21 2012-08-01 三菱電機株式会社 航跡統合装置及びプログラム及び航跡統合方法
BRPI0915941A2 (pt) * 2008-09-03 2015-11-03 Bae Systems Plc método para estimar um estado de pelo menos um alvo, sensor configurado para estimar um estado de pelo menos um alvo, e, produto de programa de computador
JP2011064484A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Mitsubishi Electric Corp センサバイアス推定装置
JP5595181B2 (ja) * 2010-08-24 2014-09-24 三菱電機株式会社 追尾装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018146352A (ja) 2018-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6702562B2 (ja) マルチセンサシステム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム
Tian et al. Distributed fusion filter for multi-sensor systems with finite-step correlated noises
TWI687711B (zh) 震央距離推定裝置、震央距離推定方法及電腦可讀取之記錄媒體
CA2700035A1 (en) System and method for threat propagation estimation
CN107994885B (zh) 一种同时估计未知输入和状态的分布式融合滤波方法
JP2014206907A5 (ja)
Chong et al. Comparison of tracklet fusion and distributed Kalman filter for track fusion
CN104766291A (zh) 多台摄像机标定方法和系统
CN106021194A (zh) 一种多传感器多目标跟踪偏差估计方法
EP2310985A1 (en) Estimating states of a plurality of targets tracked by a plurality of sensors
Sundar et al. Time variant reliability model updating in instrumented dynamical systems based on Girsanov’s transformation
US20190178814A1 (en) State assessing device, state assessing method, and storage medium for storing program
Zhang et al. Structural damage identification via response reconstruction under unknown excitation
JP6759130B2 (ja) センサネットワークシステム、データ融合システム、センサバイアス推定装置、センサバイアス推定方法及びセンサバイアス推定プログラム
JP6820204B2 (ja) 状態推定器、及びプログラム
KR100951321B1 (ko) 파티클 필터 기반의 음향 센서를 이용한 3차원 공간에서의객체 추적 방법
JP2002181926A (ja) 目標追尾方法およびその装置
JP6786313B2 (ja) バイアス誤差推定装置、バイアス誤差推定システム、バイアス誤差推定方法及びバイアス誤差推定プログラム
JP6689176B2 (ja) センサネットワーク分析装置、センサネットワーク分析方法及びセンサネットワーク分析プログラム
Dubois et al. Performance evaluation of a moving horizon estimator for multi-rate sensor fusion with time-delayed measurements
WO2014182815A9 (en) Misregistration correction using non-pinhole camera model and non-linear scan equations
Ercan et al. Robust optimal sensor placement for response reconstruction using output only vibration measurements
Nazar A comparative study of different Kalman Filtering methods in multi sensor data fusion
JP2004037262A (ja) 目標追尾装置
Ran et al. Self-tuning measurement fusion filter for multisensor ARMA signal and its convergence

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170911

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170911

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6759130

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150