JP6758529B2 - 熱交換器、及び、冷凍サイクル装置 - Google Patents

熱交換器、及び、冷凍サイクル装置 Download PDF

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Description

本発明は、空気調和機の熱交換器、及び、当該熱交換器を備えた冷凍サイクル装置に関する。
従来より、空気調和機の室外熱交換器として、冷媒を並列に流す複数の伝熱管の一端部にヘッダ主配管から延びる複数の枝管を接続して構成される冷媒熱交換器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−222366号公報
熱交換器のヘッダ主配管には、銅あるいはアルミ等の金属を用いられることが多い。そのため、ヘッダ主配管は、高温時にはヘッダ主配管の長手方向に膨張し、低温時にはヘッダ主配管の長手方向に収縮する。ヘッダ主配管に膨張又は収縮が起こると、ヘッダ主配管に接続されている枝管は、ヘッダ主配管の長手方向にたわむ場合がある。そのため、ヘッダ主配管に膨張又は収縮が起こると、枝管が挿入されている伝熱管の拡管部と、熱交換部の側板との間にひずみによる応力の集中が発生する。その結果、ヘッダ主配管の膨張及び収縮のサイクルが繰り返されると、応力の集中する部分が疲労し、伝熱管が損傷する恐れがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、枝管が挿入されている伝熱管の拡管部と側板との間のひずみによる応力集中の発生が抑制された熱交換器、及び、冷凍サイクル装置を提供するものである。
本発明に係る熱交換器は、間隔を置いて並列に配置された複数の板状フィンと、複数の板状フィンと交差する複数の伝熱管と、を有する熱交換部と、熱交換部に冷媒を供給するヘッダ主配管と、複数の伝熱管とヘッダ主配管との間に接続された複数の枝管と、を備え、ヘッダ主配管は、熱交換部との距離が異なる複数の配管部分を有し、複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部から離れて配置されているものである。
本発明に係る熱交換器は、ヘッダ主配管が、熱交換部との距離が異なる複数の配管部分を有し、複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部から離れて配置されているものである。そのため、ヘッダ主配管は、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管の長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管に接続された枝管のたわみ量を抑制し、伝熱管の拡管部への応力集中を緩和することができる。
本発明の実施の形態1に係る熱交換器の模式図である。 図1のヘッダ主配管及び枝管の模式図である。 比較例に係る熱交換器の模式図である。 図3の熱交換器のヘッダ主配管の暖房運転から霜取運転にかけての温度変化のイメージ図である。 図3の熱交換器の暖房運転時の模式図である。 図3の熱交換器の冷房運転又は霜取り運転時の模式図である。 図6の熱交換器におけるG部の拡大図である。 図1の熱交換器及び図3の熱交換器において、ヘッダ主配管の長手方向の中心部に対する管端部までの距離と、枝管の長さと、拡管部のひずみ量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る熱交換器の模式図である。 図9のヘッダ主配管及び枝管の模式図である。 本発明の実施の形態3に係る熱交換器の模式図である。 図11のヘッダ主配管及び枝管の模式図である。 本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置の構成を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、明細書全文に示されている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
[熱交換器100の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器100の模式図である。図2は、図1のヘッダ主配管10及び枝管20の模式図である。図1及び図2を用いて熱交換器100について説明する。熱交換器100は、フィンアンドチューブ型の空冷式熱交換器として構成されている。熱交換器100は、図1に示すように、ヘッダ主配管10と、ヘッダ主配管10と連結した枝管20と、枝管20と連結した熱交換部30とを備える。また、熱交換器100は、熱交換部30と連結した配管40と、配管40と連結した毛細管50と、毛細管50と連結した分配器60とを備える。
(ヘッダ主配管10)
ヘッダ主配管10は、内部を流れる冷媒を枝管20に分配し、あるいは、枝管20から流入する冷媒が合流する管である。そして、ヘッダ主配管10は、枝管20を介して、熱交換部30に冷媒を供給し、あるいは、熱交換部30から冷媒を収集する。ヘッダ主配管10は、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分を有する。ヘッダ主配管10は、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分として、図1に示すように、1つ又は複数の枝管20が連結する第1主管部11と、1つ又は複数の枝管20が連結する第2主管部12と、を有する。また、ヘッダ主配管10は、第1主管部11と第2主管部12とをクランク状に連結するクランク部13を有する。
第1主管部11は、側板31の延設方向の一方の端部側に位置し、第2主管部12は、側板31の延設方向の他方の端部側に位置している。第1主管部11と、第2主管部12とは、熱交換部30を構成する側板31の延設方向に沿って配置されている。換言すると、ヘッダ主配管10の複数の配管部分は、複数の伝熱管33の配列方向に沿って配置されている。また、第1主管部11の管路と、第2主管部12の管路とは、側板31の延設方向に沿って配置されている。すなわち、ヘッダ主配管10の配管部分のそれぞれは、複数の伝熱管33の配列方向に沿って直線状に形成されている。
図2に示すように、第1主管部11の管路の長さbは、第2主管部12の管路の長さcよりも短い。すなわち、第2主管部12の管路の長さcは、第1主管部11の管路の長さbよりも長い。ヘッダ主配管10の複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部30から離れて配置されている。そのため、図1に示すように、第2主管部12は、第1主管部11よりも熱交換部30から離れて配置されており、第2主管部12と熱交換部30との間の距離は、第1主管部11と熱交換部30との間の距離よりも大きい。なお、第1主管部11の管路の長さbと、第2主管部12の管路の長さcとの関係は、第1主管部11の管路の長さbが、第2主管部12の管路の長さcよりも短いものに限定されるものではない。例えば、第1主管部11の管路の長さbは、第2主管部12の管路の長さcよりも長くてもよい。この場合、第1主管部11は、第2主管部12よりも熱交換部30から離れて配置されており、第1主管部11と熱交換部30との間の距離は、第2主管部12と熱交換部30との間の距離よりも大きい。
クランク部13は、図1及び図2に示すように、第1主管部11の端部と第2主管部12の端部とを連結し、ヘッダ主配管10をクランク状に構成する。クランク部13は、複数の配管部分の間に配置され、複数の配管部分の端部と端部とを接続して管路を直列状に構成する。そして、クランク部13は、第1主管部11と第2主管部12とのいずれか一方を、熱交換部30から離れた位置に配置する。図1に示すように、第1主管部11の管路の長さbと、第2主管部12の管路の長さcとを比較して第2主管部12の管路の長さcが長い場合は、第2主管部12が、第1主管部11と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。なお、第1主管部11の管路の長さbと、第2主管部12の管路の長さcとを比較して第1主管部11の管路の長さbが長い場合は、第1主管部11が、第2主管部12と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。クランク部13は配管の曲げにより第1主管部11と第2主管部12と一体に形成されてもよく、または、第1主管部11と第2主管部12とを接合するクランク型の接合配管で構成されてもよい。
(枝管20)
枝管20は、伝熱管33とヘッダ主配管10との間に接続されている。より詳細には、枝管20は、図1に示すように、ヘッダ主配管10と、伝熱管33の管端に設けられた拡管部34とを接続する。枝管20は、ヘッダ主配管10の長手方向に沿って配置されている。枝管20は、ヘッダ主配管10と一体に形成されてもよく、あるいは、ヘッダ主配管10と別体で形成されてもよい。枝管20は、図2に示すように、第1主管部11と連結する第1枝管21と、第2主管部12と連結する第2枝管22とを有する。図2に示すように、第1枝管21の管路の長さBは、第2枝管22の管路の長さCよりも短い。すなわち、第2枝管22の管路の長さCは、第1枝管21の管路の長さBよりも長い。なお、第1枝管21の管路の長さBと、第2枝管22の管路の長さCとの関係は、第1枝管21の管路の長さBが、第2枝管22の管路の長さCよりも短いものに限定されるものではない。例えば、第1主管部11が、第2主管部12と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置された場合には、第1枝管21の管路の長さBは、第2枝管22の管路の長さCよりも長い。すなわち、第1主管部11、第2主管部12の中で熱交換部30から最も遠くの位置に配置される配管部分に接続する枝管20の長さが最も長くなる。換言すると、ヘッダ主配管10の複数の配管部分において最も管の長さが長い配管部分に接続する枝管20の長さが最も長くなる。枝管20は、接続される配管部分の長さによって枝管20の長さが異なり、接続される配管部分の長さに比例して枝管20の長さが長い。第1主管部11と第2主管部12との間において、短い方の配管部分には短い長さの枝管20がn個連結し、長い方の配管部分には長い長さの枝管20がm個連結する。この枝管20を介し、ヘッダ主配管10は、熱交換器100の熱交換部30と接続される。したがって、枝管20のn個とm個との合計個数は、熱交換器100の熱交換部30を構成する伝熱管33の数と同数となる。
(熱交換部30)
熱交換部30は、間隔を置いて並列に配置される複数の板状フィン32と、複数の板状フィン32と交差する複数の伝熱管33とを備えている。また、熱交換部30は、複数の伝熱管33の配列方向に沿って延設されている側板31を有する。
板状フィン32は、空気と冷媒との熱交換効率を向上させるものである。板状フィン32は、プレートフィンであるが、プレートフィンの代わりに、例えば、コルゲートフィンであってもよい。複数の伝熱管33は、熱交換部30内において、間隔おいて互いに並列に配置されている。伝熱管33は、例えば、断面形状が円形の円管、あるいは、楕円形状の管である。あるいは、伝熱管33は、内部に複数の流路が形成された扁平管であってもよい。伝熱管33は、ヘアピン形状に折り曲げたU字形状のベント管として構成されている。熱交換部30において、複数の板状フィン32は互いに間隔を置いて配置されており、隣接する板状フィン32の間を流動する空気と、複数の伝熱管33の内部を流れる熱交換媒体、例えば冷媒との間で熱交換が行われる。伝熱管33の管端に設けられた拡管部34は、側板31から突出して配置されている。U字形状に形成された伝熱管33の一方の拡管部34には、枝管20が接続されており、伝熱管33の他方の拡管部34には、配管40が接続されている。側板31は、ヘッダ主配管10の長手方向に沿って延設されている。側板31は、一端部と他端部とが略同一平面状に位置する板状部材である。板状フィン32を押さえる側板31には、伝熱管33の管端が突出する貫通孔が形成されている。
[熱交換器100の動作]
本発明の実施の形態1に係る熱交換器100の動作について説明する。空気調和機が、冷房運転の場合、熱交換器100は凝縮器として作用する。ヘッダ主配管10を流れる冷媒は、枝管20を介して各伝熱管33に分配される。伝熱管33に流入した冷媒は、板状フィン32の間を通過する空気と熱交換されることにより凝縮する。伝熱管33で熱交換された冷媒は、配管40に流出し、毛細管50を通り、分配器60で合流する。空気調和機が、暖房運転の場合、すなわち熱交換器100が蒸発器として作用する場合は、前述の凝縮器の場合の流れと逆方向に冷媒が流れる。冷凍サイクルにおいて、分配器60に流入した冷媒は、毛細管50と配管40とを通り伝熱管33に分配される。伝熱管33に流入した冷媒は、伝熱管33において板状フィン32の間を通過する空気と熱交換されることにより蒸発する。伝熱管33内で熱交換された冷媒は、枝管20に流出し、ヘッダ主配管10で合流する。
図3は、比較例に係る熱交換器200の模式図である。ここで、比較例として、ヘッダ主配管210が1つの直管状の管から構成されている熱交換器200について説明する。なお、図1〜図2の熱交換器100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。まず、一般的な空気調和機の冷媒回路構成は、室外機側に圧縮機、冷媒の流路を切り換える四方弁等の流路切替装置、室外熱交換器、室外送風機、液側延長配管接続用バルブ、ガス側延長配管接続用バルブ等を有する。そして、室内機側は室内熱交換器と室内送風機とを有する。また、電子膨張弁あるいはキャピラリチューブのような減圧手段を室外熱交換器と室内熱交換器との間の液冷媒通過経路に有する。この減圧手段は室外機内もしくは室内機内、あるいは室外機と室内機とは別筐体で室外機と室内機との間に配置される。
空気調和機の冷房運転時には、圧縮機から吐出されたガス冷媒は、流路切替装置を通過して室外熱交換器に流れる。そして、冷媒は、室外熱交換器で熱交換が行われた後、減圧手段と液側延長配管とを通過して室内熱交換器に流れ、再び流路切替装置を通過して圧縮機吸入側へと戻ってくる。また、空気調和機の暖房運転時には、圧縮機から吐出されたガス冷媒は、流路切替装置を通過して室内熱交換器に流れる。そして、冷媒は、室内熱交換器で熱交換が行われた後、冷房運転時と反対向きの流れで減圧手段、室外熱交換器を通過し、圧縮機吸入側へと戻る流れとなる。ここで空気調和機の暖房運転時では、蒸発器となる室外熱交換器の表面の温度はマイナスになることが多く、この場合、露点温度に達している熱交換器の表面を通過した空気から水分が熱交換器に吸着され、その水分は霜として熱交換器に残る場合がある。このような状況下で空気調和機の暖房運転を継続すると、次第に熱交換器に付着する霜の量が増加するために、室外熱交換器の温度あるいは運転経過時間等をみて定期的に霜取りの運転をする必要がある。空気調和機の霜取り運転は、暖房運転を一時中断し、流路切替装置によって冷媒の流れ方向を冷房運転の向きにすることで行われる。空気調和機を冷房運転にすると、室外熱交換器側には高温の冷媒が流れることになり、熱交換器の温度が上昇し付着した霜を溶かすことができる。
図4は、図3の熱交換器200のヘッダ主配管210の暖房運転から霜取運転にかけての温度変化のイメージ図である。図4において、縦軸はヘッダ主配管210の温度であり、横軸は、熱交換器200の運転時間である。また、時間T1は、霜取り運転の開始直前の時間であり、時間T2は、霜取り運転の終了直前の時間である。そして、時間T0から時間T1までは、暖房運転中の期間であり、時間T1と時間T2との間の期間P1は、霜取り運転中の期間である。熱交換器200のヘッダ主配管210は、暖房運転時には熱交換器200の表面とほぼ同等の温度状態となる。しかし、熱交換器200のヘッダ主配管210は、図4に示すように、霜取り運転時には圧縮機から吐出された高温のガス冷媒が流入するために高温の状態となる。なお、図4に示すように、ヘッダ主配管210の温度は、霜取り運転の開始直前の時間T1に最低温度となり、霜取り運転の終了直前の時間T2に最高温度となる。
図5は、図3の熱交換器200の暖房運転時の模式図である。図6は、図3の熱交換器200の冷房運転又は霜取り運転時の模式図である。一般的に、熱交換器のヘッダ主配管には銅やアルミ等の金属を用いられることが多い。そのため、室外側の熱交換器200が蒸発器として機能する暖房運転の場合には、熱交換器200のヘッダ主配管210は低温となり、図5に示すように、長手方向に収縮する。なお、図5に示す白抜き矢印は、ヘッダ主配管210の収縮を示すものである。この際に、例えば、熱交換部30の最下段に接続し、ヘッダ主配管210に連結する枝管20は、ヘッダ主配管210の収縮に伴い、ヘッダ主配管210と連結する側が上方向にたわむ。また、室外側の熱交換器200が凝縮器として機能する冷房又は霜取り運転の場合には、熱交換器200のヘッダ主配管210は高温となり、図6に示すように、ヘッダ主配管210は長手方向に膨張する。なお、図6に示す白抜き矢印は、ヘッダ主配管210の膨張を示すものである。この際に、例えば、熱交換部30の最下段に接続し、ヘッダ主配管210に連結する枝管20は、ヘッダ主配管210の膨張に伴い、ヘッダ主配管210と連結する側が下方向にたわむ。
図7は、図6の熱交換器200におけるG部の拡大図である。図7において、白抜き矢印は、室外側の熱交換器200が凝縮器として機能する冷房又は霜取り運転の場合において、ヘッダ主配管210の膨張を示すものである。また、図7において、点線は、ヘッダ主配管210の膨張に伴う枝管20のたわみ状態を示すものである。上述のように、ヘッダ主配管210は、低温時には長手方向に収縮し、高温時には長手方向に膨張する。そして、ヘッダ主配管210の膨張及び収縮に伴い、ヘッダ主配管210に接続されている枝管20は上下方向にたわむ。そのため、図7に示すように、枝管20が挿入されている伝熱管33の管端に位置する拡管部34は、側板31と密着した部分においてひずみによる応力の集中が発生する。そして、このヘッダ主配管210の膨張と収縮とのサイクルが繰り返されると、枝管20と側板31との応力の集中する部分が疲労し、伝熱管33が損傷するおそれがある。枝管20のたわみは、ヘッダ主配管210の長手方向の中心部からの距離に比例して大きくなり、それにより、伝熱管33の拡管部34に発生する応力も大きいものとなる。なお、近年、冷暖能力の拡大を求める市場要求が多く、それに対応するために室外側の熱交換器はより大型化が進んでいる。そのため、熱交換器200を高さ方向に大型化した場合には、必然的にヘッダ主配管210の長さは従来に比べて長くなる。ヘッダ主配管210が長くなると、端部に位置する枝管20は、ヘッダ主配管210の長手方向の中心部からの距離が遠くなり、枝管20のたわみによる拡管部34への応力の集中はより大きくなり、さらに伝熱管33が損傷しやすい状況が発生する。
図8は、図1の熱交換器100及び図3の熱交換器200において、ヘッダ主配管の長手方向の中心部に対する管端部までの距離と、枝管20の長さと、拡管部34のひずみ量との関係を示す図である。図8において、縦軸は、拡管部34のひずみ量を示し、横軸は、ヘッダ主配管10及びヘッダ主配管210の長手方向の中心部と管端部との間の距離を示す。また、曲線A1、曲線B1、曲線C1は、長さの異なる枝管20を表す。曲線A1は、長さAの枝管20を表し、曲線B1は、長さBの枝管20を表し、曲線C1は、長さCの枝管20を表す。枝管20の長さAは、枝管20の長さCよりも長く、枝管20の長さCは、枝管20の長さBよりも長い。なお、枝管20の長さA、長さB、長さCの規定の仕方については後述する。図8に示すように、枝管20の長さに対する拡管部34のひずみ量は、曲線A1、曲線B1、曲線C1の比例曲線が示すように、枝管20長さが短い管ほど大きいものとなる。
ここで、ある熱交換部30の拡管部34の許容ひずみ量をXとし、図3の熱交換器200において、ヘッダ主配管210の長さが長さaの場合に、ひずみ量を緩和する事が可能な枝管20の長さを長さAとする。一般的にヘッダ主配管210の長手方向の中心部からヘッダ主配管210の長さ方向への距離が最も遠い位置となる最上段もしくは最下段の拡管部34のひずみ量が最大となるため、枝管20の長さAは、ヘッダ主配管210の長さa/2の位置で決定する。なお、曲線A1が示すように、ある一定の枝管20の長さAのときの、ヘッダ主配管210の軸方向の中心部と管端部との間の距離と、拡管部34のひずみ量との関係は、おおよそ図8のようにほぼ正比例する関係となる。
次に、図1及び図2に示す熱交換器100のように、クランク部13を設け、第1主管部11の長さを長さb、第2主管部12の長さを長さcとする。そして、ヘッダ主配管210とヘッダ主配管10とにおいて、「ヘッダ主配管210の長さa=第1主管部11の長さを長さb+第2主管部12の長さを長さc」の関係が成立すると仮定する。第1主管部11の長さが、長さbの場合にひずみ量を緩和する事が可能な枝管20の長さを仮に長さBとする。一般的に第1主管部11の長手方向の中心部から第1主管部11の長さ方向への距離が最も遠い位置となる最上段もしくは最下段の拡管部34のひずみ量が最大となるため、枝管20の長さBは、第1主管部11の長さb/2の位置で決定する。なお、曲線B1が示すように、ある一定の枝管20の長さBのときの、第1主管部11の軸方向の中心部と管端部との間の距離と、拡管部34のひずみ量との関係はおおよそ図8のようにほぼ正比例する関係となる。
同様に、第2主管部12の長さが、長さcの場合にひずみ量を緩和する事が可能な枝管20の長さを仮に長さCとする。一般的に第2主管部12の長手方向の中心部から第2主管部12の長さ方向への距離が最も遠い位置となる最上段もしくは最下段の拡管部34のひずみ量が最大となるため、枝管20の長さCは、第2主管部12の長さc/2の位置で決定する。なお、曲線C1が示すように、ある一定の枝管20の長さCのときの、第1主管部11の軸方向の中心部と管端部との間の距離と、拡管部34のひずみ量との関係はおおよそ図8のようにほぼ正比例する関係となる。
ヘッダ主配管210とヘッダ主配管10とにおいて、「ヘッダ主配管210の長さa=第1主管部11の長さを長さb+第2主管部12の長さを長さc」の関係が成立する場合に、「枝管20の長さB<枝管20の長さC<枝管20の長さA」の関係となる。そのため、図1の熱交換器100は、図3の熱交換器200と比較して、ヘッダ主配管10と伝熱管33の拡管部34との距離を、ヘッダ主配管210と伝熱管33の拡管部34との距離よりも小さくすることができる。その結果、図1の熱交換器100は、単にヘッダ主配管210と拡管部34との距離を長くとる場合に比べて小型化することができ、室外機の筐体内のスペースを有効活用することができる。
以上のように、熱交換器100は、ヘッダ主配管10が、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分を有し、複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部30から離れて配置されているものである。そのため、ヘッダ主配管10は、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10の長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10に接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。
また、枝管20は、ヘッダ主配管10の接続される配管部分の長さによって枝管20の長さが異なる。そして、ヘッダ主配管10の接続される配管部分の長さに比例して枝管20の長さが長い。上述のように、ヘッダ主配管10の長さが長いほど、収縮量及び膨張量が大きくなる。熱交換器100は、ヘッダ主配管10の接続される配管部分が長いほど、長い枝管20が接続されており、長い枝管20を有することでヘッダ主配管10の膨張及び収縮に伴うたわみを抑制することができる。なお、枝管20と側板31との間の応力集中を緩和する方法としては、例えば、熱交換器200において全ての枝管20を長くすることで、ヘッダ主配管210と伝熱管33の拡管部34との距離を長くとることが想定される。しかし、熱交換器200が収容される室外機の筐体内には、圧縮機及び冷媒回路各部品が収納されており、ヘッダ主配管210と拡管部34との距離を長くとることで機械室内のスペースを縮小してしまうことになり必要なスペースが確保できない場合がある。これに対し、熱交換器100は、単にヘッダ主配管210と伝熱管33の拡管部34との距離を長くとる場合に比べて枝管20の長さを短くできるため、熱交換器100を小型化することができる。その結果、室外機の筐体内のスペースを有効活用することができる。また、枝管20の長さを変更しないままでヘッダ主配管10の配管部分をクランク状に構成すると、熱交換部30のヘッダ主配管10は、熱交換部30に入り込むように配置され、熱交換部30の体積を減らしてしまうことになる。これに対し熱交換器100は、熱交換器100から遠ざけた長い方のヘッダ主配管10の枝管20を遠ざけた分だけ長くすることで、短い方のヘッダ主配管10の枝管20に接続されている熱交換部30の体積を小さくする必要がなくなる。
また、熱交換器100は、複数の配管部分の端部と端部とを接続して管路を直列状に構成するクランク部13によって接続されている。ヘッダ主配管10は、長手方向の長さがクランク部13で区画されることにより、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。そのため、ヘッダ主配管10は、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10の長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10に接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。
また、熱交換器100は、ヘッダ主配管10の配管部分は、複数の伝熱管33の配列方向に沿って直線状に形成されている。そして、複数の配管部分は、複数の伝熱管33の配列方向に沿って配置されている。そのため、ヘッダ主配管10は、長さの異なる配管部分を、熱交換部30に対向させて配置することができる。そして、ヘッダ主配管10は、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10の長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10に接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。
また、熱交換器100は、ヘッダ主配管10の複数の配管部分として、管の長さが異なる第1主管部11と第2主管部12とを有する。そして、第2主管部12は、第1主管部11よりも長く形成されていると共に、第1主管部11よりも熱交換部30から離れて配置されている。さらに、第2主管部12に接続する第2枝管22は、第1主管部11に接続する第1枝管21よりも長い。そのため、ヘッダ主配管10は、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10の長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10に接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。また、熱交換器100は、ヘッダ主配管10の接続される配管部分が長いほど、長い枝管20が接続されており、長い枝管20を有することでヘッダ主配管10の膨張及び収縮に伴うたわみを更に抑制することができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る熱交換器100Aの模式図である。図10は、図9のヘッダ主配管10A及び枝管20の模式図である。なお、図1〜図2の熱交換器100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。実施の形態2に係る熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aの構成が、ヘッダ主配管10の構成と異なるものである。
(ヘッダ主配管10A)
ヘッダ主配管10Aは、内部を流れる冷媒を枝管20に分配し、あるいは、枝管20から流入する冷媒が合流する管である。ヘッダ主配管10Aは、枝管20を介して、熱交換部30に冷媒を供給し、あるいは、熱交換部30から冷媒を収集する。ヘッダ主配管10Aは、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分を有する。ヘッダ主配管10Aは、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分として、図9に示すように、1つ又は複数の枝管20が連結する第1主管部11と、1つ又は複数の枝管20が連結する第2主管部12と、を有する。ヘッダ主配管10Aは、更に熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分として、図9に示すように、1つ又は複数の枝管20が連結する第3主管部14を有する。また、ヘッダ主配管10Aは、第1主管部11と第3主管部14とをクランク状に連結するクランク部13Aと、第3主管部14と第2主管部12とをクランク状に連結するクランク部13Bとを有する。
第1主管部11は、側板31の延設方向の一方の端部側に位置し、第2主管部12は、側板31の延設方向の他方の端部側に位置している。第3主管部14は、第1主管部11と、第2主管部12との間に配置されている。換言すると、ヘッダ主配管10Aの複数の配管部分は、複数の伝熱管33の配列方向に沿って配置されている。第1主管部11と、第3主管部14と、第2主管部12とは、熱交換部30を構成する側板31の延設方向に沿って配置されている。そのため、第1主管部11の管路と、第3主管部14の管路と、第2主管部の12の管路とは、側板31の延設方向に沿って配置されている。すなわち、ヘッダ主配管10Aの配管部分のそれぞれは、複数の伝熱管33の配列方向に沿って直線状に形成されている。図10に示すように、第1主管部11の管路の長さbは、第3主管部14の管路の長さdよりも短い。また、第3主管部の管路の長さdは、第2主管部12の管路の長さcよりも短い。すなわち、第2主管部12の管路の長さcは、第3主管部14の管路の長さdよりも長く、第3主管部14の管路の長さdは、第1主管部11の管路の長さbよりも長い。なお、第1主管部11の管路の長さbと、第3主管部14の長さdと、第2主管部12の管路の長さcとの関係は、「長さc>長さd>長さb」の関係に限定されるものではない。例えば、第1主管部11の管路の長さbと、第3主管部14の長さdと、第2主管部12の管路の長さcとの関係は、例えば、「長さc<長さd<長さb」であってもよく、「長さc>長さd=長さb」等であってもよい。
クランク部13Aは、図9及び図10に示すように、第1主管部11の端部と第3主管部14の端部とを連結し、ヘッダ主配管10Aをクランク状に構成する。クランク部13Bは、複数の配管部分の間に配置され、複数の配管部分の端部と端部とを接続して管路を直列状に構成する。そして、クランク部13Aは、第1主管部11と第3主管部14とのいずれか一方を、熱交換部30から離れた位置に配置する。図9に示すように、第1主管部11の管路の長さbと、第3主管部14の管路の長さdとを比較して第3主管部14の管路の長さdが長い場合は、第3主管部14が、第1主管部11と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。なお、第1主管部11の管路の長さbと、第3主管部14の管路の長さdとを比較して第1主管部11の管路の長さbが長い場合は、第1主管部11が、第3主管部14と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。クランク部13Aは配管の曲げにより第1主管部11と第3主管部14と一体に形成されてもよく、または、第1主管部11と第3主管部14とを接合する配管で構成されてもよい。
クランク部13Bは、図9及び図10に示すように、第3主管部14の端部と第2主管部12の端部とを連結し、ヘッダ主配管10Aをクランク状に構成する。クランク部13Bは、複数の配管部分の間に配置され、複数の配管部分の端部と端部とを接続して管路を直列状に構成する。そして、クランク部13Bは、第3主管部14と第2主管部12とのいずれか一方を、熱交換部30から離れた位置に配置する。図9に示すように、第3主管部14の管路の長さdと、第2主管部12の管路の長さcとを比較して第2主管部12の管路の長さcが長い場合は、第2主管部12が、第3主管部14と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。なお、第3主管部14の管路の長さdと、第2主管部12の管路の長さcとを比較して第3主管部14の管路の長さdが長い場合は、第3主管部14が、第2主管部12と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。クランク部13Bは配管の曲げにより第3主管部14と第2主管部12と一体に形成されてもよく、または、第3主管部14と第2主管部12とを接合する配管で構成されてもよい。
(枝管20)
枝管20は、伝熱管33とヘッダ主配管10Aとの間に接続されている。より詳細には、枝管20は、図10に示すように、ヘッダ主配管10Aと、伝熱管33の管端に設けられた拡管部34とを接続する。枝管20は、ヘッダ主配管10Aの長手方向に沿って配置されている。枝管20は、ヘッダ主配管10Aと一体に形成されてもよく、あるいは、ヘッダ主配管10Aと別体で形成される配管であってもよい。枝管20は、第1主管部11に配置される第1枝管21と、第2主管部12に配置される第2枝管22と、第3主管部14に配置される第3枝管23と、を有する。図10に示すように、第1枝管21の管路の長さBは、第3枝管23の管路の長さDよりも短い。すなわち、第3枝管23の管路の長さDは、第1枝管21の管路の長さBよりも長い。また、図10に示すように、第3枝管23の管路の長さDは、第2枝管22の管路の長さCよりも短い。すなわち、第2枝管22の管路の長さCは、第3枝管23の管路の長さDよりも長い。なお、第1枝管21の管路の長さBと、第2枝管22の管路の長さCと、第3枝管23の関係は、第1枝管21の管路の長さBが、第2枝管22の管路の長さCよりも短いものに限定されるものではない。例えば、第1主管部11が、第3主管部14と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置された場合には、第1枝管21の管路の長さBは、第3枝管23の管路の長さDよりも長い。同様に、第3主管部14が、第2主管部12と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置された場合には、第3枝管23の管路の長さDは、第2枝管22の管路の長さCよりも長い。すなわち、第1主管部11、第2主管部12、第3主管部14の中で側板31から最も遠くの位置に配置される管に配置される枝管20の長さが最も長くなる。換言すると、ヘッダ主配管10Aの複数の配管部分において最も管の長さが長い配管部分に接続する枝管20の長さが最も長くなる。枝管20は、接続される配管部分の長さによって枝管20の長さが異なり、接続される配管部分の長さに比例して枝管20の長さが長い。第1主管部11と第2主管部12との間において、短い方のヘッダ主配管10Aには短い長さの枝管20がn個取り付けられ、長い方の主管部には長い長さの枝管20がm個取り付けられる。また、第3主管部14には、p個の枝管20が取り付けられる。この枝管20を介し、ヘッダ主配管10Aは、熱交換器100Aの熱交換部30と接続される。したがって、枝管20のn個とm個とp個tの合計個数は、熱交換器100Aの熱交換部30を構成する伝熱管33の数と同数となる。
以上のように、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aが、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分を有し、複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部30から離れて配置されているものである。そのため、ヘッダ主配管10Aは、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10Aの長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10Aに接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。
また、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aの複数の配管部分として、管の長さが異なる第1主管部11と、第2主管部12と、第3主管部14とを有する。そして、第3主管部14は、第1主管部11よりも長く形成されていると共に、第1主管部11よりも熱交換部30から離れて配置されている。また、第2主管部12は、第3主管部14よりも長く形成されていると共に、第3主管部14よりも熱交換部30から離れて配置されている。そして、第3主管部14に接続する第3枝管23は、第1主管部11に接続する第1枝管21よりも長く形成されており、第2主管部12に接続する第2枝管22は、第3主管部14に接続する第3枝管23よりも長く形成されている。そのため、ヘッダ主配管10Aは、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10Aの長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10Aに接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。また、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aの接続される配管部分が長いほど、長い枝管20が接続されており、長い枝管20を有することでヘッダ主配管10Aの膨張及び収縮に伴うたわみを更に抑制することができる。また、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aが熱交換部30との距離の異なる3つの部分を有している。そのため、熱交換器100Aは、枝管20の長さを短くし、熱交換器100Aを小型化できるので、さらに室外機の筐体内のスペースを有効活用することができる。
なお、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aを熱交換部30との距離の異なる3つの部分を有しており、2つのクランク部13A及びクランク部13Bを有しているが、熱交換器100Aは当該構成に限定されるものではない。たとえば、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aを熱交換部30との距離の異なる4つ以上の部分を有してもよく、3つ以上のクランク部13を有していてもよい。すなわち、熱交換器100Aは、ヘッダ主配管10Aを熱交換部30との距離の異なるn個以上の部分を有し、n−1個以上のクランク部13を有していてもよい。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3に係る熱交換器100Bの模式図である。図12は、図11のヘッダ主配管10B及び枝管20の模式図である。なお、図1〜図2の熱交換器100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。実施の形態2に係る熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bの構成が、ヘッダ主配管10の構成と異なるものである。
(ヘッダ主配管10B)
ヘッダ主配管10Bは、内部を流れる冷媒を枝管20に分配し、あるいは、枝管20から流入する冷媒が合流する管である。ヘッダ主配管10Bは、枝管20を介して、熱交換部30に冷媒を供給し、あるいは、熱交換部30から冷媒を収集する。ヘッダ主配管10Bは、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分を有する。ヘッダ主配管10Bは、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分として、図11に示すように、1つ又は複数の枝管20が連結する第1主管部11と、1つ又は複数の枝管20が連結する第2主管部12と、を有する。ヘッダ主配管10Bの複数の配管部分は、それぞれ分割されており、第1主管部11と第2主管部12とは分割されている。また、ヘッダ主配管10Bは、更に複数に分岐した分配管15を更に有する。
第1主管部11は、側板31の延設方向の一方の端部側に位置し、第2主管部12は、側板31の延設方向の他方の端部側に位置している。第1主管部11と、第2主管部12とは、熱交換部30を構成する側板31の延設方向に沿って配置されている。換言すると、ヘッダ主配管10Bの複数の配管部分は、複数の伝熱管33の配列方向に沿って配置されている。また、第1主管部11の管路と、第2主管部12の管路とは、側板31の延設方向に沿って配置されている。すなわち、ヘッダ主配管10Bの配管部分のそれぞれは、複数の伝熱管33の配列方向に沿って直線状に形成されている。
図12に示すように、第1主管部11の管路の長さbは、第2主管部12の管路の長さcよりも短い。すなわち、第2主管部12の管路の長さcは、第1主管部11の管路の長さbよりも長い。ヘッダ主配管10Bの複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部30から離れて配置されている。そのため、図12に示すように、第2主管部12は、第1主管部11よりも熱交換部30から離れて配置されている。すなわち、第2主管部12と熱交換部30との間の距離は、第1主管部11と熱交換部30との間の距離よりも大きい。なお、第1主管部11の管路の長さbと、第2主管部12の管路の長さcとの関係は、第1主管部11の管路の長さbが、第2主管部12の管路の長さcよりも短いものに限定されるものではない。例えば、第1主管部11の管路の長さbは、第2主管部12の管路の長さcよりも長くてもよい。この場合、第1主管部11は、第2主管部12よりも熱交換部30から離れて配置されている。すなわち、第1主管部11と熱交換部30との間の距離は、第2主管部12と熱交換部30との間の距離よりも大きい。
分配管15は、ヘッダ主配管10Bの分割された複数の配管部分に接続されている。分配管15は、図11及び図12に示すように、第1主管部11と第2主管部12と分岐して接続されている。分配管15は、ヘッダ主配管10Bに流入する前にあらかじめ冷媒が流れる経路を複数に分断している。分配管15は、ヘッダ主配管10Bが分割されている数と同じ数に分岐されている。そして、分配管15は、第1主管部11と第2主管部12とのいずれか一方を、熱交換部30から離れた位置に配置する。図11に示すように、第1主管部11の管路の長さbと、第2主管部12の管路の長さcとを比較して第2主管部12の管路の長さcが長い場合は、第2主管部12が、第1主管部11と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。なお、第1主管部11の管路の長さbと、第2主管部12の管路の長さcとを比較して第1主管部11の管路の長さbが長い場合は、第1主管部11が、第2主管部12と比較して、熱交換部30から離れた位置に配置される。分配管15は配管の曲げにより第1主管部11と第2主管部12と一体に形成されてもよく、または、第1主管部11と第2主管部12とを接合する配管で構成されてもよい。
以上のように、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bが、熱交換部30との距離が異なる複数の配管部分を有し、複数の配管部分は、管の長さが長い配管部分ほど熱交換部30から離れて配置されているものである。そのため、ヘッダ主配管10Bは、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10Bの長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10Bに接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。
また、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bが、複数に分岐した分配管15を更に有し、複数の配管部分はそれぞれ分割されており、配管部分のそれぞれは、分配管15に接続されている。そのため、ヘッダ主配管10Bは、直管のヘッダと比較して、短い長さのヘッダを複数本持った構成と同等の構成と見なすことができる。その結果、ヘッダ主配管10Bの長手方向の収縮量及び膨張量を抑制することができ、ヘッダ主配管10Bに接続された枝管20のたわみ量を抑制し、伝熱管33の拡管部34への応力集中を緩和することができる。また、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bの接続される配管部分が長いほど、長い枝管20が接続されており、長い枝管20を有することでヘッダ主配管10Bの膨張及び収縮に伴うたわみを更に抑制することができる。また、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bが熱交換部30との距離の異なる3つの部分を有している。そのため、熱交換器100Bは、枝管20の長さを短くし、熱交換器100Bを小型化できるので、さらに室外機の筐体内のスペースを有効活用することができる。
なお、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bを2つに分割し、2つに分岐する分配管15を有しているが、熱交換器100Bは当該構成に限定されるものではない。たとえば、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bを3つ以上に分割し、3つ以上に分岐する分配管15を有していてもよい。すなわち、熱交換器100Bは、ヘッダ主配管10Bをn個以上に分割し、n個以上に分岐する分配管15を有していてもよい。
実施の形態4.
[冷凍サイクル装置150]
図13は、本発明の実施の形態4に係る冷凍サイクル装置150の構成を示す図である。なお、実施の形態4に係る冷凍サイクル装置150に用いられる室外熱交換器153は、実施の形態1に係る熱交換器100、実施の形態2に係る熱交換器100A、実施の形態3に係る熱交換器100Bのいずれか1つの熱交換器である。実施の形態4に係る冷凍サイクル装置150は、冷媒を介して外気と室内の空気の間で熱を移動させることにより、室内を暖房又は冷房して空気調和を行う。実施の形態4に係る冷凍サイクル装置150は、室外機300と、室内機400とを有する。冷凍サイクル装置150は、室外機300と室内機400とが冷媒配管により配管接続されて、冷媒が循環する冷媒サイクル回路が構成されている。そして、冷凍サイクル装置150の冷媒サイクル回路では、圧縮機151、流路切替装置152、室外熱交換器153、膨張弁154、室内熱交換器155が冷媒配管を介して順次接続されている。
(室外機300)
室外機300は、圧縮機151、流路切替装置152、及び室外熱交換器153を有している。圧縮機151は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機151は、インバータ装置を備えていてもよく、インバータ装置によって運転周波数を変化させて、圧縮機151の容量を変更することができるように構成されてもよい。なお、圧縮機151の容量とは、単位時間当たりに送り出す冷媒の量である。流路切替装置152は、例えば四方弁であり、冷媒流路の方向の切り換えが行われる装置である。冷凍サイクル装置150は、制御装置(図示せず)からの指示に基づいて、流路切替装置152を用いて冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転又は冷房運転を実現することができる。
室外熱交換器153は、冷媒と室外空気との熱交換を行う。室外熱交換器153は、暖房運転時には蒸発器の働きをし、冷媒配管から流入した低圧の冷媒と室外空気との間で熱交換を行って冷媒を蒸発させて気化させる。室外熱交換器153は、冷房運転時には、凝縮器の働きをし、流路切替装置152側から流入した圧縮機151で圧縮済の冷媒と室外空気との間で熱交換を行って、冷媒を凝縮させて液化させる。
(室内機400)
室内機400は、冷媒と室内空気との間で熱交換を行う室内熱交換器155と、膨張弁154とを有する。室内熱交換器155は、暖房運転時には、凝縮器の働きをし、冷媒配管から流入した冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化させる。室内熱交換器155は、冷房運転時には蒸発器の働きをし、膨張弁154によって低圧状態にされた冷媒と室内空気との間で熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させる。膨張弁154は、絞り装置(流量制御手段)であり、膨張弁154を流れる冷媒の流量を調節することにより、膨張弁として機能し、開度を変化させることで、冷媒の圧力を調整する。例えば、膨張弁154が、電子式膨張弁等で構成された場合は、制御装置(図示せず)等の指示に基づいて開度調整が行われる。なお、膨張弁154は、室外機300に備えられても良い。
[冷凍サイクル装置150の動作例]
次に、冷凍サイクル装置150の動作例として冷房運転動作を説明する。圧縮機151によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置152を経由して、室外熱交換器153に流入する。室外熱交換器153に流入したガス冷媒は、外気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室外熱交換器153から流出する。室外熱交換器153から流出した冷媒は、膨張弁154によって膨張及び減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室内機400の室内熱交換器155に流入し、室内空気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室内熱交換器155から流出する。このとき、冷媒に吸熱されて冷却された室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機400の吹出口から室内(空調対象空間)に吹き出される。室内熱交換器155から流出したガス冷媒は、流路切替装置152を経由して圧縮機151に吸入され、再び圧縮される。以上の動作が繰り返される。
次に、冷凍サイクル装置150の動作例として暖房運転動作を説明する。圧縮機151によって圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒は、流路切替装置152を経由して、室内機400の室内熱交換器155に流入する。室内熱交換器155に流入したガス冷媒は、室内空気との熱交換により凝縮し、低温の冷媒となって、室内熱交換器155から流出する。このとき、ガス冷媒から熱を受け取り暖められた室内空気は、空調空気(吹出風)となって、室内機400の吹出口から室内(空調対象空間)に吹き出される。室内熱交換器155から流出した冷媒は、膨張弁154によって膨張及び減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、室外機300の室外熱交換器153に流入し、外気との熱交換により蒸発し、低温低圧のガス冷媒となって室外熱交換器153から流出する。室外熱交換器153から流出したガス冷媒は、流路切替装置152を経由して圧縮機151に吸入され、再び圧縮される。以上の動作が繰り返される。
実施の形態4に係る冷凍サイクル装置150は、実施の形態1に係る熱交換器100、実施の形態2に係る熱交換器100A、実施の形態3に係る熱交換器100Bのいずれか1つの熱交換器を備える。そのため、実施の形態1〜3の効果を有する冷凍サイクル装置150を得ることができる。
10 ヘッダ主配管、10A ヘッダ主配管、10B ヘッダ主配管、11 第1主管部、12 第2主管部、13 クランク部、13A クランク部、13B クランク部、14 第3主管部、15 分配管、20 枝管、21 第1枝管、22 第2枝管、23 第3枝管、30 熱交換部、31 側板、32 板状フィン、33 伝熱管、34 拡管部、40 配管、50 毛細管、60 分配器、100 熱交換器、100A 熱交換器、100B 熱交換器、150 冷凍サイクル装置、151 圧縮機、152 流路切替装置、153 室外熱交換器、154 膨張弁、155 室内熱交換器、200 熱交換器、210 ヘッダ主配管、300 室外機、400 室内機。

Claims (9)

  1. 間隔を置いて並列に配置された複数の板状フィンと、前記複数の板状フィンと交差する複数の伝熱管と、を有する熱交換部と、
    前記熱交換部に冷媒を供給するヘッダ主配管と、
    前記複数の伝熱管と前記ヘッダ主配管との間に接続された複数の枝管と、
    を備え、
    前記ヘッダ主配管は、
    前記熱交換部との距離が異なる複数の配管部分を有し、
    前記複数の配管部分は、
    管の長さが長い前記配管部分ほど前記熱交換部から離れて配置されている熱交換器。
  2. 前記枝管は、
    接続される前記配管部分の長さによって前記枝管の長さが異なり、
    前記配管部分の長さに比例して前記枝管の長さが長い請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記複数の配管部分のそれぞれは、前記複数の伝熱管の配列方向に沿って直線状に形成されている請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 前記複数の配管部分は、前記複数の伝熱管の配列方向に沿って配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  5. 前記複数の配管部分の間は、前記複数の配管部分の端部と端部とを接続して管路を直列状に構成するクランク部によって接続されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記ヘッダ主配管は、
    複数に分岐した分配管を更に有し、
    前記複数の配管部分は、それぞれ分割されており、
    前記複数の配管部分のそれぞれは、前記分配管に接続されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記複数の配管部分は、
    管の長さが異なる第1主管部と第2主管部とを有し、
    前記第2主管部は、前記第1主管部よりも長く形成されていると共に、前記第1主管部よりも前記熱交換部から離れて配置されており、
    前記第2主管部に接続する前記枝管は、
    前記第1主管部に接続する前記枝管よりも長い請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  8. 前記複数の配管部分は、
    管の長さが異なる第1主管部と、第2主管部と、第3主管部とを有し、
    前記第3主管部は、前記第1主管部よりも長く形成されていると共に、前記第1主管部よりも前記熱交換部から離れて配置されており、
    前記第2主管部は、前記第3主管部よりも長く形成されていると共に、前記第3主管部よりも前記熱交換部から離れて配置されており、
    前記第3主管部に接続する前記枝管は、
    前記第1主管部に接続する前記枝管よりも長く形成されており、
    前記第2主管部に接続する前記枝管は、
    前記第3主管部に接続する前記枝管よりも長く形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載された熱交換器を備えた冷凍サイクル装置。
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