JP6757984B2 - 水門開閉装置及びその開閉制御方法 - Google Patents
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Description
以下に示す発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項分けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれるものである。
前記各開閉装置本体の前記主制動装置及び/または前記副制動装置の作動により扉体を自重降下させている際、前記扉体の幅方向が前記水門の幅方向に対して傾斜した場合、前記各開閉装置本体の前記第1または第2ブレーキ手段により、前記差動装置から延びる各出力軸のいずれか一方の回転運動を制動及び解放して、その傾斜姿勢を補正する制御装置を備えることを特徴とする水門開閉装置(請求項1の発明に相当)。
(1)項に記載した水門開閉装置では、例えば、各開閉装置本体の主制動装置及び副制動装置の作動により扉体をその降下速度を調整して自重降下させる際、扉体の幅方向が水門の幅方向に対して傾斜した場合には、制御装置からの信号により、例えば、扉体の、先行して降下している幅方向一端部に連結される開閉装置本体の第2ブレーキ手段を作動させることで、差動装置から延びる他方の出力軸の回転運動を制動及び解放して、扉体の自重降下を継続させながら、その傾斜姿勢を補正することができる。これにより、扉体の、先行して降下している幅方向一端部の降下速度をスムーズ(滑らか)に減速させることができ、その結果、扉体が高速で自重降下している最中でも、扉体を傾斜姿勢から正常姿勢にスムーズに補正することができ、その応答性を良好にすることができる。
(2)項に記載した水門開閉装置では、災害時など、三相電源(動力電源)が喪失した場合でも、制御装置、第1ブレーキ手段及び第2ブレーキ手段を、無停電電源装置や小型のポータブル発電機の単相電源、又はバッテリの直流電源を使用して作動させることができる。これにより、三相電源が喪失した場合でも、何ら支障なく、扉体をその平衡状態を維持しながら安定して自重降下させることができる。
(3)項に記載した水門開閉装置では、大規模な災害時など、扉体の幅方向両側にそれぞれ独立した開閉装置本体の間、言い換えれば、一対の門柱の間の比較的な長い距離に沿わせるケーブルの切断等による信号の伝達不能を抑制することができる。
前記各開閉装置本体の前記主制動装置及び/または前記副制動装置の作動により扉体を自重降下させている際、前記扉体の幅方向が前記水門の幅方向に対して傾斜した場合、前記各開閉装置本体の前記第1または第2ブレーキ手段により、前記差動装置から延びる各出力軸のいずれか一方の回転運動を制動及び解放して、その傾斜姿勢を補正することを特徴とする水門開閉装置の開閉制御方法(請求項3の発明に相当)。
(4)項に記載した水門開閉装置の開閉制御方法では、例えば、各開閉装置本体の主制動装置及び副制動装置の作動により扉体を自重降下させる際、扉体の幅方向が水門の幅方向に対して傾斜した場合、第2ブレーキ手段を作動させることで、各開閉装置本体の差動装置から延びる他方の出力軸の回転運動を制動及び解放して、扉体の自重降下を継続させながら、その傾斜姿勢を補正することができる。これにより、扉体が高速で自重降下している最中でも、扉体を傾斜姿勢から正常姿勢にスムーズに補正することができ、その応答性を良好にすることができる。
本発明の実施形態に係る水門開閉装置1は、図1に示すように、後述する開閉装置本体15、15が、扉体3の幅方向両側にそれぞれ独立して一対配置されている。そして、本実施形態に係る水門開閉装置1では、災害時など、水門2を扉体3によって速やかに閉鎖すべく、扉体3を高速で自重降下させる際、扉体3の幅方向が水門2の幅方向に対して傾斜した場合、扉体3の自重降下を継続させながら、その傾斜姿勢を補正することができるものである。
三相電源が喪失した状態では電動機23は機能しないが、操作盤45、制御装置42、第1ブレーキ手段32、第2ブレーキ手段33及び開度偏差計40は、無停電電源装置や小型のポータブル発電機の単相電源、又はバッテリの直流電源にて作動させることができる。
Claims (3)
- 水門を開閉する扉体の自重降下に伴って回転する回転軸と、
該回転軸からの回転が伝達される差動装置と、
該差動装置から延びる一方の出力軸に連結され、該一方の出力軸の回転運動を制動する主制動装置と、
前記一方の出力軸の回転運動を制動及び解放する第1ブレーキ手段と、
前記差動装置から延びる他方の出力軸に連結され、該他方の出力軸の回転運動を制動する副制動装置と、
前記他方の出力軸の回転運動を制動及び解放する第2ブレーキ手段と、
を備えた開閉装置本体が、扉体の幅方向両側にそれぞれ独立して一対配置され、
前記各開閉装置本体の前記主制動装置及び/または前記副制動装置の作動により扉体を自重降下させている際、前記扉体の幅方向が前記水門の幅方向に対して傾斜した場合、前記各開閉装置本体の前記第1または第2ブレーキ手段により、前記差動装置から延びる各出力軸のいずれか一方の回転運動を制動及び解放して、その傾斜姿勢を補正する制御装置を備えることを特徴とする水門開閉装置。 - 前記制御装置、前記第1ブレーキ手段及び前記第2ブレーキ手段は、単相電源又は直流電源により作動することを特徴とする請求項1に記載の水門開閉装置。
- 水門を開閉する扉体の自重降下に伴って回転する回転軸と、
該回転軸からの回転が伝達される差動装置と、
該差動装置から延びる一方の出力軸に連結され、該一方の出力軸の回転運動を制動する主制動装置と、
前記一方の出力軸の回転運動を制動及び解放する第1ブレーキ手段と、
前記差動装置から延びる他方の出力軸に連結され、該他方の出力軸の回転運動を制動する副制動装置と、
前記他方の出力軸の回転運動を制動及び解放する第2ブレーキ手段と、
を備えた開閉装置本体が、扉体の幅方向両側にそれぞれ独立して一対配置された水門開閉装置の開閉制御方法であって、
前記各開閉装置本体の前記主制動装置及び/または前記副制動装置の作動により扉体を自重降下させている際、前記扉体の幅方向が前記水門の幅方向に対して傾斜した場合、前記各開閉装置本体の前記第1または第2ブレーキ手段により、前記差動装置から延びる各出力軸のいずれか一方の回転運動を制動及び解放して、その傾斜姿勢を補正することを特徴とする水門開閉装置の開閉制御方法。
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