JP6756655B2 - 面圧センサ - Google Patents

面圧センサ Download PDF

Info

Publication number
JP6756655B2
JP6756655B2 JP2017080075A JP2017080075A JP6756655B2 JP 6756655 B2 JP6756655 B2 JP 6756655B2 JP 2017080075 A JP2017080075 A JP 2017080075A JP 2017080075 A JP2017080075 A JP 2017080075A JP 6756655 B2 JP6756655 B2 JP 6756655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistors
resistor
substrate
pair
pressure receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017080075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018179772A (ja
Inventor
佑介 安木
佑介 安木
中村 勉
中村  勉
一弘 大曽根
一弘 大曽根
啓祐 石崎
啓祐 石崎
敦貴 尾越
敦貴 尾越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017080075A priority Critical patent/JP6756655B2/ja
Publication of JP2018179772A publication Critical patent/JP2018179772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6756655B2 publication Critical patent/JP6756655B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

本開示は、面圧センサに関する。
温度変化がある環境において偏心荷重を検出することが可能な面圧センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-21004号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、荷重検出用抵抗及び温度補償用抵抗と外部(例えば増幅器)に2つの設けた抵抗によりブリッジ回路を形成すると、外部と荷重検出用抵抗及び温度補償用抵抗との間の配線間のノイズを拾い、信号対雑音(S/N)比が悪化するという課題がある。また、ボルト締結時に荷重検出用抵抗の抵抗値が変化するため、増幅器のゲインの増大が困難である。
そこで、一側面によれば、本発明は、S/N比の向上を図り、かつ、増幅器のゲインの増大を可能とすることを目的とする。
一側面によれば、固定具で挟んだ基板と受圧部との間に発生する軸方向の力を測る面圧センサであって、
前記基板上又は前記基板と前記受圧部との間、かつ、前記受圧部が接触する領域内に、2つ設けられ、受ける荷重に応じて電気抵抗が変化する対の第1抵抗と、
前記基板上又は前記基板と前記受圧部との間、かつ、前記受圧部が接触しない領域内に、2つ設けられ、前記対の第1抵抗の温度変化による電気抵抗の変化を補償する対の第2抵抗と、を含み、
前記対の第1抵抗と前記対の第2抵抗とはブリッジ回路を形成し、前記対の第1抵抗のうちの、前記固定具に近い方の抵抗値は遠い方の抵抗値以下であり、
前記対の第2抵抗は、前記軸方向に視た上面視で前記固定具の中心を通る直線に関して線対称に配置される、面圧センサが提供される。
一側面によれば、S/N比の向上を図り、かつ、増幅器のゲインの増大が可能となる。
一実施例による面圧センサの上面図である。 荷重測定時の状態を示す斜視図である。 従来技術の課題の説明図である。 本実施例によるブリッジ回路を示す図である。 ゼロ点調整の説明図である。 変形例の説明図である。 変形例の説明図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例による面圧センサの上面図である。
面圧センサは、外部から面に加わる荷重を検出するセンサであり、例えば、固定具1(例えばボルト)の荷重計測に用いられる。より具体的には、面圧センサは、固定具1で挟んだ基板2と受圧部3と間に発生する軸方向の力を測るセンサである。尚、受圧部3は、環板状の部材であり、外部から加わる荷重を受けて基板2に伝達する部分である。受圧部3は、2部材以上により形成されてもよい。受圧部3と基板2とは、周方向の位置決め穴(例えばピンが嵌合されるピン嵌合孔)を利用して位置決めされてよい。基板2は、固定具1(例えばボルトの軸部)が通る検出孔を中央付近に有し、基板2には、受ける荷重に応じて電気抵抗が変化する荷重検出用抵抗10,11と、受圧部に接触しない部分に設けられる温度補償用抵抗12,13とが設けられる。荷重検出用抵抗10,11、及び、温度補償用抵抗12,13は、ブリッジ回路(図4参照)を形成し、荷重測定時の温度で出力をゼロ点に調整し、荷重による抵抗の変化分を検出可能である。尚、抵抗10,11等は、例えば薄膜抵抗により形成できる。
図2は、荷重測定時の状態を示す斜視図である。図3は、従来技術の課題の説明図である。ここで、図3に示す従来例では、面圧センサの抵抗4(荷重に応じて電気抵抗が変化する抵抗4),温度補償用抵抗5と外部(例えば増幅器6)に2つの設けた抵抗7,8によりブリッジ回路を形成するため、配線9間のノイズを拾い、S/N比が悪化するという課題がある。
図4は、本実施例によるブリッジ回路を示す図である。
本実施例では、基板2には、図1に示すように、固定具1の周囲(受圧部3が接触する領域内)に2つの荷重検出用抵抗10,11が設けられる。固定具1に近い側の抵抗10の抵抗値は、固定具1から遠い側の抵抗11と同じ又はそれ以下とされる。また、基板2には、抵抗10,11のそれぞれに対応する温度補償用抵抗12,13が設けられる。温度補償用抵抗12,13は、上面視(軸方向視)で固定具1を通る線(図1の縦線)に対して線対称に配置され、図4のブリッジ回路が形成される。尚、フルブリッジ化により出力電圧Δe(抵抗10,13間と、抵抗11,12間との間の電位差)は、数1の式で求められることは知られている。
Figure 0006756655
数1において、図4に示すように、Rは、抵抗10の抵抗値、Rは、抵抗13の抵抗値、Rは、抵抗11の抵抗値、Rは、抵抗12の抵抗値である。また、einは、入力電圧である。数1から、出力電圧Δeは、2組の荷重測定用抵抗10,11と温度補償用抵抗12,13を用いることで、1組の荷重測定用抵抗と温度補償用抵抗を用いた場合に比べて大きくなることが分かる。
ここで、各抵抗に微小変化がない場合は数2の式となる。
Figure 0006756655
例えば、R,Rは、温度補償用抵抗であり、例えば約120Ωである。また、R,Rは、締結により抵抗値が変化する(例えば約1Ω増減する)。
図5は、ゼロ点調整の説明図であり、横軸に締付トルクを取り、縦軸に抵抗値を取り、締付トルクに応じた抵抗値の変化特性の一例を示す図である。数1の式において、増幅する出力電圧は、荷重印加前に抵抗値のバランスが取られていることが望ましいが、ボルト締結時に抵抗10,11の抵抗値が変化するため、増幅器のゲイン次第では、ゼロ点調整が困難である(図5参照)。この点を考慮し、締結時により荷重の掛かる内側の抵抗10の抵抗値Rを、外側の抵抗11の抵抗値Rよりも小さくすることが好適である。
具体的には、締結時、固定具1に近い側の抵抗10には、固定具1から遠い側の抵抗11よりも大きな荷重がかかる。従って、締結時、固定具1に近い側の抵抗10の方が、固定具1から遠い側の抵抗11よりも大きく抵抗値が変化する。そのため、固定具1に近い側の抵抗10の抵抗値を、固定具1から遠い側の抵抗11よりも小さくおくことで、締結後の抵抗値の差を小さくできる(図5参照)。
ところで、締結後の初期状態で出力電圧Δeが0から大きく離れていると、可変抵抗によるゼロ点調整が難しくなる。また、増幅器のゲインが増加すればするほど、0点からの乖離が大きくなるため、可変抵抗によるゼロ点調整が難しくなる。
この点、締結後の抵抗値の差を小さくなると、数2から分子(R−R)の項が小さくなり、出力電圧Δeは0に近づく。出力電圧Δeが0に近づくと、その分だけ、ゼロ点調整が容易となる。即ち、本実施例によれば、締結時により荷重の掛かる内側の抵抗10の抵抗値Rを、外側の抵抗11の抵抗値Rよりも小さくすることで、ゼロ点調整の範囲を広げ、上記の従来技術よりも増幅器のゲインを増大することが可能となる。
尚、抵抗10の抵抗値Rを、外側の抵抗11の抵抗値Rよりも小さくする方法は、任意であるが、例えば図1に示すように、抵抗10の線幅を抵抗11の線幅よりも太くすることや、抵抗10の線幅と抵抗11の線幅とが同じであるが抵抗10の線長を抵抗11の線長よりも短くすること(図6参照)によって実現されてもよい。
また、本実施例によれば、上述のように、温度補償用抵抗12,13が上面視(軸方向視)で固定具1を通る線に対して線対称に配置されるので、配線をクロスさせたり回り込ませたりする必要性がなく、配線を最短化できる。これにより、配線間のノイズを抑制し、S/N比を高めることができる。また、温度補償用抵抗12,13は、受圧部3に接触しない部分に設けられるので、受圧部3が受ける荷重の影響を受けずに温度補償を行うことができる。これにより、温度変化がある環境下であっても、高い精度で荷重を検出することができる。
尚、本実施例では、固定具1の中心(図1の+マーク参照)が面圧センサの中心付近に位置するが、これに限られない。例えば、上面視と前面視の2面図である図7に示すように、中心ではなく外側(例えば周囲4か所)に荷重伝達部(固定具1からの荷重伝達部)がある場合は、面圧センサの中心から遠い方の抵抗値を小さくすることで、上述した実施例と同様の効果を得ることができる。尚、図7では、固定具1については、軸部の一部だけが模式的に示されている。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
尚、上述した実施例では、荷重検出用抵抗10,11、及び、温度補償用抵抗12,13等は、基板2上に直接形成されているが、例えば別のシート部材上に形成され、基板2上に載置されてもよい。即ち、荷重検出用抵抗10,11、及び、温度補償用抵抗12,13等は、基板2と受圧部3との間に挟まれる別部材上に形成されてもよい。
1 固定具
2 基板
3 受圧部
4 抵抗
5 温度補償用抵抗
6 増幅器
7 抵抗
8 抵抗
9 配線
10 荷重検出用抵抗
11 荷重検出用抵抗
12 温度補償用抵抗
13 温度補償用抵抗

Claims (1)

  1. 固定具で挟んだ基板と受圧部との間に発生する軸方向の力を測る面圧センサであって、
    前記基板上又は前記基板と前記受圧部との間、かつ、前記受圧部が接触する領域内に、2つ設けられ、受ける荷重に応じて電気抵抗が変化する対の第1抵抗と、
    前記基板上又は前記基板と前記受圧部との間、かつ、前記受圧部が接触しない領域内に、2つ設けられ、前記対の第1抵抗の温度変化による電気抵抗の変化を補償する対の第2抵抗と、を含み、
    前記対の第1抵抗と前記対の第2抵抗とはブリッジ回路を形成し、前記対の第1抵抗のうちの、前記固定具に近い方の抵抗値は遠い方の抵抗値以下であり、
    前記対の第2抵抗は、前記軸方向に視た上面視で前記固定具の中心を通る直線に関して線対称に配置される、面圧センサ。
JP2017080075A 2017-04-13 2017-04-13 面圧センサ Expired - Fee Related JP6756655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080075A JP6756655B2 (ja) 2017-04-13 2017-04-13 面圧センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080075A JP6756655B2 (ja) 2017-04-13 2017-04-13 面圧センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179772A JP2018179772A (ja) 2018-11-15
JP6756655B2 true JP6756655B2 (ja) 2020-09-16

Family

ID=64275072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017080075A Expired - Fee Related JP6756655B2 (ja) 2017-04-13 2017-04-13 面圧センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6756655B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4812675B1 (ja) * 1969-07-03 1973-04-21
US5222399A (en) * 1991-02-01 1993-06-29 Fel-Pro Incorporated Load washer
JP5885249B2 (ja) * 2012-05-16 2016-03-15 株式会社エー・アンド・デイ 軸力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018179772A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9170167B2 (en) Pressure sensor
US20130247677A1 (en) Pressure sensor
JP6460972B2 (ja) クランクアームアッセンブリ
US20150069997A1 (en) Manufacturing method for current sensor and current sensor
JP5947494B2 (ja) トルク計測装置の製造方法
JP5688572B2 (ja) 電流センサ
US20160349132A1 (en) Physical quantity detector
US20190033142A1 (en) Temperature detection circuit
JP6756655B2 (ja) 面圧センサ
JP2007078374A (ja) 直流電流計測装置および計測方法
JP2018501472A (ja) 位置測定装置、及び測定対象物の位置を測定する方法
JP6628657B2 (ja) アナログセンサの温度補償装置
US20060284627A1 (en) Apparatus for correcting electrical signals
US9885624B2 (en) Strain sensor, and load detection device using same
US20200011942A1 (en) Semiconductor device
JP3548752B2 (ja) 変位検出装置
EP3945299A1 (en) Strain sensor
JP2008241589A (ja) トルクセンサ装置
JP2018115891A (ja) 加速度センサ
JP2014048237A (ja) 磁気ホールセンサー
JP2001356059A (ja) トルク測定装置および測定方法
EP3348977B1 (en) Failure tolerant thermovoltage acquisition for thermocouple applications
US20120091992A1 (en) Bridge sensor compensation and isolated output
JP2007033270A (ja) センサ回路及び回路ユニット
JPH0739974B2 (ja) トルク測定装置のための温度補償装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190801

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6756655

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees