JP6755485B2 - 流量計測装置および流量計測方法 - Google Patents
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Description
さらに、前記収束手段は、前記超音波の発振面が前記配管の外面に対応した曲率を有するのが望ましい。
また、前記第1の素子および前記第2の素子は、前記超音波の受信面が前記配管の外面に対応した曲率を有するのがより望ましい。
本実施形態に係る流量計測装置100は、図1に示すように、超音波トランスデューサ1と、制御部2とを備えている。図1において、配管10は、蒸気製造装置20(ボイラーなど)と負荷設備30との間に配設されている。蒸気製造装置20からの蒸気が配管10を流れ、負荷設備30に送られる。負荷設備30において、蒸気又は蒸気の熱が利用される。負荷設備30から排出された蒸気はドレンとして回収され、還水槽(不図示)に集約された後、蒸気製造装置20に再度給水される。
また、機能面21aおよび機能面26aは、超音波Pを受信する際、配管10の中央を透過した超音波Pを良好に受信することが可能となっている。
具体的に、受信信号全体の振幅レベルが約1/10以下程度に低下することが確認できた。これは、信号対雑音比(S/N比)の向上にセンサー形状が大きく影響することを示すものである。
本実施形態では、図2,3に示したように制振材11により配管10内を伝搬する音波が抑制されるので、流量計測を精度良く行うことが可能である。
タフト法は高い湿り度の計測に対応可能である。これは湿り度が高くなると水滴によって超音波が減衰するため、時間差法には不利となるためである。
タフト法は時間差法よりも低流量の計測に強い。これは流量が低く流速が遅すぎると時間差法において往路および復路における超音波信号の時間差が得られないためである。
時間差法はタフト法よりも高流量の計測に強い。これは流量が多く流速が速すぎると超音波が流されることでタフト法による計測が困難となるためである。
タフト法は時間差法よりも時間分解能が高い。これは時間差法が往路および復路の計測を行うため、計測時に2倍の時間を要するためである。
タフト法は時間差法よりも大口径配管の計測に有利である。これは時間差法における超音波の減衰がタフト法よりも大きくなるためである。
なお、図7(a)、(b)において、横軸は計測する気体(蒸気)の流量であり、縦軸は超音波受信時のノイズ成分量である。
これにより、広範な計測条件に対応することが可能となる。よって、汎用性に優れ、異なる計測条件の配管内を流れる気体の流量を精度良く計測することが可能とされている。
図8に示すように、制御部2は、計算装置40に加え、入力装置41、及び表示装置42を有する。計算装置40は、A/D変換器等の変換器43、CPU(演算処理手段)44、及びメモリ45等を有する。超音波トランスデューサ1から送られる測定データ(超音波計測結果)が、必要に応じて変換器43等で変換され、CPU44に取り込まれる。
また、初期設定値、及び仮データなどが入力装置41などを介して計算装置40に取り込まれる。
表示装置42は、入力されたデータに関する情報、及び計算に関する情報などを表示することができる。
はじめに、制御部2は蒸気製造装置20から配管10を介して負荷設備30への蒸気の供給を開始する。
図9に示すように、制御部2ははじめに配管10内の流量計測を時間差法により計測可能か否かについて判定する(ステップS1)。すなわち、図9に示すフローにおいて、制御部2はタフト法よりも高い計測精度が得られる時間差法を優先的に選択する。
ステップS3において、制御部2は計測パラメータを再調整する。制御部2は、計測パラメータの再調整において、例えば、第1素子21および下流センサー25から発振させる超音波の強度、周波数或いは波形を調整する。
時間差法による計測が可能であると判定した場合(ステップS4におけるYES)、超音波トランスデューサ1は時間差法による計測を開始する(ステップS2)。
制御部2は、第1素子21から発振した超音波が第2素子26で受信ができるか否かを判定する。制御部2は、第1素子21から発振した超音波を第2素子26で超音波が受信できた場合、タフト法による計測が可能であると判定する。
ステップS7において、制御部2は計測パラメータを再調整する。制御部2は、計測パラメータの再調整において、例えば、第1素子21において発振する超音波の強度、周波数或いは波形を調整する。
再判定によりタフト法による計測が可能であると判定した場合(ステップS8におけるYES)、超音波トランスデューサ1はタフト法による計測を開始する(ステップS8)。
一方、計測パラメータの再調整後においても、第2素子26において超音波の受信ができない場合、超音波トランスデューサ1による計測を中止する。
このようにすれば、超音波トランスデューサ1は、容易に折り曲げ可能であるので、表面10aの曲率に応じて折り曲げることで配管10の外径によらず表面10aに沿って確実に設置することが可能となる。よって、外径が異なる種々の配管10に対して流量計測を行うことが可能な汎用性に優れたものとなる。
Claims (10)
- 配管の内部を流れる気体の流量を計測する流量計測装置であって、
前記配管に接触して配置される超音波トランスデューサと、
計測条件に応じて、前記超音波トランスデューサの計測方法としてタフト法または時間差法のいずれかを選択する選択部と、
前記選択部に選択された計測方法による前記超音波トランスデューサの受信結果に基づいて、前記気体の流量を算出する流量算出部と、を備え、
前記選択部は、超音波の送受信を数回行うことで、時間差法によって往路および復路における超音波信号の時間差を取得できた場合に時間差法を選択し、
前記超音波信号の時間差を取得できなかった場合、前記超音波トランスデューサの計測パラメータを再調整した後、超音波の送受信を行うことで時間差法によって前記超音波信号の時間差を取得できたか否かを再判定し、
再判定の結果、前記超音波信号の時間差を取得できた場合に時間差法を選択し、前記超音波信号の時間差を取得できなかった場合にタフト法を選択する
ことを特徴とする流量計測装置。 - 前記超音波トランスデューサは、前記超音波の発振又は受信が可能な第1の素子および第2の素子を含み、
前記第1の素子および前記第2の素子は、発振した前記超音波を前記配管の中心に収束させる収束手段を有し、
前記収束手段は、前記超音波の発振面が前記配管の外面に対応した曲率を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の流量計測装置。 - 前記第1の素子および前記第2の素子は、前記超音波の受信面が前記配管の外面に対応した曲率を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の流量計測装置。 - 前記超音波トランスデューサは、前記超音波の中心周波数が100KHz〜1MHzに設定されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の流量計測装置。 - 前記配管の表面に配置される制振材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の流量計測装置。 - 配管の内部を流れる気体の流量を計測する流量計測方法であって、
前記配管に接触して配置された超音波トランスデューサにおいて採用する計測方法を、計測条件に応じてタフト法または時間差法から選択する第1ステップと、
選択した前記計測方法による前記超音波トランスデューサの受信結果に基づいて、前記気体の流量を算出する第2ステップと、を備え、
前記第1ステップでは、超音波の送受信を数回行うことで、時間差法によって往路および復路における超音波信号の時間差を取得できた場合に時間差法を選択し、
前記超音波信号の時間差を取得できなかった場合、前記超音波トランスデューサの計測パラメータを再調整した後、超音波の送受信を行うことで時間差法によって前記超音波信号の時間差を取得できたか否かを再判定し、
再判定の結果、前記超音波信号の時間差を取得できた場合に時間差法を選択し、前記超音波信号の時間差を取得できなかった場合にタフト法を選択する
ことを特徴とする流量計測方法。 - 前記超音波トランスデューサは、前記超音波の発振又は受信が可能な第1の素子および第2の素子を含み、
前記第1の素子および前記第2の素子として、発振した前記超音波を前記配管の中心に収束させる収束手段を有したものを用い、
前記収束手段は、前記超音波の発振面が前記配管の外面に対応した曲率を有する
ことを特徴とする請求項6に記載の流量計測方法。 - 前記第1の素子および前記第2の素子として、前記超音波の受信面が前記配管の外面に対応した曲率を有したものを用いる
ことを特徴とする請求項7に記載の流量計測方法。 - 前記配管の表面に制振材を配置する
ことを特徴とする請求項7又は8に記載の流量計測方法。 - 前記超音波トランスデューサとして、前記超音波の中心周波数が100KHz〜1MHzに設定されたものを用いる
ことを特徴とする請求項6〜10のいずれか一項に記載の流量計測方法。
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