JP6755210B2 - ブラシモータ、及びワイパー装置 - Google Patents
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Description
モータ部Mには、一方向の回転力を発生させるモータ本体部110が内蔵されている。
具体的には、モータ部Mのハウジング部MHには、モータ本体部110が収容されている。
モータ本体部110は、4極以上の磁極からなる界磁部(図示なし)、均圧線(図示なし)を有する回転電機子(図示なし)、及び二つのブラシ(図示なし)を備える。均圧線を用いたことによりブラシの数が削減され、モータ本体部110のレイアウト性が向上する。したがって、ブラシモータ100の磁極の多極化を図りつつ、ブラシモータ100を小型化、ひいてはワイパー装置Aを小型化することができる。
界磁部は、ハウジング部MHに固定されている。回転電機子は、整流子を備えている。
二つのブラシは第1のブラシ及び第2のブラシであり、上記整流子と接触するように配置されている。
減速機構部Gにより減速された回転は、減速機構部Gから延出した出力軸Qから取り出される。なお、図1では示されていないが、出力軸Qには、モータ本体部110が発生させた一方向の回転を、ワイパー(ワイパーブレードと示す場合もある)がウインドシールドを払拭するための往復駆動に対応した正方向(例えば、時計回り方向)と逆方向(例えば、反時計回り方向)の二方向の回転に変換するためのリンク機構等が取り付けられる。
ワイパスイッチ200は、ワイパーアームを揺動動作させるスイッチである。
具体的には、ワイパスイッチ200は、ワイパーアームを低速(例えば、予め設定された速度)で動作させる低速作動モード、ワイパーアームを低速作動モードより高速で動作させる高速作動モード、及びワイパーアームの揺動動作を停止させる停止モードの各々のモードに切り換え可能である。ここで、ワイパーアームの駆動源は、ワイパーモータであるモータ本体部110である。したがって、ワイパスイッチ200は、モータ本体部110を低速で回転させる低速作動モード、モータ本体部110を低速作動モードより高速で回転させる高速作動モード、及びモータ本体部110の回転動作を停止させる停止モードの各々モードに切り換え可能である。
スイッチ部201は、ワイパスイッチ200からオン状態に操作されることで、電源300からの駆動電流ILがブラシモータ100に供給される。
スイッチ部202は、ワイパスイッチ200からオン状態に操作されることで、電源300からの駆動電流IHがブラシモータ100に供給される。
入力端子101は、イグニッションスイッチ301を介して電源300の出力端子に電気的に接続される。また、入力端子101は、リレープレート20のブレーキ接点Bに接続される。
入力端子105は、グランド端子である。
このサーキットブレーカ11−1と、サーキットブレーカ11−2とは、それぞれ異なる電流定格のサーキットブレーカである。すなわち、サーキットブレーカ11−1は、低速作動モードにおける電流保護用のサーキットブレーカである。一方、サーキットブレーカ11−2は、高速作動モードにおける電流保護用のサーキットブレーカである。したがって、サーキットブレーカ11−1の電流定格は、サーキットブレーカ11−2の電流定格よりも低く設定される。
このように、上記電圧信号は、ワイパー装置Aにおけるワイパスイッチ200の状態に対応して、制御IC12に出力される信号である。
駆動部144は、デューティ比DLのPWM信号を駆動トランジスタ15に出力することで、低速作動モードにおいて、駆動電流ILをモータ本体部110の第1のブラシと第2のブラシとの間に印加する。
一方、駆動部144は、デューティ比DHのPWM信号を駆動トランジスタ15に出力することで、高速作動モードにおいて、駆動電流IHをモータ本体部110の第1のブラシと第2のブラシとの間に出力する。
車両の使用者がワイパー装置Aのワイパスイッチ200を、停止状態から高速作動あるいは低速作動のいずれかの作動モードに設定すると、電源300の電圧が入力端子102または入力端子103に入力される。具体的には、車両の使用者がワイパー装置Aのワイパスイッチ200を、停止状態から低速作動モードに設定すると、電源300の電圧が入力端子102を介して入力端子121に入力される。一方、車両の使用者がワイパー装置Aのワイパスイッチ200を、停止状態から高速作動モードに設定すると、電源300の電圧が入力端子103を介して入力端子122に入力される。
制御IC12は、入力端子121に電圧が印加された場合には、低速作動モードでモータ本体部110を回転させると判定する。したがって、制御IC12は、デューティ比DLのPWM信号を駆動トランジスタ15に出力する。これにより、モータ本体部110は、低速作動モードの回転速度で回転する。
一方、制御IC12は、入力端子122に電圧が印加された場合には、高速作動モードでモータ本体部110を回転させると判定する。したがって、制御IC12は、デューティ比DHのPWM信号を駆動トランジスタ15に出力する。これにより、モータ本体部110は、高速作動モードの回転速度で回転する。
この第1の電流経路と第2の電流経路とは、ワイパスイッチ200により切り替え可能である。
このスイッチ部202から入力端子122までの電流経路と、スイッチ部202から入力端子122までの経路と、は、電源300からドライバICに接続可能な電流経路である。そして、ワイパスイッチ200により、電源300からドライバIC12に駆動電流が流れる有効経路を、複数の電流経路(スイッチ部201から入力端子121までの電流経路と、スイッチ部202から入力端子122までの経路)の間で切り替える。
10 コネクタ
11 サーキットブレーカ
12 制御IC
15 駆動トランジスタ
20 リレープレート
100 ブラシモータ
110 モータ本体部
Claims (7)
- 回転電機子と、前記回転電機子に備えられた整流子と、前記整流子と接触する二つのブラシと、を備えるモータ本体部を有し、前記モータ本体部を一方向に回転させるブラシモータであって、
電源から供給される駆動電流をPWM制御し、前記PWM制御した前記駆動電流を前記モータ本体部に出力することで、前記モータ本体部を二種類以上の回転速度で駆動可能なドライバICと、
前記電源から前記ドライバICに接続可能な複数の電流経路と、
前記複数の電流経路の各々に設けられ、それぞれ異なる電流定格のサーキットブレーカと、
を備え、
外部スイッチにより、前記電源から前記ドライバICに前記駆動電流が流れる有効経路を、前記複数の電流経路の間で切り替え可能である、ブラシモータ。 - 前記複数の電流経路には、それぞれ電流値の異なる前記駆動電流が流れる請求項1に記載のブラシモータ。
- 前記電源からの駆動電流がそれぞれ入力される複数の端子をさらに備え、
前記複数の電流経路とは、前記複数の端子と、前記ドライバICとの間をそれぞれ電気的に接続する経路である、請求項1又は請求項2に記載のブラシモータ。 - 前記ブラシモータは4極以上の磁極を有し、
前記回転電機子は均圧線を有し、
前記二つのブラシは第1のブラシ及び第2のブラシであり、
前記ドライバICは、
前記ドライバICの外部から供給される電圧信号により、前記第1のブラシと前記第2のブラシとの間に印加する電圧パルスのデューティを選択するデューティ制御部と、
前記デューティ制御部から供給される選択されたデューティに応じて、当該デューティのパルス列であるPWM信号を出力するPWM信号生成部と、
前記第1のブラシ及び前記第2のブラシの何れかと前記電源及びグランドの何れかとの間に接続されており、前記PWM信号によりオンオフし、前記第1のブラシと前記第2のブラシとの間に前記電源の電圧を前記電圧パルスとして印加する駆動トランジスタと
を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のブラシモータ。 - ワイパーアームを往復駆動するためのワイパーモータと、
電源から供給される駆動電流をPWM制御し、前記PWM制御した駆動電流を前記ワイパーモータに出力するドライバICと、
前記電源から前記ドライバICに接続可能な複数の電流経路と、
前記電源から前記ドライバICに駆動電流が流れる有効経路を、前記複数の電流経路の間で切り替え可能なスイッチ部と、
前記複数の電流経路の各々に設けられ、それぞれ異なる電流定格のサーキットブレーカと、
を備えるワイパー装置。 - 前記ワイパーモータは、
回転電機子と、
前記回転電機子に備えられた整流子と、
前記整流子と接触する二つのブラシと、
備えることを特徴とする請求項5に記載のワイパー装置。 - 前記ワイパーモータは4極以上の磁極を有し、
前記回転電機子は均圧線を有し、
前記二つのブラシは第1のブラシ及び第2のブラシであり、
前記ドライバICは、
前記ドライバICの外部から供給される電圧信号により、前記第1のブラシと前記第2のブラシとの間に印加する電圧パルスのデューティを選択するデューティ制御部と、
前記デューティ制御部から供給される選択されたデューティに応じて、当該デューティのパルス列であるPWM信号を出力するPWM信号生成部と、
前記第1のブラシ及び前記第2のブラシの何れかと前記電源及びグランドの何れかとの間に接続されており、前記PWM信号によりオンオフし、前記第1のブラシと前記第2のブラシとの間に前記電源の電圧を前記電圧パルスとして印加する駆動トランジスタと
を備えることを特徴とする請求項6に記載のワイパー装置。
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