JP6754727B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
遊技機の一種であるパチンコ遊技機では、大当りなど遊技者に有利な状態が生じる可能性があることを報知する報知演出が図柄変動ゲーム中に行われている。この種の報知演出として、特許文献1では、図柄変動ゲーム中に出現する報知演出の種類から、大当りであるか否か、大当りであるときの大当りの種類を遊技者に推測させる要素を盛り込んでいる。
特開2014−100287号公報
前述した報知演出は、図柄変動ゲーム中に遊技者が抱く例えば大当りなどの期待感を高揚させる目的において有効な演出である。このため、報知演出をどのように出現させるかは、遊技の興趣を向上させるために重要な要素となり得る。
この発明の目的は、興趣の向上を図り得る遊技機を提供することにある。
上記課題を解決する遊技機は、所定の抽選結果をもとに遊技を実行させる遊技機において、遊技の展開に応じた可変態様を取り得る報知演出を行う報知手段と、前記報知手段の報知内容を制御する制御手段と、操作手段と、画像表示部と、を備え、前記制御手段は、前記報知手段の報知内容を可変させる制御を実行可能であり、前記報知手段の報知内容は、前記操作手段が操作されること、及び特定演出が実行されることを契機として可変可能であり、前記報知演出の可変態様は、特典が付与される期待度を段階的に増加させる態様であり、前記報知手段では、実行中の図柄変動ゲームの進行度を当該進行度に合わせて表示を変化させる第1報知要素で報知するとともに、前記実行中の図柄変動ゲームにおいて前記報知手段の報知内容が可変する可能性があるタイミングを前記実行中の図柄変動ゲームの進行度が前記タイミングに到達する以前から第2報知要素で報知し、前記報知手段の報知内容には特定報知内容があり、前記特定報知内容の報知演出が行われることに対し、出現する遊技の展開が対応付けられ、前記操作手段の操作有効期間において前記画像表示部では、前記操作手段の操作を促す報知を実行させず、前記操作手段が操作可能な時期と、前記特定演出が実行される時期とは、異なる時期に到来することを要旨とする。
本発明によれば、興趣の向上を図ることができる。
パチンコ遊技機の斜視図。 遊技盤の正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 (a)〜(d)は図柄変動ゲーム中に行われる演出の一例を説明する説明図。 (a),(b)は図柄変動ゲーム中に行われる演出の一例を説明する説明図。 (a)〜(f)は図柄変動ゲーム中に行われる報知演出の一例を説明する説明図。 報知演出が行われる図柄変動ゲームの流れの一例を示すタイミングチャート。 (a),(b)は報知演出の別例を説明する説明図。 報知演出の別例を説明する説明図。 (a),(b)は報知演出の別例を説明する説明図。 (a),(b)は報知演出の別例を説明する説明図。
以下、パチンコ遊技機に具体化した実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1及び図2に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機10には、遊技盤YBが備えられている。遊技盤YBの前面には枠部材(前枠)Y1が配置されている。遊技盤YBの盤面には、正面視ほぼ円形状の遊技領域YBaが画成されている。遊技領域YBaには、パチンコ遊技機10の前面に配設された発射ハンドルHDを遊技者が操作することによって打ち出された遊技球が流下案内されるようになっている。また、遊技領域YBaのほぼ中央には、画像表示部GHを有する演出表示装置11が設けられている。演出表示装置11の画像表示部GHは、例えば液晶ディスプレイ型の表示部である。演出表示装置11では、演出図柄(飾り図柄)を用いた図柄変動ゲームなど、画像を用いた各種の表示演出が表示される。また、パチンコ遊技機10には、発光演出を行う装飾ランプLaが設けられている。装飾ランプLaは、パチンコ遊技機10を構成する枠(例えば前枠)や遊技盤YBに配置されている。また、パチンコ遊技機10には、効果音や楽曲などの各種の音を出力し、音声演出を行うスピーカ(音出力部)Spが設けられている。
図2に示すように、遊技盤YBの遊技領域YBaには、遊技球が入球可能な複数の入賞口(入球口)が配設されている。入賞口には、第1始動口12と、第2始動口13と、大入賞口14と、を含む。
第1始動口12は、図柄変動ゲームの始動条件を成立させるに際して遊技球を入球させる入賞口である。この実施形態において第1始動口12は、演出表示装置11の下方に位置しており、常時、遊技球を入球させることができるように開口されている。第1始動口12には入球した遊技球を遊技盤YBの裏側に導く図示しない球通路が連設されており、その球通路には第1始動口12に入球した遊技球を検知する手段(図3に示す始動センサ(スイッチ)SE1)が配設されている。
第2始動口13は、図柄変動ゲームの始動条件を成立させるに際して遊技球を入球させる入賞口である。この実施形態において第2始動口13は、第1始動口12の右方に位置している。第2始動口13は、所定条件(普通図柄の当選)が成立していないときには遊技球を入球させることができない、若しくは入球し難いように閉鎖されている。そして、第2始動口13は、所定条件(普通図柄の当選)の成立により、遊技球を入球させることができる、若しくは入球し易いように開放される。第2始動口13は、アクチュエータ(ソレノイドやモータなど)から動力を受けて開放する。この実施形態において第2始動口13を開放させるアクチュエータは、図3に示すアクチュエータAC1である。また、第2始動口13には入球した遊技球を遊技盤YBの裏側に導く図示しない球通路が連設されており、その球通路には第2始動口13に入球した遊技球を検知する手段(図3に示す始動センサ(スイッチ)SE2)が配設されている。
大入賞口14は、賞球の払出条件を成立させるに際して遊技球を入球させる入賞口である。この実施形態において大入賞口14は、演出表示装置11の右下方に位置している。大入賞口14は、所定条件(特別図柄の当選)が成立していないときには遊技球を入球させることができないように閉鎖されている。そして、大入賞口14は、所定条件(特別図柄の当選)の成立により、遊技球を入球させることができる、若しくは入球し易いように開放される。大入賞口14は、アクチュエータ(ソレノイドやモータなど)から動力を受けて開放する。この実施形態において大入賞口14を開放させるアクチュエータは、図3に示すアクチュエータAC2である。また、大入賞口14には入球した遊技球を遊技盤YBの裏側に導く図示しない球通路が連設されており、その球通路には大入賞口14に入球した遊技球を検知する手段(図3に示すカウントセンサ(スイッチ)CS)が配設されている。
大当り遊技は、大入賞口14への遊技球の入球を許容するラウンド遊技が予め定めた規定ラウンド数を上限として複数回行われる。そして、大当り遊技が生起される場合、最初のラウンド遊技が開始する前にオープニング時間が設定され、そのオープニング時間中には大当り遊技の開始を示すオープニング演出が行われる。また、大当り遊技が生起される場合、最終のラウンド遊技が終了するとエンディング時間が設定され、そのエンディング時間中には大当り遊技の終了を示すエンディング演出が行われる。
また、図2に示すように遊技領域YBaには、作動ゲート18が配設されている。この実施形態において作動ゲート18は、遊技領域YBaの右方の領域であって、第2始動口13や大入賞口14の上方に位置している。作動ゲート18には、常時、遊技球を入球させることができるように開放されたゲート口18aが開口されている。ゲート口18aには、入球し、通過する遊技球を検知する手段(図3に示すゲートセンサ(スイッチ)GS)が配設されている。作動ゲート18のゲート口18aは、普通図柄を用いた普通図柄変動ゲームの始動条件を成立させるに際して遊技球を入球させる入球口である。第2始動口13は、作動ゲート18へ遊技球が入球することによって行われる普通図柄の当り抽選に当選し、普通図柄の当り図柄が普通図柄変動ゲームで導出された後、閉鎖状態から開放状態へ動作する。
この実施形態において上記した第1始動口12、第2始動口13、及び大入賞口14は、遊技球の入球によって賞球払出しの対象となる入球装置であり、遊技球の入球によって賞球の払出条件が成立する。一方、作動ゲート18は、遊技球の入球によって賞球払出しの対象となる入球装置ではなく、遊技球が入球しても賞球の払出条件は成立しない。
この実施形態において、遊技者は、発射ハンドルHDの発射強度の強弱を調整することで、左方の領域及び右方の領域に遊技球を打ち分け、第1始動口12、第2始動口13、大入賞口14、又は作動ゲート18へ遊技球を入球させることが可能となる。具体的には、発射強度を強めに調整して遊技球を発射させた場合(所謂、右打ち)、遊技球は、右方の領域に流下案内され易く、第2始動口13、大入賞口14、又は作動ゲート18へ入球する可能性がある。なお、右打ちは、遊技球を右方の領域へ到達させるために勢いよく発射させる必要があることから、発射強度を最大強度若しくは最大強度よりも若干弱い強度で調整して行う。
一方、発射強度を弱めに調整して遊技球を発射させた場合(所謂、左打ち)、遊技球は、左方の領域に流下案内され易く、第1始動口12へ入球する可能性がある。また、左打ちは、右打ちのときほど遊技球を勢いよく発射させる必要がないので、発射させた遊技球が右方の領域へ到達しない程度の強度に調整して行う。この実施形態では、右打ちを行った場合、第1始動口12に遊技球が入球し得ないよう、遊技釘などの遊技部品によって遊技球の流路が形成されている。なお、遊技部品は、右打ちを行ったときには第1始動口12への入球を規制するように配置されていてもよいし、左打ちを行ったときに比べて第1始動口12へ入球し難い(入球する確率を極めて低くする)ように配置されていてもよい。
また、遊技盤YBには、図3に示す、特別図柄表示装置23a,23b、保留表示装置24a,24b、普通図柄表示装置25が配設されている。これらの表示装置は、パチンコ遊技機10を正面視した場合に遊技者が視認可能な遊技盤YBの部位に位置している。例えば、これらの表示装置は、遊技盤YBの遊技領域に配設されている飾り部材や、遊技盤YBのコーナー飾り部材などに配設されている。
特別図柄表示装置23a,23bは、特別図柄を用いた図柄変動ゲームを行い、当該図柄変動ゲームにおいて大当り抽選の抽選結果に応じた特別図柄が導出される。特別図柄表示装置23aは第1特別図柄の図柄変動ゲームを行う表示装置であり、特別図柄表示装置23bは第2特別図柄の図柄変動ゲームを行う表示装置である。第1始動口12に遊技球が入球し、検知された場合は、第1特別図柄の図柄変動ゲームの始動条件が成立する。一方、第2始動口13に遊技球が入球し、検知された場合は、第2特別図柄の図柄変動ゲームの始動条件が成立する。第1特別図柄と第2特別図柄では、始動条件の成立を契機に大当り抽選が行われるが、その大当り抽選に当選する確率は同一確率である。なお、第1特別図柄と第2特別図柄では、大当り抽選に当選した場合に決定される大当りの種類や同一種類の大当りの決定割合を異ならせることにより、大当り抽選に当選した際の有利度(例えば、賞球の多少、入球率向上状態の付与期間など)を異ならせてもよい。
始動条件が成立した場合には、大当り抽選の抽選結果を導出するために特別図柄表示装置23a又は特別図柄表示装置23bで特別図柄の図柄変動ゲームが行われるとともに、当該図柄変動ゲームで導出される特別図柄に応じた結果を導出する図柄変動ゲームが演出表示装置11においても演出図柄を用いて行われる。
特別図柄表示装置23a,23bは、発光体を備えた表示装置である。特別図柄の図変動ゲームでは、表示装置を構成する発光体を任意に組み合わせたものが特別図柄として導出される。特別図柄には、大当り抽選に当選した場合に導出される大当り図柄と大当り抽選に当選しなかった場合に導出されるはずれ図柄とを含む。
一方、演出表示装置11では、複数の識別情報(実施形態では3列の識別情報)の組み合わせによって図柄変動ゲームの結果を認識可能とした演出図柄が導出される。この実施形態において演出図柄の組み合わせを構成する識別情報は、アラビア数字を模した意匠で構成されている。具体的に例示すれば、各列の識別情報は[1]〜[9]までのアラビア数字である。これにより、演出図柄の組み合わせは、例えば全列の識別情報を同一とした[111]などの組み合わせや、全列の識別情報が同一ではない[479]、[337]、[121]などの組み合わせになる。そして、演出図柄の図柄変動ゲームの結果は、特別図柄の図柄変動ゲームの結果に対応している。このため、特別図柄の図柄変動ゲームで大当り図柄が導出される場合、演出図柄の図柄変動ゲームでは、全列の識別情報を同一の識別情報とした組み合わせが導出され、大当りを認識できる。一方、特別図柄の図柄変動ゲームではずれ図柄が導出される場合、演出図柄の図柄変動ゲームでは、全列の識別情報が同一の識別情報とならない組み合わせが導出され、はずれを認識できる。なお、第1特別図柄の図柄変動ゲームと第2特別図柄の図柄変動ゲームは同時に実行されず、演出表示装置11では実行されている特別図柄に対応する演出図柄の図柄変動ゲームが行われる。
保留表示装置24aは実行が保留されている第1特別図柄の図柄変動ゲームの数(始動保留数)を表示する表示装置であり、保留表示装置24bは実行が保留されている第2特別図柄の図柄変動ゲームの数(始動保留数)を表示する表示装置である。普図表示装置25は普通図柄を用いた普通図柄変動ゲームを行い、当該普通図柄変動ゲームにおいて普通図柄の当り抽選の抽選結果に応じた普通図柄が導出される。
また、図1に示すように、パチンコ遊技機10には、遊技者が操作可能な操作ボタンBTが設けられている。この実施形態において操作ボタンBTは、遊技球を貯留する貯留皿21の上面に配置されている。操作ボタンBTは、押しボタン式である。この実施形態の操作ボタンBTは、1つの操作部を有する。なお、操作部は、遊技者が押圧操作を行う部分である。
また、この実施形態のパチンコ遊技機10は、確率変動機能を備えている。確率変動機能は、大当り遊技の終了後に大当り抽選の当選確率を低確率(通常確率)から高確率に変動させる確率変動状態(以下、「確変状態」と示す)を付与することができる機能である。確変状態は、大当り抽選の当選確率が低確率である非確率変動状態(以下、「非確変状態」と示す)に比して、大当り抽選に当選し易く、遊技者にとって有利な遊技状態である。確変状態は、例えば、次回、大当り抽選に当選するまで付与される。
また、この実施形態のパチンコ遊技機10は、入球率向上機能を備えている。入球率向上機能は、所定の入球口としての第2始動口13への単位時間当たりの遊技球の入球率が向上される入球率向上状態を付与することができる機能である。入球率向上状態は、所謂「電サポ状態」、「高ベース状態」である。なお、以下の説明では、入球率向上状態が付与されていない状態を「非入球率向上状態」と示す場合がある。非入球率向上状態は、所謂「非電サポ状態」、「低ベース状態」である。
入球率向上状態は、例えば次に示す4つの制御のうち任意に選択された1の制御を実行すること、又は複数の制御を組み合わせて実行すること、により実現できる。第1の制御は、普通図柄変動ゲームの変動時間を、非入球率向上状態のときよりも短くする普通図柄の変動時間短縮制御である。第2の制御は、普通図柄の当り抽選に当選する確率(普通当り確率)を、非入球率向上状態のときよりも高確率に変動させる普通図柄の確率変動制御である。第3の制御は、普通図柄の当り抽選に当選したことに基づく第2始動口13の合計開放時間を、非入球率向上状態のときよりも長くする開放時間延長制御である。なお、開放時間延長制御としては、普通図柄の当り抽選に当選したことに基づく第2始動口13の開放回数を、非入球率向上状態のときよりも多くする制御、及び普通図柄の当り抽選に当選したことに基づく第2始動口13の1回の開放時間を非入球率向上状態のときよりも長くする制御のうち、少なくとも一方の制御を実行するとよい。第4の制御は、特別図柄変動ゲームの変動時間(例えば平均の変動時間)を、非入球率向上状態のときよりも短くなり易くする特別図柄の変動時間短縮制御である。特別図柄の変動時間短縮制御を実行する場合、入球率向上状態は、所謂「変動時間短縮状態」となる。
入球率向上状態は、例えば、次回、大当り抽選に当選するまで、又は入球率向上状態が付与されてから規定上限回数(例えば100回)の特別図柄の図柄変動ゲームが実行されるまで、若しくは規定上限回数に達する前に大当り抽選に当選するまで付与される。なお、第1特別図柄と第2特別図柄を用いるパチンコ遊技機10の場合、規定上限回数は第1特別図柄の図柄変動ゲームと第2特別図柄の図柄変動ゲームとの合算回数である。
また、パチンコ遊技機10には、図3に示す、主制御基板30、副制御基板31を含む各種基板が搭載されている。
主制御基板30は、制御動作を所定の手順で実行することができる主制御用CPU30aと、主制御用CPU30aの制御プログラムなどを格納する主制御用ROM30bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる主制御用RAM30cと、を有する。また、主制御基板30は、乱数生成回路30dを有する。
主制御用CPU30aは、各種センサSE1,SE2,CS,GSの検知信号を受信するようになっている。また、主制御用CPU30aは、各種表示装置(特別図柄表示装置23a,23b、保留表示装置24a,24b、普通図柄表示装置25など)の表示内容を制御するとともに、各アクチュエータAC1,AC2の動作を制御する。
主制御用ROM30bに格納されている情報には、遊技に関する処理を実行するためのメイン制御プログラム、特別図柄の変動パターン(メイン変動パターン)を特定する情報や、各種の判定値などがある。特別図柄のメイン変動パターンは、特別図柄が変動を開始してから特別図柄が確定停止表示される迄の間の変動時間(演出時間)を特定可能である。メイン変動パターンは、大当り変動用の変動パターンと、はずれ変動用の変動パターンとに分類可能である。大当り変動は、大当り抽選に当選した場合に行われる演出であって、特別図柄の図柄変動ゲームにおいては最終的に大当り図柄が導出される。はずれ変動は、大当り抽選に当選しなかった場合に行われる演出であって、特別図柄の図柄変動ゲームにおいては最終的にはずれ図柄が導出される。なお、はずれ変動には、演出図柄の図柄変動ゲームにおいてリーチ演出が行われてはずれとなる変動と、演出図柄の図柄変動ゲームにおいてリーチ演出が行われずにはずれとなる変動と、がある。また、各種の判定値には、大当り抽選に用いる大当り判定値、普通図柄の当り抽選に用いる普通当り判定値などを含む。また、主制御用RAM30cには、パチンコ遊技機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数値、タイマ値、フラグ、始動保留数など)が記憶される。
主制御用CPU30aは、各種のソフトウェア乱数の値を所定の制御周期(割込み周期)毎に更新し、主制御用RAM30cに記憶させる乱数更新処理(ソフトウェア乱数生成処理)を実行する。ソフトウェア乱数には、特別図柄の大当り図柄を決定するときに用いる大当り図柄乱数、変動パターンを振り分けるときに用いる変動パターン振分乱数などを含む。乱数生成回路30dは、マイクロプロセッサに搭載された図示しないクロック回路から供給される内部システムクロック(例えば10MHz)の1周期毎に値を1更新することにより、ハードウェア乱数を生成する。ハードウェア乱数は、特別図柄の大当り抽選に用いる大当り乱数、普通図柄の当り抽選に用いる普通当り乱数などがある。
図3に示すように、副制御基板31は、主制御基板30から一方向で制御情報(制御信号)が送信されるように主制御基板30と電気的に接続されている。副制御基板31は、制御動作を所定の手順で実行することができる副制御用CPU31aと、副制御用CPU31aの制御プログラムを格納する副制御用ROM31bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる副制御用RAM31cと、を有する。
副制御基板31の副制御用CPU31aは、主制御基板30から送信される制御情報(制御コマンド)をもとに当該制御情報に応じた制御を行う。例えば、主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームを開始させる場合、特別図柄表示装置23a,23bの表示内容の制御に加えて、変動の開始(ゲームの開始)を指示する制御情報を副制御用CPU31aに送信する。当該制御情報を受信した副制御用CPU31aは、演出表示装置11において演出図柄の図柄変動ゲームを行わせるように表示内容を制御する。また、副制御用CPU31aは、パチンコ遊技機10の枠や遊技盤YBに設けられた各種の装飾ランプLaの点灯/非点灯の制御や、スピーカSpの音声出力の制御を行う。これらの装飾ランプLaやスピーカSpによる演出は、演出図柄の図柄変動ゲームに合わせて行われたり、待機状態時などに行われたりする。
また、副制御基板31には、操作ボタンBTの検知信号が入力されるようになっている。操作ボタンBTには操作状態を検知する図示しない検知部が内蔵されている。検知部は、操作ボタンBTが押下操作されると、操作されたことを特定可能とした検知信号を出力する。検知部は、電気信号を出力可能とした例えば近接センサや接点式スイッチである。また、検知信号はON/OFFからなる2値の信号である。
以下、主制御基板30の主制御用CPU30aが、遊技を制御するために行う処理(通常処理)について説明する。
最初に、各種センサSE1,SE2,CS,GSからの遊技球の検知信号の受信に関する処理(受信処理(入力処理))について説明する。
主制御用CPU30aは、第1始動口12への入球によって始動センサSE1からの検知信号を受信している場合、第1特別図柄の始動保留数が上限数(この実施形態では4)未満であるかを判定する。そして、主制御用CPU30aは、第1特別図柄の始動保留数が上限数未満である場合、始動保留数を1加算して書き換えるとともに、加算後の始動保留数を表示させるように保留表示装置24aを制御する。
また、主制御用CPU30aは、第2始動口13への入球によって始動センサSE2からの検知信号を受信している場合、第2特別図柄の始動保留数が上限数(この実施形態では4)未満であるかを判定する。そして、主制御用CPU30aは、第2特別図柄の始動保留数が上限数未満である場合、始動保留数を1加算して書き換えるとともに、加算後の始動保留数を表示させるように保留表示装置24bを制御する。
なお、主制御用CPU30aは、始動保留数が上限数に達している場合、始動保留数を加算しない。一方、主制御用CPU30aは、始動保留数を加算した場合、加算後の始動保留数を特定可能な情報(保留指定コマンドなど)を副制御基板31に送信する。始動保留数を特定可能な情報を受信した副制御用CPU31aは、演出表示装置11に当該情報から特定可能な始動保留数を示す画像を表示させる。
また、主制御用CPU30aは、始動保留数の上限数未満で遊技球が入球した場合、その入球を契機に各種乱数の値を取得するとともに、該取得した各種乱数の値を特定可能な乱数情報を、主制御用RAM30cに記憶させる。乱数情報は、乱数の値によって構成されていてもよいし、乱数の値を当該値を特定可能な他の情報に変換した情報によって構成されていてもよい。また、主制御用CPU30aは、乱数情報を記憶させる場合、その乱数の値の取得契機となった遊技球の入球順序(情報の記憶順序)と、先に入球した遊技球の入球順序(情報の記憶順序)とが特定可能なように主制御用RAM30cに記憶させる。なお、主制御用CPU30aは、乱数の値を取得する場合、大当り乱数の値を乱数生成回路30dから取得し、大当り図柄乱数の値や変動パターン振分乱数の値を主制御用RAM30cから取得する。
また、主制御用CPU30aは、始動センサSE1,SE2、及びカウントセンサCSからの検知信号を受信した場合の処理において、所定個数の賞球を払出すための賞球処理を行う。賞球処理では、パチンコ遊技機10が備える図示しない払出制御基板に送信する払出指定コマンド(払出信号)を生成して、送信する。払出指定コマンドを受信した払出制御基板は、パチンコ遊技機10が備える図示しない球払出装置を作動させて、所定個数の遊技球を賞球として払出す。また、主制御用CPU30aは、ゲートセンサGSからの検知信号を受信した場合の処理において、普通図柄を用いた普通図柄変動ゲームの保留を記憶する処理や普通図柄の当り抽選などに用いる各種乱数を取得する処理を行う。
次に、大当り抽選の抽選結果を導出させる特別図柄の図柄変動ゲームの実行に関する処理(特図変動処理)について説明する。なお、主制御用CPU30aは、所定の制御周期(例えば4ms)毎に特図変動処理を実行する。
特図変動処理において主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームの開始条件が成立したかを判定する。この判定において主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームの実行中ではなく、且つ大当り遊技中ではない場合に開始条件が成立したと判定する一方で、特別図柄の図柄変動ゲームの実行中、又は大当り遊技中である場合に開始条件が成立していないと判定する。そして、主制御用CPU30aは、開始条件が成立していない場合、特図変動処理を終了する。
主制御用CPU30aは、前述した開始条件が成立している場合、第2特別図柄の始動保留数を読み出し、その読み出した始動保留数が零よりも大きいかを判定する。そして、第2特別図柄の始動保留数が零よりも大きい場合、主制御用CPU30aは、第2特別図柄の図柄変動ゲームを開始させるように所定の処理を行う。一方、主制御用CPU30aは、第2特別図柄の始動保留数が零の場合、第1特別図柄の始動保留数を読み出し、その読み出した始動保留数が零よりも大きいかを判定する。そして、第1特別図柄の始動保留数が零よりも大きい場合、主制御用CPU30aは、第1特別図柄の図柄変動ゲームを開始させるように所定の処理を行う。この実施形態のパチンコ遊技機10は、第1特別図柄の図柄変動ゲームと第2特別図柄の図柄変動ゲームとを同時に実行させず、第2特別図柄の図柄変動ゲームを優先的に実行させる仕様である。
なお、第1特別図柄の始動保留数と第2特別図柄の始動保留数の何れもが零の場合、主制御用CPU30aは、デモンストレーション演出(以下、「デモ演出」と示す)を実行させるための処理を行う。デモ演出は、パチンコ遊技機10が待機状態であることを例えば演出表示装置11などの装置を利用して報知し、客寄せ効果を得るための演出である。
第2特別図柄の図柄変動ゲームを開始させる場合、主制御用CPU30aは、第2特別図柄の始動保留数を1減算して書き換えるとともに、減算後の始動保留数を表示させるように保留表示装置24bを制御する。また、主制御用CPU30aは、始動保留数を減算した場合、減算後の始動保留数を特定可能な情報(保留指定コマンドなど)を副制御基板31に送信する。
次に、主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cに記憶されている乱数情報のうち、最先に記憶された乱数情報を取得する。
乱数情報を取得した主制御用CPU30aは、大当り乱数の値と大当り判定値とを比較し、大当り抽選を行う。大当り抽選において主制御用CPU30aは、遊技状態を特定可能な情報をもとに大当り抽選時(すなわち、特図変動処理の実行時)が確変状態であるか、非確変状態であるかを判定し、その判定結果をもとに異なる当選確率で大当り抽選を行う。
大当り抽選において主制御用CPU30aは、主制御用RAM30cから取得した大当り乱数の値が大当り判定値と一致するかを判定する。そして、大当り乱数の値と大当り判定値とが一致した場合には、大当り抽選に当選する。大当り抽選に当選した場合、主制御用CPU30aは、大当り処理を行う。具体的に言えば、主制御用CPU30aは、取得した乱数情報から特定される大当り図柄乱数の値に基づき、特別図柄の大当り図柄を決定する。この決定した大当り図柄が、特別図柄の図柄変動ゲームにて導出される確定停止図柄となる。なお、特別図柄の大当り図柄は、大当りの種類に対応付けられている。このため、大当り図柄を決定することは大当りの種類を決定することになる。また、主制御用CPU30aは、取得した乱数情報から特定される変動パターン振分乱数の値に基づき、大当りに当選した場合に選択可能な大当り変動用の変動パターンの中から変動パターンを決定する。
また、主制御用CPU30aは、大当り抽選に当選しなかった場合、はずれ処理を行う。はずれ処理において主制御用CPU30aは、特別図柄のはずれ図柄を決定する。この決定したはずれ図柄が、特別図柄の図柄変動ゲームにて導出される確定停止図柄となる。また、主制御用CPU30aは、取得した乱数情報から特定される変動パターン振分乱数の値に基づき、はずれ変動用の変動パターンを決定する。はずれ変動用の変動パターンを決定する場合、主制御用CPU30aは、リーチありの変動パターン又はリーチなしの変動パターンの何れかを決定する。
なお、主制御用CPU30aは、第1特別図柄の図柄変動ゲームを開始させる場合、前述した第2特別図柄の制御と同様の制御を第1特別図柄を対象にして行う。つまり、主制御用CPU30aは、第1特別図柄の始動保留数の減算、大当り抽選、大当り抽選の結果に基づく大当り処理又ははずれ処理を行う。
また、主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームの実行に関する処理として、前述した処理の結果をもとに、副制御基板31の副制御用CPU31aに遊技演出の制御を指示する制御情報(制御コマンド)を生成する処理を行う。当該処理で生成された各種の制御情報は、主制御用CPU30aが行うコマンド送信処理によって所定のタイミングで副制御用CPU31aに送信される。
主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームを開始させる場合、制御情報として図柄変動ゲームを開始させることを特定可能な変動開始コマンド(変動開始情報)を生成する。変動開始コマンドには、前述した大当り処理又ははずれ処理において決定した変動パターンを特定可能な情報も含む。また、主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームを開始させる場合、制御情報として特別図柄を特定可能な特図コマンド(特図情報)を生成する。特別図柄の大当り図柄は大当りの種類と対応していることから、特図情報によって大当りの種類が特定可能である。このため、特図コマンドは、当否を特定可能な情報でもあり、また大当りの種類を特定可能な情報でもある。
また、主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームを開始させてからの経過時間が所定の変動時間(変動パターンに定められている時間)に達した場合、制御情報として特別図柄の図柄変動ゲームを終了させることを特定可能な変動停止コマンド(変動終了情報)を生成する。なお、主制御用CPU30aは、特別図柄の図柄変動ゲームを開始させる場合、第1特別図柄又は第2特別図柄の変動を開始させるように特別図柄表示装置23a又は特別図柄表示装置23bの表示内容を制御するとともに、変動時間の計測を開始する。そして、主制御用CPU30aは、決定したメイン変動パターンに定められている変動時間の経過時に、決定している特別図柄を導出させるように特別図柄表示装置23a又は特別図柄表示装置23bの表示内容を制御する。
次に、大当り抽選に当選したことによって行われる大当り遊技の進行に関する処理について説明する。
この実施形態の大当り遊技は、大当り遊技の開始に伴うオープニングと、大入賞口14を開放させるラウンド遊技と、大当り遊技の終了に伴うエンディングと、から構成されている。つまり、大当り遊技は、オープニング→ラウンド遊技→エンディングというように段階的に進行する。そして、主制御用CPU30aは、大当り遊技の進行に関する処理として、副制御基板31の副制御用CPU31aに遊技演出の制御を指示する制御情報(制御コマンド)を生成する処理と、大入賞口を開放及び閉鎖させる処理を行う。前記処理で生成された各種の制御情報は、主制御用CPU30aが行うコマンド送信処理によって所定のタイミングで副制御用CPU31aに送信される。
次に、遊技状態に関する処理について説明する。
この処理において主制御用CPU30aは、制御情報として遊技状態を特定可能な制御情報を生成する。前記処理で生成された各種の制御情報は、主制御用CPU30aが行うコマンド送信処理によって所定のタイミングで副制御用CPU31aに送信される。
主制御用CPU30aは、遊技状態を非確変状態で、かつ非入球率向上状態とする場合、その遊技状態を特定可能な状態指定コマンドとして状態1指定コマンド(遊技状態情報)を生成する。また、主制御用CPU30aは、遊技状態を確変状態で、かつ入球率向上状態とする場合、その遊技状態を特定可能な状態指定コマンドとして状態2指定コマンド(遊技状態情報)を生成する。また、主制御用CPU30aは、遊技状態を非確変状態で、かつ入球率向上状態とする場合、その遊技状態を特定可能な状態指定コマンドとして状態3指定コマンド(遊技状態情報)を生成する。また、主制御用CPU30aは、入球率向上状態の付与期間をゲーム回数で管理する場合、実行された特別図柄の図柄変動ゲームの回数をカウントし、入球率向上状態の終了条件が成立したときに入球率向上状態の終了を特定可能な状態指定コマンドとして終了コマンド(遊技状態情報)を生成する。
生成された遊技状態情報は、例えば電源投入時(復電時)や遊技状態の変遷時などに、副制御用CPU31aに送信される。例えば、大当り遊技終了後の遊技状態を確変状態で、かつ入球率向上状態とする場合、大当り遊技の終了に伴って状態2指定コマンドが副制御用CPU31aに送信される。なお、遊技状態情報は、例示した制御情報に限らず、副制御用CPU31aに認識させる必要のある遊技状態毎に設定されている。
また、主制御用CPU30aは、前述した処理の他にも以下に説明する処理を行う。例えば、主制御用CPU30aは、普通図柄の当り抽選の抽選結果を導出させる普通図柄変動ゲームの実行に関する処理(普図変動処理)を実行する。普図変動処理において主制御用CPU30aは、普通当り乱数を用いた普通図柄の当り抽選、その抽選結果をもとに普通図柄変動ゲームで導出する普通図柄の決定、及び普通図柄変動ゲームの変動パターンの決定を行う。また、主制御用CPU30aは、上記した決定事項にしたがって普通図柄表示装置25にて普通図柄変動ゲームを実行させる処理、及び普通図柄の当り抽選に当選した場合には普通図柄変動ゲームの終了後に第2始動口13を所定の開放パターンで開放させる処理を行う。
また、主制御用CPU30aは、デモ演出に関する処理では、保留されている特別図柄の図柄変動ゲームが存在せずにデモ演出の実行条件が成立した場合、制御情報として待機状態になることを特定可能なデモコマンド(待機状態情報)を生成する。このデモコマンドは、主制御用CPU30aが行うコマンド送信処理によって所定のタイミングで副制御用CPU31aに送信される。また、エラーに関する処理では、パチンコ遊技機10で生じた各種のエラーを検知することによって報知を行わせるなどの処理を行う。
次に、演出制御プログラムに基づいて、副制御基板31の副制御用CPU31aが実行する各種処理について説明する。副制御用CPU31aは、主制御用CPU30aから制御コマンドを受信すると、その制御コマンドに応じて各種処理を実行する。
最初に、演出図柄変動処理について説明する。
演出図柄変動処理において、副制御用CPU31aは、特図コマンドを受信すると、特図コマンドにより指定された特別図柄に基づき、演出図柄の図柄変動ゲームで導出させる演出図柄の組み合わせを決定する。副制御用CPU31aは、特別図柄の大当り図柄が指定された場合には、演出図柄による大当りの組み合わせを決定する。また、副制御用CPU31aは、特別図柄のはずれ図柄が指定された場合には、変動開始コマンドから特定されるメイン変動パターンに基づき、演出図柄の図柄変動ゲームで導出させる演出図柄の組み合わせを決定する。具体的に言えば、副制御用CPU31aは、リーチありのはずれ変動用のメイン変動パターンが指定されたときには、リーチ形成図柄を含むはずれの組み合わせを決定する。また、副制御用CPU31aは、リーチなしのはずれ変動用のメイン変動パターンが指定されたときには、リーチ形成図柄を含まないはずれの組み合わせを決定する。
この実施形態において演出図柄の図柄変動ゲームは、左列、中列、右列からなる3列の演出図柄による組み合わせを導出させる。そして、演出図柄の図柄変動ゲームでは、所定の複数列(この実施形態では左列と右列の2列)に同一の演出図柄が導出されることによってリーチが形成され、残りの列(この実施形態では中列の1列)を導出させるためのリーチ演出が行われる。このため、所定の複数列に導出された同一の演出図柄がリーチ形成図柄となり、リーチ形成図柄を含むはずれの組み合わせは所定の複数列が同一の演出図柄であって、残りの列が所定の複数列の演出図柄とは異なる演出図柄である組み合わせとなる。また、リーチ形成図柄を含まないはずれの組み合わせは所定の複数列が異なる図柄であって、残りの列については所定の複数列の演出図柄との一致性を問わない組み合わせとなる。因みに、この実施形態の大当りの組み合わせは、全列の演出図柄が同一の演出図柄となる組み合わせである。つまり、大当りの組み合わせにも、リーチ形成図柄を含んでいる。
また、副制御用CPU31aは、変動開始コマンドを受信すると、当該コマンドから特定可能なメイン変動パターンの種類をもとに、演出表示装置11(画像表示部GH)の表示内容などを制御するためのサブ変動パターンを決定する。サブ変動パターンは、演出図柄の図柄変動ゲームの演出内容を特定可能である。
サブ変動パターンを決定した副制御用CPU31aは、そのサブ変動パターンで特定される演出内容で演出図柄の図柄変動ゲームが表示されるように演出表示装置11(画像表示部GH)の表示内容を制御する。そして、副制御用CPU31aは、メイン変動パターンから特定される変動時間の経過により、演出図柄の図柄変動ゲームを終了させ、演出図柄の組み合わせを導出させるように画像表示部GHの表示内容を制御する。なお、この実施形態では、変動停止コマンドの受信を契機として、演出図柄の図柄変動ゲームを終了させているが、副制御用CPU31aの制御によりメイン変動パターンから特定される変動時間を計時し、演出図柄の図柄変動ゲームを終了させるようにしてもよい。つまり、主制御基板30から変動停止コマンドを送信せずに、演出図柄の図柄変動ゲームの終了を制御してもよい。
以上のように構成したこの実施形態のパチンコ遊技機10は、各種の演出を実行可能に構成されている。図4(a)〜(d)及び図5(a),(b)は、パチンコ遊技機10で実行される演出の一例を示している。
図4(a)に示すように、演出図柄の図柄変動ゲームは、当該ゲームの開始によって各列の図柄の変動が開始する。そして、内部抽選によってリーチ演出を実行させることが決定されている場合、図4(b)に示すように、全列のうち特定列(左右の2列)の変動が停止して同一の演出図柄(例示では図柄[3])が導出され、リーチが形成される。その後、画像表示部GHでは、図4(c)に示すように、リーチ演出が実行される。
パチンコ遊技機10で実行されるリーチ演出には、ノーマルリーチ演出とノーマルリーチ演出から発展するスーパーリーチ演出とがある。ノーマルリーチ演出は、リーチの形成後、残りの列(中の1列)の変動を停止させることによって演出図柄の組み合わせを導出させる演出である。スーパーリーチ演出は、ノーマルリーチ演出によって残りの列の演出図柄を導出した後、若しくはノーマルリーチ演出の途中から演出を発展させ、その発展後の演出によって演出図柄の組み合わせを導出させる演出である。スーパーリーチ演出は、ノーマルリーチ演出に比して大当り期待度が高い演出として位置付けられている。大当り期待度は、はずれの場合の出現率と大当りの場合の出現率を合算した全体出現率に対する大当りの場合の出現率の割合によって算出することができる。なお、複数種類のスーパーリーチ演出を備える場合には、スーパーリーチ演出の種類毎に大当り期待度を異ならせてもよい。
図4(c)には、リーチの形成後、ノーマルリーチ演出からスーパーリーチ演出へ発展した様子を図示している(図中にSP発展と示す)。そして、スーパーリーチ演出への発展後、所定時間が経過すると、画像表示部GHには、図4(d)に示すように、大当り抽選の抽選結果に応じた演出図柄の組み合わせが導出され、メイン変動パターンに定める変動時間の経過時に演出図柄の組み合わせが確定表示される。図4(d)の例示では、大当り抽選に当選したことによって、演出図柄による大当りの組み合わせが確定表示されている。
スーパーリーチ演出中、画像表示部GHには、演出図柄の図柄変動ゲームの開始時に画像表示部GHに画像表示されている背景画像HKとは異なる、スーパーリーチ演出の種類に対応した演出画像HK1が画像表示される。背景画像HKは、静止画に限らず、例えば空を模した背景画像HKであれば雲の一部が時間の経過によって動くなどの動画でもよい。演出図柄の図柄変動ゲームは、背景画像HKの前側に重なるように表示され、各列の演出図柄は背景画像HKの前側に重なるように表示される。
画像表示部GHの背景画像HKは、画像表示部GHに映し出される画像のうち演出図柄の変動に関わる画像を主の画像(主の演出)としたとき、その図柄の変動に関わる画像の背後に映し出される画像として位置付けることができる。また、画像表示部GHの背景画像HKは、画像表示部GHにおいて演出図柄や遊技者への報知情報(例えば、始動保留数の情報)が表示されていない部分に映し出されている画像として位置付けることもできる。このことから、例えば、背景画像HKには、演出図柄の図柄変動ゲームにおいて通常変動(リーチ形成前の変動)時やリーチ演出時などの演出図柄の変動中に背後に映し出されているときの画像がある。また、背景画像HKには、演出図柄の図柄変動ゲーム間のインターバル中に映し出されている画像や、デモンストレーション演出中に映し出されている画像もある。また、背景画像HKは、主の演出の効果を促進するための副の演出として位置付けることができるので、主の演出の効果を促進させるために副の演出の演出態様は例えば演出図柄の図柄変動ゲーム中などに変更してもよい。
また、図5(a)に示すように、パチンコ遊技機10は、操作ボタンBTを用いたボタン演出を実行可能としている。ボタン演出は、副制御用CPU31aの制御によって実行される演出である。また、ボタン演出には、大別して操作ボタンBTの操作を積極的に遊技者に促す態様で行われる表ボタン演出と、操作ボタンBTの操作を積極的に遊技者に促すことなく、操作可能なタイミングなどを認識し難い態様で行われる裏ボタン演出(隠しボタン演出)と、に分類される。
図5(a)は、演出図柄の図柄変動ゲーム中に行われる表ボタン演出の一例である。
図5(a)の表ボタン演出では、例えば、画像表示部GHに操作ボタンBTを模した画像と「ボタンを押せ!」のメッセージを記した画像からなる操作画像G1が表示され、操作ボタンBTの操作を行い得ることが報知される。そして、操作ボタンBTが操作された場合には、その操作が演出図柄の図柄変動ゲームの進行に反映される。例えば、大当り期待度を報知する報知演出(予告演出)が出現する。
上記のように例示した表ボタン演出の制御は、副制御用CPU31aによって行われる。副制御用CPU31aは、表ボタン演出を実行させる場合、操作ボタンBTの操作を受付ける操作有効期間を内部的に設定し、その操作有効期間に操作ボタンBTからの検知信号を入力することによって操作ボタンBTの操作を有効化し、その操作に対して応答する報知を行わせる。例えば、図5(a)の表ボタン演出であれば、画像表示部GHに表示されている操作画像G1の表示色や画像を変化させたり、操作音をスピーカSpから出力させたりする。
このように表ボタン演出は、画像表示部GHにおいて遊技者の操作を促す報知が行われるとともに、ボタン操作に対して直ちに応答する報知が行われる。このため、表ボタン演出は、操作ボタンBTを操作したこと、又は操作していることがパチンコ遊技機10に受付けられていること、並びにその操作の結果が反映されることを直ちに認識できる演出であり、遊技者にとって認識が容易な演出である。
なお、ボタン演出における操作ボタンの操作形態は様々である。例えば、操作ボタンを1回操作させる操作形態、操作ボタンを連続的に複数回操作させる操作形態(連打操作)、操作ボタンを所定時間の間、連続的に操作させる操作形態(長押し操作)がある。そして、表ボタン演出では、これらの操作形態もボタン演出の開始に伴って事前に遊技者に報知され、その操作に対して応答する報知が行われる。
一方、裏ボタン演出は、前述したように遊技者に積極的に操作を促す表ボタン演出と異なり、遊技者に積極的な操作を促さない隠し要素的な演出である。換言すれば、裏ボタン演出は、自力及び他力を問わずにその存在を知り得た遊技者をさらに楽しませる要素になり得る演出である。
裏ボタン演出は、少なくとも画像表示部GHにおいては遊技者の操作を促す報知が行われない。つまり、表ボタン演出のように画像表示部GHを視認していても、何ら報知が行われないことから操作有効期間が設定されているかが分からず、秘匿されている状態で行われる。また、裏ボタン演出は、ボタン操作に対して応答する報知が行われない。つまり、遊技者は、ボタン操作を行っても、そのボタン操作に対して応答する報知が表ボタン演出のように直ちに行われないので、ボタン操作が受付けられているかが分からない。そして、裏ボタン演出では、操作有効期間内において特定の操作(特定のボタン操作)が行われることによって、ボタン操作自体が有効化され、演出図柄の図柄変動ゲームの進行に反映される。例えば、大当り期待度を報知する報知演出(予告演出)が出現する。
また、図5(b)に示すように、パチンコ遊技機10は、遊技の解説を説明する説明演出を実行可能としている。説明演出は、副制御用CPU31aの制御によって実行される演出である。
図5(b)に示すように、説明演出は、画像表示部GHの上部に例えば「○○○はチャンス!!」という文字画像G2を流動的に画像表示させることによって実行される。文字画像G2の「○○○」を、例えば「背景チェンジ」とすれば、画像表示部GHに画像表示される背景画像HKが変化するという事象の発生が、遊技者に何らかの利益をもたらし得ることを認識できる。このような文字画像G2による説明演出は、テロップ演出とも言われる。この説明演出は、図柄変動ゲームの進行状態とは無関係に実行させてもよいし、図柄変動ゲームの進行状態に関係付けて実行させてもよい。つまり、説明演出は、遊技中に起こり得る様々な事象が、遊技者にとってどのような利益をもたらすかということを遊技者に解説する演出である。
以下、図6にしたがって、この実施形態のパチンコ遊技機10で実行される報知演出によって画像表示部GHの表示内容に起こり得る変化の態様を説明する。
図6(a)は、演出図柄の図柄変動ゲームが開始された直後の画像表示部GHの表示内容を示す。演出図柄の図柄変動ゲームは、当該ゲームの開始によって各列の図柄の変動が開始する。そして、この実施形態では、演出図柄の図柄変動ゲームが開始された直後に、画像表示部GHの右方に報知演出用の第1報知画像H1が画像表示される。第1報知画像H1は、演出図柄の図柄変動ゲームの開始時に画像表示されている通常の背景画像HKの一部分を覆い隠すように画像表示される。この時点においてパチンコ遊技機10では、画像表示部GH、並びにその他の演出手段(スピーカSp、装飾ランプLa)を含み、如何なる目的で画像表示部GHに第1報知画像H1が画像表示されているか、遊技者には示されない。一方、パチンコ遊技機10の内部制御では、副制御用CPU31aにより、第1報知画像H1が画像表示されたタイミングで操作ボタンBTの操作有効期間が設定される。
そして、第1報知画像H1の出現後、操作ボタンBTを操作すると、その操作が契機となり、図6(b)に示すように画像表示部GHには、第2報知画像H2が画像表示されるとともに画像表示部GHの表示内容が第1報知画像H1から第2報知画像H2へ変化したことを示す「変化」の文字画像G3が画像表示される。第2報知画像H2は、画像表示部GHに画像表示される表示面積が第1報知画像H1の表示面積に比して大きい。つまり、画像表示部GHの表示内容が第1報知画像H1から第2報知画像H2に変化する態様は、画像表示部GHに元々、画像表示されている背景画像HKが報知演出用の報知画像(H1,H2など)に侵食される態様となり得る。
また、第2報知画像H2の出現後、操作ボタンBTをさらに操作すると、その操作が契機となり、図6(c)に示すように画像表示部GHには、第3報知画像H3が画像表示されるとともに画像表示部GHの表示内容が第2報知画像H2から第3報知画像H3へ変化したことを示す「変化」の文字画像G3が画像表示される。第3報知画像H3は、画像表示部GHに画像表示される表示面積が第2報知画像H2の表示面積に比して大きい。つまり、画像表示部GHに元々、画像表示されている背景画像HKは第3報知画像H3によってさらに侵食される。
そして、この実施形態の報知演出では、第3報知画像H3の出現後、操作ボタンBTをさらに操作した場合、画像表示部GHの表示内容は2つの態様を取り得る。具体的に言えば、第1の態様を取り得る場合、画像表示部GHの表示内容は、図6(c)に示すように第3報知画像H3が画像表示された状態を維持する。一方、第2の態様を取り得る場合、画像表示部GHの表示内容は、図6(d)に示すように、第4報知画像H4が画像表示されるとともに画像表示部GHの表示内容が第3報知画像H3から第4報知画像H4へ変化したことを示す「変化」の文字画像G3が画像表示される。第4報知画像H4は、画像表示部GHに画像表示される表示面積が第3報知画像H3の表示面積に比して大きく、この実施形態において第4報知画像H4は画像表示部GHの表示領域全体を覆う大きさである。つまり、第4報知画像H4が画像表示された場合、画像表示部GHに元々、画像表示されている背景画像HKは第4報知画像H4によって全体が侵食される。
そして、図6の例示においてパチンコ遊技機10では、操作ボタンBTの操作有効期間の終了後にリーチが形成されてリーチ演出が実行されるとともに、ノーマルリーチ演出を経てスーパーリーチ演出へ移行する。このとき、ノーマルリーチ演出を経て移行するスーパーリーチ演出は、図6(e)に示すスーパーリーチ演出SP1又は図6(f)に示すスーパーリーチ演出SP2の何れかである。スーパーリーチ演出SP1又はスーパーリーチ演出SP2への移行後、画像表示部GHには、変動パターンに定める変動時間の経過に伴って大当り抽選の抽選結果に応じた演出図柄の組み合わせが導出され、確定表示される。
この実施形態においてスーパーリーチ演出SP2は、スーパーリーチ演出SP1よりも大当り期待度の高い演出である。そして、この実施形態においてスーパーリーチ演出SP1,SP2は、図6(c)に示す第3報知画像H3が画像表示された状態、及び図6(d)に示す第4報知画像H4が画像表示された状態の何れの状態からも移行可能である。また、この実施形態において図6(d)に示す第4報知画像H4が画像表示される画像表示部GHの表示内容は、大当り抽選に当選している場合のみに出現可能な表示内容(特定報知内容)である。つまり、第4報知画像H4を画像表示して報知演出が行われることに対して大当りが付与されることを対応付けている。なお、この実施形態の報知演出では、第4報知画像H4が画像表示された段階において、遊技者に大当りを確定的に認識させる、例えば「大当り確定」という文字画像を画像表示部GHに画像表示させるなどの報知は行われない。
この実施形態のパチンコ遊技機10は、所定の抽選結果に相当する大当り抽選の抽選結果をもとに特典である大当り遊技を遊技者に付与可能である。具体的に言えば、大当り抽選に当選した場合には、図柄変動ゲームの終了後に大当り遊技を付与可能である。そして、この実施形態の報知演出は、大当り抽選に当選した場合のみ、図6(d)に示す第4報知画像H4が画像表示可能であるから、特典が付与される期待度に応じた可変態様(変化態様)を取り得ることができる。具体的に言えば、報知演出は、第4報知画像H4が画像表示されるまでの過程において第1報知画像H1から第2報知画像H2へ、第2報知画像H2から第3報知画像H3へと画像表示部GHの表示内容を可変させる演出である。なお、このような表示内容の可変態様を取り得る報知演出は、遊技の展開として大当りに至る展開に即しているとも言え、遊技の展開に応じた可変態様を取り得ている。
また、この実施形態の報知演出は、画像表示部GHに画像表示される報知演出用の報知画像の表示面積が段階的に増加し、大当り抽選に当選している場合のみに出現可能な第4報知画像H4へ近づく態様を取り得ることから、期待度を段階的に増加させる態様又は遊技の展開を段階的に有利に可変させる態様で実行されることになる。
また、この実施形態の報知演出は、報知演出用の複数種類の報知画像が段階的に出現する態様であり、第4報知画像H4の出現時、並びに第4報知画像H4へ至る過程において画像表示部GHの表示内容にはどのような事象の発生によってどのような特典(利益)がもたらされるのか、又はどのような遊技の展開になるかを報知する内容は含まれていない。具体的に言えば、この実施形態のパチンコ遊技機10では、大当り遊技、確変状態、入球率向上状態という遊技者にとって有利となり得る複数の特典を備えているが、報知演出が実行されているときの画像表示部GHの表示内容には前述した特典の種類又はこれらの特典が付与される遊技の展開を特定し得る内容が含まれていない。このため、遊技者は、報知演出において画像表示部GHの表示内容が可変していることは認識し得るが、どのように可変することで如何なる利益がもたらされるか、又は如何なる遊技の展開となるかは想定し得ない。
そして、この実施形態の報知演出は大当り遊技に対応しており、この大当り遊技が特定の特典に相当し、さらには大当り遊技が付与されるまでの遊技の展開が特定の遊技の展開に相当する。また、この実施形態において画像表示部GH(演出表示装置11)は報知演出を行う報知手段に相当し、画像表示部GHの表示内容は報知手段の報知内容に相当する。
次に、図7を用いて、報知演出の実行を制御する副制御基板31(副制御用CPU31a)の具体的な制御内容をその作用とともに説明する。
副制御用CPU31aは、主制御用CPU30aが生成した変動開始コマンドを受信すると、サブ変動パターンを決定する。そして、副制御用CPU31aは、スーパーリーチ演出SP1,SP2を変動内容に含むサブ変動パターンを決定した場合、報知演出を実行するかを抽選で決定する。この抽選に当選する確率、つまり報知演出を実行すると決定する確率は、大当り抽選に当選している場合と大当り抽選に当選していない場合とで同一確率としてもよいし、異なる確率としてもよい。また、異なる確率とする場合、大当り抽選に当選している場合の確率を大当り抽選に当選していない場合の確率よりも高めてもよい。
変動開始コマンドを受信した副制御用CPU31aは、サブ変動パターンをもとに演出図柄の図柄変動ゲームを実行させるように画像表示部GHの表示内容を制御する。演出図柄の図柄変動ゲームは、図7に示すように、変動開始後、リーチが形成されることによってノーマルリーチ演出(図中の(NR))が実行され、ノーマルリーチ演出を経てスーパーリーチ演出(図中の(SP))へ発展してから変動時間の経過時に大当り抽選の抽選結果に応じた演出図柄の組み合わせが確定表示されて終了する。
上記のような演出図柄の図柄変動ゲームの流れにおいて、副制御用CPU31aは、変動開始後、所定時間の経過時に図6(a)に示す第1報知画像H1(図中のST1)を画像表示部GHに画像表示させるとともに、操作ボタンBTの操作有効期間を設定する。この例示において副制御用CPU31aは、リーチが形成される直前まで操作有効期間を継続して設定する。
そして、副制御用CPU31aは、操作有効期間中に操作ボタンBTの検知信号を受信すると、画像表示部GHに画像表示させている報知演出用の報知画像が第4報知画像H4であるかを判定し、第4報知画像H4以外の報知画像であって、第1報知画像H1又は第2報知画像H2の何れかであるときには次の段階の報知画像を画像表示させる。より詳しく言えば、副制御用CPU31aは、操作ボタンBTの検知信号を受信した時点の報知画像が第1報知画像H1であるときには第2報知画像H2(図中のST2)を画像表示させる。また、副制御用CPU31aは、操作ボタンBTの検知信号を受信した時点の報知画像が第2報知画像H2であるときには第3報知画像H3(図中のST3)を画像表示させる。
一方、副制御用CPU31aは、操作ボタンBTの検知信号を受信した時点の報知画像が第3報知画像H3であるときには大当り抽選に当選しているかを判定し、当選している場合には第4報知画像H4を画像表示させるか抽選で決定する。そして、副制御用CPU31aは、第4報知画像H4を画像表示させることを抽選で決定した場合、第4報知画像H4(図中のST4)を画像表示させる。一方で、副制御用CPU31aは、大当り抽選に当選していない場合、第4報知画像H4を画像表示させることなく、画像表示部GHの表示内容を第3報知画像H3に維持する。つまり、副制御用CPU31aは、報知画像を可変させない。なお、副制御用CPU31aは、報知画像を可変させる場合、画像表示部GHに文字画像G3(「変化」)も画像表示させる。
以上の制御により、この実施形態の副制御用CPU31aは、報知手段の報知内容である画像表示部GHの表示内容を制御する制御手段であり、報知手段の報知内容を可変させる制御を実行可能である。そして、副制御用CPU31aは、報知演出を実行させる場合、操作ボタンBTの操作を報知手段の報知内容を可変させる契機とし、報知手段の報知内容を可変させる制御を実行する。つまり、報知手段の報知内容は特定演出である操作ボタンBTの操作が実行されることを契機として可変可能である。また、副制御用CPU31aは、報知演出を実行させる場合に設定する操作ボタンBTの操作有効期間において、操作ボタンBTの操作を促す報知(操作画像G1の画像表示)を実行させない。
したがって、この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)画像表示部GHの表示内容を、1回の図柄変動ゲームにおいて複数のタイミングで可変可能とした。このため、表示内容が可変するか否か、可変するとすれば如何なるタイミングで可変するか、という点に遊技者を注目させることができる。したがって、報知演出の実行態様が多様化され、報知演出が出現することに対する興趣の向上を図ることができる。
(2)また、報知演出における画像表示部GHの表示内容が可変することは、遊技者に有利な結果をもたらし得る可能性があるので、表示内容が可変することに対しての興味を遊技者に抱かせることができるとともに、図柄変動ゲームの展開に期待を持たせることができる。
(3)報知演出では、画像表示部GHの表示内容が可変すると、どのように有利であるかを報知しない。このため、画像表示部GHの表示内容が可変するとどのような事象が生じ得るのかという点に興味を抱かせることができる。また、報知演出を経て図柄変動ゲームで得られる結果に対してどきどき感を抱かせ、興趣の向上を図ることができる。
(4)報知演出では、どのように有利であるかは報知されないが、表示内容が可変する最終段階を備えている。このため、最終段階に到達することによって有利な結果が得られることに対して最も高い期待度を抱いてもよいことを遊技者に認識させることができる。したがって、画像表示部GHの表示内容が可変することに対する興味を一層持たせることができ、興趣の向上を図ることができる。
(5)画像表示部GHの表示内容を可変させる契機を操作ボタンBTの操作とした。このため、表示内容が可変することに対して遊技者を参加させることができ、表示内容が可変することに対して一層の興味を抱かせることができる。
(6)報知演出においては操作ボタンBTの操作を促す報知を実行させない(裏ボタン演出の扱い)。このため、画像表示部GHの表示内容を可変させるタイミングを遊技者に推測させる楽しみを与えることもできる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図8(a),(b)に示すように、実施形態の報知演出は操作ボタンBTの操作を促す操作画像G1を表示させる表ボタン演出として実行させてもよい。
・図9に示すように、報知演出を実行させる場合、画像表示部GHに図柄変動ゲームの進行度を表す進度メータ40を画像表示させ、当該進度メータ40中に遊技者に注目させる注目ポイントP1,P2,P3を表記してもよい。この報知演出の場合は、図柄変動ゲームが注目ポイントP1〜P3に到達すると、報知演出用の報知画像に変化が生じ得る可能性がある。なお、注目ポイントP1〜P3では、操作ボタンBTの操作を報知演出用の報知画像が変化する契機としてもよいし、報知演出の実行パターンにしたがって副制御用CPU31aが表示内容を可変させる制御を行うこととしてもよい。また、注目ポイントP1〜P3では、他の演出の出現を報知演出用の報知画像が変化する契機としてもよい。なお、図中の「S」,「G」は、進度メータ40で表される図柄変動ゲームの進行度におけるスタート地点(S)とゴール地点(G)を意味する。この進度メータ40の時間尺は、図柄変動ゲームの変動時間全体に対応していてもよいし、変動時間の一部に対応していてもよい。
・図10(a),(b)、及び図11(a),(b)に示すように、報知演出によって可変される画像表示部GHの表示内容は、画像表示部GHに画像表示されるキャラクタKYを可変させることとしてもよい。例えば、図10(a),(b)では、女の子のキャラクタKYを男の子のキャラクタKYへ可変させている。また、図11(a),(b)では、キャラクタKYとして同じ女の子であるが、女の子の服の柄を可変させている。
・上記別例のように、報知演出において画像表示部GHの表示内容を可変させる場合、可変させる内容自体は任意に変更してもよい。また、上記別例の他に可変させる内容として、例えば数値をカウントアップしてもよいし、数値をカウントダウンしてもよい。この場合の数値のカウントアップやカウントダウンは操作ボタンBTの操作を契機としてもよいし、特定演出の出現を契機としてもよい。例えば、特定演出の出現を契機とする場合、演出図柄の図柄変動ゲームにおいて実行される擬似変動演出の擬似変動が開始されることを契機としてもよい。また、画像表示部GHの表示内容を可変させる契機は、例えば操作ボタンBTとその他の特定演出の出現というように種類の異なる契機を混在させてもよい。そして、その複数の契機は同時期に到来させてもよいし、異なる時期に到来させてもよい。
・また、上記別例において特定演出の出現を契機とする場合、その特定演出は画像表示部GHで実行される演出に限らず、スピーカSpによる音声演出としてもよいし、装飾ランプLaによる発光演出としてもよいし、あるいは可動体による可動演出としてもよい。また、特定演出の出現を契機とする場合、その特定演出は上記した各演出を任意に組み合わせたものとしてもよい。
・報知演出において1回の演出図柄の図柄変動ゲーム中に画像表示部GHの表示内容を可変させる回数は、任意に変更してもよい。また、1回の演出図柄の図柄変動ゲームにおいて画像表示部GHの表示内容が可変されるタイミングは複数回あり、その回数は任意に変更してもよい。
・実施形態の報知演出は、第1報知画像H1→第2報知画像H2→第3報知画像H3→第4報知画像H4というように報知画像を可変させたが、報知画像の可変を逆にしてもよい。具体的に言えば、第4報知画像H4→第3報知画像H3→第2報知画像H2→第1報知画像H1というように可変させてもよい。この場合、第1報知画像H1を特定報知内容としてもよいし、第1報知画像H1→背景画像HKへ可変することを特定報知内容としてもよい。
・報知演出において1回の演出図柄の図柄変動ゲーム中に画像表示部GHの表示内容が可変されるタイミングは複数回あるが、実際に画像表示部GHの表示内容が可変する回数は1回であってもよい。具体的に言えば、例えば実施形態のように画像表示部GHの表示内容を可変させる契機を操作ボタンBTの操作とした場合に副制御用CPU31aは操作ボタンBTの検知信号を受信する毎に報知演出用の報知画像を可変させるか否かの抽選を行い、この抽選に当選した場合に報知画像を可変させてもよい。あるいは、報知演出の実行を決定した際に副制御用CPU31aは報知画像を可変させる回数を事前に決定する。そして、副制御用CPU31aは、例えば実施形態のように画像表示部GHの表示内容を可変させる契機を操作ボタンBTの操作とした場合、操作ボタンBTの検知信号を受信することによって決定した回数にしたがって報知画像を可変させてもよい。この別例の制御によれば、前述したように画像表示部GHの表示内容が可変されるタイミングは複数回あっても、実際に画像表示部GHの表示内容が可変する回数は1回になる場合を作り出すことが可能である。また、この別例の制御によれば、画像表示部GHの表示内容が可変する回数は1回の場合もあれば、複数回の場合もある。なお、この別例の制御において前述した報知画像を可変させるか否かの抽選を行う場合、その抽選に当選する確率は大当り抽選に当選している場合の方が大当り抽選に当選していない場合よりも高確率に設定してもよい。また、この別例の制御において前述した報知画像を可変させる回数を事前に決定する場合、その回数は大当り抽選に当選している場合の方が大当り抽選に当選していない場合よりも多い回数を決定するようにしてもよい。
・報知手段は、画像表示部GHに代えて、スピーカSp、装飾ランプLa又は可動体としてもよい。そして、これらの手段の報知内容を可変させる制御を実行させてもよい。例えば、スピーカSpの報知内容を可変させる場合、音声の可変の一例として「ド」→「レ」→「ミ」→「ファ」→・・・というように音階の可変としてもよい。また、複数の表示装置(例えばメイン液晶装置とサブ液晶装置)を備えるパチンコ遊技機の場合、メイン液晶装置を報知手段として報知内容を可変させてもよいし、サブ液晶装置を報知手段として報知内容を可変させてもよい。あるいは、メイン液晶装置とサブ液晶装置の両方の報知内容を同時に、又は異なる時期に可変させてもよい。
・報知手段は、画像表示部GHの表示領域全体とせずに、画像表示部GHの表示領域の一部の表示領域とし、報知手段とした画像表示部GHの一部の表示領域の表示内容を可変させてもよい。例えば、一部の表示領域には始動保留数が表示されていてもよい。
・実施形態の報知演出は特典を大当り遊技とし、報知演出を大当り遊技が付与される期待度に応じた可変態様としたが、特典の種類を変更してもよい。具体的に言えば、特典を確変状態とし、報知演出を確変状態が付与される期待度に応じた可変態様としてもよい。あるいは、大当り遊技中に獲得可能な出玉数を異ならせる大当りの種類を有する場合、特典を獲得可能な出玉数が最も多い大当り遊技とし、報知演出を獲得可能な出玉数が最も多い大当り遊技が付与される期待度に応じた可変態様としてもよい。
・報知演出において報知手段の報知内容が可変することに伴って、例えば実施形態では「変化」の文字画像G3を表示させたが、このような表示は行わなくてもよい。
・報知演出において報知手段の報知内容が可変することに伴って、例えば実施形態では「変化」の文字画像G3を表示させたが、段階が可変していることを遊技者に認識させ易くするために「ステップ1」→「ステップ2」というような段階数を直接的に示す表示を行ってもよい。あるいは、「1段階up」というような段階が上がったことを直接的に示す表示を行ってもよい。
・報知演出において報知手段の報知内容が可変する毎に、別の演出を出現させてもよい。例えば、所定の人物が会話する会話演出、キャラクタの画像を表示させる演出、スピーカSpから音声を出力する演出、装飾ランプLaを発光させる演出、可動体を動作させる演出などを出現させてもよい。
・実施形態の報知演出は、第4報知画像H4が表示されることを大当り抽選に当選したことに対応付け、第4報知画像H4を特典が付与されることを確定させる段階としたが、このような特典が付与されることを確定させる段階を設定しなくてもよい。つまり、第4報知画像H4を特典が付与される期待度が最も高い段階という位置付けにしてもよい。
・報知演出において報知内容が可変する過程は、1つの特典の期待度に対応付けるものではなく、複数の特典の期待度に対応付けてもよい。例えば、所定の可変態様までは大当りの期待度に対応付けられ、所定の可変態様に達した以降の可変態様は確変状態が付与される期待度に対応付けられていてもよい。
・報知演出において報知演出が可変する1回の可変量は同一量としてもよいし、異なる量としてもよい。例えば、数字をカウントアップする可変態様であれば、1回の可変で固定値分、カウントアップしてもよいし、1回の可変でカウントアップされる数値をランダムとしてもよい。
・実施形態の報知演出は、リーチが形成されるまでの間に複数のタイミングで可変可能であったが、画像表示部GHの表示内容を可変可能なタイミングは任意に変更してもよい。例えば、大当り又ははずれを認識し得る最終的な演出図柄の組み合わせが導出される前までに可変可能とするタイミングを設定してもよい。具体的に言えば、ノーマルリーチ演出中やスーパーリーチ演出中でも報知演出が実行され、画像表示部GHの表示内容を可変させるようにしてもよい。
・実施形態の報知演出において、演出図柄の図柄変動ゲームにおいて操作有効期間中に操作ボタンBTを操作することを契機として第1報知画像H1が画像表示されるようにしてもよい。また、実施形態の報知演出において、演出図柄の図柄変動ゲームにおいて特定演出が出現することを契機として第1報知画像H1が画像表示されるようにしてもよい。
・実施形態の報知演出の解説(どのような有利性があるのか)は、報知演出が実行される演出図柄の図柄変動ゲームにおいて行わないが、図5(b)に示す説明演出を用いて行うようにしてもよい。つまり、報知演出の解説は、報知演出が実行されていないタイミング(時期)において遊技者に認知させるようにしてもよい。
・副制御基板31をサブ統括制御基板とし、副制御基板31とは別に演出表示装置11を専門に制御する表示制御基板、装飾ランプLaを専門に制御する発光制御基板、スピーカSpを専門に制御する音声制御基板を設けてもよい。このようなサブ統括制御基板とその他の演出を制御する基板を含めて副制御基板としてもよい。
・また、単一の基板に主制御基板30の主制御用CPU30aと副制御基板31の副制御用CPU31aとを搭載してもよい。また、上記の別例において、表示制御基板、発光制御基板、及び音声制御基板を任意に組み合わせて単数の基板、若しくは複数の基板としてもよい。
・実施形態のパチンコ遊技機10を、遊技球が特定領域を通過することを契機に大当り遊技を付与する遊技機(所謂1種2種混合機)に具体化してもよい。
・確率変動機能を搭載したパチンコ遊技機10として、次回の大当りに当選するまで確率変動状態を付与する仕様や、転落抽選に当選するまで確率変動状態を付与する仕様(転落機)、あるいは予め定めた回数分の図柄変動ゲームが終了するまで確率変動状態を付与する仕様(ST機)がある。また、確率変動機能を搭載したパチンコ遊技機には、遊技球が特定領域を通過することを契機に確率変動状態を付与する仕様(V確変機)がある。実施形態のパチンコ遊技機10は、これらの何れの仕様のパチンコ遊技機に具体化してもよい。また、パチンコ遊技機10は、上記した転落機とV確変機を混合させた仕様のパチンコ遊技機であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)所定の抽選結果をもとに遊技者に特典を付与可能な遊技機において、前記特典が付与される期待度に応じた可変態様を取り得る報知演出を行う報知手段と、前記報知手段の報知内容を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記報知手段の報知内容を可変させる制御を実行可能であり、前記報知手段の報知内容は、1回の図柄変動ゲームにおいて複数のタイミングで可変可能であることを特徴とする遊技機。
(ロ)前記報知演出の可変態様は、前記期待度を段階的に増加させる態様である前記技術的思想(イ)に記載の遊技機。
(ハ)複数種類の特典を備え、前記報知演出が行われているときの前記報知手段の報知内容には、特典の種類が含まれない前記技術的思想(イ)又は(ロ)に記載の遊技機。
(ニ)複数種類の特典を備え、前記報知演出は特定の特典が付与される期待度に応じた可変態様を取り得るように構成されており、前記報知手段の報知内容には、特典の種類が含まれない前記技術的思想(イ)又は(ロ)に記載の遊技機。
(ホ)前記報知手段の報知内容には特定報知内容があり、前記特定報知内容の報知演出が行われることに対し、前記特典が付与されること、又は付与される特典の種類が対応付けられている前記技術的思想(イ)〜(ニ)の何れか一項に記載の遊技機。
(ヘ)操作手段を備え、前記操作手段の操作を前記報知手段の報知内容が可変する契機とした前記技術的思想(イ)〜(ホ)の何れか一項に記載の遊技機。
(ト)画像表示部を備え、前記操作手段の操作有効期間において前記画像表示部では、前記操作手段の操作を促す報知を実行させない前記技術的思想(ヘ)に記載の遊技機。
10…パチンコ遊技機、11…演出表示装置、30a…主制御用CPU、31a…副制御用CPU、GH…画像表示部。

Claims (1)

  1. 所定の抽選結果をもとに遊技を実行させる遊技機において、
    遊技の展開に応じた可変態様を取り得る報知演出を行う報知手段と、
    前記報知手段の報知内容を制御する制御手段と、
    操作手段と、
    画像表示部と、を備え、
    前記制御手段は、前記報知手段の報知内容を可変させる制御を実行可能であり、
    前記報知手段の報知内容は、前記操作手段が操作されること、及び特定演出が実行されることを契機として可変可能であり、
    前記報知演出の可変態様は、特典が付与される期待度を段階的に増加させる態様であり、
    前記報知手段では、実行中の図柄変動ゲームの進行度を当該進行度に合わせて表示を変化させる第1報知要素で報知するとともに、前記実行中の図柄変動ゲームにおいて前記報知手段の報知内容が可変する可能性があるタイミングを前記実行中の図柄変動ゲームの進行度が前記タイミングに到達する以前から第2報知要素で報知し、
    前記報知手段の報知内容には特定報知内容があり、
    前記特定報知内容の報知演出が行われることに対し、出現する遊技の展開が対応付けられ、
    前記操作手段の操作有効期間において前記画像表示部では、前記操作手段の操作を促す報知を実行させず、
    前記操作手段が操作可能な時期と、前記特定演出が実行される時期とは、異なる時期に到来することを特徴とする遊技機
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