JP6754525B2 - 飛散防止剤散布装置 - Google Patents
飛散防止剤散布装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6754525B2 JP6754525B2 JP2016191825A JP2016191825A JP6754525B2 JP 6754525 B2 JP6754525 B2 JP 6754525B2 JP 2016191825 A JP2016191825 A JP 2016191825A JP 2016191825 A JP2016191825 A JP 2016191825A JP 6754525 B2 JP6754525 B2 JP 6754525B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scattering agent
- unit
- support portion
- spraying device
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005507 spraying Methods 0.000 title claims description 57
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 89
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 11
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 3
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000000941 radioactive substance Substances 0.000 description 2
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
そのため、飛散防止剤を大量に使用することなく、散布対象範囲に飛散防止剤を十分に散布することができる。
支持部に支持されるポンプユニット、噴出方向調整部、給電部等の設備が、平面視でタンクと重なる下部に配置されるため、飛散防止剤散布装置の平面視における外形を小さく抑えることができる。そのため、支持部を揚重して移動させる際に、支持部をより狭い空間内にも移動させることができ、所望の位置において飛散防止剤を部分的に散布することができる。
支持部を旋回させることにより、揚重された支持部の向きを調整できるため、支持部に支持されたノズルユニットの位置をより精度良く調整することができる。
図1および図2に示す本実施形態による飛散防止剤散布装置1は、解体される構造物11(図2参照)の屋内に存在する散布対象範囲に、水や薬液などの飛散防止剤12をピンポイントに散布して、解体時の粉塵の飛散を防止するための装置である。例えば、原子力発電所の解体時に、放射性物質で汚染された粉塵の飛散を防止するために使用される。
支持部4は上下に複数段に区画されており、上段にはタンク2および制御盤73が支持され、下段にはノズルユニット3、噴出方向調整部8、ポンプユニット71、発電機72等の設備が支持されている。
支持部4に各設備が支持されることで、揚重可能な散布装置本体10が構成されている。
タンク2は支持部4の最上段に載置されており、下段に支持された各設備の少なくとも一部と上下に重なる位置に配置されている。
また、散布装置本体10の平面視における重心位置がタンク2に収容された飛散防止剤12の量に拘わらず所定範囲G(図4参照)内、好ましくは一定となるように、タンク2が支持部4に配置されている。
ポンプユニット71の電磁弁の開閉制御およびポンプユニット71のON/OFF制御が操作部から遠隔操作可能に構成されている。
ノズルユニット3から噴出される飛散防止剤12は、水や薬液などの液体だけでなく、ミストなどの気体が混ざった液体でもよい。
ノズル本体31は、鉛直方向の下側の位置から水平方向の横側の位置まで上下方向に回動可能に構成されているとともに、左右方向に回動可能に構成されている。噴出方向調整部8は、ノズル本体31を上下方向および左右方向に回動させて噴出口34の向きを調整し、噴出口34から噴出される飛散防止剤12の噴出方向を調整するように構成されている。
旋回部6は、支持部4に固定された送風機61と、送風機61の空気流を排出する旋回ダクト62と、を有している。旋回ダクト62は支持部4においてノズルユニット3が配置された一側方側とは異なる側方側に配置されている。送風機61および旋回ダクト62は発電機72から給電され、操作部からの遠隔操作により制御可能となっている。
旋回ダクト62を回動軸線62aを中心に回動させることで、後端部の吹出し口62bが開口する向きを調整することができる。これにより、旋回ダクト62から排出される空気流の向きを調整することができ、支持部4の旋回方向を調整することができる。
なお、吹出し口62bが開口する方向を鉛直方向上側とすると、支持部4は水平面内における旋回が停止される。
本実施形態では、旋回部6およびノズルユニット3は、旋回ダクト62の吹出し口62bから排出された空気がノズルユニット3にあたらないように支持部4に設けられている。
このようにすることにより、指向性のあるノズルユニット3からピンポイントで噴出された飛散防止剤12の散布が旋回ダクト62の空気流で乱されることを防止できる。さらに飛散防止剤12を散布される散布対象範囲に旋回ダクト62の空気流が吹付けられることも防止できる。
まず、タンク2に飛散防止剤12を収容した状態で、遠隔操作により揚重部5で散布装置本体10を揚重し、揚重部5を解体する構造物11付近に移動させ、構造物11の屋内に散布装置本体10を構造物11の上部側の開口から進入させる。揚重部5により、さらに屋内に存在する散布対象範囲の近傍まで散布装置本体10を移動させる。
噴出口34の向きを調整した状態で、遠隔操作によりポンプユニット71を作動させて、飛散防止剤12を散布対象範囲に散布する。
上述した本実施形態による飛散防止剤散布装置1では、タンク2およびノズルユニット3を支持する支持部4が揚重部5により揚重して移動できるとともに、ノズルユニット3および揚重部5を遠隔操作により移動および作動できる。そのため構造物11の内部の所望の位置にノズルユニット3を移動させて飛散防止剤12を散布でき、容易に立ち入ることのできない場所であっても、所望の位置に散布することができる。
このため、飛散防止剤12を大量に使用することなく、構造物11の内部の散布対象範囲に飛散防止剤12を十分に散布できる。
上記の実施形態では、飛散防止剤散布装置1を原子力発電所の解体時に放射性物質で汚染された領域で使用したが、使用用途は特に限定されるものではない。例えばアスベストを用いた構造物11の解体時にアスベストの飛散を防止するために使用するなど、人が容易に立ち入ることのできない各種の場所に設置された構造物11において使用することができる。さらに、人が立ち入ることが可能な場所において使用することもできる。また、飛散防止剤散布装置1で構造物11の外部にある飛散対象範囲に飛散防止剤12を散布してもよい。
また、上記の実施形態では、旋回部6を有しているが、旋回部6が設けられていなくてもよい。また、上記の実施形態では、旋回部6として空気流を排気する旋回ダクト62を用いたが、揚重された支持部4を所望の向きに旋回できれば他の旋回手段を用いてもよい。
また、上記の実施形態では、揚重部5は構造物11の外部に配置されているが、構造物11の内部に配置されていてもよい。
また、上記の実施形態では、給電部として発電機72を装着したが蓄電池など他の構造であってもよい。
2 タンク
3 ノズルユニット
4 支持部
5 揚重部
6 旋回部
8 噴出方向調整部
10 散布装置本体
11 構造物
12 飛散防止剤
34 噴出口
71 ポンプユニット
72 発電機(給電部)
Claims (2)
- 散布対象範囲に飛散防止剤を散布する飛散防止剤散布装置において、
前記飛散防止剤を収容するタンクと、
前記タンクから前記飛散防止剤が供給されて前記飛散防止剤を噴出するノズルユニットと、
前記タンクおよび前記ノズルユニットを支持する支持部と、
前記支持部を揚重して移動させる揚重部と、
前記ノズルユニットを遠隔操作可能な操作部と、
前記ノズルユニットから噴出される前記飛散防止剤の噴出方向を調整する噴出方向調整部と、を有し、
前記支持部は、
前記ノズルユニットに前記飛散防止剤を加圧して供給するポンプユニットと、
前記噴出方向調整部および前記ポンプユニットに給電する給電部と、をさらに支持し、
前記ポンプユニットおよび前記給電部の少なくとも一部が平面視で前記タンクと重なる下部に配置されていることを特徴とする飛散防止剤散布装置。 - 前記支持部を旋回させる旋回部を有することを特徴とする請求項1に記載の飛散防止剤散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016191825A JP6754525B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 飛散防止剤散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016191825A JP6754525B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 飛散防止剤散布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018051493A JP2018051493A (ja) | 2018-04-05 |
JP6754525B2 true JP6754525B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=61834827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016191825A Active JP6754525B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 飛散防止剤散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6754525B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6534039B2 (ja) * | 2015-08-18 | 2019-06-26 | 清水建設株式会社 | 揚重旋回制御装置 |
-
2016
- 2016-09-29 JP JP2016191825A patent/JP6754525B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018051493A (ja) | 2018-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9878276B2 (en) | Misting apparatus and dust suppression system employing the same | |
CN108525889B (zh) | 一种喷涂机器人及其喷涂方法 | |
KR101247180B1 (ko) | 저탄장 분진 방지용 살수장치 | |
WO1993022063A1 (en) | Remote-controlled system for treating external surfaces of buildings | |
JP6796826B2 (ja) | 飛散防止剤散布装置 | |
JP2010099119A (ja) | パンコーティング装置 | |
JP6754525B2 (ja) | 飛散防止剤散布装置 | |
US20160296898A1 (en) | Cleaning System for a Mixing Container | |
CN106670038A (zh) | 水旋喷漆房 | |
KR20110015721A (ko) | 고성능 물안개 분사장치 및 이를 구비하는 소방차 | |
KR20130071093A (ko) | 하우스 농작물 방제용 액상 살포장치 | |
JP2018053591A (ja) | 飛散防止剤散布装置 | |
JP2018158299A (ja) | タンク内吹付け装置及びタンク内吹付け方法 | |
JP2010203638A (ja) | ミスト発生装置 | |
JP5765747B2 (ja) | パンコーティング装置 | |
CN109049332A (zh) | 喷淋器、应用该喷淋器的搅拌器及该搅拌器的搅拌方法 | |
KR20170043379A (ko) | 건물외벽 작업툴 및 이를 포함하는 곤돌라 유닛 | |
CN108889521A (zh) | 一种汽车零部件喷涂装置 | |
CN212631513U (zh) | 一种柜式双瓶七氟丙烷灭火装置 | |
JP2011240317A (ja) | 塗装方法 | |
JP2018053590A (ja) | 飛散防止剤散布装置 | |
KR100769854B1 (ko) | 자동 농약분무기 | |
KR102333775B1 (ko) | 배출 기능이 개선된 고철 압축 절단장치 | |
KR20150115134A (ko) | 도장로봇용 방폭장치 및 이를 포함하는 도장로봇 | |
JP2015137828A (ja) | 加湿器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181005 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200602 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200807 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6754525 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |