JP6754478B2 - 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス - Google Patents

誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス Download PDF

Info

Publication number
JP6754478B2
JP6754478B2 JP2019124207A JP2019124207A JP6754478B2 JP 6754478 B2 JP6754478 B2 JP 6754478B2 JP 2019124207 A JP2019124207 A JP 2019124207A JP 2019124207 A JP2019124207 A JP 2019124207A JP 6754478 B2 JP6754478 B2 JP 6754478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
composition
aluminosilicate glass
viscosity
present disclosure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019124207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019163209A (ja
Inventor
ジャクリーヌ モニーク コント マリ
ジャクリーヌ モニーク コント マリ
レウェド フィリップ
レウェド フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corning Inc filed Critical Corning Inc
Publication of JP2019163209A publication Critical patent/JP2019163209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6754478B2 publication Critical patent/JP6754478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/12Cooking devices
    • H05B6/1209Cooking devices induction cooking plates or the like and devices to be used in combination with them
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/083Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound
    • C03C3/085Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal
    • C03C3/087Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing aluminium oxide or an iron compound containing an oxide of a divalent metal containing calcium oxide, e.g. common sheet or container glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/089Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
    • C03C3/091Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium
    • C03C3/093Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium containing zinc or zirconium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C4/00Compositions for glass with special properties
    • C03C4/20Compositions for glass with special properties for chemical resistant glass
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/68Heating arrangements specially adapted for cooking plates or analogous hot-plates
    • H05B3/74Non-metallic plates, e.g. vitroceramic, ceramic or glassceramic hobs, also including power or control circuits

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

関連出願の説明
本出願は2013年7月16日に出願された仏国特許出願第1356997号の米国特許法第119条の下の優先権の恩典を主張する。上記特許出願の明細書の全内容は本明細書に参照として含められる。
本開示はアルミノケイ酸ガラスに関する。さらに詳しくは、本開示の主題は、その組成がホウ素を含んでいてもいなくても差し支えなく、かつアルカリ金属を含まない、アルミノケイ酸ガラスに関する。
本開示のガラスは有用な特性、さらに詳しくは、低い熱膨張係数(CTE)を有する。そのような有用な特性に関連して、本開示のガラスの特定の用途には誘導加熱調理器の調理天板のための基材がある。本開示のガラスは誘導加熱調理器用調理天板の状況において開発されたが、そのような状況には全く限定されない。
この状況においては、リチウムアルミノケイ酸型ガラス−セラミックプレートが主に提案されている。そのようなガラス−セラミックプレートは数多くの文書に、特に特許文献1及び特許文献2に説明されている。
特に、3つのタイプのそのようなプレート、(i)主結晶相としてβ−石英の固溶体を含有する(リチウムアルミノケイ酸ガラス型の)バルク着色ガラス−セラミックである、ダークプレート(黒色)、(ii)主結晶相としてβ−スポジュメンの固溶体を含有する(リチウムアルミノケイ酸ガラス型の)半透明ガラス−セラミックである、白色プレート、及び(iii)主下面(主下面は加熱素子に面して配されることになっている)に彩色装飾コーティングを有する、主結晶相としてβ−石英の固溶体を含有する(リチウムアルミノケイ酸ガラス型の)無色ガラス−セラミックである、透明プレートが現在市販されている。
この第3のタイプのプレートについては、さらに詳しくは無色透明−セラミックの基材については、とりわけ、ガラス−セラミックを得るために用いられる(前駆体ガラス)の清澄剤のタイプに関してかなりの改善の余地がある。有毒物質の、酸化ヒ素(As)が未だに広く用いられている。酸化ヒ素の代わりとして酸化スズ(SnO)の使用が増え続けているが、酸化スズはガラス−セラミックに黄みがかった色合いを与える。この望ましくない黄みがかった色合いは、(電荷移動による)Ti−Fe、Sn−Fe及びSn−Ti相互作用の結果である。ガラス−セラミックの前駆体ガラスの組成が核形成剤として鉄及び、一般に、TiOを含有し得ることは当業者には周知である。そのようなガラス−セラミックには、(原材料の価格及び、セラミック形成工程を含む、製造プロセスに対する生産コストを含む)製造コストを含むコストの上昇がともなう。
発明者等はそのような改善を求めて、従来技術の(リチウムアルミノケイ酸型の)ガラス−セラミックのプレートのアルミノケイ酸ガラスのプレートによる極めて有益な置換に基づく、全く独創的なアプローチをとった。
発明者等は、驚くべきことに、組成にアルカリ金属がないアルミノケイ酸ガラスが上述した極めて有益な置換に必要な特性を有することを見いだした。今後は、置換がセラミック形成工程の実施を不要にし、したがって、核形成剤の使用、(高価な原材料の)酸化リチウム(LiO)の使用及び酸化ヒ素の使用(清澄剤としてはとりわけ、酸化スズが完全に適している)を不要にする限り、置換が最も有益であることが本開示で特記され得る。
組成にアルカリ金属がない、さらに詳しくは(スクリーン、テレビジョン、等の)ディスプレイ技術分野のための、数多くのアルミノケイ酸ガラスが説明されている。そのようなアルミノケイ酸ガラスは特に以下の特許文書:特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11及び特許文献12に説明されている。一般に、これらのアルミノケイ酸ガラスは30×10−7/℃より高い熱膨張係数値を有する。これらのアルミノケイ酸ガラスは本明細書に開示されるようなガラスの組成を有していない。
米国特許第7671303号明細書 国際公開第2012/010278号 米国特許第5116788号明細書 欧州特許第1911725号明細書 米国特許出願公開第2007/0243992号明細書 国際公開第2004/020356号 米国特許出願公開第2009/0294773号明細書 米国特許第7727916号明細書 米国特許出願公開第2009/0129061号明細書 欧州特許第0787693号明細書 米国特許出願公開第2012/0033693号明細書 中華人民共和国特許第102515524号明細書
本開示の実施形態は、透明で、組成に着色剤がない(したがって上述した黄みがかった色付きを有していない)場合には完全に無色であるか、あるいは組成に着色剤が存在することで着色されており、所要の特性を示す、アルミノケイ酸ガラスに関する。本開示のアルミノケイ酸ガラスの特徴は非常に低い熱膨張係数(CTE)である。本開示のアルミノケイ酸ガラスは酸性及びアルカリ性化学薬品に対する有用な耐久性も有する。本開示のアルミノケイ酸ガラスは、融液温度及び液相温度における粘度のため、工業条件下でのローリングによる形成工程を用いて容易に得ることができる。実施形態において、ガラス組成は無TiOである。
したがって、上述した用途(誘導加熱による調理のための調理器天板)に対して特に優れた性能を示す、そのようなガラスが提案されることは発明者等の功績である。しかし、本開示のガラスの使用はこの用途に限定されないことに注意されるべきである。
実施形態において、アルミノケイ酸ガラスは、組成がアルカリ金属を含まず、酸化物の重量%で表して、60〜70%のSiO、13〜22%のAl、0〜9%のB、1〜6%のMgO、0〜5%のCaO、1〜5%のBaO、2〜12%のZnO及び0〜3%のSrOを含み、Al+B+ZnO>23%及びB+MgO−CaO−BaO−SrO<6%である。本開示において組成百分率は別途に示されない限り対重量ベースで表される。本開示のガラスは結晶成分を有していないかまたは実質的に有していない。
本開示のアルミノケイ酸ガラス(組成がホウ素を含んでいればアルミノホウケイ酸ガラス)は(不可避的な極微量、すなわち<1000ppm、を除いて)アルカリ金属を含まない。そのような極微量の存在を、さらに詳しくは投入材料に用いられる再利用原料の状況内で、完全に除外することは事実上不可能である。本開示のガラスは特徴として上述した重量組成を有し、さらに、Al、B、ZnO、MgO、CaO、BaO及びSrOの含有量は上に指定された2つの条件を満たすような量である。
上述の組成を有するガラスに対する、これらの2つの条件の内の第1は、20℃と300℃の間で低い、すなわち30×10−7/℃より低い、熱膨張係数(CTE)を与える。そのようなCTE値を有するガラスは4mm厚プレートに対する基材に十分に適し、そのようなプレートは誘導加熱調理器の調理天板に十分に適している。調理天板は熱衝撃に耐え、0〜400℃の温度範囲にわたって変形または破損することがない。
これらの条件の内の第2はガラスに有用な、すなわち、400mg/dmより小さい、対酸化学耐久性値(半減量/単位表面積)及び対アルカリ化学耐久性値(減量/単位表面積)を与える。対酸化学耐久性及び対アルカリ化学耐久性はそれぞれDIN 12−11及びISO 695にしたがって測定される。そのような耐久性値は誘導加熱調理器用調理天板のための基材としての本開示のガラスの使用に十分に適合している。
上述した重量組成に関して、以下の注釈がなされ得る。ガラスの組成は、特に望まれる低熱膨張係数値に関し、アルカリ金属を含まない(上記を参照されたい)。したがって組成はLiOを含まず、これは原料のコストに関してさらに有利である。SiOの含有量は、望ましい優れた耐久性値及び低熱膨張係数値に関わって、60%以上である。しかし、SiO含有量はガラスの粘度、したがってガラスの有利な作製条件を考慮して、70%より多くはない。実施形態において、ガラスのSiO含有量は65%と70%の間である。Al含有量はガラスの作製に有利な条件を得るために上記のような量である。上記含有量のAlによって、1700℃より低い温度において30Pa・秒(300ポアズ)のガラス粘度を得ることが可能になる。実施形態において、Al含有量は15%と20%の間である。ガラスはホウ素(例えばB)を含んでいてもいなくても差し支えない。(術語「極微量」が用いられる場合)ホウ素の含有量が(投入材料における再利用原料の使用による)1000ppmより少なければ、ガラスはホウ素を含有していないと見なされる。一般には、ホウ素が存在していれば、少なくとも0.1%、有利には少なくとも1%の、Bが含まれている。ホウ素の効果はガラスの熱膨張係数及び粘度を低めることである。存在量が多すぎる(B>9%)と、ガラスの耐久性が低下する。ガラスの重量組成は0〜5%のBを含むことができる。MgO含有量は少なくとも1%である。MgOはガラスの粘度及び液相温度における粘度を低めるように作用する。そうでなければガラスの化学耐久性が深刻な影響を受けるであろうから、含有量が高すぎる(MgO>6%)ことはない。実施形態においてガラスの重量組成は1%〜4%のMgO、BaO、CaO及びSrOを含む。これらの成分は化学耐久性に関して相分離の現象を阻止または防止するために存在する。実施形態において、MgOの存在は肝要である。BaOはガラスの粘度を低めるのに有用である。BaO含有量は1%〜5%、例えば、1.5%〜4%である。SrOは3%の含有量まで含まれ得る。しかし、実施形態において、ガラス組成は、この組成は高コストになるから、(不可避的な極微量、すなわち1000ppmまで、を除き)SrOを含まない。極微量のSrOは投入材料における再利用原料の存在の結果であり得る。CaO含有量は5%までの範囲にあり得る。実施形態において、CaO含有量は3%をこえない。CaOは必ずしも含まれている必要はない。このタイプの化合物の過剰(BaO+CaO+SrO>13%)は所望の低熱膨張係数値に有害である。ガラス組成は亜鉛(ZnO≧2%)を含むことができる。この化合物の主な効果は熱膨張係数を低めることである。失透を防止するため、亜鉛が過剰(ZnO>12%)に存在することはない。実施形態において、亜鉛の含有量は5%と12%の間である。
成分のそれぞれの含有量の例は上に示してある。これらの含有量は互いに無関係にまたは相互の組合せで考慮されるべきである。
一実施形態にしたがえば、開示されるガラスは、65〜70%のSiO、15〜20%のAl、0〜5%のB、1〜4%のMgO、0〜3%のCaO、1.5〜4%のBaO及び5〜12%のZnOを含む。
ガラスはガラス組成内の上で確認された成分を、上に指定した2つの条件に正当な注意を払って上に示された含有量で、含むかまたは含むことができる(指示された0%を参照されたい)。
一般に、ガラス組成において、上に挙げた成分はガラスの重量の少なくとも96%までを占め、ガラスの重量の少なくとも98%までにもなる。ガラス組成はその(重量で)100%を上記成分で形成することが十分にできる。しかし、当該ガラスの特性(とりわけ、熱膨張係数及び化学耐久性)に実質的に影響を与えない、明らかに少量の、他の成分の存在を全く排除することはできない。他の成分については、清澄剤及び着色剤を挙げることができるが、これらには限定されない。
ガラスの組成は必ずしも清澄剤を含む必要はない。しかし、所望のガラス品質(無気泡)に関して、清澄剤(少なくとも1つの清澄剤)の存在が必要になり得る。存在する場合、少なくとも1つの清澄剤の(酸化物の重量%として表される)含有量は一般に1%より多くはなく、一般に少なくとも0.1%である。清澄剤の効果が望まれる場合、その含有量は0.1%と0.5%の間である。実施形態において、従来の清澄剤(AsまたはSb)の使用は差し控えられる。一例の清澄剤は酸化スズ(SnO)である。塩素及び酸化セリウム(CeO)のような別の清澄剤を用いることができる。したがって、明らかに、本明細書に開示されるガラス組成においては、SnO、塩素及びCeOの組合せでの、または個別の、存在が提供されるが、これらには限定されない。
本開示のガラスは、例えば無色透明ガラス−セラミック材料に代わる、調理天板の構成材料として用いることができるが、ガラスは、バルク着色のような、別の状況で用いることができる。したがって、上に示した組成はさらに、少なくとも1つの着色剤、例えば、コバルト、ニッケル、クロム、マンガン及び/またはバナジウムを含むことができる。そのような少なくとも1つの着色剤は一般に、重量で(酸化物の%として表して)0.001%と2%間の、有効量で含まれ得る。
実施形態において、本開示は、その重量組成が上に挙げた成分と、清澄剤(少なくとも1つの清澄剤は、組成内に存在すれば、一般に0.1%と1%の間の含有量で存在する)及び着色剤(少なくとも1つの着色剤は、組成内に存在すれば、一般に重量で0.001%と2%の間の含有量で存在する)から選ばれる少なくとも1つの追加成分とで100重量%になる、ガラスに関する。
本開示のガラスは、20℃から300℃の範囲にわたって、低い、すなわち30×10−7/℃より低い、熱膨張係数を示す点で特に有用であることを想起されたい。熱膨張係数は一般に24×10−7/℃と30×10−7/℃の間である。実施形態において、熱膨張係数は27×10−7/℃より低い。熱膨張係数に加え、ガラスは、有用な、すなわち400mg/dmより小さい、例えば250mg/dmより小さい、DIN 12−116及びISO 695にしたがってそれぞれ測定される、対酸化学耐久性値(半減量/単位表面積)及び対アルカリ化学耐久性値(減量/単位表面積)を示す。
この点において、本開示のガラスは誘導加熱調理器用調理天板のための基材として特に適している。
必要に応じる着色剤が含まれていない場合、本開示のガラスは、少なくともある程度はその組成にTiO2が含まれておらず、また結晶が含まれていないことから、事実上完全に無色である。「事実上完全に無色」な特徴は、本開示のガラスが(研磨された4mm厚サンプルとして)以下に挙げられる光学特性:Tv>90%;L>95;[−0.5,+0.2]、例えば[−0.3,+0.1]の間のa;[−0.1,+1.0]、例えば[−0.1,+0.5]の間のb;及びYI<2、例えば、<1を有する、というように定量化することができる。
これらのパラメータ、Tv(380〜780nmの可視スペクトル範囲における全透過率)、L、a及びb(CIELAB色空間内の色座標)、及びYI(黄色度指数)は当業者にはよく知られている。L及びTvは材料の明度を定める。より大きな値はより高い透明度及び清澄度に対応する。黄色度指数に関しては、値が小さくなるほど材料は一層無色に近づく。
示される値は積分球を備える顕微紫外可視近赤外複光束分光計で得られた結果に対応する。Tv、L、a及びbはD65光源及び2°オブザーバを用いて計算される。黄色度指数(YI)はASTM標準E313によって与えられる式:YI=[100×(1.2985X−1.1335Z)]/Yを用いて計算され、X、Y及びZは、D65光源及び2°オブザーバに対して計算された、CEI 1931色空間におけるサンプルの三刺激座標を表す。
ガラスは、液相温度及び融液温度におけるガラスの粘度により、容易に得ることができる。ガラスは一般に、300Pa・秒(3000ポアズ)より高い、例えば500Pa・秒(5000ポアズ)より高い、液相温度における粘度を有し、1700℃より低い温度において30Pa・秒(300ポアズ)の粘度を有する。
ガラスは比較的高いガラス転移温度も有する。これは、このガラスでつくられるプレートの状況において、フリットによるプレートの装飾に対して有利である。
当業者であれば疑いなく、経済的観点及び見栄えの観点のいずれからも、このガラスの利点を認めるであろう。
無色透明であるガラス−セラミックプレートの提供における技術的問題に関し、本開示のガラスが、ガラスがアルカリ金属(特にLiO)を含まず、セラミック形成工程を実施せずに、またおそらくは酸化ヒ素を用いずに、作製できる点において、特に有益な代替を表すことを想起されたい。実施形態において、ガラスは、そのガラスでつくられたプレートが誘導加熱調理天板のための基材として十分適するように、透明で、完全に無色である。
本開示のガラスの応用分野は無色透明な調理天板(例えば、コーティングを有する調理天板)に限定されない。ガラス自体を着色することができる。一般に、本開示のガラスは低熱膨張係数及び強い化学耐久性を有する材料から恩恵を受ける状況において用いられ得る。
誘導加熱調理器用調理天板及び板ガラスの中から選ばれる要素のための基材としての本開示のガラスの使用が推奨されるが、これらには全く限定されない。例えば、強い熱にさらされる大寸の板ガラスは大きな変形を受けるであろう。したがってその構成ガラスの低熱膨張係数には価値がある。コーティングの存在が排除されないかまたはコーティングが明白に与えられ得る範囲において、調理天板用基材について述べた。板ガラスに関しては、おそらくは少なくとも1つの層(例えば反射防止層)を基材上に有することができる。
本開示は上で開示したアルミノケイ酸ガラスを少なくともある程度含む物品にも関する。物品の例には誘導加熱調理器用天板及びそのタイプの板ガラスがある。
本開示のガラスを得るための方法の例は、所望のガラス組成を有する原材料のバッチ混合物を溶融する工程、必要に応じて溶融ガラスを清澄化する工程及び溶融ガラスを冷却する工程を含む。物品を得るための工程は、原材料のバッチ混合物を溶融する工程、必要に応じて溶融ガラスを清澄化する工程、溶融ガラスを冷却しながら、溶融ガラスを所望の形状に成形する工程及び成形されたガラスをアニール/または冷却する工程を含む。得られた物品は装飾することができる。
本明細書に開示されるようなガラス品は、いくつかの用途においてガラス−セラミック材料の代用となることができる。
ここで、以下の例、さらに詳しくは実施例1〜5及び対照実施例C1〜C11によって、様々な実施形態を説明することにする。1kgのガラスバッチを作製するため、下表1及び2の第1部に示される比率で原材料を慎重に混合した。
混合物を溶融するために白金るつぼに入れた。次いで、混合物が入っているるつぼを1550℃に予備過熱された炉に入れて、以下の溶融サイクル:1550℃に15分間保持、温度を30分で1550℃から1650℃まで上昇、及び1650℃に390分間保持、にかけた。
次いで、るつぼを炉から取り出し、溶融ガラスを予備加熱された鋼プレート上に注いだ。ガラスにその上からロールをかけて5mmの厚さにした。このようにしてガラス板を得た。ガラス板を750℃で1時間アニールし、次いで徐冷した。
得られたガラスの特性が下表1及び2の第2部に与えられる。
表1及び2において、CTEは20℃と300℃の間の熱膨張係数を示す。
Tg(℃)はガラス転移温度である。本開示のガラスが、(ガラス板の面の一方をフリットで装飾したい場合に装飾フリットの組成の選択に関してより広い可能性を提供する)比較的高いTg値を有することが確かめられる。
示される耐酸性及び耐アルカリ性の値はそれぞれDIN 12−116標準及びISO 695標準を用いて測定した。
liq(℃)は液相温度である。液相は関係付けられる温度及び粘度(表1及び2に与えられるTliq粘度(ポアズ)も参照されたい)の範囲に対して与えられる。最高温度は結晶が全く見られない最低温度に対応し、最低温度は結晶が見られる最高温度に対応する。
300ポアズ(℃)は、ガラスの粘度が300ポアズ(30Pa・秒)である、温度である。
実施例のガラスの光学特性は表3にまとめられている。
これらのガラスの光学特性を無色透明ガラス−セラミックの光学特性と比較した。対照ガラス−セラミックは、組成にLiO及びTiOを含む、β−石英/リチウムアルミノケイ酸型である。
理論に束縛されるものではないが、本開示のガラスの小さい黄色度指数値はガラス内にTiO及び結晶が存在しない結果であると考えられる。
したがって、実施例1〜5は様々な実施形態を説明する。実施例1、2、3及び5はアルミノホウケイ酸ガラスである。実施例4のガラスはその組成にホウ素を全く含んでいない。
実施例のそれぞれのガラスは、CTE<30×10−7/℃、250mg/dmより小さい化学耐久性、1700℃より低い温度において300ポアズの粘度(T300ポアズ<1700℃)、及び3000ポアズより高い液相温度における粘度(Tliq粘度>3000ポアズ)を示す。
液相温度におけるこれらの粘度の値(値の範囲)を参照すれば、実施例1及び2のガラスが好ましい。出願人等は3000ポアズの領域にある粘度を有するガラスの形成を十分に習得した。いかなる失透も防止するには、液相温度において3000ポアズより高い、例えば5000ポアズより高い、最小粘度を有するガラスを用いるべきである。実施例5のガラスも、その観点(すなわち、液相温度における粘度値)から非常に興味深いが、CTEの値の観点からは若干興味が薄れる。
対照実施例C1〜C11に関しては、以下の注釈がなされる。
対照実施例C1のガラスの組成はBaOを含んでいない。対照実施例C4及びC7のガラスの組成はMgOを含んでいない。対照実施例C1、C4及びC7のガラスは>1700℃のT300ポアズを示す。
対照実施例C2のガラスの組成は、和Al+B+ZnOが22に等しく、23より小さいような組成である。このガラスは30×10−7/℃より高いCTE値を有する。
対照実施例C5及びC6のガラスの組成は多すぎる(9%より多い)Bを含む。これらのガラスの耐酸性は十分ではない。
対照実施例C11のガラスの組成は多すぎる(12%より多い)ZnOを含む。このガラスは液相温度において満足な粘度を有していない(失透問題)。
対照実施例C9のガラスの組成はBaOまたはZnOを含んでいない。対照実施例C3、C8、C9及びC10のガラスの組成は、和B+MgO−CaO−BaO−SrOが6より大きい。対応するガラスは満足な化学耐久性を示さない。
Figure 0006754478
Figure 0006754478
Figure 0006754478
Figure 0006754478

Claims (4)

  1. アルミノケイ酸ガラスにおいて、その組成がアルカリ金属およびTiOを含まず、酸化物の重量%で表して、
    60〜70%のSiO
    13〜22%のAl
    0〜9%のB
    1〜6%のMgO、
    0〜3%のCaO、
    1〜5%のBaO、
    2〜12%のZnO、及び
    0〜3%のSrO、
    を含み、上記各成分はその合計が前記ガラスの重量の少なくとも96%を占めるように含有され、
    Al+B+ZnO>23%、及び
    +MgO−CaO−BaO−SrO<6%、
    であり、
    20℃〜300℃における熱膨張係数(CTE)が30×10−7/℃より低く、
    DIN 12−116及びISO 695にしたがってそれぞれ測定した、対酸化学耐久性値(半減量/単位表面積)及び対アルカリ化学耐久性値(減量/単位表面積)が400mg/dmより小さい、
    アルミノケイ酸ガラス。
  2. 組成が、不可避的な極微量を除き、SrOを含んでいないことを特徴とする請求項1に記載のアルミノケイ酸ガラス。
  3. 組成が少なくとも0.1%のBを含むことを特徴とする請求項1に記載のアルミノケイ酸ガラス。
  4. 液相温度における粘度が300Pa・秒(3000ポアズ)より高く、及び
    ガラスの粘度が30Pa・秒(300ポアズ)であるT300ポアズ(℃)が1700℃より低いことを特徴とする請求項1に記載のアルミノケイ酸ガラス。
JP2019124207A 2013-07-16 2019-07-03 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス Active JP6754478B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1356997 2013-07-16
FR1356997A FR3008695B1 (fr) 2013-07-16 2013-07-16 Verre aluminosilicate dont la composition est exempte de metaux alcalins, convenant comme substrat de plaques de cuisson pour chauffage a induction

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526980A Division JP6612224B2 (ja) 2013-07-16 2014-07-08 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019163209A JP2019163209A (ja) 2019-09-26
JP6754478B2 true JP6754478B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=49510288

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526980A Active JP6612224B2 (ja) 2013-07-16 2014-07-08 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス
JP2019124207A Active JP6754478B2 (ja) 2013-07-16 2019-07-03 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526980A Active JP6612224B2 (ja) 2013-07-16 2014-07-08 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10219328B2 (ja)
EP (1) EP3022162B1 (ja)
JP (2) JP6612224B2 (ja)
KR (1) KR20160032175A (ja)
CN (1) CN105555722B (ja)
ES (1) ES2860479T3 (ja)
FR (1) FR3008695B1 (ja)
WO (1) WO2015009483A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015023525A1 (en) 2013-08-15 2015-02-19 Corning Incorporated Alkali-doped and alkali-free boroaluminosilicate glass
CN105980147B (zh) 2013-08-15 2020-07-24 康宁公司 中至高cte玻璃以及包含其的玻璃制品
FR3018171B1 (fr) * 2014-03-10 2017-01-27 Eurokera Plan de travail en vitroceramique
DE102016101090A1 (de) 2015-11-26 2017-06-01 Schott Ag Thermisch vorgespanntes Glaselement und seine Verwendungen
FR3067345B1 (fr) 2017-06-07 2020-09-25 Eurokera Vitroceramiques transparentes de quartz-beta a faible teneur en lithium
KR102373824B1 (ko) * 2017-09-06 2022-03-15 삼성전자주식회사 조리장치 및 그 제조방법
FR3090624B1 (fr) 2018-12-20 2021-01-08 Eurokera Verres aluminoborosilicates de cuivre et leurs utilisations
DE102018133413A1 (de) 2018-12-21 2020-06-25 Schott Ag Chemisch beständige, Bor- und Alkali-freie Gläser
EP3983348A4 (en) * 2019-06-13 2023-08-09 Corning Incorporated DISPLAY COMPOSITIONS CONTAINING PHOSPHORUS AND WEAK ION FIELD STRENGTH MODIFIERS
JP2022539144A (ja) * 2019-06-26 2022-09-07 コーニング インコーポレイテッド 熱履歴の影響を受けにくい無アルカリガラス
DE102020202597A1 (de) 2020-02-28 2021-09-02 Schott Ag Kochfläche aus einer LAS-Glaskeramikplatte

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2079119A (en) * 1980-06-17 1982-01-13 Bfg Glassgroup Vitreous cooking hob
US5116788A (en) 1991-08-12 1992-05-26 Corning Incorporated Alkaline earth aluminoborosilicate glasses for flat panel displays
JP3666610B2 (ja) * 1995-08-02 2005-06-29 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス基板
DE19680967B3 (de) * 1995-09-28 2012-03-01 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Alkalifreies Glassubstrat
JP3858293B2 (ja) * 1995-12-11 2006-12-13 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス基板
DE19603698C1 (de) 1996-02-02 1997-08-28 Schott Glaswerke Alkalifreies Aluminoborosilicatglas und dessen Verwendung
JP3861271B2 (ja) * 1996-08-21 2006-12-20 日本電気硝子株式会社 無アルカリガラス及びその製造方法
US6508083B1 (en) * 1996-08-21 2003-01-21 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Alkali-free glass and method for producing the same
US6468933B1 (en) * 1998-09-22 2002-10-22 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Alkali-free glass and method of producing the same
EP0997445B1 (en) 1998-10-27 2004-03-10 Corning Incorporated Low expansion glass-ceramics
DE10000836B4 (de) 2000-01-12 2005-03-17 Schott Ag Alkalifreies Aluminoborosilicatglas und dessen Verwendungen
JP2002003240A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Nippon Electric Glass Co Ltd 液晶ディスプレイ用ガラス基板
DE10114581C2 (de) 2001-03-24 2003-03-27 Schott Glas Alkalifreies Aluminoborosilicatglas und Verwendungen
FR2838429B1 (fr) 2002-04-10 2004-12-17 Eurokera Plaque vitroceramique et son procede de fabrication
US20050095550A1 (en) 2002-06-27 2005-05-05 Jung-Moon Kim Orthodontic implant
JP2003137591A (ja) * 2002-11-06 2003-05-14 Nippon Electric Glass Co Ltd 無アルカリガラスの製造方法
EP2305243A1 (en) 2003-02-12 2011-04-06 Georgetown University Use of artemisinin and related compounds for treating diseases induced by human papilloma virus
JP2005053712A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Nippon Electric Glass Co Ltd 無アルカリガラス
JP4941872B2 (ja) * 2003-09-02 2012-05-30 日本電気硝子株式会社 液晶ディスプレイ用透明無アルカリガラス基板
DE202005004459U1 (de) * 2004-07-12 2005-11-24 Schott Ag Glas für Leuchtmittel mit außenliegenden Elektroden
US20100045164A1 (en) 2005-01-04 2010-02-25 Joerg Fechner Glass for an illuminating means with external electrodes
KR100977699B1 (ko) 2005-07-06 2010-08-24 아사히 가라스 가부시키가이샤 무알칼리 유리의 제조 방법 및 무알칼리 유리판
DE102006016256B4 (de) 2006-03-31 2013-12-12 Schott Ag Aluminoborosilikatglas und dessen Verwendung
DE102008056323B8 (de) 2007-11-21 2019-01-03 Schott Ag Verwendung von alkalifreien Aluminoborosilikatgläsern für Leuchtmittel mit außen- oder innenliegender Kontaktierung
RU2010154445A (ru) 2008-05-30 2012-07-10 Фостер Вилер Энергия Ой (Fi) Способ и система для генерации энергии путем сжигания в чистом кислороде
CN102301517A (zh) * 2009-02-23 2011-12-28 日本电气硝子株式会社 锂离子电池用玻璃膜
DE202010014361U1 (de) 2010-07-23 2010-12-30 Schott Ag Glaskeramik als Kochfläche für Induktionsbeheizung mit verbesserter farbiger Anzeigefähigkeit und Wärmeabschirmung
US8361917B2 (en) 2010-08-05 2013-01-29 Schott Corporation Rare earth aluminoborosilicate glass composition
ES2443592T3 (es) * 2010-11-04 2014-02-19 Corning Incorporated Vitrocerámica transparente de espinela exenta de As2O3 y Sb2O3
CN102515524A (zh) 2011-12-19 2012-06-27 彩虹(张家港)平板显示有限公司 一种硼铝硅酸盐玻璃基板及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
ES2860479T3 (es) 2021-10-05
CN105555722B (zh) 2020-01-07
JP2016525058A (ja) 2016-08-22
US10219328B2 (en) 2019-02-26
EP3022162A1 (en) 2016-05-25
US20160174301A1 (en) 2016-06-16
FR3008695B1 (fr) 2021-01-29
EP3022162B1 (en) 2021-01-13
FR3008695A1 (fr) 2015-01-23
JP6612224B2 (ja) 2019-11-27
KR20160032175A (ko) 2016-03-23
CN105555722A (zh) 2016-05-04
WO2015009483A1 (en) 2015-01-22
JP2019163209A (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6754478B2 (ja) 誘導加熱調理天板用基材として適する無アルカリアルミノケイ酸ガラス
US11724960B2 (en) Glass ceramic with reduced lithium content
CN109422462B (zh) 着色的透明锂铝硅酸盐玻璃陶瓷及其用途
JP6553129B2 (ja) 透明な色の薄いリチウムアルミニウムシリケートガラスセラミックおよびその使用
JP5753161B2 (ja) ガラスセラミックプレート
CN110423009B (zh) 透明、基本上无色和非漫射β-石英玻璃陶瓷;在所述玻璃陶瓷中的制品;前体玻璃
KR20200018578A (ko) 높은 아연 함량을 갖는 β-석영 유리-세라믹
CN107667076B (zh) 具有改善的微结构和热膨胀性质的透明、基本无色的锡澄清las玻璃陶瓷
JP2023534887A (ja) 特定の透過率を有する透明β石英ガラスセラミック
JP2017518947A (ja) 部分結晶質ガラス板
KR20200033907A (ko) 티타늄 함량이 낮고, 주석-청징된 백색, 유백색 또는 불투명한 베타-스포듀민 유리-세라믹
CN113321421A (zh) 锂铝硅酸盐玻璃、由其制的玻璃陶瓷、其制造方法及用途
JP7420810B2 (ja) 銅アルミノホウケイ酸塩ガラス及びその使用
US20230100027A1 (en) Crystallizable lithium aluminum silicate glass and glass ceramic produced therefrom

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6754478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250