JP6753356B2 - 坩堝支持装置およびシリコン単結晶の製造方法 - Google Patents

坩堝支持装置およびシリコン単結晶の製造方法 Download PDF

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本発明は、坩堝支持装置およびシリコン単結晶の製造方法に関する。
従来、チョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造に用いられ、石英坩堝を支持する坩堝支持装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような坩堝支持装置は、黒鉛で形成されているが、その重量が重く、また、シリコン単結晶も大型化しているため、分割式のものが一般的になっている。
特許文献1の構成では、分割支持部材で支持された石英坩堝内にシリコン融液を生成すると、分割支持部材と石英坩堝とが反応して、分割支持部材の内周面にSiC層が形成される。SiC層が形成されると、SiC層と黒鉛との熱膨張率が異なるため、分割支持部材が外側に反ってしまう。この反りを阻止するために、分割部材の上面にピン穴を設け、互いに隣り合うピン穴間にかすがい状の接合金具を設けている。
実開平1−142463号公報
しかしながら、特許文献1のような構成では、以下のような不具合が生じうる。
シリコン融液が生成されると石英坩堝が軟化して変形し、この石英坩堝の変形に伴い、分割支持部材が石英坩堝中心から離れかつ互いに離間する方向に移動する。そして、分割支持部材の移動に伴い、分割支持部材のピン穴も移動し、その結果、ピン穴や接合金具が破損するおそれがある。
さらに、シリコン融液が生成されると、分割支持部材が膨張し、ピン穴が隣り合う分割支持部材の境界線に対して直交する方向のうち、当該隣り合う分割支持部材が互いに遠ざかる方向に移動する。その結果、ピン穴や接合金具が破損するおそれがある。
上述のようにピン穴や接合金具が破損すると、分割支持部材同士が離れてしまい、石英坩堝を適切に支持できなくなる。また、破損した部材が坩堝内のシリコン融液中に入り、シリコン単結晶の品質不良を起こすおそれもある。
本発明の目的は、石英坩堝を適切に支持できる坩堝支持装置およびこの坩堝支持装置を用いたシリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
本発明の坩堝支持装置は、石英坩堝を支持する坩堝支持装置であって、黒鉛坩堝を縦割りにして得られる複数の分割支持部材と、前記複数の分割支持部材が石英坩堝の中心から離れかつ互いに離間する方向に移動することを抑制する離間抑制手段とを備え、前記離間抑制手段は、前記分割支持部材の上面に立設されるピンと、互いに隣り合う分割支持部材のピンが挿入される一対の挿入部を有する連結部材とを備え、前記複数の分割支持部材の移動方向を第1の方向、隣り合う分割支持部材の境界線に対して直交する方向のうち当該隣り合う分割支持部材が互いに遠ざかる方向を第2の方向として、前記挿入部と当該挿入部に挿入された前記ピンと隙間が、前記ピンに対する前記第1の方向側に1.5mm以上、前記第2の方向側に1.9mm以上設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、連結部材の挿入部と当該挿入部に挿入されたピンと隙間を、ピンに対する第1の方向側に1.5mm以上、第2の方向側に1.9mm以上設けるため、石英坩堝の変形に伴い分割支持部材が第1の方向に移動したり、分割支持部材の膨張に伴いピンが第2の方向に移動しても、ピンを当該隙間内で移動させることができる。したがって、ピンと挿入部の内周面とが接触しても、ピンや連結部材に大きな力が作用することを抑制できる。その結果、ピンや連結部材の破損を抑制でき、石英坩堝を適切に支持できる。
本発明の坩堝支持装置において、前記ピンに対する前記第1の方向側および前記第2の方向側のうち少なくとも一方向側の隙間が5mm以下であることが好ましい。
本発明によれば、ピンの隙間内での移動量を制限することで、分割支持部材の大きな移動に伴う石英坩堝の支持機能の低下を抑制できる。
本発明の坩堝支持装置において、前記挿入部は、長軸が前記第1の方向と平行な長円または楕円であることが好ましい。
本発明によれば、挿入部の面積を、ピンが移動する隙間を確保しつつ最小限の大きさに設定することができ、連結部材の強度を高めることができる。
なお、長円とは、半径が等しい二つの円を共通外接線でつないだ形をいう。
本発明のシリコン単結晶の製造方法は、チョクラルスキー法を用いたシリコン単結晶の製造方法であって、石英坩堝と、前記石英坩堝を支持する上述の坩堝支持装置を用い、前記石英坩堝に収容されたシリコン融液に種結晶を接触させた後に引き上げることで、シリコン単結晶を育成することを特徴とする。
本発明によれば、石英坩堝を適切に支持しつつシリコン単結晶を育成できる。また、破損したピンや連結部材が石英坩堝内に入ってしまうことを抑制でき、シリコン単結晶の生産効率や品質の低下を抑制できる。
本発明の一実施形態における坩堝支持装置を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図。 図1のII−II線に沿う断面図。 図2のIII−III線に沿う断面図。 前記一実施形態における単結晶引き上げ装置の構成を示す模式図。 坩堝支持装置の作用の説明図。
[実施形態]
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
〔坩堝支持装置の構成〕
図1(A),(B)に示すように、坩堝支持装置10は、石英坩堝221を支持する。坩堝支持装置10は、黒鉛坩堝を縦割りに3等分して得られる第1,第2,第3の分割支持部材11A,11B,11C(以下、まとめて「分割支持部材11」という場合がある)と、第1,第2,第3の分割支持部材11A,11B,11Cが石英坩堝221の中心Cから離れかつ互いに離間する方向に移動することを抑制する離間抑制手段12を備えている。
離間抑制手段12は、図2に示すように、第1,第2,第3の分割支持部材11A,11B,11Cの上面にそれぞれ2本ずつ立設されるピン13と、互いに隣り合う分割支持部材11のピン13が挿入される一対の挿入部としての凹部141を有する連結部材14とを備えている。ピン13および連結部材14は、CC(Carbon Composite)材で構成されていることが好ましいが、少なくとも一方は、黒鉛で構成されていてもよい。
ピン13は、分割支持部材11のピン支持穴111に挿入されている。ピン13の直径R1は、4mm以上8mm以下が好ましい。4mm未満の場合、ピン13の強度が不足するおそれがある。ピン支持穴111の直径R2は、直径R1以上であればよく、5mm以上10mm以下が好ましい。10mmを超える場合、ピン支持穴111周囲の肉厚が薄くなり、分割支持部材11の強度が不足するおそれがある。本実施形態では、ピン支持穴111の直径R2は、ピン13の直径R1よりも大きく設定されている。ピン13の分割支持部材11上面から突出している部分の高さH1は、11mm以上19mm以下が好ましい。11mm未満の場合、連結部材14が分割支持部材11から脱落するおそれがある。ピン13のピン支持穴111内に位置する部分の高さH2は、25mm以上30mm以下が好ましい。高さH1は、ピン13全体の高さの25%以上40%以下が好ましい40%を超える場合、ピン13がピン支持穴111に十分差し込まれなくなり、当該ピン支持穴111から外れるおそれがある。
連結部材14は、長方形板状に形成され、厚さ方向が上下方向と一致し、かつ、短手方向が石英坩堝221の径方向と平行となるように、分割支持部材11上に載置されている。連結部材14の厚さH3は、13mm以上25mm以下が好ましい。25mmを超える場合、連結部材14と他の炉内品とが干渉する可能性が大きくなるおそれや、連結部材14の設置が不安定になるおそれがある。
凹部141は、連結部材14の底面から上方に凹むように設けられている。凹部141の高さH4は、12mm以上24mm以下が好ましい。高さH4が高さH1よりも大きければ、連結部材14が分割支持部材11上に載置されるが、高さH4を高さH1よりも小さくして、ピン13の上端で連結部材14を支持して、連結部材14が分割支持部材11から離れるようにしてもよい。
ここで、石英坩堝221内でシリコン融液が生成されると、上述のように、石英坩堝221の変形に伴い、図1(A),図3に示すように、分割支持部材11が石英坩堝221の中心Cから離れかつ互いに離間する第1の方向D1に移動する。第1の方向D1は、分割支持部材11の等分数をNとした場合、平面視における互いに隣り合う分割支持部材11の境界線Bに対する角度が(=360/(2×N))°となる。つまり、本実施形態では、N=3なので60°となる。
また、石英坩堝221内でシリコン融液が生成されると、分割支持部材11が膨張し、図3に示すように、ピン13が隣り合う分割支持部材11の境界線Bに対して直交する方向のうち、当該隣り合う分割支持部材11が互いに遠ざかる第2の方向D2に移動する。
このような分割支持部材11やピン13の移動現象を考慮に入れて、凹部141の平面形状が設計されている。
凹部141は、平面視において長軸が第1の方向D1と平行な長円に形成されている。このような構成により、凹部141を例えば真円にする場合と比べて、凹部141の面積を、ピン13が移動する隙間を確保しつつ最小限の大きさに設定することができ、連結部材14の強度を高めることができる。
凹部141は、その中心がピン13の中心CBと一致するように形成されている。
凹部141は、当該凹部141に挿入されたピン13との隙間が、ピン13に対する第1の方向D1側に1.5mm以上5mm以下、第2の方向D2側に1.9mm以上5mm以下設けられるように形成されている。
具体的には、ピン13の中心CBから第1の方向D1に延びる仮想線を第1の仮想線K1とした場合、ピン13の外周面における第1の仮想線K1上に位置する部分13Aから、凹部141の内周面における第1の仮想線K1上に位置する部分141Aまでの距離L1が、1.5mm以上5mm以下となるように、凹部141が形成されている。
また、ピン13の中心CBから第2の方向D2に延びる仮想線を第2の仮想線K2とした場合、ピン13の外周面における第2の仮想線K2上に位置する部分13Bから、凹部141の内周面における第2の仮想線K2上に位置する部分141Bまでの距離L2が、1.9mm以上5mm以下となるように、凹部141が形成されている。
〔シリコン単結晶の製造方法〕
次に、上記坩堝支持装置10を用いたチョクラルスキー法によるシリコン単結晶の製造方法について説明する。
まず、図4に示すように、単結晶引き上げ装置1のチャンバ21内において石英坩堝221を坩堝支持装置10で支持させ(以下、石英坩堝221および坩堝支持装置10をまとめて「坩堝22」という場合がある)、石英坩堝221内に固体のシリコン原料をチャージする。そして、ヒータ23で坩堝22を加熱することで、当該坩堝22内のシリコン原料を融解させ、シリコン融液Mを生成する。
シリコン融液Mが生成されると、図5に示すように、石英坩堝221の変形に伴い分割支持部材11およびピン13が第1の方向D1に、分割支持部材11の膨張に伴いピン13が第2の方向D2に、それぞれ移動する。その結果、図5に二点鎖線で示す状態の分割支持部材11およびピン13が実線で示す位置まで移動する。
このとき、凹部141を距離L1が1.5mm以上、距離L2が1.9mm以上となるように設けているため、ピン13の第1,第2の方向D1,D2への移動の間、当該ピン13を凹部141との間の隙間内で移動させることができる。したがって、ピン13と凹部141の内周面とが接触しても、これらに大きな力が作用することを抑制できる。その結果、ピン13や連結部材14の破損を抑制でき、石英坩堝221が適切に支持される。
また、凹部141を距離L1,L2をそれぞれ5mm以下となるように設けているため、分割支持部材11の大きな移動に伴う石英坩堝221の支持機能の低下が抑制される。
その後、チャンバ21にアルゴンガスを導入して減圧下の不活性雰囲気に維持し、坩堝22を回転させつつ、シリコン融液Mに種結晶SCを接触させた後に、引き上げケーブル24によって引き上げることで、シリコン単結晶SMを育成する。
この育成中、ピン13や連結部材14が石英坩堝221内に入ってしまうことを抑制できるため、シリコン単結晶SMの生産効率や品質の低下が抑制される。
[変形例]
なお、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の改良ならびに設計の変更などが可能である。
例えば、分割支持部材は、黒鉛坩堝を縦割りに2等分あるいは4等分して得られる形状であってもよい。2等分にする場合、第1の方向D1と第2の方向D2とが一致することになるが、挿入部と当該挿入部に挿入されたピンと隙間は、ピンに対する第1の方向側に1.5mm以上、第2の方向側に1.9mm以上、つまり第1の方向側に3.4mm以上設けられればよく、上限値は5mmであればよい。
凹部141の平面形状は、楕円であってもよいし、真円、あるいは四角形などの多角形であってもよい。
凹部141の平面形状を長円、楕円、長方形にする場合、距離L1を1.5mm以上5mm以下、距離L2を1.9mm以上5mm以下確保できれば、長軸や長辺が第1の方向D1と平行であってもよいし、平行でなくてもよい。
凹部141の代わりに、図2に二点鎖線で示すように挿入部としての貫通孔142を設けてもよい。この場合、ピン13の上端は、貫通孔142から突出していてもよいし、突出していなくてもよい。
平面視における凹部141内でのピン13の位置は、距離L1を1.5mm以上5mm以下、距離L2を1.9mm以上5mm以下確保できれば、凹部141の中心でなくてもよい。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
〔比較例1〕
以下の表1に示すように、図3における直径R1が5.0mmのピン13と、凹部141の距離L3,L4,L5がそれぞれ7.2mm、凹部141の高さH4が18mmの連結部材14を準備した。
距離L3は長円形状の凹部141における長軸の長さであり、距離L4は短軸の長さである。距離L5は、ピン13の中心CBから第2の方向D2と反対方向に延びる仮想線を第3の仮想線K3とした場合、凹部141の内周面における第3の仮想線K3上に位置する部分141Cから部分141Bまでの長さである。
また、外径が32インチの石英坩堝221と、内径が32インチの黒鉛坩堝を縦割りに3等分して得られる3個の分割支持部材11とを準備した。さらに、分割支持部材11の上面に直径が7mmのピン支持穴111を形成し、このピン支持穴111にピン13を挿入した。ピン13の分割支持部材11からの突出高さH1は17mm、ピン13の挿入深さ(高さH2)は28mmであった。
そして、図3に示すようにピン13が凹部141の中心に位置するように、連結部材14を分割支持部材11上に載置し(図2参照)、離間抑制手段12で離間が抑制された分割支持部材11で石英坩堝221を支持させた。
このような構成の坩堝支持装置10および石英坩堝221を用いて、シリコン融液を生成し、シリコン単結晶を1本育成した。坩堝支持装置10の状態を確認すると、ピン13が折れていた。
〔実施例1〕
凹部141の距離L3,L4,L5をそれぞれ8.0mm,6.5mm,8.8mmにしたこと以外は比較例1と同じ条件でシリコン単結晶を1本育成した。坩堝支持装置10の状態を確認すると、ピン13は折れていなかった。
〔実施例2〕
凹部141の距離L3,L4,L5をそれぞれ10.0mm,7.0mm,9.2mmにしたこと以外は比較例1と同じ条件でシリコン単結晶を1本育成した。坩堝支持装置10の状態を確認すると、ピン13は折れていなかった。
Figure 0006753356
以上の結果から、距離L1が1.5mm以上、距離L2が1.9mm以上となるように凹部141を設けることで、シリコン融液生成時に、石英坩堝221の変形や分割支持部材11の膨張に伴いピン13が第1,第2の方向D1,D2に移動しても、ピン13と凹部141の内周面との間に大きな力が作用することが抑制され、ピン13の折れを抑制できることが確認できた。
10…坩堝支持装置、11…分割支持部材、12…離間抑制手段、13…ピン、14…連結部材、141…凹部(挿入部)、142…貫通孔(挿入部)、221…石英坩堝、B…境界線、D1…第1の方向、D2…第2の方向、M…シリコン融液、SC…種結晶、SM…シリコン単結晶。

Claims (3)

  1. 石英坩堝を支持する坩堝支持装置であって、
    黒鉛坩堝を縦割りにして得られる複数の分割支持部材と、
    前記複数の分割支持部材が石英坩堝の中心から離れかつ互いに離間する方向に移動することを抑制する離間抑制手段とを備え、
    前記離間抑制手段は、前記分割支持部材の上面に立設されるピンと、互いに隣り合う分割支持部材のピンが挿入される一対の挿入部を有する連結部材とを備え、
    前記複数の分割支持部材の移動方向を第1の方向、隣り合う分割支持部材の境界線に対して直交する方向のうち当該隣り合う分割支持部材が互いに遠ざかる方向を第2の方向として、前記挿入部と当該挿入部に挿入された前記ピンと隙間が、前記ピンに対する前記第1の方向側に1.5mm以上、前記第2の方向側に1.9mm以上設けられており、
    前記挿入部は、長軸が前記第1の方向と平行な長円または楕円であることを特徴とする坩堝支持装置。
  2. 請求項1に記載の坩堝支持装置において、
    前記ピンに対する前記第1の方向側および前記第2の方向側のうち少なくとも一方向側の隙間が5mm以下であることを特徴とする坩堝支持装置。
  3. チョクラルスキー法を用いたシリコン単結晶の製造方法であって、
    石英坩堝と、
    前記石英坩堝を支持する請求項1または請求項2の坩堝支持装置を用い、
    前記石英坩堝に収容されたシリコン融液に種結晶を接触させた後に引き上げることで、シリコン単結晶を育成することを特徴とするシリコン単結晶の製造方法。
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