JP6751971B2 - クリップ - Google Patents

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本発明は、折り畳まれた衣服の一部、ハンガーに掛けられた衣服の一部などを着脱可能に挟持したり、電気コード類や紐状材を係脱可能に束ねたりする際に使用されるクリップに関する。
ユニフォームクリーニング工場、リネンサプライ工場、ホームクリーニング工場などにおいては、洗浄後の衣類を乾燥させるため、トンネル乾燥機が使用されている。ハンガーに掛けた衣類を、約80℃〜150℃に保たれたトンネル乾燥機内を約30秒〜10分間以上かけてコンベア式に通過させることによって乾燥させているが、乾燥過程において、衣類がハンガーからずれたり、落下したりすることがあるため、これを防ぐため、衣類をハンガーに固定する必要がある。
そこで、ハンガーに掛けられた衣類をハンガーに確り固定する手段として、従来、金属製の目玉クリップや合成樹脂製のLピンなどが使用されている。
一方、折り畳まれた衣服の一部、ハンガーに掛けられた衣服の一部などを着脱可能に挟持するクリップについては、従来、様々な形状、機能を有するものが提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「挟み具」などがある。
特許文献1に記載された「挟み具」は、ポリカーボネートなどの合成樹脂で成形され、二つの挟み片及び該二つの挟み片を連結する連結部を有し、略U字形をなす挟み具において、二つの挟み片に対して可動に保持され、且つ二つの挟み片の一方に接触して該一方を他方側へ押圧する押圧部及び該押圧部が押圧した状態で係止される被係止部を有する可動体を備えている。
前記「挟み具」においては、二つの挟み片の間に対象物体を挟んだ後、略C字形をなす可動体を回動操作して押圧部を被係止部に係止すると、二つの挟み片が互いに接近する方向に押圧保持されるので、振動などにより対象物体が不測に外れないように挟むことができる。
特開2008−113890号公報
トンネル乾燥機を用いた衣類の乾燥工程において使用されている金属製の目玉クリップは高価であるため、出荷時に安価なクリップ(例えば、Lピンなど)に付け替える必要があり、この付け替え作業に多大な手間と時間が費やされ、生産性が非常に悪い。また、金属製の目玉クリップは比熱が小さいので、トンネル乾燥機の内部を移動しているときに目玉クリップ自体が昇温し易く、トンネル乾燥機から出てきたときは手で触れないくらい熱くなっているので、火傷しない程度まで冷却する必要があり、生産性を悪化させる要因となっている。
また、合成樹脂製のLピンは耐熱性が悪いので、高温状態にあるトンネル乾燥機の内部を移動しているときに挟持力が低下して、ハンガーから衣類がずれたり、落下したりすることがある。
一方、特許文献1に記載された「挟み具」の場合、二つの挟み片の間に挟まれる対象物体の厚みが大きくなると、二つの挟み片の開きが大きくなるので、それに伴い、二つの挟み片の連結部側に係止される可動体の開き(C字形の開口部分の開き)も大きくなり、対象物体を挟んでいる間はその状態が維持される。
このように、厚みの大きな対象物体を挟んだ「挟み具」の可動体が大きく開いた状態で長時間経過すると、可動体が徐々に塑性変形し、対象物体から「挟み具」を取り外した後も、可動体が元の形状に戻らず、大きく開いた形状となってしまうことが多い。このような現象は、「挟み具」が高温雰囲気下で使用された場合、顕著に現れる。
可動体が大きく開いた形状で固定すると、二つの挟み片を押圧保持する際の押圧力が著しく低下するので、再度、対象物体を挟んだときに十分な挟持力が発揮できず、対象物体が容易に外れてしまうようになり、最悪の場合、使用不能となることもある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、比較的厚みが大きな対象物体であっても的確に挟持することができ、対象物体を挟持しているときの変形に起因する挟持力の低下が生じ難いクリップを提供することにある。
本発明に係るクリップは、
基端部が主ヒンジ部で一体的に繋がれた第一挟み片及び第二挟み片を有するクリップ本体と、
前記第一挟み片の外周の基端部寄りの位置に設けられた副ヒンジ部に基端部が一体的に繋がれ、前記第一挟み片の基端部の外周から前記第二挟み片の基端部の外周を含む領域に接近離隔可能であって、前記第一挟み片及び前記第二挟み片を互いに接近させる方向に押圧保持可能な可動押圧部と、
前記第一挟み片及び前記第二挟み片を押圧保持した前記可動押圧部を前記第二挟み片に着脱可能に係合させるため、前記第二挟み片に設けられた受圧ロック部と、を備え、
前記第二挟み片において前記第二挟み片の基端部と前記受圧ロック部との間の領域に、前記第二挟み片の先端部側が前記第一挟み片に接近離隔する方向に変位可能な可撓部を設け
前記可撓部の前記第一挟み片に接近離隔する方向の曲げ弾性係数が前記第二挟み片の他の部分の前記曲げ弾性係数より小さく、
前記第二挟み片において前記可撓部の前記第一挟み片に対向する領域に前記第一挟み片から離隔する方向に凹んだ湾状部を設けたことを特徴とする。
前記クリップにおいては、前記可撓部の前記第一挟み片に接近離隔する方向の曲げ弾性係数を前記第二挟み片の他の部分の前記曲げ弾性係数より小さくしている。
前記クリップにおいては、前記第一挟み片に接近離隔する方向の前記可撓部の厚みを、前記第二挟み片の他の部分の前記第一挟み片に接近離隔する方向の厚みより小さくすることができる。
前記クリップにおいては、前記第二挟み片において前記可撓部の前記第一挟み片に対向する領域に前記第一挟み片から離隔する方向に凹んだ湾状部を設けている。
前記クリップにおいては、前記受圧ロック部として、前記可動押圧部の先端部が嵌入可能な凹状部を設けることができる。
前記クリップにおいては、前記第一挟み片と前記第二挟み片とが互いに対向する領域における前記第一挟み片若しくは前記第二挟み片の少なくとも一方に、他方の前記挟み片に向かって突出する係止突起を設けることができる。
本発明により、比較的厚みが大きな対象物体であっても的確に挟持することができ、対象物体を挟持しているときの変形に起因する挟持力の低下が生じ難いクリップを提供することができる。
本発明の実施形態であるクリップが開いた状態にあるときの斜視図である。 図1中の矢線A方向から見たクリップの斜視図である。 図1に示すクリップの正面図である。 図3に示すクリップが閉じた状態にあるときの正面図である。 比較例であるクリップが開いた状態にあるときの正面図である。 図5に示すクリップが閉じた状態にあるときの正面図である。
以下、図1〜図6に基づいて、本発明の実施形態であるクリップ100並びに比較例であるクリップ200について説明する。
初めに、図1〜図4に基づいてクリップ100について説明する。本実施形態に係るクリップ100は、第一挟み片11及び第二挟み片12を有するクリップ本体13と、第一挟み片11の外周11cに副ヒンジ部14を介して一体的に繋がれたC形状の可動押圧部15と、を備えている。第一挟み片11及び第二挟み片12はそれぞれの基端部11a,12aが主ヒンジ部10で一体的に繋がれ、主ヒンジ部10が蝶番状に弾性変形することにより、第一挟み片11と第二挟み片12とは互いに接近離隔可能である。
副ヒンジ部14は第一挟み片11の外周11cの基端部11a寄りの位置に設けられている。副ヒンジ部14が蝶番状に弾性変形することにより、可動押圧部15は、第一挟み片11の基端部11aの外周から第二挟み片12の基端部12aの外周を含む領域に接近離隔可能である。また、第一挟み片11、第二挟み片12並びに可動押圧部15の正面部分及び背面部分にはそれぞれ凹状部21,22,23が設けられている。
図4に示すように、可動押圧部15は、閉じた状態にある第一挟み片11及び第二挟み片12を互いに接近させる方向に押圧保持可能であり、第一挟み片11及び第二挟み片12を押圧保持した可動押圧部15を第二挟み片12の外周12cに着脱可能に係合させるために、第二挟み片12の外周12cに受圧ロック部16が設けられている。可動押圧部15の先端部17は凸状をなし、受圧ロック部16は、凸状の先端部17が係脱可能に嵌入する凹状をなしている。先端部17と受圧ロック部16とは互いに係脱可能な凹凸嵌合機構を形成している。
第一挟み片11の先端部11b側は外周11c側に向かってく字状をなすように折れ曲がっている。第二挟み片12の外周12cにおいて受圧ロック部16より先端部12b寄りの部分には操作補助片20が突設されている。第二挟み片12の先端部12bは第二挟み片12の開閉方向を面方向とする円板状をなしている。
第二挟み片12において第二挟み片12の基端部12aと受圧ロック部16との間の領域に、第二挟み片12の先端部12b側が第一挟み片11に接近離隔する方向に変位可能な可撓部19が設けられている。クリップ100においては、可撓部19の第一挟み片11に接近離隔する方向の曲げ弾性係数が、第二挟み片12の他の部分(可撓部19以外の部分)の前記方向の曲げ弾性係数より小さく設定されている。
具体的には、クリップ100においては、第一挟み片11に接近離隔する方向の可撓部19の厚み19tが、第二挟み片12の他の部分(可撓部19以外の部分)の第一挟み片11に接近離隔する方向の厚みより小さく設定されている。また、第二挟み片12において可撓部19の第一挟み片11に対向する領域に第一挟み片11から離隔する方向に凹んだ湾状部18が設けられている。従って、可撓部19が蝶番状に弾性変形することにより、第二挟み片12の先端部12b側(可撓部19よりも先端部12b側の部分)は、第一挟み片11に対して接近離隔可能である。
クリップ100においては、第一挟み片11と第二挟み片12とが互いに対向する領域における第一挟み片11及び第二挟み片12に、他方の挟み片に向かって突出する複数の係止突起11f,12fが設けられている。
可動押圧部15の外周15cには複数の突起15eと、凹面状の指当て部15dと、が設けられている。指当て部15dの凹面部分にも複数の突起15eが設けられている。
次に、図5,図6に基づいて、比較例であるクリップ200について説明する。図5,図6に示すクリップ200は、図1〜図3に示すクリップ100の第二挟み片12が具備する可撓部19及び湾状部18を具備していない。その他の部分の形状、機能はクリップ100と同じであるため、図1〜図3中の符号と同符号を付して説明を省略する。
ここで、図3,図4並びに図5,図6に基づいて、クリップ200と対比しながら、クリップ100の使い方および機能などについて説明する。
クリップ100の用途は限定しないが、ハンガーに掛けられた衣類を固定する手段として好適に使用することができる。具体的には、図4において、主ヒンジ部10近傍の対象物体Gを挟んでいる部分が「衣類とハンガーを加締める部分」であり、対向する複数の係止突起11f,12fが噛み合っている部分が「衣類のみを挟持する部分」である。
このように、クリップ100において「衣類とハンガーを加締める部分」と「衣類のみを挟持する部分」を設けたことにより、それぞれが独立した挟持力を発揮し、衣類の横ずれや落下を防ぐことができ、また、後述するような理由により、クリップ100のリユースを可能としている。
図3に示すように、第一挟み片11、第二挟み片12及び可動押圧部15が開いた状態にあるクリップ100に対し、図4に示すように、第一挟み片11と第二挟み片12との間に対象物体Gを挟んで第一挟み片11と第二挟み片12とを閉じた後、副ヒンジ部14を中心に可動押圧部15を回動させて、第一挟み片11の基端部11aの外周から第二挟み片12の基端部12aの外周を含む領域に接近させ、可動押圧部15の先端部17を受圧ロック部16に嵌入させると、対象物体G(衣類とハンガー)及び衣類のみの部分(図示せず)が第一挟み片11と第二挟み片12との間に挟持される。
また、可動押圧部15の先端部17が受圧ロック部16を押圧することにより可撓部19が弾性変形し、第二挟み片12の先端部12b側が第一挟み片11に接近する方向へ変位するので、図4に示すように、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとが噛み合うような状態となる。
従って、第一挟み片11と第二挟み片12との間に、ハンガーに掛けられた衣類を挟んだ場合、主ヒンジ部10近傍の対象物体Gで示す部分が「衣類とハンガー」に相当し、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとが噛み合っている部分が「衣類のみを挟持する部分」となる。よって、主ヒンジ部10近傍に挟持された対象物体G(衣類とハンガー)の厚みが比較的大きい場合でも、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとの間に衣類を安定的に挟持することができる。
また、クリップ100が図4に示す閉じた状態にあるとき、可撓部19が弾性変形することにより、第二挟み片12の先端部12b側が第一挟み片11に接近する方向へ変位しているので、主ヒンジ部10近傍に挟持された対象物体Gの厚みが比較的大きい場合でも、可動押圧部15の先端部17が、第二挟み片12の受圧ロック部16から受ける反作用による可動押圧部15の変形量(C形状の開口部分が開く方向の変形量)は弾性限度内に抑制されている。
一方、図5に示すように、開いた状態にあるクリップ200の第一挟み片11と第二挟み片12との間に、ハンガーに掛けられた衣類を挟んだ場合、即ち、図6に示すように、第一挟み片11と第二挟み片12との間に、ハンガーに掛けられた衣類を挟んで第一挟み片11と第二挟み片12とを閉じた後、副ヒンジ部14を中心に可動押圧部15を回動させて、第一挟み片11の基端部11aの外周から第二挟み片12の基端部12aの外周を含む領域に接近させ、可動押圧部15の先端部17を受圧ロック部16に嵌入させると、主ヒンジ部10近傍の対象物体Gで示す部分が「衣類とハンガー」に相当し、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとが対向している部分が「衣類のみを挟持する部分」となる。
ところが、クリップ200は、クリップ100の第二挟み片12が具備する可撓部19及び湾状部18(図3参照)を具備していないので、主ヒンジ部10近傍に挟持された対象物体G(衣類とハンガー)の厚みが比較的大きい場合、図6に示すように、可動押圧部15の先端部17を受圧ロック部16に嵌入させても、第二挟み片12の先端部12b側が第一挟み片11に接近する方向へ変位することができず、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとが離れた状態となる。このため、係止突起11fと係止突起12fとの間に衣類を挟持することができない。
また、クリップ200が図6に示す状態にあるとき、図4に示す状態にあるクリップ100に比べると、第二挟み片12の先端部12b側が第一挟み片11に接近する方向へ変位していないので、主ヒンジ部10近傍に挟持された対象物体G(衣類とハンガー)の厚みが比較的大きい場合、可動押圧部15の先端部17が第二挟み片12の受圧ロック部16から受ける反作用による可動押圧部15の変形量(C形状の開口部分が開く方向の変形量)は弾性限度を超えていることが多い。
従って、図4に示すように閉じた状態にあるクリップ100並びに図6に示すように閉じた状態にあるクリップ200を高温雰囲気(例えば、約80℃〜150℃の雰囲気)の下で所定時間(例えば、30秒〜10分間以上)保持した後、クリップ100,200を対象物体G(衣類とハンガー)から離脱させると、クリップ100の可動押圧部15は変形量が小さく、元の形状に近い状態に復帰するのに対し、クリップ200の可動押圧部15は変形量が大きい状態(図6に示すようにC形状の開口部分が大きく開いた状態)となり、元の形状(図5中の可動押圧部15の状態)に復帰しないことが多い。
このように、クリップ200の可動押圧部15が大きく塑性変形したままの状態(図6に示すようにC形状の開口部分が開いた状態)となると、可動押圧部15の先端部17を受圧ロック部16に嵌入させても、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとが所定位置(互いに噛み合う位置)まで接近しなくなるので、挟持力が著しく低下したり、使用不能となったりすることがある。
これに対し、クリップ100は第二挟み片12が可撓部19を具備したことにより、図4に示す状態にあるとき、第二挟み片12の可撓部19が撓むことにより第二挟み片12の先端部12b側が第一挟み片11に接近する方向へ変位するので、主ヒンジ部10近傍に挟持された対象物体G(衣類とハンガー)の厚みが比較的大きい場合でも、第一挟み片11の係止突起11fと第二挟み片12の係止突起12fとは、互いに噛み合う状態まで接近可能であり、係止突起11fと係止突起12fとの間に衣類を的確に挟持することができる。
また、クリップ100が図4に示す状態にあるとき、可動押圧部15の先端部17が第二挟み片12の受圧ロック部16から受ける反作用による可動押圧部15の変形量(C形状の開口部分が開く方向の変形量)は弾性限度内に抑制されているため、対象物体Gを挟持しているときの変形による塑性変形に起因する挟持力の低下も生じ難い。よって、クリップ100はリユースが可能である。
前述したクリップ100の使い方は一例であり、クリップ100の用途は限定しないので、クリーニング産業に限らず、「家庭向け」、「農園業」、「漁業」、「電装産業」、「梱包産業」など、あらゆる産業において利用可能である。また、クリップ100は合成樹脂を用いて一体成形可能であるため、容易且つ安価に製造することができる。
なお、図1〜図4に基づいて説明したクリップ100は本発明に係るクリップの一例を示すものであり、本発明に係るクリップは前述したクリップ100に限定されない。
本発明に係るクリップは、様々な物品を着脱可能に挟持する器具として、多種多様な産業分野において広く利用することができる。
10 主ヒンジ部
11 第一挟み片
11a,12a,15a 基端部
11b,12b,17 先端部
11c,12c,15c 外周
11f,12f 係止突起
12 第二挟み片
13 クリップ本体
14 副ヒンジ部
15 可動押圧部
15d 指当て部
15e 突起
16 受圧ロック部
18 湾状部
19 可撓部
19t 厚み
20 操作補助片
21,22,23 凹状部
100,200 クリップ
G 対象物体

Claims (4)

  1. 基端部が主ヒンジ部で一体的に繋がれた第一挟み片及び第二挟み片を有するクリップ本体と、
    前記第一挟み片の外周の基端部寄りの位置に設けられた副ヒンジ部に基端部が一体的に繋がれ、前記第一挟み片の基端部の外周から前記第二挟み片の基端部の外周を含む領域に接近離隔可能であって、前記第一挟み片及び前記第二挟み片を互いに接近させる方向に押圧保持可能な可動押圧部と、
    前記第一挟み片及び前記第二挟み片を押圧保持した前記可動押圧部を前記第二挟み片に着脱可能に係合させるため、前記第二挟み片に設けられた受圧ロック部と、を備え、
    前記第二挟み片において前記第二挟み片の基端部と前記受圧ロック部との間の領域に、前記第二挟み片の先端部側が前記第一挟み片に接近離隔する方向に変位可能な可撓部を設け
    前記可撓部の前記第一挟み片に接近離隔する方向の曲げ弾性係数が前記第二挟み片の他の部分の前記曲げ弾性係数より小さく、
    前記第二挟み片において前記可撓部の前記第一挟み片に対向する領域に前記第一挟み片から離隔する方向に凹んだ湾状部を設けたクリップ。
  2. 前記第一挟み片に接近離隔する方向の前記可撓部の厚みが、前記第二挟み片の他の部分の前記第一挟み片に接近離隔する方向の厚みより小である請求項1記載のクリップ。
  3. 前記受圧ロック部が、前記可動押圧部の先端部が嵌入可能な凹状部である請求項1または2記載のクリップ。
  4. 前記第一挟み片と前記第二挟み片とが互いに対向する領域における前記第一挟み片若しくは前記第二挟み片の少なくとも一方に、他方の前記挟み片に向かって突出する係止突起を設けた請求項1〜の何れかの項に記載のクリップ。
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