JP6751375B2 - 時刻管理装置、時刻基準装置、基準時刻管理システム、および基準時刻管理方法 - Google Patents

時刻管理装置、時刻基準装置、基準時刻管理システム、および基準時刻管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、時刻管理装置、時刻基準装置、基準時刻管理システム、および基準時刻管理方法に関する。
通信キャリア網の時刻同期が高精度化するなかで、遠隔地の同期装置の時刻品質監視および高精度時刻伝送技術が求められている。特に昨今では、表1に示すように、時刻同期装置または時刻基準装置として、T−BC(Telecom boundary clocks)クラスA、PRTC(Primary Reference Time Clocks)クラスA、PRTCクラスB、ePRTC(Enhanced PRTC)の技術がある。そして、既存の100ナノ秒[ns]の精度に対して更に一桁精度の高い時刻基準装置が標準規定されつつあり、その品質監視レベルとしてもナノ秒〜サブナノ秒が要求されている。
Figure 0006751375
一方、遠隔地の時刻を比較して監視する方式については、表2に示すように、GPS(Global Positioning System) Common View方式、マイクロ波による比較方式、光キャリアによる比較方式、および光パルスによる比較方式がある。
Figure 0006751375
GPS Common View方式では、2地点間から同じGPS衛星と電波をやり取りして、遅延時間から2地点間の時刻のずれを検出する。マイクロ波による比較方式では、マイクロ波に10[MHz]、100[MHz]で変調をかけて送信し、受信側で比較する。光キャリアによる比較方式では、光の基準信号を送り、キャリアの周波数を受信側で比較する。光パルスによる比較方式では、光とマイクロ波の基準信号を同時に送り、受信側で比較する。また、光ファイバリンク上で時刻情報を伝送し、マイクロ波/光波の位相情報から時刻を比較する方式もあり、サブナノ秒以下の精度で時刻比較を行うことが可能である。時刻の比較に利用する基準時刻信号については、GPSの衛星から受信可能な高精度の時刻情報を利用する方式が一般的である。
広い範囲の複数の地点で時刻を同期させる場合、時刻の基準となる複数の時刻マスタクロックを地点毎にそれぞれ設置し、地点毎にGPSから信号を受信して同期する方式が考えられる。しかし、アンテナの設置が不可能な場合や、アンテナやレシーバの故障により時刻情報が長期間に渡って受信できない場合がある。その場合、正常に時刻を受信できているマスタクロックからネットワークを介して時刻情報を高精度に伝送する必要がある。本発明は、時刻マスタクロック間で時刻情報を高精度に伝送するための時刻伝送と同期の技術である。
時刻伝送・同期の従来技術としては、非特許文献1に示されているPTP(Precision Time Protocol)が知られている。PTPでは、対向する2装置間で時刻同期パケットをやり取りすることで、上位装置の時刻に下位装置が同期するように動作する。その精度は一般的に数十ナノ秒である。
PTPの概要を図5に示す。PTPで想定しているシステムにおいては、図5に示すように、上位装置であるマスタ装置8と、下位装置であるスレーブ装置9との間がリンク系システム装置7a,7bなどを含む伝送路71で接続されている。遠隔地に存在するスレーブ装置9の時刻をPTPでマスタ装置8の時刻に同期させる場合には、伝送路71を経由して、マスタ装置8とスレーブ装置9との間でメッセージのやり取りを行う。
すなわち、マスタ装置8は時刻t1で同期メッセージ(Sync message)として時刻同期パケットを伝送路71に送出する(ステップS30,S30a〜S30d)。この同期メッセージは、例えば図5に示した時刻t2a〜t2bの間でスレーブ装置9に到着する。到着する時刻t2a,t2bの変化は、他の信号との衝突や網の輻輳によるパケットロスや遅延揺らぎなどに起因して発生する。スレーブ装置9は、同期メッセージを受け取ると、タイムスタンプとしてその時刻を記録し、時刻t3で遅延要求メッセージ(Delay_Request message)を送出する(ステップS31)。マスタ装置8は、時刻t4で遅延要求メッセージを受信すると、タイムスタンプとしてその時刻を記録し、それに対する応答として遅延応答メッセージ(Delay_Response message)を送出する(ステップS32)。
IEEE Std 1588-2008, IEEE Standard for a Precision Clock Synchronization Protocol for Networked Measurement and Control Systems.
上記のPTPを用いて時刻同期を実行する場合には、パケットレベルでの時刻情報転送のため、他の信号との衝突や網の輻輳によるパケットロスや遅延揺らぎが発生し、図5に示した到着時刻t2a〜t2bの変動が生じる。これにより、同期精度が著しく劣化する。また、PTPは伝送路の上り下りの遅延が対称であることを前提としたプロトコルであるため、経路差や波長分散による遅延差が時刻同期精度劣化の要因となる。更にパケットが往復してタイムスタンプが打刻されるごとに、内部クロック周波数による誤差が生じる。
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであり、PTPよりも高い精度で時刻同期を実現するために利用可能な時刻管理装置、時刻基準装置、基準時刻管理システム、および基準時刻管理方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、光伝送路を経由して時刻基準装置と接続される時刻管理装置であって、前記時刻基準装置から送信された時刻同期プロトコルのパケットに含まれる基準時刻を抽出する時刻同期プロトコル処理部と、前記時刻基準装置から送信された光パルスを検出するパルス検出部と、時刻同期プロトコル処理部が抽出した基準時刻により自身の時刻を同期し、前記パルス検出部が光パルスを検出した時刻により自身の時刻を補正する時刻同期部と、を備えることを特徴とする時刻管理装置とした。
このようにすることで、時刻管理装置は、PTPよりも高い精度で時刻同期を実現することができる。
請求項2に記載の発明では、光パルスの到着が予測される時刻を保持する記憶部を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の時刻管理装置とした。
このようにすることで、時刻管理装置は、到着予測時刻と光パルスの到着時刻との差によって、PTPによる時刻オフセットを容易に算出できる。
請求項3に記載の発明では、光伝送路を経由して時刻管理装置と接続され、当該光伝送路を経由して基準時刻に関する情報を送出する時刻基準装置であって、前記基準時刻を計時する時刻管理部と、時刻同期プロトコルにより、光伝送路を介して前記時刻管理装置に前記基準時刻に関する情報を送信する時刻送信部と、前記基準時刻に基づく光パルスを生成し、前記時刻管理装置に送信するパルス生成部と、を備えることを特徴とする時刻基準装置とした。
このようにすることで、時刻基準装置は、PTPよりも高い精度で時刻管理装置を時刻同期させることができる。
請求項4に記載の発明では、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号に基づいて前記基準時刻を生成するGPS受信部を更に備える、ことを特徴とする請求項3に記載の時刻基準装置とした。
このようにすることで、時刻基準装置は、容易に高精度の基準時刻を生成することができる。
請求項5に記載の発明では、前記パルス生成部が生成する光パルスの周期は、時刻同期プロトコルによる時刻オフセットの誤差よりも大きい、ことを特徴とする請求項3に記載の時刻基準装置とした。
このようにすることで、時刻基準装置は、光パルスが欠落した際であっても、時刻管理装置の時刻のズレを生じさせることがなくなる。
ができる。
請求項6に記載の発明では、光伝送路を経由して時刻基準装置と接続される時刻管理装置とを含む時刻同期システムであって、前記時刻基準装置は、基準時刻を計時する時刻管理部と、時刻同期プロトコルにより、光伝送路を介して前記時刻管理装置に前記基準時刻に関する情報を送信する時刻送信部と、前記基準時刻に基づく光パルスを生成し、前記時刻管理装置に送信するパルス生成部と、を備え、前記時刻管理装置は、前記時刻基準装置から送信された時刻同期プロトコルのパケットに含まれる基準時刻を抽出する時刻同期プロトコル処理部と、前記時刻基準装置から送信された光パルスを検出するパルス検出部と、時刻同期プロトコル処理部が抽出した基準時刻により自身の時刻を同期し、前記パルス検出部が光パルスを検出した時刻により自身の時刻を補正する時刻同期部と、を備えることを特徴とする基準時刻管理システムとした。
このようにすることで、基準時刻管理システムは、PTPよりも高い精度で時刻管理装置を時刻同期させることができる。
請求項7に記載の発明では、前記時刻管理装置は、光パルスの到着が予測される時刻を保持する記憶部を更に備える、ことを特徴とする請求項6に記載の基準時刻管理システムとした。
このようにすることで、時刻管理装置は、到着予測時刻と光パルスの到着時刻との差によって、PTPによる時刻オフセットを容易に算出できる。
請求項8に記載の発明では、光伝送路を経由して時刻基準装置と接続される時刻管理装置とを含む時刻同期システムにおいて、前記時刻基準装置は、基準時刻を計時し、時刻同期プロトコルにより、光伝送路を介して前記時刻管理装置に前記基準時刻に関する情報を送信し、前記基準時刻に基づく光パルスを生成し、前記時刻管理装置に送信し、前記時刻管理装置は、前記時刻基準装置から送信された時刻同期プロトコルのパケットに含まれる基準時刻により自身の時刻を同期し、前記時刻基準装置から送信された光パルスを検出した時刻により自身の時刻を補正する、ことを特徴とする基準時刻管理方法とした。
このようにすることで、PTPよりも高い精度で時刻管理装置を時刻同期させることができる。
本発明の時刻管理装置、時刻基準装置、基準時刻管理システム、および基準時刻管理方法によれば、PTPよりも高い精度で時刻同期を実現できる。すなわち、時刻同期のために特別なパケットを伝送する必要がないので、伝送路上での信号衝突や、網の輻輳によるパケットロス、遅延揺らぎ等の影響がなくなる。更に、経路差、波長分散による遅延差、往復のタイムスタンプ打刻等の影響による誤差もなくなる。
本実施形態の基準時刻管理システムにおいて伝送される光パルスとPTPパケットを示す模式図である。 本実施形態の基準時刻管理システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態における基準時刻管理システムの正常時の動作を示すシーケンス図である。 本実施形態における基準時刻管理システムのパケット欠損時の動作を示すシーケンス図である。 PTPによる時刻同期の概要を示す模式図である。 比較例の基準時刻管理システムの構成と動作とを示す図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
《比較例の構成と動作》
図6は、比較例の基準時刻管理システムSの構成と動作とを示す図である。
図6に示した基準時刻管理システムSは、互いに離れた位置に設置されているローカル装置2a、リモート装置3b,3cを備えている。ローカル装置2aとリモート装置3bとの間、およびローカル装置2aとリモート装置3cとの間は光ファイバ1を介して互いに接続されている。
ローカル装置2aとリモート装置3b,3cは、それぞれ絶対時刻を高精度で把握する時刻基準装置(GM:GrandMaster)としての機能を搭載している。一方、GPS衛星6a,6bは、絶対時刻を高精度で把握する機能を搭載している。したがって、ローカル装置2aやリモート装置3bは、GPS衛星6a,6bから送信される電波を受信する機能を搭載することにより、時刻のマスタクロックとして利用可能な絶対時刻の情報を取得できる。
ただし、図6に示したように、リモート装置3bのGPSアンテナが故障したような場合には、リモート装置3bは、時刻情報をGPS衛星6a,6bから取得できない。そのため、ローカル装置2aからリモート装置3bに対して時刻情報を伝送し、リモート装置3bの時刻をローカル装置2aの時刻に同期させることが必要になる。また、リモート装置3cがGPS衛星6a,6bの電波を受信できないロケーションに設置されている場合や、GPSアンテナ等を有しない場合には、リモート装置3cは時刻を上位装置であるローカル装置2aの時刻に同期させる必要がある。
比較例により、高精度の時刻情報をローカル装置2aから光ファイバ1を経由してリモート装置3bおよびリモート装置3cに送信することができ、リモート装置3bおよびリモート装置3cは把握している時刻をローカル装置2aの時刻に同期させることが可能になる。
なお、ローカル装置2aとリモート装置3bとの間、およびローカル装置2aとリモート装置3cとの間で時刻情報を伝送するために用いる光ファイバ1については、時刻伝送用の専用光ケーブルであり、ネットワーク構築時に長さ(距離)が正確に測定され、その伝送路長Lの基準値を既知として扱えるものとする。更に、光ファイバ屈折率nも既知として扱えるものとする。ただし、現実の伝送路長Lは、環境温度変化の影響により変動する可能性がある。
ローカル装置2aは、それ自身が把握している絶対時刻の情報をPTPパケットとして時刻情報配信装置5aに送信する。時刻情報配信装置(BC:Boundary Clock)5aは、ローカル装置2aから受信したPTPパケットをスレーブとして終端し、自装置内で再生したPTPメッセージをマスタとして送信する機能を有する。時刻情報配信装置5aは、ローカル装置2aから取得した絶対時刻の情報を、通信ネットワーク4aを経由して図示しないユーザ端末などに対して配信する。
上記と同様に、リモート装置3bは、それ自身が把握している絶対時刻の情報をPTPパケットとして時刻情報配信装置5bに送信する。時刻情報配信装置(BC)5bは、リモート装置3bから受信したPTPパケットをスレーブとして終端し、自装置内で再生したPTPメッセージをマスタとして送信する機能を有する。時刻情報配信装置5bは、リモート装置3bから取得した絶対時刻の情報を、通信ネットワーク4bを経由して図示しないユーザ端末などに対して配信する。
また、リモート装置3cは、それ自身が把握している絶対時刻の情報をPTPパケットとして時刻情報配信装置5cに送信する。時刻情報配信装置(BC)5cは、リモート装置3から受信したPTPパケットをスレーブとして終端し、自装置内で再生したPTPメッセージをマスタとして送信する機能を有する。時刻情報配信装置5cは、リモート装置3から取得した絶対時刻の情報を、通信ネットワーク4cを経由して図示しないユーザ端末などに対して配信する。
《伝送される光パルスとPTPパケット》
本実施形態の基準時刻管理システムSにおいて伝送される光パルスとPTPパケットを図1に示す。
本実施形態では、PTPパケットを用いて基準時刻を伝え、更に光パルスの到着タイミングを用いてその時刻を補正する。PTPにより数十ナノ秒レベルで時刻同期を行い、PTPパケットで残留する時刻誤差(タイムスタンプ精度誤差)を、光パルスの到着時間から、除去して補正する。
ローカル装置2は、GPS受信部21、パルス生成部23、電気−光変換部261を含んで構成され、時刻20を計時する。ローカル装置2は、光ファイバ1を経由してリモート装置3と接続され、この光ファイバ1を経由して基準時刻に関する情報を送出する時刻基準装置である。
GPS受信部21は、GPS衛星からの時刻信号を受信する。この時刻信号に基づき、時刻20が計時される。
パルス生成部23は、時刻情報を伝達するタイミングになったときに、GPS信号の1PPSタイミング信号を基準にパルス信号11を生成して送信する。
電気−光変換部261は、図1では“E/O”と記載されており、パルス信号11を光パルス12に変換する。
リモート装置3は、光−電気変換部311を含み、時刻30を計時する。リモート装置3は、光ファイバ1を経由してローカル装置2と接続される時刻管理装置である。
この光−電気変換部311は、図1では“O/E”と記載されており、光パルス12をパルス信号13に変換する。
ローカル装置2とリモート装置3とは、先ずPTPを用いて、ローカル装置2の時刻20とリモート装置3の時刻30とを同期する。このときリモート装置3の時刻30は、PTPのタイムスタンプ打刻誤差やパケット遅延揺らぎ、上り下りリンク非対称性により、除去できない時刻誤差(Offset)が残留している。例えばリモート装置3の内部クロックが125MHzの場合、1タイムスタンプの打刻につき8nsの誤差が生じる。PTPでは合計4個のタイムスタンプを用いて時刻同期を行うため、このとき少なくとも32nsの同期誤差が生じる。
次に、あらかじめスケジューリングされた光パルス12を用いて、PTPで残留した時刻オフセットδtを判定・除去する。このとき、ローカル装置2とリモート装置3との間の光ファイバ1の伝送路長Lは事前に正確に測定されているものとし、伝送遅延Δtを把握しているものとする。
ローカル装置2から正確なタイミングで送出される光パルス12に対して、伝送遅延を用いてリモート装置3におけるパルスの到着予想時刻T+nΔt(T:パルスの出発時刻、n:パルスの数)を算出し、それらの情報をテーブルとして保持しておく。
リモート装置3は、光パルスが到着したタイミングで、PTPにより同期した時刻30とテーブル上に保持したパルス到着予想時刻とを比較し、その差分を算出する。リモート装置3は、この差分に対してリモート装置3の時刻30を補正する。PTPによる時刻同期が完了後、到着したパルスを用いて補正を実行する。その後、リモート装置3は、同様の動作を繰り返す。
光ファイバ1の長さ(伝送路長L)、およびパルスの送信間隔が正確に制御されている場合、事前に予測された到着時刻と実際のパルスの到着時刻とのずれからPTPで残留した時刻オフセットδtを除去することができる。
図2は、本実施形態の基準時刻管理システムSの構成を示すブロック図である。
基準時刻管理システムSは、ローカル装置2、リモート装置3、光ファイバ1を含んでいる。
ローカル装置2はGPS受信部21、時刻管理部22、パルス生成部23、PTP処理部24、時刻配信部25、光信号送信部26、光信号送受信部27を備えている。なお、これらの各構成要素は、コンピュータなどのハードウェアおよびコンピュータ等が実行可能なソフトウェアの両方または何れか一方により具現化される。
GPS受信部21は、GPS衛星6a,6bが送信する電波を、GPSアンテナを介して受信する。GPS受信部21がGPS衛星6a,6bから受信する電波には、時刻情報として、1PPS(1 Pulse Per Second)信号と、ToD(Time of Day)信号とが含まれている。GPS受信部21は、この1PPS信号により、1秒毎の正確なタイミングを把握できる。また、ToD信号により正確な時刻を把握できる。
時刻管理部22は、GPS受信部21がGPSから取得した1PPS信号およびToD信号を入力して保持し、時刻およびタイミングを把握する。そして、時刻管理部22はローカル装置2が光ファイバ1に送出する光パルス12の元になるパルス生成部23の出力パルス、すなわちパルス信号11の出発時刻を管理する。時刻管理部22は、基準時刻を計時するものである。
時刻管理部22は、事前に定めたスケジュールに従い、時刻情報をリモート装置3へ伝達すべき予定時刻になると、パルス信号11を送出するように、パルス送出指示をパルス生成部23に与える。
パルス生成部23は、時刻管理部22の出力するパルス送出指示に従い、GPSから取得した前記1PPS信号に同期した正確なタイミングで生成したパルス信号11を出力する。このパルス信号11は、事前に定めた一定の間隔、すなわち基準時間間隔Δt0で、繰り返し出力される。基準時間間隔Δt0については、例えば数ナノ秒〜数秒程度の範囲内で事前に決定することが想定される。
また、時刻管理部22がパルス送出指示をパルス生成部23に与えたタイミングから、対応する光パルス12が実際に光ファイバ1に出力されるまでのタイムラグを考慮する必要がある。したがって、実際にはナノ秒以下の精度で正確に管理された時刻でローカル装置2が光パルス12を光ファイバ1に送出できるように、前記タイムラグの補正分を含めて、パルス生成部23が送出するパルス信号11のタイミングを制御する。
また、GPS受信部21からパルス生成部23までのケーブル長、およびパルス生成部23から光信号送信部26までのケーブル長は事前に高精度に計測され、光パルス12の実際の送信タイミングとUTC(協定世界時:Coordinated Universal Time)との間に誤差が生じないよう設計されている。
光信号送信部26は、図2では“TX”と記載されており、図1に示した電気−光変換部261を含んでいる。電気−光変換部261はパルスレーザ光源であり、パルスレーザの出力を、パルス生成部23が出力するパルス信号11に同期することにより、レーザの光パルス12を生成する。光信号送信部26が生成した光パルス12は、光ファイバ1の上流側に入力され、リモート装置3へ向けて送信される。
PTP処理部24には、時刻管理部22で保持している時刻Tが入力される。PTP処理部24は、PTPパケットを生成し、時刻Tに基づくタイムスタンプを打刻して光信号送受信部27に出力する。
光信号送受信部27は、図2では“RX/TX”と記載されており、このPTPパケットを光信号に変換して、リモート装置3に送信する。更に光信号送受信部27は、リモート装置3が送信したPTPパケットを電気信号に変換する。なお、光信号送受信部27が変換する光信号の波長と、光信号送信部26が変換する光信号の波長とは異なっていてもよく、また同一の波長であってもよい。
PTP処理部24と光信号送受信部27は、時刻同期プロトコルにより、光ファイバ1を介してリモート装置3に基準時刻に関する情報を送信する時刻送信部として機能する。
時刻配信部25は、時刻管理部22で同期した時刻の情報を下位の装置に配信する。図2に示したシステムの例では、ローカル装置2a内の時刻配信部25が送出する時刻の情報は時刻情報配信装置5aに入力される。そして、時刻情報配信装置29が時刻の情報を、通信ネットワーク4aを経由して所定のユーザ端末等に配信する。
リモート装置3は光信号受信部31、光信号送受信部32、パルス検出部33、PTP処理部34、PTPタイムスタンプ打刻誤差保持部35、パルス到着予想時刻保持部36、時刻比較部37、時刻同期部38、時刻配信部39を備えている。なお、これらの各構成要素の機能は、コンピュータなどのハードウェアおよびコンピュータ等が実行可能なソフトウェアの両方または何れか一方により構成される。
光信号受信部31は、図2では“RX”と記載されており、図1に示した光−電気変換部311を含んでいる。すなわち、光信号受信部31は光ファイバ1を経由してリモート装置3の入力側に到着した光パルス12を電気のパルス信号13に変換してパルス検出部33に与える。
光信号送受信部32は、図2では“RX/TX”と記載されている。すなわち、光信号送受信部32は光ファイバ1を経由してリモート装置3の入力側に到着したPTPパケット15を電気信号のPTPパケットに変換してPTP処理部34に与える。光信号送受信部32は更に、PTP処理部34が出力した電気信号のPTPパケットを、光信号のPTPパケット15に変換して送信する。
PTP処理部34は、光信号送受信部32を介してローカル装置2からPTPパケットを受信し、そのタイムスタンプを処理する。
時刻同期部38は、PTP処理部34からのタイムスタンプ情報をもとに、図1に示した時刻30を同期する。時刻30は、時刻同期部38が計時している。
パルス検出部33は、光パルス12の到着時にそのタイミングを記録し、時刻比較部37に到着したことを知らせる。時刻比較部37は、このパルス信号13のタイミング情報と、パルス到着予想時刻保持部36が保持するパルス到着時刻とを比較して、時刻同期部38に補正値を出力する。時刻同期部38は、この補正値をもとに、図1に示した時刻30を補正する。
パルス到着予想時刻保持部36は、事前に校正した伝送路長Lとパルス送出スケジュール・送出間隔をもとにパルス到着時刻の情報を保持する。
PTPタイムスタンプ打刻誤差保持部35は、パルス伝送異常時の検出のための閾値情報として、事前にオペレータが設定する情報(タイムスタンプ打刻誤差等)を保持し、閾値として設定する。
時刻同期部38は、ローカル装置2からのPTPパケットをもとに、図1に示した時刻30の同期を行い、その時刻を時刻比較部37に伝達しておく。
時刻配信部39は、時刻同期部38で算出した時刻に同期して、その時刻を下位の装置に配信する。例えば図6に示したシステムにおいては、リモート装置3が配信する時刻の情報は時刻情報配信装置5cに入力される。そして、時刻情報配信装置5cが通信ネットワーク4cを介して所定のユーザ端末等に対して時刻情報を配信する。
図3は、本実施形態における基準時刻管理システムSの正常時の動作を示すシーケンス図である。
時刻伝送・同期のフローは以下のステップにより実行される。
最初、ローカル装置2とリモート装置3とは、PTPによる時刻同期を実行する(ステップS10)。ステップS10が終了したとき、リモート装置3の時刻は、ローカル装置2の時刻に対して正方向に00:05だけずれている。なお、タイムスタンプ打刻誤差(PTPで想定される同期誤差範囲)の最悪値は、+00:10または−00:10とする。
その後、ローカル装置2は、正確な時間で光パルス12を繰り返し送出する。
ステップS11において、ローカル装置2は、正確な時間“12:00”に光パルスを送信する。リモート装置3は、この光パルス12の到着時刻を“12:20”として記録する。リモート装置3は、伝送路長Lをもとに光パルス12の到着予想時刻をテーブルに保持している。光パルスの伝達時間は、伝送路長Lを光速度cで除算することで算出される。光パルスの伝達時間は、00:15なので、この光パルス12の到着予想時刻は、“12:15”である。これにより、PTPで残留した時刻オフセットδtが“00:05”であることが算出可能である。
リモート装置3は、自身が計時している時刻から、PTPの時刻オフセットδtを減算して補正する。これにより、ローカル装置2の時刻に同期することができる。
PTPで想定される時刻誤差に対して、パルス間隔を最適化(PTPのタイムスタンプ誤差よりも長く)することで、パルス欠損時の影響(測定基準のずれによる時刻誤差増加)を回避することができる。
ステップS12において、ローカル装置2は、正確な時間“12:30”に光パルスを送信する。リモート装置3は、この光パルス12の到着時刻を“12:45”として記録する。この光パルス12の到着予想時刻は、“12:45”である。このとき、PTPで残留した時刻オフセットδtが“00:00”であることが算出可能である。
ステップS13において、ローカル装置2は、正確な時間“13:00”に光パルスを送信する。リモート装置3は、この光パルス12の到着時刻を“13:15”として記録する。この光パルス12の到着予想時刻は、“13:15”である。このとき、PTPで残留した時刻オフセットδtが“00:00”であることが算出可能である。
図4は、本実施形態における基準時刻管理システムSのパケット欠損時の動作を示すシーケンス図である。
光パルス12が一部欠損(例えば1番目のパルスが欠損する等)した場合、次にくるパルスとテーブル値を比較すると、ひとつ前のパルスの到着時刻と比較することになるため、時刻が大きくずれることになる。そこで、パルス到着時間において一定の閾値を設け、その閾値以内にパルスが到着した場合に正常と判定し、テーブルとの比較を行う。
最初、ローカル装置2とリモート装置3とは、PTPによる時刻同期を実行する(ステップS20)。
ステップS21において、ローカル装置2は、正確な時間“12:00”に光パルスを送信する。しかし、この光パルスは欠損し、リモート装置3は、この光パルス12の到着を検知できない。
リモート装置3は、伝送路長Lをもとに光パルス12の到着予想時刻をテーブルに保持しており、更にPTPタイムスタンプの打刻誤差を保持している。
光パルスの伝達時間は、00:15なので、この光パルスの到着予想時刻は、“12:15”である。更に、PTPタイムスタンプの打刻誤差は、±00:10である。よって、光パルス12の到着するタイミングは、“12:05”から“12:25”の間である。これ以降、リモート装置3に光パルス12が到着したとしても、リモート装置3は、光パルス12の到着予想時刻の“12:15”に補正することはない。
ステップS22において、ローカル装置2は、正確な時間“12:30”に光パルスを送信する。リモート装置3は、この光パルス12の到着時刻を“12:50”として記録する。この光パルス12の到着予想時刻は、“12:45”である。このとき、PTPで残留した時刻オフセットδtが“00:05”であることが算出可能である。
リモート装置3は、自身が計時している時刻から、PTPで残留した時刻オフセットδtを減算して補正する。これにより、ローカル装置2の時刻に同期することができる。
ステップS23において、ローカル装置2は、正確な時間“13:00”に光パルスを送信する。リモート装置3は、この光パルス12の到着時刻を“13:15”として記録する。この光パルス12の到着予想時刻は、“13:15”である。このとき、PTPで残留した時刻オフセットδtが“00:00”であることが算出可能である。
システムの設計者は、例えば、閾値としてPTPで発生しうる時刻誤差範囲を設定(例えば、タイムスタンプ打刻誤差“±00:10”)する。そして設計者は、パルスの送信間隔を、この閾値以上の間隔(例えば“00:30”)に設定する。これにより、第1番目のパルスが欠損した場合や測定が不能だった場合、第2番目のパルスの到着時間は、第1番目のパルスの時刻誤差範囲に入らなくなる。よって、リモート装置3は、第2番目のパルスと判定し、該当するテーブル値と比較を行う。これにより、リモート装置3は、正しくPTPで残留した時刻オフセットδtを算出して、自身の時刻を補正することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
(a) ローカル装置の時刻源はGPS信号に限定されず、例えば原子時計などであってもよい。
(b) ローカル装置とリモート装置とがPTPによる時刻同期を実行するのは、最初の1回に限定されることが望ましい。光パルスによって精密に補正した自身の時刻に対して、PTPによる時刻同期を行うと、再び時刻オフセットδt(図1参照)のずれが発生するためである。
(c) ローカル装置とリモート装置とがPTPによる時刻同期を実行して光パルスで時刻補正したのち、再びPTPによる時刻同期を実行した際、リモート装置は、自身の時刻とPTPパケットに含まれるタイムスタンプとの差が、打刻誤差の範囲内であったならば、時刻補正しないようにしてもよい。光パルスによって精密に補正した自身の時刻に対して、PTPによる時刻同期を行うと、再び時刻オフセットδt(図1参照)のずれが発生するためである。
(d) ローカル装置が送信する光パルスをリモート装置が正しいタイミングで検知できなくなった場合、改めてPTPによる時刻同期をやり直したのち、光パルスによる残留オフセットの算出を行ってもよい。これにより、再びローカル装置とリモート装置を正確に時刻同期させることができる。リモート装置が正しいタイミングで光パルスを検知できない場合とは、例えば、比較すべきパルスの到着予想時刻の時刻誤差範囲外に光パルスを検知した場合である。図4でいうと、リモート装置3が12:55から13:05までの間に光パルスを検知した場合に相当する。この状態を放置すると、リモート装置3は、光パルス1周期分(00:30)ずれて時刻同期する可能性があるためである。
(e) ローカル装置は、リモート装置として機能するように、リモート装置の各部構成を備えていてもよい。これにより、GPS受信部などの時刻源に障害が発生したときに、他のローカル装置に時刻を同期して、この時刻を下位端末などに配信することができる。
S 基準時刻管理システム
1 光伝送路
11 パルス信号
12 光パルス
13 パルス信号
15 PTPパケット
2 ローカル装置 (時刻基準装置)
2a ローカル装置
20 ローカル時刻
21 GPS受信部
22 時刻管理部
23 パルス生成部
24 PTP処理部 (時刻送信部)
25 時刻配信部
26 光信号送信部
261 電気−光変換部
27 光信号送信受部
3,3b,3c リモート装置 (時刻管理装置)
30 時刻
31 光信号受信部
311光−電気変換部
32 光信号送受信部
33 パルス検出部
34 PTP処理部 (時刻同期プロトコル処理部)
35 PTPタイムスタンプ打刻誤差保持部
36 パルス到着予想時刻保持部
37 時刻比較部
38 時刻同期部
39 時刻配信部
4a〜4c 通信ネットワーク
5a〜5c 時刻情報配信装置
6a GPS衛星
6b GPS衛星
7a,7b リンク系システム装置
71 伝送路
8 マスタ装置
9 スレーブ装置

Claims (8)

  1. 光伝送路を経由して時刻基準装置と接続される時刻管理装置であって、
    前記時刻基準装置から送信された時刻同期プロトコルのパケットに含まれる基準時刻を抽出する時刻同期プロトコル処理部と、
    前記時刻基準装置から送信された光パルスを検出するパルス検出部と、
    時刻同期プロトコル処理部が抽出した基準時刻により自身の時刻を同期し、前記パルス検出部が光パルスを検出した時刻により自身の時刻を補正する時刻同期部と、
    を備えることを特徴とする時刻管理装置。
  2. 光パルスの到着が予測される時刻を保持する記憶部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の時刻管理装置。
  3. 光伝送路を経由して時刻管理装置と接続され、当該光伝送路を経由して基準時刻に関する情報を送出する時刻基準装置であって、
    前記基準時刻を計時する時刻管理部と、
    時刻同期プロトコルにより、光伝送路を介して前記時刻管理装置に前記基準時刻に関する情報を送信する時刻送信部と、
    前記基準時刻に基づく光パルスを生成し、前記時刻管理装置に送信するパルス生成部と、
    を備えることを特徴とする時刻基準装置。
  4. GPS(Global Positioning System)衛星からの信号に基づいて前記基準時刻を生成するGPS受信部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の時刻基準装置。
  5. 前記パルス生成部が生成する光パルスの周期は、時刻同期プロトコルによる時刻オフセットの誤差よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項3に記載の時刻基準装置。
  6. 光伝送路を経由して時刻基準装置と接続される時刻管理装置とを含む時刻同期システムであって、
    前記時刻基準装置は、
    基準時刻を計時する時刻管理部と、
    時刻同期プロトコルにより、光伝送路を介して前記時刻管理装置に前記基準時刻に関する情報を送信する時刻送信部と、
    前記基準時刻に基づく光パルスを生成し、前記時刻管理装置に送信するパルス生成部と、
    を備え、
    前記時刻管理装置は、
    前記時刻基準装置から送信された時刻同期プロトコルのパケットに含まれる基準時刻を抽出する時刻同期プロトコル処理部と、
    前記時刻基準装置から送信された光パルスを検出するパルス検出部と、
    時刻同期プロトコル処理部が抽出した基準時刻により自身の時刻を同期し、前記パルス検出部が光パルスを検出した時刻により自身の時刻を補正する時刻同期部と、
    を備えることを特徴とする基準時刻管理システム。
  7. 前記時刻管理装置は、光パルスの到着が予測される時刻を保持する記憶部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の基準時刻管理システム。
  8. 光伝送路を経由して時刻基準装置と接続される時刻管理装置とを含む時刻同期システムにおいて、
    前記時刻基準装置は、基準時刻を計時し、
    時刻同期プロトコルにより、光伝送路を介して前記時刻管理装置に前記基準時刻に関する情報を送信し、
    前記基準時刻に基づく光パルスを生成し、前記時刻管理装置に送信し、
    前記時刻管理装置は、
    前記時刻基準装置から送信された時刻同期プロトコルのパケットに含まれる基準時刻により自身の時刻を同期し、
    前記時刻基準装置から送信された光パルスを検出した時刻により自身の時刻を補正する、
    ことを特徴とする基準時刻管理方法。
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