JP6748513B2 - バリケード - Google Patents

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Description

本発明はバリケードに関し、特に興奮した聴衆や観衆が押し退けて演奏者、演技者あるいは競技者に近づくことを阻止できる一方、簡単に分離して持ち運ぶことができるようにしたバリケードに関する。
例えば、演奏、演劇、競技等の各種イベントは屋外ステージ、体育館、競技場等で行われることが多いが、興奮した聴衆や観衆が演奏者、演技者あるいは競技者に近づき過ぎると事故などが懸念されることから、バリケードやフェンスなどによって演奏者、演劇者、競技者と聴衆や観衆との間を遮断することが行われている(特許文献1、特許文献2)。
しかし、特許文献1記載のフェンスでは持ち運びできるものの、興奮した聴衆や観衆がフェンスを押し退けて演奏者、演技者あるいは競技者に近づくことが懸念される一方、特許文献2記載のフェンスでは支柱の下端部を基礎に埋設しているので、興奮した聴衆や観衆がフェンスを押し退けて演奏者、演技者あるいは競技者に近づくことはできないものの、持ち運ぶことができない。
これに対し、地上又は床面に配置される平板状のベースフレームと、ベースフレームの中間部に垂直に立設されるネットフレームと、ベースフレームとネットフレームの間に介装され、ベースフレームの上に立設したネットフレームの倒れを阻止するサイドフレームにより構成され、ベースフレームの端部にサイドフレームの下部を固定枢支ピンにより枢支し、ネットフレームの上部とサイドフレームの上部の間も固定枢支ピンにより枢支し、ネットフレームの下端はベースフレームの中間部に脱着可能な枢支ピンにより枢支し、ベースフレーム上に観衆の重さによって押し退けることを防止するとともに、枢支ピンを抜いてネットフレームをベースフレーム上に重ねて収納することができるようにしたバリケードが提案されている(特許文献3)。
実公平6−26294号公報 実開平6−40238号公報 特許第3312153号公報
特許文献3記載のバリケードでは収納時にコンパクトに折り畳むことができるものの、常にネットフレーム、ベースフレーム及びサイドフレームが一体であるので、重くなってしまい、持ち運ぶ際の作業者の負担が大きく、機械車両によって運ぼうとすると機械車両が走行できない状況や環境では作業者の負担を解消できないという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑み、興奮した聴衆や観衆が押し退けて演奏者、演技者あるいは競技者に近づくことを阻止できる一方、簡単に分離して持ち運ぶことができるようにしたバリケードを提供することを課題とする。
そこで、本発明に係るバリケードは、平面視閉形状の外周フレームの前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面と該搭乗面の他方側縁に沿って横幅方向に伸びて上記外周フレームに至る中間フレームとを有し、該中間フレームが受け部構造を有し、床面又は地面に載置されるベースと、少なくとも一辺が直線状をなす平面視閉形状の外周フレームと該外周フレームの中央スペースを覆う柵パネルとを有し、上記外周フレームの直線状一辺が嵌込み部構造を有し、該外周フレームの嵌込み部と上記ベースの中間フレームの受け部への嵌め込み状態で上記ベースに対して垂直に起立される防護パネルと、下端部が脱着可能な連結ピンによって上記ベースの外周フレームの他方側の縁部に対して回転可能な取付け構造をなすとともに、上端部が上記防護パネルに対して回転可能な取付け構造をなし、上記ベースの外周フレームの他方側の縁部と防護パネルとの間に伸びて防護パネルの倒れを阻止する倒れ防止バーと、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは防護パネルをベースに対して嵌め込み式の取付け構造とし、倒れ防止バーをベースに対して着脱可能とし、ベースと防護パネルを分割できるようにした点にある。
これにより、作業者はベースと防護パネルを別々に持ち運べばよいので、それほど重くなく、作業の負担が少ない。
また、ベースと防護パネルとを分割すれば軽く持ち運ぶことができ、フォークリフトなどの機械車両を使用する必要がないので、屋外ステージ、体育館、競技場等、どのような場所であっても持ち運び組立てて用いることができる。
また、本発明の第2の特徴はベースを中間フレームによって観衆が載ることのできる搭乗面を区画し、中間フレームに防護パネルを起立させるようにした点にある。
これにより、観衆の重さによってバリケードが動くのが阻止され、興奮した聴衆や観衆が搭乗面上において防護パネルを押し退けようとしても押し退けることができない。
ベースの受け部構造及び保護パネルの嵌込み部構造は例えば断面半円形状の受け部及び嵌込み部、あるいは断面鋸歯状の受け部及び嵌込み部であってもよいが、観衆の押し退ける力が加わったときに力の加わる方向によって抜け出ることが懸念される。
そこで、ベースの受け部構造及び保護パネルの嵌込み部構造は力の加わる方向に対して安定した嵌め込み状態となるように断面凹状の受け部構造及び断面凸状の嵌込み部構造、より好ましくは断面矩形凹状の受け部構造及び断面矩形凸状の嵌込み部構造とするのがよい。
ところで、防護パネルをベースに対して嵌め込み式の取付け構造とした場合、興奮した聴衆や観衆が防護パネルを非常に大きな力や衝撃的な力で押し退けようとすると、防護パネルがベースの中間フレームから抜けることが懸念される。
かかる場合、防護パネルが抜けるのを阻止する機構が求められる。
そこで、ベースの中間フレームにブラケットを設け、防護パネルの外周フレームの直線状一辺にブラケットを設け、ロック部材、例えばロックバーやロックねじを両ブラケットに対して押し込み又は螺挿させて締付け、防護パネルの外周フレームの嵌込み部をベースの中間フレームの受け部に対してロックするのがよい。
バリケードは単に並べるようにしてもよいが、興奮した観衆がバリケードを押し退け難いように、隣接するバリケードを相互に連結するのがよい。
すなわち、隣接する一方の防護パネル及び/又はベースには係止プレートを回転出没可能に設け、隣接する他方の防護パネル及び/又はベースには受け部材を設け、係止プレートの回転操作によって係止プレートと受け部材を相互に係止される構造となし、隣接する防護パネル及び/又はベースとを連結可能とするのが好ましい。
ところで、係止プレートと受け部材の係止だけで興奮した観衆の押し退ける力に抗しきれない場合、係止プレートと受け部材が何らかの原因で係止できない場合が懸念される。かかる場合には例えば図13に示されるように防護パネル及び/又はベースに雌ねじ部材を溶接等で固定し、隣接する防護パネル同士及び/又は隣接するベース同士を雄ねじ部材で連結するようにすると、上述の懸念を解消することが期待できる。
また、複数のバリケードを設ける場合、バリケード列を異なる方向に配列することがある。かかる場合、コーナーを構成するバリケードを備えるのがよい。
すなわち、本発明に係るコーナーバリケードは、相互に異なる方向に伸びる2つのバリケード列の間のコーナーを構成するコーナーバリケードであって、平面視閉形状の外周フレームの前後方向の中間部位に横幅方向に伸びて外周フレームに至る中間フレームを有し、床面又は地面に載置される2枚のベースと、少なくとも一辺が直線状をなす平面視閉形状の外周フレームと該外周フレームの中央スペースを覆う柵パネルとを有し、上記外周フレームの直線状一辺と上記ベースの中間フレームとの固定状態で上記ベースに対して垂直に起立される2枚の防護パネルと、下端部が上記2枚のベースの外周フレーム(210)の他方側の縁部に対して回転可能な取付け構造をなすとともに、上端部が上記防護パネルに対して回転可能な取付け構造をなし、上記ベースの外周フレームの他方側の縁と防護パネルとの間に伸びて防護パネルの倒れを阻止する倒れ防止バーと、2枚の防護パネル及び2枚のベースを相互に回転可能に連結しており、2枚の防護パネル及び2枚のベースを平面視L字状に保持し得る支柱と、を備えたことを特徴とする。
コーナーバリケードの場合、ベースと保護パネルとは上述のベースの断面凹状の受け部構造及び保護パネルの断面凸状の嵌込み部構造とによって固定構造を採用するのがよいが、ベースと保護パネルとを連結ピンやボルト・ナットで固定するようにしてもよい。
また、倒れ防止バーは上述のバリケードの場合と同様に、下端部を着脱可能な連結ピンによってベースに回転可能に連結し、上端部は防護パネルに回転可能に連結するようにしてもよいが、倒れ防止バーの上下両端部を防護パネルとベースの各々に連結するようにしてもよい。
また、複数のバリケードで直線状に並べた場合、警備員などが観衆側と演奏者側との間を行き来できるのがよいことから、バリケード列の途中に出入り口を設けるのがよい。
すなわち、本発明に係る出入り口用バリケードは、バリケード列の途中に出入り口を構成する出入り口用バリケードであって、平面視閉形状の外周フレームの前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面と該搭乗面の他方側縁に沿って横幅方向に伸びて外周フレームに至る中間フレームとを有し、床面又は地面に載置されるベースと、少なくとも一辺が直線状をなす平面視閉形状の外周フレームと該外周フレームの中央スペースを覆う柵パネルとを有し、相互に間隔をあけた上記外周フレームの直線状一辺と上記ベースの中間フレームとの連結状態で上記ベースに対して垂直に起立される左右の防護パネルと、下端部が上記ベースの外周フレームの他方側の縁に対する取付け構造をなすとともに、上端部が上記防護パネルに対する取付け構造をなし、上記ベースの外周フレームの他方側の縁と防護パネルとの間に伸びて上記防護パネルの倒れを阻止する倒れ防止バーと、少なくとも一辺が直線状をなす外周フレームと該外周フレームの中央スペースを覆う柵パネルとを有し、上記外周フレームの一方の側縁が左右いずれか一方の防護パネルの外周フレームに対して開閉可能な扉パネルと、を備えたことを特徴とする。
出入り口用バリケードの場合、ベースと保護パネルとは上述のバリケードの場合と同様にベースの断面凹状の受け部構造及び保護パネルの断面凸状の嵌込み部構造とによって固定構造を採用するのがよいが、ベースと保護パネルとを連結ピンやボルト・ナットで固定するようにしてもよい。
また、倒れ防止バーは上述のバリケードの場合と同様に、下端部を着脱可能な連結ピンによってベースに回転可能に連結し、上端部は防護パネルに回転可能に連結するようにしてもよいが、倒れ防止バーの上下両端部を防護パネルとベースの各々に連結するようにしてもよい。
ところで、バリケードは興奮した聴衆や観衆が押し退ける力に抗し得るようにある程度、例えば80kgf程度の自重を必要とするが、かかる場合に組み立てたバリケードを接地し直すためにバリケードを移動させようとすると、多くの作業者、例えば四角形状のベースの場合には4人の作業者がベースの四隅を持ち上げることが必要となる。
そこで、ベースを傾けたときに接地する車輪をベースに設けるようにすると、少ない作業者、例えば2人の作業者によってバリケードを持ち上げて傾かせ、車輪を接地させるようにすると移動させることができ、例えば組み立てたバリケードを設置し直す場合、少ない作業者によって適当な場所まで移動させて設置し直すことができる。また、演奏や競技の終了後にバリケードを撤去する場合に少ない作業者によって適当な場所まで移動させ、ベースと防護パネルを分離してフォークリフトなどの機械車両によって運搬することができ、経費を削減できる。
本発明のバリケードの好ましい実施形態における設置状態の1例を示す概略斜視図である。 上記実施形態を観衆側から見た状態の斜視図である。 上記実施形態を演奏者側から見た状態の斜視図である。 上記実施形態を示す側面図である。 上記実施形態におけるベース中間フレームの断面凹状受け部と防護パネルの断面凸状の嵌込み部の関係を示す斜視図である。 上記実施形態における係止プレートと操作ハンドルを示す斜視図である。 上記実施形態における荷重プレートを示す図である。 上記実施形態における設置状態の他の例を示す概略斜視図である。 図8の設置状態におけるコーナーバリケードを示す斜視図である。 本発明において使用される出入り口用バリケードの実施形態を示す斜視図である。 上記実施形態における設置状態の更に他の例を示す概略斜視図である。 本発明において使用される運搬用ケージを示す斜視図である。 本発明に係るバリケードの第2の実施形態を示す斜視図である。 上記実施形態を示す要部拡大斜視図である。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図12は本発明に係るバリケードの好ましい実施形態を示す。図において、バリケード10はベース10、防護パネル20及び倒れ防止バー30から構成されている。
ベース10はアルミニウム系材料を用いて製造され、ベース10では平面視で閉じた矩形状の外周フレーム11の前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面12を構成し、搭乗面12の他方側縁には中間フレーム13が他方側縁に沿って横幅方向に伸びて設けられ、その両端は外周フレーム11に固定され、又中間フレーム13には断面矩形凹状の受け部18の構造部分がフレーム長手方向に伸びて形成されている。
また、搭乗面12の前端縁はスロープ状に形成し、観衆等の足元がつまずいて怪我するのを防止するようにしている。
他方、防護パネル20はアルミニウム系材料を用いて製造され、防護パネル20は平面視で閉じた矩形状の外周フレーム21内に補強フレームを適宜間隔をあけて設け、外周フレーム21の中央スペースを柵パネル22で覆って構成され、外周フレーム21の直線状底辺フレームには断面矩形凸状の嵌込み部24の構造部分がフレーム長手方向に伸びて形成されている。
防護パネル20の外周フレーム21の上辺部分は断面半円弧状をなし、観衆等が触ったときに断面四角形と接触したときの違和感を感じにくくしている。
また、外周フレーム21の上辺断面半円弧状部分には黒色テープを貼り付け、隣接するバリケードの防護パネル20及びベース10を連結するときに作業者が手をはさむ事故を防止するようにし、更に外周フレーム21の上辺断面半円弧状部分にはスポンジ製カバーを被せて夏期炎天下において高温の上辺断面半円弧状部分に触れるのを防止するようにしている。
防護パネル20の外周フレーム21の凸状嵌込み部24とベース10の中間フレーム13の凹状受け部18が嵌め込まれることによって、防護パネル20はベース10に対して垂直に起立されている。
また、倒れ防止バー30はアルミニウム系材料を用いて製造され、倒れ防止バー30の下端部は脱着可能な連結ピン14によってベース10の外周フレーム11の他方側に設けられたブラケット32に回転可能に取付けられ、倒れ防止バー30の上端部は防護パネル20の上辺フレームに設けられたブラケット(図示せず)に連結ピン33によって回転可能に取付けられており、ベース10の外周フレーム11の他方側のフレーム部分と防護パネル20の上辺フレームとの間で倒れ防止バー30が突っ張ることによって防護パネル20の倒れが阻止されている。
また、ベース10の中間フレーム13には雌ねじを有する筒状ブラケット15Aが溶接などによって固定され、防護パネル20の外周フレーム21の直線状の底辺フレームには雌ねじを有する筒状ブラケット15Bが溶接などによって固定され、両ブラケット15A、15Bにはボルト16が螺挿されて締め付けられることによって防護パネル10の外周フレーム21の嵌込み部24がベース10の中間フレーム13の受け部18に対して固定されて抜け止めロックされている。
また、ベース10の外周フレーム11の両側外面及び防護パネル20の外周フレーム21の両側外面には凹所17、25が形成され、一方の凹所17、25には係止プレート27が回転出没可能に設けられ、他方の凹所17、25には係止ピン(受け部材)29が取付けられ、係止プレート27が操作レバー28によって回転操作されて突出することによって係止ピン29に係止され、これによって隣接する防護パネル20及びベース10が相互に連結されるようになっている。
また、バリケード10の左右の倒れ防止バー30の間にはステップ40が後端の取付けピン(図示せず)の廻りに回転可能に取付けられ、ステップ40は前方に回転され、その前縁が防護パネル20の横方向に伸びる補強フレームに載置されることによって搭乗可能な状態にできるようになっている。
本例のバリケードを設置する場合、ベース10を設置箇所まで運んで床面や地面上に載置し、このベース10の中間フレーム13の受け部18に防護パネル20の嵌込み部24を嵌め込んで起立させるとともに、倒れ防止バー30の下端部を連結ピン14によってブラケット32に連結する。
次に、ベース10の中間フレーム13の筒状ブラケット15Aと防護パネル20の外周フレーム21の筒状ブラケット15Bにボルト16を螺挿して締付けると、防護パネル20をベース10に確実に固定することができる。
同様に、バリケードを並べて設置し、隣接するバリケードを操作レバー28を使用して係止プレート27を係止ピン29に係止させると、図1に示されるように、隣接するバリケードを相互に連結することができる。
この状態では聴衆や観衆はバリケードの搭乗面12に乗ることができるが、防護パネル20によって演奏者、演技者あるいは競技者に近づくことが規制されるので、興奮した聴衆や観衆が演奏者、演技者あるいは競技者に近づき過ぎて事故などが起こるのを未然に防止できる。
バリケードをばらす場合には上記と逆の作業を行えばよく、防護パネル20をベース10から分離させることができるので、作業者はベース10と防護パネル20を別々に持ち運べばよいので、それほど重くなく、作業の負担が少ない。
また、ベース10と防護パネル20とを分離すれば軽く持ち運ぶことができ、フォークリフトなどの機械車両を使用する必要がないので、屋外ステージ、体育館、競技場等、どのような場所であっても持ち運び組立てて用いることができる。
なお、本例ではベース10の外周フレーム11内に砂や金属粒を入れ、バリケードの重さを例えば53kgfに調整しているが、もっと重くしたい場合には図7に示される鉄板製の重錘60を例えば図8に示されるようにベース10の搭乗面12と反対側に外周フレーム11に載せ、ボルトによって固定すれば、例えば83kgfにすることができる。
図8は本実施形態における第2の設置例を示す。本例では2つのバリケードが直交するように設置され、そのコーナーにはコーナーバリケードが配置されている。コーナーバリケードは図9に示されるように、2枚のベース100、2枚の防護パネル200、2本の倒れ防止バー300及び支柱400から構成されている。
ベース100はアルミニウム系材料を用いて製造され、ベース100には平面視で閉じた矩形状の外周フレーム110の前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面120が構成され、搭乗面120の他方側縁には中間フレームが他方側縁に沿って横幅方向に伸びて設けられ、その両端は外周フレーム110に固定され、又中間フレームには断面矩形凹状の受け部の構造部分がフレーム長手方向に伸びて形成されている。
他方、防護パネル200はアルミニウム系材料を用いて製造され、防護パネル200は平面視で閉じた矩形状の外周フレーム210内に補強フレームを適宜間隔をあけて設け、外周フレーム210の中央スペースを柵パネル220で覆って構成され、外周フレーム210の直線状底辺フレームには断面矩形凸状の嵌込み部の構造部分がフレーム長手方向に伸びて形成されている。
防護パネル200の外周フレーム210の凸状嵌込み部とベース100の中間フレームの凹状受け部が嵌め込まれることによって、防護パネル200はベース100に対して垂直に起立されている。
また、倒れ防止バー300はアルミニウム系材料を用いて製造され、倒れ防止バー300の下端部は脱着可能な連結ピンによってベース100の外周フレーム110の他方側に設けられたブラケットに回転可能に取付けられ、倒れ防止バー300の上端部は防護パネル200の上辺フレームに設けられたブラケットに連結ピンによって回転可能に取付けられており、ベース100の外周フレーム110の他方側のフレーム部分と防護パネル200の上辺フレームとの間で倒れ防止バー300が突っ張ることによって防護パネル200の倒れが阻止されている。
また、2枚の防護パネル200の上端及び2枚のベース100の中間フレーム近傍にはブラケット410が固定され、ブラケット410は支柱400に回転自在に連結されており、2枚の防護パネル200及び2枚のベース200を平面視L字状に保持できるように設けられ、又コーナーバリケードと本例のバリケード列とは係止プレートと係止ピン(図6参照)によって相互に連結され、相互に異なる方向に伸びる2つのバリケード列の間のコーナーを構成することができるようになっている。
図10は本実施形態における第3の設置例に用いる出入り口用バリケードを示す。本例における出入り口用バリケードはバリケード列の途中に出入り口に用いられ、ベース100、左右の防護パネル200B、倒れ防止バー300及び扉パネル200Aから構成されている。
ベース100はアルミニウム系材料を用いて製造され、ベース100には平面視で閉じた矩形状の外周フレーム110の前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面120が構成され、搭乗面120の他方側縁には中間フレーム130が他方側縁に沿って横幅方向に伸びて設けられ、その両端は外周フレーム110に固定され、又中間フレーム130には断面矩形凹状の受け部の構造部分がフレーム長手方向に伸びて形成されている一方、ベース100の他側方には通行面150が構成されている。
他方、左右の防護パネル200Bはアルミニウム系材料を用いて製造され、防護パネル200Bは平面視で閉じた矩形状の外周フレーム210Bの中央スペースを柵パネル220Bで覆って構成され、外周フレーム210の直線状底辺フレームには断面矩形凸状の嵌込み部の構造部分がフレーム長手方向に伸びて形成されている。
左右の防護パネル200Bの外周フレーム210Bの凸状嵌込み部とベース100の中間フレーム130の凹状受け部が嵌め込まれることによって、防護パネル200Bはベース100に対して垂直に起立されている。
また、倒れ防止バー300はアルミニウム系材料を用いて製造され、倒れ防止バー300の下端部は脱着可能な連結ピン14によってベース100の外周フレーム110の他方側に設けられたブラケット32に回転可能に取付けられ、倒れ防止バー300の上端部は防護パネル200Bの上辺フレームに設けられたブラケットに連結ピンによって回転可能に取付けられており、ベース100の外周フレーム110の他方側のフレーム部分と防護パネル200Bの上辺フレームとの間で倒れ防止バー300が突っ張ることによって防護パネル200の倒れが阻止されている。
他方、扉パネル200Aはアルミニウム系材料を用いて製造され、扉パネル200Aは平面視で閉じた矩形状の外周フレーム210A内に補強フレームを適宜間隔をあけて設け、外周フレーム210Aの中央スペースを柵パネル220Aで覆って構成され、扉パネル200Aの外周フレーム210Aの側辺フレームが左側又は右側の防護パネル200Bの外周フレーム210Bに蝶番によって開閉自在に枢支され、又扉パネル200Aは図11に示される開いた状態にロックピンによってベース100にロックできるように設けられ、又出入り口用バリケードと本例のバリケード列とは係止プレートと係止ピン(図6参照)によって相互に連結できるようになっている。
図11は本実施形態における第4の設置例に用いる通行規制バリケードを示す。本例における通行規制バリケード80は相互に平行に配置したバリケード列の間に観衆などが通行するのを規制するのに用いられるもので、アルミニウム系材料を用いて製造され、平面視で閉じた矩形状の外周フレーム81の中央スペースを複数のバー82で区切って構成され、通行規制バリケード80とバリケード列とは係止プレートと係止ピン(図6参照)によって相互に連結できるようになっている。
図12は本例のバリケード、コーナーバリケード、出入り口用バリケード、扉バリケードを分離した状態で格納し、通行規制バリケードを入れて運搬するのに用いられる運搬用ボックスであって、パイプ91を外すことによってバリケードを出し入れできるようになっている。
図13及び図14は第2の実施形態を示す。図において図1ないし図12と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではベース10の外周フレーム11の他方側に左右一対の車輪70が間隔をあけて取付けられ、車輪70はベース10の接地状態では床面や地面に接地せず、ベース10の外周フレーム11の一方側を持ち上げてベース10を傾斜させた時に車輪70が床面や地面に接地するようになっている。
また、防護パネル20の外周フレーム21の側辺部分には雌ねじを有する筒状ブラケット15C、15Dが溶接などによって固定され、両ブラケット15C、15Dにはボルトが螺挿されて締め付けられることによって隣接する防護パネル20同士がボルト連結できるようになっており、係止プレート27と係止ピン29の係止だけでは興奮した聴衆の押し退ける力に抗しきれないおそれがある場合や係止プレート27と係止ピン29が何らかの原因で係止できない場合に対処できるようになっている。なお、ベース10の外周フレーム11にもボルトが螺挿されて締め付けられるブラケットを設けるようにしてもよい。
上述のように、バリケードは興奮した聴衆や観衆が押し退ける力に抗し得るようにある程度、例えば83kgf程度の自重に設定されている。例えば、組み立てたバリケードを接地し直すためにバリケードを移動させようとすると、ベース10の四隅を4人の作業者が持ち上げて移動させる必要がある。
これに対し、本例のバリケードでは2人の作業者がベース10の外周フレーム11の一方側の左右の隅をもって持ち上げてベース10の外周フレーム11を傾けると、車輪70が床面や地面に接地し、その状態でベース10の外周フレーム11を押し引きすると、ベース10を所望の場所まで軽く移動させることができる。
例えば、組み立てたバリケードを設置し直す場合、少ない作業者によって適当な場所まで移動させて設置し直すことができる。
また、演奏や競技の終了後にバリケードを撤去する場合に少ない作業者によって適当な場所まで移動させ、ベース10と防護パネル20を分離してフォークリフトなどの機械車両によって運搬することができ、経費を削減できる。
10 ベース
11 外周フレーム
12 搭乗面
13 中間フレーム
14 連結ピン
20 防護パネル
21 外周フレーム
22 柵パネル
27 係止プレート
29 係止ピン(受け部材)
30 倒れ防止バー
32 ブラケット(縁部)
33 連結ビン
70 車輪

Claims (8)

  1. 平面視閉形状の外周フレーム(11)の前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面(12)と該搭乗面(12)の他方側縁に沿って横幅方向に伸びて上記外周フレーム(11)に至る中間フレーム(13)とを有し、該中間フレーム(13)が受け部構造を有し、床面又は地面に載置されるベース(10)と、
    少なくとも一辺が直線状をなす平面視閉形状の外周フレーム(21)と該外周フレーム(21)の中央スペースを覆う柵パネル(22)とを有し、上記外周フレーム(21)の直線状一辺が嵌込み部構造を有し、該外周フレーム(21)の嵌込み部(24)と上記ベース(10)の中間フレーム(13)の受け部(18)への嵌め込み状態で上記ベース(10)に対して垂直に起立される防護パネル(20)と、
    下端部が脱着可能な連結ピン(14)によって上記ベース(10)の外周フレーム(11)の他方側の縁部(32)に対して回転可能な取付け構造をなすとともに、上端部が上記防護パネル(20)に対して回転可能な取付け構造をなし、上記ベース(10)の外周フレーム(11)の他方側の縁部(32)と防護パネル(20)との間に伸びて防護パネル(20)の倒れを阻止する倒れ防止バー(30)と、
    を備え
    上記ベース(10)はその中間フレーム(13)にブラケット(15A)を有し、上記防護パネル(20)はその外周フレーム(21)の直線状一辺にブラケット(15B)を有しており、ロック部材(16)の上記ブラケット(15A、15B)に対する押し込み状態又は螺挿状態で上記防護パネル(20)の外周フレーム(21)の嵌込み部(24)が上記ベース(10)の中間フレーム(13)の受け部(18)に対してロックされていることを特徴とするバリケード。
  2. 隣接する一方の上記防護パネル(20)及び/又はベース(10)の回転出没可能な係止プレート(27)と隣接する他方の上記防護パネル(20)及び/又はベース(10)の受け部材(29)とが上記係止プレート(27)の回転操作によって相互に係止される構造をなし、隣接する上記防護パネル(20)及び/又はベース(10)が連結可能である請求項1記載のバリケード。
  3. 上記ベース(10)の中間フレーム(13)が断面凹状の受け部構造を有し、上記防護パネル(20)の外周フレーム(21)の直線状一辺が断面凸状の嵌込み部構造を有する請求項1記載のバリケード。
  4. 相互に異なる方向に伸びる2つのバリケード列の間のコーナーを構成するコーナーバリケードであって、
    平面視閉形状の外周フレーム(110)の前後方向の中間部位に横幅方向に伸びて外周フレーム(110)に至る中間フレームを有し、床面又は地面に載置される2枚のベース(100)と、
    少なくとも一辺が直線状をなす平面視閉形状の外周フレーム(210)と該外周フレーム(210)の中央スペースを覆う柵パネル(220)とを有し、上記外周フレーム(210)の直線状一辺と上記ベース(100)の中間フレームとの固定状態で上記ベース(100)に対して垂直に起立される2枚の防護パネル(200)と、
    下端部が上記2枚のベース(100)の外周フレーム(110)の他方側の縁部に対して回転可能な取付け構造をなすとともに、上端部が上記防護パネル(200)に対して回転可能な取付け構造をなし、上記ベース(100)の外周フレーム(110)の他方側の縁と防護パネル(200)との間に伸びて防護パネル(200)の倒れを阻止する倒れ防止バー(300)と、
    2枚の防護パネル(200)及び2枚のベース(100)を相互に回転可能に連結しており、2枚の防護パネル(200)及び2枚のベース(100)を平面視L字状に保持し得る支柱(400)と、
    を備えたことを特徴とするコーナーバリケード。
  5. 上記ベース(100)は中間フレームが断面凹状の受け部構造を有し、上記防護パネル(200)は外周フレーム(210)の直線状一辺に断面凸状の嵌込み部構造を有し、上記外周フレーム(210)の嵌込み部と上記ベース(100)の中間フレームの受け部への嵌め込み状態で上記防護パネル(200)が上記ベース(100)に対して垂直に起立される請求項4記載のコーナーバリケード。
  6. バリケード列の途中に出入り口を構成する出入り口用バリケードであって、
    平面視閉形状の外周フレーム(110)の前後方向の中間部位を境界とする一方側に観衆が載ることのできる搭乗面(120)と該搭乗面(120)の他方側縁に沿って横幅方向に伸びて外周フレーム(110)に至る中間フレームとを有し、床面又は地面に載置されるベース(100)と、
    少なくとも一辺が直線状をなす平面視閉形状の外周フレーム(210B)と該外周フレーム(210B)の中央スペースを覆う柵パネル(220B)とを有し、相互に間隔をあけた上記外周フレーム(210B)の直線状一辺と上記ベース(100)の中間フレームとの連結状態で上記ベース(100)に対して垂直に起立される左右の防護パネル(200B)と、
    下端部が上記ベース(100)の外周フレーム(110)の他方側の縁に対する取付け構造をなすとともに、上端部が上記防護パネル(200B)に対する取付け構造をなし、上記ベース(100)の外周フレーム(110)の他方側の縁と防護パネル(200B)との間に伸びて上記防護パネル(200B)の倒れを阻止する倒れ防止バー(300)と、
    少なくとも一辺が直線状をなす外周フレーム(210A)と該外周フレーム(210A)の中央スペースを覆う柵パネル(220A)とを有し、上記外周フレーム(210A)の一方の側縁が左右いずれか一方の防護パネル(200B)の外周フレーム(210B)に対して開閉可能な扉パネル(200A)と、
    を備えたことを特徴とする出入り口用バリケード。
  7. 上記ベース(100)は中間フレームが断面凹状の受け部構造を有し、上記防護パネル(200B)は外周フレーム(210B)の直線状一辺に断面凸状の嵌込み部構造を有し、上記外周フレーム(210B)の嵌込み部と上記ベース(100)の中間フレーム(130)の受け部への嵌め込み状態で上記防護パネル(200B)が上記ベース(100)に対して垂直に起立される請求項6記載の出入り口用バリケード。
  8. 上記ベース(10)の外周フレーム(11)は車輪取付け構造を有し、該車輪取付け構造は上記ベース(10)の設置時には接地せず、上記ベース(10)の傾斜時に接地し得る少なくとも2つの車輪(70)からなっている請求項1記載のバリケード。
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