JP6743104B2 - アクセスポイント間通信に基づいた複数のアクセスポイントとの通信の管理 - Google Patents

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Description

相互参照
[0001] 本願は、2014年3月25日に出願された、Ozrurk等による「Management of Communications With Multiple Access Points Based on Inter-Access Point Communications」と題する米国特許出願第14/224,825号、および、2013年4月3日に出願されたOzturk等による「Management of Communications With Multiple Access Points Based on Inter-Access Point Communications」と題する米国特許仮出願第61/807,973号の優先権を主張し、これらは、本願の譲受人に譲受され、参照により本願明細書に明確に組み込まれる。
[0002] 下記は一般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、複数のアクセスポイントとのモバイルデバイス通信に関する。ワイヤレス通信システムは、例えば、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、等のような、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、帯域幅、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムが含まれる。
[0003] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、多数のアクセスポイント(例えば、セルラネットワーク基地局またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント)を含み得、各々は、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートする。アクセスポイントは、ダウンストリームおよびアップストリームリンク上(例えば、ダウンリンクおよびアップリンク)でモバイルデバイスと通信しうる。各アクセスポイントはある範囲を有し得、その範囲は、アクセスポイントのカバレッジエリアと呼ばれうる。モバイルデバイスは、それがアクセスポイントの範囲内にいるときにアクセスポイントと通信しうる。
[0004] モバイルデバイスが2つ以上のアクセスポイントの範囲内にいる場合、モバイルデバイスが通信しているアクセスポイント(例えば、アンカアクセスポイント)は、モバイルデバイスの範囲内にあるブースタアンカポイントに多数のデータフローをオフロードすると決めうる。これは、例えば、アンカアクセスポイントにかかるトラフィック負荷を改善するために、または、モバイルデバイスとアンカアクセスポイントとの間の通信リンク(または、通信チャネル)の信号品質が望むものよりも低い品質であるという理由で行われうる。次に、ブースタアクセスポイントは、アンカアクセスポイントからモバイルデバイスへの通信を転送するか、モバイルデバイスからアンカアクセスポイントへの通信を転送しうる。アンカアクセスポイントは、ブースタアクセスポイントとのモバイルデバイスの接続のアクティブ化および非アクティブ化を制御しうる。いくつかのケースでは、アンカアクセスポイントは、複数のブースタアクセスポイントへのモバイルデバイスの接続のアクティブ化および非アクティブ化を制御しうる。
[0005] この説明は一般に、複数のアクセスポイントと1つまたは複数のモバイルデバイスとの間の通信を管理するための1つまたは複数の改善された方法、システム、および/または装置に関する。ワイヤレス通信システムでは、モバイルデバイス、すなわちユーザ機器(UE)、は、1つよりも多くのワイヤレスアクセスポイント(例えば、1つよりも多くの基地局、発展型ノードB(eNB)、またはWLANアクセスポイント)への接続性を有することが許可されうる。そのような事例では、1つのアクセスポイントが「アンカ」(例えば、アンカアクセスポイント)として機能し、他の「ブースタ」アクセスポイントとの接続のアクティブ化および非アクティブ化を制御しうる。特定の例では、接続のアクティブ化および非アクティブ化を制御することは、ブースタアクセスポイントのリソースおよび/またはデータフローを管理することを備えうる。例えば、アンカアクセスポイントは、ブースタアクセスポイントがモバイルデバイスへのまたはそれからの特定のデータフローを送信することを要求しうる。アンカアクセスポイントはまた、モバイルデバイスの特定のデータフローを、ブースタアクセスポイントからアンカアクセスポイントに戻すよう要求しうる。
[0006] 第1のセットの実例となる実施形態にしたがって、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための開示される方法が説明される。この方法にしたがって、アクセスポイント間通信リンクが、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間に確立されうる。1つまたは複数の性能統計は、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから、第1のアクセスポイントにおいて受信されうる。第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信は、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて管理されうる。
[0007] いくつかの例では、モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローを管理することを備えうる。特定の例では、1つまたは複数の性能統計を受信することは、モバイルデバイスのために1つまたは複数の性能統計を受信することを含みうる。モバイルデバイスは、少なくとも第2のアクセスポイントと通信状態にありうる。いくつかの例では、1つまたは複数のデータフローを管理することは、モバイルデバイスが第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために1つまたは複数の性能統計を使用することを含みうる。さらに他の例では、1つまたは複数のデータフローを管理することは、モバイルデバイスが第1のアクセスポイントと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を第1のアクセスポイントから第2のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために1つまたは複数の性能統計を使用することを含みうる。
[0008] 特定の例では、1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求が第2のアクセスポイントに送信されうる。要求は、いくつかのケースでは、周期的にまたはイベントトリガが発生したときに1つまたは複数の性能統計を報告する命令を含みうる。いくつかのケースでは、1つまたは複数の性能統計は、モバイルデバイスについての1つまたは複数の性能統計を含み得、イベントトリガは、モバイルデバイスについての性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生しうる。他のケースでは、1つまたは複数の性能統計は、第2のアクセスポイントについての1つまたは複数の性能統計を含み得、イベントトリガは、第2のアクセスポイントについての性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生しうる。
[0009] いくつかの例では、1つまたは複数の性能統計は、モバイルデバイスによる無線リソース使用量、パケットの伝送遅延、モバイルデバイスへのまたはそれからのサーブドスループット(served throughput)を示す少なくとも1つの統計を含みうる。さらなる例では、1つまたは複数の性能統計は、モバイルデバイスと第2のアクセスポイントとの間のチャネル情報に関する少なくとも1つの統計を含みうる。いくつかの例では、1つまたは複数の性能統計は、少なくとも1つのアクセスポイントについてモバイルデバイスによって測定された信号品質に関する少なくとも1つの統計を含みうる。1つまたは複数の性能統計は、アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは利用に関する少なくとも1つの統計をさらに含みうる。
[0010] 第2のセットの実例となる実施形態によれば、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための装置が説明される。装置は、プロセッサと、このプロセッサに電気的に通信状態にあるメモリと、このメモリに記憶された命令とを含みうる。命令は、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、第1のアクセスポイントにおいて受信することと、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することとを行うために、プロセッサによって実行可能でありうる。特定の例では、デバイスは、第1のセットの実例となる実施形態について上述されたワイヤレス通信システムにおける通信を管理するための方法の1つまたは複数の態様をさらに実現しうる。
[0011] 第3のセットの実例となる実施形態によれば、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための装置もまた説明される。装置は、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立するための手段と、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、第1のアクセスポイントにおいて受信するための手段と、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理するための手段とを含みうる。特定の例では、デバイスは、第1のセットの実例となる実施形態について上述されたワイヤレス通信システムにおける通信を管理するための方法の1つまたは複数の態様を実現するための手段をさらに含みうる。
[0012] ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するためのコンピュータプログラム製品もまた説明される。コンピュータプログラム製品は、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、第1のアクセスポイントにおいて受信することと、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することとを行うために、プロセッサによって実行可能な命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体を含みうる。特定の例では、コンピュータプログラム製品は、第1のセットの実例となる実施形態について上述されたワイヤレス通信システムにおける通信を管理するための方法の1つまたは複数の態様をさらに実現しうる。
[0013] 説明される方法および装置の適用可能性のさらなる適用範囲は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から明らかになるであろう。この説明の精神および適用範囲内での様々な変更および修正が当業者に明らかになるため、詳細な説明および具体例は、実例として示されているにすぎない。
[0014] 本発明の本質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現されうる。添付された図では、同様の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有しうる。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第2のラベルとが続くことによって区別されうる。本明細書内において第1の参照ラベルのみが使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のどれに対しても適用可能である。
図1は、ワイヤレス通信システムのブロック図を示す。 図2は、別のワイヤレス通信システムのブロック図を示す。 図3は、様々な実施形態に係る、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するためのデバイスのブロック図を示す。 図4は、様々な実施形態に係る、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための別のデバイスのブロック図を示す。 図5は、様々な実施形態に係る、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するためのさらに別のデバイスのブロック図を示す。 図6は、様々な実施形態に係る、モバイルデバイス性能統計分析モジュールのブロック図を示す。 図7は、様々な実施形態に係る、アクセスポイント性能統計分析モジュールのブロック図を示す。 図8は、モバイルデバイスと複数のアクセスポイントとの間の通信を管理するための例示的なメッセージフローを示す。 図9は、様々な実施形態に係る、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための方法の実施形態を例示するフローチャートである。 図10は、様々な実施形態に係る、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための別の方法の実施形態を例示するフローチャートである。 図11は、様々な実施形態に係る、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するためのさらに別の方法の実施形態を例示するフローチャートである。
[0026] ワイヤレス通信システムにおける通信の管理が説明される。ワイヤレス通信システムでは、モバイルデバイス、すなわちユーザ機器(UE)、は、1つよりも多くのワイヤレスアクセスポイント(例えば、1つよりも多くの基地局、発展型ノードB(eNB)、またはWLANアクセスポイント)への接続性を有することが許可されうる。いくつかのワイヤレス通信システムでは、モバイルデバイスは、ダウンリンクおよびアップリンクの両方の通信のために1つよりも多くのアクセスポイントへの接続性を有することが許可されうる。これらのケースでは、1つのアクセスポイントが「アンカ」(例えば、アンカアクセスポイント)として機能し、他の「ブースタ」アクセスポイントとの接続のアクティブ化および非アクティブ化を制御しうる。例えば、アンカアクセスポイントは、ブースタアクセスポイントがモバイルデバイスへのまたはそれから特定のデータフローを送信することを要求しうる。アンカアクセスポイントはまた、モバイルデバイスの特定のデータフローを、ブースタアクセスポイントからアンカアクセスポイントに戻すことを要求しうる。この目的を達成するために、モバイルデバイス(1つまたは複数)およびブースタアクセスポイント(1つまたは複数)の性能についての知識は、アンカアクセスポイントが、アクセスポイントの間でデータフローを切り替えるかどうかを決めるのを支援しうる。以下で説明されるように、モバイルデバイスまたはブースタアクセスポイントについての性能統計は、ブースタアクセスポイントとアンカアクセスポイントとの間のアクセスポイント間通信リンクを介してアンカアクセスポイントに伝達されうる。
[0027] 説明されるように、アクセスポイント間のシグナリングは、モバイルデバイスおよびブースタアクセスポイントについての性能統計の報告を含めるように拡張されうる。報告は、無線リソースの使用量(例えば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))またはLTE−A通信システム(LTE/LTE−A通信システム)における時間比およびリソースブロック使用量)、スケジューリングおよび伝送遅延、ならびにサーブドスループット、のような性能統計を含みうる。これらの性能統計は、特定のモバイルデバイスについて、データフロー(ベアラ)ごとに報告されうる。報告は、モバイルデバイスのロケーション、モバイルデバイスが拡張範囲(CRE)内にあるかどうか、チャネル品質情報(CQI)のようなチャネル情報、経路損失情報、または伝送電力ヘッドルームのような情報も含みうる。
[0028] 報告は、アンカアクセスポイントによって要求され、即時にまたは周期的にブースタアクセスポイントによって送られうる。報告の所望の周期性は報告要求に含まれうる。ブースタアクセスポイントはまた、要求なしに、または、実行(performance)のための特定のトリガに基づいて(例えば、モバイルデバイススループットが閾値よりも下に降下したときまたはRB使用量が閾値を超えたときに)報告を送りうる。これらトリガは、オペレーションおよび管理によって構成されうるか、またはアンカアクセスポイントによって要求されうる。特定のモバイルデバイスについて集められた情報は、他のモバイルデバイスに対する動作を決める際にアンカアクセスポイントによって使用されることも可能である。
[0029] 以下の説明は例を提供するが、特許請求の範囲で示される適用範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の精神および適用範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および配列に変更が行われうる。様々な実施形態は、様々なプロシージャまたは構成要素を適宜省略、置換、または追加しうる。例えば、説明される方法は、説明されるものとは異なる順序で行われ得、様々なステップが、追加、省略、または組み合わされうる。また、特定の実施形態について説明される特徴は、他の実施形態において組み合わされうる。
[0030] まず図1について、図は、ワイヤレス通信システム100の例を例示している。ワイヤレス通信システム100は、複数のアクセスポイント(例えば、基地局、eNB、またはWLANアクセスポイント)105、多数のモバイルデバイス115、およびコアネットワーク130を含む。アクセスポイント105のうちのいくつかは、基地局コントローラ(示されない)の制御下のモバイルデバイス115と通信し得、これは、様々な実施形態では、コアネットワーク130または特定のアクセスポイント105(例えば、基地局またはeNB)の一部でありうる。アクセスポイント105のうちのいくつかは、バックホールリンク132を通じてコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信しうる。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105のうちのいくつかは、直接的または間接的のいずれかで、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクでありうるバックホールリンク134を通して互いに通信しうる。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートしうる。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で変調信号を同時に送信することができる。例えば、各通信リンク125は、様々な無線技術にしたがって変調されたマルチキャリア信号でありうる。各変調信号は、異なる搬送波で送られ得、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネル、等)、オーバヘッド情報、データ、等を搬送しうる。
[0031] アクセスポイント105は、1つまたは複数のアクセスポイントアンテナを介してモバイルデバイス115とワイヤレスに通信しうる。アクセスポイント105の各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供しうる。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105は、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB(eNB)、ホームノードB、ホーム発展型ノードB、WLANアクセスポイント、または何らかの他の適切な用語でも呼ばれうる。アクセスポイントのための地理的なカバレッジエリア110は、このカバレッジエリアのほんの一部を構成するセクタ(示されない)へと分割されうる。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのアクセスポイント105(例えば、マクロ、マイクロ、および/またはピコ基地局)を含みうる。アクセスポイント105はまた異なる無線技術を利用しうる。異なるタイプおよび無線技術のために重複したカバレッジエリアが存在しうる。
[0032] いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE−A通信システム(または、ネットワーク)でありうるかまたはそれを含みうる。LTE/LTE−A通信システムでは、発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語が、それぞれアクセスポイント105およびモバイルデバイス115を説明するために一般に使用されうる。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレッジを提供する異種LTE/LTE−Aネットワークでもありうる。例えば、各eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供しうる。マクロセルは一般に、比較的広い地理的領域(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。ピコセルは一般に、比較的より狭い地理的領域をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にしうる。フェムトセルも一般に、比較的狭い地理的領域(例えば、家)をカバーし、無制限のアクセスに加え、フェムトセルとの関連づけを有するUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)内のUE、家にいるユーザのUE、等)による制限付きのアクセスも提供しうる。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれうる。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれうる。そして、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれうる。eNBは、1つまたは複数(例えば、2つ、3つ、4つ等)のセルをサポートしうる。
[0033] コアネットワーク130は、バックホールリンク132(例えば、S1、等)を介してアクセスポイント105と通信しうる。アクセスポイント105はまた、例えば、直接的または間接的に、バックホールリンク134(例えば、X2、等)を介しておよび/または、バックホールリンク132を介して(例えば、コアネットワーク130を通じて)、互いに通信しうる。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートしうる。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は、時間的に大まかにアラインされうる。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングを有し、異なるeNBからの送信は、時間的にアラインされない可能性がある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のどちらに対しても使用されうる。
[0034] モバイルデバイス115は、ワイヤレス通信システム100全体に分散しており、各モバイルデバイスは固定式(stationary)または可動式(mobile)でありうる。モバイルデバイス115は、当業者によって、UE、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な専門用語でも呼ばれうる。モバイルデバイス115またはUEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、等でありうる。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレー、等と通信することが可能でありうる。
[0035] ワイヤレス通信システム100において示される通信リンク125は、アップリンク(UL)送信を(例えば、モバイルデバイス115からアクセスポイント105に)搬送するためのアップリンクおよび/またはダウンリンク(DL)送信を(例えば、アクセスポイント105からモバイルデバイス115に)搬送するためのダウンリンクを含みうる。UL送信は逆方向リンク送信とも呼ばれ得、DL送信は順方向リンク送信とも呼ばれうる。
[0036] 示されるように、モバイルデバイス115 115−aまたはUEは、第1のアクセスポイント105−aとの第1の通信リンク125−aを通して、および第2のアクセスポイント105−bとの第2の通信リンク125−bを通して同時にまたは交互に通信しうる。第1のアクセスポイント105−aおよび第2のアクセスポイント105−bはまた、バックホールリンク134−a(例えば、LTE/LTE−Aワイヤレス通信システムのX2リンク)を通して互いに通信しうる。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105−aは、LTE/LTE−AシステムのマクロeNBを定義し得、アクセスポイント105−bは、LTE/LTE−Aシステムのより小さいカバレッジエリアeNBまたはWLANシステムのWLANカバレッジエリアを定義しうる。限定ではなく説明のために、アクセスポイント105−aは、アンカアクセスポイントであり得、モバイルデバイス115−aのデータフローをブースタアクセスポイント105−bに/からいつ切り替えるかを決定しうる。本明細書で説明されるように、データフローを切り替えるアンカアクセスポイントの決定は、アクセスポイント間通信バックホールリンク134−aを通してアンカアクセスポイント105−aで受信された、モバイルデバイス115−aまたはブースタアクセスポイント105−bの性能統計に少なくとも部分的に基づきうる。
[0037] 特定の例では、アンカアクセスポイント105−aは、アンカアクセスポイント105−aで受信された、ブースタアクセスポイント105−bの性能統計に少なくとも部分的に基づいてブースタアクセスポイント105−bのリソースを管理しうる。そのような例では、ブースタアクセスポイント105−bを管理することは、各キャリアの性能統計に少なくとも部分的に基づいて、ブースタアクセスポイント105−bの特定のキャリアを追加または除去することを備えうる。
[0038] 図2に関して、図は、ワイヤレス通信システム200の例を例示している。ワイヤレス通信システム200は、複数のアクセスポイント105−c、105−d、105−eおよびモバイルデバイス115−b、115−c、115−d、115−e、115−fを含みうる。ワイヤレス通信システム200は、図1に関連して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の態様の例でありうる。アクセスポイント105−c、105−d、105−eは、同じまたは異なるネットワークへのアクセスを提供しうる。いくつかのケースでは、アクセスポイント105−c、105−d、105−eのうちの1つまたは複数は、図1に関連して説明された基地局、eNB、または他のアクセスポイント105の形をとりうる。
[0039] モバイルデバイス115−b、115−c、115−d、115−e、115−fは、各々、アクセスポイント105−c、105−d、105−eのうちの1つまたは複数と通信しうる。例として、モバイルデバイス115−cは、アクセスポイント105−cと第1のデータフロー205−aを、ならびにアクセスポイント105−dとの第2および第3のデータフロー205−b、205−cを確立していることが示されている。データフロー205−b、205−cの各々は、アップリンクデータフロー、ダウンリンクデータフローまたは、共有された(例えば、多重化された)アップリンク/ダウンリンクデータフローでありうる。同様に例として、アクセスポイント105−dは、モバイルデバイス115−cの第2および第3のデータフロー205−b、205−c、モバイルデバイス115−dのデータフロー205−d、モバイルデバイス115−eのデータフロー205−e、およびモバイルデバイス115−fのデータフロー205−fをサービスすることが示されている。モバイルデバイス115−cおよび115−dとアクセスポイント105−dとの間のデータフロー205−b、205−c、205−d上の通信は、バックホールリンク(または、アクセスポイント間通信リンク)134−bを通してアクセスポイント105−cへ/から提供または受信されうる。このように、アクセスポイント105−cは、アンカアクセスポイントとして機能し、ブースタアクセスポイント105−dに/から、データフローを選択的に切り替えうる。
[0040] アクセスポイント105−cによってなされるデータフロー管理決定は、アクセスポイント105−dから受信された性能統計に少なくとも部分的に基づきうる。性能統計は、モバイルデバイス115−cまたは115−dに、アクセスポイント105−dによってサービスされる他のモバイルデバイス115−e、115−fに、またはアクセスポイント105−d自体に関連しうる。これらの性能統計は、アクセスポイント105−dおよびアクセスポイント間通信バックホールリンク134−bを介してアクセスポイント105−cに通信されうる。
[0041] さらなる例では、モバイルデバイス115−fとアクセスポイント105−cとの間のデータフロー205−g、205−h上の通信は、バックホールリンク(または、アクセスポイント間通信リンク)134−cを通してアクセスポイント105−dへ/から提供または受信されうる。実例となる実施形態の特定の例では、アクセスポイント105−dは、複数のアクセスポイント105−c、105−d、および105−eの間でのリソース調整をスケジューリングしうるか、または複数のアクセスポイント105−c、105−d、および105−eの間でのリソースの集中スケジューリングを提供しうる。そのような事例では、アクセスポイント105−dは、アンカアクセスポイント105−dとして機能し、ブースタアクセスポイント105−cおよび105−eからのデータフローを選択的に切り替えうる。特定の例では、アンカアクセスポイント105−dが、マスタアクセスポイントとして機能し得、複数のブースタアクセスポイント105−cおよび105−eがスレーブとして機能する。
[0042] いくつかの例では、アンカアクセスポイントとして機能するアクセスポイント105−dは、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて特定のブースタアクセスポイント105−cおよび105−eを追加または除去しうる。そのような事例では、ブースタアクセスポイント105−c、105−eを追加または除去することは、ブースタアクセスポイント105−c、105−eの選択的なキャリアリソースを追加または除去すること、および/または、キャリアリソースを割り振ることを備えうる。
[0043] 図3に関して、ブロック図300は、様々な実施形態に係る、デバイス105−fを例示している。デバイス105−fは、図1および/または2に関連して説明されたアクセスポイント105のうちの1つ、の1つまたは複数の態様の例でありうる。デバイス105−fはまたプロセッサでありうる。デバイス105−fは、受信機モジュール305、通信管理モジュール310、および/または送信機モジュール315を含みうる。これらの構成要素の各々は互いと通信状態にありうる。
[0044] デバイス105−fの構成要素は個々にまたは集合的に、ハードウェアにおいて適用可能な機能のうちのいくつかまたはすべてを行うのに適した1つまたは複数の特定用途集積回路(ASIC)で実現されうる。代替的に、これら機能は、1つまたは複数の集積回路上の1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって行われうる。他の実施形態では、他のタイプの集積回路(例えば、構造/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他の半カスタムIC)が使用され得、これは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラミングされうる。各ユニットの機能はまた、1つまたは複数の汎用または専用プロセッサによって実行されるようフォーマットされた、メモリの中に具現化される命令で、全体的または部分的に実現されうる。
[0045] 受信機モジュール305は、セルラ受信機および/またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)受信機でありうるかまたはそれを含み得、いくつかのケースでは、LTE/LTE−A受信機および/またはWLAN受信機でありうるかまたはそれを含みうる。受信機モジュール305は、図1または2に示されるワイヤレス通信システム100または200のようなワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信チャネルを通して様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、伝送)を受信するために使用されうる。
[0046] 送信機モジュール315は、セルラ送信機および/またはWLAN送信機でありうるかまたはそれを含み得、いくつかのケースでは、LTE/LTE−A送信機および/またはWLAN送信機でありうるかまたはそれを含みうる。送信機モジュール315は、図1または2に示されるワイヤレス通信システム100または200のようなワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信チャネルを通して様々なタイプのデータおよび/または制御信号を送信するために使用されうる。
[0047] 通信管理モジュール310は様々な機能を行いうる。いくつかの実施形態では、通信管理モジュール310は、第1のアクセスポイント(例えば、デバイス105−f)と第2のアクセスポイント(例えば、図1および/または2に示されたアクセスポイント105のうちの1つ)との間にアクセスポイント間通信リンクを確立しうる。次に、通信管理モジュール310は、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を受信しうる。通信管理モジュールはまた、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイス115へのまたはそれからの通信を管理しうる。いくつかの例では、通信管理モジュール310は、少なくとも、複数のブースタアクセスポイント間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理する。
[0048] 図4に関して、ブロック図400は、様々な実施形態に係る、デバイス105−gを例示している。デバイス105−gは、図1、2、および/または3に関連して説明されたアクセスポイント105のうちの1つ、の1つまたは複数の態様の例でありうる。デバイス105−gはまたプロセッサでありうる。デバイス105−gは、受信機モジュール305、通信管理モジュール310−a、および/または送信機モジュール315を含みうる。これらの構成要素の各々は互いと通信状態にありうる。
[0049] デバイス105−gの構成要素は個々にまたは集合的に、ハードウェアにおいて適用可能な機能のうちのいくつかまたはすべてを行うのに適した1つまたは複数の特定用途集積回路(ASIC)で実現されうる。代替的に、これら機能は、1つまたは複数の集積回路上の1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって行われうる。他の実施形態では、他のタイプの集積回路(例えば、構造/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他の半カスタムIC)が使用され得、これは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラミングされうる。各ユニットの機能はまた、1つまたは複数の汎用または専用プロセッサによって実行されるようフォーマットされた、メモリの中に具現化される命令で、全体的または部分的に実現されうる。
[0050] 受信機モジュール305および送信機モジュール315は、図3について説明されたものと類似して構成されうる。通信管理モジュール310−aは、図3に関連して説明された通信管理モジュール310の例であり得、アクセスポイント間通信モジュール405、性能統計受信モジュール410、および/またはデータフロー管理モジュール415を含みうる。これらの構成要素の各々は互いと通信状態にありうる。
[0051] アクセスポイント間通信モジュール405は、第1のアクセスポイント(例えば、デバイス105−g)と第2のアクセスポイント(例えば、図1および/または2に示されたアクセスポイント105のうちの1つ)との間にアクセスポイント間通信リンクを確立しうる。アクセスポイント間通信モジュール405は、デバイス105−gと通信状態にある複数のアクセスポイント105間の通信管理をさらに提供しうる。特定の例では、アクセスポイント間通信モジュール405は、ネットワーク内の複数のアクセスポイントに、リソースの集中スケジューリングおよびキャリア割振りを提供しうる。
[0052] 性能統計受信モジュール410は、アクセスポイント間通信リンクが確立されるアクセスポイント105から1つまたは複数の性能統計を受信しうる。いくつかのケースでは、性能統計受信モジュール410は、モバイルデバイスについての1つまたは複数の性能統計を受信し得、このモバイルデバイス115は、アクセスポイント間通信リンクが確立されたアクセスポイント105および/またはデバイス105−gによってサービスされる1つまたは複数のデータフローを有しうる。アクセスポイント間通信リンクが接続されるアクセスポイント105は、いくつかのケースでは、アクセスポイントと通信状態にあるモバイルデバイスを用いて、モバイルデバイスについての性能統計を獲得する。いくつかのケースでは、アクセスポイントと通信状態にあるモバイルデバイスは複数存在し得、性能統計受信モジュール410は、これらモバイルデバイスのうちのいずれかおよび/またはすべてについての性能統計を受信しうる。
[0053] 性能統計受信モジュール410はまた、アクセスポイント間通信リンクが接続されるアクセスポイント105についての1つまたは複数の性能統計を受信しうる。
[0054] いくつかの実施形態では、性能統計受信モジュール410は、アクセスポイント間通信リンクが接続するアクセスポイント105とモバイルデバイス115との間でデータフローごとに(例えば、データフロー205−b、205−c、等ごとに)1つまたは複数の性能統計を受信しうる。代替的または追加的に、性能統計受信モジュール410は、1つまたは複数の累積性能統計(cumulative performance statistic)を受信し得、この場合、各累積性能統計は、アクセスポイント間通信リンクが接続するアクセスポイント105とモバイルデバイス115との間の少なくとも2つのデータフロー205−b、205−cのセットに対応する。
[0055] データフロー管理モジュール415は、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて1つまたは複数のデータフローを管理しうる。より具体的には、データフロー管理モジュール415は、アクセスポイント間通信リンクが接続されるアクセスポイント105およびデバイス105−gを介してモバイルデバイス115へのまたはそれからの1つまたは複数のデータフローを管理しうる。1つまたは複数のデータフローを管理することは、いくつかのケースでは、アクセスポイント間通信リンクが接続するアクセスポイント105からの1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を、デバイス105−gに切り替えるかどうかを決定するために1つまたは複数の受信された性能統計を使用することを含みうる。1つまたは複数のデータフローを管理することはまた、いくつかのケースでは、デバイス105−gからの1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を、アクセスポイント間通信リンクが接続するアクセスポイント105に切り替えるかどうかを決定するために1つまたは複数の受信された性能統計を使用することを含みうる。
[0056] 図5に関して、ブロック図500は、様々な実施形態に係る、デバイス105−hを例示している。デバイス105−hは、図1、2、3、および/または4に関連して説明されたアクセスポイント105のうちの1つ、の1つまたは複数の態様の例でありうる。デバイス105−hはまたプロセッサでありうる。デバイス105−hは、受信機モジュール305、通信管理モジュール310−b、および/または送信機モジュール315を含みうる。これらの構成要素の各々は互いと通信状態にありうる。
[0057] デバイス105−hの構成要素は個々にまたは集合的に、ハードウェアにおいて適用可能な機能のうちのいくつかまたはすべてを行うのに適した1つまたは複数の特定用途集積回路(ASIC)で実現されうる。代替的に、これら機能は、1つまたは複数の集積回路上の1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって行われうる。他の実施形態では、他のタイプの集積回路(例えば、構造/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他の半カスタムIC)が使用され得、これは、当技術分野で知られている任意の方法でプログラミングされうる。各ユニットの機能はまた、1つまたは複数の汎用または専用プロセッサによって実行されるようフォーマットされた、メモリの中に具現化される命令で、全体的または部分的に実現されうる。
[0058] 受信機モジュール305および送信機モジュール315は、図3について説明されたものと類似して構成されうる。通信管理モジュール310−bは、図3および/または4に関連して説明された通信管理モジュール310の例であり得、アクセスポイント間通信モジュール405、性能統計受信モジュール410、および/またはデータフロー管理モジュール415−aを含みうる。これらの構成要素の各々は互いと通信状態にありうる。アクセスポイント間通信モジュール405および性能統計受信モジュール410は、図4について説明されたものと類似して構成されうる。データフロー管理モジュール415−aもまた、図4について説明されたものに類似して構成されうるが、これはまた、モバイルデバイス性能統計分析モジュール505およびアクセスポイント性能統計分析モジュール510を含みうる。
[0059] モバイルデバイス性能統計分析モジュール505は、アクセスポイント間通信リンクが接続されたアクセスポイント105によってサービスされるデータフローを有する1つまたは複数のモバイルデバイス115に関する性能統計を分析しうる。これらの性能統計は、例えば、無線リソース使用量、伝送遅延、サーブドスループット、モバイルデバイスロケーション、チャネル品質情報(CQI)、および/または、モバイルデバイスが拡張範囲内(例えば、セル範囲拡張(CRE)モード)にあるかどうか、に関する性能統計を含みうる。次に、データフロー管理モジュール415は、データフロー管理決定(例えば、データフローをアクセスポイント間で切り替えるかどうか)を、分析されたモバイルデバイス性能統計に少なくとも部分的に基づかせうる。
[0060] アクセスポイント性能統計分析モジュール510は、アクセスポイント105間通信リンクが接続されるアクセスポイントに関する性能統計を分析しうる。これらの性能統計は、例えば、アクセスポイント間通信リンク、アクセスポイント105によってサービスされる個々のまたは累積したデータフローまたはユーザ、アクセスポイント105による無線リソース使用量、および/またはアクセスポイント105のスケジューリング優先順位に関する性能統計を含みうる。データフロー管理モジュール415は、代替的にまたはさらに、データフロー管理決定を、分析されたアクセスポイント性能統計に少なくとも部分的に基づかせうる。
[0061] 図6に関して、ブロック図600は、様々な実施形態に係る、モバイルデバイス性能統計分析モジュール505−aを例示している。モバイルデバイス性能統計分析モジュール505−aは、無線リソース分析モジュール605、伝送遅延分析モジュール610、サーブドスループット分析モジュール615、ロケーション情報分析モジュール620、チャネル情報分析モジュール625、および/または信号品質分析モジュール630を含みうる。これらの構成要素の各々は互いと通信状態にありうる。
[0062] 無線リソース分析モジュール605は、データフローが管理されているモバイルデバイスによる無線リソース使用量を示す少なくとも1つの統計を分析しうる。無線リソース分析モジュール605はまた、ブースタアクセスポイントによってサービスされる他のモバイルデバイスについての無線リソース使用量統計、または、例えば、モバイルデバイスのセットについての無線リソース使用量統計を分析しうる。
[0063] 伝送遅延分析モジュール610は、データフローが管理されているモバイルデバイスへまたはそれから送信されたパケットの伝送遅延を示す少なくとも1つの統計を分析しうる。伝送遅延分析モジュール610はまた、ブースタアクセスポイントによってサービスされるデータフローを有する他のモバイルデバイスについての伝送遅延統計、または、例えば、モバイルデバイスのセットについての平均伝送遅延を分析しうる。
[0064] サーブドスループット分析モジュール615は、データフローが管理されているモバイルデバイスへのまたはそれからのサーブドスループットを示す少なくとも1つの統計を分析しうる。サーブドスループット分析モジュール615はまた、ブースタアクセスポイントによってサービスされるデータフローを有する他のモバイルデバイスについてのサーブドスループット統計、または、例えば、モバイルデバイスのセットについての平均サーブドスループットを分析しうる。
[0065] ロケーション情報分析モジュール620は、データフローが管理されているモバイルデバイスのロケーションに関する情報を分析しうる。ロケーション情報分析モジュール620はまた、ブースタアクセスポイントによってサービスされるデータフローを有する他のモバイルデバイスについてのロケーション情報を分析しうる。
[0066] チャネル情報分析モジュール625は、データフローが管理されているモバイルデバイスとブースタアクセスポイントとの間の、CQIのようなチャネル情報に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。サーブドスループット分析モジュール615はまた、ブースタアクセスポイントによってサービスされるデータフローを有する他のモバイルデバイスについてのチャネル情報、または、例えば、モバイルデバイスのセットについてのチャネル情報を分析しうる。いくつかの例では、チャネル情報分析モジュール625は、ブースタアクセスポイントの各キャリアのチャネル情報に関する統計を分析しうる。
[0067] 信号品質分析モジュール630は、少なくとも1つのアクセスポイントについて、モバイルデバイスによって測定された信号品質に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。この分析は、モバイルデバイスがCREモードであるかどうかを決定するために使用されうる。そのような分析はまた、ブースタアクセスポイントによってサービスされるデータフローを有する他のモバイルデバイスについても行われうる。
[0068] 図7に関して、ブロック図700は、様々な実施形態に係る、アクセスポイント性能統計分析モジュール510−aを例示している。アクセスポイント性能統計分析モジュール510−aは、アクセスポイント間通信リンク分析モジュール705、データフロー分析モジュール710、ユーザ分析モジュール715、無線リソース分析モジュール720、および/またはスケジューリング優先順位分析モジュール725を含みうる。
[0069] アクセスポイント間通信リンク分析モジュール705は、2つのアクセスポイント間のアクセスポイント間通信リンクのローディングまたは利用に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。
[0070] データフロー分析モジュール710は、モバイルデバイスがブースタアクセスポイントにおいてサービスされたデータフローの数に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。データフロー分析モジュール710はまた、他のモバイルデバイスがブースタアクセスポイントにおいてサービスされたデータフローの数を分析しうる。
[0071] ユーザ分析モジュール715は、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントの両方にアクセスするかまたは現在アクセスしているユーザ(例えば、モバイルデバイス)の数に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。これは、図2に示されたアクセスポイント105−dに関するモバイルデバイス115−cおよび115−dにも当てはまるだろう。ユーザ分析モジュール715はまた、第2のアクセスポイントと、第1のアクセスポイント以外のものとの両方にアクセスするユーザの数に基づいて少なくとも1つの統計を分析しうる。これは、図2に示されたアクセスポイント105−dに関するモバイルデバイス115−fにも当てはまるだろう。
[0072] 無線リソース分析モジュール720は、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントの両方にアクセスするモバイルデバイスについて、時間および周波数使用量を含む無線リソース使用量に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。無線リソース分析モジュール720はまた、第2のアクセスポイントと、第1のアクセスポイント以外のものとの両方にアクセスするモバイルデバイスについて、時間および周波数使用量を含む無線リソース使用量に関する少なくとも1つの統計を分析しうる。無線リソース分析モジュール720は、第2のアクセスポイントおよび他のアクセスポイントの両方にアクセスするユーザに属しているデータフローについて、時間および周波数使用量を含む、許容される最大の無線リソース使用量に基づいて少なくとも1つの統計をさらに分析しうる。
[0073] スケジューリング優先順位分析モジュール725は、第2のアクセスポイントにアクセスするユーザに属しているデータフローならびに第2のアクセスポインおよび他のアクセスポイントの両方に同時にアクセスするユーザに属しているデータフローについて、第2のアクセスポイントにおけるスケジューリング優先順位に基づいて少なくとも1つの統計を分析しうる。
[0074] 図6および7に示された分析モジュールの出力は、アクセスポイント間でのデータフローの切り替えを含む、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントによってサービスされるデータフローを管理するための基礎として使用されうる。
[0075] 図8に関して、メッセージフロー図800が示されている。このメッセージフロー図800は、様々な実施形態に係る、アンカアクセスポイント105−i、ブースタアクセスポイント105−j、およびモバイルデバイス115−gの間の例示的なメッセージフローを例示する。アクセスポイント105−i、105−jは、図1、2、3、4、および/または5に示されたアクセスポイント105の例であり得、いくつかのケースでは、基地局、eNB、またはWLANアクセスポイントでありうる。モバイルデバイス115−gは、図1および/または2に示されたモバイルデバイス115のうちの1つの例でありうる。
[0076] 例示的なメッセージフローにしたがって、1つまたは複数のデータフローの第1のセットを形成するメッセージが、通信805において、アンカアクセスポイント105−iとモバイルデバイス115−gとの間で交換されうる。同様に、1つまたは複数のデータフローの第2のセットを形成するメッセージが、通信810において、ブースタアクセスポイント105−jとモバイルデバイス115−gとの間で交換されうる。
[0077] 通信815において、アクセスポイント間通信が、アンカアクセスポイント105−iとブースタアクセスポイント105−jとの間で送信されうる。アクセスポイント間通信は、ブースタアクセスポイント105−jと連動して、アンカアクセスポイント105−iからの通信をモバイルデバイス115−gに最終的に転送するのに、および、モバイルデバイス115−gからの通信をアンカアクセスポイント105−iに転送するのに役立ちうる。
[0078] 通信820において、アンカアクセスポイント105−iは、1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求をブースタアクセスポイント105−jに送信しうる。ブースタアクセスポイント105−jが1つまたは複数の性能統計をアンカアクセスポイント105−iに報告する方法はまた、通信820の一部として構成されうる。例として、いくつかの実施形態では、ブースタアクセスポイントは、1つまたは複数の性能統計を周期的に報告するように構成されうる。他の実施形態では、ブースタアクセスポイントは、イベントトリガが発生すると1つまたは複数の性能統計を報告するように構成されうる。1つまたは複数の性能統計がモバイルデバイスについての1つまたは複数の性能統計を含む場合、モバイルデバイスについての性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たす(例えば、閾値を超える、閾値に一致する(meet)、閾値を下回る、等)と、イベントトリガが発生しうる。1つまたは複数の性能統計がブースタアクセスポイントについての1つまたは複数の性能統計を含む場合、ブースタアクセスポイントについての性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たす(例えば、閾値を超える、閾値に一致する、閾値を下回る、等)と、イベントトリガが発生しうる。一例では、ブースタアクセスポイント上のデータフローまたはユーザ負荷が閾値を上回るまたは下回ることは、1つまたは複数の性能統計をアンカアクセスポイントに報告することをブースタアクセスポイントに行わせるイベントトリガでありうる。LTE/LTE−Aシステムでは、825での要求および設計通信(1つまたは複数)は、X2アクセスポイントメッセージRESOURCE STATUS REQUESTでまたは新たなX2アクセスポイントメッセージで送られうる。
[0079] 通信825において、ブースタアクセスポイント105−jは、報告することを求めるアンカアクセスポイントの要求に応答しうる。LTE/LTE−Aシステムでは、ブースタアクセスポイント105−jからの応答は、X2アクセスポイントメッセージRESOURCE STATUS RESPONSEでまたは新たなX2アクセスポイントメッセージで送られうる。
[0080] 通信830において、モバイルデバイス115−gは、性能統計を、それがある場合には、ブースタアクセスポイント105−jに報告しうる。この報告のタイミングは任意であり、図8で述べられた様々な通信の前または後に発生しうる。LTE/LTE−Aシステムでは、性能統計は、X2アクセスポイントメッセージRESOURCE STATUS UPDATEでまたは新たなX2アクセスポイントメッセージで報告されうる。
[0081] ブロック835において、ブースタアクセスポイント105−jについての性能統計は、それがある場合には、ブースタアクセスポイント105−jにおいてコンパイルされうる。
[0082] 通信840において、モバイルデバイス115−gおよびブースタアクセスポイント105−jについての性能統計がアンカアクセスポイント105−iに報告されうる。この性能統計は、アクセスポイント間通信リンクを通して報告されうる。アンカアクセスポイント105−iは、モバイルデバイス115−gおよび/またはブースタアクセスポイント105−jの受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイス115−gへのまたはそれからの1つまたは複数のデータフローを管理しうる。
[0083] 図9は、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための方法900の実施形態を例示するフローチャートである。明瞭さのために、方法900は、図1および/または2に示されたワイヤレス通信システム100または200に関連して、および/または、図1、2、3、4、5、および/または8に関連して説明されたアクセスポイント105のうちの1つに関連して以下に説明される。一実現では、図3、4、5、および/または8に関連して説明された通信管理モジュール310は、以下で説明される機能を行うようアクセスポイント105の機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行しうる。
[0084] ブロック905において、アクセスポイント間通信リンクは、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間に確立されうる。いくつかの実施形態では、ブロック905での動作が、図4に関連して説明されたアクセスポイント間通信モジュール405によって行われうる。
[0085] ブロック910において、第1のアクセスポイントは、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を受信する。いくつかの実施形態では、ブロック910での動作が、図4に関連して説明された性能統計受信モジュール410によって行われうる。
[0086] ブロック915において、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信は、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて管理されうる。通信を管理することは、いくつかのケースでは、モバイルデバイスが第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を第2のアクセスポイントから第1のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために1つまたは複数の性能統計を使用することを含みうる。通信を管理することはまた、モバイルデバイスが第1のアクセスポイントと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を第1のアクセスポイントから第2のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために1つまたは複数の性能統計を使用することを含みうる。いくつかの例では、通信を管理することは、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、または1つまたは複数のデータフローを管理することを備えうる。いくつかの実施形態では、ブロック915での動作が、図4に関連して説明されたデータフロー管理モジュール415によって行われうる。
[0087] よって、方法900は、ワイヤレス通信システムにおける通信管理に使用されうる。方法900がほんの一実現に過ぎないこと、および、方法900の動作は、他の実現が可能なように再配置されうるかそうでなければ修正されうることに留意されたい。
[0088] 図10は、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための別の方法1000の実施形態を例示するフローチャートである。明瞭さのために、方法1000は、図1および/または2に示されたワイヤレス通信システム100または200に関連して、および/または、図1、2、3、4、5、および/または8に関連して説明されたアクセスポイント105のうちの1つに関連して以下に説明される。一実現では、図3、4、5、および/または8に関連して説明された通信管理モジュール310は、以下で説明される機能を行うようアクセスポイント105の機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行しうる。
[0089] ブロック1005において、アクセスポイント間通信リンクは、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間に確立されうる。いくつかの実施形態では、ブロック1005での動作が、図4に関連して説明されたアクセスポイント間通信モジュール405によって行われうる。
[0090] ブロック1010−a、1010−b、1010−c、および1010−dにおいて、第1のアクセスポイントは、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を受信する。例えば、ブロック1010−aにおいて、第1のアクセスポイントは、モバイルデバイスについての1つまたは複数の性能統計を受信しうる。第2のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントと通信状態にあるモバイルデバイスを用いて、モバイルデバイスについての性能統計を獲得しうる。いくつかのケースでは、第2のアクセスポイントと通信状態にあるモバイルデバイスは複数存在し得、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントと、第1のアクセスポイントとのそのアクセスポイント間通信リンクとを介して、これらのモバイルデバイスのうちのいずれかまたはすべてについての性能統計を受信しうる。
[0091] ブロック1010−bにおいて、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントについての1つまたは複数の性能統計を受信しうる。
[0092] ブロック1010−cにおいて、第1のアクセスポイントは、データフローごとに(例えば、モバイルデバイスと第2のアクセスポイントとの間のデータフローごとに)1つまたは複数の性能統計を受信しうる。代替的または追加的に、ブロック1010−dにおいて、第1のアクセスポイントは、1つまたは複数の累積性能統計を受信し得、この場合、各累積性能統計は、少なくとも2つのデータフローのセットに対応しうる。
[0093] いくつかの実施形態では、ブロック1010−a、1010−b、1010−c、および1010−dでの動作は、図4および/または5に示された性能統計受信モジュール410によって行われうる。
[0094] ブロック1015において、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信は、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて管理されうる。いくつかの実施形態では、ブロック1015での動作が、図4に関連して説明されたデータフロー管理モジュール415によって行われうる。
[0095] よって、方法1000は、ワイヤレス通信システムにおける通信管理に使用されうる。方法1000がほんの一実現に過ぎないこと、および、方法1000の動作は、他の実現が可能なように再配置されうるかそうでなければ修正されうることに留意されたい。
[0096] 図11は、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための方法1100の実施形態を例示するフローチャートである。明瞭さのために、方法1100は、図1および/または2に示されたワイヤレス通信システム100または200に関連して、および/または、図1、2、3、4、5、および/または8に関連して説明されたアクセスポイント105のうちの1つに関連して以下に説明される。一実現では、図3、4、5、および/または8に関連して説明された通信管理モジュール310は、以下で説明される機能を行うようアクセスポイント105の機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行しうる。
[0097] ブロック1105において、アクセスポイント間通信リンクは、第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間に確立されうる。いくつかの実施形態では、ブロック1105での動作が、図4に関連して説明されたアクセスポイント間通信モジュール405によって行われうる。
[0098] ブロック1110において、第1のアクセスポイントは、1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を第2のアクセスポイントに送信しうる。次に、ブロック1115において、第2のアクセスポイントが1つまたは複数の性能統計を第1のアクセスポイントに報告する方法が構成されうる。例えば、いくつかの実施形態では、第2のアクセスポイントは、1つまたは複数の性能統計を周期的に報告するように構成されうる。他の実施形態では、第2のアクセスポイントは、イベントトリガが発生すると1つまたは複数の性能統計を報告するように構成されうる。1つまたは複数の性能統計がモバイルデバイスについての1つまたは複数の性能統計を含む場合、モバイルデバイスについての性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たす(例えば、閾値を超える、閾値に一致する、閾値を下回る、等)とイベントトリガが発生しうる。1つまたは複数の性能統計が第2のアクセスポイントについての1つまたは複数の性能統計を含む場合、第2のアクセスポイントについての性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たす(例えば、閾値を超える、閾値に一致する、閾値を下回る、等)と、イベントトリガが発生しうる。一例では、第2のアクセスポイント上のデータフローまたはユーザ負荷が閾値を上回るまたは下回ることは、1つまたは複数の性能統計を第1のアクセスポイントに報告することを第2のアクセスポイントに行わせるイベントトリガでありうる。
[0099] ブロック1120において、第1のアクセスポイントは、アクセスポイント間通信リンクを介して第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を受信しうる。いくつかの実施形態では、ブロック910での動作が、図4に関連して説明された性能統計受信モジュール410によって行われうる。
[0100] ブロック1125において、1つまたは複数のデータフローは、受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて管理されうる。具体的には、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからのデータフローが管理されうる。1つまたは複数のデータフローは、モバイルデバイスが第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるとき、例えば、第1または第2のアクセスポイントへのまたはそれからのデータフローの少なくとも一部を切り替えることによって管理されうる。いくつかの実施形態では、ブロック1125での動作が、図4に関連して説明されたデータフロー管理モジュール415によって行われうる。
[0101] よって、方法1100は、ワイヤレス通信システムにおける通信管理に使用されうる。方法1100がほんの一実現に過ぎないこと、および、方法1100の動作は、他の実現が可能なように再配置されうるかそうでなければ修正されうることに留意されたい。
[0102] 本明細書で説明された方法、システム、および装置は、第1のアクセスポイントがアンカアクセスポイントであり、第2のアクセスポイントがブースタアクセスポイントである状況で大部分を説明しているが、代替的な実施形態では、第1のアクセスポイントはブースタアクセスポイントであり得、第2のアクセスポイントはアンカアクセスポイントでありうる。
[0103] 添付の図面に関して上に示される詳細な説明は、例示的な実施形態を説明し、実現されうるかまたは特許請求の範囲の適用範囲内にある唯一の実施形態を表すものではない。本明細書全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例証、事例、または例示として機能する」を意味し、「他の実施形態よりも有利である」または「好ましい」わけではない。詳細な説明は、説明された技法の理解を提供することを目的とする具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施されうる。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスは、説明された実施形態の概念を曖昧にしないためにブロック図形式で示される。
[0104] 本明細書で説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムといった様々なワイヤレス通信システムに使用されうる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、交換可能に使用されることが多い。CDMAシステムは、CDMA2000、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)、等の無線技術を実現しうる。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、通称、CDMA2000 1X、1X、等と呼ばれうる。IS−856(TIA−856)は、通称、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)、等と呼ばれうる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)のような無線技術を実現しうる。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、次世代型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM、等の無線技術を実現しうる。UTRAおよびE−UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスド(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E−UTRA、UMITS。LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)」という名称の団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」という名称の団体からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、上述されたシステムおよび無線技術だけでなく他のシステムおよび無線技術にも使用されうる。しかしながら、以下の説明では、例のためにLTEシステムが説明されており、本技法はLTEアプリケーションを超えて適用可能であるが、以下の説明の大半ではLTE用語が使用される。
[0105] 開示された様々な実施形態のうちのいくつかに順応しうる(accommodate)通信ネットワークは、層状プロトコルスタックにしたがって動作するパケットベースのネットワークでありうる。例えば、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤでの通信はIPベースでありうる。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネル上で通信するために、パケットセグメンテーションおよびリアセンブリを行いうる。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先順位処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化を行いうる。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するために、ハイブリッドARQ(HARQ)を使用してMACレイヤ上での再送信を行いうる。物理レイヤにおいて、トランスポートチャネルが物理チャネルにマッピングされうる。
[0106] 情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表されうる。例えば、上記説明の全体にわたって述べられうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表されうる。
[0107] 本明細書の開示と関連して説明された実例となる様々なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を行うよう設計されたこれらの任意の組み合わせで実現されうるかまたは行われうる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、代替的に、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、またはその他のそのような構成との組み合わせとして実現されうる。プロセッサは、いくつかのケースでは、メモリと電気通信状態にあり得、この場合、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する。
[0108] 本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実現されうる。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実現される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信されうる。他の例および実現は、本開示および添付の特許請求の範囲の精神および適用範囲内にある。例えば、ソフトウェアの本質により、上述された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハンドライティング、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実現されることができる。機能を実現する特徴はまた、様々な位置に物理的に位置付けられ、それは、機能の複数の部分が異なる物理的な位置に実現されるように分配されることを含む。また、本明細書、特許請求の範囲を含む、で使用される場合、「〜のうちの少なくとも1つ」で始まる複数の項目からなるリストで使用される「または」は、例えば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、B、C、AとB、AとC、BとC、AとBとC(すなわち、A、B、およびC)を意味するような、離接的な(disjunctive)リストを示す。
[0109] コンピュータプログラム製品またはコンピュータ可読媒体は、両方とも、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の媒体でありうる。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形式で所望のコンピュータ可読プログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、汎用コンピュータまたは専用コンピュータあるいは汎用プロセッサまたは専用プロセッサによってアクセスされることができるその他の媒体を備えうる。また、任意の接続は厳密にはコンピュータ可読媒体と称されうる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、電波、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、電波、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザー(登録商標)ディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の適用範囲内に含まれる。
[0110] 本開示の先の説明は、当業者が本開示を実行または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または適用範囲から逸脱することなく、他の変形に適用されうる。本開示全体を通して「例となる」または「例示的な」という用語は実例または事例を示し、述べられた例に対する何らかの選好を意図または必要としない。ゆえに、本開示は本明細書で説明された例および設計に限定されるべきではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための方法であって、
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、
前記アクセスポイント間通信リンクを介して前記第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信することと、
前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することと
を備える方法。
[C2]
前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記1つまたは複数の性能統計を受信することは、
前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を受信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C4]
通信を管理することは、
前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること
を備える、C1に記載の方法。
[C5]
通信を管理することは、
前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること
を備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を、前記第2のアクセスポイントに送信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記要求は、周期的にかまたはイベントトリガが発生したときにかのいずれかに前記1つまたは複数の性能統計を報告する命令を備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を備え、
前記イベントトリガは、前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての前記性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生する、
C7に記載の方法。
[C9]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスによる無線リソース使用量、パケットの伝送遅延、前記モバイルデバイスへのまたはそれからのサーブドスループットを示す統計のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間のチャネル情報、および少なくとも1つのアクセスポイントについての前記モバイルデバイスによって測定された信号品質に関する統計のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは利用に関する少なくとも1つの統計を備える、C1に記載の方法。
[C12]
ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、前記命令は、
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、
前記アクセスポイント間通信リンクを介して前記第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信することと、
前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を、前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて管理することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
[C13]
前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、C12に記載の装置。
[C14]
前記命令は、
前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を受信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、C12に記載の装置。
[C15]
前記命令は、
前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること、
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、C12に記載の装置。
[C16]
前記命令は、
前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、C12に記載の装置。
[C17]
前記命令は、
前記1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を前記第2のアクセスポイントに送信すること
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、C12に記載の装置。
[C18]
前記要求は、周期的にかまたはイベントトリガが発生したときにかのいずれかに前記1つまたは複数の性能統計を報告する命令を備える、C17に記載の装置。
[C19]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を備え、
前記イベントトリガは、前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての前記性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生する、
C18に記載の装置。
[C20]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスによる無線リソース使用量、パケットの伝送遅延、前記モバイルデバイスへのまたはそれからのサーブドスループットを示す統計のうちの少なくとも1つを備える、C12に記載の装置。
[C21]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスと前記第2のアクセスポイントとの間のチャネル情報、および少なくとも1つのアクセスポイントについての前記モバイルデバイスによって測定された信号品質に関する統計のうちの少なくとも1つを備える、C12に記載の装置。
[C22]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは利用に関する少なくとも1つの統計を備える、C12に記載の装置。
[C23]
ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための装置であって、
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立するための手段と、
前記アクセスポイント間通信リンクを介した前記第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信するための手段と、
前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理するための手段と
を備える装置。
[C24]
前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、C23に記載の装置。
[C25]
前記1つまたは複数の性能統計を受信するための前記手段は、
前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を受信するための手段
を備える、C23に記載の装置。
[C26]
前記1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を、前記第2のアクセスポイントに送信するための手段
をさらに備える、C23に記載の装置。
[C27]
前記要求は、周期的にかまたはイベントトリガが発生したときにかのいずれかに前記1つまたは複数の性能統計を報告する命令を備える、C26に記載の装置。
[C28]
前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を備え、
前記イベントトリガは、前記モバイルデバイスおよび前記第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての前記性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生する、
C27に記載の装置。
[C29]
ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、命令を記憶している非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
第1のアクセスポイントと第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、
前記アクセスポイント間通信リンクを介して前記第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信することと、
前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介したモバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することと
を行うためにプロセッサによって実行可能である、コンピュータプログラム製品。
[C30]
前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、C29に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (29)

  1. 1のアクセスポイントによって、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための方法であって、
    記第1のアクセスポイントと1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、
    記アクセスポイント間通信リンクを介して前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信すること、ここにおいて、前記1つまたは複数の性能統計は、前記アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは前記アクセスポイント間通信リンクの利用に関する少なくとも1つの統計を備える、と、
    記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の確立された通信、および前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の確立された通信を、前記第1のアクセスポイントによって、管理することと、
    記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の前記確立された通信に、前記モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の前記確立された通信のデータフローの一部を切り替えることと、
    を備える方法。
  2. 前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の性能統計を受信することは、
    前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を受信すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 通信を管理することは、
    前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 通信を管理することは、
    前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記第1のアクセスポイントから前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のアクセスポイントによって、前記1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を、前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントに送信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記要求は、周期的にかまたはイベントトリガが発生したときにかのいずれかに前記1つまたは複数の性能統計を報告する命令を備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を備え、
    前記イベントトリガは、前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての前記性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生する、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスによる無線リソース使用量、パケットの伝送遅延、前記モバイルデバイスへのまたはそれからのサーブドスループットを示す統計のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間のチャネル情報、および少なくとも1つのアクセスポイントについての前記モバイルデバイスによって測定された信号品質に関する少なくとも1つの統計を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1のアクセスポイントは、発展型ノードB(eNB)を備え、
    前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントを備える、
    請求項1に記載の方法。
  12. 第1のアクセスポイントによって、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信状態にあるメモリと、
    前記メモリに記憶された命令と
    を備えた上記装置であって、前記命令は、
    前記第1のアクセスポイントと1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、
    前記アクセスポイント間通信リンクを介して前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信すること、ここにおいて、前記1つまたは複数の性能統計は、前記アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは前記アクセスポイント間通信リンクの利用に関する少なくとも1つの統計を備える、と、
    前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の確立された通信、および前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の確立された通信を、前記第1のアクセスポイントによって、管理することと、
    前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の前記確立された通信に、前記モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の前記確立された通信のデータフローの一部を切り替えることと、
    を行うために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
  13. 前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記命令は、
    前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を受信すること
    を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項12に記載の装置。
  15. 前記命令は、
    前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントに知られているかまたはそれと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントから前記第1のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること、
    を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項12に記載の装置。
  16. 前記命令は、
    前記モバイルデバイスが前記第1のアクセスポイントと通信状態にあるときに、1つまたは複数のデータフローの少なくとも一部を前記第1のアクセスポイントから前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントに切り替えるかどうかを決定するために前記1つまたは複数の性能統計を使用すること
    を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項12に記載の装置。
  17. 前記命令は、
    前記1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントに送信すること
    を行うために前記プロセッサによって実行可能である、請求項12に記載の装置。
  18. 前記要求は、周期的にかまたはイベントトリガが発生したときにかのいずれかに前記1つまたは複数の性能統計を報告する命令を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を備え、
    前記イベントトリガは、前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての前記性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生する、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスによる無線リソース使用量、パケットの伝送遅延、前記モバイルデバイスへのまたはそれからのサーブドスループットを示す統計のうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載の装置。
  21. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間のチャネル情報、および少なくとも1つのアクセスポイントについての前記モバイルデバイスによって測定された信号品質に関する少なくとも1つの統計を備える、請求項12に記載の装置。
  22. 第1のアクセスポイントによって、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するための装置であって、
    前記第1のアクセスポイントと1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立するための手段と、
    前記アクセスポイント間通信リンクを介して前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信するための手段、ここにおいて、前記1つまたは複数の性能統計は、前記アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは前記アクセスポイント間通信リンクの利用に関する少なくとも1つの統計を備える、と、
    前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の確立された通信、および前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の確立された通信を、前記第1のアクセスポイントによって、管理するための手段と、
    プロセッサと、ここにおいて、上記プロセッサは、前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の前記確立された通信に、前記モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の前記確立された通信のデータフローの一部を切り替えるように構成される、
    を備える装置。
  23. 前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、請求項22に記載の装置。
  24. 前記1つまたは複数の性能統計を受信するための前記手段は、
    前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を受信するための手段を備える、請求項22に記載の装置。
  25. 前記1つまたは複数の性能統計を報告するよう求める要求を、前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントに送信するための手段
    をさらに備える、請求項22に記載の装置。
  26. 前記要求は、周期的にかまたはイベントトリガが発生したときにかのいずれかに前記1つまたは複数の性能統計を報告する命令を備える、請求項25に記載の装置。
  27. 前記1つまたは複数の性能統計は、前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての1つまたは複数の性能統計を備え、
    前記イベントトリガは、前記モバイルデバイスおよび前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントのうちの少なくとも1つについての前記性能統計のうちの少なくとも1つが閾値を満たすと発生する、
    請求項26に記載の装置。
  28. 第1のアクセスポイントによって、ワイヤレス通信システムにおいて通信を管理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記第1のアクセスポイントと1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間にアクセスポイント間通信リンクを確立することと、
    前記アクセスポイント間通信リンクを介して前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントから1つまたは複数の性能統計を、前記第1のアクセスポイントにおいて受信すること、ここにおいて、前記1つまたは複数の性能統計は、前記アクセスポイント間通信リンクのローディングまたは前記アクセスポイント間通信リンクの利用に関する少なくとも1つの統計を備える、
    前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の確立された通信、および前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の確立された通信を、前記第1のアクセスポイントによって、管理することと、
    前記受信された性能統計に少なくとも部分的に基づいて、前記モバイルデバイスと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間の前記確立された通信に、前記モバイルデバイスと前記第1のアクセスポイントとの間の前記確立された通信のデータフローの一部を切り替えることと、
    をプロセッサに行わせるための、コンピュータプログラム。
  29. 前記モバイルデバイスへのまたはそれからの通信を管理することは、少なくとも、前記第1のアクセスポイントと前記1つまたは複数の第2のアクセスポイントとの間でのリソースの集中スケジューリング、キャリア割振り、またはデータフローのうちの1つまたは複数を管理することを備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム。
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