JP6741984B2 - 流体デバイス - Google Patents
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本明細書において、「生体試料」とは、生体組織を含む試料をいう。生体試料は、通常、生体組織を含む。生体組織としては、例えば、筋組織、血液、肝臓組織などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る流体デバイスを詳細に説明する。図1(A)は本発明の一実施形態に係る流体デバイス1の流路を模式的に示す概略平面説明図、図1(B)は本発明の一実施形態に係る流体デバイス1を模式的に示す概略側面説明図である。
粗破砕部10は、粗破砕部本体10aと、天板10bと、円筒部10cとから構成されている〔図2(A)参照〕。生体組織の粗破砕を行なう場合、粗破砕部10は、図示しない撹拌子と、例えば、必要により、生体組織を溶解させるための試薬などとともに用いられる。前記生体組織を溶解させるための試薬としては、例えば、タンパク質の溶解性を高める界面活性剤、タンパク質変性剤、酵素溶液などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
分離部20は、生体組織を捕捉するとともに生体試料の流通によって前記生体組織を破砕し、当該生体組織に含まれる核酸含有成分を当該生体組織から分離する。分離部20は、図4に示されるように、分離部流路21と、突出構造体アレイ22とを含む。
以下において、第1層基材61、第2層基材62、フィルタ66、第3層基材63、第4層基材64および第5層基材65から構成された回収部30を例として挙げて説明するが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。本実施形態において、回収部30は、第1層基材61、第2層基材62、フィルタ66、第3層基材63、フィルタ66、第4層基材64および第5層基材65がこの順に積層された構造を有している。なお、第4層基材64は、天板4の一部である。また、第5層基材65は、基板3の一部である。
つぎに、前述の流体デバイス1を用いて生体組織から核酸を単離する方法について、説明する。本実施形態に係る方法は、
(A)流体デバイス1の粗破砕部10において、生体試料に含まれる生体組織を粗破砕するステップ、
(B)流体デバイス1の分離部20において、粗破砕後の生体組織をさらに破砕するとともに生体組織から核酸を分離するステップ、および
(C)流体デバイス1の回収部30において、核酸を回収するステップ
を含む。生体組織からの核酸の単離は、具体的には、例えば、以下のプロセスによって行なわれる。
シリコン製ウェハ〔直径:7.62cm、厚さ:0.5mm〕の片面にネガ型フォトレジスト〔マイクロケム(Microchem)製、商品名:SU−8 2075〕を所望の塗り厚になるように前記ネガ型フォトレジストの取扱説明書に記載の手順にしたがってスピンコーターで塗布してレジスト塗布基材を得た。前記レジスト塗布基材を取扱説明書に記載の手順にしたがって加熱して前記レジスト塗布基材のフォトレジストを固化させた。その後、前記レジスト塗布基材のフォトレジストに対し、図6に示されるマイクロパターン51に対応するパターンを有するフォトマスクを介して紫外線を照射した。
ガラス製基材〔直径:7.62cm、厚さ:1mm〕の片面にネガ型フォトレジスト〔マイクロケム(Microchem)社製、商品名:SU−8 2075〕を所望の塗り厚になるように、前記ネガフォトレジストに添付の取扱説明書の記載の手順にしたがってスピンコーターで塗布してレジスト塗布基材を得た。前記レジスト塗布基材を前記ネガ型フォトレジストに添付の取扱説明書に記載の手順にしたがって加熱して前記レジスト塗布基材のフォトレジストを固化させた。その後、前記レジスト塗布基材のフォトレジストを、図7に示される分離部20aに対応するパターンを有するフォトマスクを介して紫外線を照射した。
シリコン製ウェハ〔直径:7.62cm、厚さ:1mm〕の片面にネガ型フォトレジスト〔マイクロケム(Microchem)製、商品名:SU−8 2075〕を所望の塗り厚になるように前記ネガ型フォトレジストに添付の取扱説明書に記載の手順にしたがってスピンコーターで塗布してレジスト塗布基材を得た。前記レジスト塗布基材を前記ネガ型フォトレジストに添付の取扱説明書に記載の手順にしたがって加熱して前記レジスト塗布基材のフォトレジストを固化させた。その後、前記レジスト塗布基材のフォトレジストに対し、図8(A)に示される第1層基材61aの流路に対応するパターンを有するフォトマスクを介して紫外線を照射した。
ラットの腹直筋塊から、筋組織片20mgを分取した。得られた筋組織片を製造例1で得られた粗破砕部50aのチャンバー54内に入れた。その後、チャンバー54内に撹拌子を置いた。チャンバー54内に純水3mLを入れた後、粗破砕部50aをマグネチックスターラ上に載置した。マグネチックスターラを用いてチャンバー54中の撹拌子を500rpmで30秒間回転させ、筋組織片の粗破砕を行ない、組織粗破砕液を得た。得られた組織粗破砕液に含まれる組織を観察した。また、組織の粒径は、破砕組織を顕微鏡下で観察することによって測定した。また、粗破砕後の組織の平均粒径を求めた。なお、平均粒径は、同顕微鏡の同倍率下で得たスケール画像から換算することによって得られた値である。
試験例1で得られた組織粗破砕液400μLを製造例2で得られた分離部20aのインレット23から流速0.27mL/minで分離部流路21に送液し、アウトレット24から回収した(送液1回目)。回収された試料を前記と同じインレット23に戻し、流速0.27mL/minで分離部流路21に送液し、アウトレット24から回収した(送液2回目)。さらに、2回目の送液後に回収された試料を前記と同じインレット23に戻し、分離部流路21に流速0.27mL/minで送液し、アウトレット24から回収した(送液3回目)。1回目の送液時、2回目の送液時および3回目の送液時の分離部20aの突出構造体アレイ22における組織の状態を観察した。また、送液前の組織粗破砕液、1回目送液後の試料、2回目の送液後の試料および3回目送液後の試料それぞれのmRNA濃度を、超微量分光光度計〔サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(Thermo Fisher Scientific)製、商品名:Nano drop 2000〕を用いて測定した。回収された試料に含まれる組織の粒径を試験例1と同様の操作を行なうことによって測定した。さらに、3回目の送液後に回収された試料に含まれる組織の平均粒径を求めた。
(1)mRNA含有試料の調製
mRNA精製用ビーズ〔(株)ベリタス製、商品名:Dynabeads Oligo(dT)〕付属の緩衝液〔Tris binding/lysis buffer〕400μLにラットの腹直筋20mgとジルコニアビーズ〔アズワン(株)製、商品名:ジルコニアボール、直径2.8mm〕10個とを入れた。得られた混合物を3000rpmで1分間振動させることにより腹直筋を破砕し、mRNA含有試料を得た。
前記mRNA精製用ビーズ〔濃度:5μgビーズ/μL〕3μLを製造例3で得られた回収部30aの担体充填口37aから担体充填流路38aを介してマイクロカラム部33a内に充填した。つぎに、インレット31aおよびアウトレット36aのそれぞれに送液用チューブを挿入し、当該送液用チューブをマイクロチューブポンプ〔アズワン(株)製、商品名:SMP−21AS〕にセットした。その後、試験例3(1)で得られたmRNA含有試料100μLをインレット31aから流速20μL/minで5分間(分離時間)送液し、mRNA含有試料に含まれるmRNAをmRNA精製用ビーズに吸着させた。つぎに、前記mRNA精製用ビーズ付属の洗浄緩衝液100μLをインレット31aから流速20μL/minで5分間送液し、マイクロカラム部33a内のmRNA精製用ビーズを洗浄した。その後、前記mRNA精製用ビーズ付属の解離緩衝液100μLをインレット31aから流速20μL/minで5分間送液することにより、マイクロカラム部33a内のmRNA精製用ビーズからmRNAを解離させ、アウトレット36aからmRNA溶液を回収した。
(1)mRNA含有試料の調製
mRNA精製用ビーズ〔(株)ベリタス製、商品名:Dynabeads Oligo(dT)〕付属の緩衝液〔Tris binding/lysis buffer〕400μLに筋組織20mgとジルコニアビーズ〔アズワン(株)製、商品名:ジルコニアボール、直径2.8mm〕10個とを入れた。得られた混合物を3000rpmで10分間振動させた。さらに、得られた混合物を200×gで10分間の遠心分離に供してmRNA含有試料として上澄み液を得た。
ウェルプレートのウェルに前記mRNA精製用ビーズ〔濃度:5μgビーズ/μL〕35μLと試験例4(1)で得られたmRNA含有試料400μLとを入れた。得られた混合物を10分間静置させた後、前記mRNA精製用ビーズ付属の洗浄緩衝液100μLでmRNA精製用ビーズを2回洗浄した。その後、前記mRNA精製用ビーズ付属の解離緩衝液100μLをmRNA精製用ビーズに接触させ、当該mRNA精製用ビーズからmRNAを解離させて、mRNA溶液を回収した。
前記mRNA精製用ビーズ〔濃度:5μgビーズ/μL〕35μLを製造例3で得られた回収部30aの担体充填口37aから担体充填流路38aを介してマイクロカラム部33a内に充填した。つぎに、インレット31aおよびアウトレット36aのそれぞれに送液用チューブを挿入し、当該送液用チューブをマイクロチューブポンプ〔アズワン(株)製、商品名:SMP−21AS〕にセットした。その後、インレット31aおよびアウトレット36aの間において、試験例4(1)で得られたmRNA含有試料400μLを流速240μL/minで10分間循環させ、mRNA含有試料に含まれるmRNAをmRNA精製用ビーズに吸着させた。つぎに、前記mRNA精製用ビーズ付属の洗浄緩衝液100μLをインレット31aから流速20μL/minで5分間送液し、マイクロカラム部33a内のmRNA精製用ビーズを洗浄した。洗浄は、2回行なった。その後、前記mRNA精製用ビーズ付属の解離緩衝液100μLをインレット31aから流速20μL/minで5分間送液することにより、マイクロカラム部33a内のmRNA精製用ビーズからmRNAを解離させ、アウトレット36aからmRNA溶液を回収した。
試験例4(2)および試験例4(3)で回収されたmRNA溶液100μLに含まれるmRNA量を、前記超微量分光光度計を用いて測定した。
(1)流体デバイスの作製
製造例1で得られた粗破砕部50aの下流に製造例2で得られた分離部20aを接続した流体デバイスを作製した。
筋組織片20mgおよびmRNA精製用ビーズ〔(株)ベリタス製、商品名:Dynabeads Oligo(dT)〕付属の緩衝液〔Tris binding/lysis buffer〕300μLを試験例5(1)で得られた流体デバイスの粗破砕部50aのチャンバー54内に入れた。つぎに、チャンバー54内に撹拌子を置いた後、粗破砕部50aをマグネチックスターラ上に載置した。マグネチックスターラを用いてチャンバー54中の撹拌子を500rpmで30秒間回転させ、筋組織片の粗破砕を行なった。粗破砕部50aで得られた組織破砕液をそのまま分離部20aに送液した。分離部20aの下流側で試料を回収した。得られた試料100μLに前記mRNA精製用ビーズ〔濃度:5μgビーズ/μL〕20μLを添加した。得られた混合物を10分間静置させた後、前記mRNA精製用ビーズ付属の洗浄緩衝液100μLでmRNA精製用ビーズを2回洗浄した。その後、前記mRNA精製用ビーズ付属の解離緩衝液100μLをmRNA精製用ビーズに接触させ、溶液を回収した(実験番号:1)。
2,21 流路
2a,21a 壁部
10,50a 粗破砕部
20,20a 分離部
22 突出構造体アレイ
22a 突出構造体
30,30a 回収部
Claims (10)
- 生体組織から核酸を単離するための流体デバイスであって、
壁部と当該壁部によって囲まれた流路空間とを含み、前記生体組織を含む生体試料を流通可能な流路と、
前記流路の中途に設けられ、前記生体組織との接触部に凹凸構造を有し、前記生体組織と前記接触部とが接触した状態での当該接触部に対する生体組織の相対的な移動によって当該生体組織を粗破砕する粗破砕部と、
前記流路の壁部から前記流路空間に突き出した複数個の突出構造体が、前記流路における生体試料の流れ方向に沿って、当該流路の前記粗破砕部の下流側に配置された突出構造体アレイと、
を備えており、
前記突出構造体アレイにおいて、前記流路における生体試料の流れ方向に沿って、上流側に配置された突出構造体の間または前記流路の壁部と当該上流側に配置された突出構造体との間を通過する生体組織が接触するように、下流側の突出構造体が配置されていることを特徴とする流体デバイス。 - 前記流路は、前記突出構造体アレイを流通した生体試料を当該突出構造体アレイに循環させる循環流路をさらに有している請求項1に記載の流体デバイス。
- 前記流路において、前記突出構造体アレイよりも下流側に、生体組織から分離された核酸を回収する回収部をさらに備える請求項1または2に記載の流体デバイス。
- 前記粗破砕部の凹凸構造は、前記生体組織との接触面に複数個の微細有底孔からなる凹凸構造である請求項1〜3のいずれかに記載の流体デバイス。
- 前記流路における前記粗破砕部の下流側で、かつ前記突出構造体アレイの上流側に、粗破砕されていない生体組織を濾別する濾過部をさらに有している請求項1〜4のいずれかに記載の流体デバイス。
- 前記濾過部は、複数個のピラーからなる複数列のピラー列を有しており、前記複数個のピラーは、隣接するピラーの間の配置間隔が前記生体試料の流れ方向上流から下流に向かって漸次密となるように配置されている請求項5に記載の流体デバイス。
- 前記複数個の突出構造体は、隣接する突出構造体の間の配置間隔が前記生体試料の流れ方向上流から下流に向かって漸次密となるように配置されている請求項1〜6のいずれかに記載の流体デバイス。
- 前記流路において、前記生体試料の流れ方向最下流に配置された前記流路の幅方向に隣接する突出構造体の間の配置間隔は、前記生体組織に含まれる細胞の大きさよりも小さい間隔である請求項1〜7のいずれかに記載の流体デバイス。
- 前記突出構造体は、前記生体試料の流れ方向の上流側に向かって尖った尖頭形状を有する請求項1〜8のいずれかに記載の流体デバイス。
- 前記複数個の突出構造体の両端は、前記流路の内面に接している請求項1〜9のいずれかに記載の流体デバイス。
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