JP6741828B1 - リニア伝動装置とリニア伝動装置の識別方法 - Google Patents
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Abstract
Description
よって、先行技術の単一機能の欠如を改善し、未認証のリニア伝動が検知装置の異常を引き起こすという問題を回避することができ、さらにリニア伝動装置の機能異常の問題を効果的に把握することができ、同時に手動でパラメータを入力する必要がなく、パラメータ入力ミスを回避することができる。
前記移動モジュール30の転動溝33と前記長軸部材20の転動溝22との間には、負荷経路Tが形成されており、本実施形態では、前記移動モジュール30の外凸環体32の一端に位置決め溝34が軸方向に凹設されているが、これに限定されるものではない。図14に示すように、前記外凸環体32の外環面321に位置決め溝34が径方向に凹設されてもよく、上記と同じ効果が得られる。
本実施形態では、前記嵌入装置50の嵌入端面53は、4つの第1電気接点531を有し、4つの第1電気接点531は、それぞれRx/data、VCC、GNDおよびTx/Clockである。前記メモリユニット51内には、起動用シリアル番号と前記リニア伝動装置のパラメータデータがある。前記パラメータデータは、軸別、外径、リード、またはそれらの組み合わせのいずれか一つであり、起動用シリアル番号とパラメータデータとは、一緒に設定されてもよく、別々に設定されてもよい。
前記マイクロプロセッサ62は、前記第2伝送ユニット611に信号を接続された第3伝送ユニット621と、前記第3伝送ユニット621に接続された第1演算ユニット622と、前記第1演算ユニット622に接続された第3電源ユニット623と、を有する。前記検知モジュール61の接合端面613の4つの第2電気接点614は、それぞれ前記嵌入端面53の4つの第1電気接点531と接触する。これにより、前記嵌入装置50の第1伝送ユニット52が出力するパラメータデータを読み取り、前記検知装置60の第2伝送ユニット63は、さらに前記マイクロプロセッサ62の第3伝送ユニット621に前記パラメータデータを出力する。前記マイクロプロセッサ62の第1演算ユニット622は、前記第3伝送ユニット621が受信されたパラメータデータをキャプチャし、且つ1つまたは複数のパラメータデータが正しいかどうかを判断し、これにより、前記検知装置60を起動するかどうかを判断する。
本実施形態では、検知装置60の検知モジュール61とマイクロプロセッサ62は分離式であるが、これに限定されない。図15に示すように、前記検知装置60は組み合わせて一体化することも可能であり、上記と同様の効果を得ることができる。また、検知装置60は、振動、温度、磁場、音波、湿気、酸/アルカリ、光センサ、金属センサ、気体、または微粒子のいずれか一つであり、またはこれらの組合せである。
前記検知装置60が起動されると、前記第2演算ユニット72は、演算方法を提供して前記リニア伝動装置の状態を演算する。本実施形態では、前記検知装置60は、有線方式でボールねじを検出するための信号を前記演算制御装置70へ出力するが、これに限らず、無線方式でボールねじの信号を検出して前記演算制御装置70へ出力してもよい。前記演算制御装置70は、デスクトップコンピュータ、Ipad(登録商標)などのスマート電子機器とすることができる。なお、前記演算制御装置70は、1つの警告装置(図示せず)に接続することができ、前記警告装置は、簡単なボタン操作と異常状態警告灯の配置を提供する。
ここでは、図11を例にし、Y軸方向を前記長軸部材20の前、後端が延伸する方向と、Z軸方向を前記長軸部材20の左、右側が延伸する方向と、X軸方向を前記長軸部材20の上、下端が延伸する方向と定義する。Z軸方向とY軸方向が地面に対して平行であり、X軸方向が地面に対して垂直である場合、すなわち、Z軸方向とY軸方向は、外力を受けていないので、Z軸方向とY軸方向は、0gの加速度(重力)を出力する。X軸方向は負方向に1gの加速度(重力)を受ける。Z軸方向が地面に対して垂直であり、且つX軸方向とY軸方向が地面に対して平行である場合、すなわちX軸方向とY軸方向は外力を受けないので、X軸方向とY軸方向は0gの加速度(重力)を出力する。Z軸方向は負方向に1gの加速度(重力)を受ける。
本発明の好適な実施形態では、図8に示すように、前記演算制御装置70の第2演算ユニット72は、前記ボールねじの軸別パラメータが重複であるか否かを判断して前記パラメータデータを記憶している。実際の実施では、軸方向が異なる複数組の長軸部材20に複数組の移動モジュール30がそれぞれ取り付けられる可能性があるため、移動モジュール30が誤った長軸部材20に取り付けられる場合がある。したがって、軸別パラメータが重複である場合には、前記演算制御装置70の警告装置は、リニア伝動装置が正しく設置されていないことを警告する。軸別パラメータが重複でない場合には次のステップに進む。
他の好適な実施形態では、図9に示すように、演算制御装置70の第2演算ユニット72は、ボールねじの異なる軸別角度パラメータが重複であるか否かを判定してパラメータデータを記憶する。軸別角度パラメータが重複である場合には、前記演算制御装置70の警告装置はリニア伝動装置が正しく取り付けられていないことを警告する。軸別角度パラメータが重複でない場合には次のステップにに進んでいく。
11 ナット
12 走査装置
13 制御ユニット
14 ねじ軸
T 負荷経路
X 軸方向
20 長軸部材
21 ねじ軸環面
22 転動溝
30 移動モジュール
31 管状体
32 外凸環体
321 外環面
33 転動溝
34 位置決め溝
40 転動ユニット
50 嵌入装置
51 メモリユニット
52 第1伝送ユニット
53 嵌入端面
531 第1電気接点
54 第1電源ユニット
60 検知装置
61 検知モジュール
611 第2伝送ユニット
612 第2電源ユニット
613 接合端面
614 第2電気接点
615 三軸加速度ゲージ
62 マイクロプロセッサ
621 第3伝送ユニット
622 第1演算ユニット
623 第3電源ユニット
70 演算制御装置
71 第4伝送ユニット
72 第2演算ユニット
73 第4電源ユニット
81 (A)設置ステップ
82 (B)起動ステップ
83 (C)分析ステップ
84 (D)伝送ステップ
85 (E)演算ステップ
Claims (5)
- リニア伝動装置であって、
長軸部材と、移動モジュールと、転動ユニットと、嵌入装置と、検知装置と、演算制御装置とを含み、
前記長軸部材は、転動溝を有し、
前記移動モジュールは、前記長軸部材に往復移動可能に嵌合され、前記転動溝に対応して配設された一対の別の転動溝を有し、前記転動溝は前記別の転動溝と負荷経路を形成し、
前記転動ユニットは、前記負荷経路内に転動可能に配設され、
前記嵌入装置は、前記移動モジュールに配設され、前記リニア伝動装置のパラメータデータを記憶するためのメモリユニットと、前記メモリユニットに接続された第1伝送ユニットと、を有し、
前記検知装置は、信号が前記嵌入装置に接続され、検知モジュールと、前記検知モジュールに信号を接続されたマイクロプロセッサとを有し、前記検知モジュールは、前記第1伝送ユニットに信号を接続された第2伝送ユニットを有し、前記マイクロプロセッサは、前記第2伝送ユニットに信号を接続された第3伝送ユニットと、前記第3伝送ユニットに接続された第1演算ユニットとを有し、前記第1演算ユニットは、前記メモリユニットのパラメータデータに基づいて前記検知装置が起動されているかどうかを判定し、
前記演算制御装置は、信号が前記検知装置に接続され、前記第3伝送ユニットに信号を接続された第4伝送ユニットと、前記第4伝送ユニットに接続された第2演算ユニットとを有し、前記検知装置が起動されると、前記第2演算ユニットが前記リニア伝動装置の状態を演算するように構成されることを特徴とする、
リニア伝動装置。 - 前記メモリユニットは、前記リニア伝動装置の起動シリアル番号とパラメータデータを有し、前記パラメータデータは、軸、外径、リード、またはそれらの組み合わせのうちの1つであることを特徴とする請求項1に記載のリニア伝動装置。
- 前記検知モジュールは、三軸加速度ゲージをさらに含み、三軸加速度ゲージは、XYZ三軸の空間座標を定義し、重力方向によって生じる加速度変化と角度変化を収集し、前記リニア伝動装置の軸方向を算出する前記演算制御装置へ信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のリニア伝動装置。
- リニア伝動装置の識別方法であって、
(A)嵌入装置を移動モジュール上に配設し、且つ前記嵌入装置に検知装置の検知モジュールを結合する設置ステップと、
(B)前記嵌入装置内のメモリユニットが第1伝送ユニットを介してパラメータデータを前記検知モジュールの第2伝送ユニットへ出力し、前記検知モジュールの第2伝送ユニットが前記パラメータデータをマイクロプロセッサの第3伝送ユニットにさらに送信し、前記マイクロプロセッサの第1演算ユニットが前記第3伝送ユニットによって受信されたパラメータデータを捕捉し、且つ前記パラメータデータが正しいかどうかを判断し、前記パラメータデータが正しいとき、前記検知装置が起動され、前記パラメータデータが正しくないとき、前記検知装置が起動されない起動ステップと、
(C)演算制御装置の第4伝送ユニットが前記パラメータデータを受信し、且つ前記演算制御装置の第2演算ユニットが前記パラメータデータを読み取り、前記検知装置が正常に動作しているかどうかを分析する分析ステップと、を含むことを特徴とする、
リニア伝動装置の識別方法。 - 前記(C)分析ステップにおいて、前記第2演算ユニットは、前記リニア伝動装置の軸パラメータが重複であるどうかを判定することを特徴とする請求項4に記載のリニア伝動装置の識別方法。
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