JP6740152B2 - ケーブルチェック機能を備えた給電装置、給電システムおよび給電装置の制御方法 - Google Patents

ケーブルチェック機能を備えた給電装置、給電システムおよび給電装置の制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルをテストするケーブルチェック機能を備えた給電装置に関する。
従来より、USBデバイスに対してUSBコネクタが設けられたUSBケーブルを用いて電力を供給する構成(USB給電とも称する)が知られている(特許文献1)。
この点で、近年では、USBコネクタの挿し込み口がリバーシブルになり、どちらの向きでも挿し込むことができる形状を有するUSB Type−C等が知られている。
また、従来のUSBデバイスでは、供給される出力電圧は固定電圧(一例として5V)であったが、機器毎に要求される電力は異なるため給電側の出力電圧も固定ではなく可変にする必要があり高電圧での給電が可能な方式(USB Power Delivery)も提案されている。
特開2012−123673公報
Universal Serial Bus Type-C Cable and Connector Specification Rev.1.2 Universal Serial Bus Power Delivery Specification Rev.3.0 Ver1.1/Rev2.0 Ver1.3
一方で、高電圧な給電には、より高い安全性が求められており、USBケーブルの品質について簡易にテスト確認したいというニーズが存在する。
本開示は、上記の課題を解決するためのものであって、USBケーブルの品質を簡易にテスト確認することが可能なケーブルチェック機能を備えた給電装置、給電システムおよび給電装置の制御方法を提供することを目的とする。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施例によれば、給電装置は、電圧を供給する信号線を含むUSBケーブルをテストするためのケーブルチェック機能を備えている。給電装置は、USBケーブルの一方側と接続される第1のコネクタと、USBケーブルの他方側と接続される第2のコネクタと、第1のコネクタに対応して設けられた第1の通信制御部と、第2のコネクタに対応して設けられた第2の通信制御部とを備える。給電装置は、第1および第2の通信制御部の少なくとも一方に対して、電圧を供給する信号線に供給する電力情報を指示し、USBケーブルをテストするテスト制御部と、テスト制御部によるテスト結果を表示する表示部とを備える。
一実施例によれば、給電装置は、USBケーブルの品質を簡易にテスト確認することが可能である。
実施形態1に基づくケーブルチェック機能付き給電装置1の構成について説明する図である。 実施形態1に基づくケーブルチェック機能付き給電システムの構成について説明する図である。 実施形態1に基づくUSBケーブル30の構成について説明する図である。 実施形態1に基づくコネクタ18の回路構成を説明する図である。 実施形態に基づくRp抵抗を接続した場合のコネクタ18の構成を説明する図である。 通信制御部14が制御信号VCONN1_DRVを入力してスイッチSW2を導通させる場合を説明する図である。 実施形態1に基づくケーブルチェック機能付き給電装置1のテスト方法について説明するフロー図である。 実施形態1の変形例に基づく給電システムの構成について説明する図である。 実施形態2に基づくケーブルチェック機能付き給電装置1のテスト方法について説明するフロー図である。 実施形態2に基づく再確認処理のサブルーチンを説明するフロー図である。
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
<A.全体構成>
<a1.給電装置1の概要>
図1は、実施形態1に基づくケーブルチェック機能付き給電装置1の構成について説明する図である。
図1を参照して、ケーブルチェック機能付き給電装置1は、USBケーブルと接続可能に設けられる複数のコネクタ16、18と、コネクタ16,18にそれぞれ対応して設けられた複数の通信制御部14,20とを含む。給電装置1は、複数の電源制御部15,21と、コネクタ16に対応して設けられた負荷制御部24と、給電装置1全体を制御する制御部10と、スイッチ22と、表示部12とを含む。
コネクタ16,18は、USBケーブルと接続可能に設けられる。本例においては、USBケーブルのUSBプラグの一方および他方とそれぞれ接続される。
通信制御部14,20は、USBケーブル内に設けられた信号線を介して通信可能に設けられる。
電源制御部15,21は、通信制御部14,20からの指示にそれぞれ従いUSBケーブル内に設けられた電源ラインに必要な電力を供給する。
負荷制御部24は、コネクタ16に接続された電源ラインの負荷状態を制御する。
スイッチ22は、給電装置1におけるテスト動作の実行を指示するスイッチである。当該スイッチ22の押下指示に従って給電装置1におけるテスト動作が実行される。
表示部12は、制御部10と接続され、テスト動作のテスト結果が表示される。
<a2.給電システムの概要>
図2は、実施形態1に基づくケーブルチェック機能付き給電システムの構成について説明する図である。
図2を参照して、給電システムは、USBケーブル30をさらに含む。
USBケーブル30は、プラグCA,CBを含む。
プラグCBは、コネクタ16と接続され、プラグCAは、コネクタ18と接続される。これにより給電装置1は、USBケーブル30と接続されてループが形成され、USBケーブル30のチェックを行うことができる。
なお、本例においては、USBケーブル30のプラグCA内部にケーブルチップ32が設けられる場合が示されている。本例においては、制御部10は、当該状態において、USBケーブルのテストを実行する。
具体的には、制御部10は、通信制御部14,20に対して指示することによりUSBケーブル30のテストを実行する。
例えば、テスト時において、制御部10は、通信制御部14がUSBケーブル30のソース側、通信制御部20がシンク側として動作するように指示する。なお、テスト時で無い場合には、通信制御部14および20は共にソース側として動作することが可能である。
<a3.USBケーブルの構成>
図3は、実施形態1に基づくUSBケーブル30の構成について説明する図である。
本例においては、複数種類のUSBケーブル30の構成が示されている。
USBケーブル30は、一例としてUSB Type−Cケーブルを利用することが可能である。
図3(A)は、USBケーブル30Aの構成を説明する図である。
USBケーブル30Aは、電源配線34、ポートコンフィギュレーション配線33、プラグ用電源配線37、および接地配線36を有している。なお、図示していないがデータ配線も有する。一例として左側がソース側デバイス、右側がシンク側デバイスに接続されているものとして示されている。
ポートコンフィギュレーション配線33は、1つ又は1チャネルのサイドバンド信号線である、コンフィギュレーションチャネル線CC(以下、CC線とも称する)を含む。CC線は、ソース側デバイスとシンク側デバイス間等における通信を行なうために用いられる信号配線である。また、本例においては、ケーブルチップとの通信を行うためにも用いられる。
プラグ用電源配線37(VCONN線とも称する)は、ケーブルチップ(内部装置)に対して電源を供給するための配線である。
電源配線34(VBUS線)は、1つ以上の配線からなる。VBUS線には、電源電圧規格内の複数の電源電圧から選択された1つの電源電圧が供給される。すなわち、VBUS線には、複数の電源電圧が選択的に供給される。
VBUS線には、一例としてUSBデバイス機器間のパワーネゴシエーションに応じて、ソース側デバイスより最大20V、5Aの電力が供給される。例えば、接続されるUSBデバイスの要求に応じて、5V、9V、15V、20Vの電源電圧のうち一つを選択して、VBUS線を介してUSBデバイスへ供給する。なお、給電装置1は、規格上、5V、9V、15V、20V以外の電圧もオプションとして、VBUS線に供給することが可能である。
接地配線36は1以上の配線からなり、接地線GNDを含む。
USBケーブル30Aは、逆流防止用のダイオード40,42と、ケーブルチップ32Aと、抵抗44,46を含む。
逆流防止用のダイオード40,42は、プラグ用電源配線37に互いに向き合うように配置される。
抵抗44は、ソース側においてプラグ用電源配線37と接地配線36との間に接続される。抵抗46は、シンク側においてプラグ用電源配線37と接地配線36との間に接続される。
図示しないが、データ配線は、2以上の配線からなり、USBデバイス機器間においてデータ通信を行う。データ配線は、例えば、USB2.0通信用のD+/D−や、USB3.1通信用のTX、RXペア等である。
図3(B)は、USBケーブル30Bの構成を説明する図である。
USBケーブル30Bは、USBケーブル30Aと同様に電源配線34、ポートコンフィギュレーション配線33、プラグ用電源配線37、および接地配線36を有している。なお、図示していないがデータ配線も有する。一例として左側がソース側デバイス、右側がシンク側デバイスに接続されるものとして示されている。
USBケーブル30Bは、2つのケーブルチップ32B,32Cと、抵抗44,46とを含む。
ケーブルチップ32Bは、ソース側のプラグ用電源配線37と接続される。
ケーブルチップ32Cは、シンク側のプラグ用電源配線37と接続される。
プラグ用電源配線37がソース側とシンク側とで独立しており、逆流することはないためダイオードは設けられていない構成となっている。
ケーブルチップ32B,32Cは、CC線と接続され、USBケーブル30Bに接続されたUSBデバイスは、CC線を介してケーブルチップ32Bまたはケーブルチップ32Cとの通信が可能に設けられている。
図3(C)は、USBケーブル30Cの構成を説明する図である。
USBケーブル30Cは、USBケーブル30Aと比較して、ケーブルチップ32Aとは別のケーブルチップ32Dが設けられている点が異なる。
ケーブルチップ32Dは、ケーブルチップ32Aと異なるコマンド(SOP”)が割り当てられており、USBケーブル30Cに接続されたUSBデバイスは、CC線を介してそれぞれのケーブルチップ32A,32Dと通信が可能に設けられている。
<a4.給電装置1のコネクタ18の回路構成>
図4は、実施形態1に基づくコネクタ18の回路構成を説明する図である。
図4に示されるコネクタ18は、ソースとしてもシンクとしても接続可能なDRP(dual role power)対応のコネクタである。コネクタ18は、スイッチSW1〜SW7(以下、スイッチSWとも称する)と、抵抗Rp1,Rp2と、抵抗Rd1,Rd2とを含む。なお、抵抗Rp1,Rp2と、抵抗Rd1,Rd2とは外付けで設けるようにしてもよい。
スイッチSW1は、電源と電源配線34(VBUS線)との間に設けられる。スイッチSW1がオンすることにより電源配線34に電源が供給される。
スイッチSW2,SW3は、プラグ用電源配線37(VCONN線)に電源を供給するためのスイッチである。スイッチSW2は、VCONN1線と電源との間に設けられ、制御信号VCONN1_DRVに従って導通/非導通に設定される。スイッチSW3は、VCONN2線と電源との間に設けられ、制御信号VCONN2_DRVに従って導通/非導通に設定される。
スイッチSW4は、抵抗Rp1と直列に電源とCC1線との間に設けられ、制御信号Rp1_enに従って導通/非導通に設定される。
スイッチSW5は、抵抗Rd1と直列にCC1線と接地電圧との間に設けられ、制御信号Rd1_enに従って導通/非導通に設定される。
スイッチSW6は、抵抗Rp2と直列に電源とCC2線との間に設けられ、制御信号Rp2_enに従って導通/非導通に設定される。
スイッチSW7は、抵抗Rd2と直列にCC2線と接地電圧との間に設けられ、制御信号Rd2_enに従って導通/非導通に設定される。
スイッチSW1を制御する制御信号は、電源制御部15から出力される。スイッチSW2〜SW7を制御する各制御信号は、通信制御部14から出力される。
CC1線およびCC2線のうち一方がポートコンフィギュレーション配線33と接続され、他方がプラグ用電源配線37と接続される。
コネクタ18は、プラグCAの表面および裏面のいずれの側での接続も可能に設けられている。
コネクタ18とプラグCAの表面との接続の場合には、CC1線とプラグ用電源配線37とが接続される。また、CC2線とポートコンフィギュレーション配線33とが接続される。
一方、コネクタ18とプラグCAの裏面との接続の場合には、CC1線とポートコンフィギュレーション配線33とが接続される。また、CC2線とプラグ用電源配線37とが接続される。
スイッチSWの切り替えに従ってプラグCAの表面あるいは裏面のいずれに接続されているかを識別することが可能である。
図5は、実施形態1に基づくRp抵抗を接続した場合のコネクタ18の構成を説明する図である。
図5に示されるように、通信制御部14は、制御信号Rp1_en,Rp2_enを入力(一例として「H」レベル)してスイッチSWを導通させる。
これに伴いCC1線、CC2線は電源とそれぞれ接続される。プラグCAのプラグ用電源配線37と接続されているCC1線は抵抗44により所定の電圧レベルに設定される。他方のCC2線はポートコンフィギュレーション配線33と接続される。
通信制御部14は、CC1線およびCC2線の電圧レベルを検出し、いずれのCC線がプラグ用電源配線37と接続されているかを検出する。一例として通信制御部14は、CC1線およびCC2線のどちらが抵抗Rpと抵抗Raとの抵抗分割に従う中間電圧を検出したか否かを判断する。
本例においては、CC1線がプラグ用電源配線37と接続されていると検出する。また、CC2線がポートコンフィギュレーション配線33と接続されていると検出する。
一例として、通信制御部14は、DRP(dual role power)動作を実行する。USB規格で定義されている動作で、ある周期内でRd抵抗とRp抵抗のいずれかをCC1線およびCC2線と接続するように切り替える。このように、ソースポート(source port)とシンクポート(sink port)動作を交互に切り替えることで、対向機器がソースポート(source port)、シンクポート(sink port)、DRPポート(drp port)のいずれが接続されても検出/通信可能とする動作である。
なお、本例においては、コネクタ18について説明したが、コネクタ16についても同様の方式に従ってプラグCBとCC線との接続を検出する。
図5に示されるように、CC1線がプラグ用電源配線37と接続されていると検出された場合には、図6に示されるように、通信制御部14は、制御信号VCONN1_DRVを入力(一例として「H」レベル)してスイッチSW2を導通させる。
これに伴いCC1線は電源と接続され、プラグ用電源配線37に電源が供給され、プラグCA内のケーブルチップ32に対して、プラグ用電源配線37を介して電源が供給される。なお、本例においては、コネクタ16,18がDRP(dual role power)対応のコネクタであり、シンク側としてもソース側としても対応することが可能であるが、コネクタ16、18のいずれか一方が抵抗Rpのみを有し、他方が抵抗Rdのみを有し、予めソース側もしくはシンク側のいずれかに対応するものとして決定されていてもよい。
<B.テスト方法>
図7は、実施形態1に基づくケーブルチェック機能付き給電装置1のテスト方法について説明するフロー図である。
図7を参照して、給電装置1は、テスト指示があるかどうかを判断する(ステップS2)。具体的には、制御部10は、スイッチ22による操作指示が有るかどうかを判断する。
ステップS2において、テスト指示が有ると判断した場合(ステップS2においてYES)には、給電装置1は、配線確認処理を実行する(ステップS3)。制御部10は、コネクタ16,18に接続された各配線を介してUSBケーブルの断線の有無等を判断する。具体的には、USBケーブルの配線に電圧を印加して断線が生じていないか、また、配線がショートしていないか等を判断する。このとき、制御部10は、通信制御部14および通信制御部20に対しては、まだUSB Type−Cとしての接続を行わないように指示する。具体的には、図4のように、コネクタ18およびコネクタ16に設けられたすべてのスイッチをオフにして、USB Type−Cとしての接続を無効化する。なお、接続を無効化できれば、すべてのスイッチをオフしなくてもよい。
次に、給電装置1は、配線確認がOKであるか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4において、給電装置1は、配線確認がOKで無いと判断した場合(ステップS4においてNO)には、ステップS22に進む。具体的には、制御部10は、断線またはショート故障が検出された場合には、上記スイッチ制御は行わず、不良判定を表示する(ステップS22)。
一方、ステップS4において、給電装置1は、配線確認がOKであると判断した場合(ステップS4においてYES)には、接続確認処理を実行する(ステップS5)。具体的には、制御部10は、断線またはショート故障が検出されなかった場合は、通信制御部14にソースとして、通信制御部20にシンクとして接続するように指示をする。通信制御部14は、コネクタ18に対してソース動作を行えるように、図4で示すスイッチSW4、SW6をオンするようにスイッチ制御を行う。また、通信制御部18は、コネクタ16に対してシンク動作を行えるように、図4に示すスイッチSW5、SW7をONにする。なお、コネクタ16はシンク動作に固定せず、図5で説明したようにDRP動作としてもよい。各コネクタのスイッチを制御し、ソース側の通信制御部と、シンク側の通信制御部との接続確認動作を実行する。
本例においては、一例として、制御部10は、通信制御部14はソース側、通信制御部20はシンク側として動作すると判断する。
次に、給電装置1は、接続確認がOKであるか否かを判断する(ステップS6)。通信制御部14および通信制御部20は、接続確認結果を制御部10に出力する。制御部10は、通信制御部14および通信制御部20からの接続確認結果に基づいて接続確認がOKであるか否かを判断する。
ステップS6において、給電装置1は、接続確認がOKでないと判断した場合(ステップS6においてNO)には、不良判定を表示する(ステップS22)。制御部10は、接続確認結果に基づいて接続不良と判定して表示部12に出力する。
ステップS6において、給電装置1は、接続確認がOKであると判断した場合(ステップS6においてYES)には、接続処理を実行する(ステップS8)。制御部10は、ソース側の通信制御部14に指示して、図6で説明したようにプラグ用電源配線37に電源を供給する。一例としてプラグ用電源配線37に5Vの電源を接続する。これによりケーブルチップ32が起動する。また、通信制御部14は、電源制御部15に指示し、電源制御部15は、VBUS線に電源電圧を供給する。初期状態においてはVBUS線に5Vの電源電圧を供給する。
次に、給電装置1は、ケーブルチップ32を確認する(ステップS10)。具体的には、通信制御部14は、CC線を介してケーブルチップ32との間で通信処理を実行する。
次に、給電装置1は、ケーブルチップが有るか否かを判断する(ステップS12)。具体的には、通信制御部14は、デバイス存在確認コマンドを発行する。通信制御部14は、デバイス存在確認コマンドに対する応答が有るか否かを判断する。当該応答によって、ケーブルの特性、例えば、ケーブルの長さ、対応している電圧、電流等の情報を得ることができるため、それら情報を制御部10に送り、表示部12で表示させるようにしてもよい。
給電装置1は、ケーブルチップが有ると判断した場合には、Universal Serial Bus Power Delivery Specification Rev.3.0規格にて追加された認証確認を行う(ステップS14)。通信制御部14は、デバイス存在確認コマンドに対する応答が有ると判断した場合には認証処理を実行する。通信制御部14は、ケーブルチップ32との間での情報交換を行ない、相互確認(認証)を実行する。当該情報交換するデータは、Extended Messageを利用するが、ベンダ独自の認証手段としてVDM(Vendor Defined Message)等を利用してもよい。
次に、給電装置1は、認証がOKであるか否かを判断する(ステップS16)。通信制御部14は、ケーブルチップ32との情報交換により認証がOKか否かを判断する。
ステップS16において、給電装置1は、認証がOKであると判断した場合(ステップS16においてYES)には、制御部10にその旨を通知する。制御部10は、認証がOKである旨の通知を受けた場合に、ソース側である通信制御部14に対して、給電能力情報をシンク側である通信制御部20に送信するように指示する(ステップS18)。通信制御部20は、当該給電能力情報に基づいて要求電力情報をCC線を介してソース側に送信する。
次に、給電装置1は、所定条件を満たすか否かを判断する(ステップS20)。所定条件については後述する。
ステップS20において、給電装置1は、所定条件を満たすと判断した場合(ステップS20においてYES)には、良好判定を表示する(ステップS24)。具体的には、制御部10は、表示部12に良好判定を表示する。
そして、処理を終了する(エンド)。
ステップS20において、給電装置1は、所定条件を満たさないと判断した場合(ステップS20においてNO)には、不良判定を表示する(ステップS22)。具体的には、制御部10は、表示部12に所定条件を満たさないとの不良判定を表示部12に出力する。
そして、処理を終了する(エンド)。
また、ステップS12において、給電装置1は、ケーブルチップが無いと判断した場合(ステップS12においてNO)には、不良判定を表示する。具体的には、制御部10は、表示部12にケーブルチップ無しとの不良判定を表示する。
また、ステップS16において、給電装置1は、認証がOKでないと判断した場合(ステップS16においてNO)には、不良判定を表示する(ステップS22)。具体的には、制御部10は、表示部12に認証不良として不良判定を表示する。
<b1.電圧降下確認>
本例においては、所定条件を満たすか否かの判定として電圧降下確認を実行する。
制御部10は、ソース側である通信制御部14に、シンク側である通信制御部20に対して給電能力情報を送信するように指示する。そして、制御部10は、シンク側の通信制御部20に要求電力情報として、例えば、電圧5V、電流3Aをソース側に要求するように指示する。なお、要求電力情報として電圧5V、電流3Aは、適宜設計変更することが可能である。
通信制御部20は、制御部10からの指示に従って当該電力情報をUSBケーブル30のCC線を介してソース側である通信制御部14に送信する。
通信制御部14は、CC線を介して通信制御部20からの要求電力情報を受信する。通信制御部14は、当該要求電力が供給可能であると判断した場合には、電源制御部15に当該要求電力を出力するように指示し、受信した電力情報を制御部10に出力する。
制御部10は、通信制御部14から出力された要求電力情報に基づいて負荷制御部24を制御する。
負荷制御部24は、制御部10からの指示に基づいて一例として電圧5V、電流3AがVBUS線に供給されるように負荷状態を調整する。
制御部10は、調整された負荷状態に基づくソース側のVBUS線の電圧と、シンク側のVBUS線の電圧との差を検出し、検出した電圧差が所定の電圧差以上か否かを判断する。所定の電圧差として一例として500mV以上か否かを判断する。なお、所定の電圧差の値は適宜設計変更することが可能である。
制御部10は、所定の電圧差以上であると判断した場合には、電圧降下が大きいと判断して電圧降下異常と判定する。一方、所定の電圧差以上で無いと判断した場合には、電圧降下が小さいと判断して正常と判定する。
制御部10は、電圧降下異常と判定した場合には、表示部12に不良判定を表示する。一方、制御部10は、正常と判定した場合には、表示部12に正常判定を表示する。なお、異常と判定した場合には、表示部12における表示のみに限られずエラー音等を報知するようにしてもよい。
当該方式により、実施形態1に基づく給電装置1は、USBケーブル30のプラグCAおよびプラグCBをコネクタ16,18に接続することによりUSBケーブル30のテストを実行することが可能である。
当該方式により、USBケーブル30のCC線を介したデータ送受信が可能か否かを判断し、CC線のテストをすることが可能である。
さらに、CC線を介した要求電力情報に基づいて負荷制御部24によるVBUS線の負荷状態を調整する。具体的には、負荷制御部24は、要求電力情報に基づいて所定の電圧および所定の電流が供給されるように調整する。
制御部10は、調整された負荷状態に基づくソース側のVBUS線の電圧と、シンク側のVBUS線の電圧との差を検出し、検出した電圧差が所定の電圧差以上か否かを判断することによりVBUS線のテストを実行することが可能である。
なお、上記所定条件は一例であり、他の方式に基づいてUSBケーブル30のテストを実行することも当然に可能である。
なお、本例においては、給電装置1は、図7のステップS10〜S16において、ケーブルチップを確認し、ケーブルチップが有り、ケーブルチップとの認証がOKである場合に、ステップS18において電力情報を指示する方式について説明したが、ケーブルチップが無い場合においても同様に適用可能である。すなわち、給電装置1は、ステップS8の接続処理を実行した後、ステップS18に進み、電力情報を指示するようにしてもよい。また、ステップS14およびS16における認証確認、判定を省略するようにしてもよい。その場合には、予めスイッチ22等でチェック項目が選択できるようにすればよい。
当該構成により、ケーブルチップが内蔵されていないUSBケーブルであっても、USBケーブルのCC線およびVBUS線の信号線の品質を確認することが可能である。すなわち、ケーブルチップが内蔵されていないUSBケーブルについても、USBケーブルの仕様を簡易にテスト確認することが可能である。
なお、本例においては、負荷制御部24は、給電装置1内に設けられる構成について説明したが、特にこれに限られず給電装置1の外部に設けられた構成とすることも可能であり、外部に設けられた負荷を給電装置1と接続することにより負荷制御部24を実現するようにしてもよい。
(変形例)
<b2.温度確認>
本例においては、別の所定条件を満たすか否かの判定としてコネクタの温度確認を実行する。
図8は、実施形態1の変形例に基づくケーブルチェック機能付き給電システムの構成について説明する図である。
図8に示されるように給電装置1は、給電装置1#に変更された点が異なる。
給電装置1#は、給電装置1と比較して、温度センサ26,28をさらに設けた点が異なる。
コネクタ16に対応してコネクタ16の温度を検出する温度センサ26が設けられる。コネクタ18に対応してコネクタ18の温度を検出する温度センサ28が設けられる。
本例においては、所定条件としてコネクタ16,18の温度が正常範囲内か否かを判断する。
制御部10は、ソース側である通信制御部14に、シンク側である通信制御部20に対して給電能力情報を送信するように指示する。制御部10は、シンク側の通信制御部20に要求電力情報として電圧5V、電流3Aをソース側に要求するように指示する。なお、要求電力情報として電圧5V、電流3Aは、適宜設計変更することが可能である。
通信制御部20は、制御部10からの指示に従って当該電力情報をUSBケーブル30のCC線を介してソース側である通信制御部14に送信する。
通信制御部14は、CC線を介して通信制御部20からの要求電力情報を受信する。通信制御部14は、当該要求電力が供給可能であると判断した場合には、電源制御部15に当該要求電力を出力するよう指示し、受信した要求電力情報を制御部10に出力する。
制御部10は、通信制御部14から出力された要求電力情報に基づいて負荷制御部24に指示する。
負荷制御部24は、制御部10からの指示に基づいて一例として電圧5V、電流3AがVBUS線に供給されるように負荷状態を調整する。
制御部10は、温度センサ26および28からのコネクタ16,18の温度を検出する。制御部10は、検出した温度が所定の温度以内か否かを判断する。なお、所定の温度の値は、コネクタ16,18の材料等に応じて適宜設計変更することが可能である。
制御部10は、所定の温度以内であると判断した場合には、正常温度と判定する。一方、所定の温度以内で無いと判断した場合には、温度上昇が大きいと判断して異常温度と判定する。
制御部10は、異常温度と判定した場合には、表示部12に不良判定を表示する。一方、制御部10は、正常温度と判定した場合には、表示部12に正常判定を表示する。なお、異常と判定した場合には、表示部12における表示のみに限られずエラー音等を報知するようにしてもよい。
当該方式により、実施形態1の変形例に基づく給電装置1#は、USBケーブル30のプラグCAおよびプラグCBをコネクタ16,18に接続することによりUSBケーブル30のテストを実行することが可能である。
具体的には、USBケーブル30のCC線を介したデータ送受信が可能か否かを判断し、CC線のテストをすることが可能である。
制御部10は、調整された負荷状態に基づくソース側のコネクタ18の温度と、シンク側のコネクタ16の温度を検出し、検出した温度が所定の温度以内か否かを判断することによりVBUS線のテストを実行することが可能である。
また、実施形態1における電圧降下確認のテストと組み合わせて実行することも可能である。なお、上記温度センサはコネクタの温度を検出したが、温度センサをケーブルプラグに設け、その温度情報をケーブルチップを介して得ることで判定を行ってもよい。
なお、本例においてもUSBケーブルにケーブルチップが無い場合においても同様に適用可能である。すなわち、給電装置1は、ステップS8の接続処理を実行した後、ステップS18に進み、電力情報を指示するようにしてもよい。
当該構成により、ケーブルチップが内蔵されていないUSBケーブルであっても、USBケーブルのCC線およびVBUS線の信号線の品質を確認することが可能である。すなわち、ケーブルチップが内蔵されていないUSBケーブルについても、USBケーブルの品質を簡易にテスト確認することが可能である。
(実施形態2)
上記の実施形態1においては、USBケーブル30のケーブルチップ32に対して、ソース側の通信制御部14からプラグ用電源配線37に電源を供給して、プラグCAに設けられたケーブルチップ32の有無および認証処理を実行する場合について説明した。
一方で、プラグCAがシンク側、プラグCBがソース側となる可能性もある。
実施形態2においては、ソースとシンクが切り替わった場合でもUSBケーブル30のケーブルチップ32に対して正常にアクセスできるか否かをテストする。
図9は、実施形態2に基づくケーブルチェック機能付き給電装置1のテスト方法について説明するフロー図である。
図9を参照して、実施形態2に基づく給電装置1のテスト方法は、実施形態1のテスト方法と比較して、ステップS17を追加した点が異なる。その他の方式については図7で説明したのと同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
ステップS16において、給電装置1は、認証がOKであると判断した場合(ステップS16においてYES)には、再確認処理(ステップS17)を実行する。
図10は、実施形態2に基づく再確認処理のサブルーチンを説明するフロー図である。
図10を参照して、給電装置1は、Vconnソースを切り替える(ステップS30)。具体的には、制御部10は、通信制御部14,20にそれぞれ指示してVconnソースとしての役割を切り替える。たとえば、制御部10は、Vconnソースを通信制御部14から通信制御部20に切り替えるように指示をする。
すなわち、制御部10は、通信制御部20に指示し、図6で説明したようにプラグ用電源配線37を通信制御部20側の電源に接続する。一例としてプラグ用電源配線37に5Vの電源を接続する。これにより通信制御部20側からプラグ用電源が供給され、ケーブルチップ32が起動する。
次に、給電装置1は、ケーブルチップ32を確認する(ステップS32)。具体的には、通信制御部20は、CC線を介してケーブルチップ32との間で通信処理を実行する。
次に、給電装置1は、ケーブルチップが有るか否かを判断する(ステップS34)。具体的には、通信制御部20は、デバイス存在確認コマンドを発行する。通信制御部20は、デバイス存在確認コマンドに対する応答が有るか否かを判断する。
給電装置1は、ケーブルチップが有ると判断した場合には、シンク側、すなわち、通信制御部20側がイニシエーターとなりケーブルの認証を確認する(ステップS36)。通信制御部20は、デバイス存在確認コマンドに対する応答が有ると判断した場合には認証処理を実行する。通信制御部20は、ケーブルチップ32との間での情報交換を行ない、相互確認(認証)を実行する。当該情報交換するデータは、Extended Messageを利用するが、ベンダ独自の認証手段としてVDM(Vendor Defined Message)等を利用してもよい。
次に、給電装置1は、認証がOKであるか否かを判断する(ステップS38)。通信制御部20は、ケーブルチップ32との情報交換により認証がOKか否かを判断する。
そして、再確認処理を終了する(リターン)。具体的には、図9のステップS18に進む。
また、ステップS34において、給電装置1は、ケーブルチップが無いと判断した場合(ステップS34においてNO)には、不良判定を表示する。具体的には、制御部10は、表示部12にケーブルチップ無しとの不良判定を表示する。
また、ステップS38において、給電装置1は、認証がOKでないと判断した場合(ステップS16においてNO)には、不良判定を表示する(ステップS22)。具体的には、制御部10は、表示部12に認証不良として不良判定を表示する。
当該方式により、USBケーブル30のケーブルチップ32に対して、Vconnソースとしての役割がソースとシンクとで切り替わった場合でもUSBケーブル30のケーブルチップ32に対して正常にアクセスできるか否かをテストすることが可能である。
また、これにより例えば、図3(B)で説明した2つのケーブルチップ32B,32Cに対して両側からアクセスの可否が確認されるため当該USBケーブル30Bの品質を確認することが可能である。
なお、本例における再確認処理では、シンク側からの認証確認を行う例を示したが、シンク側からケーブルチップに対するアクセスが確認できれば、当該認証確認は省略してもよい。
<他の形態>
上記の給電装置1は、マルチポートのACアダプタやパワーバンク、USBハブ等、複数ポートを有するUSB機器に上記チェック機能を追加することでケーブルの品質が確認できる。
以上、本開示を実施形態に基づき具体的に説明したが、本開示は、実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 給電装置、10 制御部、12 表示部、14,20 通信制御部、15,21 電源制御部、16,18 コネクタ、22 スイッチ、24 負荷制御部、26,28 温度センサ、30,30A,30B,30C ケーブル、32,32A,32B,32C,32D ケーブルチップ、33 ポートコンフィギュレーション配線、34 電源配線、36 接地配線、37 プラグ用電源配線。

Claims (10)

  1. 電圧を供給する信号線を含むUSBケーブルをテストするための給電装置であって、
    前記USBケーブルの一方側と接続される第1のコネクタと、
    前記USBケーブルの他方側と接続される第2のコネクタと、
    前記第1のコネクタに対応して設けられた第1の通信制御部と、
    前記第2のコネクタに対応して設けられた第2の通信制御部と、
    前記第1および第2の通信制御部の少なくとも一方に対して、前記電圧を供給する信号線に供給する電力情報を指示し、前記USBケーブルをテストするテスト制御部と、
    前記テスト制御部によるテスト結果を表示する表示部とを備える、給電装置。
  2. 前記USBケーブルは、前記電圧を供給する信号線とは異なる信号線を含み、
    前記テスト制御部は、シンク側である前記第1の通信制御部からソース側である前記第2の通信制御部に対して前記電力情報を前記異なる信号線を介して送信するように指示し、
    前記給電装置は、前記第1のコネクタと接続され前記電圧を供給する信号線の負荷状態を制御する負荷制御部をさらに備え、
    前記テスト制御部は、
    前記第2の通信制御部で受信された前記電力情報に基づいて前記電圧を供給する信号線の負荷状態を調整するように前記負荷制御部に指示し、
    前記負荷状態に基づくソース側の前記電圧を供給する信号線の電圧と、シンク側の前記電圧を供給する信号線の電圧との差を検出し、
    前記検出した電圧差が所定の電圧差以上か否かを判断する、請求項1記載の給電装置。
  3. 前記USBケーブルは、前記電圧を供給する信号線とは異なる信号線を含み、
    前記給電装置は、
    前記第1のコネクタに対応して設けられる第1の温度センサと、
    前記第2のコネクタに対応して設けられる第2の温度センサと、
    前記第1のコネクタと接続され前記電圧を供給する信号線の負荷状態を制御する負荷制御部をさらに備え、
    前記テスト制御部は、
    シンク側である前記第1の通信制御部からソース側である前記第2の通信制御部に対して前記電力情報を前記異なる信号線を介して送信するように指示し、
    前記第2の通信制御部で受信された前記電力情報に基づいて前記電圧を供給する信号線の負荷状態を調整するように前記負荷制御部に指示し、
    前記第1および第2の温度センサの温度検出結果に基づいて、前記第1および第2のコネクタの温度が所定温度以内であるか否かを判断する、請求項1記載の給電装置。
  4. 前記USBケーブルは、前記電圧を供給する信号線とは異なる2本の信号線を含み、
    前記第1の通信制御部は、
    前記USBケーブル内に設けられたケーブルチップに対して前記2本の信号線の一方を用いて電圧を供給し、
    前記ケーブルチップとの間で前記2本の信号線の他方を用いて通信し、
    通信結果を前記テスト制御部に通知する、請求項1記載の給電装置。
  5. 前記第2の通信制御部は、
    前記USBケーブル内に設けられたケーブルチップに対して前記2本の信号線の一方を用いて電圧を供給し、
    前記ケーブルチップとの間で前記2本の信号線の他方を用いて通信し、
    通信結果を前記テスト制御部に通知する、請求項4記載の給電装置。
  6. テスト動作するように指示するスイッチをさらに備え、
    前記スイッチの指示に従って、前記テスト制御部は、前記第1および第2の通信制御部の少なくとも一方に対して、前記電圧を供給する信号線に供給する電力情報を指示し、前記USBケーブルをテストする、請求項1記載の給電装置。
  7. 前記テスト制御部は、前記USBケーブルの信号線がショートしているか否かを検出する、請求項1記載の給電装置。
  8. 前記第1および第2の通信制御部は、前記テスト制御部の指示に従ってソース側およびシンク側の電源ポートに切り替え可能に設けられている、請求項1記載の給電装置。
  9. 電圧を供給する信号線を含むUSBケーブルと、
    前記USBケーブルをテストするための給電装置であって、
    前記USBケーブルの一方側と接続される第1のコネクタと、
    前記USBケーブルの他方側と接続される第2のコネクタと、
    前記第1のコネクタに対応して設けられた第1の通信制御部と、
    前記第2のコネクタに対応して設けられた第2の通信制御部と、
    前記第1および第2の通信制御部の少なくとも一方に対して、前記電圧を供給する信号線に供給する電力情報を指示し、前記USBケーブルをテストするテスト制御部と、
    前記テスト制御部によるテスト結果を表示する表示部とを含む、給電システム。
  10. 電圧を供給する信号線を含むUSBケーブルの一方側および他方側とそれぞれ接続される第1および第2のコネクタと、前記第1のコネクタおよび第2のコネクタにそれぞれ対応して設けられた第1および第2の通信制御部とを有する給電装置の制御方法であって、
    前記第1および第2の通信制御部の少なくとも一方に対して、前記電圧を供給する信号線に供給する電力情報を指示し、前記USBケーブルをテストするステップと、
    テスト結果を表示するステップとを備える、給電装置の制御方法。
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