JP6737957B2 - フィルタ付格納容器ベントシステムを備える原子力発電所 - Google Patents

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Description

本発明は、格納容器及びフィルタ付格納容器ベントシステムを有する原子力発電所に関する。
AREVA GmbHによる特許文献1は、原子炉の格納容器4用のフィルタ付格納容器ベントシステム(FCVS)を開示している(図参照)。このシステムは、格納容器の内側から外側へ通じる圧力解放ライン28を含む。圧力解放ライン28(別名:ベントライン)の入口には、水素(H)除去用の触媒再結合器96がある。格納容器内のさらに下流側において、該圧力解放ラインは湿式スクラバー36に通じ、この湿式スクラバー36は、底部領域に収容された洗浄液とその上方のガスドームとを備えている。ガスドームは、ベント動作中に、ベント動作を推進する、格納容器雰囲気からガスドーム、外部環境への圧力勾配が存在するように、格納容器に対して気密封止される。ガスドームから、圧力解放ライン28は、格納容器壁を通り、スロットルバルブ64を経て、排気筒68の出口へ延びる。
湿式スクラバー36内の洗浄液が蒸発により臨界レベル以下に低下した場合、再充填又は補充が自動的に行われる。格納容器サンプ100から水が、供給ライン72を介して湿式スクラバー36へ引き込まれる。圧力勾配が優勢であるため、これは受動的に起こる。
しかし、シビアなアクシデントの状態では、格納容器雰囲気からと触媒再結合器の発熱反応からの大量の熱が湿式スクラバーへ伝わる可能性があるため、供給ラインを介した補充が間に合わず、湿式スクラバーの一時的乾燥運転を避けられずに放射性粒子の貯留に悪影響を及ぼす可能性がある。
米国特許出願公開公報US2016/0019987A1
本発明は、上述のタイプの原子力発電所用フィルタ付格納容器ベントシステムについて、水素爆発の危険を確実に回避し且つベント動作中の湿式スクラバー乾燥リスクを回避するベント流用の湿式スクラバーを備えた、フィルタ付格納容器ベントシステムを提供することを目的とする。
上記目的は、請求項1に係る特徴を備えた原子力発電所によって達成される。
すなわち、本発明により提供される原子力発電所は、格納容器とフィルタ付格納容器ベントシステムとを備え、
前記フィルタ付格納容器ベントシステムは、前記格納容器の内部から外部へ通じる圧力解放ラインを有し、
水素除去のための触媒再結合器が、前記圧力解放ラインの入口に又は入口の直後に配置され、これより下流で、湿式スクラバーが前記圧力解放ラインに接続されており、
該湿式スクラバーは、前記格納容器内に配置されていて、該湿式スクラバー内の洗浄液を決める洗浄液仕切室と該洗浄液仕切室上方のガスドームとを備え、ベント動作中に、ベント流が前記洗浄液により洗浄されて前記ガスドームに入るようになっており、
前記ガスドームは、格納容器雰囲気に対して気密封止され、
前記洗浄液仕切室は、前記格納容器の内部に配置されたより大きなリザーバの一部であり、該洗浄液仕切室は、蒸発により該洗浄液仕切室内で失われる洗浄液が前記リザーバ内の液体から自動的に補充されるように、前記リザーバのその余の部分と連通している。
圧力解放ラインの入口にある触媒再結合器により、これより下流における臨界水素濃度が回避される。閉鎖された洗浄液タンクを有する湿式スクラバーとは対照的に、ここに特定される、湿式スクラバーがより大きなリザーバの仕切室として実施される構成では、洗浄液の蒸発分が、リザーバのその余の部分から迅速に、必要に応じて大量に、自動的に補充される。このことは、洗浄液の蒸発速度が比較的大きくなる、ベント流が過熱部分を含む場合であっても確実に作用する。
好ましくは、リザーバは、格納建屋のサンプ内に配置される。
好ましくは、リザーバ内の液体量は、少なくとも50m、より好ましくは少なくとも100mである。
好ましくは、洗浄液仕切室及びガスドームを区画する壁は、リザーバ内の液体に部分的に沈めたキャップ、(ひっくり返された)ポット、又はベルの形状をもつ。
好ましくは、リザーバのその余の部分内の液体の表面積A1に対する洗浄液仕切室内の洗浄液の表面積A2に関する比率A1/A2は、2〜10の範囲である。この比率は、ベントラインにおける0.1〜20m/sの範囲の流速で、洗浄液仕切室へのベント質量流注入0.2〜20kg/sを可能にする。
好ましくは、リザーバ内の液体中に仕切室壁を沈める深さは、1.5h〜2hの範囲であり、このhは、圧力解放ラインの出口ノズルで測定した、液体中に沈めてある圧力解放ラインの深さである。
好ましくは、当該原子力発電所は、触媒再結合器と並列に設けられ、該触媒再結合器の出口から入口へベント流の一部を再循環させる再循環ラインを含む。この特徴は、FCVSの後続の構成要素にかかる熱負荷を制限するために、触媒再結合器に入るベント流を水素に対して希釈するのに役立つ。
好ましくは、ベント流によって駆動されるジェットポンプが、再循環部分をベント流に再注入するために提供される。
好ましくは、湿式スクラバーの下流側に、圧力解放ラインへ接続されたスロットルバルブがあり、該スロットルバルブは臨界膨張のモードで作動するように構成され、一定の体積流を促進する。この技術は、独特許公報DE10328773B3においてより詳細に説明されており、その内容がここに援用される。
好ましくは、湿式スクラバーの下流且つ上記スロットルバルブの上流に、主にヨウ素保持の目的で、圧力解放ラインに接続されたモレキュラーシーブや類似の吸着フィルタを備えたフィルタユニットを設ける。
好ましくは、当該原子力発電所は、圧力解放ラインから分岐し、上記モレキュラーシーブに沿って熱接触するように延伸し、該モレキュラーシーブの加熱を促進する分岐ラインを含む。
好ましくは、湿式スクラバーの下流において、圧力解放ラインに接続されたサイクロン分離器及びラメラ分離器のいずれか又は両方が設けられる。
好ましくは、湿式スクラバーは、洗浄液に少なくとも部分的に沈められた複数のベンチュリノズルを含む。
まとめておくと、本発明は、とりわけ以下の利点を提供する。
過熱ガス又は蒸気の大部分が格納容器雰囲気内に存在し、FCVSへの高レベルの熱入力をもたらす場合でも、ベントプロセスを開始することができる。格納容器雰囲気内のこのような過熱状態は、例えば、発電所の原子炉圧力容器内の原子炉炉心が乾燥し、周囲のコンクリート構造物と相互作用し始めるときに起こり得る。
格納容器サンプなど、他には利用されない既存の大きな液体リザーバをヒートシンクとして利用することで、全体的に受動の冷却系がFCVSに組み入れられる。
リザーバ内の液体は、放射性物質に対する十分な貯蔵所としても働く。
入口側の触媒再結合器に起因するFCVS内の発火や爆発のリスクがない。これは、ベント流が(未だ)蒸気不活性化されていないとき、又は、その蒸気不活性化がFCVS内の蒸気凝縮によって失われるときの、ベントプロセスの開始時に既に当てはまる。
放射性物質のろ過及び貯留手段の全体を格納容器内に収めることができる。
さらに、変圧膨張用のスロットルバルブを含め、FCVSの高圧セクション全体を格納容器内に収めることができる。
湿式スクラバーとしてのかさばる密閉容器は不要であり、代わりに、リザーバ内に沈めたはるかにコンパクトなキャップ/ドームで十分である。
FCVSを、既存の原子力プラントに後付けすることができる。
本発明に関連するこれらの利点及び他の利点、そして、構造的詳細及び機能的詳細は、以下の詳細な説明においてさらに明示される。
原子力発電所のフィルタ付格納容器ベントシステムの第1の例に関する概略図。 第2の例を示す図。
本発明の例示的な実施形態について、添付の図面を参照して説明する。同様の技術的要素には、両方の図面において同じ参照番号を付す。
図1は、原子力発電所4フィルタ付格納容器ベントシステム(FCVS:Filtered Containment Venting System)2を概略的に示す。原子力発電所4は、格納容器8を囲む格納容器壁6を備え、格納容器8は外部環境から密封されている。格納容器8内の蒸気放出及び過剰圧力条件を伴うシビアなアクシデントの場合、FCVS2は、格納容器雰囲気110の一部を外部環境へ放出することによって、格納容器雰囲気110に対する圧力解放を提供する。ベントとも呼ばれる圧力解放動作中、FCVS2に組み入れられたフィルタは、ベント流に含まれるエアロゾル、ヨウ素、ヨウ素化合物、及び他の放射性粒子を貯留するように構成される。
FCVS2は、ベントラインとも呼ばれる圧力解放ライン10を備え、ベントライン10は、格納容器8の内側にある入口12から外側にある出口14へ通じ、したがって貫通部16において格納容器壁6を通過する。原子力発電所4の通常運転中、圧力解放ライン10は、矢印で示されるベント流の流動方向に沿って見て好ましくは格納容器壁6の直後に配置される、複数の隔離弁18によって閉じられる。ベント動作中は隔離弁18が開かれ、ベント流が、優勢な圧力の差(のみ)に従って、圧力解放ライン10を通り入口12から出口14へ流れる。
入口12の直後、圧力解放ライン10の始まりの所に、受動自動再結合器(PAR:Passive Autocatalytic Recombiner)としても知られる触媒再結合器(catalytic recombiner)20があり、圧力解放ライン10に接続されている。触媒再結合器20は、ベント流に含まれる水素及び酸素を無炎触媒再結合するように構成される。このポイントにある触媒再結合器20の目的は、格納容器雰囲気110の状態と組成にかかわらず、FCVS2の後続の部位における可燃性ガス混合物の臨界濃度を防止することである。
さらに、触媒再結合器20と並列に設けられた、触媒再結合器20の出口24で圧力解放ライン10から分岐して触媒再結合器20の入口26に戻る再循環ライン22がある。この装置は、触媒再結合器20の出口24から出る比較的低い水素濃度をもつベント流の一部を入口26へ再循環させ、圧力解放ライン10の入口12から来る比較的高い水素濃度をもつ流入ベント流と混合する。このベント流の再循環部分は、好ましくは、(主)ベント流によって駆動されるジェットポンプ28の補助でベント流に受動的に再注入される。すなわち、ジェットポンプ28は、該ジェットポンプの吸引ポート32に再循環ライン22が接続されていて、触媒再結合器20の上流の圧力解放ライン10へつながっている。あるいは、触媒再結合器20の入口側における単純なライン連結部で十分な場合もある。触媒再結合器20の入口26と出口24とにおける異なる圧力レベルを補償するために、再循環ライン22に接続されたスロットルバルブ30がある。
このようにして、ベント流は、触媒再結合器20に入る前に水素濃度に関して希釈される。これは、触媒再結合器20における水素濃度、したがって触媒再結合器20の熱負荷、そして、FCVS2のさらに下流の後続構成要素への熱入力を制限するために行われる。
この下流には分岐ライン34があり、分岐ライン34は、連結部36で圧力解放ライン10から分岐した後、連結部38で圧力解放ライン10に戻り、スロットルバルブ40が逆流を防止する。分岐ライン34で運ばれる高温流体は、モレキュラーシーブ(Molecular Sieve:分子篩)(後述)など、FCVS2内の他の構成要素の回復加熱に使用することができる。
この下流には、注入ライン46を介して圧力解放ライン10に取り付けられた、化学試薬44のための貯蔵容器42を設け得る。適切な試薬をベント流に(又は、直接、湿式スクラバー48に)注入することによって、ここより下流の湿式スクラバー48(後述)内にある洗浄液のpH値を有利に調整し、特に、ヨウ素及びヨウ素化合物のいずれか又は両方の貯留を向上させる。
この下流で、圧力解放ライン10が湿式スクラバー48に通じている。湿式スクラバー48は、格納容器8内に配置され、洗浄液仕切室50と、該仕切室上方のガスドーム52とを備える。洗浄液仕切室50は、洗浄液54、本実施形態の場合、基本的に水で満たされる。ガスドーム52は、ドーム形状のカバー56によって格納容器雰囲気110に対し密封されている。圧力解放ライン10は洗浄液仕切室50内に延び、当該洗浄液仕切室内でベント流は、複数の出口ノズル58、好ましくは並列にした複数の出口ノズル58、により、洗浄液54内に放出される。本実施形態において出口ノズル58は、ベンチュリノズルとして設計され、各々が、狭まる入口部分60、中間部分62、及び広がる出口部分64を有し、出口部分66は、好ましくは、洗浄液54内で下を向いている。狭い中間部分60は、ベント流によって取り込まれる洗浄液54のために複数の流入開口を含み得る。すなわち、ベント動作中に、放出されたベント流の気体部分が、洗浄液54内に沈んでいる出口ノズル58により洗浄液54と混合されると共に洗浄され、この後に気泡が洗浄液54を通って上昇し、ガスドーム52に入るように構成される。好ましくは、出口ノズル58は、洗浄液仕切室50の中央部分に配置される。
別の実施形態では、出口ノズル58は、ベント流を、洗浄液54か、あるいは洗浄液54上方のガスドーム52に上向きに放出するように構成することもできる。この場合、ノズル管の中間部分60は、好ましくは、洗浄液54がベント流によって取り込まれ、ベント流と混ざるように、複数の流入開口を含む。
洗浄液仕切室50は、格納容器8の内部に配置されたより大きなリザーバ68の一部であり、洗浄液仕切室50内に含まれる洗浄液54は、リザーバ68のその余の部分に含まれる液体70と、流体として連通している(したがって、洗浄液54と液体70とは実際には同じ液体である)。好ましくは、リザーバ68は、格納建屋のサンプ内に位置し、好ましくは、該リザーバ内の液体70の総容積は、50〜300mの範囲、特に少なくとも100mであり、一方、洗浄液仕切室50内の洗浄液54の容積は、例えば10〜150mの範囲である。この構成により、ベント動作中に蒸発に起因して洗浄液仕切室50内で失われる洗浄液54は、ほぼ同時にリザーバ68のその余の部分から流入する液体70で補われる。リザーバ68内の液体70の量が多いので、リザーバ68内の、つまり洗浄液仕切室50内の液面71の低下は、数時間のベント動作後であっても無視できる。付け加えると、ベント動作中、洗浄液仕切室50内の液面は、通常、格納容器雰囲気110の圧力と比較してガスドーム52内の圧力が低いために(後述)、外側の液面71よりもいくぶん高い。ただし、以下の考察では、この差は無視することができる。
本実施形態では、洗浄液仕切室50及びガスドーム54を閉じ込める壁又はカバー56は、リザーバ68内の液体70に部分的に沈んだキャップ74の形状を有する。好ましくは、キャップ74の下縁76とリザーバ68の底面78との間にある周縁領域によって実現される、洗浄液仕切室50とリザーバ68のその余の部分との間の通流断面は、1〜5mの範囲の高さを有するギャップ79による。したがって、リザーバ68内部の液体70に沈む仕切壁又はキャップ74の沈降深さ80は、好ましくは、洗浄液54に沈む出口ノズル58の沈降深さhよりもいくらか深い。好ましくは、沈降深さ80は、1.5h〜2hの範囲内である。
すなわち、一方では、キャップ74の下縁76とリザーバ68の底面78との間のギャップは、上述した通流断面を実現するのに十分な大きさである。他方、キャップ74の沈降深さ80は、放出された気泡の大半が上方のガスドーム52内に集まることを確実にし、且つ、液面71が例えば蒸発により0.2〜1.5mの範囲に低下したときにキャップ74の沈降状態が維持されることを確実にするのに、十分な深さである。この種の液体シール(トラップ)は、格納容器雰囲気110に対してガスドーム52の圧力シールを維持し、格納容器雰囲気110からガスドーム52へ、次いで外部雰囲気へ向かう圧力勾配をベント動作中に維持するために、重要である。この圧力勾配により、能動ポンプ等を必要とせずに受動的にベント動作が実行される。
この下流において、洗浄され冷却されたベント流がガスドーム52を出て、圧力解放ライン10の後続の部分を通って流れる。当該ライン区域の始めに、サイクロン分離器82かラメラ分離器のいずれか又は両方を設けて、ベント流から液滴及びミストを除去することができる。分離された液体部分は、戻りライン84を介して湿式スクラバー48に戻される。さらに下流に、エアゾールフィルタ86を圧力解放ライン10に接続することができる。
湿式スクラバー48のさらに下流には、比較的小さい圧力降下との関連でベント流の膨張乾燥を提供するために、スロットル弁88を圧力解放ライン10に接続してもよい。
この下流で、好ましくはこれも格納容器8の中に、好ましくはモレキュラーシーブ92を含むヨウ素フィルタ90が圧力解放ライン10に接続される。既述したように、モレキュラーシーブ92は、ベント流の結露を避けるために、圧力解放ライン10の上流部分から高温ベント流を分岐させて熱交換器93を介し加熱することが好ましい。これは、敏感なフィルタ材料が液滴及び湿気によってダメージを受けないようにするためである。
湿式スクラバー48及び(任意選択の)ヨウ素フィルタ90のさらに下流で、好ましくはこれも格納容器8の中に、圧力解放ライン10に接続されたスロットル弁94があり、このスロットル弁は、臨界膨張のモード(変圧領域内)で作動するように設計され、一定の体積流を促進する。
圧力解放ライン10の残りの低圧部分は、最終的に貫通部16で格納容器壁6を通過し、そして、例えば煙突又は排気筒96にある排気又は出口14へ通じる。
図2に示す実施形態は、主として、格納容器8の外側の圧力解放ライン10に接続された追加の湿式スクラバー98があるという点で、図1の実施形態とは異なる。この追加の湿式スクラバー98は、洗浄液102を底部に及びガスドーム104を上方に収容した密閉容器100と、好ましくはベンチュリノズルであって洗浄液102又はガスドーム104内にベント流を放出する複数の出口ノズル106と、ガスドーム104内の粒子フィルタ108とを備える。格納容器8内の湿式スクラバー48の目的は、主に高温のベント流を冷却する、又は「急冷(クエンチ)」することであり、一方、第2の湿式スクラバー98の主な目的は、冷却されたベント流を洗浄することであり、これによって洗浄液102において放射性粒子の貯留が達成される。
図2の実施形態では、第1の湿式スクラバー48は、図1のスクラバーと同様に配置され、周囲のリザーバ70又は容器から迅速且つ確実に、蒸発した洗浄液を補充することを保証する。出口ノズル58は、図1よりも幾分簡素な構成である。第1の湿式スクラバー48による初期冷却によって、第2の湿式スクラバー98における蒸発速度は比較的低い。したがって、第2の湿式スクラバー98に補充手段を設ける必要はない。
図1と比較した別の違いは、図2の実施形態において、臨界膨張のために設計されたスロットルバルブ94が、第2の湿式スクラバー98の下流側の圧力解放ライン10の端部に配置されていることである。
モレキュラーシーブは、図2には示されていないが、好ましくは湿式スクラバー98の下流における圧力解放ライン10のライン区域に存在し得る。図1に示す他の構成要素、例えば化学試薬の注入手段やエアゾールフィルタも、図2のシステムに存在し得るが、ここでは省略する。
2 FCVS
4 原子力発電所
6 格納容器壁
8 格納容器
10 圧力解放ライン
12 入口
14 出口
16 貫通部
18 隔離弁
20 接触再結合器
22 再循環ライン
24 出口
26 入口
28 ジェットポンプ
30 スロットルバルブ
32 吸引ポート
34 分岐ライン
36 連結部
38 連結部
40 スロットルバルブ
42 貯蔵容器
44 化学試薬
46 注入ライン
48 湿式スクラバー
50 洗浄液仕切室
52 ガスドーム
54 洗浄液
56 カバー
58 出口ノズル
60 入口部分
62 中間部分
64 出口部分
66 出口
68 リザーバ
70 液体
71 液面
74 キャップ
76 下縁
78 底面
79 ギャップ
80 沈降深さ
82 サイクロン分離器
84 戻りライン
86 エアロゾルフィルタ
88 スロットルバルブ
90 ヨウ素フィルタ
92 モレキュラーシーブ(分子篩)
93 熱交換器
94 スロットルバルブ
96 排気筒
98 湿式スクラバー
100 密閉容器
102 洗浄液
104 ガスドーム
106 出口ノズル
108 粒子フィルタ
110 格納容器雰囲気
h 沈降深

Claims (15)

  1. 格納容器(8)とフィルタ付格納容器ベントシステム(2)とを備えた原子力発電所であって、
    前記フィルタ付格納容器ベントシステム(2)は、前記格納容器(8)の内部から外部へ通じる圧力解放ライン(10)を有し、
    水素除去のための触媒再結合器(20)が、前記圧力解放ライン(10)の入口(12)に又は入口(12)の直後に配置され、これより下流で、湿式スクラバー(48)が前記圧力解放ライン(10)に接続されており、
    該湿式スクラバー(48)は、前記格納容器(8)内に配置されていて、該湿式スクラバー(48)内の洗浄液(54)を決める洗浄液仕切室(50)と該洗浄液仕切室(50)上方のガスドーム(52)とを備え、ベント動作中に、ベント流が前記洗浄液(54)により洗浄されて前記ガスドーム(52)に入るようになっており、
    前記ガスドーム(52)は、格納容器雰囲気(110)に対して気密封止され、
    前記洗浄液仕切室(50)は、前記格納容器(8)の内部に配置されたより大きなリザーバ(68)の一部であり、該洗浄液仕切室(50)は、蒸発により該洗浄液仕切室(50)内で失われる洗浄液(54)が前記リザーバ(68)内の液体(70)から自動的に補充されるように、前記リザーバ(68)のその余の部分と連通している、原子力発電所。
  2. 前記リザーバ(68)が格納建屋のサンプ内に配置されている、請求項1に記載の原子力発電所。
  3. 前記リザーバ(68)内の液体量は50m〜300mの範囲である、請求項1又は2に記載の原子力発電所。
  4. 前記リザーバ(68)のその余の部分内の液体(70)の表面積A1に対する洗浄液仕切室(50)内の洗浄液(54)の表面積A2に関する比率A1/A2が、2〜10の範囲である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  5. 前記洗浄液仕切室(50)及び前記ガスドーム(52)を区画するカバー(56)が、前記リザーバ(68)内の液体(70)に部分的に沈めたキャップ(74)の形状をもつ、請求項1〜4のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  6. 前記圧力解放ライン(10)は、前記洗浄液(54)内に沈められて深さhでベント流を放出する出口ノズル(58)を有し、
    前記リザーバ(68)内の液体(70)中に前記カバー(56)を沈める深さが前記hの倍数(1.5〜2)の範囲である、請求項5に記載の原子力発電所。
  7. 前記キャップ(74)の下縁(76)と前記リザーバ(68)の底面(78)との間のギャップ(79)が1〜5mの範囲である、請求項5又は6に記載の原子力発電所。
  8. 前記触媒再結合器(20)と並列に設けられ、該触媒再結合器(20)の出口(24)から入口(26)へベント流の一部を再循環させる再循環ライン(22)を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  9. ベント流によって駆動されるジェットポンプ(28)が、再循環部分をベント流に再注入するために設けられている、請求項8に記載の原子力発電所。
  10. 前記湿式スクラバー(48)の下流に、前記圧力解放ライン(10)に接続されたスロットルバルブ(94)を有し、該スロットルバルブ(94)は、臨界膨張のモードで作動するように構成されて一定の体積流を促進する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  11. 前記湿式スクラバー(48)の下流に、前記圧力解放ライン(10)に接続されたモレキュラーシーブ(92)を備えたフィルタユニットを設けてある、請求項1〜10のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  12. 前記圧力解放ライン(10)から分岐し、上記モレキュラーシーブ(92)に沿って熱接触するように延伸して該モレキュラーシーブ(92)を加熱する分岐ライン(34)を含む、請求項11に記載の原子力発電所。
  13. 前記湿式スクラバー(48)の下流に、前記圧力解放ライン(10)に接続されたサイクロン分離器(82)かラメラ分離器のいずれか又は両方が設けられている、請求項1〜12のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  14. 前記湿式スクラバー(48)は、前記洗浄液(54)に少なくとも部分的に沈められた複数のベンチュリノズルを含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の原子力発電所。
  15. 前記格納容器(8)の外側にある前記圧力解放ライン(10)のライン区域に接続された追加の湿式スクラバ−(98)を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の原子力発電所。
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