JP6737384B2 - 情報処理装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、情報処理装置、制御方法、およびプログラムに関する。
近年、情報通信技術の発展に伴い、店舗情報、商品情報、イベント情報、ニュース、音楽、映像、または電子書籍などの様々なコンテンツがネットワークを介してユーザに提供されている。このような膨大なコンテンツから個々のユーザが自己に見合った情報を探し出すことを支援するキーワード検索またはジャンル検索などの検索サービス、およびシステムがユーザにふさわしいコンテンツを推薦する推薦サービスなどが提供されている。
このような検索サービスおよび推薦サービスで用いられるコンテンツの属性の抽出に関し、例えば下記特許文献1では、コンテンツの属性の中から属性の様々な組合せについての重要度を柔軟に評価する重要度算出方法が提案されている。
特開2011−175362号公報
しかしながら、ユーザに様々なコンテンツを提示する上で、表示形式が非常に重要な要素であるにも関わらず、従来の情報推薦では、提示する情報の中身ばかりがフォーカスされ、表示形式までは考慮されていなかった。
例えば、提示される情報が全て全文表示されると全ての情報を把握するために時間がかかるため、急いでいる時はタイトルや概要のみがリスト表示された方がユーザにとって利便性が高い。また、時間がある時はテキストのみならず画像も併せて表示された方が、より具体的に内容を把握できるため利便性が高い。
そこで、本開示では、ユーザ状況に応じて情報提示の際の情報の粒度を決定することが可能な情報処理装置、制御方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザへ情報を出力する出力部と、前記ユーザのユーザ状況に関する情報を取得する取得部と、前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、提示する情報の粒度を決定し、前記決定した情報の粒度で前記ユーザへ情報を提示するよう前記出力部を制御する制御部とを備え、前記ユーザ状況に関する情報は、現在ユーザが一緒にいる人の数、一緒にいる人との関係、及び、一緒にいる人の属性のうちの少なくともいずれか1つを含む情報処理装置が提案される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザ状況に応じて情報提示の際の情報の粒度を決定することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態による制御システムの概要を説明する図である。 本実施形態によるサーバの構成の一例を示すブロック図である。 コンテキストと検索情報の対応の一例を示す図である。 コンテキスト等毎の表示形式の変化の一例を示す図である。 コンテキストと表示形式の嗜好の対応の一例を示す図である。 検索情報と表示形式の嗜好の対応の一例を示す図である。 表示形式の一例を示す図である。 表示形式の一例を示す図である。 表示形式の一例を示す図である。 表示形式の一例を示す図である。 具体的な検索情報の提示例について説明する図である。 具体的な検索情報の提示例について説明する図である。 本実施形態によるクライアントの構成の一例を示すブロック図である。 コンテキスト等および使用デバイスの認識方法の一例を示す図である。 本実施形態による制御システムの動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例(バリエーション1)による優先度スコアの付加について説明する図である。 本実施形態の変形例(バリエーション2)による優先度スコアの付加について説明する図である。 本実施形態の変形例(バリエーション2’)による優先度スコアの付加について説明する図である。 本実施形態の変形例(バリエーション3)による優先度スコアの付加について説明する図である。 優先度スコアをユーザのフィードバックに応じて変更する場合について説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による制御システムの概要
2.基本構成
2−1.サーバの構成
2−2.クライアントの構成
3.動作処理
4.変形例
5.まとめ
<<1.本開示の一実施形態による制御システムの概要>>
まず、本開示の一実施形態による制御システムの概要を図1に示して説明する。図1に示すように、本実施形態による制御システムは、ユーザに情報を提示するクライアント2と、情報検索を行うサーバ1とを含む。クライアント2は、基地局3と無線接続し、ネットワーク4に接続しているサーバ1とデータの送受信を行う。
サーバ1は、クライアント2からの要求に応じて、店舗情報、商品情報、イベント情報、ニュース、音楽、映像、または電子書籍などの様々なコンテンツを検索し、検索した情報をクライアント2に提示する。
ここで、従来の検索サービスおよび推薦サービスでは、ユーザに様々なコンテンツを提示する上で、表示形式が非常に重要な要素であるにも関わらず、従来の情報推薦では、提示する情報の中身ばかりがフォーカスされ、表示形式までは考慮されていなかった。
そこで、本実施形態では、検索した情報を提示する際に、現在のユーザ状況を取得し、当該ユーザ状況に応じて情報提示の際の情報の粒度を決定することを可能とする。
具体的には、サーバ1は、ユーザ状況に関する情報を示すコンテキストに紐付けられた(定義付けされた)情報の粒度を参照して、検索した情報を提示する際の表示量、詳細度、または表示種別等を含む情報の粒度(表示形式)を決定する。
以上、本開示の一実施形態による制御システムの概要について説明した。続いて、本実施形態の制御システムに含まれるサーバ1およびクライアント2の基本構成について説明する。
<<2.基本構成>>
<2−1.サーバの構成>
図2は、本実施形態によるサーバ1の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ1は、制御部10、通信部11、情報DB(データベース)13、コンテキスト別表示形式DB14、およびユーザ情報DB15を有する。
(制御部10)
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ、インターフェース部を備えたマイクロコンピュータにより構成され、サーバ1の各構成を制御する。具体的には、本実施形態による制御部10は、図2に示すように、検索部10a、ユーザ状況情報取得部10b、表示形式決定部10c、および提示制御部10dとして機能する。
・検索部
検索部10aは、クライアント2からの検索(または推薦)要求に応じて、情報DB13からユーザに提示する情報を検索する。検索要求は、ユーザの明示的な指示に基づく検索であってもよいし(例えばキーワード検索要求、画像検索要求等)、状況から検索対象情報を推測するコンテキスト検索であってもよい。コンテキスト検索の場合、例えば検索部10aは、図3に示すコンテキストと検索情報(検索情報の嗜好)との対応関係を参照して検索を実行する。すなわち、クライアント2からの要求に含まれるコンテキストが「昼(コンテキストタイプ:時間)」であった場合、検索部10aは、定食屋情報(例えば定食を提供している大衆食堂の情報)を検索する。また、クライアント2からの要求に含まれるコンテキストが「夜(コンテキストタイプ:時間)」であった場合、検索部10aは、レストラン情報(例えばアラカルトまたはコース料理を提供している飲食店の情報)を検索する。
なお本実施形態では、検索対象の情報の格納場所が、図2に示すようにサーバ1の内部となっているが、本開示はこれに限定されず、サーバ1の外部の記憶部であってもよい。
・ユーザ状況情報取得部
ユーザ状況情報取得部10bは、クライアント2からユーザ状況に関する情報を取得する。ユーザ状況に関する情報とは、例えば現在の時刻、曜日、場所(ユーザの現在地)、ユーザが一緒にいる人の数、一緒にいる人との関係、一緒にいる人の属性、状態、行動内容、日常性、使用デバイスの少なくともいずれかを示す情報である。本明細書では、このようなユーザ状況に関する情報をコンテキストと称す。
・表示形式決定部
表示形式決定部10cは、上記コンテキスト、検索した情報のジャンル、または使用デバイス(情報の提示先であるクライアント2)の種別に応じて、検索部10aにより検索した情報をクライアント2に提示する際の表示形式(すなわち、情報の粒度)を決定する。本明細書において、表示形式とは、提示する情報の量(例えば検索結果の提示件数)、詳細度(例えばタイトル、概要、全文の少なくともいずれを提示するか)、または表示種別(テキストまたは画像の少なくともいずれを提示するか)を含む。
具体的には、表示形式決定部10cは、予めコンテキスト等に紐付けられた(定義付けられた)表示形式に決定する。これにより、本実施形態によるサーバ1は、よりユーザのニーズに合った表示形式でユーザが所望する情報を提示することができる。ここで、コンテキスト等毎の表示形式の変化の一例を図4に示す。
図4に示すように、例えばコンテキストが「朝」であれば、時間がないことが想定されるので表示形式は「概要リスト表示」に変更され、「夜」であれば、時間があることが想定されるので、「全文一覧表示」に変更される。また、「家」であれば、周囲に他人がいないことが想定されるので表示形式は「写真付き表示」に変更され、会社であれば公共の場であるので「写真なし表示」に変更される。また、レストラン検索を行っている際、ユーザが「一人」であれば、情報の概要を掴めればいいので「概要リスト表示」に変更され、「二人以上」で閲覧しているのであれば、情報を共有して相談し易くするため「写真付き表示」に変更される。
また、ユーザが「電車に乗っている時」や「立っている時」であれば、短時間で確認できる「概要リスト表示」に変更され、「座っている時」であれば、じっくりと詳細に確認できる「全文一覧表示」に変更される。また、レストラン検索において、ユーザが「普段行き慣れている場所」であれば、少ない情報でもどのような店であるか把握できる可能性が高いので「概要リスト表示」に変更され、「初めて訪れる場所」や「行き慣れていない場所」であれば、「写真付きリスト表示」に変更される。
また、レストラン検索において、一緒にいる人が「写真を重視する属性の人」であれば「写真付き表示」に変更され、「内容を重視する属性の人」であれば「詳細のみ表示」に変更される。また、情報提示先のクライアント2(使用デバイス)の種別が「携帯電話端末またはスマートフォン」であれば、表示領域が比較的小さいことが想定されるので「店の概要リストのみ表示」に変更され、「タブレット端末」であれば、表示領域が比較的大きいことが想定されるので、「写真付き表示」に変更される。
上述したようなコンテキスト等に応じた表示形式を具体的にどのように決定するかについては、図5〜図13を参照して後述する。
・提示制御部
提示制御部10dは、表示形式決定部10cにより決定した表示形式で、検索部10aにより検索した情報をクライアント2に提示するよう制御する。具体的には、提示制御部10dは、検索部10aにより検索した情報を表示形式決定部10cにより決定した表示形式で提示するよう指示する制御信号を通信部11からクライアント2に送信するよう制御する。
(通信部11)
通信部11は、無線/有線により外部装置と接続し、データの送受信を行う機能を有する。本実施形態による通信部11は、例えばクライアント2と接続し、コンテキストを含む検索要求を受信したり、提示制御部10dによる制御に従って検索結果を所定の表示形式で提示するよう指示する制御信号を送信したりする。
(情報DB13)
情報DB13には、店舗情報、商品情報、イベント情報、ニュース、音楽、映像、または電子書籍など、ユーザに提示する様々なコンテンツが格納される。
(コンテキスト別表示形式DB14)
コンテキスト別表示形式DB14には、表示形式決定部10cがコンテキスト等に応じて表示形式を決定する際に参照するデータが格納される。具体的には、後述で用いる図5に示すコンテキストと表示形式の対応関係を示すデータや、図6に示す検索情報と表示形式の対応関係を示すデータである。
(ユーザ情報DB15)
ユーザ情報DB15には、ユーザからのフィードバックに基づく操作履歴が格納される。
以上、本実施形態によるサーバ1の具体的な構成について説明した。ここで、上述した表示形式決定部10cによるコンテキスト等に応じた表示形式の決定に関して、図5〜図12を参照して具体的に説明する。
(表示形式の対応付け)
まず、表示形式の対応付けの具体例について図5、図6を参照して説明する。図5は、コンテキストと表示形式の嗜好の対応付けの一例を示す図である。本実施形態では、図5に示すような表示形式との対応付けデータが予め生成され、コンテキスト別表示形式DB14に格納されている。
図5では、コンテキストタイプが「一緒にいる人数」の場合に、「一人」であれば「情報リスト・画像なし」の表示形式が対応付けられ、「二人以上」であれば「詳細情報・画像付き」の表示形式が対応付けられている。また、コンテキストタイプが「場所」の場合に、「電車内」であれば「情報リスト・画像なし」の表示形式が対応付けられ、「家」であれば「詳細情報・画像付き」の表示形式が対応付けられている。また、コンテキストタイプが「時間」の場合に、「朝」であれば「情報リスト・画像なし」の表示形式が対応付けられ、「夜」であれば「詳細情報・画像付き」の表示形式が対応付けられている。
表示形式決定部10cは、クライアント2からの検索要求に含まれるコンテキストに基づいて、図5に示す対応付けデータを参照し、表示形式を決定する。なお図5に示す表示形式の対応付けは一例であって、本開示はこれに限定されない。
また、本実施形態による表示形式決定部10cは、コンテキストのみならず、検索情報に基づいて表示形式を決定してもよい。以下、図6を参照して具体的に説明する。
図6は、検索情報(のジャンル)と表示形式の嗜好の対応付けの一例を示す図である。本実施形態では、図6に示すような検索情報との対応付けデータが予め生成され、所定のDBに格納されている。
図6では、検索情報が「レストラン」であれば「詳細情報・画像付き」の表示形式が対応付けられ、「定食屋」であれば「概要リスト・画像なし」の表示形式が対応付けられている。また、検索情報が「芸能ニュース」であれば「詳細情報・画像付き」の表示形式が対応付けられ、「スポーツニュース」であれば「スコアボード付き」の表示形式が対応付けられている。
表示形式決定部10cは、クライアント2からの検索要求に応じて検索する情報(のジャンル)に基づいて、図6に示す対応付けデータを参照し、表示形式を決定する。なお図6に示す表示形式の対応付けは一例であって、本開示はこれに限定されない。
(表示形式の一例)
続いて、図5、図6に示すデータで対応付けられている表示形式の具体的な表示例について、図7〜図10を参照して説明する。図7〜図10は、表示形式の一例を示す図である。いずれも各表示形式に従って検索情報がクライアント2の表示画面に表示された場合を想定する。
例えば、「情報リスト・画像なし」の一例として、図7左に示すタイトルリスト表示30と、図7右に示すタイトルおよび概要リスト表示31が挙げられる。図5、図6に示す例では、「情報リスト・画像なし」とのみ示したが、「情報リスト」を「タイトルリスト」および「タイトル・概要リスト」のいずれにするかは、ユーザ情報DB15に格納されているユーザ履歴から算出されるユーザ嗜好により決定してもよいし、提示する情報量や使用デバイス(クライアント2)の表示領域の大きさに応じて決定してもよい。
また、「情報リスト・画像付き」の一例として、図8左に示すタイトルと画像のリスト表示32と、図8右に示すタイトルと画像と概要のリスト表示33が挙げられる。
また、「詳細情報・画像付き」の一例として、図9左に示す詳細情報と画像付き表示34と、図9右に示す詳細情報と画像と他の情報付き表示35が挙げられる。図9右では、一例としてスポーツニュースを表示する際に、他の情報としてスコアボードの表示が挙げられる。
また、「分割表示」の一例として、図10左に示す2件縦分割(携帯電話端末/スマートフォン向け)表示36と、図10右に示す2件横分割(タブレット端末向け)表示37が挙げられる。
(具体的な提示例)
次に、本実施形態のサーバ1による具体的な検索情報の提示例について、図11、図12を参照して説明する。図11、図12は、具体的な検索情報の提示例について説明する図である。
図11に示すように、例えばユーザが昼に一人で検索をした場合、検索部10aは、まず、クライアント2からの検索要求に含まれるコンテキストが「昼」であることから、コンテキスト−検索情報の対応テーブル40を参照して定食屋情報が要求されていると推定し、定食屋情報を検索する。次いで、表示形式決定部10cは、検索情報−表示形式の対応テーブル42、またはコンテキスト−表示形式の対応テーブル44の少なくともいずれかを参照して、「情報リスト・画像なし」の表示形式に決定する。そして、提示制御部10dは、検索された定食屋のリストを画像なしのリスト形式で提示するよう制御する。
また、図12に示すように、例えばユーザが夜に二人で検索をした場合、検索部10aは、まず、クライアント2からの検索要求に含まれるコンテキストが「夜」であることから、コンテキスト−検索情報の対応テーブル40を参照してレストラン情報が要求されていると推定し、レストラン情報を検索する。次いで、表示形式決定部10cは、検索情報−表示形式の対応テーブル42、またはコンテキスト−表示形式の対応テーブル44の少なくともいずれかを参照して、「詳細情報・画像付き」の表示形式に決定する。そして、提示制御部10dは、検索されたレストランの詳細情報を画像付きの形式で提示するよう制御する。
以上、本実施形態によるコンテキスト等に応じた表示形式の決定に関して具体例を挙げて詳細に説明した。
<2−2.クライアントの構成>
続いて、本実施形態によるクライアント2について図13を参照して説明する。図13は、クライアント2の構成の一例を示すブロック図である。クライアント2は、図1に示すようなスマートフォン端末であってもよいし、タブレット端末、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)、携帯用音楽プレーヤー、携帯用ゲーム機、またはウェアラブル端末(HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、メガネ型HMD、時計型端末、バンド型端末等)であってもよい。
クライアント2は、図13に示すように、CPU21、ROM22、RAM23、記憶部24、通信I/F(インターフェース)25、操作表示部26、およびコンテキスト認識部27を有する。また、クライアント2は、例えば、データの伝送路としてのバスで各構成要素間を接続する。
CPU21は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、クライアント2の各構成を制御する。例えば、CPU21は、通信I/F25を介してサーバ1から送信された制御信号に従って、後述する操作表示部26に、検索情報を指定された表示形式で表示するよう制御する表示制御部として機能する。
ROM22は、CPU21が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM23は、例えば、CPU21により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部24は、様々なデータを記憶する。例えば、記憶部24は、通信I/F25を介してサーバ1から送信された検索情報および表示形式の指示を一時的に記憶することも可能である。
通信I/F25は、クライアント2が有する通信手段であり、ネットワーク4を介して(あるいは直接的に)、本実施形態に係る制御システムに含まれる外部装置と通信を行う。例えば、通信I/F25は、基地局3と無線接続し、基地局3を介してネットワーク4上のサーバ1に、コンテキストや使用デバイス情報を含む検索要求を送信する。
操作表示部26は、操作入力機能および表示機能を有する。操作入力機能は、具体的には表示画面への操作入力を受け付けるタッチセンサにより実現される。また、表示機能は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)またはOLED(Organic Light−Emitting Diode)等により実現される。表示画面には、CPU21の制御により、検索情報が指定された表示形式で表示される(図7〜図10参照)。
コンテキスト認識部27は、各種センサ等に基づいて、検索要求と共にサーバ1に送信するコンテキスト(具体的には、ユーザ状況に関する情報)等を認識する。ここで、コンテキスト等および使用デバイスの認識方法の一例を図14に示す。なお、図14を参照する説明において、クライアント2をデバイスとも称す。
図14に示すように、コンテキスト認識部27は、例えば「時間」はデバイス内蔵の時計から認識し、「場所」はデバイス内蔵のGPS(Global Positioning System)から認識する。また、コンテキスト認識部27は、「一緒にいる人数」は、デバイス内蔵のBluetooth(登録商標)、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)または近接無線通信等により近くにある他のデバイスと通信し、ユーザと一緒にいる人のデバイスを検出し、その検出数に基づいて認識する。なお場所の認識はGPSに限定されず、デバイスに内蔵された位置情報取得部を利用できればよく、位置情報取得部は、GPSの他、例えばWi−Fi(登録商標)、携帯電話・PHS・スマートフォン等との送受信、または近距離通信等により位置を検知するものであってもよい。
また、コンテキスト認識部27は、「ユーザの状態・行動」を、デバイス内蔵の各種センサ(例えば位置情報取得部、加速度センサ、地磁気センサ、またはジャイロセンサ等)により得られたセンサ情報に基づいて認識する。具体的には、コンテキスト認識部27は、センサ情報に基づいて、ユーザが立っているか座っているか、歩いているか、自転車に乗っているか、電車に乗っているか等を認識する。
また、コンテキスト認識部27は、「日常性」を、ユーザの普段の行動パターンをモデル化した行動モデルと比較することで認識する。具体的には、コンテキスト認識部27は、現在のユーザの行動(位置、時間等)をGPS等から取得し、普段の行動モデルと比較することで、現在のユーザの行動が普段と近い(日常性あり)か、遠いか(非日常性)を認識する。
また、コンテキスト認識部27は、「一緒にいる人」を、デバイス内蔵のBluetooth(登録商標)、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)または近接無線通信等により近くにある他のデバイスと通信し、ユーザと一緒にいる人のデバイスからユーザ属性を取得し、当該ユーザ属性に基づいて認識する。具体的には、コンテキスト認識部27は、相手デバイスから取得したユーザ属性に基づいて、一緒にいる人の属性や一緒にいる人とユーザとの関係を認識する。
また、コンテキスト認識部27は、「使用デバイス」を、デバイスの機器情報から認識する。具体的には、コンテキスト認識部27は、記憶部24に記憶されている機器情報に基づいて、デバイス2の種別(携帯電話端末か、スマートフォンか、タブレット端末か等)を認識する。
以上、本実施形態による制御システムに含まれるサーバ1およびクライアント2の各構成について具体的に説明した。なお上述したサーバ1およびクライアント2の構成は一例であって、本開示はこれに限定されず、例えばサーバ1の一部または全ての構成がクライアント2に設けられていてもよい。
<<3.動作処理>>
続いて、本実施形態による制御システムの動作処理について、図15を参照して説明する。
図15は、本実施形態による制御システムの動作処理を示すフローチャートである。図15に示すように、まず、ステップS103において、サーバ1は、クライアント2から検索要求を受信する。
次に、ステップS106において、サーバ1のユーザ状況情報取得部10bは、当該検索要求に含まれるユーザ状況に関する情報(コンテキスト)を取得する。
次いで、ステップS109において、検索部10aは、検索要求に応じて検索を実行する。
続いて、ステップS112において、表示形式決定部10cは、ユーザ状況(コンテキスト)に応じて、提示する情報の表示形式を決定する。なおここでは一例としてユーザ状況に応じて表示形式を決定する場合を挙げたが、上述した通り、表示形式決定部10cは、ユーザ状況の他、検索情報(のジャンル)や提示先のデバイスの種別に応じて表示形式を決定することも可能である。
次に、ステップS115において、提示制御部115は、表示形式決定部10cにより決定した表示形式で検索結果を提示するよう指示する制御信号をクライアントに送信する。
<<4.変形例>>
以上、本実施形態による制御システムの構成および動作処理について具体的に説明した。図11、図12に示した具体例では、コンテキスト−表示形式の対応テーブル44を用いて表示形式を決定する際、1つのコンテキストタイプ(図11、図12では、「一緒にいる人数」)しか参照していないが、複数のコンテキストタイプを取得する場合も想定される。この時、例えば一方のコンテキストには「詳細情報・画像付き」の表示形式が対応付けられ、他方のコンテキストには「情報リスト・画像なし」の表示形式が対応付けられている場合、表示形式の条件が競合してしまう。
そこで、本実施形態による変形例では、コンテキストタイプやコンテキストに優先度スコアを予め付加し、優先度スコアに従って競合を解消することを提案する。以下、優先度スコアを用いた競合の解消について複数のバリエーションを挙げて説明する。なお、本明細書において、優先度スコアをスコアとも称す。
<4−1.バリエーション1>
まず、バリエーション1として、コンテキストタイプ毎にスコアを付ける方法を提案する。図16は、バリエーション1による優先度スコアの付加について説明する図である。
図16では、コンテキストタイプ『場所』に優先度スコア「2.0」、コンテキストタイプ『一緒にいる人数』に優先度スコア「1.5」、コンテキストタイプ『時間』に優先度スコア「0.7」が付加されている。
ここで、クライアント2から送信された検索要求から「電車内」および「二人以上」というコンテキストが取得された場合、図5を参照すると、「電車内」には「情報リスト・画像なし」が対応付けられ、「二人以上」には「詳細情報・画像付き」が対応付けられて表示形式が競合する。そこで、表示形式決定部10cは、図16に示すスコアにしたがって、「電車内」のコンテキストタイプ『場所』のスコア「2.0」の方が、競合する「二人以上」のコンテキストタイプ『一緒にいる人数』のスコア「1.5」より高いので(2.0>1.5)、「電車内」に対応付けられた「情報リスト・画像なし」の表示形式に決定する。
一方、クライアント2から送信された検索要求から「電車内」、「二人以上」、「夜」というコンテキストが取得された場合、「電車内」には「情報リスト・画像なし」が対応付けられ、「二人以上」と「夜」には「詳細情報・画像付き」が対応付けられて競合する。この場合、「電車内」のコンテキストタイプ『場所』のスコア「2.0」は、競合する「二人以上」のコンテキストタイプ『一緒にいる人数』のスコア「1.5」と「夜」のコンテキストタイプ『時間』のスコア「0.7」の合計値より低い(2.0<1.5+0.7)。したがって、表示形式決定部10cは、「二人以上」および「夜」に対応付けられた「詳細情報・画像つき」の表示形式に決定する。
<4−2.バリエーション2>
次に、バリエーション2として、コンテキスト毎にスコアを付ける方法を提案する。図17は、バリエーション2による優先度スコアの付加について説明する図である。図17に示すように、例えば「一人」には「2・0」、「二人以上」には「1.5」、電車内には「2.0」といったようにコンテキスト毎に優先度スコアが付加されている。
ここで、クライアント2から送信された検索要求から「電車内」および「二人以上」というコンテキストが取得された場合、両者の表示形式が競合する(図5参照)。この場合、表示形式決定部10cは、図17に示すスコアを参照し、「電車内」のスコア「2.0」の方が、競合する「二人以上」のスコア「1.5」より高いので(2.0>1.5)、「電車内」に対応付けられた「情報リスト・画像なし」の表示形式に決定する。
一方、クライアント2から送信された検索要求から「電車内」、「二人以上」、「夜」というコンテキストが取得された場合、「電車内」と、「二人以上」・「夜」の表示形式が競合する(図5参照)。この場合、表示形式決定部10cは、図17に示すスコアを参照し、「電車内」のスコア「2.0」と、「二人以上」のスコア「1.5」および「夜」のスコア「0.7」の合計値に基づいて、「二人以上」・「夜」に対応付けられた「詳細情報・画像つき」の表示形式に決定する(2.0<1.5+0.7)。
<4−3.バリエーション2’>
次に、バリエーション2’として、コンテキスト毎にスコアを付け、かつ複数のスコア付加を許可する方法を提案する。図18は、バリエーション2’による優先度スコアの付加について説明する図である。図18に示すように、例えば「電車内」には、「情報リスト・画像なし」の表示形式に優先度スコア「2.0」、「詳細情報・画像付き」の表示形式に優先度スコア「1.0」が付加されている。
ここで、クライアント2から送信された検索要求から「電車内」、「二人以上」のコンテキストが取得された場合、両者の表示形式が競合する(図5参照)。この場合、表示形式決定部10cは、図18に示すスコアを参照し、表示形式「情報リスト・画像なし」のスコア「2.0」と、競合する表示形式「詳細情報・画像付き」のスコア「1.0+1.5」に基づいて、「詳細情報・画像付き」の表示形式に決定する(2.0<1.0+1.5)。
<4−4.バリエーション3>
続いて、バリエーション3として、表示形式をカテゴリ化して、カテゴリ毎にスコアを付ける方法を提案する。図19は、バリエーション3による優先度スコアの付加について説明する図である。表示形式のカテゴリとしては、例えば『詳細度』、『画像』といったものが想定される。
図19では、例えばコンテキスト「電車内」の表示形式『詳細度』カテゴリにおいて「情報リスト」に優先度スコア「2.0」、『画像』カテゴリにおいて「画像なし」に優先度スコア「3.0」が付加されている。また、コンテキスト「二人以上」の表示形式『詳細度』カテゴリにおいて「詳細情報」に優先度スコア「2.0」、『画像』カテゴリにおいて「画像付き」に優先度スコア「2.0」が付加されている。また、コンテキスト「夜」の表示形式『詳細度』カテゴリにおいて「詳細情報」に優先度スコア「0.2」、『画像』カテゴリにおいて「画像付き」に優先度スコア「0.2」が付加されている。
ここで、クライアント2から送信された検索要求から「電車内」、「二人以上」、「夜」のコンテキストが取得された場合、「電車内」と、「二人以上」・「夜」の表示形式が競合する(図5参照)。この場合、表示形式決定部10cは、図19に示すスコアを参照し、表示形式の『詳細度』カテゴリにおいては、情報リストのスコア「2.0」と詳細情報のスコア「2.0+0.2」に基づいて、詳細情報に決定する(2.0<2.0+0.2)。また、表示形式の『画像』カテゴリにおいては、画像なしのスコア「3.0」と画像付きのスコア「2.0+0.2」に基づいて、画像なしに決定する(3.0>2.0+0.2)。したがって、表示形式決定部10cは、スコア合計値の高いカテゴリをそれぞれ組み合わせて、「詳細情報・画像なし」の表示形式に決定することができる。
なお、上述したバリエーション2’と同様に、各カテゴリに複数のスコア付加を許してもよい。
また、表示形式のカテゴリの要素例としては、上記の『詳細度』、『画像』に限定されず、例えば『表示数(表示量)』(1、2、3・・・)、『表示領域』(全画面、右半分、ステータスバーのみ等)、『追加情報』(スコアボード、株価情報等)などであってもよい。また、上記の『詳細度』カテゴリでは、情報リストの表示内容として“タイトルのみ”、“概要のみ”、または“タイトル・概要”といった点も規定し、詳細情報の表示内容として“全文表示”を規定してもよい。
また、図16〜図19に示す優先度スコアの値は一例であって、本実施形態はこれに限定されない。
<4−5.ユーザフィードバック>
上述した優先度スコアは予め付加されたものであるが、本実施形態によるサーバ1の制御部10は、クライアント2から取得したユーザフィードバックに応じて変更してもよい。以下、図20を参照して具体的に説明する。
図20は、優先度スコアをユーザのフィードバックに応じて変更する場合について説明する図である。例えば、上述したバリエーション1、2では、「電車内」・「2人」のコンテキストが取得された場合、表示形式決定部10cにより「詳細情報・画像なし」の表示形式に決定され、提示制御部10dにより検索結果が「詳細情報・画像なし」の表示形式で提示される。しかし、これに対して、図20に示すようにユーザが手操作で提示情報の表示形式を「詳細情報・画像付き」に変更した場合、当該変更操作がクライアント2からサーバ1にフィードバックされる。
この場合、サーバ1の制御部10は、優先度スコアを変更する。具体的には、制御部10は、ユーザによる変更前の表示形式には「-0.1」を付加し、変更後の表示形式には「+0.1」を付加する。
ここで、バリエーション1の優先度スコア修正では、スコアが高いコンテキストタイプ『場所』の「電車内」に対応付けられた表示形式「情報リスト・画像なし」(図5参照)が、変更前の表示形式のため、コンテキストタイプ『場所』に「-0.1」が付加される。一方、スコアが低いコンテキストタイプ『一緒にいる人数』の「二人以上」に対応付けられた表示形式「詳細情報・画像付き」(図5参照)が、変更後の表示形式のため、コンテキストタイプ『一緒にいる人数』に「+0.1」が付加される。
以上、ユーザフィードバックに応じた優先度スコアの変更について説明した。なお、優先度スコアは、ユーザ情報DB15に蓄積されているユーザの操作履歴に基づいて予め生成されてもよい。
<<5.まとめ>>
上述したように、本開示の実施形態による制御システムでは、検索した情報を提示する際に、現在のユーザ状況を取得し、当該ユーザ状況に応じて情報提示の際の情報の粒度を決定することを可能とする。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述したサーバ1、クライアント2に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、サーバ1、クライアント2の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、表示形式の対応付けは上述した例に限定されず、例えば「二人以上」の場合、図5では「詳細情報・画像付き」が対応付けられているが、「ユーザデバイス;詳細情報、他ユーザデバイス;画像」といったように、検索結果を複数のデバイスに分けて表示する表示形式であってもよい。これにより、ユーザデバイス(クライアント2)は、サーバ1からの指示にしたがって、検索結果の詳細情報(具体的にはテキスト全文表示)を自身の表示部に表示するよう制御すると共に、赤外線通信やWi−Fi(登録商標)で無線接続した一緒にいる他ユーザのデバイスに対して検索結果の画像表示を行うよう制御する。これにより複数人でいる場合は各ユーザが有するデバイスをより有効に活用する表示形式で検索結果を提示することができる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
ユーザの要求に応じて情報を検索する検索部と、
現在のユーザ状況に関する情報を取得する取得部と、
前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、前記検索した情報を提示する際の情報の粒度を決定する決定部と、
前記決定した情報の粒度で前記検索した情報を提示するよう制御する提示制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記情報の粒度は、前記検索した情報を提示する際の表示量、詳細度、または表示種別を含み、
前記決定部は、前記ユーザ状況に関する情報を示すコンテキストに紐付けられた前記情報の粒度に決定する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記表示量は、前記検索した情報の提示件数により決定され、
前記詳細度は、前記検索した情報のタイトル、概要、または全文の少なくともいずれを提示するかにより決定され、
前記表示種別は、テキストまたは画像の少なくともいずれを提示するかにより決定される、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記決定部は、前記ユーザ状況に関する情報を示すコンテキストに付与された重みに基づいて前記情報の粒度を決定する、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(5)
前記コンテキストに付与される重みは、前記ユーザからのフィードバックに応じて変更される、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記コンテキストに付与される重みは、前記ユーザの操作履歴に基づいて設定される、前記(4)に記載の情報処理装置。
(7)
前記ユーザ状況に関する情報は、現在の時刻、曜日、または場所の少なくともいずれかである、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記ユーザ状況に関する情報は、現在ユーザが一緒にいる人の数、一緒にいる人との関係、または一緒にいる人の属性の少なくともいずれかである、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記ユーザ状況に関する情報は、現在のユーザの状態または行動内容である、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)
前記決定部は、前記検索した情報のジャンルに紐付けられた前記情報の粒度に決定する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)
前記決定部は、前記提示制御部による提示先のデバイスの種別に紐付けられた前記情報の粒度に決定する、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)
ユーザの要求に応じて情報を検索することと、
現在のユーザ状況に関する情報を取得することと、
前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、前記検索した情報を提示する際の情報の粒度を決定することと、
前記決定した情報の粒度で前記検索した情報を提示するよう制御することと、
を含む、制御方法。
(13)
コンピュータを、
ユーザの要求に応じて情報を検索する検索部と、
現在のユーザ状況に関する情報を取得する取得部と、
前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、前記検索した情報を提示する際の情報の粒度を決定する決定部と、
前記決定した情報の粒度で前記検索した情報を提示するよう制御する提示制御部と、
として機能させるための、プログラム。
1 サーバ
10 制御部
10a 検索部
10b ユーザ状況情報取得部
10c 表示形式決定部
10d 提示制御部
11 通信部
13 情報DB
14 コンテキスト別表示形式DB
15 ユーザ情報DB
2 クライアント
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 記憶部
25 通信I/F
26 操作表示部
27 コンテキスト認識部

Claims (12)

  1. ユーザへ情報を出力する出力部と、
    前記ユーザのユーザ状況に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、提示する情報の粒度を決定し、前記決定した情報の粒度で前記ユーザへ情報を提示するよう前記出力部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記ユーザ状況に関する情報は、現在ユーザが一緒にいる人の数、一緒にいる人との関係、及び、一緒にいる人の属性のうちの少なくともいずれか1つを含む、
    情報処理装置。
  2. 前記情報の粒度は、前記情報を提示する際の表示量、詳細度、または表示種別を含み、
    前記提示する情報の粒度は、予め前記ユーザ状況に関する情報を示すコンテキストに紐付けられた情報の粒度に決定される、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示量は、前記情報の提示件数により決定され、
    前記詳細度は、前記情報のタイトル、概要、及び、全文のうちの少なくともいずれか1つを提示するかにより決定され、
    前記表示種別は、テキスト及び画像のうちの少なくともいずれか1つを提示するかにより決定される、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示する情報の粒度は、前記ユーザ状況に関する情報を示すコンテキストに付与された重みに基づいて決定される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記コンテキストに付与される重みは、前記ユーザからのフィードバックに応じて変更される、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記コンテキストに付与される重みは、前記ユーザの操作履歴に基づいて設定される、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ状況に関する情報は、現在の時刻、曜日、及び、場所のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ユーザ状況に関する情報は、現在のユーザの状態及び行動内容のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記提示する情報の粒度は、予め前記情報のジャンルに紐付けられた情報の粒度に決定される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記提示する情報の粒度は、予め当該情報処理装置の種別に紐付けられた情報の粒度に決定される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. ユーザへ情報を出力することと、
    前記ユーザのユーザ状況に関する情報を取得することと、
    前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、提示する情報の粒度を決定することと、
    前記決定した情報の粒度で前記ユーザへ情報を提示するよう前記ユーザへの前記情報の出力を制御することと、
    を含み、
    前記ユーザ状況に関する情報は、現在ユーザが一緒にいる人の数、一緒にいる人との関係、及び、一緒にいる人の属性のうちの少なくともいずれか1つを含む、
    制御方法。
  12. コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    ユーザへ情報を出力することと、
    前記ユーザのユーザ状況に関する情報を取得することと、
    前記取得したユーザ状況に関する情報に応じて、提示する情報の粒度を決定することと、
    前記決定した情報の粒度で前記ユーザへ情報を提示するよう前記ユーザへの前記情報の出力を制御することと、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記ユーザ状況に関する情報は、現在ユーザが一緒にいる人の数、一緒にいる人との関係、及び、一緒にいる人の属性のうちの少なくともいずれか1つを含む、
    プログラム。
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