JP6737134B2 - Work vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、圃場に苗を植え付ける植付装置を車体の後部に連結した苗移植機などの作業車両に関するものであり、農業機械の技術分野に属する。 The present invention relates to a work vehicle such as a seedling transplanter in which a planting device for planting seedlings in a field is connected to a rear portion of a vehicle body, and belongs to the technical field of agricultural machinery.
従来の作業車両の一例として苗移植機として、育苗されたポット苗が縦横方向に多数配列された樹脂製の苗トレイが供給され、その苗トレイからポット苗を取り出して圃場に植え付ける植付装置を車体の後部に連結した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。 As an example of a conventional work vehicle, as a seedling transplanter, a seedling tray made of resin, in which a large number of potted seedlings that have been raised are arranged in the vertical and horizontal directions, is supplied, and a planting device that takes out the pot seedlings from the seedling tray and implants them in a field is provided. A configuration in which it is connected to a rear portion of a vehicle body is known (for example, see Patent Document 1).
また、上記従来の苗移植機では、苗トレイから全てのポット苗が取り出された後の空になった苗トレイは、トレイ搬送路の後端から前側下方に設けられた、棒状部材で形成された収容ケースに搬出される構成である。 Further, in the above-mentioned conventional seedling transplanting machine, the empty seedling tray after all pot seedlings have been taken out from the seedling tray is formed of a rod-like member provided from the rear end of the tray transport path to the lower front side. It is configured to be carried out to the storage case.
しかしながら、上記従来の構成によれば、空になった苗トレイがトレイ搬送路の後端から前方へ押し出されてくると、苗トレイの左右両端を支えるレール部材が設けられていないので、前端が大きく垂れ下がり、収容ケースに既に収容されている苗トレイの育苗ポットの底面に当たり、苗トレイを前方に向けて押し出すため、収容ケースに収容された苗トレイが互いにずれて、きれいに整列させて積み上げることが出来ないという問題があった。 However, according to the above conventional configuration, when the empty seedling tray is pushed forward from the rear end of the tray transport path, the front end is not provided because the rail members that support the left and right ends of the seedling tray are not provided. It greatly hangs down, hits the bottom of the seedling raising pot of the seedling tray already stored in the storage case, and pushes the seedling tray forward, so the seedling trays stored in the storage case are offset from each other, and they can be neatly aligned and stacked. There was a problem that I could not do it.
また、きれいに整列させて積み上げることができないため、苗トレイの使用数量が把握できないという問題があった。 In addition, there is a problem that it is not possible to grasp the number of seedling trays used because they cannot be neatly arranged and stacked.
本発明は、上記従来の作業車両のこの様な課題に鑑み、苗トレイを従来に比べてよりきれいに整列させて積み上げ、苗トレイの使用枚数が管理できる作業車両を提供することを目的とする。 In view of such problems of the conventional work vehicle described above, an object of the present invention is to provide a work vehicle in which the seedling trays are more neatly aligned and stacked as compared with the conventional work vehicle, and the number of seedling trays used can be managed.
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、走行車体(2)と、前記走行車体(2)の後部に連結され、ポット苗が配置された苗トレイ(50)から前記ポット苗を取り出して圃場に植え付ける植付装置(200)と、を備えた作業車両であって、前記植付装置(200)は、順次供給される前記苗トレイ(50)を、搬送路の上流側から下流側に向けて搬送する苗トレイ搬送装置(210)と、前記搬送路の終端部から送り出されてくる前記苗トレイ(50)を順次回収する回収装置(300)と、から構成され、走行車体(2)の後部上側に施肥装置(40)と、前記走行車体(2)に操縦席(10)と、前記操縦席(10)の前方には、操向操作するステアリングハンドル(11)が設けられ、前記ステアリングハンドル(11)の前側は、フロントカバー(12)で覆われており、前記フロントカバー(12)の下方の左右両側には、フロアステップ(14)が設けられ、前記回収装置(300)に、前記案内されてきた前記苗トレイ(50)を収容する苗トレイ収容部(350)と、前記苗トレイ(50)を前記苗トレイ収容部(350)に落下させる案内部材(330L、330R)を設け、前記苗トレイ(50)の枚数を数えるカウンタ装置(352)を前記苗トレイ収容部(350)に設け、前記走行車体(2)に着脱可能に情報処理装置(351)を設け、該情報処理装置(351)は、前記苗トレイ収容部(350)が満了になる枚数を前記カウンタ装置(352)の検知に基づきマップを形成し、前記案内部材(330L、330R)が、前記苗トレイ(50)を支持出来る第1姿勢と、前記苗トレイ(50)を支持出来ない第2姿勢とを、選択的にとることができる構成とし、前記フロントカバー(12)の前側の左右両側のフロアステップ(14)から、操縦席(10)の上方を超えて施肥装置(40)の前側で且つ操縦席(10)の後側に配置されるフレーム(400)を設け、前記フレーム(400)の後方側で、前記施肥装置(40)の上方の位置に、上下に回動可能な回動軸部(421)を備えた予備載せ台(420)が配置されていることを特徴とする作業車両である。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to
請求項2の発明は、前記第1姿勢と前記第2姿勢とを切り替える作用部材(334、334)を前記案内部材(330L、330R)に構成し、前記苗トレイ(50)の左右両端の育苗ポット(51)の外側面が、前記作用部材(334)に当接している間は、前記第1姿勢をとり、前記苗トレイ(50)の左右両端の育苗ポット(51)の外側面が前記作用部材(334、334)に当接していない間は、前記第2姿勢をとり、前記ステアリングハンドル(11)の上方の前記フレーム(400)に、GPS受信アンテナ(410)が取付られていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
In the invention of claim 2, the action member (334, 334) for switching between the first posture and the second posture is configured as the guide member (330L, 330R), and the seedling raising at the left and right ends of the seedling tray (50). While the outer surface of the pot (51) is in contact with the acting member (334), the first posture is taken and the outer surfaces of the seedling raising pots (51) at the left and right ends of the seedling tray (50) are the same. while acting member (334, 334) not in contact with, the second posture DOO is, the above the frame of the steering wheel (11) (400), GPS receiving antenna (410) is seated The work vehicle according to
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請求項1記載の発明によれば、苗トレイ(50)をカウンタ装置(352)により数え
た数量を情報処理装置(351)に記憶し、数量に基づきマップを形成することで、苗トレイの使用枚数がわかり、次年度の作業効率が向上する。
また、苗トレイ(50)を苗トレイ収容部(350)に整列させて積み上げることができる。
また、予備載せ台(420)は、予備肥料を載せたり、空の苗トレイ(50)の回収台として利用出来、利用しないときは、上方に回動しじゃまにならない。また、予備載せ台(420)に肥料袋を置いて、施肥装置(40)に肥料を供給することが出来る。
According to the first aspect of the present invention, the number of seedling trays (50) counted by the counter device (352) is stored in the information processing device (351), and a map is formed based on the number to use the seedling tray. By knowing the number of sheets, work efficiency in the next year will be improved.
Further, the seedling trays (50) can be aligned and stacked in the seedling tray accommodating portion (350).
Further, the preliminary loading table (420) can be used as a loading table for loading the preliminary fertilizer or as a collection table for the empty seedling tray (50), and when it is not used, it cannot be turned upside down. In addition, a fertilizer bag can be placed on the preliminary mounting table (420) to supply the fertilizer to the fertilizer application device (40).
また、請求項2に記載の本発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、苗トレイ(50)の前端部が垂れ下がりにくいため、苗トレイ収容部(350)に既に収容されている苗トレイ(50)を前方に押し出しにくいので、苗トレイ収容部(350)からの苗トレイ(50)の落下を抑制できる。
Further, according to the present invention described in claim 2, in addition to the effect of the invention of
また、苗トレイ(50)を苗トレイ収容部(350)に整列させて積み上げることができる。 Further, the seedling trays (50) can be aligned and stacked in the seedling tray accommodating portion (350).
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以下、図面を参照しながら本発明の作業車両の一実施の形態にかかる八条植え用の乗用田植機について説明する。 Hereinafter, a riding rice transplanter for eight-row planting according to an embodiment of a work vehicle of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施の形態にかかる乗用田植機の側面図である。 FIG. 1 is a side view of a riding rice transplanter according to the present embodiment.
また、図2は、図1に示す本実施の形態の乗用田植機の平面図である。 FIG. 2 is a plan view of the riding rice transplanter of the present embodiment shown in FIG.
また、図3は、図1に示す本実施の形態の乗用田植機の後部の拡大側面図である。 Further, FIG. 3 is an enlarged side view of the rear part of the riding rice transplanter of the present embodiment shown in FIG.
図1に示す通り、本実施の形態の乗用田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置30を介して植付装置200が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置40の本体部分が設けられている。
As shown in FIG. 1, in the
乗用田植機1は、走行車体2に左右一対の前輪3と、左右一対の後輪4を備えた四輪駆動形態の作業車両である。
The
また、エンジン5は、メインフレーム6の上に搭載されており、エンジン5の回転動力が、HST(静油圧式無段階変速機)等を介してトランスミッションケース7内の副変速機構(図示省略)等に伝達される。トランスミッションケース7内で変速された回転動力は、走行系等に用いる走行動力と、植付装置200等に用いる外部取出動力とに分離して出力される構成である。
Further, the engine 5 is mounted on the
走行動力は、一部が左右一対の前輪ファイナルケース8に伝達されて前輪3を駆動し、残りが左右後輪ギヤケース9L、9Rに伝達されて後輪4を駆動する。また、左後輪ギヤケース9Lに伝達された回転動力は、その一部が、整地ロータ駆動軸101に伝達されて、後述する整地ロータ100を回動させる(図3参照)。
A part of the traveling power is transmitted to the pair of left and right front wheel
また、エンジン5の上部はエンジンカバー13で覆われており、そのエンジンカバー13の上に操縦席10が設置されている。操縦席10の前方には、前輪3を操向操作するステアリングハンドル11が設けられており、その前側は、フロントカバー12で覆われている。また、エンジンカバー13及びフロントカバー12の下端の左右両側は水平状のフロアステップ14が設けられており、苗トレイや肥料等の補給作業を行い易く構成されている。
The upper part of the engine 5 is covered with an
また、ステアリングハンドル11、及びフロントカバー12の左右両側には、多数枚の苗トレイ50を積載しておく補給用苗載枠15が配置されており、この補給用苗載枠15に予め載置しておいた苗トレイ50を、植付作業中に作業者が取出しながら、後部に連結された植付装置200の搬送路201の始端部(上流側)へ運んで順次補給することができる構成である。
Further, on the left and right sides of the
なお、搬送路201は、二条の植付条当たり一枚の苗トレイ50を順次搬送して、後述する苗植付部220毎にポット苗を供給して二条植えする構成である。そのため、八条植え用の乗用田植機1では、多条植付を実現するべく、搬送路201や苗植付部220等は
、平面視で左右幅方向に4つずつ設けられている(図2参照)。
The
即ち、上述した植付装置200は、(1)順次供給される苗トレイ50を、搬送路201の上流側から下流側に向けて搬送する苗トレイ搬送装置210と、(2)搬送路201の途中に設けられ、搬送されてくる苗トレイ50からポット苗を取り出して圃場に植え付ける苗植付部220と、(3)苗植付部220でポット苗が取り出され、搬送路の終端部から送り出されてくる空状態の苗トレイ50を順次回収する回収装置300とを、二条の植付条毎に備えている。
That is, the above-described
ここで、苗トレイ50の構成について、主として図4(a)、図4(b)を用いて説明する。
Here, the configuration of the
図4(a)は、苗トレイ50の一部の底面図であり、図4(b)は、苗トレイ50の一部を短辺側から見た側面図である。
FIG. 4A is a bottom view of a part of the
即ち、苗トレイ50は、図4(a)、図4(b)に示す様に、多数の育苗ポット51が縦横方向に配列されて形成された合成樹脂製の可撓性を有した、平面視で長方形状の板状部材であり、搬送路上において側面視で略U字状の湾曲が可能である(図5参照)。図5は、側面視で略U字状に湾曲した搬送路201に沿って搬送されている苗トレイ50の状態を示す概略側面図である。
That is, as shown in FIGS. 4(a) and 4(b), the
育苗ポット51は、図4(a)の奥側に円形の開口部51aを有すると共に図4(a)の手前側に底部51bが突き出した、内部にポット苗を育苗するための空間部を有するポット状の部材である。苗植付部220に設けられた、育苗ポット51内のポット苗を押し出すための押し出しピン(図示省略)が底部51b側から開口部51a側に向けて挿入可能となる様に、底部51bには、所定形状のスリット孔51b1が形成されている。
The
ポット苗が育苗ポット51内で育苗された状態の苗トレイ50を、植付装置200の搬送路201へ供給することにより、植付作業が行われる。
The planting work is performed by supplying the
また、図4(a)に示す通り、苗トレイ50の長手方向が搬送方向(図4(a)の矢印A参照)に対応しており、苗トレイ50の短手方向の幅の左右両側縁部には、略正方形状の送り孔部52が、左右両側の長辺53L、53Rに沿って一定間隔で形成されている。
In addition, as shown in FIG. 4A, the longitudinal direction of the
上述した苗トレイ搬送装置210が有する繰出フック211(図5参照)が送り孔部52に係合し、所定のタイミングで上下動する(図5の矢印B参照)ことにより、苗トレイ50の搬送を、各育苗ポット51の横列ごとに間欠的に行わせる構成である。
The feeding hook 211 (see FIG. 5) of the seedling
また、上述した苗植付部220は、苗トレイ50の横1列の各育苗ポット51に対して、各底部51b側から同時に挿入してポット苗を取り出すための押し出しピン(図示省略)と、押し出しピンにより押し出された横1列分のポット苗の内、右半分のポット苗を右方向に搬送すると共に、左半分のポット苗を左方向に搬送する苗送りベルト(図示省略)とを有し、苗送りベルトの左右両側の下方に回動可能に配置された植付爪221が回動することにより、苗送りベルトにより左右両側に搬送されてくる各ポット苗を圃場に順次植え付ける構成である。
Moreover, the above-mentioned
また、各苗植付部220の下方には、フロート230が設けられている(図2参照)。これらフロート230が泥面を整地しつつ滑走し、その整地跡に植付爪221により苗が植え付けられる。
A
また、上述した回収装置300は、苗トレイ搬送装置210の上流側の搬送路201aの下方に配置されており(図1、図3参照)、下流側の搬送路210bの終端部から送り出されてくる空状態の苗トレイ50を順次回収する構成である(図5参照)。回収装置300については、更に後述する。
In addition, the above-described
ここで、図5を用いて、下流側の搬送路201bの構成について説明する。
Here, the configuration of the
即ち、下流側の搬送路201bは、図5に示す様に、搬送されてくる苗トレイ50をその開口部51a側の面と接触することにより支持する、苗トレイ50の左右幅の中央位置と左右両側近傍の3か所に配置された搬送支持バー212と、苗トレイ50の底部51b側の面の左右幅の中央位置において長手方向に亘り設けられたガイドバー挿入用スペース54(図4(a)、図4(b)参照)に挿入可能に配置された搬送ガイドバー213を備えている。
That is, as shown in FIG. 5, the
搬送支持バー212と搬送ガイドバー213は、側面視で、所定の間隔を保った状態で概ね平行に配置されていると共に、苗トレイ50を回収装置300側に案内するために、回収装置300側に向けて前側斜め上方側に湾曲している。更に、搬送支持バー212の終端部212bは、上流側の搬送路201aに一端側が固定された回収装置支持ステー310(図3、図5参照)に固定されており、搬送ガイドバー213の終端部213bは、上流側の搬送路201aに一端側が固定された搬送ガイドバー支持ステー214(図5参照)に固定されている。
The
なお、本実施の形態の走行車体2は、本発明の走行車体の一例にあたる。また、本実施の形態の苗トレイ50は、本発明の苗トレイの一例にあたる。また、本実施の形態の植付装置200は、本発明の植付装置の一例にあたり、本実施の形態の苗トレイ搬送装置210は、本発明の苗トレイ搬送装置の一例にあたる。また、本実施の形態の苗植付部220は、本発明の苗植付部の一例にあたり、本実施の形態の回収装置300は、本発明の回収装置の一例にあたる。
The traveling vehicle body 2 of the present embodiment is an example of the traveling vehicle body of the present invention. Further, the
次に、下流側の搬送路201bの後端側に配置された回収装置300について、主として図5〜図8を用いて更に説明する。
Next, the
回収装置300は、図5に示す様に、(1)下流側の搬送路201bの搬送支持バー212の終端部212bから送り出されてくる苗トレイ50の開口部51aと係合する多数の運送ローラ320を円筒状ローラ部材の表面に配置し、繰出フック211の上下動のタイミングと同期して間欠的に回転駆動することで、空状態の苗トレイ50を回収装置300側に搬送する、回収装置支持ステー310の前側に回動可能に配置された搬送ローラ320と、(2)下流側の搬送路201bの搬送支持バー212の終端部212bへやってきた苗トレイを終端部212bから前方へ案内し、当該案内されてきた苗トレイ50を所定のタイミングで落下可能に構成された、長手方向に直行する方向の断面が略T字状の長板形状を成した左右一対の案内部材330L、330R(図6(a)〜図6(c)参照)と、(3)左右一対の案内部材330L、330Rの長板形状の長手方向の両端部の内、前側を回動可能に支持する左右一対の案内部材前側支持ステー341L、341Rと、(4)左右一対の案内部材330L、330Rの長板形状の長手方向の両端部の内、後側を回動可能に支持する左右一対の案内部材後側支持ステー342L、342Rと、(5)左右一対の案内部材330L、330Rから落下してくる苗トレイを受け止めて収容する、断面が円形の線材で形成された苗トレイ収容籠350と、を備えている。
As shown in FIG. 5, the
なお、左右一対の案内部材前側支持ステー341L、341Rの上端部は、苗トレイ搬送装置210の上流側の搬送路201aの下面に固定されており、左右一対の案内部材後
側支持ステー342L、342Rは、回収装置支持ステー310(図3、図5参照)に固定されている。
The upper ends of the pair of left and right guide member front support stays 341L, 341R are fixed to the lower surface of the
また、左右一対の案内部材330L、330Rのそれぞれは、長方形状の平板部材331に、長手方向に直行する方向の断面が略L字状のL字状レール部材332が溶接固定され、平板部材331の一方側の長辺端部に当該長辺の長さより長い、断面が円形状の棒状部材333が溶接固定されている(図6(a)〜図6(c)参照)。当該棒状部材333の両端部の内、前側の端部が案内部材前側支持ステー341L(341R)により回動可能に支持されており、また、後側の端部が案内部材後側支持ステー342L(342R)により回動可能に支持されている。
Further, in each of the pair of left and
また、上記L字状レール部材332は、断面が略L字状の部位の内、上記平板部材331に溶接固定された第1レール部332aと、第1レール部332aに対して直角に折り曲げられた第2レール部332bとを備えている(図6(a)〜図6(c)参照)。また、第2レール部332bの後端部には、側面視で、一旦、弧を描いて急峻に立ち下がった後、後方に向かうに従って緩やかカーブで立ち上がる湾曲状作用部材334が苗トレイ50の搬送路側に突き出す様に形成されている(図6(a)〜図6(c)参照)。
In addition, the L-shaped
左右一対の案内部材330L、330RのそれぞれのL字状レール部材332は、空状態の苗トレイ50を支持出来る第1姿勢と、空状態の苗トレイ50を支持出来ない第2姿勢とを、選択的にとることが出来る構成である。
Each of the L-shaped
左右一対の案内部材330L、330RのそれぞれのL字状レール部材332が第1姿勢にあるとき、第1レール部332aが、苗トレイ50の開口部51a側の面の内の左右両側の長辺53L、53Rに沿った長辺端部53aを下方側から支持し、第2レール部332bが、苗トレイ50の開口部51a側の面の内の左右両側の長辺53L、53Rに沿った長辺端縁部53bを左右側方側から支持することで、苗トレイ50を前方へ案内する構成である。
When the L-shaped
なお、左右一対の案内部材330L、330RのそれぞれのL字状レール部材332は、苗トレイ50からの押圧力を受けていないときは、図6(a)〜図6(c)に示した第2姿勢を保持している。
In addition, each L-shaped
図6(a)は、左の案内部材330LのL字状レール部材332が第2姿勢をとっている状態を示す概略平面図であり、図6(b)は、左の案内部材330LのL字状レール部材332が第2姿勢をとっている状態を示す概略左側面図であり、図6(c)は、左の案内部材330LのL字状レール部材332が第2姿勢をとっている状態を示す概略背面図である。
6A is a schematic plan view showing a state in which the L-shaped
また、図7(a)は、左の案内部材330LのL字状レール部材332が第1姿勢をとっている状態を示す概略平面図であり、図7(b)は、左の案内部材330LのL字状レール部材332が第1姿勢をとっている状態を示す概略左側面図である。
7(a) is a schematic plan view showing a state where the L-shaped
なお、本実施の形態の左右一対の案内部材330L、330Rと湾曲状作用部材334とを包括する構成は、本発明の案内部の一例にあたり、本実施の形態の苗トレイ収容籠350は、本発明の苗トレイ収容部の一例にあたる。
The configuration including the pair of left and
また、本実施の形態のL字状レール部材332は、本発明のレール部材の一例にあたり、本実施の形態の湾曲状作用部材334は、本発明の作用部材の一例にあたる。また、本実施の形態のトルク・スプリング335は、本発明の付勢部材の一例にあたる。
Further, the L-shaped
また、本実施の形態のL字状レール部材332の第1姿勢は、本発明のレール部材の第1姿勢の一例にあたり、本実施の形態のL字状レール部材332の第2姿勢は、本発明のレール部材の第2姿勢の一例にあたる。
The first posture of the L-shaped
次に、回収装置300の動作について、主として、図5〜図8を用いて説明する。
Next, the operation of the
図8(a)は、苗トレイ50の全体が左右一対の案内部材330L、330R側に搬送され、左右一対の案内部材330L、330RのそれぞれのL字状レール部材332が第1姿勢から第2姿勢に移行する直前の状態を示す概略平面図であり、図8(b)は、図8(a)に示す状態の概略左側面図であり、図8(c)は、図8(a)に示す状態の概略背面図である。
FIG. 8A shows that the
繰出フック211(図5参照)の上下動により苗トレイ50が下流側に搬送され、苗トレイ50の左右両側の先端部55が、搬送支持バー212の終端部212bに接近してくると、当該先端部55は、図6(b)に示す様に、湾曲状作用部材334の後端下面334aに当接する。
When the
そして、苗トレイ50が更に下流側(図6(a)、図6(b)の矢印A方向参照)に押し出されることにより、湾曲状作用部材334は、矢印A方向に押圧されて、棒状部材333を回動軸として、矢印C方向(図6(c)参照)に回動し始めると共に、第1レール部332a及び第2レール部332bも棒状部材333を回動軸として、矢印C方向(図6(c)参照)に回動し始める。
Then, the
なお、図6(a)〜図6(c)は、苗トレイ50の左右両側の先端部55が湾曲状作用部材334に当接する直前の状態、即ち、第1レール部332a及び第2レール部332bが回動を開始する直前の状態を示しており、このときの湾曲状作用部材334は非退避姿勢をとっていると共に、第1レール部332a及び第2レール部332bは、第2姿勢をとっている。
6(a) to 6(c), a state immediately before the
つまり、この第2姿勢での左右両側の第1レール部332aの平面部分は、概ね垂直状態にあり、苗トレイ50を下方から支持出来る姿勢ではない。
That is, the plane portions of the left and right
その後、苗トレイ50が更に下流側に押し出されることにより、湾曲状作用部材334の緩やかなカーブを成した根元部分334bが、苗トレイ50の左右両端の育苗ポット51の外側面に常時当接する(図7(a)、図7(b)の矢印A方向参照)。この様に、常時当接することにより、湾曲状作用部材334は、上記と同様に、棒状部材333を回動軸として、矢印C方向(図6(c)参照)に更に回動して退避姿勢(図7(a)、図7(b)参照)をとると共に、第1レール部332a及び第2レール部332bは、第2姿勢から第1姿勢に移行し、且つ、その第1姿勢を維持する。
After that, the
即ち、この第1姿勢での左右両側の第1レール部332aの平面部分は、第2姿勢の状態から、棒状部材333を回動中心として矢印C方向に概ね90°回動した状態にあり、苗トレイ50を下方から支持出来る姿勢を成し、且つ、その第1姿勢を維持する。
That is, the plane portions of the left and right
そして、下流側の搬送路201bの搬送支持バー212の終端部212bから送り出されてきた苗トレイ50は、すでに第1姿勢をとっている左右一対のL字状レール部材332に向けて、搬送ローラ320(図5参照)により間欠的に搬送される(図7(a)、図7(b)参照)。
Then, the
左右一対のL字状レール部材332は、第1姿勢をとっているので、第1レール部332aが、苗トレイ50の長辺端部53a(図4(a)、図4(b)、図7(b)参照)を下方側から支持し、第2レール部332bが、苗トレイ50の長辺端縁部53b(図4(a)、図4(b)、図7(a)参照)を左右側方側から支持することで、苗トレイ50を前方へ案内する。
Since the pair of left and right L-shaped
そして、苗トレイ50の全体が、左右一対の案内部材330L、330R側に搬送されると、苗トレイ50の左右両端の育苗ポット51の外側面と湾曲状作用部材334の緩やかなカーブを成した根元部分334b(図7(a)参照)との当接状態が解除されるので、湾曲状作用部材334は、L字状レール部材332に第1姿勢を維持させることが出来なくなると共に、苗トレイ50の自重と、トルク・スプリング335の上述した回転トルク(付勢力)との作用により、L字状レール部材332は、図6(c)に示した矢印C方向とは逆方向に回動し、第1姿勢から第2姿勢に瞬時に移行する。
When the
これにより、空状態の苗トレイ50は、前端部から後端部に亘りほぼ同時に落下を開始し、苗トレイ収容籠350内に縦方向にきれいに整列する。
As a result, the
即ち、上記構成により、苗トレイ50の前端部が従来に比べて垂れ下がりにくいため、苗トレイ収容籠350に既に収容されている苗トレイ50を前方に押し出しにくいので、苗トレイ収容籠350からの苗トレイ50の落下を抑制できる。
That is, with the above configuration, since the front end portion of the
また、苗トレイ収容籠350に既に収容されている苗トレイ50を前方に押し出しにくいので、苗トレイ収容籠350から苗トレイ50を取り出した後、互いに位置ずれした状態で積層された苗トレイ50の位置ずれを整えて、きれいに並べなおす必要が無い。
In addition, since it is difficult to push out the
また、L字状レール部材332が第2姿勢をとる方向に回転トルク(付勢力)を与えるトルク・スプリング335を設けたことにより、L字状レール部材332の第1姿勢から第2姿勢への変化がアシストされるので、例えば、L字状レール部材332の姿勢を変化させる際に回動する回動部や、苗トレイ50に泥等が付着していても、回動動作が安定する。
Further, by providing the
以上説明したことから明らかな様に、本実施の形態では、苗トレイ50の左右両端の育苗ポット51の外側面が、左右一対の湾曲状作用部材334に当接している間は、それぞれの湾曲状作用部材334は退避姿勢をとり(図7(a)、図7(b)参照)、苗トレイ50の左右両側の先端部55及び左右両端の育苗ポット51の外側面の何れの部位も、左右一対の湾曲状作用部材334に当接していない間は、それぞれの湾曲状作用部材334は、非退避姿勢をとる(図6(a)〜図6(c)参照)。そして、左右一対の湾曲状作用部材334が退避姿勢をとっている間は、左右一対のL字状レール部材332は第1姿勢をとり続け、左右一対の湾曲状作用部材334が非退避姿勢をとると、左右一対のL字状レール部材332は第2姿勢をとる。
As is clear from the above description, in the present embodiment, while the outer surfaces of the
なお、本実施の形態の湾曲状作用部材334の退避姿勢は、本発明の作用部材の退避姿勢の一例にあたり、本実施の形態の湾曲状作用部材334の非退避姿勢は、本発明の作用部材の非退避姿勢の一例にあたる。
The retracted posture of the
また、GPS装置353と、情報処理装置351とカウンタ装置352により、圃場単位で使用した苗トレイ50の枚数を情報処理装置351に記録及び表示することができるので、次年度の播種作業時に、必要分の苗トレイ50を播種すればよいため、作業効率が向上し苗のコストが削減できる。
Further, since the GPS device 353, the
また、苗トレイ50を収容する苗トレイ収容部350が満了になる枚数をカウンタ装置352が検知すると情報処理装置351のマップ上に目印を付け、年度目印が付いた位置に機体が接近すると作業者が回収する。
In addition, when the
これにより、回収位置が予測できるため作業効率の向上が図れる。 As a result, the collection position can be predicted, so that work efficiency can be improved.
また、車速が上昇するにつれて、苗トレイ50を運搬される速度も上昇する。これにより、左右一対のL字状レール部材332から苗トレイ50が飛び出ないように規制部材336を設けることで、高速植付に対応できる。
Moreover, as the vehicle speed increases, the speed at which the
また、規制部材336は長さ調節可能な構成とし、例えば、図9(a)に示すボルトにより調節できる。
The regulating
また、図9(b)に示す、苗トレイ50を回収装置300に案内する運送ローラ320変形形状とし、ローラの外側より内側の径が小さいことにより、苗トレイ50が湾曲し、前下がりになるのを防止され、左右一対のL字状レール部材332に掛かる負荷を軽減する。
In addition, as shown in FIG. 9(b), the
なお、上記本実施の形態の乗用田植機1において、図10(a)、図10(b)に示すような、自動直進用アンテナ取付フレーム400を設けた構成としても良い。自動直進用アンテナ取付フレーム400は、図10(a)、図10(b)に示すように、フロントカバー12の前側の左右両側のフロアステップ14から、操縦席10の上方を超えて施肥装置40のホッパの前側で且つ操縦席10の後側の左右両側のフロア部に至る間に配置されており、ステアリングハンドル11の上方にGPS受信アンテナ410が取付られている。また、自動直進用アンテナ取付フレーム400の背面側には、施肥装置40のホッパの上方の位置に、上下に回動可能な予備載せ台420が、回動軸部421に設けられたトルク・スプリング(図示省略)と共に配置されている。予備載せ台420は、予備肥料を載せたり、空の苗トレイ50の回収台として利用出来、利用しないときは、トルク・スプリングの作用により自動的に上方に回動しじゃまにならない構成である。
The riding
これにより、作業効率が向上し、また、予備載せ台420に肥料袋を置いて、施肥装置40のホッパ内に肥料を供給することが出来る。
Thereby, the work efficiency is improved, and the fertilizer bag can be placed on the preliminary mounting table 420 and the fertilizer can be supplied into the hopper of the
また、図10(a)、図10(b)に示すように、自動直進用アンテナ取付フレーム400には、操縦席10の斜め前上方角部において左右方向に設けられた回動軸部材430を回動支点として、透明なバイザー440が回動可能に配置されている。当該バイザー440は、操縦席10に着座した作業者の前方側と、頭上側の2か所の位置に回動可能であり、且つ、それぞれの位置において固定可能に構成されている。
Further, as shown in FIGS. 10A and 10B, the automatic rectilinear
これにより、自動直進用アンテナ取付フレーム400に設けられたバイザー440が、前方側と頭上側に容易に切り替えられて、且つ、それぞれの位置で固定が出来るので、防風や防雨の目的に合わせた利用が出来る。
As a result, the
図10(a)は、自動直進用アンテナ取付フレーム400を説明するための乗用田植機1の概略部分平面図であり、図10(b)は、自動直進用アンテナ取付フレーム400を説明するための乗用田植機1の概略部分側面図である。
FIG. 10A is a schematic partial plan view of the riding
また、上記本実施の形態の乗用田植機1において、図11(a)、図11(b)に示すような、第2自動直進用アンテナ取付フレーム500を設けた構成としても良い。第2自動直進用アンテナ取付フレーム500は、図11(a)、図11(b)に示すように、機
体左右に配置された水タンク41を載せる水タンクフレーム42から操縦席10の上方を左右幅方向に跨ぐように配置されており、操縦席10の上方にGPS受信アンテナ410が取付られている。また、第2自動直進用アンテナ取付フレーム500の左右両側面には、水タンク41の上方の位置に、平面視で矢印D方向と矢印E方向(図11(a)参照)に回動可能な第2予備載せ台520が配置されている。第2予備載せ台520の回動軸部は、第2自動直進用アンテナ取付フレーム500の後側のフレーム501に設けられている。
Further, the riding
第2予備載せ台520が水タンク41の上方に設けてあるので、第2予備載せ台520に肥料袋や、供給時の水タンクを載せることが出来、肥料や水の補給が容易に行えるので、作業効率が向上する。
Since the second preliminary mounting table 520 is provided above the
図11(a)は、第2自動直進用アンテナ取付フレーム500を説明するための乗用田植機1の概略部分平面図であり、図11(b)は、第2自動直進用アンテナ取付フレーム500を説明するための乗用田植機1の概略部分正面図である。
FIG. 11( a) is a schematic partial plan view of the riding
本発明にかかる作業車両は、苗トレイを従来に比べてよりきれいに整列させて積み上げることができ、苗トレイの使用枚数を管理することで、次年度の作業性を向上させる作業車両として有用である。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The work vehicle according to the present invention allows the seedling trays to be lined up more neatly and stacked as compared with the conventional one, and is useful as a work vehicle for improving workability in the next year by controlling the number of used seedling trays. ..
1 乗用田植機
2 走行車体
3 前輪
4 後輪
6 メインフレーム
7 トランスミッションケース
8 前輪ファイナルケース
9L 左後輪ギヤケース
9R 右後輪ギヤケース
10 操縦席
11 ステアリングハンドル
30 昇降リンク装置
40 施肥装置
50 苗トレイ
200 植付装置
210 苗トレイ搬送装置
220 苗植付部
230 フロート
300 回収装置
320 運送ローラ
330L 左の案内部材
330R 右の案内部材
334 湾曲状作用部材
336 制御装置
350 苗トレイ収容籠(苗トレイ収容部)
351 情報処理装置
352 カウンタ装置
353 GPS装置
1 Passenger rice transplanter 2
351
Claims (2)
前記走行車体(2)の後部に連結され、ポット苗が配置された苗トレイ(50)から前記ポット苗を取り出して圃場に植え付ける植付装置(200)と、を備えた作業車両であって、
前記植付装置(200)は、
順次供給される前記苗トレイ(50)を、搬送路の上流側から下流側に向けて搬送する苗トレイ搬送装置(210)と、
前記搬送路の終端部から送り出されてくる前記苗トレイ(50)を順次回収する回収装置(300)と、から構成され、
走行車体(2)の後部上側に施肥装置(40)と、前記走行車体(2)に操縦席(10)と、前記操縦席(10)の前方には、操向操作するステアリングハンドル(11)が設けられ、前記ステアリングハンドル(11)の前側は、フロントカバー(12)で覆われており、前記フロントカバー(12)の下方の左右両側には、フロアステップ(14)が設けられ、
前記回収装置(300)に、前記案内されてきた前記苗トレイ(50)を収容する苗トレイ収容部(350)と、前記苗トレイ(50)を前記苗トレイ収容部(350)に落下させる案内部材(330L、330R)を設け、
前記苗トレイ(50)の枚数を数えるカウンタ装置(352)を前記苗トレイ収容部(350)に設け、
前記走行車体(2)に着脱可能に情報処理装置(351)を設け、
該情報処理装置(351)は、前記苗トレイ収容部(350)が満了になる枚数を前記カウンタ装置(352)の検知に基づきマップを形成し、
前記案内部材(330L、330R)が、前記苗トレイ(50)を支持出来る第1姿勢と、前記苗トレイ(50)を支持出来ない第2姿勢とを、選択的にとることができる構成とし、
前記フロントカバー(12)の前側の左右両側のフロアステップ(14)から、操縦席(10)の上方を超えて施肥装置(40)の前側で且つ操縦席(10)の後側に配置されるフレーム(400)を設け、前記フレーム(400)の後方側で、前記施肥装置(40)の上方の位置に、上下に回動可能な回動軸部(421)を備えた予備載せ台(420)が配置されていることを特徴とする作業車両。 The running car body (2),
A work vehicle comprising: a planting device (200) which is connected to a rear part of the traveling vehicle body (2) and takes out the pot seedlings from a seedling tray (50) in which pot seedlings are arranged, and which is planted in a field.
The planting device (200) is
A seedling tray transfer device (210) for transferring the seedling trays (50) sequentially supplied from the upstream side to the downstream side of the transfer path;
And a collection device (300) for sequentially collecting the seedling trays (50) sent from the end of the transport path ,
A fertilizer application device (40) on the rear upper side of the traveling vehicle body (2), a pilot seat (10) on the traveling vehicle body (2), and a steering handle (11) for steering operation in front of the pilot seat (10). The front side of the steering handle (11) is covered with a front cover (12), and floor steps (14) are provided on the left and right sides below the front cover (12).
A seedling tray storage section (350) for storing the guided seedling tray (50) in the recovery device (300) and a guide for dropping the seedling tray (50) into the seedling tray storage section (350). Providing members (330L, 330R),
A counter device (352) for counting the number of seedling trays (50) is provided in the seedling tray accommodating portion (350),
An information processing device (351) is detachably attached to the traveling vehicle body (2),
The information processing device (351) forms a map of the number of expired sheets in the seedling tray accommodating portion (350) based on detection by the counter device (352).
The guide member (330L, 330R) includes a first posture capable supporting the seedling tray (50), and a second position which can not support said seedling tray (50), a configuration that can be taken selectively ,
The floor steps (14) on both the left and right sides of the front side of the front cover (12) are arranged above the cockpit (10) and in front of the fertilizer application device (40) and behind the cockpit (10). A stand (420) provided with a frame (400) and provided with a rotating shaft portion (421) that can be rotated up and down at a position on the rear side of the frame (400) and above the fertilizer application device (40). ) Is arranged , the work vehicle.
前記苗トレイ(50)の左右両端の育苗ポット(51)の外側面が、前記作用部材(334)に当接している間は、前記第1姿勢をとり、前記苗トレイ(50)の左右両端の育苗ポット(51)の外側面が前記作用部材(334、334)に当接していない間は、前記第2姿勢をとり、前記ステアリングハンドル(11)の上方の前記フレーム(400)に、GPS受信アンテナ(410)が取付られていることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 The action member (334, 334) for switching between the first posture and the second posture is configured as the guide member (330L, 330R),
While the outer surfaces of the seedling raising pots (51) at the left and right ends of the seedling tray (50) are in contact with the acting member (334), the first posture is maintained and the left and right ends of the seedling tray (50) are kept. while the outer surface of the seedling pots (51) is not in contact with the acting member (334, 334), Ri preparative said second position, said above the frame of the steering wheel (11) (400), working vehicle according to claim 1 GPS receiving antenna (410) is characterized that you have been attached.
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