JP6736882B2 - 立体造形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、体造形装に関する。
従来から、3次元の立体物を造形する手法として、インクジェット法、溶融物堆積法、ラピッド・プロトタイピイング法、インクジェットバインダ法、光造形法、及び粉末焼結法などが知られている。このような立体造形手法では、造形対象の立体物の3次元の形状を示す3次元形状情報を用いて、当該立体物を造形することが一般的である。
上述した3次元形状情報の作成手法としては、造形対象の立体物の見本となる造形物を測定して作成する方法、造形対象の立体物を示す3次元の画像データから作成する方法、及び造形対象の立体物を示す2次元の画像データに高さ情報を付与して作成する方法などが挙げられる。
例えば特許文献1には、2次元の画像データに対して色相の範囲を指定し、当該2次元の画像データから指定された色相の範囲に含まれる領域を抽出し、抽出した領域に対して当該領域の色相に対応する転写濃度を設定することで、2次元の画像データに高さ情報を付与することが開示されている。
このように特許文献1に開示された技術では、2次元の画像データから、ユーザが高さ情報を付与したい領域が抽出されるように、色相の範囲を指定する必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、2次元の画像データ上の色を利用せず、一般的な色相環のデータを利用して、色相の範囲を指定する。つまり特許文献1に開示された技術では、高さ情報を付与したい領域における色相の範囲をユーザ自身で予想し、予想した色相の範囲を一般的な色相環のデータを利用して指定することになる。
このため特許文献1に開示された技術では、指定した色相の範囲を、高さ情報を付与したい領域における色相の範囲に最初から近づけることが難しく、高さ情報を付与したい領域を簡易に抽出することが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像データ上の高さ情報を設定したい領域を簡易に選択することができる体造形装を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる立体造形装置は、立体画像の画像データおよび高さ情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記画像データから前記立体画像の色情報を層毎に生成する色情報生成部と、前記取得部により取得れた前記画像データと前記高さ情報とに基づいて、層毎の層情報を生成する層情報生成部と、前記層情報生成部により生成された前記層情報に基づいて、記録媒体上に色のない立体画像の層を形成するとともに、前記色情報生成部により生成された前記色情報に基づいて、前記記録媒体上に色を有するインクを積層する造形部と、を備える。
本発明によれば、画像データ上の高さ情報を設定したい領域を簡易に選択することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の立体造形システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態のコントローラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態のヘッドユニットの機械的構成の一例を示す模式図である。 図4は、本実施形態の情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態の立体造形システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、本実施形態の高さ情報を生成するための画面の一例を示す図である。 図7は、本実施形態の高さ情報設定手法の一例の説明図である。 図8は、本実施形態の高さ情報設定手法の一例の説明図である。 図9は、本実施形態の高さ情報設定手法の一例の説明図である。 図10は、本実施形態の高さ情報設定手法の一例の説明図である。 図11は、本実施形態の高さ情報設定手法の一例の説明図である。 図12は、本実施形態の高さ情報設定手法の一例の説明図である。 図13は、本実施形態の色情報の一例を示す図である。 図14は、本実施形態の色情報の一例を示す図である。 図15は、本実施形態の高さ情報の一例を示す図である。 図16は、本実施形態の層情報の生成手法の一例を示す説明図である。 図17は、本実施形態の立体画像の造形手法の一例の説明図である。 図18は、本実施形態の立体画像の造形手法の一例の説明図である。 図19は、本実施形態の立体画像の造形手法の一例の説明図である。 図20は、本実施形態の立体画像の造形手法の一例の説明図である。 図21は、本実施形態の高さ情報の生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図22は、本実施形態の出力物の生産処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図23は、図22に示すフローチャートのステップS107の造形処理の一例を示すフローチャートである。 図24は、変形例1のヘッドユニットの機械的構成の一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理装置、立体造形装置及び立体造形システムの実施形態を詳細に説明する。以下では、立体造形装置として、記録媒体に対し、造形剤として紫外線硬化インク(活性エネルギー線硬化インク)をピエゾ方式のインクジェットヘッドから吐出することにより、記録媒体上に立体画像を造形するインクジェット記録装置を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
なお、記録媒体は、立体画像を造形可能であればどのような媒体であってもよく、例えば、記録紙やキャンバスなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、造形剤は、紫外線硬化インクに限定されるものでなく、積層完了後に造形剤同士が混ざらずかつ形状安定性が得られる造形剤であればどのようなものであってもよい。また、造形剤は、積層時に液状又はゲル状であってもよい。また、造形剤は、自然又は熱により軟化又は硬化するインクであってもよい。
図1は、本実施形態の立体造形システム1の概略構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、立体造形システム1は、立体造形装置5と、情報処理装置200と、を備える。なお、立体造形装置5と情報処理装置200とは、どのような接続形態で接続されていてもよく、例えば、ネットワークを介した接続であってもよいし、通信ケーブルなどを用いた接続であってもよい。
図1に示すように、立体造形装置5は、エンジン10と、コントローラ100と、を備える。
エンジン10は、記録媒体上に立体画像を造形(形成)するものである。具体的には、エンジン10が備えるヘッドユニット15から紫外線硬化インクを吐出して記録媒体上に積層させていくことにより、記録媒体上に立体画像を造形する。
コントローラ100は、記録媒体上に立体画像を造形(形成)させるための制御を行うものである。具体的には、コントローラ100は、立体画像を造形するための情報を生成し、生成した情報に基づいてエンジン10に立体画像を造形させる。
図2は、本実施形態のコントローラ100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、コントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置101と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの主記憶装置102と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置103と、ディスプレイなどの表示装置104と、タッチパネルやキースイッチなどの入力装置105と、通信インタフェースなどの通信装置106と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
図3は、本実施形態のヘッドユニット15の機械的構成の一例を示す模式図である。図3に示すように、ヘッドユニット15は、インクジェットヘッド14と、紫外線照射装置13と、を有する。
インクジェットヘッド14は、記録媒体16に対し、紫外線硬化インクを吐出するノズル列11を有する。図3では、ノズル列11が、ホワイト(W)の紫外線硬化インクを吐出するノズル11W、クリアー(CL)の紫外線硬化インクを吐出するノズル11CL、イエロー(Y)の紫外線硬化インクを吐出するノズル11Y、マゼンタ(M)の紫外線硬化インクを吐出するノズル11M、シアン(C)の紫外線硬化インクを吐出するノズル11C、及びブラック(K)の紫外線硬化インクを吐出するノズル11Kで構成されている場合を例示しているが、ノズル列11の構成は、これに限定されるものではない。例えば、ノズル列11は、ノズル11CLを含まなくてもよい。また、ノズル11W、ノズル11CL、ノズル11Y、ノズル11C、ノズル11M、及びノズル11Kの数は、それぞれ1つ以上であれば、いくつであってもよい。
なお、詳細は後述するが、紫外線硬化インクのうち、ホワイト(W)及びクリアー(CL)は、立体画像の形状の造形に用いられ、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びブラック(K)は、立体画像の色の形成に用いられる。
紫外線照射装置13は、インクジェットヘッド14により記録媒体16上に積層された紫外線硬化インク12に対し、紫外線である硬化光13bを照射する照射部13aを有する。記録媒体16上に積層された紫外線硬化インク12は、紫外線照射装置13から照射される硬化光13bにより、硬化される。
本実施形態では、記録媒体16が矢印B方向(副走査方向)で搬送される。そして記録媒体16が所定位置まで搬送されると、記録媒体16の搬送が停止され、記録媒体16に対するインクジェットヘッド14による紫外線硬化インクの吐出が開始される。
具体的には、ヘッドユニット15は、矢印A方向(副走査方向)に移動しながら、副走査方向と直交する主走査方向を往復移動し、記録媒体16(詳細には、記録媒体16の描画領域)に対し、インクジェットヘッド14から紫外線硬化インクを吐出させるとともに、紫外線照射装置13から硬化光13bを照射させる。
ヘッドユニット15は、記録媒体16に対し、1層分の紫外線硬化インクを積層させると、元の位置に移動し、n(n≧2)層分の紫外線硬化インクを積層させるまで、上述した動作を繰り返す。
そして、記録媒体16に対し、n層分の紫外線硬化インクが積層され、立体画像が造形されると、記録媒体16の矢印B方向での搬送が再開され、立体画像が造形された記録媒体16が立体造形装置5から出力される。
但し、ヘッドユニット15の吐出動作は、上記方式に限定されるものではない。例えば、ヘッドユニット15を固定した状態で、記録媒体16(詳細には、記録媒体16を固定したテーブルユニット等)を矢印B方向に搬送しながら、副走査方向と直交する主走査方向を往復移動させ、ヘッドユニット15は、記録媒体16に対し、インクジェットヘッド14から紫外線硬化インクを吐出させるとともに、紫外線照射装置13から硬化光13bを照射させるようにしてもよい。この場合、記録媒体16に対し、1層分の紫外線硬化インクが積層されると、記録媒体16を元の位置に搬送し、n(n≧2)層分の紫外線硬化インクを積層させるまで、上述した動作が繰り返される。
図1に戻り、情報処理装置200は、立体画像の画素毎の高さを示す高さ情報を生成するものであり、例えば、PC(Personal Computer)などの端末装置が挙げられる。なお、高さ情報は、立体画像の形状の造形に使用される。
図4は、本実施形態の情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、情報処理装置200は、CPUなどの制御装置201と、ROMやRAMなどの主記憶装置202と、HDDやSSDなどの補助記憶装置203と、ディスプレイなどの表示装置204(表示部の一例)と、タッチパネルやキースイッチなどの入力装置205と、通信インタフェースなどの通信装置206と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
図5は、本実施形態の立体造形システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、情報処理装置200は、画像データ記憶部251と、表示制御部253と、受付部255と、選択部257と、変換部259と、高さ情報設定部261と、出力部263と、を含む。また図5に示すように、立体造形装置5は、取得部151と、色情報生成部153と、層情報生成部155と、搬送制御部157と、移動制御部159と、造形部161と、を含む。
画像データ記憶部251は、例えば、主記憶装置202又は補助記憶装置203などにより実現できる。表示制御部253、受付部255、選択部257、変換部259、及び高さ情報設定部261は、例えば、制御装置201及び主記憶装置202などにより実現できる。出力部263は、例えば、制御装置201、主記憶装置202、及び通信装置206などにより実現できる。
取得部151は、例えば、制御装置101、主記憶装置102、及び通信装置106などにより実現できる。色情報生成部153、層情報生成部155、及び搬送制御部157は、例えば、制御装置101及び主記憶装置102などにより実現できる。移動制御部159及び造形部161は、例えば、ヘッドユニット15などにより実現できる。
画像データ記憶部251は、立体画像の画像データを記憶する。立体画像の画像データは、例えば、立体画像で再現される(立体画像のモデルとなる)立体物を撮像した画像データが挙げられる。例えば、立体画像で再現される立体物が絵画であれば、立体画像の画像データは、当該絵画を撮像した画像データが挙げられる。本実施形態では、立体画像の画像データがRGBの画像データである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、YMCKの画像データであってもよい。
表示制御部253は、表示装置204に各種画面を表示する。本実施形態では、表示制御部253は、画像データ記憶部251に記憶されている立体画像の画像データから当該立体画像の画素毎の高さを示す高さ情報を生成するための画面を表示装置204に表示する。例えば、表示制御部253は、図6に示すような画面301を表示装置204に表示する。
以下、図6に示す画面301を参照しながら、表示制御部253、受付部255、選択部257、変換部259、及び高さ情報設定部261の動作を説明する。
受付部255は、入力装置205から各種操作入力を受け付ける。具体的には、受付部255は、入力装置205から、ユーザが入力装置205に対して行った操作に該当する情報(信号)を受け付ける。
受付部255は、高さ情報生成対象の立体画像の画像データの指定を受け付ける。例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域310に配置された「ファイル」ボタンを選択し、高さ情報生成対象の立体画像の画像データ(ファイル)を指定する操作を行うと、受付部255は、高さ情報生成対象の立体画像の画像データの指定を受け付ける。
この場合、表示制御部253は、立体画像の画像データを表示装置204に表示する。例えば、表示制御部253は、受付部255により高さ情報生成対象の立体画像の画像データの指定が受け付けられると、画面301の領域320及び330に、指定された画像データを表示する。
なお、受付部255は、表示装置204に表示された画像データ内の部分領域の指定を受け付けてもよい。例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域340に配置された「矩形選択」を選択し、領域330に表示された画像データに対して矩形を指定する操作を行うと、受付部255は、矩形の指定を、画像データ内の部分領域の指定として受け付ける。
この場合、表示制御部253は、指定された部分領域を表示装置204に表示する。例えば、表示制御部253は、受付部255により画像データ内の部分領域の指定が受け付けられると、指定された部分領域を領域330に表示する。つまり、領域330に表示されている画像データが、指定された部分領域に該当する部分の画像データに置き換えられる。この際、部分領域は、領域330のサイズに合わせて表示される。
なお、例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域340に配置された「拡大」を選択する操作を行うと、受付部255は、この操作を受け付け、表示制御部253は、領域330に表示された画像データを拡大して表示する。
同様に、例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域340に配置された「縮小」を選択する操作を行うと、受付部255は、この操作を受け付け、表示制御部253は、領域330に表示された画像データを縮小して表示する。
また受付部255は、表示装置204に表示された画像データ上の任意の点の指定を受け付ける。例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域330に表示された画像データにおいて、高さ情報を付与したい領域内の任意の点を指定する操作を行うと、受付部255は、当該任意の点の指定を受け付ける。
この場合、表示制御部253は、指定された任意の点に対応する3次元色空間上の色を表示装置204に表示する。例えば、表示制御部253は、指定された任意の点に対応する3次元色空間上の色を、画面301の領域350における基準色として表示する。なお、3次元色空間は、どのような色空間であってもよく、例えば、Lab色空間、HSV色空間、及びRGB色空間などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また受付部255は、指定された任意の点に基づく3次元色空間上の色範囲の指定を受け付ける。例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域350に表示されたスライダを操作したり、画面301の領域350に表示された彩度及び明度のパレットなどを選択したりすることで、指定された任意の点に対応する3次元色空間上の色(基準色)を基準に調整された3次元色空間上の色範囲の指定を受け付ける。
なお、指定される3次元色空間上の色範囲は、指定された任意の点に対応する3次元色空間上の色を包含する色範囲を想定しているが、これに限定されず、指定された任意の点に対応する3次元色空間上の色を包含しない色範囲であってもよい。
この場合、選択部257は、立体画像の画像データ上で、指定された色範囲に含まれる色を有する領域を選択する。また変換部259は、選択部257により選択された領域の階調値が高くなるように、立体画像の画像データを階調変換し、階調変換画像データを生成する。例えば、変換部259は、選択部257により選択された領域が有する色の階調値が高くなり、選択部257により選択されなかった領域が有する色の階調値が低くなるようなグレースケール変換を立体画像の画像データに施す。なお、特定色の階調値を高くするようなグレースケール変換は、公知技術であるため、詳細な説明は省略する。
そして表示制御部253は、変換部259により生成された階調変換画像データを表示装置204に表示する。例えば、表示制御部253は、画面301の領域320に表示されている画像データに対応する階調変換画像データを画面301の領域360に表示し、画面301の領域330に表示されている画像データに対応する階調変換画像データを画面301の領域370に表示する。
なお、領域360及び領域370に表示される階調変換画像データは、2次元表示であっても3次元表示であってもよいが、3次元表示であればより好ましい。また、領域360及び領域370に表示される階調変換画像データは、カラー表示であってもモノカラー表示であってもよい。
高さ情報設定部261は、選択部257により選択された領域に高さ情報を設定する。本実施形態では、高さ情報を設定する手法として、以下の3手法を例に取り説明するが、これらに限定されるものではない。なお、以下の3手法を単独で用いるのではなく組み合わせてもよい。
第1の手法では、受付部255は、表示装置204に表示された階調変換画像データ上で選択部257により選択された領域における頂点の指定を受け付けるとともに、当該頂点の高さの指定を受け付ける。例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域370に表示された階調変換画像データにおいて、選択部257により選択された領域における頂点を指定する操作を行うと、受付部255は、当該頂点の指定を受け付ける。更に、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域380に表示されたスピンボタンにおいて、指定した頂点の高さを指定する操作を行うと、受付部255は、当該頂点の高さの指定を受け付ける。
この場合、高さ情報設定部261は、指定された頂点の高さに基づき当該頂点の周囲の高さを決定する第1の高さ決定ロジックに基づいて、選択部257により選択された領域に高さ情報を設定する。
第1の高さ決定ロジックとしては、例えば、頂点の高さと頂点までの距離(平面上の距離)との比率に応じて頂点の周囲の高さを決定するロジックが挙げられる。この場合、選択部257により選択された領域の高さは、第1の高さ決定ロジックが線形のロジックであれば、錐体を形成し、頂点の高さが高いほど急峻となる。但し第1の高さ決定ロジックは、線形のロジックに限定されず、非線形のロジックであってもよい。
例えば、図7に示すように、選択部257により選択された領域400に対し、頂点411が指定され、頂点411の高さとして「127」が指定されたとする。なお、領域400は、円領域であるものとする。この場合、高さ情報設定部261は、第1の高さ決定ロジックを用いると、領域400に対し、領域400の高さが円錐410を形成するように、図8に示すような高さを設定する。なお、図8では、頂点411の高さが「127」であり、頂点411との平面上の距離が長くなるほど高さが低くなることを表している。
また、図7に示すように、選択部257により選択された領域400に対し、頂点421が指定され、頂点421の高さとして「187」が指定されたとする。この場合、高さ情報設定部261は、第1の高さ決定ロジックを用いると、領域400に対し、領域400の高さが円錐420を形成するように、図9に示すような高さを設定する。なお、図9では、頂点421の高さが「187」であり、頂点421との平面上の距離が長くなるほど高さが低くなることを表している。
また、図7に示すように、選択部257により選択された領域400に対し、頂点431が指定され、頂点431の高さとして「47」が指定されたとする。この場合、高さ情報設定部261は、第1の高さ決定ロジックを用いると、領域400に対し、領域400の高さが円錐430を形成するように、図10に示すような高さを設定する。なお、図10では、頂点431の高さが「47」であり、頂点431との平面上の距離が長くなるほど高さが低くなることを表している。
このように、第1の高さ決定ロジックでは、図8〜図10、又は円錐410〜430を比較すれば明らかなとおり、頂点の高さを高くするほど錐体の傾斜が急になり、頂点の高さを低くするほど錐体の傾斜が緩くなる。
第2の手法では、受付部255は、選択部257により選択された領域に第2の高さ決定ロジックで高さ情報を設定する旨の操作を受け付ける。この場合、高さ情報設定部261は、任意の階調値に対応する高さを決定する第2の高さ決定ロジックに基づいて、選択部257により選択された領域に高さ情報を設定する。
第2の高さ決定ロジックとしては、例えば、階調値が高くなるほど高さを高く決定するロジックが挙げられる。例えば、高さ情報設定部261は、図11に示すような、階調値と高さとを対応付けたテーブルを用いて、選択部257により選択された領域の各画素に対し、階調値に対応付けられた高さを設定する。この場合、階調値に応じて図12に示すような高さが設定される。
第3の手法では、受付部255は、選択部257により選択された領域に対する高さの指定を受け付ける。例えば、ユーザが、入力装置205を用いて、画面301の領域380に表示されたスピンボタンにおいて、高さを指定する操作を行い、「一括付与」ボタンを選択すると、受付部255は、選択部257により選択された領域に対する高さの指定を受け付ける。
この場合、高さ情報設定部261は、選択部257により選択された領域全体に指定された高さを示す高さ情報を設定する。この手法では、選択部257により選択された領域の高さは、柱体を形成する。
そして表示制御部253は、領域360に表示された階調変換画像データ、及び領域370に表示された階調変換画像データに高さ情報設定部261により設定された高さ情報を付与して表示する。なお、2次元表示の場合は、濃い薄いで高さを表し(例えば、濃いほど高い、薄いほど低い)、3次元表示の場合は、設定された高さ情報が示す高さを3次元で表せばよい。
なお選択部257は、受付部255により色範囲の指定が受け付けられる毎に、画像データ上で領域を選択し、高さ情報設定部261は、選択部257により領域が選択される毎に、選択された領域に高さ情報を設定する動作を繰り返す。
また、表示制御部253は、受付部255により部分領域の指定が受け付けられる毎に、指定された部分領域を表示し、受付部255は、表示制御部253により部分領域が表示される毎に、表示された部分領域上で、任意の点の指定を受け付けるとともに、色範囲の指定を受け付け、選択部257は、受付部255により色範囲の指定が受け付けられる毎に、部分領域上で領域を選択し、高さ情報設定部261は、選択部257により領域が選択される毎に、選択された領域に高さ情報を設定する動作を繰り返す。
また、高さ情報設定部261は、高さ情報が設定された領域を有する部分領域が複数存在する場合、複数の部分領域に設定されている高さ情報を任意のタイミングで統合する。なお、任意のタイミングは、新たな部分領域への高さ情報の設定を完了したタイミング、即ち、部分領域への高さ情報の設定が完了する毎であってもよいし、全ての部分領域への高さ情報の設定が完了したタイミング、即ち、全ての部分領域への高さ情報の設定が完了した際であってもよい。
その後、例えば、画面301の領域310に配置された「ファイル」ボタンが選択され、高さ情報の保存操作が行われると、高さ情報が保存される。
出力部263は、立体画像の画像データに設定された高さ情報を立体造形装置5に出力する。本実施形態では、出力部263は、立体造形装置5から立体画像の画像データ及び高さ情報の取得が要求されると、立体画像の画像データ及び高さ情報を立体造形装置5に出力する。
取得部151は、立体画像の画像データ及び高さ情報を取得する。具体的には、取得部151は、情報処理装置200に立体画像の画像データ及び高さ情報の取得を要求し、情報処理装置200から立体画像の画像データ及び高さ情報を取得する。
色情報生成部153は、取得部151により取得された立体画像の画像データに基づいて、立体画像の画素毎の色を示す色情報を生成する。例えば、色情報生成部153は、取得部151により取得されたRGBの画像データをCMYKの画像データに色変換することで、色情報を生成する。なお、RGBからCMYKへの色変換(色空間変換)は、公知技術を用いればよい。但し、生成された色情報は、立体画像の造形に使用されるため、立体画像の造形に特有の処理を追加してもよい。
図13及び図14は、本実施形態の色情報の一例を示す図である。本実施形態では、図13に示すように、色情報は、1層分の情報を想定している。これは、色を積層する際に色を重ねてしまうと、色の再現性が劣化してしまうためである。従って、図14に示すように、複数層分の色情報が生成された場合には、原則、1層目の色情報を使用し、2層目より上位層の色情報は使用しない。つまり、本実施形態では、色情報は、2次元の情報を想定している(但し、図13及び図14では、1次元で図示している)。
なお、図13に示す例では、符号Yは、画素(以下、「ドット」と称する場合もある)の色がイエローであることを示し、符号Cは、画素の色がシアンであることを示し、符号Mは、画素の色がマゼンタであることを示し、符号Kは、画素の色がブラックであることを示す。以下では、符号Yが付された画素と同一模様の画素の色はイエローを示し、符号Cが付された画素と同一模様の画素の色はシアンを示し、符号Mが付された画素と同一模様の画素の色はマゼンタを示し、符号Kが付された画素と同一模様の画素の色はブラックを示すものとする。
図15は、本実施形態の高さ情報の一例を示す図である。本実施形態では、図15に示すように、高さ情報は、複数層の情報である。つまり、本実施形態では、高さ情報は、3次元の情報であり(但し、図15では、2次元で図示している)、多くは、図15に示すように、底辺を基とするピラミッド形状を示す情報である。
層情報生成部155は、立体画像を造形するための層毎の画素の配置を示す層情報(スライス情報)を生成する。
図16は、本実施形態の層情報の生成手法の一例を示す説明図である。本実施形態では、層情報生成部155は、図16に示すように、高さ情報が示すドット上に、色情報生成部153により生成された色情報が示すドットを配置することで、層情報の元となる立体画像情報を生成する。そして層情報生成部155は、立体画像情報を層毎に分離することで、層毎の画素の配置を示す層情報(図16に示す例では4層の層情報)を生成する。更に層情報生成部155は、生成した層情報を、形状用のドットの配置を示す形状層情報と、色用のドットの配置を示す色層情報と、に分離する。なお、図16に示す例では、最上位の4層目の層情報は、色層情報のみで構成されている。
搬送制御部157は、ヘッドユニット15により立体画像の造形が行われる記録媒体の搬送を制御する。
移動制御部159は、ヘッドユニット15の移動を制御する。
造形部161は、層情報生成部155により生成された層毎の層情報に基づいて、記録媒体上に紫外線硬化インクを積層させ、立体画像を造形する。なお、造形部161は、立体画像の形状の造形には、色情報が示す色と異なる色の紫外線硬化インクを用いる。本実施形態では、造形部161は、立体画像の形状の造形には、ホワイト(W)の紫外線硬化インクを用いるものとするが、これに限定されるものではなく、クリアー(CL)の紫外線硬化インクを用いてもよいし、ホワイト(W)の紫外線硬化インクとクリアー(CL)の紫外線硬化インクとを混ぜて用いてもよい。
また本実施形態では、造形部161は、色層情報に基づく紫外線硬化インクの積層を、同一層の形状層情報よりもm(mは1以上の自然数)層分遅らせて行う。ここでは、図16に示す層情報を例に取り、m=1の場合の積層手法について説明する。但し、積層手法についてはこれに限定されるものではない。
最初に、造形部161は、図17に示すように、ホワイト(W)の紫外線硬化インクを用いて、1層目の形状層情報が示すドット441を記録媒体上に積層する。
次に、造形部161は、図18に示すように、ホワイト(W)の紫外線硬化インクを用いて、2層目の形状層情報が示すドット451をドット441上に積層するとともに、イエロー(Y)の紫外線硬化インクを用いて、1層目の色層情報が示すドット442を記録媒体上に積層する。
次に、造形部161は、図19に示すように、ホワイト(W)の紫外線硬化インクを用いて、3層目の形状層情報が示すドット461をドット451上に積層するとともに、イエロー(Y)の紫外線硬化インクを用いて、2層目の色層情報が示すドット452をドット441上に積層する。
最後に、造形部161は、図20に示すように、シアン(C)の紫外線硬化インクを用いて、3層目の色層情報が示すドット462をドット451上に積層するとともに、マゼンタ(M)の紫外線硬化インクを用いて、4層目の色層情報が示すドット472をドット461上に積層する。
図21は、本実施形態の高さ情報の生成処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、表示制御部253は、受付部255により高さ情報生成対象の立体画像の画像データの指定が受け付けられると、画面301の領域320及び330に、指定された画像データを表示する(ステップS011)。
続いて、受付部255は、領域330に表示された画像データ内の部分領域を指定する部分領域指定操作を受け付けると(ステップS013でYes)、表示制御部253は、領域330に表示された画像データのうち指定された部分領域を領域330に表示する(ステップS015)。
なお、受付部255が、部分領域指定操作を受け付けない場合(ステップS013でNo)、ステップS015の処理は行われない。
続いて、受付部255は、領域330に表示された画像データにおいて、高さ情報を付与したい領域内の任意の点を指定する操作、及び指定された任意の点に基づく3次元色空間上の色範囲を指定する色範囲指定操作を受け付けるまで待機する(ステップS017でNo)。
そして受付部255が色範囲指定操作を受け付けると(ステップS017でYes)、選択部257は、立体画像の画像データ上で、指定された色範囲に含まれる色を有する領域を選択する(ステップS019)。
続いて、変換部259は、選択部257により選択された領域の階調値が高くなるように、立体画像の画像データを階調変換し、階調変換画像データを生成する(ステップS021)。
続いて、表示制御部253は、領域320に表示されている画像データに対応する階調変換画像データを画面301の領域360に表示し、画面301の領域330に表示されている画像データに対応する階調変換画像データを画面301の領域370に表示する(ステップS023)。
続いて、受付部255は、選択部257により選択された領域に高さ情報を設定する高さ情報設定操作を受け付けるまで待機する(ステップS025でNo)。
そして受付部255が高さ情報設定操作を受け付けると(ステップS025でYes)、高さ情報設定部261は、高さ情報設定操作で指定された手法で、選択部257により選択された領域に高さ情報を設定する(ステップS027)。
続いて、高さ情報の設定が継続される場合(ステップS029でYes)、ステップS013へ戻り、高さ情報の設定を終了する場合(ステップS029でNo)、高さ情報設定部261は、高さ情報が設定された領域を有する部分領域が複数存在すれば、複数の部分領域に設定されている高さ情報を統合し、立体画像の画像データの高さ情報とする。
図22は、本実施形態の出力物の生産処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、取得部151は、情報処理装置200から、立体画像の画像データ及び高さ情報を取得する(ステップS101)。
続いて、色情報生成部153は、取得部151により取得された立体画像の画像データに基づいて、立体画像の画素毎の色を示す色情報を生成する(ステップS103)。
続いて、層情報生成部155は、色情報生成部153により生成された色情報及び取得部151により取得された高さ情報に基づいて、立体画像を造形するための層毎の層情報を生成する(ステップS105)。
続いて、造形部161は、層情報生成部155により生成された層毎の層情報に基づいて、記録媒体上に紫外線硬化インクを積層させ、補正された立体画像を造形する造形処理を行う(ステップS107)。
図23は、図22に示すフローチャートのステップS107の造形処理の一例を示すフローチャートである。なお、図23に示す例では、i(iは2以上の自然数)−mが0以下の場合、色層情報に基づく紫外線硬化インクの積層は行われないものとする。また、nは最上位層であり、mは、前述の通り、1以上の自然数である。
まず、造形部161は、紫外線硬化インクを用いて、1層目の形状層情報が示すドットを記録媒体上に積層する(ステップS201)。
続いて、造形部161は、紫外線硬化インクを用いて、2層目の形状層情報が示すドットを1層目の形状層情報が示すドット上に積層するとともに、2−m層目の色層情報が示すドットを記録媒体上に積層する(ステップS203)。
以下、造形部161は、i=n−1となるまで、紫外線硬化インクを用いて、i層目の形状層情報が示すドットをi−1層目の形状層情報が示すドット上に積層するとともに、i−m層目の色層情報が示すドットを記録媒体又はi−m−1層目の形状層情報が示すドット上に積層する。ここでは、iは3から始まり、処理が行われる毎に、値がインクリメントされる。
続いて、造形部161は、紫外線硬化インクを用いて、n層目の形状層情報が示すドットをn−1層目の形状層情報が示すドット上に積層するとともに、n−m層目の色層情報が示すドットをn−m−1層目の形状層情報が示すドット上に積層する(ステップS205)。
最後に造形部161は、紫外線硬化インクを用いて、n−m+1層目の色層情報が示すドット〜n層目の色層情報が示すドットをそれぞれ、n−m層目の形状層情報が示すドット上〜n−1層目の形状層情報が示すドット上に積層する(ステップS207)。
以上のように、本実施形態では、まず、画像データ上の任意の点の指定を受け付け、その後、指定された任意の点に対応する3次元色空間上の色(基準色)を基準に調整された3次元色空間上の色範囲の指定を受け付ける。このため本実施形態によれば、高さ情報を設定したい領域における3次元色空間上の色(基準色)を基準に色範囲を指定でき、指定した色範囲を、高さ情報を設定したい領域における色範囲に最初から近づけやすくできるので、画像データ上の高さ情報を設定したい領域を簡易に選択することができる。
また本実施形態によれば、色範囲を指定することにより選択された領域に高さ情報を設定することを繰り返したり、高さ情報の設定手法を使い分けて高さ情報を設定したりすることで、緻密な形状を示す高さ情報の生成が可能となり、造形対象の立体物の見本となる造形物や画像データから想像されるイメージとの形状一致性、凹凸感、及び色再現性を得られやすくできる。
特に本実施形態によれば、部分領域毎に、色範囲を指定することにより選択された領域に高さ情報を設定することを繰り返したり、高さ情報の設定手法を使い分けて高さ情報を設定したりすることで、画像の部分形状の最適化が可能となるので、より緻密な形状を示す高さ情報の生成が可能となり、造形対象の立体物の見本となる造形物や画像データから想像されるイメージとの形状一致性、凹凸感、及び色再現性をより得られやすくできる。
このため本実施形態によれば、一般的な立体造形の際に課題となる以下のような問題も解決できる。
(1)似通った色やコントラストの低い画像では凹凸感が出しにくい。
(2)複雑な色でランダムに構成されるイラストや絵画のような画像では、色相情報や明度、彩度だけから形状データを生成すると、形状データに凹凸感が出過ぎて複雑になり過ぎたりして、元となる3次元造形物との形状の一致性・再現性が低下してしまう。
(3)元となる3次元造形物が無く2次元の画像データから3次元形状データを生成する場合は、2次元画像データから想像できるイメージと3次元造形物の凹凸感の不一致による乖離が発生してしまう場合がある。
(4)凹凸感の不一致は2次元のカラーデータを付与したときに顕在化される凹凸による陰影にも影響を与え、見た目の色再現性の低下にもつながる。
また本実施形態では、色情報は、1層分の情報であり、立体画像を造形する際に、色情報が示すドットとして形成された紫外線硬化インクが、他の色情報が示すドットとして形成された紫外線硬化インクと重ねて積層されることがないため、立体画像の色再現性を向上させることができる。
また本実施形態では、同一層の形状層情報に対する色層情報に基づく紫外線硬化インクの積層の遅れを少なくするほど、ヘッドユニット15からの紫外線硬化インクの吐出距離を短くできるため、立体画像の造形精度を向上させることができる。
また本実施形態では、同一層の形状層情報に対する色層情報に基づく紫外線硬化インクの積層の遅れを多くするほど、イエロー(Y)、シアン(C)、及びマゼンタ(M)などの色を形成する紫外線硬化インクに紫外線である硬化光を照射する回数を減らせるため、これらの紫外線硬化インクの劣化を防止でき、立体画像の色再現性をより向上させることができる。
(変形例1)
上記実施形態では、インクジェット方式について説明したが、変形例1では、溶融物堆積法で行う場合のヘッドユニット1015の機械的構成について説明する。
図24は、変形例1のヘッドユニット1015の機械的構成の一例を示す模式図である。図24に示すように、ヘッドユニット1015は、溶融(サーマル)ヘッド1020を有する。
溶融ヘッド1020は、溶融インク1023を有し、溶融インク1023を加熱することで、記録媒体16に対し、溶融インク1023を出力する。溶融インク1023は、インクジェット方式と同様、ホワイト(W)、クリアー(CL)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びブラック(K)の溶融インクで構成される。
(変形例2)
上記実施形態では、造形部161は、立体画像の形状の造形に、色情報が示す色と異なる色の紫外線硬化インクを用いる例について説明したが、立体画像の形状のうち色情報が示す色が積層される部分の造形には、色情報が示す色と異なる色の紫外線硬化インクを用い、当該部分以外の造形には、いずれの色の紫外線硬化インクを用いるようにしてもよい。このようにすれば、立体画像の色再現性を向上させつつ、立体画像の造形速度を向上させることができる。
(変形例3)
上記実施形態では、立体画像の表面部を全て色情報が示す色で覆う例について説明したが、立体画像の表面部の一部分に色が付されるような場合であれば、立体画像の表面部の色が付される部分を色情報が示す色で覆うようにすればよい。
(変形例4)
上記実施形態では、層情報の生成をコントローラ100で行う場合を例に取り説明したが、層情報の生成までを情報処理装置200で行うようにしてもよい。この場合、色情報生成部153及び層情報生成部155を情報処理装置200が備えるようにし、取得部151が、情報処理装置200から層情報を取得するようにすればよい。
また、上記実施形態では、情報処理装置200で高さ情報を生成する例について説明したが、立体造形装置5(コントローラ100)で行うようにしてもよい。この場合、情報処理装置200が備える構成を立体造形装置5(コントローラ100)が備えるようにすればよい。また、立体造形装置5(コントローラ100)で高さ情報を生成する場合に、ユーザインタフェースのみ(操作入力及び画面表示のみ)を情報処理装置200で行い、それ以外を立体造形装置5(コントローラ100)で行うようにしてもよい。
(プログラム)
上記実施形態及び各変形例の情報処理装置200及び立体造形装置5で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の情報処理装置200及び立体造形装置5で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の情報処理装置200及び立体造形装置5を、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の情報処理装置200及び立体造形装置5で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の情報処理装置200及び立体造形装置5で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 立体造形システム
5 立体造形装置
10 エンジン
11 ノズル列
13 紫外線照射装置
13a 照射部
14 インクジェットヘッド
15 ヘッドユニット
100 コントローラ
101 制御装置
102 主記憶装置
103 補助記憶装置
104 表示装置
105 入力装置
106 通信装置
151 取得部
153 色情報生成部
155 層情報生成部
157 搬送制御部
159 移動制御部
161 造形部
200 情報処理装置
201 制御装置
202 主記憶装置
203 補助記憶装置
204 表示装置
205 入力装置
206 通信装置
251 画像データ記憶部
253 表示制御部
255 受付部
257 選択部
259 変換部
261 高さ情報設定部
263 出力部
特許第4337571号公報

Claims (7)

  1. 立体画像の画像データおよび高さ情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記画像データから前記立体画像の色情報を層毎に生成する色情報生成部と、
    前記取得部により取得れた前記画像データと前記高さ情報とに基づいて、層毎の層情報を生成する層情報生成部と、
    前記層情報生成部により生成された前記層情報に基づいて、記録媒体上に色のない立体画像の層を形成するとともに、前記色情報生成部により生成された前記色情報に基づいて、前記記録媒体上に色を有するインクを積層する造形部と、
    を備える立体造形装置。
  2. 前記造形部は、前記立体画像の層および該立体画像の層より下層のインクを同じタイミングで積層する請求項1に記載の立体造形装置。
  3. 前記色のない立体画像は、白、無色、または白と無色とを混ぜたもので構成される請求項1又は2に記載の立体造形装置。
  4. 前記造形部は、前記立体画像の層および前記積層するインクをドットとして形成する請求項1〜3のいずれか一項に記載の立体造形装置。
  5. 前記インクは紫外線硬化インクである請求項1〜4のいずれか一項に記載の立体造形装置。
  6. 前記画像データを表示部に表示する表示制御部をさらに有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の立体造形装置。
  7. 前記表示部に表示された画像データ上の任意の点の指定を受け付けるとともに、当該任意の点に基づく3次元色空間上の色範囲の指定を受け付ける受付部をさらに有する請求項6に記載の立体造形装置。
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