JP6736009B2 - 毛髪化粧料吐出容器及びその使用方法 - Google Patents
毛髪化粧料吐出容器及びその使用方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6736009B2 JP6736009B2 JP2016097988A JP2016097988A JP6736009B2 JP 6736009 B2 JP6736009 B2 JP 6736009B2 JP 2016097988 A JP2016097988 A JP 2016097988A JP 2016097988 A JP2016097988 A JP 2016097988A JP 6736009 B2 JP6736009 B2 JP 6736009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- movable
- hair cosmetic
- discharge container
- hair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Brushes (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
本開示の一態様は、操作用カバーが、本体部の側面における側板部に覆われない部分を手で把持している状態で当該把持している手の残りの指の先端を載置するための窪み部を有していてもよい。このような構成によれば、本体部の側面における側板部に覆われない部分を手で把持しつつ、把持している手の残りの指の先端で操作用カバーを押し下げる操作を行いやすくすることができる。
[第1実施形態]
図1に示す第1実施形態の毛髪化粧料吐出容器1は、毛髪化粧料組成物としての染毛剤を、ユーザが自身の毛髪に塗布するための吐出容器であって、床面に自立するように載置可能な形状である。以下の説明では、毛髪化粧料吐出容器1が水平面に自立するように載置された状態(図1に示す状態)を基準として上下方向を表現している。
本体部3の容器本体31に染毛剤が収容された状態において、前述した移動操作が行われることにより、ポンプ機構により収容空間から染毛剤が吸引され、櫛部421から外部へ吐出される。その後、可動部4を移動操作による外力から解放する解放操作が行われることにより、可動部4が元の位置に復帰する。つまり、移動操作が再度可能な状態となる。
・机の上面や床面など毛髪化粧料吐出容器1以外の物体に容器本体31の下面を当接させて本体部3の移動を規制した状態で、側板部412の外周面を手で把持して可動部4を矢印Dの方向へ移動させることにより、外力を可動部4に加える第1の操作(図2参照)。なお、本体部3の移動の規制は、例えば可動部4を操作する手とは逆の手で行うようにしてもよい。以下の説明においても同様である。
(1A)可動部4が、本体部3の上部を覆う操作用カバー41を備え、操作用カバー41には、本体部3の側面における一部を全周から覆う側板部412が形成されている。したがって、複数種類の移動操作が可能となり、毛髪化粧料吐出容器1の操作性を高めることができる。例えば、ポンプ機構を用いない吐出構造として、可撓性のある胴部を圧迫することにより内容物が吐出されるスクイズ容器を用いた構成が知られているが、胴部を圧迫する操作は、吐出量の調整がしづらく、根元へ適量塗布できずに満足のいく染め上がりが得られない。また、特に高齢者にとっては疲れを感じやすい。これに対し、本実施形態の構成によれば、吐出量の調整がしやすいだけでなく、使用状況に応じて操作をしやすくすることができる。
図4に示す第2実施形態の毛髪化粧料吐出容器2は、基本的な構成は第1実施形態の毛髪化粧料吐出容器1と同様であるため、共通する構成については符号を流用するとともに説明を省略する。
本体部5の容器本体51に染毛剤が収容された状態において、移動操作が行われることにより、ポンプ機構により収容空間から染毛剤が吸引され、櫛部421から外部へ吐出される。その後、可動部6を移動操作による外力から解放する解放操作が行われることにより、可動部6が元の位置に復帰する。つまり、更なる移動操作が可能な状態となる。
・机の上面や床面など毛髪化粧料吐出容器2以外の物体に容器本体51の下面を当接させて本体部5の移動を規制した状態で、側板部612の外周面を手で把持して可動部6を矢印Dの方向へ移動させることにより、外力を可動部6に加える第1の操作(図6参照)。
(2A)操作用カバー61に窪み部613が形成されているため、本体部5の側面における側板部612に覆われない部分を手で把持しつつ、把持している手の残りの指の先端で操作用カバー61を押し下げる操作を行いやすくすることができる。特に、窪み部613が天板部611から側板部612にかけて形成され、載置面の下端部が操作用カバー61における下端部付近に位置するため、本体部5の側面を把持している手の残りの指の先端で可動部6を押し下げる操作を行いやすくすることができる。すなわち、可動部6の側面を手で把持して可動部6を移動させる操作を行いやすくするためには、側板部612の幅(上下方向の長さ)がある程度必要となる。ただし、側板部612の幅が大きくなるほど、本体部5の側面を把持している手の残りの指の先端で可動部6の上面を押し下げる操作を行う際に、本体部5の側面を把持している指に側板部612が干渉しやすくなる。この点、本実施形態の構成では、窪み部613が天板部611から側板部612にかけて形成され、載置面の下端部が操作用カバー61における下端部付近に位置するため、本体部5の側面を把持している手の残りの指の先端が載置面に届きやすくなる。したがって、可動部6の側面を手で把持して可動部6を移動させる操作の操作性と、本体部5の側面を把持している手の残りの指で可動部6の上面を押し下げる操作の操作性と、を両立させることができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2)上記実施形態では、HVD容器用いた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、容器の内部に内袋を備えるデラミ容器が用いられていてもよい。HVD容器又はデラミ容器であれば、容器の向きに関係なく染毛剤を吐出することができるという利点がある。ただし、容器はHVD容器又はデラミ容器に限定されるものではなく、通常の容器が用いられてもよい。
Claims (4)
- 毛髪化粧料組成物の収容空間を内部に有する本体部と、
前記本体部の上部において前記本体部に対して上下方向に往復移動可能に設けられた可動部と、
を備え、前記可動部を前記本体部側に移動させる向きの外力を前記可動部に加える移動操作及び前記可動部を当該外力から解放して元の位置に復帰させる解放操作のうち少なくとも一方の操作に伴い、ポンプ機構により前記収容空間から前記収容空間に収容された前記毛髪化粧料組成物が吸引されて外部へ吐出され、前記移動操作と前記解放操作とが繰り返されるように構成された毛髪化粧料吐出容器であって、
前記可動部は、前記本体部の上部を覆う操作用カバーを備え、
前記操作用カバーは、前記本体部の側面における一部を覆う側板部を備え、
前記操作用カバーは、前記本体部の側面における前記側板部に覆われない部分を手で把持している状態で当該把持している手の残りの指の先端を載置するための窪み部を有し、
前記操作用カバーは、前記操作用カバーの上面側から見て前記操作用カバーの上面における中央部を挟むように2本の指の載置するための、前記側板部から突出する肩部を有し、
前記可動部は、前記本体部に対して、前記本体部の側面における前記側板部に覆われない部分を手で把持しつつ、当該把持している手の残りの指の先端を前記窪み部に載置した状態で、上下方向に往復移動可能に構成されている、
毛髪化粧料吐出容器。 - 請求項1に記載の毛髪化粧料吐出容器であって、
前記可動部は、前記毛髪化粧料組成物を毛髪に塗布するための塗布部を更に備え、
前記塗布部は、
複数の櫛歯を有する櫛部と、
前記本体部から前記櫛部へ前記毛髪化粧料組成物を供給するための内部流路を形成する棒状部と、
を備え、
前記棒状部は、前記操作用カバーの上面の中心位置に対して偏った位置から上方へ延びるように配置されている、毛髪化粧料吐出容器。 - 請求項2に記載の毛髪化粧料吐出容器であって、
前記櫛部は、前記操作用カバーの上面における前記中心位置に対する前記棒状部が偏って配置される向きに、前記櫛歯の先端が向くように設けられている、毛髪化粧料吐出容器。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の毛髪化粧料吐出容器の使用方法であって、
前記移動操作を行う手順と、
前記解放操作を行う手順と、
を含み、
前記移動操作として、
前記本体部の移動を規制した状態で、前記可動部の側面を手で把持して前記可動部を移動させることにより、前記外力を前記可動部に加える第1の操作と、
前記本体部の移動を規制した状態で、前記可動部の上面を押すことにより、前記外力を前記可動部に加える第2の操作と、
前記本体部の側面を手で把持しつつ、把持している手の残りの指で前記可動部の上面を押し下げることにより、前記外力を前記可動部に加える第3の操作と、
の3種類の操作のうち前記第1の操作を含む少なくとも1種類の操作を選択的に行い得る、毛髪化粧料吐出容器の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016097988A JP6736009B2 (ja) | 2016-05-16 | 2016-05-16 | 毛髪化粧料吐出容器及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016097988A JP6736009B2 (ja) | 2016-05-16 | 2016-05-16 | 毛髪化粧料吐出容器及びその使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017205164A JP2017205164A (ja) | 2017-11-24 |
JP6736009B2 true JP6736009B2 (ja) | 2020-08-05 |
Family
ID=60416314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016097988A Active JP6736009B2 (ja) | 2016-05-16 | 2016-05-16 | 毛髪化粧料吐出容器及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6736009B2 (ja) |
-
2016
- 2016-05-16 JP JP2016097988A patent/JP6736009B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017205164A (ja) | 2017-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200473939Y1 (ko) | 고무배출패드를 구비한 파운데이션 용기 | |
CN109068839B (zh) | 双重毛刷 | |
JP6736009B2 (ja) | 毛髪化粧料吐出容器及びその使用方法 | |
KR20090011481U (ko) | 마사지 부재가 구비된 화장품 용기 | |
JP6082505B1 (ja) | 化粧品容器 | |
US20170318936A1 (en) | Cosmetic product article comprising a stamp | |
KR200480195Y1 (ko) | 액상화장품과 고형화장품이 분리 사용되는 화장품 용기 | |
JP2008081123A (ja) | トリガースプレー、及びそれを備えたスプレー容器 | |
WO2013135340A2 (de) | Anordnung zum auftragen von nagelgelen und zum aushärten von nagelgelen mit einer lichtquelle | |
JP2002165630A (ja) | 毛染用具 | |
WO2014032866A1 (en) | Device for packaging and application by means of a pipette | |
KR101688623B1 (ko) | 튜브형 화장품 용기 | |
KR20120000457U (ko) | 화장품 도포 용기 | |
KR102065015B1 (ko) | 리필 가능한 내용기를 포함하는 화장품 용기 | |
JP6155082B2 (ja) | 化粧料塗布具 | |
KR102079083B1 (ko) | 듀얼 콤팩트 용기 | |
JP2001158462A (ja) | 液体容器 | |
GB2534275A (en) | A device for fluid application | |
KR200463502Y1 (ko) | 매니큐어액 도포용 미용도구 | |
JP4407255B2 (ja) | 毛髪化粧料塗布容器 | |
US20210330057A1 (en) | Cosmetic carrying case and applicator | |
KR102145268B1 (ko) | 화장용 파우더 용기 | |
JP3167313U (ja) | 流体吐出具及び毛染め用具 | |
JP3083360U (ja) | 粉末状化粧料入り化粧料容器 | |
JP5941212B1 (ja) | 軟膏塗布器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6736009 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |