JP6735938B1 - データ処理装置、データ処理システム、データ退避方法およびプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ退避方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

PLC(1)は、揮発性メモリ(200)と、不揮発性メモリ(300)と、ASIC(100)と、蓄電回路(410)と、不揮発性メモリ用電源制御回路(430)と、揮発性メモリ用電源制御回路(420)と、を備える。ASIC(100)は、主電源からの電力の供給停止を表す信号を取得し、信号の取得に応じて、揮発性メモリ(200)からデータを取得し、取得したデータを一時退避用揮発性メモリに一時的に記憶させ、一時退避用揮発性メモリに一時的に記憶させたデータを不揮発性メモリ(300)に格納する。揮発性メモリ用電源制御回路(420)は、ASIC(100)が信号を取得すると、蓄電回路(410)から揮発性メモリ(200)への電力の供給を開始し、ASIC(100)が揮発性メモリ(200)から一時退避用揮発性メモリへのデータの一時退避を完了すると、蓄電回路(410)から揮発性メモリ(200)への電力の供給を停止する。

Description

本発明は、データ処理装置、データ処理システム、データ退避方法およびプログラムに関する。
高速処理を実行するデータ処理装置は、処理対象または処理結果のデータを揮発性メモリに格納するため、なんらかの原因で電力の供給が遮断された場合にデータが消失するリスクがある。そこで、揮発性メモリに格納されているデータを退避する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、予期しない電源消失のイベントが発生した場合に、バックアップ電源から供給される電力を使って揮発性メモリに格納されたデータを、コントローラの保存部を経由して不揮発性メモリに保存する情報処理システムが開示されている。
特開2018−156131号公報
特許文献1に記載された技術では、揮発性メモリから不揮発性メモリへデータを退避する際に、揮発性メモリと、保存部を含むコントローラと、不揮発性メモリとにバックアップ電源から電力を供給し続けるため、バックアップ電源の電力量を増やすために、蓄電素子の容量を多くするか高価なものとする必要があり、データ処理装置の設計の制約を引き起こすか、またはコストが増える。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電力の供給が遮断された場合のデータ退避に必要なバックアップ電源の容量を少なくすることができるデータ処理装置、データ処理システム、データ退避方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のデータ処理装置は、揮発性データ記憶部と、退避用不揮発性記憶部と、制御部と、バックアップ電源部と、第1電源制御部と、第2電源制御部と、定期格納用不揮発性記憶部と、回数記録部と、を備える。揮発性データ記憶部は、主電源から電力を供給されてデータを記憶する。退避用不揮発性記憶部は、揮発性データ記憶部に記憶されたデータを退避するためのものである。制御部は、揮発性データ記憶部に記憶されたデータを一時的に記憶するための一時退避用揮発性記憶部と、主電源からの電力の供給停止を表す信号を取得し、信号の取得に応じて、揮発性データ記憶部からデータを取得し、取得したデータを一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させたデータを退避用不揮発性記憶部に格納するデータ退避制御部と、を含む。バックアップ電源部は、主電源からの電力の供給が停止した場合に、揮発性データ記憶部と退避用不揮発性記憶部と制御部とに電力を供給するためのものである。第1電源制御部は、制御部が信号を取得すると、バックアップ電源部から制御部および退避用不揮発性記憶部への電力の供給を開始する。第2電源制御部は、制御部が信号を取得すると、バックアップ電源部から揮発性データ記憶部への電力の供給を開始し、制御部が揮発性データ記憶部から一時退避用揮発性記憶部へのデータの一時退避を完了すると、バックアップ電源部から揮発性データ記憶部への電力の供給を停止する。定期格納用不揮発性記憶部は、退避用不揮発性記憶部とは異なる。回数記録部は、揮発性データ記憶部におけるデータの格納領域ごとにデータの書き込みが実行された回数を記録する。制御部は、あらかじめ決められた間隔で、揮発性データ記憶部に格納されたデータであって回数があらかじめ定められた基準値未満の格納領域に格納されたデータを、定期格納用不揮発性記憶部に格納する定期格納制御部をさらに含む。データ退避制御部は、信号の取得に応じて、定期格納制御部が定期格納用不揮発性記憶部にデータを格納した後に揮発性データ記憶部に書き込まれたデータと、回数があらかじめ定められた基準値以上の格納領域に格納されたデータと、を含むデータを取得し、取得したデータを一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させたデータを退避用不揮発性記憶部に格納する。
本発明によれば、揮発性データ記憶部から一時退避用揮発性記憶部へのデータの一時退避を完了すると、バックアップ電源部から揮発性データ記憶部への電力の供給を停止することによって、揮発性データ記憶部から退避用不揮発性記憶部へデータを退避する際に使用するバックアップ電源の容量を少なくすることができる。
本発明の実施の形態1に係るPLCのハードウェア構成図 本発明の実施の形態1に係るASICのハードウェア構成図 本発明の実施の形態1に係るデータ退避処理のフローチャート 本発明の実施の形態2に係るPLCのハードウェア構成図 本発明の実施の形態2に係るASICのハードウェア構成図 本発明の実施の形態2に係るデータ格納処理のフローチャート 本発明の実施の形態3に係るASICのハードウェア構成図 本発明の実施の形態3に係るデータ書き込み処理のフローチャート 本発明の実施の形態3に係るデータ格納処理のフローチャート 本発明の実施の形態4に係る制御システムのハードウェア構成図 本発明の実施の形態4に係る退避可否通知処理のフローチャート
(実施の形態1)
以下、本発明のデータ処理装置をPLC(Programmable Logic Controller)に適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るPLC1は、各種機器を制御するための装置である。PLC1は、各種機器に関する大量のデータを取得して記憶し、記憶したデータを高速に処理する。具体的に、PLC1は、図1に示されるように、データ処理を実行する制御ユニット10と、制御ユニット10への電力の供給を制御する電源ユニット20と、を備える。また、PLC1は、サーボアンプ、サーボモータ等を制御するためのモーションユニット、装置のON/OFF信号の受け渡しを実行するための入出力ユニット、センサを含むアナログデバイスとの間でデータを入出力するためのアナログユニット、上位の情報システム、他の制御システム等に接続するためのネットワークユニット等の、その他の図示しないユニットをさらに備えても良い。
制御ユニット10は、特定用途向けの電子回路を集積したASIC(Application Specific Integrated Circuit)100と、揮発性の記憶媒体である揮発性メモリ200と、不揮発性の記憶媒体である不揮発性メモリ300と、バックアップ用の電力を供給するバックアップ回路400と、を備える。
ASIC100は、特定用途向けの電子回路を集積した集積回路である。ASIC100は、電源ユニット20から電線31を介して供給される電力によって駆動して、通信線41を介して接続されている揮発性メモリ200からデータを取得する。ASIC100の内部のハードウェア構成については後述する。ASIC100は、請求の範囲に記載された制御部の一例である。
揮発性メモリ200は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。揮発性メモリ200には、ASIC100の処理対象である各種機器のデータ、ASIC100が実行する処理を規定するプログラム等が格納されている。揮発性メモリ200には、電線31を介して電源ユニット20から電力が供給されている。揮発性メモリ200は、請求の範囲に記載された揮発性データ記憶部の一例である。
不揮発性メモリ300は、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)、ReRAM(Resistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置である。不揮発性メモリ300は、データの退避先として機能する。不揮発性メモリ300は、通信線42を介してASIC100と接続されている。不揮発性メモリ300は、請求の範囲に記載された退避用不揮発性記憶部の一例である。
バックアップ回路400は、データ退避用の電力を供給する電子回路である。具体的には、バックアップ回路400は、電力を供給する蓄電回路410と、揮発性メモリ200に供給する電力を制御する揮発性メモリ用電源制御回路420と、不揮発性メモリ300に供給する電力を制御する不揮発性メモリ用電源制御回路430と、を備える。
蓄電回路410は、データ退避用の電力を供給するための蓄電回路である。蓄電回路410は、電源ユニット20と電線37を介して接続されている。具体的には、蓄電回路410は、コンデンサを備える。そして、蓄電回路410のコンデンサには、電源ユニット20から電力が供給され、電荷が蓄積される。蓄電回路410は、電線35を介して揮発性メモリ用電源制御回路420と接続されている。また、蓄電回路410は、電線36を介して不揮発性メモリ用電源制御回路430と接続されている。蓄電回路410は、請求の範囲に記載されたバックアップ電源部の一例である。
揮発性メモリ用電源制御回路420は、揮発性メモリ200に供給する電力を制御する電子回路である。揮発性メモリ用電源制御回路420は、信号線51を介してASIC100と接続されている。また、揮発性メモリ用電源制御回路420は、電線32を介して揮発性メモリ200と接続されている。具体的には、揮発性メモリ用電源制御回路420は、リレー素子を備える。リレー素子は、ASIC100から電源制御信号が送信されている間はONとなり、電源制御信号が送信されていない間はOFFとなる。リレー素子がONとなると、電線32と電線35が接続されて、揮発性メモリ200に電力が供給される。リレー素子がOFFとなると、電線32と電線35とが切断されて、揮発性メモリ200に電力が供給されない。揮発性メモリ用電源制御回路420は、請求の範囲に記載された第2電源制御部の一例である。
不揮発性メモリ用電源制御回路430は、不揮発性メモリ300およびASIC100に供給する電力を制御する電子回路である。不揮発性メモリ用電源制御回路430は、信号線52を介してASIC100と接続されている。また、不揮発性メモリ用電源制御回路430は、電線33を介して不揮発性メモリ300と接続され、電線34を介してASIC100と接続されている。具体的には、不揮発性メモリ用電源制御回路430は、リレー素子を備える。リレー素子は、ASIC100から電源制御信号が送信されている間はONとなり、電源制御信号が送信されていない間はOFFとなる。リレー素子がONとなると、電線33と電線36とが接続されるとともに、電線34と電線36とが接続されて、不揮発性メモリ300およびASIC100に電力が供給される。リレー素子がOFFとなると、電線33と電線36とが切断されるとともに、電線34と電線36とが切断されて、不揮発性メモリ300およびASIC100に電力が供給されない。不揮発性メモリ用電源制御回路430は、請求の範囲に記載された第1電源制御部の一例である。
電源ユニット20は、制御ユニット10に電力を供給する電源装置である。電源ユニット20は、商用電源を入力する電源入力回路21と、停電を検出する停電検出回路22と、停電時に電力を供給する蓄電回路23と、を備える。
電源入力回路21は、商用電源に接続されている。そして、電源入力回路21は、商用電源から供給された電力を、電線31を介して制御ユニット10のASIC100および揮発性メモリ200に供給し、電線37を介して蓄電回路410に供給する。
停電検出回路22は、電源入力回路21と接続され、電源入力回路21への商用電源の電力の供給を監視し、電力の供給が停止したことを検出すると、信号線53を介して制御ユニット10のASIC100に電力の供給停止を表す電源断信号を送信する。
蓄電回路23は、バッテリ、コンデンサ等の電荷を蓄積する回路である。蓄電回路23には、一時的に電力を供給するための一定量の電荷が蓄積され、蓄電回路23は、電源入力回路21からの電力の供給が停止した場合に、蓄積された電荷を放出して、電線31を介して制御ユニット10のASIC100および揮発性メモリ200に電力を供給する。これによって、ASIC100および揮発性メモリ200は、電源入力回路21からの電力の供給が停止した場合でも、直ちに動作を停止せず、一定時間動作することが可能となる。
次に、ASIC100のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。
ASIC100は、データ処理を実行するCPU110と、電源断信号を受信する電源断信号受信回路120と、データ退避を制御するデータ退避制御回路130と、データを一時的に退避するための一時退避用揮発性メモリ140と、電源制御信号を送信する電源制御信号送信回路150と、を備える。
CPU110は、データ処理を実行するプロセッサである。CPU110は、通信線41を介して揮発性メモリ200からプログラムおよびデータを読み出して、プログラムに規定された処理を実行する。
電源断信号受信回路120は、電源断信号を受信する電子回路である。電源断信号受信回路120は、データ退避制御回路130および電源制御信号送信回路150と通信可能に接続されている。電源断信号受信回路120は、電源ユニット20の停電検出回路22から電源断信号を受信すると、データ退避制御の開始をデータ退避制御回路130に要求するとともに、電源制御信号の送信の開始を電源制御信号送信回路150に要求する。
データ退避制御回路130は、データ退避を制御する電子回路である。具体的には、
データ退避制御回路130は、電源断信号受信回路120からデータ退避処理の開始を要求する信号を受信すると、通信線41を介して揮発性メモリ200からデータを読み出して、一時退避用揮発性メモリ140に読み出したデータを書き込む。そして、データ退避制御回路130は、一時退避用揮発性メモリ140へのデータの書き込みが完了すると、揮発性メモリ用電源制御回路420への電源制御信号の送信の停止を電源制御信号送信回路150に要求する。また、データ退避制御回路130は、一時退避用揮発性メモリ140に書き込んだデータを読み出して、不揮発性メモリ300に書き込む。そして、データ退避制御回路130は、不揮発性メモリ300へのデータの書き込みが完了すると、不揮発性メモリ用電源制御回路430への電源制御信号の送信の停止を電源制御信号送信回路150に要求する。データ退避制御回路130は、請求の範囲に記載されたデータ退避制御部の一例である。
一時退避用揮発性メモリ140は、一時的にデータを退避するための揮発性メモリである。一時退避用揮発性メモリ140は、データ退避制御回路130と通信可能に接続されている。一時退避用揮発性メモリ140は、請求の範囲に記載された一時退避用揮発性記憶部の一例である。
電源制御信号送信回路150は、揮発性メモリ用電源制御回路420および不揮発性メモリ用電源制御回路430に電源制御信号を送信する。具体的には、電源制御信号送信回路150は、電源断信号受信回路120から電源制御信号の送信の開始を要求されると、揮発性メモリ用電源制御回路420および不揮発性メモリ用電源制御回路430への電源制御信号の送信を開始する。また、電源制御信号送信回路150は、データ退避制御回路130から、揮発性メモリ用電源制御回路420または不揮発性メモリ用電源制御回路430への電源制御信号の送信の停止を要求されると、揮発性メモリ用電源制御回路420または不揮発性メモリ用電源制御回路430への電源制御信号の送信を停止する。
次に、PLC1がデータを退避する動作について、図面を参照して説明する。
電源ユニット20は、正常動作においては、ASIC100、揮発性メモリ200おおよび蓄電回路410に電力を供給している。ASIC100のCPU110は、電源ユニット20から供給された電力によって駆動され、揮発性メモリ200に格納されたデータを読み出してデータ処理を実行する。そして、なんらかの異常が発生して電力の供給が停止すると、電源ユニット20の停電検出回路22は、電源の停止を検出して、電源断信号をASIC100に送信する。すると、電源ユニット20の蓄電回路23は、ASIC100および揮発性メモリ200に電力を供給する。電源ユニット20は、請求の範囲に記載された主電源の一例である。
ASIC100は、電源断信号が送信されると、図3に示されるデータ退避処理を開始する。また、ASIC100は、蓄電回路23に蓄積された電荷の範囲内で、一定時間、電力を供給される。具体的には、ASIC100の電源断信号受信回路120は、電源ユニット20から電源断信号を受信する(ステップS11)。そして、電源断信号受信回路120は、電源制御信号送信回路150に電源制御信号の送信を要求するとともに、データ退避制御回路130にデータ退避処理の開始を要求する。続いて、電源制御信号送信回路150は、電源制御信号の送信を開始する(ステップS12)。具体的には、電源制御信号送信回路150は、揮発性メモリ用電源制御回路420および不揮発性メモリ用電源制御回路430のそれぞれに対する電源制御信号の送信を開始する。バックアップ回路400の揮発性メモリ用電源制御回路420と、不揮発性メモリ用電源制御回路430とは、電源制御信号を受信している間、揮発性メモリ200、不揮発性メモリ300およびASIC100に対して蓄電回路410からの電力を供給する。
ASIC100は、蓄電回路410と接続後にバックアップ回路400から供給される電力によって駆動される。そしてASIC100のデータ退避制御回路130は、揮発性メモリ200のデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込む(ステップS13)。具体的には、データが格納された揮発性メモリ200のデータの格納領域を特定するメモリアドレスの一覧を取得して、取得したメモリアドレスごとのデータを読み出す。そして、読み出したデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込む。
続いて、データ退避制御回路130は、揮発性メモリ200のすべてのデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込んだか否かを判定する(ステップS14)。具体的には、データ退避制御回路130は、メモリアドレスごとの一時退避用揮発性メモリ140への書き込みが完了すると、揮発性メモリ200のメモリアドレスの一覧の最後のメモリアドレスが処理中のメモリアドレスであるか否かを判定することによって、すべてのデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込んだか否かを判定する。そして、データ退避制御回路130は、揮発性メモリ200のすべてのデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込んでいないと判定すると(ステップS14:No)、ステップS13の処理に戻り、次のメモリアドレスに格納されたデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込む。
データ退避制御回路130は、揮発性メモリ200のすべてのデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込んだと判定すると(ステップS14:Yes)、揮発性メモリ用電源制御回路420への電源制御信号の送信の停止を電源制御信号送信回路150に要求する。そして、電源制御信号送信回路150は、揮発性メモリ用電源制御回路420への電源制御信号の送信を停止する(ステップS15)。バックアップ回路400の揮発性メモリ用電源制御回路420は、電源制御信号の送信が停止されると、揮発性メモリ200に対する蓄電回路410からの電力の供給を遮断する。ステップS14およびステップS15の処理は、請求の範囲に記載された電源制御ステップの一例である。
続いて、データ退避制御回路130は、一時退避用揮発性メモリ140のデータを不揮発性メモリ300に書き込む(ステップS16)。具体的には、データが格納された一時退避用揮発性メモリ140のメモリアドレスの一覧を取得して、取得したメモリアドレスごとのデータを読み出す。そして、読み出したデータを不揮発性メモリ300に書き込む。ステップS13およびステップS16の処理は、請求の範囲に記載された退避ステップの一例である。
続いて、データ退避制御回路130は、一時退避用揮発性メモリ140のすべてのデータを不揮発性メモリ300に書き込んだか否かを判定する(ステップS17)。具体的には、データ退避制御回路130は、メモリアドレスごとの不揮発性メモリ300への書き込みが完了すると、一時退避用揮発性メモリ140のメモリアドレスの一覧の最後のメモリアドレスが処理中のメモリアドレスであるか否かを判定することによって、すべてのデータを不揮発性メモリ300に書き込んだか否かを判定する。そして、データ退避制御回路130は、一時退避用揮発性メモリ140のすべてのデータを不揮発性メモリ300に書き込んでいないと判定すると(ステップS17:No)、ステップS16の処理に戻り、次のメモリアドレスに格納されたデータを不揮発性メモリ300に書き込む。
データ退避制御回路130は、一時退避用揮発性メモリ140のすべてのデータを不揮発性メモリ300に書き込んだと判定すると(ステップS17:Yes)、不揮発性メモリ用電源制御回路430への電源制御信号の送信の停止を電源制御信号送信回路150に要求する。そして、電源制御信号送信回路150は、不揮発性メモリ用電源制御回路430への電源制御信号の送信を停止する(ステップS18)。バックアップ回路400の不揮発性メモリ用電源制御回路430は、電源制御信号の送信が停止されると、不揮発性メモリ300およびASIC100に対する蓄電回路410からの電力の供給を遮断する。
このようにして、PLC1は、なんらかの異常によって電源ユニット20から制御ユニット10への電力の供給が停止した場合に、バックアップ回路400から電力を供給して、揮発性メモリ200に格納されたデータを不揮発性メモリ300に格納することができる。
本実施の形態に係るPLC1は、揮発性メモリ200に格納されたデータをASIC100の一時退避用揮発性メモリ140に書き込む処理が完了すると、揮発性メモリ200への電力の供給を停止する。例えば、退避元である揮発性メモリ200のデータをASIC100の一時退避用揮発性メモリ140に書き込み、ASIC100の一時退避用揮発性メモリ140のデータを不揮発性メモリ300に書き込み、当該書き込みが完了してから揮発性メモリ200への電力の供給を停止する構成とすると、比較的に容量の多いコンデンサを使用する必要がある。しかし、本実施の形態に係るPLC1は、退避元である揮発性メモリ200のデータをASIC100の一時退避用揮発性メモリ140に書き込み完了した段階で揮発性メモリ200への電力の供給を停止するため、バックアップ回路400が備えるべきコンデンサの容量を、従来技術よりも少なくできる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、揮発性メモリ200のすべてのデータを不揮発性メモリ300に格納する例を示した。実施の形態2では、運用中に定期的にデータを格納するための不揮発性メモリと、電源停止発生時にデータを格納するための不揮発性メモリの2つの退避先にデータを格納する例を示す。本実施の形態では、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
本実施の形態に係る制御ユニット10は、図4に示されるように、定期的にデータを格納するための定期格納用不揮発性メモリ310と、電源停止発生時にデータを退避するための退避用不揮発性メモリ320と、をさらに備える。
定期格納用不揮発性メモリ310は、定期的にデータを格納するための不揮発性の記憶装置である。定期格納用不揮発性メモリ310は、通信線43を介してASIC100と接続されている。また、定期格納用不揮発性メモリ310には、電線31を介して電源ユニット20から電力が供給されている。定期格納用不揮発性メモリ310は、請求の範囲に記載された定期格納用不揮発性記憶部の一例である。
退避用不揮発性メモリ320は、電源停止発生時にデータを退避するための不揮発性の記憶装置である。退避用不揮発性メモリ320は、通信線44を介してASIC100と接続されている。また、退避用不揮発性メモリ320は、電線38を介して不揮発性メモリ用電源制御回路430と接続されている。退避用不揮発性メモリ320は、請求の範囲に記載された退避用不揮発性記憶部の一例である。
次に、本実施の形態に係るASIC100のハードウェア構成について、図5を参照して説明する。
本実施の形態に係るASIC100は、定期的なデータの格納を制御する定期格納制御回路160と、退避データのメモリアドレスを表す情報を格納するための退避アドレス用揮発性メモリ161と、をさらに備える。
定期格納制御回路160は、揮発性メモリ200のデータを定期的に定期格納用不揮発性メモリ310に格納する制御を行う電子回路である。具体的には、定期格納制御回路160は、定期的に、例えば1日ごとに、揮発性メモリ200のデータを定期格納用不揮発性メモリ310に格納する。また、定期格納制御回路160は、定期格納用不揮発性メモリ310へのデータの格納が完了すると、退避アドレス用揮発性メモリ161に格納された情報を削除する。定期格納制御回路160は、請求の範囲に記載された定期格納制御部の一例である。
退避アドレス用揮発性メモリ161は、退避データのメモリアドレスを表す情報を格納するための揮発性メモリである。CPU110は、運用中に揮発性メモリ200にデータを書き込むと、書き込んだデータのメモリアドレスを表す情報を退避アドレス用揮発性メモリ161に書き込む。
データ退避制御回路130は、退避する対象のデータを、退避アドレス用揮発性メモリ161に書き込まれたメモリアドレスに対応するデータに限定して、退避用不揮発性メモリ320をデータ退避先とする退避処理を、実施の形態1と同様に実行する。
次に、本実施の形態に係るPLC1の動作について、図面を参照して説明する。
電源ユニット20は、正常動作においては、ASIC100、揮発性メモリ200、蓄電回路410および定期格納用不揮発性メモリ310に電力を供給している。ASIC100のCPU110は、電源ユニット20から供給された電力によって駆動され、揮発性メモリ200に格納されたデータを読み出してデータ処理を実行する。そして、CPU110は、揮発性メモリ200にデータを書き込む処理、すなわちデータの登録または更新処理を実行すると、書き込んだデータのメモリアドレスを表す情報を退避アドレス用揮発性メモリ161に格納する。
一方、定期格納制御回路160は、定期的に、例えば1日ごとに、図6に示されるデータ格納処理を開始する。定期格納制御回路160は、データ格納処理を開始すると、揮発性メモリ200のデータを定期格納用不揮発性メモリ310に書き込む(ステップS21)。
続いて、定期格納制御回路160は、退避アドレス用揮発性メモリ161の情報を削除する(ステップS22)。そして、定期格納制御回路160は、データ格納処理を終了する。
一方、データ退避制御回路130は、図3に示されるデータ退避処理のステップS13およびステップS14における対象データを、揮発性メモリ200のすべてのデータとする代わりに、揮発性メモリ200のデータのうち、退避アドレス用揮発性メモリ161に格納された情報に含まれるメモリアドレスに対応するデータとする。
本実施の形態に係るPLC1によれば、データ退避処理の対象データが、揮発性メモリ200に格納されたデータのうち、定期格納用不揮発性メモリ310に格納されていないデータに限定される。これによって、データ退避処理の処理時間が短くなり、バックアップ回路400の蓄電回路410に蓄積すべき電荷が少なくなる。さらに、揮発性メモリ200に格納されたデータの更新頻度に応じて、退避用不揮発性メモリ320に必要なデータ容量も少なくなる。また、定期格納用不揮発性メモリ310は、電源ユニット20から電力が供給されている間にデータが格納されるため、退避用不揮発性メモリ320よりも低速の不揮発性メモリで良い。
本実施の形態において、データ格納処理を定期的に実行する例を示したが、あらかじめ実行するタイミングが規定されていれば良い。例えば、時間単位で規定されていても良いし、CPU110が実行するプログラムの実行回数を単位として規定されていても良い。
(実施の形態3)
実施の形態2では、定期格納用不揮発性メモリ310に揮発性メモリ200のデータをすべて格納する例を示した。実施の形態3では、定期格納用不揮発性メモリ310に格納するデータと退避用不揮発性メモリ320に格納するデータとを区別する例を示す。本実施の形態では、実施の形態2と異なる点を中心に説明する。
本実施の形態に係るASIC100は、図7に示されるように、揮発性メモリ200への書き込み回数をカウントするカウント回路170と、書き込み回数を格納するためのカウント用揮発性メモリ171と、書き込み回数に基づいて格納先を振り分ける格納先振分回路172と、書き込みが低頻度のメモリアドレスを表す情報を格納するための低頻度アドレス用揮発性メモリ173と、書き込みが高頻度のメモリアドレスを表す情報を格納するための高頻度アドレス用揮発性メモリ174と、をさらに備える。
カウント回路170は、揮発性メモリ200への書き込み回数をカウントする電子回路である。カウント回路170は、CPU110およびカウント用揮発性メモリ171と通信可能に接続されている。具体的には、カウント回路170は、CPU110から書き込みを行ったメモリアドレスを表す信号を受信して、当該メモリアドレスに関連付けられた書き込み回数をカウント用揮発性メモリ171に記録する。
カウント用揮発性メモリ171は、書き込み回数を格納するための揮発性メモリである。カウント用揮発性メモリ171は、カウント回路170および格納先振分回路172と通信可能に接続されている。カウント用揮発性メモリ171に格納される情報は、カウント回路170によって書き込まれ、メモリアドレスと書き込み回数が関連付けられた情報である。カウント回路170とカウント用揮発性メモリ171とは、協働して、請求の範囲に記載された回数記録部の一例となる。
格納先振分回路172は、カウント用揮発性メモリ171に基づいて格納先を振り分ける電子回路である。格納先振分回路172は、カウント用揮発性メモリ171、低頻度アドレス用揮発性メモリ173および高頻度アドレス用揮発性メモリ174と通信可能に接続されている。具体的には、格納先振分回路172は、カウント用揮発性メモリ171に格納されたメモリアドレスに関連付けられた書き込み回数の値と、あらかじめ規定された基準値とを比較して、メモリアドレスごとにデータの格納先を決定して、低頻度アドレス用揮発性メモリ173および高頻度アドレス用揮発性メモリ174のいずれかにメモリアドレスを表す情報を格納する。
低頻度アドレス用揮発性メモリ173は、書き込みが低頻度のメモリアドレスを表す情報を格納するための揮発性メモリである。低頻度アドレス用揮発性メモリ173は、CPU110、格納先振分回路172および定期格納制御回路160と通信可能に接続されている。低頻度アドレス用揮発性メモリ173には、カウント用揮発性メモリ171に格納された書き込み回数が基準値未満のメモリアドレスを表す情報が、格納先振分回路172によって格納される。
高頻度アドレス用揮発性メモリ174は、書き込みが高頻度のメモリアドレスを表す情報を格納するための揮発性メモリである。高頻度アドレス用揮発性メモリ174は、格納先振分回路172およびデータ退避制御回路130と通信可能に接続されている。高頻度アドレス用揮発性メモリ174には、カウント用揮発性メモリ171に格納された書き込み回数が基準値以上のメモリアドレスを表す情報が、格納先振分回路172によって格納される。
次に、本実施の形態に係るPLC1の動作について、図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るPLC1は、CPU110が揮発性メモリ200にデータを書き込む処理を実行する際は、図8に示されるデータ書き込み処理を実行する。
CPU110は、揮発性メモリ200にデータを書き込む(ステップS31)。すると、CPU110は書き込んだデータのメモリアドレスを表す信号をカウント回路170に送信する。カウント回路170は、CPU110から信号を受信して、受信した信号に基づいて、CPU110が書き込んだメモリアドレスの書き込み回数に1を加算してカウント用揮発性メモリ171の情報を更新する(ステップS32)。なお、対応するメモリアドレスを表す情報が格納されていなければ、新たに当該メモリアドレスと書き込み回数の値として1を関連付けた情報を格納する。
次に、CPU110は、書き込んだメモリアドレスが低頻度アドレス用揮発性メモリ173に格納されているか否かを判定する(ステップS33)。そして、CPU110は、格納されていると判定すると(ステップS33:Yes)、書き込んだメモリアドレスを表す情報を退避アドレス用揮発性メモリ161に書き込む(ステップS34)。また、CPU110は、格納されていないと判定すると(ステップS33:No)、データ書き込み処理を終了する。
また、本実施の形態に係るPLC1は、定期的に、例えば1日ごとに、図9に示されるデータ格納処理を実行する。
データ格納処理が開始されると、定期格納制御回路160は、揮発性メモリ200のデータのうち、低頻度アドレス用揮発性メモリ173に格納された情報に含まれるメモリアドレスに対応するデータを定期格納用不揮発性メモリ310に書き込む(ステップS41)。そして、定期格納制御回路160は、退避アドレス用揮発性メモリ161の情報を削除する(ステップS42)。
続いて、格納先振分回路172は、低頻度アドレス用揮発性メモリ173の情報を、カウント用揮発性メモリ171に格納された書き込み回数が基準値未満のメモリアドレスを表す情報に更新する(ステップS43)。さらに、格納先振分回路172は、高頻度アドレス用揮発性メモリ174の情報を、カウント用揮発性メモリ171に格納された書き込み回数が基準値以上のメモリアドレスを表す情報に更新する(ステップS44)。その後、PLC1は、データ格納処理を終了する。
一方、データ退避制御回路130は、図3に示されるデータ退避処理のステップS13およびステップS14における対象データを、揮発性メモリ200のデータのうち、(a)退避アドレス用揮発性メモリ161に格納された情報に含まれるメモリアドレスに対応するデータと、(b)高頻度アドレス用揮発性メモリ174に格納された情報に含まれるメモリアドレスに対応するデータの、両方のデータとする。
本実施の形態に係るPLC1によれば、書き込み頻度の高いデータは定期的に定期格納用不揮発性メモリ310には格納せず、電源停止が発生した際に退避用不揮発性メモリ320に退避する。また、書き込み頻度の低いデータは定期的に定期格納用不揮発性メモリ310に格納し、基本的には、退避用不揮発性メモリ320には退避しない。ただし、書き込み頻度の低いデータであっても、定期格納用不揮発性メモリ310に格納した後で、書き込みが行われたデータは、退避アドレス用揮発性メモリ161に当該データのメモリアドレスを表す情報が格納されるため、退避用不揮発性メモリ320に退避される。
したがって、特に、ルーチン化された処理で書き込み頻度の高いデータと低いデータが決まっている場合には、揮発性メモリ200に格納されたデータのうち、書き込み頻度の低いデータだけを定期格納用不揮発性メモリ310に格納するため、定期格納用不揮発性メモリ310のデータ容量を節約できる。また、書き込み頻度の高いデータを定期的に定期格納用不揮発性メモリ310に格納しないことによって、定期的な格納処理がPLC1の実行する各種データの取得、処理等の実行時間に与える影響を小さくできる。
また、書き込み頻度による振り分けと、書き込み頻度のカウントを運用中に行うため、使用状況に応じて適切な振り分けが可能となる。さらに、カウント用揮発性メモリ171に格納された書き込み回数の情報をあらかじめ決められた間隔で、例えば1月ごとに初期化しても良い。このようにすれば、例えば、CPU110のルーチン化された処理内容が途中に変更されて、書き込み頻度の傾向が変化しても、最新の処理内容に対応した振り分けが可能となる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、実施の形態1に係るPLC1の不揮発性メモリ300の空き容量を監視する例を示す。本実施の形態では、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
本実施の形態に係る制御システム3は、図10に示されるように、各種機器を制御するためのPLC1と、各種情報を集約して処理するためのホストコンピュータ2と、を備える。
ホストコンピュータ2は、各種情報を集約して処理する情報処理装置である。具体的には、ホストコンピュータ2には、PLC1の設計、プログラミング、デバッグ、保守等のPLC1を運用するための専用ソフトウェアであるエンジニアリングツールがインストールされている。ユーザの操作を受けて、ホストコンピュータ2は、エンジニアリングツールを起動して、PLC1を運用するための各種機能を実行する。例えば、ホストコンピュータ2は、ユーザが指定した頻度で、PLC1から定期的に運用中の情報を取得する。ホストコンピュータ2は、請求の範囲に記載された情報処理装置の一例である。
具体的には、ホストコンピュータ2は、各種の処理を実行するCPU201と、各種情報を記憶するメモリ202と、情報を送受信するための通信IF(Interface)203と、情報を表示するディスプレイ204と、操作を受け付けるキーボード205と、各種情報を記憶するハードディスクドライブ206と、を備える。
CPU201は、ハードディスクドライブ206に記憶されているエンジニアリングツールをメモリ202に読み出して実行することにより、後述する各種処理を実行する。CPU201は、請求の範囲に記載された判定部の一例である。
メモリ202は、揮発性メモリおよび不揮発性メモリを含み、CPU201の作業領域として用いられる他、ホストコンピュータ2の基本動作のためにCPU201が実行する制御プログラム、BIOS(Basic Input Output System)等を記憶する主記憶装置である。
通信IF203は、ネットワークカード、ネットワークアダプタ等のPLC1との間で情報を通信するための通信機器である。通信IF203は、請求の範囲に記載された情報取得部の一例である。
ディスプレイ204は、液晶パネル、プロジェクタ等の情報を表示するための機器である。ディスプレイ204は、ユーザがキーボード205を操作して情報を入力するために必要な情報、CPU201の処理結果等を表示する。ディスプレイ204は、請求の範囲に記載された表示部の一例である。
キーボード205は、情報を入力するための操作を受ける機器である。
ハードディスクドライブ206は、情報を記憶する補助記憶装置である。ハードディスクドライブ206には、前述のエンジニアリングツール、PLC1から取得した各種情報等が格納される。
PLC1の制御ユニット10は、情報を通信するための通信IF500をさらに備える。
通信IF500は、ホストコンピュータ2との間で情報を通信するための通信回路である。
次に、本実施の形態に係る制御システム3の動作について、図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るPLC1のCPU110は、定期的に、例えば1日ごとに、データ退避制御回路130を介して不揮発性メモリ300の空き容量を表す情報を取得して、取得した情報を、通信IF500を介してホストコンピュータ2に送信する。さらに、CPU110は、揮発性メモリ200に格納されたデータのデータ量を表す情報も取得して、取得した情報を、通信IF500を介してホストコンピュータ2に送信する。
ホストコンピュータ2は、PLC1から情報を受信すると、図11に示される退避可否通知処理を開始する。
ホストコンピュータ2のCPU201は、通信IF203を介して、不揮発性メモリ300の空き容量を表す情報を受信する(ステップS51)。次に、CPU201は、通信IF203を介して、揮発性メモリ200に格納されたデータのデータ量を表す情報を受信する(ステップS52)。
続いて、CPU201は、揮発性メモリ200に格納されたデータのデータ量を表す情報に基づいて、不揮発性メモリ300の空き領域が揮発性メモリ200に格納されたデータの保存に必要な領域より小さいか否かを判定する(ステップS53)。そして、CPU201は、不揮発性メモリ300の空き領域が揮発性メモリ200に格納されたデータの保存に必要な領域より小さいと判定すると(ステップS53:Yes)、CPU201は、ディスプレイ204に、退避ができないことを表すメッセージを表示する(ステップS54)。一方、CPU201は、不揮発性メモリ300の空き領域が揮発性メモリ200に格納されたデータの保存に必要な領域より小さくないと判定すると(ステップS53:No)、退避可否通知処理を終了する。
本実施の形態に係る制御システム3によれば、揮発性メモリ200のデータを不揮発性メモリ300に退避する処理において、空き領域が足りない事態を回避する運用を促し、データの保全性を高めることができる。
(変形例)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他の種々の変更が可能である。
上述した複数の実施の形態に係る構成は、適宜組み合わせても良い。
上述した実施の形態では、図3に示されるデータ退避処理において、ASIC100のデータ退避制御回路130が、揮発性メモリ200のデータを一時退避用揮発性メモリ140に書き込むステップS13の処理が完了してから、一時退避用揮発性メモリ140のデータを不揮発性メモリ300に書き込むステップS16の処理を実行する例を示した。ここで、ステップS13およびそれに付随するステップS14およびステップS15の処理とステップS16およびそれに付随するステップS17およびステップS18の処理を並行して実行しても良い。その場合、ステップS13からステップS15までの処理とステップS16からステップS18までの処理をそれぞれ別々の回路で実行する構成としても良い。このようにすれば、不揮発性メモリ300へのデータの退避が完了するまでの時間を短くすることができる。
上述した実施の形態に係る蓄電回路410は、コンデンサを例として示したが、電池でも良い。充電式でない電池の場合には、電源ユニット20と接続するための電線37は不要である。
上述した実施の形態では、電源ユニット20が停電検出回路22を備える例を示したが、制御ユニット10が停電を検出する回路もしくは装置を備えても良い。さらに、図示しない外部の装置が停電を検出する回路もしくは装置を備えても良い。
上述した実施の形態では、データの格納領域を示す情報としてメモリアドレスを使用する例を示したが、格納領域を識別することができる情報であればメモリアドレスでなくても良い。
上述した実施の形態に係るPLC1およびホストコンピュータ2は、専用の装置によらず、通常のコンピュータを用いても実現可能である。特に、ASIC100に含まれる電子回路と同様の機能を、コンピュータを用いて実現しても良い。例えば、コンピュータに上述のいずれかを実行するためのプログラムを格納した記録媒体から該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行するPLC1およびホストコンピュータ2を構成してもよい。また、複数のサーバ、コンピュータ等が協働して動作するか、または専用の装置とサーバ、コンピュータ等が協働して動作することによって、PLC1およびホストコンピュータ2を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを供給するための手法は、任意である。例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システム等を介して供給してもよい。
また、上述の機能の一部をOS(Operating System)が提供する場合には、OSが提供する機能以外の部分をプログラムで提供すればよい。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。即ち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
1 PLC、2 ホストコンピュータ、3 制御システム、10 制御ユニット、20 電源ユニット、31,32,33,34,35,36,37,38 電線、41,42,43,44 通信線、51,52,53 信号線、100 ASIC、110 CPU、120 電源断信号受信回路、130 データ退避制御回路、140 一時退避用揮発性メモリ、150 電源制御信号送信回路、160 定期格納制御回路、161 退避アドレス用揮発性メモリ、170 カウント回路、171 カウント用揮発性メモリ、172 格納先振分回路、173 低頻度アドレス用揮発性メモリ、174 高頻度アドレス用揮発性メモリ、200 揮発性メモリ、201 CPU、202 メモリ、203 通信IF、204 ディスプレイ、205 キーボード、206 ハードディスクドライブ、300 不揮発性メモリ、400 バックアップ回路、410 蓄電回路、420 揮発性メモリ用電源制御回路、430 不揮発性メモリ用電源制御回路、500 通信IF。

Claims (6)

  1. 主電源から電力を供給されてデータを記憶する揮発性データ記憶部と、
    前記揮発性データ記憶部に記憶された前記データを退避するための退避用不揮発性記憶部と、
    前記揮発性データ記憶部に記憶された前記データを一時的に記憶するための一時退避用揮発性記憶部と、前記主電源からの前記電力の供給停止を表す信号を取得し、前記信号の取得に応じて、前記揮発性データ記憶部から前記データを取得し、取得した前記データを前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納するデータ退避制御部と、を含む制御部と、
    前記主電源からの前記電力の供給が停止した場合に、前記揮発性データ記憶部と前記退避用不揮発性記憶部と前記制御部とに電力を供給するためのバックアップ電源部と、
    前記制御部が前記信号を取得すると、前記バックアップ電源部から前記制御部および前記退避用不揮発性記憶部への電力の供給を開始する第1電源制御部と、
    前記制御部が前記信号を取得すると、前記バックアップ電源部から前記揮発性データ記憶部への電力の供給を開始し、前記制御部が前記揮発性データ記憶部から前記一時退避用揮発性記憶部への前記データの一時退避を完了すると、前記バックアップ電源部から前記揮発性データ記憶部への前記電力の供給を停止する第2電源制御部と
    前記退避用不揮発性記憶部とは異なる定期格納用不揮発性記憶部と、
    前記揮発性データ記憶部における前記データの格納領域ごとに前記データの書き込みが実行された回数を記録する回数記録部と、を備え、
    前記制御部は、あらかじめ決められた間隔で、前記揮発性データ記憶部に格納された前記データであって前記回数があらかじめ定められた基準値未満の前記格納領域に格納された前記データを、前記定期格納用不揮発性記憶部に格納する定期格納制御部をさらに含み、
    前記データ退避制御部は、前記信号の取得に応じて、前記定期格納制御部が前記定期格納用不揮発性記憶部に前記データを格納した後に前記揮発性データ記憶部に書き込まれた前記データと、前記回数があらかじめ定められた基準値以上の前記格納領域に格納された前記データと、を含むデータを取得し、取得した前記データを前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納する、
    データ処理装置。
  2. 前記回数記録部は、あらかじめ決められた間隔で、前記回数の記録を初期化する、
    請求項に記載のデータ処理装置。
  3. 前記制御部は、前記揮発性データ記憶部から前記データを取得して前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させる処理と、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納する処理と、を並行して実行する、
    請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載のデータ処理装置と、
    情報処理装置と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記揮発性データ記憶部に格納されたデータのデータ量と、前記退避用不揮発性記憶部の空き領域と、を表す情報を前記データ処理装置から取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記情報に基づいて、前記退避用不揮発性記憶部の前記空き領域が前記揮発性データ記憶部に格納されたデータの保存に必要な領域より小さいか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が前記退避用不揮発性記憶部の前記空き領域が前記揮発性データ記憶部に格納されたデータの保存に必要な前記領域より小さいと判定した場合に、データ退避ができない旨のメッセージを表示する表示部と、を備える、
    データ処理システム。
  5. 主電源から電力を供給されてデータを記憶する揮発性データ記憶部から、退避用不揮発性記憶部に前記データを退避する方法であって、
    前記主電源からの前記電力の供給停止を表す信号を取得し、前記信号の取得に応じて、前記揮発性データ記憶部から前記データを取得し、取得した前記データを一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納する退避ステップと、
    前記信号を取得すると、バックアップ電源から前記揮発性データ記憶部への電力の供給を開始し、前記退避ステップで前記揮発性データ記憶部から前記一時退避用揮発性記憶部への前記データの一時退避を完了すると、前記バックアップ電源から前記揮発性データ記憶部への前記電力の供給を停止する電源制御ステップと、
    前記揮発性データ記憶部における前記データの格納領域ごとに前記データの書き込みが実行された回数を記録する回数記録ステップと、
    あらかじめ決められた間隔で、前記揮発性データ記憶部に格納された前記データであって前記回数があらかじめ定められた基準値未満の前記格納領域に格納された前記データを、前記退避用不揮発性記憶部とは異なる定期格納用不揮発性記憶部に格納する定期格納ステップと、を備え、
    前記退避ステップでは、前記信号の取得に応じて、前記定期格納ステップにて前記定期格納用不揮発性記憶部に前記データを格納した後に前記揮発性データ記憶部に書き込まれた前記データと、前記回数があらかじめ定められた基準値以上の前記格納領域に格納された前記データと、を含むデータを取得し、取得した前記データを前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納する、
    データ退避方法。
  6. コンピュータに、主電源から電力を供給されてデータを記憶する揮発性データ記憶部から、退避用不揮発性記憶部に前記データを退避する処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記主電源からの前記電力の供給停止を表す信号を取得し、前記信号の取得に応じて、前記揮発性データ記憶部から前記データを取得し、取得した前記データを一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納する退避ステップと、
    前記信号を取得すると、バックアップ電源から前記揮発性データ記憶部への電力の供給を開始し、前記退避ステップで前記揮発性データ記憶部から前記一時退避用揮発性記憶部への前記データの一時退避を完了すると、前記バックアップ電源から前記揮発性データ記憶部への前記電力の供給を停止する電源制御ステップと、
    前記揮発性データ記憶部における前記データの格納領域ごとに前記データの書き込みが実行された回数を記録する回数記録ステップと、
    あらかじめ決められた間隔で、前記揮発性データ記憶部に格納された前記データであって前記回数があらかじめ定められた基準値未満の前記格納領域に格納された前記データを、前記退避用不揮発性記憶部とは異なる定期格納用不揮発性記憶部に格納する定期格納ステップと、
    を実行させ
    前記退避ステップでは、前記信号の取得に応じて、前記定期格納ステップにて前記定期格納用不揮発性記憶部に前記データを格納した後に前記揮発性データ記憶部に書き込まれた前記データと、前記回数があらかじめ定められた基準値以上の前記格納領域に格納された前記データと、を含むデータを取得し、取得した前記データを前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させ、前記一時退避用揮発性記憶部に一時的に記憶させた前記データを前記退避用不揮発性記憶部に格納する、
    めのプログラム。
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