JP6121928B2 - 通信装置、及び、データ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に関する。
汎用コンピュータ、サーバ、又は、伝送装置などの様々な情報処理装置において、故障又は障害が発生した場合、原因究明及び対策の為、故障又は障害が発生する直前の装置情報を情報処理装置から取得する必要がある。従来、情報処理装置が稼動している間、装置情報は記憶デバイスに格納され、障害等の発生時、記憶デバイスから装置情報が取得されていた。
従来、情報処理装置において発生する様々な装置情報を保持する技術が提案されている。例えば、処理の履歴情報を記録する記録領域においてその記録を開始する記録開始アドレスを記憶する手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ログ管理システムにおいて、ソフトウェアの動作に応じて動作履歴をログとして出力する手段が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−228789号公報 特開2012−242872号公報
情報処理装置が、揮発性記憶デバイスに装置情報を格納する場合、情報処理装置を再起動した場合、揮発性記憶デバイスの内容が消失することがある。このため、情報処理装置において故障又は障害が発生し、再起動した場合、揮発性記憶デバイスの内容が消失し、故障又は障害発生時の装置情報が不明となり、原因調査に支障をきたすという問題があった。
本発明の代表的な一形態によると、通信装置であって、データを処理するプロセッサと、所定の量ごとにデータが書き込まれ、かつ、前記データを保持するための電源の供給を必要としない第1のメモリと、前記所定の量より少ない量ごとにデータが書き込まれ、かつ、前記データを保持するための電源の供給を必要としないMRAMと、前記データを保持するための電源の供給を必要とする第2のメモリと、を有し、前記通信装置において処理されたデータを、前記第2のメモリに格納し、前記通信装置において処理されたデータであり、かつ、前記通信装置において発生した事象を解析するために保存するべきデータを、前記MRAMに格納し、前記MRAMに格納されるデータを前記所定の量ごとに前記第1のメモリに移動し、前記通信装置において前記事象が発生し前記通信装置が停止した後、前記通信装置が起動した場合、前記MRAMに格納されるデータを、前記第1のメモリに格納する。
本発明の一実施形態によると、通信装置において障害が発生した場合、障害が発生した直前の障害の情報を通信装置から取得できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施例の計算機を示すブロック図である。 本実施例のログ定義テーブルを示す説明図である。 本実施例のログ分類テーブルを示す説明図である。 本実施例の転送管理テーブルを示す説明図である。 本実施例の装置制御モジュールの処理を示すフローチャートである。 本実施例の装置制御モジュール及びイベント記録部の処理を示すフローチャートである。 本実施例のパケット記録部の処理を示すフローチャートである。 本実施例のログ記録部の処理を示すフローチャートである。 本実施例の起動処理部の処理を示すフローチャートである。
以下に、本発明の情報処理装置である計算機について説明する。
図1は、本実施例の計算機100を示すブロック図である。
本実施例の計算機100は、汎用コンピュータ、サーバ又は通信装置の機能を有する計算機であり、プロセッサを備える。また、本実施例の計算機100は、パケットを転送する通信機能を有する通信装置である。
計算機100は、ネットワーク150又は他の計算機100に接続される。また、計算機100は、入出力装置160に接続される。
入出力装置160は、ユーザからの入力を受け付け、また、計算機100における処理結果をユーザに表示する。入出力装置160は、ディスプレイ、プリンタ、タブレット端末、キーボード及びマウス等のいかなる装置を備えてもよい。
また、図1に示す計算機100は、制御部110、転送部130、及び、少なくとも一つのインターフェイス部140(140a〜140c)を有する。
インターフェイス部140は、パケットをネットワーク150に送信し、さらに、ネットワーク150からパケットを受信するネットワークインターフェイスである。インターフェイス部140は、ネットワーク150(150a、150b)、又は、他の計算機100に接続される。インターフェイス部140が受信したパケットは、転送部130に転送される。
なお、計算機100がパケットを転送する機能を有しない場合、インターフェイス部140は、制御部110の装置制御モジュール111に接続されてもよい。
転送部130は、インターフェイス部140から受信したパケットを、パケットの宛先に従って、インターフェイス部140又は制御部110へ転送する処理部である。転送部130は、プロセッサ及びメモリを有する。
本実施例の転送部130は、受信したパケットが自らの装置以外を宛先とするパケットである場合、そのパケットを複製する。そして、転送部130は、制御部110の装置制御モジュール111に複製したパケットを送信する。
制御部110は、計算機100において処理されるデータを管理するための処理部である。制御部110は、プロセッサ及びメモリを有する。制御部110は、処理部として、装置制御モジュール111及びロギングモジュール112を有する。また、制御部110は、記憶デバイスとして、補助記憶装置113、DRAM114及び不揮発性メモリ115を有する。
装置制御モジュール111は、計算機100が有するハードウェア及びソフトウェアに関するログを収集する。具体的には、装置制御モジュール111は、計算機100が稼動している間、ハードウェアから出力されるシステムログ、及び、ソフトウェアから出力されるアプリケーションログ等を監視し、所定の条件に該当するログを収集する。そして、収集したログを、ロギングモジュール112のイベント記録部116に送る。
ここで、所定の条件は、ハードウェア及びソフトウェアにおいて発生する障害等の事象を、解析するために必要なログを指定するためのものである。装置制御モジュール111は、ログを収集するための所定の条件として、入出力装置160を介してユーザが指定した条件を保持してもよい。また、所定の条件は、例えば、ログが示すイベントの種類、又は、メッセージの内容等によって指定されてもよい。
また、装置制御モジュール111は、転送部130から転送されたパケットを収集する。そして、装置制御モジュール111は、収集したパケットを、ロギングモジュール112のパケット記録部117に送信する。
また、装置制御モジュール111は、計算機100の起動時にロギングモジュール112に、起動時の処理を実行するように指示する。
ロギングモジュール112は、制御部110の記憶デバイスにデータを格納し、また、記憶デバイスのデータを移動するモジュールを有する。ロギングモジュール112は、イベント記録部116、パケット記録部117、ログ記録部118及び起動処理部119を有する。また、ロギングモジュール112は、ログ定義テーブル125、ログ分類テーブル126及びパケット定義テーブル127を有する。
補助記憶装置113は、例えば、フラッシュメモリ、又は、ハードディスク等の不揮発性メモリであり、電源の供給がなくてもデータを保持することができる記憶デバイスである。制御部110の各処理部は、補助記憶装置113に、所定のデータ量ごとにデータを書き込むことができる。
一般的に、前述の所定のデータの量が大きい場合、アクセス速度は遅くなる。すなわち、一度に書き込むことができるデータの量が大きい場合、補助記憶装置113にデータを格納する速度が遅くなる。
DRAM114は、揮発性メモリによって構成される。本実施例において、DRAM114は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)以外の揮発性メモリであってもよい。本実施例のDRAM114は、データを保持するために電源を必要とする揮発性メモリであればいかなる揮発性メモリであってもよい。DRAM114は、補助記憶装置113よりもアクセス速度が速い。
不揮発性メモリ115は、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)等の不揮発性メモリによって構成される。制御部110の各処理部は、不揮発性メモリ115に、補助記憶装置113よりも少ないデータ量ごとにデータを書き込むことができる。
このため、不揮発性メモリ115は、補助記憶装置113よりもアクセス速度(具体的には、データを格納する速度)が早く、処理におけるバッファとして用いられることがある。
本実施例の不揮発性メモリ115は、データを保持するために電源を必要とせず、補助記憶装置113よりも少ないデータ量ごとにデータを書き込むことができる不揮発性メモリであれば、いかなるメモリであってもよい。
イベント記録部116は、装置制御モジュール111から入力されたログを、ログ定義テーブル125に基づいて、不揮発性メモリ115に格納する。パケット記録部117は、パケット定義テーブル127に基づいて、装置制御モジュール111から入力されたパケットを、不揮発性メモリ115に格納する。起動処理部119は、計算機100の障害後に不揮発性メモリ115に格納されたデータを補助記憶装置113に移動する。
ログ定義テーブル125は、装置制御モジュール111から入力されたログの不揮発性メモリ115における格納先を示す。ログ分類テーブル126は、ログの重要度を示す。
パケット定義テーブル127は、不揮発性メモリ115におけるパケットの格納先を示す。具体的には、パケット定義テーブル127は、パケットの宛先、送信元、種別、又は、メッセージ等に従った、パケットの格納先を示す。
不揮発性メモリ115は、長期保存領域121(121a、121b)及び短期保存領域122(122a、122b)を含む。長期保存領域121は、長く保存することが必要なデータが格納され、短期保存領域122は、長く保存することが必要ではないデータが格納される。
本実施例の長期保存領域121は、長期保存領域121に格納されるデータの容量が領域の上限値に達した場合に上書きされる頻度が低い記憶領域である。また、本実施例の短期保存領域122は、短期保存領域122に格納されるデータの容量が領域の上限値に達した場合に上書きされる頻度が高い記憶領域である。
長期保存領域121には、上書きの頻度を低下させるため、短期保存領域122よりも大きい領域が割り当てられてもよい。また、制御部110の各処理部は、不揮発性メモリ115にデータを格納した日時を不揮発性メモリ115に記録し、長期保存領域121に格納するデータを所定の期間上書きしないように制限してもよい。
図1に示す長期保存領域121a及び短期保存領域122aは、ログを格納するための記憶領域である。また、図1に示す長期保存領域121b及び短期保存領域122bは、パケットを格納するための記憶領域である。
さらに、不揮発性メモリ115は、転送管理テーブル120(120a、120b)を有する。転送管理テーブル120は、不揮発性メモリ115の記憶領域に格納されたデータが、補助記憶装置113に転送されたか否かを示す。
転送管理テーブル120aは、長期保存領域121a及び短期保存領域122aに対応し、転送管理テーブル120bは、長期保存領域121b及び短期保存領域122bに対応する。
そして、長期保存領域121b及び短期保存領域122bは、計算機100において障害が発生した際に、障害が発生した直前直後のデータのみを保存するための領域であり、すなわち、障害が発生した時を含む所定の期間(第1の期間)において、計算機100において処理されたデータを保存するための領域である。本実施例における長期保存領域121b及び短期保存領域122bは、インターフェイス部140を介して受信したパケットを格納するための領域である。
また、長期保存領域121a及び短期保存領域122aは、所定の期間(第2の期間)保存する必要があるデータを格納するための領域であり、補助記憶装置113に転送する必要があるデータを格納する領域である。本実施例における長期保存領域121a及び短期保存領域122aは、イベントのログを格納するための領域である。
ここで第1の期間は、第2の期間よりも十分に短い期間である。これは、一定の期間に大量に発生する可能性があるデータは、障害が発生した時の直前直後に処理された分について保存される必要があるが、一方で、補助記憶装置113等の記憶デバイスの使用容量を圧迫する可能性があるためである。このため、一定の期間に大量に発生する可能性があるデータは、本実施例における長期保存領域121b及び短期保存領域122bに格納される。
本実施例の不揮発性メモリ115は、データを保存する必要がある期間に応じて、長期保存領域121、及び、短期保存領域122等を有することによって、補助記憶装置113等のリソースの使用容量を最適に制御することができる。 装置制御モジュール111及びロギングモジュール112は、各々プロセッサ及びメモリを備える物理的な装置であってもよいし、プログラムによって実装される論理的な処理部であってもよい。装置制御モジュール111及びロギングモジュール112が論理的な処理部である場合、装置制御モジュール111及びロギングモジュール112を実装するためのプログラムは、DRAM114に展開されてもよい。
図2は、本実施例のログ定義テーブル125を示す説明図である。
ログ定義テーブル125は、イベント記録部116が受信したログを格納する格納先を示す。ログ定義テーブル125は、ログコード1251、日時1252、ログ詳細1253及び不揮発性メモリ格納先1254を含む。
ログコード1251は、ログに含まれる数字を示す。日時1252は、ログに含まれるイベントの発生日時を示す。ログ詳細1253は、ログに含まれるイベントの内容を示す。
不揮発性メモリ格納先1254は、ログコード1251、日時1252及びログ詳細1253を含むログを格納する、不揮発性メモリ115の格納先を示す。例えば、受信したログに対応するエントリの不揮発性メモリ格納先1254が「長期保存領域」を示す場合、イベント記録部116は、当該ログを、DRAM114、及び、不揮発性メモリ115の長期保存領域121aに格納する。
また、例えば、不揮発性メモリ格納先1254が「非該当」を示す場合、イベント記録部116は、ログを、DRAM114のみに格納する。
図3は、本実施例のログ分類テーブル126を示す説明図である。
図3に示すログ分類テーブル126は、ログコード1261と、ログコードの定義1262を示す。ログコード1261は、ログ定義テーブル125のログコード1251に対応する。
ログコードの定義1262は、ログコードの意味を示す。図3が示すログコード1261は、数が小さい程、長期の保存が必要なログであることを示す。また、本実施例のログ分類テーブル126は、重要なログのログコードと重要ではないログのログコードがあらかじめ指定される。
装置制御モジュール111は、ログ分類テーブル126を入出力装置160に表示し、ユーザにログコードと格納先との対応関係を指定させてもよく、この指定に従ってログ定義テーブル125を更新してもよい。
また、装置制御モジュール111は、ログ分類テーブル126を入出力装置160に表示し、不揮発性メモリ115に格納する必要がないログのログコードを、ユーザに入力させてもよい。そして、装置制御モジュール111は、入力されたログコードを、イベント記録部116に保持させてもよい。
図4は、本実施例の転送管理テーブル120を示す説明図である。
転送管理テーブル120は、不揮発性メモリ115に格納されるデータの格納場所を示し、不揮発性メモリ115のデータを管理するためのテーブルである。転送管理テーブル120は、記録デバイス1201、アドレス1202、長さ1203及び転送状態1204を含む。
記録デバイス1201は、不揮発性メモリ115の領域を示す。具体的には、記録デバイス1201は、長期保存領域121であるか、又は、短期保存領域122であるかを示す。
アドレス1202及び長さ1203は、不揮発性メモリ115に一つのデータとして格納されたデータの領域を示す。一つのデータとは、具体的には、イベントのログ、又は、パケット等である。
アドレス1202は、一つのデータが格納される領域のアドレスの開始点を示す。長さ1203は、アドレス1202が示す開始点からの長さ(すなわち、データの量)を示す。
なお、本実施例において、転送管理テーブル120は、アドレス1202及び長さ1203によって一つのデータが格納される領域を示すが、一つのデータが格納される領域の開始アドレス及び終了アドレスによって、領域を示してもよい。
転送状態1204は、アドレス1202及び長さ1203によって示される領域のデータが、補助記憶装置113に格納済みであるか否かを示す。
図5は、本実施例の装置制御モジュール111の処理を示すフローチャートである。
装置制御モジュール111は、計算機100の起動処理が開始した際、起動処理部119を起動し、不揮発性メモリ115から補助記憶装置113へのデータの移動を指示する(601)。ステップ601の処理は、不揮発性メモリ115に格納されたデータを補助記憶装置113に格納することにより、障害等によってDRAM114のデータが消えた場合にも、障害時の情報を取得することができるようにするために実行される。ステップ601における起動処理部119の処理は、図8に示す処理に相当する。
ステップ601の後、装置制御モジュール111は、ハードウェア及びソフトウェアによって出力されるログ(DRAM114に格納される)を監視し、イベントが発生したか否かを判定する(602)。
ステップ602において、イベントが発生したと判定された場合、装置制御モジュール111は、発生したイベントに関する処理を実行する(603)。ここで、発生したイベントに関する処理とは、イベントが発生した場合にイベントへの対処としてあらかじめ定められた処理であり、例えば、入出力装置160を介した警告の通知、又は、ソフトウェアの再起動等である。
ステップ603の後、又は、ステップ603の実行中、装置制御モジュール111は、発生したイベントのログをDRAM114から取得し、取得したログをイベント記録部116に送信する。イベント記録部116は、イベントのログを受信した場合、図6に示す処理を実行することによって、イベントのログを不揮発性メモリ115に格納する(604)。
ステップ602において、イベントが発生したと判定されない場合、装置制御モジュール111は、転送部130からパケットを受信したか否かを判定する(605)。転送部130からパケットを受信していない場合、装置制御モジュール111は、ステップ602に戻る。
ステップ605において、転送部130からパケットを受信したと判定された場合、装置制御モジュール111は、受信したパケットに関する処理を実行する(606)。ここで、受信したパケットに関する処理とは、受信したパケットの内容に従ってあらかじめ定められた処理であり、例えば、受信したパケットの内容に従って所定の種類のパケットのトラフィック量を算出する処理である。
ステップ606の後又はステップ606の実行中、装置制御モジュール111は、受信したパケットをパケット記録部117に送信する。パケット記録部117は、パケットを受信した場合、図7に示す処理によってパケットを不揮発性メモリ115に格納する(607)。
ステップ604又はステップ607の後、装置制御モジュール111は、ステップ602に戻る。
図6は、本実施例の装置制御モジュール111及びイベント記録部116の処理を示すフローチャートである。
装置制御モジュール111は、計算機100のハードウェア及びソフトウェアのログを収集し、収集したログをイベント記録部116に転送する(301)。例えば、装置制御モジュール111は、ハードウェアにおいてイベントが発生したことを検知した場合、イベントのログを収集する。
なお、計算機100のハードウェア及びソフトウェアにおいてイベントが発生した場合、ハードウェア及びソフトウェアの機能は、イベントを示すログをDRAM114に格納する。
ステップ301の後、イベント記録部116は、受信したログの内容によって、ログ定義テーブル125を検索する。そして、イベント記録部116は、受信したログに該当するログ定義テーブル125のエントリの、不揮発性メモリ格納先1254を特定する(311)
取得した不揮発性メモリ格納先1254の値が「非該当」である場合、又は、受信したログに対応するエントリがログ定義テーブル125にない場合、イベント記録部116は、ログを不揮発性メモリ115に格納する必要がないため、図6の処理を終了する。
また、取得した不揮発性メモリ格納先1254が「長期保存領域」を示す場合、イベント記録部116は、不揮発性メモリ115の長期保存領域121aにログを格納する(331)。ここで、イベント記録部116は、転送管理テーブル120aに新たなエントリを追加し、新たなエントリに長期保存領域121aに格納したログに関する情報を格納する。
具体的には、イベント記録部116は、ステップ331において、転送管理テーブル120aの新たなエントリの記録デバイス1201に「長期保存領域」を示す値を格納し、アドレス1202及び長さ1203に、ログを格納した領域を示す値を格納する。そして、転送状態1204に、未転送を示す値を格納する。
また、取得した不揮発性メモリ格納先1254の値が「短期保存領域」である場合、イベント記録部116は、受信したログが重要であるか否かをログ分類テーブル126に基づいて判定する(321)。
例えば、ログ分類テーブル126が、重要なログとして、2以下のログコードをあらかじめ指定されており、受信したログのログコードが1である場合、イベント記録部116は、受信したログが重要であり、不揮発性メモリ115に格納する必要があると判定する。そして、イベント記録部116は、受信したログを不揮発性メモリ115の短期保存領域122aに格納する(332)。
また、受信したログが、重要ではないログとしてあらかじめ指定されたログコードである場合、イベント記録部116は、受信したログを不揮発性メモリ115に格納することなく、図6の処理を終了する。
ステップ332において、イベント記録部116は、転送管理テーブル120aに新たなエントリを追加し、新たなエントリに短期保存領域122aに格納したログに関する情報を格納する。具体的には、イベント記録部116は、ステップ332において、転送管理テーブル120aの新たなエントリの記録デバイス1201に「短期保存領域」を示す値を格納し、アドレス1202及び長さ1203に、ログを格納した領域を示す値を格納する。そして、転送状態1204に、未転送を示す値を格納する。
図6の処理によって、イベント記録部116は、受信したログを不揮発性メモリ115の長期保存領域121a又は短期保存領域122aに、ログの内容に従って格納することができる。
図7は、本実施例のパケット記録部117の処理を示すフローチャートである。
インターフェイス部140がパケットを受信した場合、転送部130は、受信したパケットの宛先に従ってパケットを転送する一方で、受信したパケットを複製し、複製したパケットを装置制御モジュール111に転送する。装置制御モジュール111は、転送部130から受信したパケットをパケット記録部117に送信する(201)。
ステップ201の後、パケット記録部117は、受信したパケットを参照し、パケットの宛先が計算機100自身(自宛て)であるか否かを判定する(211)。本実施例において計算機100自身宛てのパケットは、計算機100の障害の原因である可能性が高い。このため、パケットの宛先が計算機100自身である場合、パケット記録部117は、不揮発性メモリ115の長期保存領域121bに、受信したパケットを格納する(231)。
ここで、パケット記録部117は、転送管理テーブル120bに新たなエントリを追加し、新たなエントリに長期保存領域121bに格納したパケットに関する情報を格納する。具体的には、パケット記録部117は、ステップ231において、転送管理テーブル120bの新たなエントリの記録デバイス1201に「長期保存領域」を示す値を格納し、アドレス1202及び長さ1203に、パケットを格納した領域を示す値を格納する。そして、転送状態1204に、未転送を示す値を格納する。
受信したパケットの宛先が計算機100自身でない場合、パケット記録部117は、パケット定義テーブル127を参照し、受信したパケットの格納先を判定する(221)。具体的には、パケット記録部117は、ステップ221において、受信したパケットのヘッダ部及びデータ部等を参照し、受信したパケットの宛先、送信元、又は、種別等とパケット定義テーブル127とに基づいて、受信したパケットの格納先が長期保存領域121bであるか、短期保存領域122bであるかを判定する。
ステップ221において、受信したパケットの格納先が長期保存領域121bである場合、パケット記録部117は、ステップ231を実行し、長期保存領域121bに受信したパケットを格納する。
ステップ221において、受信したパケットの格納先が短期保存領域122bである場合、パケット記録部117は、短期保存領域122bに受信したパケットを格納する(232)。
ここで、パケット記録部117は、転送管理テーブル120bに新たなエントリを追加し、新たなエントリに短期保存領域122bに格納したパケットに関する情報を格納する。具体的には、パケット記録部117は、ステップ232において、転送管理テーブル120bの新たなエントリの記録デバイス1201に「短期保存領域」を示す値を格納し、アドレス1202及び長さ1203に、パケットを格納した領域を示す値を格納する。そして、転送状態1204に、未転送を示す値を格納する。
ステップ231又はステップ232の後、パケット記録部117は、図7に示す処理を終了する。
図8は、本実施例のログ記録部118の処理を示すフローチャートである。
ログ記録部118は、計算機100が稼動している間、図8に示す処理によって、イベントのログが格納された不揮発性メモリ115の領域から、補助記憶装置113へデータを転送する。これは、本実施例において、イベントのログは、一定期間保存されることが望ましいデータであり、また、パケットは、障害等が発生した際のパケットのみを保存されることが望ましいデータであるとあらかじめ定められているためである。
しかし、インターフェイス部140を介して受信したパケットも、一定期間保存されることが望ましいと定められる場合、ログ記録部118は、図8の処理を転送管理テーブル120b、長期保存領域121b及び短期保存領域122bに実行する。
ログ記録部118は、転送管理テーブル120aに基づいて、不揮発性メモリ115からデータを取得する(361)。具体的には、ログ記録部118は、転送管理テーブル120aの転送状態1204が未転送を示すエントリのアドレス1202及び長さ1203が示す領域からデータを取得する。
ログ記録部118は、転送管理テーブル120aが更新される都度、不揮発性メモリ115からデータを取得してもよい。また、ログ記録部118は、転送管理テーブル120aを定期的に参照し、不揮発性メモリ115からデータを取得してもよい。また、ログ記録部118は、ステップ361において、記録デバイス1201が長期保存領域121aを示すエントリのアドレス1202及び長さ1203の領域から、優先してデータを取得してもよい。
そして、ログ記録部118は、不揮発性メモリ115から所定の量を取得したか否かを判定する(362)。ここで、ステップ362における所定の量とは、補助記憶装置113に書込み可能な量であり、補助記憶装置113によって一意に定まる値である。
補助記憶装置113へ書き込むことができる量が大きい場合、長期間補助記憶装置113にデータを書きこめない可能性があり、データを書き込めない期間に障害が発生した場合、DRAM114にも補助記憶装置113にも書き込まれないデータが発生する可能性がある。
なお、本実施例の不揮発性メモリ115には、ステップ362における所定の量より少ない量ごとにデータを書き込むことができる。
ステップ362において、取得したデータが所定の量未満である場合、ログ記録部118は、ステップ361に戻る。具体的には、ログ記録部118は、新たにデータを取得し、取得済みのデータと新たに取得したデータの量の合計値が所定の量になるまで、ステップ361を繰り返す。
ステップ362において、所定の量のデータを取得した場合、ログ記録部118は、取得したデータを補助記憶装置113に格納する(363)。ステップ363においてデータを格納した後、ログ記録部118は、イベント記録部116に、補助記憶装置113に格納したデータを通知する(364)。この通知は、ステップ363において、補助記憶装置113に格納したデータの、不揮発性メモリ115におけるアドレス1202及び長さ1203を示す。
そして、イベント記録部116は、ログ記録部118から通知を受けた場合、通知が示すアドレス1202及び長さ1203の転送状態1204を、転送済みを示す値に更新する(365)。
なお、ロギングモジュール112は、図8に示す処理と同様に、DRAM114に格納されたデータを、補助記憶装置113に転送してもよい。この場合、転送管理テーブル120は更新されない。DRAM114から補助記憶装置113にデータを格納することにより、計算機100において処理されたデータを長期間保存できる。
図9は、本実施例の起動処理部119の処理を示すフローチャートである。
計算機100の起動処理が開始した際、装置制御モジュール111は、起動処理部119を起動する(501)。
起動処理部119は、まず、前回計算機100が終了した際(、又は、停止した際)、計算機100は正常に終了したか否かを判定する(511)。起動処理部119は、計算機100のハードウェアが出力するシステムログ等を参照し、計算機100が正常に終了したか否かを判定する。
ステップ511において、前回計算機100が終了した際、計算機100は正常に終了したと判定された場合、起動処理部119は、図9に示す処理を終了し、計算機100は、計算機100の起動処理を継続する。
ステップ511において、前回計算機100が終了した際、計算機100は正常に終了していないと判定された場合、起動処理部119は、不揮発性メモリ115に格納されたデータから、補助記憶装置113に未転送のデータを、転送管理テーブル120a及び120bに基づいて抽出する。そして、起動処理部119は、抽出したデータを補助記憶装置113に格納する(521)。
ここで、起動処理部119は、不揮発性メモリ115の長期保存領域121b及び短期保存領域122bに格納されたデータ(パケット)も、補助記憶装置113に格納する。このため、起動処理部119は、障害等が発生した直前直後に受信したパケットも、補助記憶装置113に格納することができる。
ステップ521において、起動処理部119は、データを補助記憶装置113に格納した後、転送管理テーブル120a及び120bの転送状態1204を、イベント記録部116及びパケット記録部117に更新させる。具体的には、起動処理部119は、転送状態1204を、転送済みを示す値によって更新させる。
ステップ521の後、起動処理部119は、計算機100が異常終了をしたこと、及び、障害情報として不揮発性メモリ115のデータを補助記憶装置113に格納したことを、入出力装置160に出力する(541)。起動処理部119は、装置制御モジュール111を介して、入出力装置160に出力する情報を送信してもよい。
また、ステップ541において起動処理部119は、ステップ521において補助記憶装置113に格納されたデータの内容、又は、リストを、入出力装置160に送信してもよい。そして、入出力装置160は、送信されたデータに基づいて、計算機100において障害等が発生した直前及び直後のデータを表示してもよい。
これによって、ユーザは、計算機100に障害があったことを検知でき、さらに、障害を解析するためのデータを入出力装置160から取得することができる。
ステップ541の後、起動処理部119は、図9に示す処理を終了し、計算機100は、計算機100の起動処理を継続する。
故障又は障害等により計算機100が停止し、再起動をした場合において、DRAM114のデータが補助記憶装置113に転送されていないにもかかわらず、DRAM114からデータが消失した場合、図9に示す処理を実行することによって、障害等が発生した直前直後のデータが補助記憶装置113に格納される。これによって、計算機100において障害が発生した場合、障害が発生した直前の障害の情報を計算機100から取得できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路等で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、若しくは、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、若しくは、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線及び情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 計算機
110 制御部
111 装置制御モジュール
112 ロギングモジュール
113 補助記憶装置
114 DRAM
115 不揮発性メモリ
116 イベント記録部
117 パケット記録部
118 ログ記録部
119 起動処理部
120 転送管理テーブル
121 長期保存領域
122 短期保存領域
130 転送部
140 インターフェイス部
150 ネットワーク
160 入出力装置

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    データを処理するプロセッサと、
    所定の量ごとにデータが書き込まれ、かつ、前記データを保持するための電源の供給を必要としない第1のメモリと、
    前記所定の量より少ない量ごとにデータが書き込まれ、かつ、前記データを保持するための電源の供給を必要としないMRAMと、
    前記データを保持するための電源の供給を必要とする第2のメモリと、を有し、
    前記通信装置において処理されたデータを、前記第2のメモリに格納し、
    前記通信装置において処理されたデータであり、かつ、前記通信装置において発生した事象を解析するために保存するべきデータを、前記MRAMに格納し、
    前記MRAMに格納されるデータを前記所定の量ごとに前記第1のメモリに移動し、
    前記通信装置において前記事象が発生し前記通信装置が停止した後、前記通信装置が起動した場合、前記MRAMに格納されるデータを、前記第1のメモリに格納し、
    前記MRAMは、
    前記通信装置において事象が発生した時を含む第1の期間において処理されたデータを格納するための第1の記憶領域と、
    前記第1の期間より長い第2の期間保存するべきデータを格納するための第2の記憶領域と、を含み、
    前記通信装置は、
    前記通信装置において前記事象が発生し前記通信装置が停止した後の、前記通信装置の起動時にのみ、前記第1の記憶領域に格納されるデータを、前記第1のメモリに格納し、
    前記通信装置が稼働している間、前記第2の記憶領域に格納されるデータを、前記第1のメモリに格納することを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    ネットワークインターフェイスを有し、
    前記ネットワークインターフェイスを介して受信したパケットを、前記第1の記憶領域に格納することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記通信装置において処理されたデータは、前記通信装置において発生した事象の内容を少なくとも示すイベントログを含み、
    前記通信装置は、
    前記イベントログが前記保存するべきデータであるか否か判定するための定義情報を保持し、
    前記通信装置において処理されたデータから、前記定義情報に基づいて、前記通信装置において発生した事象を解析するために保存するべきイベントログを抽出し、
    前記抽出したイベントログを前記第2の記憶領域に格納することを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記MRAMに格納されたデータが前記第1のメモリに格納されたか否かを示す管理情報を保持し、
    前記MRAMに格納されるデータを前記第1のメモリに格納した場合、前記管理情報を更新し、
    前記通信装置において事象が発生し通信装置が停止した後、前記通信装置が起動した場合、前記MRAMに格納されるデータから、前記管理情報に基づいてデータを抽出したデータを前記第1のメモリに格納することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1に記載の通信装置であって、
    出力インターフェイスを有し、
    前記通信装置において事象が発生し通信装置が停止した後、前記通信装置が起動し、前記MRAMに格納されるデータを前記第1のメモリに格納した場合、前記第1のメモリにデータを格納したことを示す通知を、前記出力インターフェイスから出力することを特徴とする通信装置。
  6. 通信装置によるデータ管理方法であって、
    前記通信装置は、
    データを処理するプロセッサと、
    所定の量ごとにデータが書き込まれ、かつ、前記データを保持するための電源の供給を必要としない第1のメモリと、
    前記所定の量より少ない量ごとにデータが書き込まれ、かつ、前記データを保持するための電源の供給を必要としないMRAMと、
    前記データを保持するための電源の供給を必要とする第2のメモリと、を有し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記通信装置において処理されたデータを、前記第2のメモリに格納する手順と、
    前記プロセッサが、前記通信装置において処理されたデータであり、かつ、前記通信装置において発生した事象を解析するために保存するべきデータを、前記MRAMに格納する手順と、
    前記プロセッサが、前記MRAMに格納されるデータを前記所定の量ごとに前記第1のメモリに移動する手順と、
    前記プロセッサが、前記通信装置において前記事象が発生し前記通信装置が停止した後、前記通信装置が起動した場合、前記MRAMに格納されるデータを、前記第1のメモリに格納する手順と、を含み、
    前記MRAMは、
    前記通信装置において事象が発生した時を含む第1の期間において処理されたデータを格納するための第1の記憶領域と、
    前記第1の期間より長い第2の期間保存するべきデータを格納するための第2の記憶領域と、を含み、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記通信装置において前記事象が発生し前記通信装置が停止した後の、前記通信装置の起動時にのみ、前記第1の記憶領域に格納されるデータを、前記第1のメモリに格納する手順と、
    前記プロセッサが、前記通信装置が稼働している間、前記第2の記憶領域に格納されるデータを、前記第1のメモリに格納する手順と、を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  7. 請求項6に記載のデータ管理方法であって、
    前記通信装置は、ネットワークインターフェイスを有し、
    前記方法は、前記プロセッサが、前記ネットワークインターフェイスを介して受信したパケットを、前記第1の記憶領域に格納する手順を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  8. 請求項6に記載のデータ管理方法であって、
    前記通信装置において処理されたデータは、前記通信装置において発生した事象の内容を少なくとも示すイベントログを含み、
    前記通信装置は、前記イベントログが前記保存するべきデータであるか否か判定するための定義情報を保持し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記通信装置において処理されたデータから、前記定義情報に基づいて、前記通信装置において発生した事象を解析するために保存するべきイベントログを抽出する手順と、
    前記プロセッサが、前記抽出したイベントログを前記第2の記憶領域に格納する手順と、を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  9. 請求項6に記載のデータ管理方法であって、
    前記通信装置は、前記MRAMに格納されたデータが前記第1のメモリに格納されたか否かを示す管理情報を保持し、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記MRAMに格納されるデータを前記第1のメモリに格納した場合、前記管理情報を更新する手順と、
    前記プロセッサが、前記通信装置において事象が発生し通信装置が停止した後、前記通信装置が起動した場合、前記MRAMに格納されるデータから、前記管理情報に基づいてデータを抽出したデータを前記第1のメモリに格納する手順と、を含むことを特徴とするデータ管理方法。
  10. 請求項6に記載のデータ管理方法であって、
    前記通信装置は、出力インターフェイスを有し、
    前記通信装置において事象が発生し通信装置が停止した後、前記通信装置が起動した場合に、前記MRAMに格納されるデータを前記第1のメモリに格納する手順は、前記プロセッサが、前記第1のメモリにデータを格納したことを示す通知を、前記出力インターフェイスから出力する手順を含むことを特徴とするデータ管理方法。
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