JP6734965B2 - 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば類似する2つの画像の差異を確認するための画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法に関する。
例えば会社やビルなどの施設の電源系統の保守作業などでは、配電盤のスイッチをすべてオフして絶縁点検などを行った後、元のスイッチの状態に復旧するが、作業対象の配電盤の数が多くなると、作業前のスイッチの状態を、元の状態に復旧し忘れることがあるため、対策が望まれている。
従来、施設の電源系統の保守作業は、作業者が、作業前に個々の配電盤の写真をカメラで撮っておき、保守作業後に、カメラで撮った作業前の写真を見ながら配電盤のスイッチを元の状態に戻す、といった復旧作業を行っている。
この種の復旧作業は、人の作業のため、複数の作業者により他者の作業ミスがないことを確認する作業を行ってきたが、近年、人手不足などの影響から、確認作業のために人手を掛けたくないという要望がある。
従来の技術としては、例えば工事の作業現場の写真を、時系列を追って撮影して作業現場の施工状況を確認する技術がある。
特開2017−45404号公報
従来の技術の場合、現場の施工状況は、確認できるものの、作業前、作業後の違いを確認できるものではない。また管理サーバなどをたてる必要があり、作業チェックを行うことではシステムが大掛かりになり過ぎるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、作業者が携帯端末を利用して復旧作業とその作業の確認(ダブルチェック)を一人で行うことができる画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法を提供することにある。
本発明の画像処理装置は、第1および第2キャプチャー画像を取得する画像取得部と、第1および第2キャプチャー画像の相違部を検出する相違検出部と、前記相違検出部により検出された相違部にマークを重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を表示する表示制御部とを具備することを特徴とする。
本発明の画像処理装置は、第1表示領域、第2表示領域および差分検出結果表示領域とを有する画面を表示する画面制御部と、前記第1表示領域への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を表示し、前記一覧から選択された画像取得機能により取得された第1キャプチャー画像を前記第1表示領域に表示する第1表示制御部と、前記第2表示領域への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を表示し、前記一覧から選択された画像取得機能により取得された第2キャプチャー画像を前記第2表示領域に表示する第2表示制御部と、前記第1キャプチャー画像と前記第2キャプチャー画像との相違部を検出する相違検出部と、前記相違検出部により検出された相違部にマークを重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を前記差分検出結果表示領域に表示する第3表示制御部とを具備することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、画像取得機能を有する画像処理装置による画像処理方法において、前記画像取得機能により第1および第2キャプチャー画像を取得するステップと、前記第1および第2キャプチャー画像の相違部を検出するステップと、検出した前記相違部にマークを重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を表示するステップとを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、第1および第2キャプチャー画像を取得する画像取得部と、第1および第2キャプチャー画像の相違部を検出する相違検出部と、前記相違検出部により検出された相違部にマークを重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を表示する表示制御部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、作業者が携帯端末を利用して復旧作業とその作業の確認(ダブルチェック)を一人で行うことができる。
第1実施形態のタブレット端末のハードウェア構成を示す図である。 図1のタブレット端末の機能構成を示す図である。 キャプチャー画像の一例を示す図である。 アプリ画面を示す図である。 第1実施形態のタブレット端末の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態のタブレット端末の動作を示すフローチャートである。 作業前にアプリを起動してタップ操作されたアプリ画面を示す図である。 吹き出し画面がタップ操作されたアプリ画面を示す図である。 アプリ画面に表示されたカメラ画像を示す図である。 キャプチャーされた作業前写真が表示されたアプリ画面を示す図である。 作業後に復帰させたアプリ画面をタップする様子を示す図である。 吹き出し画面がタップ操作されたアプリ画面を示す図である。 透過カメラの機能でアプリ画面に表示されたカメラ画像(重畳画像)を示す図である。 キャプチャーされた作業後写真が表示されたアプリ画面を示す図である。 検出ボタンがタップ操作されたアプリ画面を示す図である。 検出結果が表示されたアプリ画面を示す図である。 保存ボタンがタップされたアプリ画面を示す図である。 他の動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態のタブレット端末の機能構成を示す図である。 図19のタブレット端末のアプリ画面を示す図である。 設定ボタンを操作する様子を示す図である。 感度設定画面の一例を示す図である。 検出枠色設定ボタンを操作する様子を示す図である。 色設定画面の一例を示す図である。 差分のみボタンを操作する様子を示す図である。 差分出力画面の一例を示す図である。 作業前、作業後の画像の透過度を可変する様子を示す図である。 コメントを付与する対象の画像を選択する様子を示す図である。 画像取込ツールを選択する様子を示す図である。 撮影画面の一例を示す図である。 コメント入力用の画面の一例を示す図である。 コメント色指定ボタンを操作する様子を示す図である。 出力ボタンを操作する様子を示す図である。 スクリーンショットが保存されたフォルダの内容を示す図である。 所望のサムネイルをタップしたときの画面を示す図である。 メール作成画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一つの実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像処理装置に係る第1実施形態の携帯端末としてのタブレット端末の構成を示す図である。
(第1実施形態)
図1に示すように、この第1実施形態のタブレット端末1は、ハードウェアとして、例えばカメラ部2、タッチパネル3、CPU4、RAM、SSDなどのメモリ5、ボタン6などを備える。
このタブレット端末1では、メモリ5に記憶されているソフトウェア(OSやアプリケーションプログラム)をCPU4が読み出し、そのソフトウェアの処理を実行することで、タブレット端末1が、画像処理装置として機能する。
アプリケーションプログラムとしては、この実施形態の画像の差分を検出するアプリケーションプログラム(以下「アプリ」と称す)の他に、例えばウェブ閲覧機能(ブラウザアプリ)、カメラ機能(画像キャプチャーアプリ)、画像管理機能(ライブラリアプリ)などがタブレット端末1に予めインストールされている。OSとしては、例えばiOS、Android、Windowsなどである。これらOSの名称は登録商標である。なお、この他、他のOSについても本発明は適用可能であり、本発明はOSに限定されるものではない。
カメラ部2は、例えばCCDカメラなどであり、比較対象、例えば複数のスイッチが配列されている配電盤Aの表面を撮像、つまり光学的に読み取り、読み取ったキャプチャー画像をメモリ5に記憶する。
カメラ部2は、タブレット端末1に装備されているもの以外にタブレット端末1に備えられている外部接続端子(例えばUSB端子など)に接続したCCDセンサカメラや無線接続(Bluetoothや無線LANなどを用いた)のデジタルカメラなどであってもよい。Bluetoothは登録商標である。
タッチパネル3は、例えば容量センサを備えた液晶画面であり、情報の表示機能とタッチ入力機能の2つの機能を備えている。タッチパネル3は、カメラ部2で取得したキャプチャー画像を液晶画面に表示すると共に、操作者が液晶画面に表示された画像(絵や写真など)の点または領域に手で触れて操作(タッチ操作)することにより、触れられた画面位置の情報を感知して操作情報(信号)として出力する。
すなわち、タッチパネル3は、カメラ部2により撮像される配電盤A表面の画像をカメラ撮影用の画面に表示することが可能であり、カメラ部2の画像取得機能(画像取得部21(図2参照))と連動してその画面上のシャッターボタン(図9参照)をタッチ操作することで、その操作タイミングのカメラ画像をキャプチャーし、そのキャプチャー画像31(図3参照)をメモリ5に保存することが可能である。
メモリ5には、キャプチャーエリアを示す枠72(図9参照)のデータや、相違検出した部分に重畳表示するマーク(例えば枠61〜64(図17、図18参照))のデータが記憶されている。また、メモリ5には、上記キャプチャー画像が記憶される。
タブレット端末1は、画像差分検出機能として、図2に示すように、画像取得部21、データ記憶部22、キャプチャー画像記憶部23、設定情報記憶部24、画面制御部25、表示制御部26、相違検出部27、感度調整部28などの構成を有する。
画像取得部21は、画像取得部21a、画像取得部21b、画像取得部21cを有する。画像取得部21は、第1および第2キャプチャー画像を取得する。第1および第2キャプチャー画像としては、例えば撮影機能により撮影されたカメラ画像やブラウザ(閲覧アプリケーションプログラムなど)でインターネットの閲覧画面をキャプチャーした画像などが含まれる。
画像取得部21のうちの一つである画像取得部21aは、カメラツールであり、このカメラツールは、タブレット端末1に装備されているカメラ部2を起動して被写体を撮像し、シャッター操作により被写体の画像を所定のキャプチャーエリアを示す枠72(図9、図13参照)の範囲(縮尺して第1表示領域42の範囲に表示)で、第1キャプチャー画像として取得して表示制御部26に渡し第1表示領域42に表示する。つまり画像取得部21aは、タブレット端末1に予め装備されているカメラ部2による撮影画像(カメラ画像ともいう)の画像キャプチャー機能である。
画像取得部21のうちの一つである画像取得部21bは、第1表示領域42への表示指示があった場合、タブレット端末1のメモリ5に保持されているライブラリの中から選択された第1キャプチャー画像を読み出し表示制御部26に渡し第1表示領域42に表示する。また、画像取得部21bは、第2表示領域43への表示指示があった場合、ライブラリの中から選択された第2キャプチャー画像を読み出し表示制御部26に渡し第2表示領域43に表示する。つまり画像取得部21bは、タブレット端末1に予め装備されているキャプチャー画像記憶部23(ライブラリ)の画像管理機能(画像読出・書込ツール)である。
画像取得部21のうちの一つである画像取得部21cは、作業後の画像(2枚目の画像)を取得する際に、タブレット端末1に装備されているカメラ部2を起動して被写体を撮像し、予めキャプチャー画像記憶部23に記憶されている第1キャプチャー画像を読み出して表示制御部26に渡す。表示制御部26は、渡された第1キャプチャー画像を透過処理して透過画像を作成し作成した透過画像にカメラ部2の撮影画像を位置調整可能なように重畳して表示する透過カメラツールである。画像取得部21cは、シャッター操作によりその時点の撮影画像を第2キャプチャー画像として取得しキャプチャー画像記憶部23に記憶する。画像取得部21cと表示制御部26により透過画像重畳表示機能と画像キャプチャー機能とが実現される。
つまり画像取得部21cおよび表示制御部26は、キャプチャー画像記憶部23(ライブラリ)に記憶されている第1キャプチャー画像を読み出し透過画像とし、この透過画像にカメラ部2の撮影画像を位置調整可能なように重畳して表示し、シャッター操作によりその時点の撮影画像を第2キャプチャー画像として取得しキャプチャー画像記憶部23に記憶する機能である。
データ記憶部22には、例えばキャプチャーエリアの色付き(例えば緑色など)の枠72(図9、図13参照)や相違部に表示する矩形の色付き(例えば赤色など)の枠61〜64(図16参照)などのマーク(図形やキャラクタなど)のデータが記憶されている。キャプチャー画像記憶部23には、差分検出の対象の第1および第2キャプチャー画像、例えば類似する複数のキャプチャー画像などの画像データが記憶されている。
設定情報記憶部24には、感度調整部28により調整された検出感度の調整値(設定値)が記憶されている。調整値(設定値)としては、例えば相違部の検出感度の閾値や画像からノイズを除去するフィルタの値などがある。
画面制御部25は、第1表示領域42、第2表示領域43および2つの画像の差分検出の結果を表示するための検出結果表示領域51とを有する差分検出用のアプリ画面41(図4参照)を表示する。なおアプリ画面41の詳細について後に詳述する。
表示制御部26は、第1表示制御部26a、第2表示制御部26b、第3表示制御部26cを有する。表示制御部26は、相違検出部27により検出された相違部にマークを重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を検出結果表示領域51に表示する。
第1表示制御部26aは、第1表示領域42がタップ操作されて第1表示領域42への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を示す吹き出し画面54を表示する。また、第1表示制御部26aは、吹き出し画面54(ツール一覧)(図8参照)からタップにより選択された画像取得機能により取得された第1キャプチャー画像を第1表示領域42に表示する。
吹き出し画面54は、ダイアログボックスやプルダウンメニューなどであってもよい。この吹き出し画面54には、利用可能な画像取得機能(ツール)として、例えば通常カメラ、ライブラリ等のリンク項目(ボタン)が表示される。
利用可能な画像取得機能としては、例えばタブレット1に予め装備されている撮影機能(カメラ部2による撮影画像の画像キャプチャー機能:カメラツール)や、タブレット1に予め装備されているキャプチャー画像記憶部23(ライブラリ)の画像管理機能(画像読出・書込ツール)などである。撮影機能で、例えば配電盤Aのスイッチが配置された正面部を撮影しキャプチャーしたキャプチャー画像31の例を図3に示す。このキャプチャー画像31は、配電盤Aの正面に配列された複数のスイッチの他に、光のあたり具合で明るくなった部分31aが撮影されたものである。
画像管理機能(画像読出・書込ツール)は、キャプチャー画像記憶部23(ライブラリ)に記憶されているキャプチャー画像を読み出したり、画面に表示されている画像に名前を付けてライブラリに書き込むツールである。
第2表示制御部26bは、第2表示領域43がタップ操作されて第2表示領域43への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を示した吹き出し画面55(図12参照)を表示する。この吹き出し画面55には、利用可能な画像取得機能として、例えば通常カメラ、ライブラリ、透過カメラ等のリンク項目(ボタン)が表示される。
第2表示制御部26bは、吹き出し画面55から、タップにより選択された画像取得機能により取得された第2キャプチャー画像を第2表示領域43に表示する。
相違検出部27は、相違検出実行ボタンである検出ボタン49が操作された場合、第1キャプチャー画像と第2キャプチャー画像とを比較して、互いのキャプチャー画像の差異のある部分(相違部)を検出する。すなわち相違検出部27は、第1および第2キャプチャー画像の相違部を検出する。
ここで、相違検出部27の相違部検出動作、つまり2つの画像の変化点(差分)を検出する動作を説明する。
1.それぞれの画像から特徴量検出器(BRISK)を用い特徴量を検出する。
2.検出したそれぞれの画像の特徴量を比較しマッチングをする。複数画像の同じ被写体は、ほぼ同じ位置を特徴点として指す。マッチングの手法はBruteForce-Hammingなどを用いるものとする。
3.マッチングの結果、十分に類似すると判定できる点を抽出する。この段階で、作業前画像が作業後画像のどこに含まれるか判定できる。
4.作業後画像から作業前画像のコーナー位置を検出し、作業後画像を作業前画像の形に変形させる。
5.それぞれの画像にノイズ除去のため、フィルタを適用する。
6.2つの画像の差の絶対値を求め、予め設定した閾値を超えたものを差異のある場所(座標)としてそれぞれの画像上で赤枠を描画する点とする。
第3表示制御部26cは、相違検出部27により検出された2つのキャプチャー画像の相違部に枠61〜64(マーク)(図16参照)を重畳させた画像(この例では第1キャプチャー画像と第2キャプチャー画像の両方)を検出結果表示領域51に表示する。
第3表示制御部26cは、図4に示す検出結果表示領域51を第3表示領域52と第4表示領域53に区分し、相違検出部27により検出された第2キャプチャー画像に対する第1キャプチャー画像の相違部に枠61、62(図16参照)を重畳させた第1キャプチャー画像を第3表示領域52に表示し、第1キャプチャー画像に対する第2キャプチャー画像の相違部に枠63、64(図16参照)を重畳させた第2キャプチャー画像を第4表示領域53に表示する。
感度調整部28は、スライド調整部および/または増減ボタン45、46などの操作部が操作された場合、操作部の調整量に応じて検出感度を変化させる。上記枠61〜64は、変化した検出感度で検出された相違部の位置に表示される。
感度調整部28は、第1および第2キャプチャー画像の特徴量の検出レベルを調整する閾値調整部28aと、第1および第2キャプチャー画像からノイズを除去するフィルタのかかり具合(ノイズ除去感度)を調整するノイズ除去感度調整部28bとを備える。
図4に示すように、アプリ画面41は、第1キャプチャー画像表示領域42(以下「第1表示領域42」と称す)、第2キャプチャー画像表示領域43(以下「第2表示領域43」と称す)および検出結果表示領域51と、相違検出感度調整用の操作部44と、2つの画像の差分検出の実行を開始させるためのボタンである検出ボタン49と、保存ボタン50などを有する。
保存ボタン50は、スクリーンショットを撮る指示を行うボタンである。保存ボタン50がタップ操作されると、画面制御部25は、画像取得部21と連系して、その時点の画像(画面のスクリーンショットや枠付きの第1および第2キャプチャー画像)をキャプチャーしてキャプチャー画像記憶部23に保存(記憶)し、一連のアプリの動作(2つの画像の差分検出動作)をリセットさせる。保存ボタン50がタップされた後、図4のアプリ画面41に戻る。
相違検出感度調整用の操作部44には、閾値調整用の増減ボタン45、ノイズ除去感度調整用の増減ボタン46、調整範囲を示すバー47および調整つまみ48を有するスライド調整部が設けられている。
調整つまみ48は、作業者がスワイプ操作(指でタッチしたままバー47上をなぞるようにスライド操作)することで、相違部の検出感度を調整可能であり、画面に向かって左側にスライドさせることで、閾値の数値が増加し検出感度が鈍化し、検出される相違部が少なくなる。増減ボタン45も同様である。
相違検出感度調整用の操作部44は、第1および第2キャプチャー画像の相違部の検出感度を作業者が所望に応じて調整するためのものである。感度調整部28は、操作部の調整量に応じて、設定情報記憶部24に記憶されている相違部の検出感度の設定値を変化させる。
スライド調整部と増減ボタン45は、第1表示領域42に表示される第1キャプチャー画像と第2表示領域43に表示される第2キャプチャー画像とを目視で比較しながら、互いの相違部の検出感度を調整する(増減させる)ものである。閾値のスライド調整部と増減ボタン45は、いずれか一方のみでもあってもよい。
検出結果表示領域51は、第3および第4の表示領域52、53を有する。第3の表示領域52には、第2キャプチャー画像に対して相違する第1キャプチャー画像の相違部にマーク(例えば色付きの枠(赤枠など))が重畳表示された第1キャプチャー画像が表示される。
第4の表示領域53には、第1キャプチャー画像に対して相違する第2キャプチャー画像の相違部にマーク(例えば色付きの枠(赤枠など))が重畳表示された第2キャプチャー画像が表示される。
なお、この実施形態では、検出結果表示領域51に2つのキャプチャー画像を表示する例を示したが、互いの画像の相違部の位置は同じであるため、いずれか一方の画像(例えば作業後の第2キャプチャー画像)を表示するようにしてもよい。
以下、図5、図6のフローチャート、図7乃至図17を参照してこの実施形態のタブレット端末1の動作を説明する。
この実施形態のタブレット端末1の場合、予めタブレット端末1に差分検出用のアプリをインストールしておくことで、タブレット端末1のタッチパネル3のホーム画面などにアプリのアイコンが表示される。
例えば配電盤Aの保守点検作業を行う作業者が、作業前に、ホーム画面に表示されているアプリのアイコンをタップしてアプリ起動操作することで、アプリが起動し、アプリ画面41(図4参照)が表示される(図5のステップS101)。
図7に示すように、タブレット端末1に表示されたアプリ画面41の第1表示領域42を、作業者が指71でタップすると、第1表示制御部26aは、1枚目の画像取り込み指示として受け付け(ステップS102のYes)、図8に示すように、吹き出し画面54(ツール一覧)を表示する(ステップS103)。この吹き出し画面54(ツール一覧)には、「通常カメラ」、「ライブラリ」などのツールの名称(項目)が表示される。
吹き出し画面54(ツール一覧)のツールの中から選択されたツールにより画像を取り込み、第1表示領域42に表示する(ステップS104)。
この画像取得表示機能をより詳細に説明すると、吹き出し画面54(ツール一覧)のツールの中から、例えば「通常カメラ」を指71でタップすると、図9に示すように、画像取得部21aが、カメラ部2を起動してアプリ画面41全体にカメラ画像と枠72を表示する。この際、タブレット端末1に装備されている撮影機能が連動して、シャッターボタン73、カメラとビデオの切り替えボタン74、現在の撮影状態(写真またはビデオ)の表示(写真75)、明るさ調整バー76、「再撮影」77、「写真を使用」78などのボタンが表示される。
ここで、作業者がタブレット端末1のカメラ部2を配電盤Aのスイッチが配置された正面部に向けて、位置関係や明るさなどを調整してシャッターボタン73をタップすることで、画像取得部21aは、「シャッター操作をあり」として(ステップS105)、その指示を受け付け、その時点のカメラ画像を枠72の範囲でキャプチャーする(ステップS106)。ここでのキャプチャーとは一時的な保持(バッファリング)である。
カメラ画像をキャプチャーした際にブレなどがあり、再撮影を行う場合は、「再撮影」77をタップする。すると、画像取得部21aは、「シャッター操作をあり」として(ステップS107)、その指示を受け付け、キャプチャーした画像を消去し(ステップS108)、撮影状態に戻る(ステップS105)。
カメラ画像のキャプチャーがうまくゆき、作業者が「写真を使用」78をタップすると、画像取得部21aは、「写真を使用する操作あり」として(ステップS109)、その指示を受け付け、その時点でキャプチャーされている画像を第1キャプチャー画像(作業前の画像)としてキャプチャー画像記憶部23に記憶するとともに、図10に示すように、アプリ画面41の第1表示領域42にそのキャプチャー画像の縮小画像(サムネイル)を表示する(ステップS110)。
ここで、作業前の動作を終えるためホーム画面のホームボタンなどをタップすることで、(ステップS111のYes)、アプリは、休止状態(スタンバイ)になる(ステップS112)。
作業者が配電盤Aのスイッチをすべてオフして、保守点検作業を行った後、配電盤Aのスイッチを元の状態に戻すため、アプリのアイコンをタップすると、休止していたアプリが動き出し、図10に示した、作業前の画像を表示した状態のアプリ画面41を表示する。
作業者は、作業前の画像を確認しながら、配電盤Aの各スイッチを元の状態に戻した後、作業後のダブルチェック(確認)のため、図11に示すように、アプリ画面41の第2表示領域43を指71でタップすると、第2表示制御部26bは、2枚目の画像取り込み指示として受け付け(図5のステップS102のNo)、図12に示すように、吹き出し画面55(ツール一覧)を表示する(図6のステップS201)。この吹き出し画面55(ツール一覧)には、「通常カメラ」、「ライブラリ」、「透過カメラ」などのツールの名称(項目)が表示される。
吹き出し画面55(ツール一覧)のツールの中から選択されたツールにより画像を取り込み、第2表示領域43に表示する(ステップS202)。
このステップS202の画像取得表示機能をより詳細に説明すると、吹き出し画面55(ツール一覧)のツールの中から、例えば「透過カメラ」を指71でタップすると、画像取得部21cが、カメラ部2を起動するとともに、キャプチャー画像記憶部23から第1キャプチャー画像(作業前に保存した画像)を読み出し透過処理して透過画像とし、図13に示すように、透過画像56の上にカメラ部2による撮影画像57を重畳する形でアプリ画面41全体にカメラ画像と枠72を表示する。
ここでも、タブレット端末1に装備されている撮影機能を連動させて、シャッターボタン73、カメラとビデオの切り替えボタン74、現在の撮影状態の表示(写真75)、明るさ調整バー76、「再撮影」77、「写真を使用」78などのボタンが表示される。
ここで、作業者がタブレット端末1のカメラ部2を、作業後の配電盤Aの正面部に向けて、位置関係や明るさなどを調整して「写真を使用」78をタップすると、画像取得部21cは、その時点のカメラ画像を枠72の範囲でキャプチャーし、第2キャプチャー画像(作業後の画像)としてキャプチャー画像記憶部23に記憶するとともに、図14に示すように、アプリ画面41の第2表示領域43にそのキャプチャー画像の縮小画像(サムネイル)を表示する。
次に、作業者が、図15に示すように、検出ボタン49を指71でタップすると、相違検出部27は、「検出指示あり」として(ステップS203のYes)、その指示を受け付け、設定情報記憶部24の相違検出感度の設定値(アプリ画面41の相違検出感度調整用の操作部44の閾値やノイズ除去のフィルタ値)に従い、第1および第2の各キャプチャー画像から互いの相違部を検出する。
そして、相違検出部27は、図16に示すように、検出した相違部に、データ記憶部22の枠61〜64(マーク)を重畳したキャプチャー画像を、検出結果表示領域51の各表示領域(第3表示領域52、第4表示領域53)に表示する(ステップS204)。第3表示領域52には、作業前の第1キャプチャー画像が表示される。第4表示領域53には、作業後の第2キャプチャー画像が表示される。
ここで、作業者が、左右の表示領域(第3表示領域52、第4表示領域53)の表示を見比べてみて、スイッチ以外の箇所に表示されているマーク(例えば枠61、63)は、作業後の撮影環境の明るさの違いから生じた相違部であり、作業ミスの確認には不要であるため、検出感度を調整する。
この場合、アプリ画面41の相違検出感度調整用の操作部44の閾値調整用の増減ボタン45や調整つまみ48、および/またはノイズ除去レベル調整用の増減ボタン46などをタップ操作またはスワイプ操作して調整すると、感度調整部28は、「検出感度の設定値の変更指示あり」として(ステップS205のYes)、その調整量に応じて設定情報記憶部24の相違検出感度(閾値)やフィルタの設定値を変更する(ステップS206)。
変更された設定値に応じて相違検出部27により検出された相違部の枠(マーク)の大きさや出現箇所(位置)が変化するので、スイッチ以外の箇所のマーク(例えば枠61、63)がなくなったところで、残った枠62、64の部分を見比べてスイッチの状態(ON/OFF)の違いを確認し、実際の配電盤Aの該当箇所のスイッチを作業前の状態に戻す。
そして、配電盤Aのスイッチを作業前の状態に戻す作業を終了した後、図17に示すように、アプリ画面41の保存ボタン50をタップ操作することで、相違検出部27は、「保存指示あり」として(ステップS207のYes)、枠62、64が付与された検出結果の2つのキャプチャー画像(マーク付き画像)やアプリ画面41をキャプチャーし、キャプチャー画像記憶部23に保存(記憶)する(ステップS208)。
(他の動作例)
上記実施形態では、配電盤Aの保守点検作業の際に、作業前後の画像の差分検出を行う例を説明したが、これ以外の用途にも、タブレット端末1によるキャプチャー画像の差分検出機能を用いることができるため、図18のフローチャートを参照してその例を説明する。
以下では、保守点検作業での利用ではなく、タブレット端末1にインストールされているブラウザアプリの閲覧画面に表示されている更新前後のウェブページをキャプチャーした画像の差分を検出する例を説明する。なお、利用者がブラウザアプリの閲覧画面で、類似する複数のウェブページをキャプチャーしたキャプチャー画像(例えばあるウェブページの更新前のスクリーンショットと更新後のスクリーンショット)をライブラリに保存しておいたものとする。
この場合、まず、利用者は、アプリを起動して、第1表示領域42、第2表示領域43および検出結果表示領域51と検出ボタン49と保存ボタン50を有するアプリ画面41を表示する(図18のステップS301)。
利用者が第1表示領域42をタップすると、表示制御部26aは、第1表示領域42への表示指示があったものとして(ステップS302のYes)、利用可能な画像取得機能(ツール)の一覧である吹き出し画面54(図8参照)を表示する(ステップS303)。
利用者が、表示された吹き出し画面54から例えば「ライブラリ」をタップすると、画像取得部21bは、ライブラリの画像一覧を表示するので、利用者が、そのライブラリの中から所望の画像(第1キャプチャー画像)をタップすると、画像取得部21bは、タップされた第1キャプチャー画像をライブラリより読み出して表示制御部26aに渡し、表示制御部26aが、その第1キャプチャー画像を第1表示領域42に表示する(ステップS304)。
続いて、利用者が第2表示領域43をタップすると、表示制御部26bは、第2表示領域43への表示指示があったものとして(ステップS305のYes)、利用可能なツールの一覧である吹き出し画面55(図12参照)を表示する(ステップS306)。
利用者が、表示された吹き出し画面55から「ライブラリ」をタップすると、画像取得部21bは、ライブラリの画像一覧を表示する。
利用者が、そのライブラリの中から所望の画像(第2キャプチャー画像)をタップすると、画像取得部21bは、タップされた第2キャプチャー画像をライブラリより読み出して表示制御部26bに渡し、表示制御部26bが、その第2キャプチャー画像を第2表示領域43に縮小表示する(ステップS307)。
次に、利用者が検出ボタン49をタップすると、相違検出部27は、相違検出の指示があったものとして(ステップS308のYes)、第1キャプチャー画像と第2キャプチャー画像とを比較して、互いのキャプチャー画像の相違部を検出する。
表示制御部26cは、相違検出部27が検出した相違部に色付きの枠などのマーク(図16参照)を重畳させた第1キャプチャー画像を第3表示領域52に表示し、また、相違部にマーク(図16参照)を重畳させた第2キャプチャー画像を第4表示領域53に表示する(ステップS309)。
これにより、利用者は、ブラウザの閲覧画面に表示されたウェブページの更新前後の相違部(相違箇所)を一目で確認することができる。
なお、上記実施形態の説明で例示した動作例は一例であり、各ステップを入れ替えたり、または、新たなステップを追加したり、一部のステップを削除することで、動作をさまざまに変えることも可能である。
このようにこの第1実施形態のタブレット端末1によれば、配電盤Aの保守点検を行う作業を行う前に配電盤Aのスイッチを含む正面部の第1キャプチャー画像を取得し、作業後に配電盤Aのスイッチを含む正面部の第2キャプチャー画像を取得し、互いのキャプチャー画像の相違部を検出し、検出した相違部に枠61〜64などのマークを重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を検出結果表示領域51に表示することで、作業者は、検出結果表示領域51に表示された第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を目視してスイッチの復旧ミスの箇所を一目で特定できるので、タブレット端末1などの携帯端末を利用して復旧作業とその作業の確認(ダブルチェック)を一人で行うことができる。
(第2実施形態)
次に、図19、図20を参照して本発明の画像処理装置に係る第2実施形態のタブレット端末1を説明する。なお、第2実施形態を説明する上で第1実施形態と同じ構成には同一の符号を付しその説明は省略する。
図19に示すように、第2実施形態のタブレット端末1は、差分検出感度調整部28c、差分出力部32、コメント付与部33、出力部としてのメール連携部35を有する。
差分検出感度調整部28cは、図20に示す感度指定ボタン47a、47b、47cのプリセット値に応じた感度に相違検出部27の感度を調整する。換言すると、差分検出感度調整部28cは、第1および第2キャプチャー画像の特徴量の検出レベルを、指定されたプリセット値に調整する。
この場合、感度指定ボタン47a、47b、47cは、設定情報記憶部24の検出感度の値に対応するボタンである。設定情報記憶部24には、予め検出感度の値が感度指定ボタン47a、47b、47c毎に記憶(設定)されている。すなわち、この差分検出感度調整部28cは、感度指定ボタン47a、47b、47cの操作により指定された検出感度の値に、相違検出部27の検出感度を変更する感度変更部として機能する。
差分出力部32は、第1および第2キャプチャー画像の差分を出力(2つの画像を透過画像にして重畳表示したり、ボタン操作により2つの画像を交互に切り替え表示)する。
差分出力部32は、例えば交互表示ボタン95(図26参照)が操作される毎に、差分出力画面90の作業前の画像(第1キャプチャー画像)と作業後の画像(第2キャプチャー画像)とを切り替え表示する。
コメント付与部33は、作業前の画像(第1キャプチャー画像)および作業後の画像(第2キャプチャー画像)に対しコメントを付与する。詳細には、コメント付与部33は、コメント入力用の画面105(図31参照)をアプリ画面41に表示し、画面105のコメント入力欄106に入力された日付、名称などのコメント(テキストデータ)をキャプチャー画像に付与する。
メール連携部35は、予めタブレット端末1に予めインストールされている電子メールプログラム(電子メールアプリ)やメッセンジャープログラム(メッセージアプリ)などの情報送信アプリケーションソフトウェア(通信アプリ)を起動し、指定された画像を外部へ出力する出力部である。
詳細に説明すると、メール連携部35は、出力ボタン68の操作により起動し、スクリーンショットの一覧である「ライブラリ」(図34参照)を表示し、「ライブラリ」の中からキャプチャー画像が指71でタップされて(図35参照)、「送信」ボタン112の操作を行われると、メールアプリを起動し、スクリーンショットを添付した電子メールの作成画面(メール作成画面110)(図36参照)を表示し、メール作成画面110で宛先などを入力後、「送信」ボタン122の操作により電子メールを外部の宛先へ送信する。
色設定部34は、図23に示す色の変更ボタン(ボタン66、81a、81b)の操作に応じて色設定画面85(図24参照)を表示し、選択されたボタン85aの色を、変更対象のキャラクタ(枠やテキストデータなど)に設定する。
図20に示すように、アプリ画面41には、感度微調整用の増減ボタン45a、感度指定ボタン47a、47b、47c、設定ボタン65、検出枠色設定ボタン66、差分のみボタン67、出力ボタン68、コメント色指定ボタン81a、81b、日付追加ボタン82a、82b、日付削除ボタン83a、83bなどが設けられている。
感度微調整用の増減ボタン45aは、感度設定時に、感度を所望の感度の値に微調整するためボタンであり、「−」ボタンと「+」ボタンを有する。「−」ボタンは、現在表示されている感度を所定のステップ毎(例えば−1ずつ)減少させるボタンである。「+」ボタンは現在表示されている感度を所定のステップ毎(例えば+1ずつ)増加させるボタンである。
感度指定ボタン47a、47b、47cは、個々に感度値を付与(プリセット)可能であり、ボタン操作により、予めプリセットされた相違検出感度の値を指定する。この例では、感度ボタン47aには、例えば「125」、感度ボタン47bには、例えば「150」、感度ボタン47cには、例えば「175」などの値がプリセットされている。
設定ボタン65は、ボタン操作により、感度調整部28に指示し、感度調整部28は、各感度指定ボタン47a、47b、47cに相違検出感度の値を付与するための設定画面(図22参照)を表示させる。
検出枠色設定ボタン66は、検出枠97(マーク)(図26参照)の色を変更するための色変更ボタンであり、このボタンの操作(検出枠97の色の設定操作)により、色設定部34を起動し、起動した色設定部34が色設定画面85(図24参照)を表示する。色設定部34は、色設定画面85に、検出枠97に付与可能な複数の色の一覧を表示し、複数の色の一覧の中から指定された色に検出枠97の色を変更する。
差分のみボタン67は、差分表示ボタンであり、ボタン操作により、2つの画像の差分を表示する差分出力部32へ差分出力画面90(図26参照)の表示の指示を行う。差分出力部32は、差分のみボタン67の操作により第1および第2キャプチャー画像を透過画像にして重畳させた差分出力画面90を表示する。
出力ボタン68は、画像を外部へ出力するために、ボタン操作により、メール連携部35を起動し、作業後のアプリ画面41のスクリーンショットが保存されているフォルダ(ライブラリ)を表示させる。スクリーンショットは、作業前の画像および作業後の画像の相違部に検出枠97を重畳させた作業前の画像および作業後の画像を含むキャプチャー画像である。すなわち、出力ボタン68は、メール連携部35を起動して、相違部に検出枠97を重畳させた第1キャプチャー画像および/または第2キャプチャー画像を含むキャプチャー画像の一覧を表示するためのボタンである。
コメント色指定ボタン81a、81bは、画像に付与するコメントの文字色を設定するための色設定部34を起動し色設定画面85(図24参照)を表示する。
日付追加ボタン82a、82bは、ボタン操作により、コメント付与部33を起動し、コメント入力用の画面105(図31参照)を表示させる。
日付削除ボタン83a、83bは、選択された画像からコメントを削除する指示を行う操作部である。
以下、図21乃至図36を参照してこの第2実施形態のタブレット端末1の各機能を説明する。
(1.感度プリセット機能)
感度プリセット機能は、設定ボタン65、感度調整部28および設定情報記憶部24により構成される。この場合、図21に示すように、タブレット端末1のアプリ画面41の設定ボタン65を指71でタップすると、感度調整部28が、アプリ画面41に、図22に示すような感度設定画面84を表示させる。
感度設定画面84には、それぞれのボタンの現在の設定値が示された設定欄(プリセット1、2、3)が表示される。所望の設定欄を指71でタップすると、数値部がアクティブになり変更可能になるとともにキー入力画面が表示されるので、キー操作により数値を変更して、確定操作することで、設定欄のプリセット値が変更されると共に、新たなプリセット値が設定情報記憶部24に記憶される。
(2.検出枠色変更機能)
検出枠色変更機能は、検出枠色設定ボタン66および色設定部34により構成される。この場合、図23に示すように、タブレット端末1のアプリ画面41の検出枠色設定ボタン66を指71でタップすると、色設定部34が、図24に示すような色設定画面85をアプリ画面41に表示する。色設定画面85には、赤、黒、青、緑…等の各色のアイコン85aが設けられており、これらの中から所望のアイコンをタップすることで、色設定部34が検出枠97の色を設定、つまり設定情報記憶部24に検出枠97の色を記憶する。
(3.差分表示機能)
差分表示機能は、差分出力部32により実現される。差分出力部32は、差分のみボタン67および透過度指示部としてのスライド調整部(下記差分出力画面90の説明参照)により構成される。差分出力部32は、スライド調整部により指示された透過度に第1キャプチャー画像(作業前の画像)および第2キャプチャー画像(作業後の画像)を透過させた透過画像を生成し、生成した2つの透過画像を差分出力画面90に重畳して表示する重畳表示部として機能する。差分のみボタン67は、差分出力画面90の表示を指示するためのボタンである。差分出力部32は、差分のみボタン67の操作により第1および第2キャプチャー画像を透過画像にして重畳させた画面(図26の差分出力画面90)を表示する。
この場合、図25に示すように、タブレット端末1のアプリ画面41に作業前と作業後にキャプチャーした2つの画像が表示された状態で、指71で差分のみボタン67をタップすると、差分出力部32が、図26に示すような差分出力画面90をタブレット端末1に表示する。差分出力画面90には、その中央部に作業前、作業後の2つの画像を重ね合わせた重畳画像96と検出枠97が重畳表示される。
この差分出力画面90には、調整範囲を示すバー91および調整つまみ92を有するスライド調整部、透過度の割合を微調整するための微調整ボタン93、差の表示を有効または無効にするためのボタン94、交互表示ボタン95などが設けられている。スライド調整部は、第1および第2キャプチャー画像の透過度を指示するための透過度指示部である。交互表示ボタン95は、差分出力画面90に表示された重畳画像96(作業前、作業後の2つの画像)のうち、いずれか一方の画像を表側(前面)にするように交互に切り替え表示するための交互切替表示ボタンである。
バー91上の調整つまみ92を移動させることで、重畳表示される作業前、作業後の2つの画像の透過度が変化する。透過度は、作業前、作業後の2つの画像を、割合で透過させる。割合は、例えば0:100から100:0まで変更可能である。
この例のように100:0では、検出枠97を含む作業前の画像が表示される。0:100では、検出枠97を含む作業後の画像が表示される。50:50では、作業前、作業後の画像が重畳して表示される。この他、それぞれの画像の差分を示す検出枠97は常に表示される。
交互表示ボタン95が操作される毎に、差分出力画面90の重畳画像96が、作業前の画像が上(100:0)になったり、作業後の画像が上(0:100)になったり、交互に切り替え表示される。
(4.コメント付与機能)
作業前に、図28に示すように、タブレット端末1に表示されたアプリ画面41の第1表示領域42を、作業者が指71でタップすると、第1表示制御部26aは、1枚目の画像取り込み指示として受け付け、図29に示すように、吹き出し画面54(ツール一覧またはツールメニュー画面)を表示する。この吹き出し画面54には、「通常カメラ」、「ライブラリ」などのツールの名称(項目)が表示される。
吹き出し画面54のツールの中から、例えば「通常カメラ」を指71でタップすると、画像取得部21aが、図30に示すように、カメラ部2を起動して撮影画面100にカメラ画像101と枠72を表示する。枠72は、画像のキャプチャー範囲を示す。
この際、タブレット端末1に予め装備されている撮影機能が連動して、シャッターボタン73、カメラとビデオの切り替えボタン74、現在の撮影状態(写真またはビデオ)の表示(写真75)、明るさ調整バー76、「再撮影」77、「写真を使用」78などのボタンが撮影画面100に表示される。
ここで、作業者がシャッターボタン73をタップすることで、画像取得部21aは、そのシャッター操作を受け付け、その時点のカメラ画像101を枠72の範囲でキャプチャーする。
カメラ画像101をキャプチャーした際にブレなどがあり、再撮影を行う場合は、「再撮影」77をタップする。すると、画像取得部21aは、キャプチャーした画像を消去し、撮影状態に戻る。
シャッターボタン73をタップしてカメラ画像101のキャプチャーがうまくゆき、作業者が「写真を使用」78をタップすると、コメント付与部33は、図31に示すようなコメント入力用の画面105を表示する。この画面105には、入力欄106、確定ボタン107およびキャンセルボタン108などが設けられている。
この画面105の入力欄106に、キー操作により日付などのコメントを入力し、確定ボタン107をタップすると、コメント付与部33は、キャプチャー画像にコメントを付与する。また確定ボタン107がタップされたことで、キャプチャー画像の保存が確定し、画像取得部21aは、コメント付きの画像をキャプチャー画像記憶部23に記憶すると共に、アプリ画面41の第1表示領域42に表示する。入力欄106に入力するコメントは、日付だけに限らず、漢字やカタカナ、英字、記号などのテキストデータが入力可能である。
なお、コメントが不要な場合は、キャンセルボタン108をタップすることで、コメント無しの画像がキャプチャー画像記憶部23に記憶されると共に、アプリ画面41の第1表示領域42に表示される。
既存のキャプチャー画像にコメントを付与または修正する場合、対象画像の領域(例えば第1表示領域42など)をタップした後、対応する日付追加ボタン(第1表示領域42であれば日付追加ボタン82a)をタップする。
すると、コメント付与部33は、該当キャプチャー画像の保存フォルダ(キャプチャー画像記憶部23の記憶領域)を開き、該当キャプチャー画像のサムネイル画像(アイコン)を選択状態にする。そして、そのキャプチャー画像のアイコンがタップされると、図31に示した画面105を表示し、コメントの入力が可能になる。以降の動作は、上記新規画像キャプチャー時のコメント付与動作と同じである。
既存のキャプチャー画像に付与されているコメントを削除する場合、対象画像の領域(例えば第1表示領域42など)をタップした後、対応する日付削除ボタン83aをタップすると、コメント付与部33は、該当キャプチャー画像に付与されているコメントを削除する。
キャプチャー画像に付与されているコメントまたはこれから付与するコメントの色を変更する場合、図32に示すように、アプリ画面41において、変更対象のコメント色指定ボタン81a、81b(図32ではコメント色指定ボタン81a)をタップする。すると、色設定部34により、図24に示した色設定画面85がポップアップ表示されるので、表示された色設定画面85の所望の色ボタン85aをタップすることで、キャプチャー画像に付与するコメントの文字色が設定される。
(5.出力機能)
作業後、アプリ画面41において検出結果のスクリーンショットを保存した後、図33に示すように、アプリ画面41の出力ボタン68を、作業者が指71でタップすると、メール連携部35は、図34に示すように、検出結果のスクリーンショットが保存されたフォルダ(キャプチャー画像記憶部23の記憶領域)の画面110を表示する。画面110には、スクリーンショットのサムネイル画像111a〜111dなどが表示される。
表示された画面110のサムネイル画像111a〜111dの中から、所望のサムネイル画像、例えばサムネイル画像111dをタップすると、図35に示すように、画面110の右上に「送信」ボタン112、「削除」ボタン113が表示される。
作業者が画面110の「送信」ボタン112をタップすると、メール連携部35がタブレット端末1の電子メールアプリを起動し、図36に示すように、メール作成画面120が表示される。メール作成画面120には、タップしたサムネイル画像111dに対応するスクリーンショット121が添付される。
作業者は、宛先と件名などをキー入力し、画面右上の「送信」ボタン122をタップすることで、所望の宛先へスクリーンショットを送信できる。
このようにこの第2実施形態のタブレット端末1によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、以下のような効果が得られる。
1.感度プリセット機能(感度指定ボタン47a、47b、47cおよび差分検出感度調整部28c)を設け、検出感度の調整を第1実施形態のスライド式からプリセット式へ変更したことで、作業環境がほぼ同じ工事現場では、作業者が感度調整の操作をし易くなる。
2.検出枠色変更機能(検出枠色設定ボタン66および色設定部34)を設けたことで、被写体に応じて見やすい枠色を設定できるので、固定色では被写体画像に重畳される枠が見難い場合に、見やすい枠色に変更することができる。
3.差分表示機能(差分のみボタン67、交互表示ボタン95および差分出力部32)を設け、作業前、作業後のキャプチャー画像を透過して重畳表示させる際に、透過度を調整可能とするとともに、作業前、作業後のキャプチャー画像を交互に表示可能としたことで、作業前、作業後の画像の小さな相違箇所だけでなく、大きな相違箇所についてもよく解るようになる。例えば配電盤のスイッチのオン・オフ設定といった細かな箇所の他、配電盤の周囲の椅子や机の位置の違いなども確認できるようになる。
4.コメント付与機能(日付追加ボタン82a、82bおよびコメント付与部33)を設けたことで、作業前、作業後の写真を「ライブラリ」に大量に保存した中で、「ライブラリ」から所望の写真を選出することが容易になる。
5.出力機能(出力ボタン68およびメール連携部35)を設けたことで、作業後のスクリーンショットを所望の宛先へ容易に送信することができる。
本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
また上記の実施の形態に示した各構成要素を、コンピュータのハードディスク装置などのストレージにインストールしたプログラムで実現してもよく、また上記プログラムを、コンピュータ読取可能な電子媒体:electronic mediaに記憶しておき、プログラムを電子媒体からコンピュータに読み取らせることで本発明の機能をコンピュータが実現するようにしてもよい。電子媒体としては、例えばCD−ROM等の記録媒体やフラッシュメモリ、リムーバブルメディア:Removable media等が含まれる。さらに、ネットワークを介して接続した異なるコンピュータに構成要素を分散して記憶し、各構成要素を機能させたコンピュータ間で通信することで実現してもよい。
1…タブレット端末、2…カメラ部、3…タッチパネル、5…メモリ、6…ボタン、21、21a、21b、21c…画像取得部、22…データ記憶部、23…キャプチャー画像記憶部、24…設定情報記憶部、25…画面制御部、26、26a、26b、26c…表示制御部、27…相違検出部、28…感度調整部、28a…閾値調整部、28b…ノイズ除去感度調整部、28c…差分検出感度調整部、31…キャプチャー画像、32…差分出力部、33…コメント付与部、34…色設定部、35…メール連携部、41…アプリ画面、42…第1表示領域、43…第2表示領域、44…操作部、45…増減ボタン、46…増減ボタン、47…バー、49…検出ボタン、50…保存ボタン、51…検出結果表示領域、52…第3表示領域、53…第4表示領域、54、55…吹き出し画面、56…透過画像、57…撮影画像、61〜64…枠、71…指、72、97…枠、73…シャッターボタン、74…切り替えボタン、75…撮影状態(写真)、76…明るさ調整バー。

Claims (15)

  1. 第1表示領域、第2表示領域および差分検出結果表示領域とを有する画面を表示する画面制御部と、
    前記第1表示領域への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を表示し、前記一覧から選択された画像取得機能により取得された第1キャプチャー画像を前記第1表示領域に表示する第1表示制御部と、
    前記第2表示領域への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を表示し、前記一覧から選択された画像取得機能により取得された第2キャプチャー画像を前記第2表示領域に表示する第2表示制御部と、
    前記第1キャプチャー画像と前記第2キャプチャー画像との相違部を検出する相違検出部と、
    前記相違検出部により検出された前記相違部にマークを重畳させた前記第1キャプチャー画像および/または前記第2キャプチャー画像を前記差分検出結果表示領域に表示する第3表示制御部と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像取得機能は、
    前記画像処理装置に装備されているカメラ部を起動して被写体を撮像し、シャッター操作により被写体の画像を前記第1表示領域の範囲で前記第1キャプチャー画像として取得し前記第1表示領域に表示するカメラツールであることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記画像取得機能は、
    前記第1表示領域への表示指示があった場合、前記画像処理装置のメモリに保持されている画像ライブラリの中から選択された前記第1キャプチャー画像を読み出し前記第1表示領域に表示し、前記第2表示領域への表示指示があった場合、前記画像ライブラリの中から選択された前記第2キャプチャー画像を読み出す画像読出・書込ツールであることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  4. 前記画像取得機能は、
    画像処理装置に装備されているカメラ部を起動して被写体を撮像し、前記第1キャプチャー画像を透過画像とし、この透過画像に前記被写体の画像を位置調整可能なように重畳して表示する透過カメラツールであることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  5. 前記第1および第2キャプチャー画像の前記相違部の検出感度を調整するための操作部と、
    操作された前記操作部の調整量に応じて、前記相違検出部の検出感度を変化させる感度調整部と
    を具備することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  6. 前記感度調整部は、
    前記第1および第2キャプチャー画像の特徴量の検出感度を調整する閾値調整部と、
    前記第1および第2キャプチャー画像からノイズを除去するフィルタのかかり具合を調整するノイズ除去感度調整部と
    を具備することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  7. 前記第3表示制御部は、
    前記差分検出結果表示領域を第3領域と第4領域に区分し、前記相違検出部により検出された前記第2キャプチャー画像に対する前記第1キャプチャー画像の相違部に第1マークを重畳させた前記第1キャプチャー画像を前記第3領域に表示し、前記第1キャプチャー画像に対する前記第2キャプチャー画像の相違部に第2マークを重畳させた前記第2キャプチャー画像を前記第4領域に表示することを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  8. 前記第1および第2キャプチャー画像の特徴量の検出感度の値が設定された設定情報記憶部と、
    前記設定情報記憶部の検出感度の値に対応する感度指定ボタンと、
    前記感度指定ボタンの操作により指定された検出感度の値に、前記相違検出部の検出感度を変更する感度調整部と
    を特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  9. 前記マークの色の設定操作により前記マークに付与可能な複数の色の一覧を表示し、前記複数の色の一覧の中から指定された色に前記マークの色を変更する色設定部
    を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 差分表示ボタンと、
    前記差分表示ボタンの操作により前記第1および第2キャプチャー画像を透過画像にして重畳させた画面を表示する差分出力部と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 前記差分出力部は、
    前記第1および第2キャプチャー画像の透過度を指示するための透過度指示部と、
    前記透過度指示部により指示された透過度に前記第1および第2キャプチャー画像を透過させた透過画像を生成し、生成した2つの透過画像を前記画面に重畳して表示する重畳表示部と
    を具備することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記画面に重畳表示された前記第1および第2キャプチャー画像を交互に切り替え表示するための交互切替表示ボタンを有し、
    前記差分出力部は、
    前記交互切替表示ボタンが操作される毎に、前記第1および第2キャプチャー画像のうちいずれか一方のキャプチャー画像を前記画面の表側にするように切り替え表示することを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 前記第1および第2キャプチャー画像に対しコメントを付与するコメント付与部を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  14. 出力ボタンと、
    前記出力ボタンの操作により前記第1および第2キャプチャー画像を含む画面のスクリーンショットの一覧を表示し、該一覧の中から選択されたスクリーンショットを外部へ出力する出力部と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  15. 一つ以上の画像取得機能を有する画像処理装置による画像処理方法において、
    第1表示領域、第2表示領域および差分検出結果表示領域とを有する画面を表示するステップと、
    前記第1表示領域への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を表示し、前記一覧から選択された画像取得機能により取得された第1キャプチャー画像を前記第1表示領域に表示するステップと、
    前記第2表示領域への表示指示があった場合、利用可能な画像取得機能の一覧を表示し、前記一覧から選択された画像取得機能により取得された第2キャプチャー画像を前記第2表示領域に表示するステップと、
    前記第1キャプチャー画像と前記第2キャプチャー画像との相違部を検出するステップと、
    検出した前記相違部にマークを重畳させた前記第1キャプチャー画像および/または前記第2キャプチャー画像を前記差分検出結果表示領域に表示するステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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