JP6733306B2 - 遠隔保守装置、無線機、無線システム及び遠隔保守方法 - Google Patents

遠隔保守装置、無線機、無線システム及び遠隔保守方法 Download PDF

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Description

本発明は、遠隔保守装置、無線機、無線システム及び遠隔保守方法に関し、特に、遠隔操作により無線システム内の装置のプログラムを更新する遠隔保守装置、無線機、無線システム及び遠隔保守方法に関する。
遠隔保守装置は、保守対象の消防救急無線システム内の装置に無線ネットワークを介して接続される。遠隔保守装置は、遠隔操作により消防救急無線システム内の装置の状態情報を収集し、必要な場合には保守対象の装置のプログラムを更新する。
この種の遠隔保守装置の例としては、例えば、特許文献1には、無線基地局装置のプログラム更新をする移動無線システムが開示されている。無線基地局装置は、現在運用中のソフトウェアのバージョンを監視制御サーバのデータベースに送信する。無線基地局装置のプログラムを更新する必要が生じた場合、監視制御サーバは、データベースからソフトウェア更新処理局リスト一覧を読み出し、選定された無線基地局装置のプログラム更新をする。
また特許文献2には、移動局装置が消防緊急情報送受信部を備え、消防緊急情報送受信部が無線チャネルによって基地局装置との間で消防緊急情報を送受信する消防緊急無線システムが開示されている。
しかしながら特許文献1の監視制御サーバは、無線基地局装置の各々のソフトウエアバージョンと障害情報及び負荷情報を遠隔から管理するが、無線基地局装置の障害原因を遠隔から分析する機能を備えていない。障害原因の分析が必要になった場合には、特許文献1の構成では、保守要員が現地で分析を行わなければならず、障害対応に時間を要するおそれがある。
この課題に対し、無線基地局装置で実行された処理の内容を示すログデータを遠隔から収集するものが特許文献3に開示されている。特許文献3の遠隔ログ収集装置は、無線基地局装置が使用する通信網とは異なるISDN規格の専用網等の有線通信網インタフェースまたは他社の携帯電話網等の無線通信網インタフェースを備えている。ログ送信制御部が無線基地局装置で実行された処理の内容を示すログデータLDTを保守用端末装置に送信されるようにISDN規格の専用網等の有線通信網インタフェースまたは他社の携帯電話網等の無線通信網インタフェースを制御する。
特開2011−142568号公報 特開2010−232965号公報 特開2007−288579号公報
しかしながら特許文献3に記載の構成では、無線基地局装置のログデータの通信は、必ずISDN規格の専用網等の有線通信網または他社の携帯電話網等の無線通信網を使用するものである。したがって無線基地局に余裕があり、迅速に送信可能であってもログデータの通信は、専用網や他社携帯電話網を利用することになる。
本発明は、遠隔保守に消防救急無線を活用でき保守の迅速化が可能な無線システム、無線機、遠隔保守装置及び遠隔保守方法を提供することを目的とする。
本発明の遠隔保守装置は、保守対象において作成されたログファイルを収集する情報収集部と、前記保守対象のプログラムの変更指示を作成する変更指示作成部と、前記プログラムの変更指示の規模に基づき回線を選択して前記変更指示を送信する回線選択部と、を有している。
本発明の無線機は、動作履歴及び障害発生時前後の挙動を記録したファイルであるログファイルを作成する内蔵ユニットと、前記ログファイルの規模に基づき回線を選択して作成されたログファイルを送信する回線選択部と、受信した変更指示に基づいて前記内蔵ユニットのプログラムの変更を実行する変更実行部と、を有している。
本発明の無線システムは、上記無線機と、上記遠隔保守装置と、前記遠隔保守装置に接続される制御装置と、前記無線機および前記制御装置に消防救急無線回線を介して接続される消防救急無線基地局と、前記無線機及び制御装置に公衆無線回線を介して接続される公衆無線基地局と、を有している。
本発明の遠隔保守方法は、保守対象において作成されたログファイルを収集し、前記保守対象のプログラムの変更指示を作成し、前記プログラムの変更指示の規模に基づき回線を選択して前記変更指示を送信する。
本発明によれば、遠隔保守に消防救急無線を活用でき保守の迅速化が可能な遠隔保守システム、遠隔保守装置及び遠隔保守方法を提供することができる。
図1は、第1の実施形態の構成を示す断面図である。 図2は、図1の無線機によるログファイルの送信動作を示すフローチャートである。 図3は、図1の遠隔保守装置による変更指示の送信動作を示すフローチャートである。 図4は、図1の変形例の構成を示す断面図である。 図5は、第2の実施形態の構成を示す断面図である。 図6は、図5の無線機によるログファイルの送信動作を示すフローチャートである。 図7は、図5の遠隔保守装置による変更指示の送信動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の無線システム1は、無線機10と、制御装置11と、消防救急無線基地局12と、公衆無線基地局13と、遠隔保守装置14を備えている。
無線機10は、消防車、救急車、消防団の車両、消防救急用ヘリコプターなどに搭載される車載無線機であり、消防救急業務のため消防本部との通信に使用される。
制御装置11は、消防本部に設置され、操作者の操作により生成された音声信号、制御信号を、無線機10に伝送する。また制御装置11は、無線機10の死活状態の確認等の監視制御機能を有する。
無線機10は、消防救急用の専用回線により制御装置11と接続される。消防救急用の専用回線は、例えば260MHz帯SCPC方式の多重無線回線、簡易多重無線回線であり、通信可能なデータ量は限られている。無線機10は、第一種通信事業者又は第二通信事業者が提供する携帯電話向け通信用カードを備え、第一種通信事業者又は第二通信事業者が提供する公衆無線回線によっても制御装置11と接続される。
消防救急無線基地局12は、消防救急用の専用回線を介して制御装置11および無線機10と接続される。消防救急無線基地局12は、例えば260MHz帯SCPC方式の消防救急用の専用無線回線を介して無線機10と接続され、消防救急用の専用の多重無線回線、簡易多重無線回線を介して制御装置11と接続される。公衆無線基地局13は、公衆無線回線を介して無線機10と接続され、事業者回線を介して制御装置11と接続される。
遠隔保守装置14は、第1種通信事業者及び第2種通信事業者が提供する公衆回線を介して消防本部などに設置される制御装置11と接続される。遠隔保守装置14は、例えば無線機10を状態監視、制御の対象としている。なお遠隔保守装置14は、制御装置11、消防救急無線基地局12を状態監視、制御の対象とすることもできる。
無線機10は、複数の内蔵ユニット101を備えている。無線機10の内蔵ユニット101は、例えば、表示部、記憶部、通信部等である。無線機10の内蔵ユニット101は、現用/予備構成となっていてもよい。無線機10の内蔵ユニット101は、それぞれソフトウェア及びファームウェア等のプログラムを備えている。また無線機10の内蔵ユニット101は、動作履歴及び障害発生時前後の挙動を記録したファイルであるログファイルを作成する。
無線機10は、制御部102を備えている。制御部102は、制御装置11を経由して遠隔保守装置14からログファイルの要求を受信すると、内蔵ユニット101が生成しているログファイルを収集する。また制御部102は無線機10の内蔵ユニット101のプログラムの版数等の情報、内蔵ユニット101のプログラムの版数、プログラムに設定されているパラメータ、及び予備のユニットの情報等も収集する。
無線機10は、制御部102が収集したログファイル等を制御装置11に送信する回線を選択する回線選択部103を備えている。回線選択部103は、作成されたログファイルが小規模の場合に消防救急無線回線を選択する。回線選択部103は、ログファイルが小規模でない場合には公衆無線回線を選択する。また回線選択部103は、選択した回線を介してログファイル等を制御装置11に送信する。
遠隔保守装置14は、無線機10から受信したログファイル、無線機10の内蔵ユニット101のプログラムの版数等の情報を収集する情報収集部141を備えている。
障害が発生した場合に遠隔保守装置14の操作者が、無線機10から収集されたログファイル等を参照する事で、不具合原因を解析する事が可能となる。たとえば、無線機10の複数の内蔵ユニット101のバージョンの組み合わせを参照することで、バージョンの組み合わせの不整合が原因とわかる。これに対してはソフトウェアのバージョンアップを実施することができる。なお、障害の原因は、必ずしも機器の不具合とは限らず、ソフトウェアのバージョンアップだけでは解決できない場合もある。例えば、無線基地局と、制御装置及び無線機等との間の通信不良は、動作履歴を参照する事で無線伝搬路上に障害物の発生が原因とわかる場合がある。これに対しては、例えば、通信不良の場合の再通信の回数等のパラメータの設定値を変更する。また動作履歴を参照する事でユニットのハードウェア不良(故障又は損傷)とわかる場合がある。これに対しては予備のハードウェアへの切り替えを実施する。また動作履歴を参照する事でプログラムのバグとわかる場合もある。これに対してはバグを修正した新たなバージョンを作成し、プログラムのバージョンアップを実施する。変更指示作成部142は、操作者の操作により無線機10の内蔵ユニット101のプログラムのバージョンアップやパラメータの設定値変更や予備のハードウェアへの切り替えを指示する変更指示を作成する。
さらに遠隔保守装置14は、無線機10に変更指示を送信する回線を選択する回線選択部143を備えている。回線選択部143は、作成された変更指示が小規模の場合に消防救急無線回線を選択する。回線選択部143は、変更指示が小規模でない場合には公衆無線回線を選択する。
無線機10は、制御装置11を経由して遠隔保守装置14から受信した変更指示に基づいて内蔵ユニット101のプログラムのバージョンアップを実行する変更実行部104を備えている。また変更実行部104は、プログラムに設定されているパラメータの変更、あるいは現用/予備の切り替え等の変更も実行する。
次に、本実施形態の動作について説明する。図2は、図1の無線機によるログファイルの送信動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず制御部102は、制御装置11を経由して遠隔保守装置14からログファイルの要求を受信すると(ステップS1)、内蔵ユニット101が生成しているログファイルを収集する(ステップS2)。このとき制御部102は、各内蔵ユニット101に搭載されているソフトウェア及びファームウェアの版数、現用/予備の情報も収集する。
回線選択部103は、内蔵ユニット101の作成したログファイル及びソフトウェア及びファームウェアの版数等のデータの規模が小規模であるか判断する(ステップS3)。小規模の場合には、回線選択部103は、消防救急無線回線を選択し、消防救急無線回線を介してログファイル等を制御装置11に送信する(ステップS4)。小規模でない場合、回線選択部102は、公衆無線回線を選択し、公衆無線回線を介してログファイル等を制御装置11に送信する(ステップS5)。
図3は、図1の遠隔保守装置による変更指示の送信動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず遠隔保守装置14の情報収集部141は、操作者の操作により制御装置11を経由して無線機10にログファイルの要求を送信する(ステップS11)。情報収集部141は、無線機10の各内蔵ユニット101が生成するログファイルを収集する(ステップS12)。このとき遠隔保守装置14の情報収集部141は、無線機10の各内蔵ユニット101に搭載されているプログラムの版数も収集する。
操作者は、遠隔保守装置14の情報収集部141によって収集されたログファイルを確認することにより無線機10の不具合箇所及び原因が特定することができる。また無線機10の内蔵ユニット101のプログラムの版数を確認し、内蔵ユニット101のプログラムの更新要否を判断することができる。
遠隔保守装置14の変更指示作成部142は、操作者の操作によって、無線機10の内蔵ユニット101に搭載されているプログラムを最新の状態に更新する変更指示を作成する。またプログラムの更新により、新規の設定項目の追加等が発生する場合には、操作者の操作により、変更指示作成部142は、当該設定値を無線機10の内蔵ユニット101に設定する指示を変更指示に含ませる。
遠隔保守装置14の回線選択部143は、作成されたソフトウェア等のバージョンアップ及びパラメータ変更の変更指示の規模が小規模であるか判断する(ステップS13)。回線選択部143は、変更指示の規模が小規模の場合には、消防救急無線回線を使用して、変更指示を無線機10に送信する(ステップS14)。小規模でない場合、通信事業者による公衆無線回線を使用して変更指示を無線機10に送信する(ステップS15)。無線機10の変更実行部104は、制御装置11を経由して遠隔保守装置14から受信した変更指示に基づいて内蔵ユニット101のプログラムのバージョンアップ、あるいはプログラムに設定されているパラメータの変更、あるいは現用/予備の切り替え等の変更を実行する。
以上、説明したように本実施形態によれば、遠隔操作によってソフトウェアおよびファームウェアのバージョンアップ又はパラメータ変更ができ、当該作業の作業時間、移動時間、経費等を削減できる。また、無線機内部に生成されるログファイルの遠隔操作での現地情報の収集による原因解析時間を短縮でき、少数の作業員、保守要員で多数の顧客の機器のバージョンアップ又はパラメータ変更作業を短期間で効率良く実施できる。さらに保守対象装置の内蔵回路のソフトウェアおよびファームウェアを的確に版数管理できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記説明では、無線機10と消防救急無線基地局12との間は、例えば260MHz帯SCPC方式の消防救急用の専用無線回線で接続されるとして説明したが、これに限らない。例えば都道府県防災等で利用されている260MHz帯TDMAデジタル移動無線回線で接続される無線システムに対しても適用できる。
また制御装置11は、図4に示すように、複数の遠隔制御の機能のための遠隔制御装置15を個別に備えてもよい。また複数の管理監視制御の機能のための管理監視制御装置16を個別に備えてもよい。図4は、図1の変形例の構成を示す図である。図4の無線システム2は、遠隔制御装置15及び管理監視制御装置16を備えている。遠隔制御装置15及び管理監視制御装置16は、遠隔保守装置14と同様に、第1種通信事業者及び第2種通信事業者が提供する公衆回線を介して消防本部などに設置される制御装置11と接続される。遠隔制御装置15は、遠隔制御の機能をもつ。管理監視制御装置16は、管理監視制御の機能をもつ。この構成により、異なる複数の外部保守事業者に、監視制御、遠隔制御及び遠隔保守の業務を分担させて委託することもできる。
また通信事業者による携帯電話機のデータ回線が提供されていない地域では、無線LAN回線を活用してもよい。通信事業者による携帯電話機のデータ回線のような公衆無線回線が提供されていない地域に地域イントラネットの無線LAN装置が設置されている場合もある。例えば防災や救急活動等に使用されるヘリコプターに搭載される無線機との通信のため地域イントラネットの無線LAN回線が使用される。このような地域であれば、制御装置と無線機との間の回線としては、地域イントラネットの無線LAN回線を使用してよい。
図5は、本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態の無線システム3は、無線LAN装置22を備えている。また無線機10は、図示しない無線LAN用のデータ通信カードを備えている。
無線機20は、第1の実施形態と同様に、最寄りの消防救急無線基地局12との間は、消防救急無線回線で接続されている。無線機20は、通信事業者による携帯電話機のデータ回線のような公衆無線回線が提供されている地域では、第1の実施形態と同様に、公衆無線回線でも接続される。また、無線機20は、公衆無線回線が提供されていない地域では、最寄りの無線LAN装置22との間は、無線LAN回線でも接続されている。無線LAN装置22と制御装置21は地域イントラネットの有線または無線回線で接続されている。
無線機20の回線選択部203は、ログファイル等の規模が小規模であるか判断し、小規模の場合には、消防救急無線回線を選択し、制御部202は消防救急無線回線を使用してログファイル等を制御装置21に送信する。小規模でない場合、公衆無線回線が提供されている地域か判断し、提供されている地域では、無線機20の回線選択部203は、公衆無線回線を選択し、制御部202は公衆無線回線を使用してログファイル等を制御装置21に送信する。公衆無線回線が提供されていない地域では、無線機20の回線選択部203は、地域イントラネットの無線LAN回線を選択し、制御部202は地域イントラネットの無線LAN回線を使用してログファイル等を制御装置21に送信する。
遠隔保守装置24の回線選択部243は、ログファイル等の規模が小規模であるか判断し、小規模の場合には、消防救急無線回線を使用して変更指示を無線機20に送信する。小規模でない場合、公衆無線回線が提供されている地域か判断し、提供されている地域では、遠隔保守装置24の回線選択部243は、公衆無線回線を使用して変更指示を無線機20に送信する。公衆無線回線が提供されていない地域では、遠隔保守装置24の回線選択部243は、地域イントラネットの無線LAN回線を使用して変更指示を無線機20に送信する。
図6は、図5の無線機によるログファイルの送信動作を示すフローチャートである。図6に示すように、第1の実施形態と同様に、ステップS1からステップS4の処理を行う。ステップS3において小規模でないと判断した場合、回線選択部203は、公衆無線回線が提供されている地域か判断する(ステップS21)。提供されている地域では、回線選択部203は、公衆無線回線を使用して、収集したログファイル等を制御装置21に送信する(ステップS22)。
通信事業者による携帯電話機のデータ回線が提供されていない地域では、回線選択部203は、無線LAN回線を使用して収集したログファイル等を制御装置21に送信する(ステップS23)。
図7は、図5の遠隔保守装置による変更指示の送信動作を示すフローチャートである。図7に示すように、第1の実施形態と同様に、ステップS11からステップS14の処理を行う。ステップS13において小規模でないと判断した場合、回線選択部243は、公衆無線回線が提供されている地域か判断する(ステップS31)。提供されている地域では、回線選択部243は、公衆無線回線を使用して、ソフトウェア等の更新、追加設定を含む変更指示を無線機20に送信する(ステップS32)。公衆無線回線が提供されていない地域では、回線選択部243は、無線LAN回線を使用してソフトウェア等の更新、追加設定を含む変更指示を無線機20に送信する(ステップS33)。無線機20の変更実行部104は、ステップS14、S32、またはS33において受信した変更指示に基づいて内蔵ユニット101のプログラムのバージョンアップ等を実行する。すなわち変更実行部104は、プログラムのバージョンアップあるいはプログラムに設定されているパラメータの変更、あるいは現用/予備の切り替え等の変更を実行する。なお本実施例においても制御装置21は、複数の遠隔制御の機能のための遠隔制御装置を個別に備えてもよい。また複数の管理監視制御の機能のための管理監視制御装置等を個別に備えてもよい。
また以上の説明ではログファイルや変更指示は、1つの回線で送信するように説明したが、これに限らない。変更指示を確実に実行する為に、複数の回線を組み合わせて使用し、ログファイルや変更指示を送信するようにしてもよい。
また例えば遠隔操作によりプログラムを更新する保守対象は、無線機10(消防車、救急車、消防団の車両、消防救急用ヘリコプター等に搭載される車載無線機)のみではなく、消防救急無線基地局12を保守対象としてもよい。この場合、消防救急無線基地局12の内蔵ユニットは、それぞれソフトウェア及びファームウェア等のプログラムを備え、動作履歴及び障害発生時前後の挙動を記録したファイルであるログファイルを作成する。また消防救急無線基地局12は、制御部を備え、制御部は、制御装置11を経由して遠隔保守装置14からログファイルの要求を受信すると、内蔵ユニットが生成しているログファイルを収集し、内蔵ユニットのプログラムの版数等の情報、内蔵ユニットのプログラムの版数、プログラムに設定されているパラメータ、及び予備のユニットの情報等も収集し、制御装置11を経由して遠隔保守装置14に送信する。また消防救急無線基地局12は、制御装置11を経由して遠隔保守装置14から受信した変更指示に基づいて内蔵ユニットのプログラムのバージョンアップを実行する変更実行部を備え、変更実行部は、プログラムに設定されているパラメータの変更、あるいは現用/予備の切り替え等の変更も実行する。
1、2、3 無線システム
10、20 無線機
11、21 制御装置
12 消防救急無線基地局
13 公衆無線基地局
14、24 遠隔保守装置
15 遠隔制御装置
16 監視制御装置
22 無線LAN装置
101 内蔵ユニット
102、202 制御部
103、203 回線選択部
104 変更実行部
141 情報収集部
142 変更指示作成部
143、243 回線選択部

Claims (9)

  1. 保守対象からログファイルを収集する情報収集部と、
    前記保守対象のプログラムの変更指示を作成する変更指示作成部と、
    前記プログラムの変更指示の規模に基づき回線を選択して前記変更指示を送信する第1の回線選択部と、
    を有し、
    前記情報収集部は、前記プログラムに設定されたパラメータの設定値及び予備のハードウェアの情報を収集する、
    遠隔保守装置。
  2. 前記情報収集部は、前記プログラムの版数の情報を収集する、
    請求項1に記載の遠隔保守装置。
  3. 前記変更指示作成部は、プログラムのバージョンアップ、パラメータの設定値変更及び予備のハードウェアへの切り替えを含む変更指示を作成する、
    請求項1又は2に記載の遠隔保守装置。
  4. 前記第1の回線選択部は、公衆無線回線が提供されている地域か判断し、提供されていない場合には、地域イントラネットの無線LAN回線を選択して前記変更指示を送信する、
    請求項1から3のいずれかに記載の遠隔保守装置。
  5. 動作履歴を記録したファイルであるログファイルを作成する内蔵ユニットと、
    前記ログファイルの規模に基づき回線を選択して作成されたログファイルを送信する第2の回線選択部と、
    受信した変更指示に基づいて前記内蔵ユニットのプログラムの変更を実行する変更実行部と、
    を有し、
    前記第2の回線選択部は、公衆無線回線が提供されている地域か判断し、提供されていない場合には、地域イントラネットの無線LAN回線を選択して作成されたログファイルを送信する、
    無線機。
  6. 請求項5に記載の無線機と、
    請求項1から4のいずれかに記載の遠隔保守装置と、
    前記遠隔保守装置に接続される制御装置と、
    前記無線機に消防救急無線回線を介して接続される消防救急無線基地局と、
    前記無線機に公衆無線回線を介して接続される公衆無線基地局と、
    を有する無線システム。
  7. 地域イントラネットの無線LAN装置を有する、
    請求項に記載の無線システム。
  8. 複数の遠隔制御機能又は監視制御機能のための遠隔制御装置又は監視制御装置を個別に有する、
    請求項又はに記載の無線システム。
  9. 保守対象において作成されたログファイルを収集し、
    前記保守対象のプログラムの変更指示を作成し、
    前記プログラムの変更指示の規模に基づき回線を選択して前記変更指示を送信
    前記収集する処理において、前記プログラムに設定されたパラメータの設定値及び予備のハードウェアの情報を収集する、
    遠隔保守方法。
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