JP6730083B2 - 破砕装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態に係る破砕装置を前記図1ないし図3に基づいて説明する。本実施形態では、破砕装置がコーンクラッシャである例について説明する。
前記各図において本実施形態に係る破砕装置10は、軸方向を垂直方向から所定角度傾斜させて上端部を中心に旋動可能に支持される主軸11と、この主軸11を中心に貫通させて主軸11上部に取り付けられ、下部に凸状の球面部12aが形成される略円錐状のコア部12と、このコア部12の外周に取り付けられて円錐面状に配置されるマントル13と、このマントル13を取り囲むようにして円錐面状に固定配置されるコンケーブ14と、コア部12の球面部12aと摺接する凹状の球面とされる摺接面部15aを有して、コア部12を支える装置フレーム15と、この装置フレーム15に組み込まれ、前記主軸11の下部に摺動可能に接触して、主軸11を旋動可能に駆動する駆動機構16と、コア部12の下側で前記摺接面部15aより外側となる装置フレーム所定箇所からコア部12の下部周縁部12bに向けて鍔状に突出する配置として配設され、コア部12の下部周縁部12bに設けられる溝12cに常時挿入状態とされる円環状のシールリング17と、コア部12の下部周縁部12bにおけるシールリング17の挿入される溝位置より下側の所定箇所に装置フレーム15の一部を取り囲んで環状に連続する中空チューブ状の弾性変形可能なシールチューブ18とを備える構成である。
前記第1の実施形態に係る破砕装置において、シールチューブ18は、その全体にわたり多数の空気吹出孔を均等に穿設されて、各空気吹出孔から各方向に空気を均等に吹出す構成としているが、これに限られるものではなく、第2の実施形態として、図5に示すように、シールチューブ18におけるコア部12の下部周縁部12bと装置フレーム15の外殻構造部15bとにそれぞれ当接する各当接部位に対し、これら当接部位よりシールリング17寄りに位置するシールチューブ所定範囲部分における空気吹出孔からの空気吹出量を多くする一方、その他の部分における空気吹出孔からの空気吹出量を少なくする構成、例えば、シールチューブ18の前記所定範囲部分における空気吹出孔の配置密度を、前記所定範囲部分を除くシールチューブ他部分における空気吹出孔の配置密度に対しより密となるように、各空気吹出孔を穿設配置される構成、とすることもできる。
前記第1の実施形態に係る破砕装置においては、シールチューブ18の全体にわたり多数の空気吹出孔を穿設する構成としているが、これに限られるものではなく、第3の実施形態として、図6に示すように、シールチューブ18におけるコア部12の下部周縁部12bと装置フレーム15の外殻構造部15bとにそれぞれ当接する各当接部位に対し、これら当接部位よりシールリング17寄りに位置するシールチューブ所定範囲部分にのみ空気吹出孔を設けて空気を吹出し可能とする一方、シールチューブ18の他部分には空気吹出孔を設けない構成とすることもできる。
前記第1の実施形態に係る破砕装置において、シールチューブ18は、空気供給部20から空気を供給されて膨張すると、コア部12の下部周縁部12bと、装置フレーム15の外殻構造部15bとにそれぞれ隙間無く当接し、コア部12と装置フレーム15間の隙間を外部空間50から隔離する構成としているが、これに限らず、第4の実施形態として、図7に示すように、シールチューブ18が十分に膨張した状態でもコア部12の下部周縁部12bには到達せず、このコア部12の下部周縁部12bとの間に隙間を介在させて当接しない状態を維持する構成とすることもできる。この場合も、シールチューブ18は、前記実施形態同様、空気供給部20から空気を供給されて膨張状態を維持しつつ、各空気吹出孔から周囲に向けて空気を吹出しており、この吹出された空気により、シールチューブ18周辺のコア部12の下部周縁部12bと装置フレーム15の外殻構造部15bに挟まれた領域から、外部空間50側へ向かう空気の流れを生じさせることで、外部空間50の粉塵をシールチューブ18より奥側に向かわせないようにすることができる。
11 主軸
12 コア部
12a 球面部
12b 下部周縁部
12c 溝
13 マントル
14 コンケーブ
15 装置フレーム
15a 摺接面部
15b 外殻構造部
16 駆動機構
16a 偏心スリーブ
16b、16c 歯車
17 シールリング
18 シールチューブ
18a チューブ体
18b 空気吹出孔
18c ジョイント部
19 磁石
20 空気供給部
50 外部空間
Claims (7)
- 軸方向を垂直方向から所定角度傾斜させて上端部を中心に旋動可能に支持される主軸と、当該主軸を中心に貫通させて主軸上部に取り付けられ、下部に凸状の球面部が形成される略円錐状のコア部と、当該コア部の外周に取り付けられて円錐面状に配置されるマントルと、当該マントルを取り囲むようにして円錐面状に固定配置されるコンケーブとを備え、固定されたコンケーブに対し主軸と一体のコア部及びマントルを旋動させ、コンケーブとマントルとの間に供給される破砕対象物を破砕する旋動式の破砕装置において、
当該コア部の球面部と摺動可能に接する凹状の球面とされる摺接面部を少なくとも有して、コア部を支える装置フレームと、
当該装置フレームに組み込まれ、前記主軸の下部に摺動可能に接触して、主軸を旋動可能に駆動する駆動機構と、
前記コア部の下側で前記摺接面部より外側となる装置フレーム所定箇所からコア部の下部周縁部に向けて鍔状に突出する配置として配設され、コア部の下部周縁部に設けられる溝に常時挿入状態とされる円環状のシールリングとを備え、
前記装置フレームが、前記シールリングの配置箇所より下側所定範囲部分を、前記主軸を取り囲むように環状に連続する外殻構造部として形成され、
前記コア部の下部周縁部における、前記シールリングの挿入される溝位置より外周寄り部分と、前記装置フレームの外殻構造部との間に、当該外殻構造部を取り囲んで環状に連続する中空チューブ状の弾性変形可能なシールチューブを設け、
当該シールチューブが、前記装置フレームの外殻構造部周囲に保持され、シールチューブ内に、装置フレーム外に設けられる所定の流体供給部から装置フレーム外の供給経路を通じて流体を供給して、シールチューブを膨張させ、前記コア部の下部周縁部と装置フレームの外殻構造部とにシールチューブを当接させ、コア部と装置フレーム間の隙間を外部空間から隔離することを
特徴とする破砕装置。 - 軸方向を垂直方向から所定角度傾斜させて上端部を中心に旋動可能に支持される主軸と、当該主軸を中心に貫通させて主軸上部に取り付けられ、下部に凸状の球面部が形成される略円錐状のコア部と、当該コア部の外周に取り付けられて円錐面状に配置されるマントルと、当該マントルを取り囲むようにして円錐面状に固定配置されるコンケーブとを備え、固定されたコンケーブに対し主軸と一体のコア部及びマントルを旋動させ、コンケーブとマントルとの間に供給される破砕対象物を破砕する旋動式の破砕装置において、
当該コア部の球面部と摺動可能に接する凹状の球面とされる摺接面部を少なくとも有して、コア部を支える装置フレームと、
当該装置フレームに組み込まれ、前記主軸の下部に摺動可能に接触して、主軸を旋動可能に駆動する駆動機構と、
前記コア部の下側で前記摺接面部より外側となる装置フレーム所定箇所からコア部の下部周縁部に向けて鍔状に突出する配置として配設され、コア部の下部周縁部に設けられる溝に常時挿入状態とされる円環状のシールリングとを備え、
前記装置フレームが、前記シールリングの配置箇所より下側所定範囲部分を、前記主軸を取り囲むように環状に連続する外殻構造部として形成され、
前記コア部の下部周縁部における、前記シールリングの挿入される溝位置より外周寄り部分と、前記装置フレームの外殻構造部との間に、当該外殻構造部を取り囲んで環状に連続する中空チューブ状の弾性変形可能なシールチューブを設け、
当該シールチューブが、多数の流体吐出孔を穿設されて前記装置フレームの外殻構造部周囲に保持され、シールチューブ内に、装置フレーム外に設けられる所定の流体供給部から装置フレーム外の供給経路を通じて流体を供給されて、膨張状態で且つコア部の下部周縁部と当接しない状態を維持しつつ、前記流体吐出孔から流体を出して、シールチューブ周辺の前記コア部の下部周縁部と装置フレームの外殻構造部に挟まれた領域から、外部空間側へ向かう流体の流れを生じさせることを
特徴とする破砕装置。 - 前記請求項1又は2に記載の破砕装置において、
前記シールチューブが、当該シールチューブにおける前記コア部の下部周縁部と前記装置フレームの外殻構造部とにそれぞれ最も近い各接近部位に対し、当該接近部位より少なくとも前記シールリング寄りに位置するシールチューブの所定範囲部分に、多数の流体吐出孔を穿設され、前記流体供給部から流体を供給されて膨張状態を維持しつつ、前記流体吐出孔から流体を出すことを
特徴とする破砕装置。 - 前記請求項1又は2に記載の破砕装置において、
前記流体供給部が、流体として空気を供給する空気供給部であり、
前記シールチューブが、全体にわたり多数の空気吹出孔を穿設され、前記空気供給部から空気を供給されて膨張状態を維持しつつ、各空気吹出孔から空気を吹出すことを
特徴とする破砕装置。 - 前記請求項4に記載の破砕装置において、
前記シールチューブが、通気性組織構造を有するシート材で形成され、当該シート材の各通気部分を前記空気吹出孔とされ、
前記シールチューブにおける前記コア部の下部周縁部と前記装置フレームの外殻構造部とにそれぞれ最も近い各接近部位に対し、当該接近部位より前記シールリング寄りに位置するシールチューブの所定範囲部分におけるシート材組織構造が、前記所定範囲部分を除くシールチューブ他部分におけるシート材組織構造に比べて、より通気性の大きい疎構造とされることを
特徴とする破砕装置。 - 前記請求項1ないし5のいずれかに記載の破砕装置において、
前記シールチューブが、環状に連続する方向に所定間隔で複数の磁石を一体に配設され、
前記装置フレームの外殻構造部のうち、前記シールチューブと接近する部位における少なくともシールチューブ側の前記磁石の配置位置に対応する複数箇所が、磁石に吸引されて吸着状態となる磁性材料で形成されてなることを
特徴とする破砕装置。 - 前記請求項1ないし5のいずれかに記載の破砕装置において、
前記シールチューブが、環状に連続する方向に所定間隔で複数の磁性材料製の小片を一体に配設され、
前記装置フレームの外殻構造部のうち、前記シールチューブと接近する部位における少なくともシールチューブ側の前記小片の配置位置に対応する複数箇所が、前記小片を吸着可能な磁石で形成されてなることを
特徴とする破砕装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016093260A JP6730083B2 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | 破砕装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016093260A JP6730083B2 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | 破砕装置 |
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JP2017200686A JP2017200686A (ja) | 2017-11-09 |
JP6730083B2 true JP6730083B2 (ja) | 2020-07-29 |
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Family Applications (1)
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JP2016093260A Active JP6730083B2 (ja) | 2016-05-06 | 2016-05-06 | 破砕装置 |
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