JP6729347B2 - 通信中継装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本開示の第3の態様は、車両(3)に搭載され、1つ以上のアプリケーション(41)の要求に従って、上記車両の外部の情報信装置(7a、7b)にデータ送信を行う通信中継装置(11)を構成するコンピュータを、取得部(31)、及び、判定部(33)として機能させるプログラムである。取得部、判定部の構成は、上述した第1の態様と同様の構成である。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
[1.実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す通信システム1は、車両3に搭載して用いられる通信中継装置11と、車両3の外部のセンタ5に設置され、通信中継装置11と通信を行うサーバ7a、サーバ7bと、を含むシステムである。
図中の4つのアプリA〜Dが占める範囲の広さは、各アプリごとの、上述した最大送信データ量の大きさを示している。例えば、「アプリA」の場合、最大送信データ量を、通信帯域×t1秒間の面積として示している。同様に、「アプリB」の場合、最大送信データ量を、通信帯域×(t2−t1)秒間の面積として示している。アプリC、アプリDも同様に、通信帯域と通信時間との面積で表すことができる。
次に、通信中継装置11のCPU21が実行する判定処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。この処理は、通信中継装置11に接続される1つ以上のアプリケーションのうちの少なくとも1つに機能の変更があったとき、及び、当該通信中継装置11が新たなアプリケーションのデータ送信を行うこととなったとき、の少なくともいずれか一方において開始される。なお、その変更又は追加があったアプリケーションを対象アプリケーションとする。上述した機能の変更は、例えばアプリケーションのソフトウェアをアップデートしたときに為される。
続くS3では、CPU21は、S2において算出された最大送信時間が、最短の許容遅延時間以下であるか否かを判定する。
S5では、CPU21は、対象アプリケーションの通信を無効化する。その後、本処理を終了する。
S7では、CPU21は、対象アプリケーションの通信を有効化する。その後、本処理を終了する。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)通信システム1では、通信中継装置11が通信を中継する複数のアプリケーション41の通信情報に基づいて、データ送信の遅延時間が対象アプリケーションの許容遅延時間を超える可能性があるか否か、言い換えると、所定期間内のデータ送信が保障されているか否かを知ることができる。よって、予め車両の搭乗者に対して、アプリケーションの信頼度が低いことを通知したり、アプリケーションを停止したりすることができ、車両のアプリケーションを好適に使用することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
Claims (10)
- 車両(3)に搭載され、1つ以上のアプリケーション(41)の要求に従って、前記車両の外部の情報受信装置(7a、7b)にデータ送信を行う通信中継装置(11)であって、
アプリケーションが1回の送信処理で送信するデータ量のうち最大のデータ量である最大送信データ量と、データ送信の要求が発生してから実際に送信が終了するまでの時間である遅延時間として許容される時間である許容遅延時間と、を含む情報である通信情報を、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれについて取得するように構成された取得部(31)と、
少なくとも、当該通信中継装置と前記情報受信装置との間の通信可能な帯域と、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれの前記最大送信データ量と、に基づいて、前記データ送信における遅延時間が、前記1つ以上のアプリケーションのうちの少なくとも一部のアプリケーションである対象アプリケーションの前記許容遅延時間を超え得るか否かを判定するように構成された判定部(33)と、を備える通信中継装置。 - 請求項1に記載の通信中継装置であって、
前記取得部は、前記1つ以上のアプリケーションのうちの少なくとも1つに機能の変更があったとき、及び、当該通信中継装置が新たなアプリケーションのデータ送信を行うこととなったとき、の少なくともいずれか一方において、前記変更が生じたアプリケーション、及び、前記新たなアプリケーション、のうちの少なくともいずれか一方のアプリケーションから前記通信情報を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記取得部が前記通信情報を取得したときに前記判定を行うように構成されている、通信中継装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の通信中継装置であって、
さらに、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれの前記最大送信データ量を積算した積算量のデータを送信するために必要な時間である最大送信時間を、前記通信可能な帯域に基づいて算出する算出部(32)を備え、
前記判定部は、前記最大送信時間が前記許容遅延時間に基づいて定められる閾値を超えるときに、前記遅延時間が前記許容遅延時間を超え得ると判定するように構成されている、通信中継装置。 - 請求項3に記載の通信中継装置であって、
前記取得部は、前記通信情報として、さらに、アプリケーションが前記データ送信を行う最短の間隔である最短送信間隔を取得するように構成されており、
前記算出部は、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれの前記許容遅延時間のうち最も短い許容遅延時間よりも前記最短送信間隔が短いアプリケーションが存在する場合には、該アプリケーションの前記最大送信データ量を、前記最も短い許容遅延時間内に該最短送信間隔にて送信し得る回数分、積算した前記積算量を算出し、該積算量に基づいて前記最大送信時間を算出するように構成されている、通信中継装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信中継装置であって、
さらに、前記判定部による判定結果を、前記対象アプリケーションに通知するように構成された通知部(34)を備える、通信中継装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信中継装置であって、
さらに、前記遅延時間が前記許容遅延時間を超え得ると判定された前記対象アプリケーションについて、前記データ送信の実行を停止するように構成された停止部(34)を備える、通信中継装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通信中継装置であって、
さらに、前記遅延時間が前記許容遅延時間を超え得ると判定されていない前記対象アプリケーションに前記データ送信の要求が生じたときに、前記遅延時間が前記許容遅延時間を超え得ると判定された前記対象アプリケーションの前記データ送信を中断するように構成された中断部(34)を備える、通信中継装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信中継装置であって、
前記取得部は、前記対象アプリケーションに機能の変更があるときに、該変更を実行する前に、該対象アプリケーションの前記変更後の前記通信情報を取得するように構成されており、
前記判定部は、前記変更を実行する前に、前記変更後の前記通信情報に基づいて前記判定を行うように構成されており、
さらに、前記遅延時間が前記許容遅延時間を超え得ると判定された前記対象アプリケーションの前記変更の実行を中止させるための出力を行うように構成された変更中止部(34)を備える、通信中継装置。 - 車両(3)に搭載され、1つ以上のアプリケーション(41)の要求に従って、前記車両の外部の情報受信装置(7a、7b)にデータ送信を行う通信中継装置(11)であって、
アプリケーションが1回の送信処理で送信するデータ量のうち最大のデータ量である最大送信データ量と、データ送信の要求が発生してから実際に送信が終了するまでの時間である遅延時間として許容される時間である許容遅延時間と、を含む情報である通信情報を、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれについて取得するように構成された取得部(31)と、
当該通信中継装置と前記情報受信装置との間の通信可能な帯域に基づいて、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれの前記最大送信データ量を積算した積算量のデータを送信するために必要な時間である最大送信時間を算出する算出部(32)と、
前記最大送信時間が、前記1つ以上のアプリケーションのうちの少なくとも一部のアプリケーションである対象アプリケーションの前記許容遅延時間に基づいて定められる閾値を超えるか否かを判定するように構成された判定部(33)と、を備える通信中継装置。 - 車両(3)に搭載され、1つ以上のアプリケーション(41)の要求に従って、前記車両の外部の情報受信装置(7a、7b)にデータ送信を行う通信中継装置(11)を構成するコンピュータを、
アプリケーションが1回の送信処理で送信するデータ量のうち最大のデータ量である最大送信データ量と、データ送信の要求が発生してから実際に送信が終了するまでの時間である遅延時間として許容される時間である許容遅延時間と、を含む情報である通信情報を、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれについて取得するように構成された取得部(31)と、
少なくとも、前記通信中継装置と前記情報受信装置との間の通信可能な帯域と、前記1つ以上のアプリケーションそれぞれの前記最大送信データ量と、に基づいて、前記データ送信における遅延時間が、前記1つ以上のアプリケーションのうちの少なくとも一部のアプリケーションである対象アプリケーションの前記許容遅延時間を超え得るか否かを判定するように構成された判定部(33)と、として機能させるプログラム。
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