JP6727787B2 - 表示装置及びレーダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報を表示可能な表示装置に関する。詳細には、画面上で方位を測定する方位線及び距離を測定する距離線を操作するための操作部を備える表示装置の構成に関する。
従来から、レーダ装置等に備えられた表示装置において、画面上にEBL(Electronic Bearing Line)及びVRM(Variable Range Marker)を表示する機能を有するものが知られている。EBLは、画面上で物標の方位を測定する方位線であり、VRMは、物標の距離を測定する可変距離環(距離線)である。
特許文献1は、この種の表示装置を開示する。この特許文献1の表示装置では、ダイヤル式の操作具によって、EBL及びVRMの表示のON/OFF切替や表示されるレンジの設定変更等が行われる。
特開2011−202988号公報
ところで、表示装置(特に、舶用機器の表示装置)においては、探知画像やカーソル等の表示物を移動させる指示を行うにあたって、マウスやトラックボール、十字キー等の操作具が広く用いられている。しかしながら、マウスやトラックボール等を用いる場合は、表示物の長距離の移動を指示する際、操作具又は操作具を持つ手を動かしては引き戻す煩雑な操作が必要である。また、十字キーを用いる場合は、表示物の位置を微調整するために操作具を細かく何回も押す操作が必要になる場合がある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、表示装置において、表示物を移動させる操作に関する操作性の向上を図ることにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の表示装置が提供される。即ち、この表示装置は、方位線操作部と、距離線操作部と、表示部と、操作モード切替部と、表示制御部と、を備える。前記方位線操作部は、基準位置からの方位を示す方位線の向きをユーザが回転操作により指示する。前記距離線操作部は、基準位置からの距離を示す距離線の位置をユーザが回転操作により指示する。前記表示部は、前記方位線及び前記距離線のそれぞれをユーザの指示に応じて表示する。前記操作モード切替部は、前記方位線操作部及び前記距離線操作部により前記方位線及び前記距離線を操作する第1操作モードと、前記方位線操作部及び前記距離線操作部により前記表示部に表示される表示物を移動させる第2操作モードと、を切り替える。前記表示制御部は、前記第2操作モードにおいて、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示物が移動する方向の変更操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の当該方向に沿っ移動操作に割り当て、前記方位線操作部及び前記距離線操作部の回転操作に基づいて前記表示物の移動方向及び移動量を得る処理を行い、前記表示部に表示される前記表示物を移動させる。前記表示物は、探知画像及びチャートのうち何れかを含む。
これにより、第2操作モードにおいて、方位線操作部及び距離線操作部によって、表示物の移動に関する操作を行うことができる。この結果、回転操作具が有する操作性を活かして、表示物を移動させる操作の操作性を向上させることができる。また、大きな画像をスクロールする場合の操作性が向上する。
前記の表示装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記表示制御部は、前記第2操作モードにおいて、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示部に表示された表示物のある方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の当該方向とは垂直な方向に沿った前記移動操作に割り当て、前記方位線操作部及び前記距離線操作部の回転操作に基づいて前記表示物のそれぞれの前記方向における移動量を得る、前記処理とは別の処理を行い、前記表示部に表示される前記表示物を移動させることができるように構成される。前記表示制御部は、少なくとも前記別の処理を行う。前記表示制御部は、前記別の処理において、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示物の上下方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の左右方向に沿った前記移動操作に割り当てる。
これにより、ユーザにとって直感的に馴染み易い上下左右の方向を基準として、表示物を移動させることができる。
前記の表示装置においては、以下の構成とすることもできる。即ち、前記表示制御部は、前記第2操作モードにおいて、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示部に表示された表示物のある方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の当該方向とは垂直な方向に沿った前記移動操作に割り当て、前記方位線操作部及び前記距離線操作部の回転操作に基づいて前記表示物のそれぞれの前記方向における移動量を得る、前記処理とは別の処理を行い、前記表示部に表示される前記表示物を移動させることができるように構成される。前記表示制御部は、少なくとも前記別の処理を行う。前記表示制御部は、前記別の処理において、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を、前記表示物の、ある移動体が向いている方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を、前記表示物の、前記移動体の当該方向とは垂直な方向に沿った前記移動操作に割り当てる。
これにより、移動体が向いている方向(例えば、自船又は他船の船首方位)を基準として、表示物を移動させることができる。
前記の表示装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記表示制御部は、少なくとも前記処理を行う。前記表示制御部は、前記処理において、前記方位線操作部の前記回転操作を前記表示物が移動する方向の変更操作に割り当て、前記距離線操作部の前記回転操作を前記表示物の当該方向に沿った前記移動操作に割り当てる。
これにより、本来は方位線の向きを回転操作により変更する方位線操作部を、表示物の移動方向の変更のために用いることができる。従って、ユーザは操作を違和感なく行うことができ、操作性を向上させることができる。
前記の表示装置においては、前記方位線操作部及び前記距離線操作部は、それぞれが一定の軸を中心に360度以上回転可能であることが好ましい。
これにより、方位線操作部又は距離線操作部のうち少なくとも何れか一方を何周も回転させることによって、表示物を大きく又は速く移動させることができる。また、任意の軸を中心に回転するトラックボールに比べて、方位線操作部及び距離線操作部の操作位置は船の揺れの影響を受けにくいので、表示物が意図せず移動してしまうことを防止することができる。
前記の表示装置は、レーダ装置に備えられることが好ましい。
これにより、上記のように操作性に優れるレーダ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 レーダ画像が表示されている表示部の様子を示した正面図。 操作部の様子を示した平面図。 レーダ画像とともにEBL及びVRMが表示されている表示画面を示した模式図。 EBL操作ツマミ及びVRM操作ツマミにより表示画面をスクロールさせる様子を示した概念図。 EBL操作ツマミ及びVRM操作ツマミによりカーソルを移動させる様子を示した概念図。 表示画面のスクロール操作に関する他の例を示した概念図。 表示画面のスクロール操作に関する更に他の例を示した概念図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るレーダ装置10の構成を示すブロック図である。図2は、レーダ画像が表示されている表示部14の様子を示した模式図である。図3は、操作部20の様子を示した模式図である。
本実施形態のレーダ装置10は、舶用機器として船舶で用いられるものである。図1に示すように、レーダ装置10は、レーダアンテナ11と、送受信部12と、表示装置13と、を備える。
レーダアンテナ11は、パルス状の電波である探知信号を送信するとともに、この送信した電波の反射波であるエコー信号を受信する。このレーダアンテナ11は、所定の周期で水平面内を回転しており、この回転周期より小さい周期で前記探知信号が方位を異ならせながら繰り返し出力されている。
送受信部12は、トリガパルスをレーダアンテナ11に供給しており、このトリガパルスに基づいてレーダアンテナ11から探知信号が送信される。また、送受信部12は、レーダアンテナ11が受信した反射波を検波、増幅し、図略のA/D変換部でデジタル信号に変換した後、表示装置13に出力する。
表示装置13は、送受信部12から入力された反射波の情報に基づいてレーダ画像(探知画像、表示物)を生成し、このレーダ画像を表示部14に表示するためのものである。図1に示すように、本実施形態の表示装置13は、表示部14と、操作モード切替部16と、表示制御部15と、操作部20と、を備える。
表示部14は、図2に示すように液晶ディスプレイ等で構成されており、この表示部14が有する表示画面50にレーダ画像が表示される。また、表示画面50には、当該画面上の任意の位置をユーザが指示するための十字状のカーソル(表示物)60が、レーダ画像に重畳されて表示される。
操作モード切替部16は、オペレータが後述の操作部20で行った操作内容に操作モードに関係する操作(例えば、操作モード切替スイッチ33の操作等)が含まれている場合に、EBL/VRM操作モードと、表示画面操作モードと、の間で操作モードの切替が適宜行われるように制御する。なお、2つの操作モードの詳細については後述する。
表示制御部15は、送受信部12から表示装置13に入力された信号に基づいてレーダ画像を生成し、表示部14に出力する。また、表示制御部15は、表示画面50(レーダ画像)のスクロール又はカーソル60の移動に関して、後述する第1モードの処理(別の処理)と、第2モードの処理(処理)と、を行うことができる。表示部14は、表示制御部15によって生成されたレーダ画像(探知画像)を表示画面50に表示する。
操作部20は、レーダ装置10の各種の操作をオペレータが行うためのものである。この操作部20には、図3に示すように、オペレータが操作を行う操作手段として、操作キー21と、トラックボール22と、ダイヤル部23と、が配置されている。
操作キー21は、EBLスイッチ36と、VRMスイッチ37と、画面スクロール/カーソル移動切替スイッチ32と、移動モード切替スイッチ31と、操作モード切替スイッチ33と、十字キー34と、を備えたスイッチ式の操作手段である。オペレータは、この操作キー21を操作して各種の設定をすることができる。
EBLスイッチ36は、後述するEBL表示機能のON/OFFの切替を行うことができる。また、VRMスイッチ37は、後述するVRM表示機能のON/OFFの切替を行うことができる。
画面スクロール/カーソル移動切替スイッチ32は、ダイヤル部23の操作によって表示画面50をスクロールさせるかカーソル60を移動させるかの切替を行うことができる。
移動モード切替スイッチ31は、第1モードと、第2モードとの間の切替を行うことができる。
操作モード切替スイッチ33は、EBL/VRM操作モードと、表示画面操作モードとの間で、操作モードの切替を行うことができる。なお、上記の2つの操作モードの詳細は後述する。
十字キー34は、表示画面50を上下左右にスクロールさせたり、表示画面50に表示されるカーソル60を上下左右に移動させることができる。
トラックボール22は、ボールを備えたポインティングデバイスである。表示装置13のユーザは、このボールを指で回転させることにより、その回転方向や速さに応じて、表示画面50をスクロールさせたりカーソル60を移動させることができる。なお、ポインティングデバイスとして、トラックボール22に代えてマウスが使用される構成にしてもよい。
ダイヤル部23は、EBL操作ツマミ(方位線操作部)46と、VRM操作ツマミ(距離線操作部)47と、を備える。
EBL操作ツマミ46は、画面上で物標の方位を測定する方位線(EBL)を操作するためのダイヤル式の操作部である。EBL操作ツマミ46は、その回転角度に応じて、表示画面50に表示されるEBL56を回転させることができる。
VRM操作ツマミ47は、物標の距離を測定する距離線(VRM)を操作するためのダイヤル式の操作部である。VRM操作ツマミ47は、その回転角度に応じて、表示画面50に表示されるVRM57を移動させることができる。
また、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47は、回転させることにより、表示画面50をスクロールさせたりカーソル60を移動させたりすることもできるように構成されている(詳細は後述する)。
オペレータが操作部20に備えられた上記の操作部を操作すると、その操作に応じた信号が表示制御部15に出力される。当該信号が入力された表示制御部15は、操作内容に基づいて適宜の処理を行い、表示部14に表示される画像を必要に応じて変更するように制御する。
表示装置13はコンピュータとして構成されており、CPU、ROM及びRAM等のハードウェアを備えている。また、上記ROMには、レーダ画像を表示するためのプログラム等からなるソフトウェアが記憶されている。そして、上記のハードウェアとソフトウェアとが協働することにより、表示装置13を、表示制御部15、操作モード切替部16等として動作させることができる。
本実施形態の表示装置13は、EBL表示機能と、VRM表示機能と、固定距離環表示機能と、を有している。
EBL表示機能は、自船51の位置(基準位置)からの方位を示すEBL(方位線)56を表示部14に表示する機能である。
VRM表示機能は、自船51の位置からの距離を示す可変距離環としてのVRM(距離線)57を表示部14に表示する機能である。
固定距離環表示機能は、表示装置13に予め設定されている半径情報(固定距離情報)に基づいて固定距離環55を表示部14に表示する機能である。
EBL56の表示/非表示の切替は、操作キー21に設けられたEBLスイッチ36により行うことができる。VRM57の表示/非表示の切替は、操作キー21に設けられたVRMスイッチ37により行うことができる。また、固定距離環55の表示/非表示の切替は、操作部20に設けられた図略の固定距離環設定部で行うことができる。EBL、VRM又は固定距離環の表示がオペレータによってON操作されることにより、表示制御部15は、EBL56、VRM57又は固定距離環55を表示部14に表示するように、画像の処理を行う。
EBLの表示がONされている場合、表示部14に表示される当該EBL56の向きは、EBL操作ツマミ46によって操作することができる。また、VRMの表示がONされている場合、表示部14に表示される当該VRM57の位置(大きさ)は、VRM操作ツマミ47によって操作することができる。なお、この操作の詳細は後述する。
次に、図4を参照しながら、本実施形態の表示装置13が有するEBL表示機能、VRM表示機能及び固定環表示機能について説明する。図4は、レーダ画像とともにEBL56及びVRM57が表示されている表示画面50を示した模式図である。
図4に示すレーダ画像には、自船51を中心として表示される固定距離環55とともに、EBL56及びVRM57が表示されている。そして、このレーダ画像には、レーダアンテナ11の受信情報に基づいて検出された物標52が表示されている。
固定距離環は、自船51の位置を中心とした円であり、半径の異なる複数の固定距離環55が同心円状に表示されている。各固定距離環55の半径の大きさに関する情報(前記半径情報)は、隣り合う固定距離環55の間隔が等しくなるように適宜定められている。オペレータは、レーダ画面上で、固定距離環55と物標52の位置関係を考慮することで、自船51から物標52までのおおよその距離を把握することができる。なお、固定距離環55の円の大きさは、オペレータが操作部20を操作して設定メニュー画面を呼び出すことで適宜設定することができる。また、レーダ画像上に固定距離環55を表示させる固定距離環表示機能のON/OFFの切替は、操作部20に設けられた前記固定距離環設定部で行うようになっている。
ユーザがEBLスイッチ36を押してEBL表示機能をONにすることにより、表示画面50にEBL56を表示することができる。EBL56は、自船51の位置から離れる向きに延びる破線(直線)として表示部14に表示される。EBL56が表示されている状態では、EBL操作ツマミ46の操作量に応じてレーダ画像上の当該EBL56が回転するように、EBL操作ツマミ46の操作量とEBL56の角度が連動するようになっている。
また、図4に示すように、EBL56が表示されている状態の表示画面50の左下隅には、EBL56の情報を文字及び数値等で表示するEBL情報領域66が矩形状に小さく表示されている。このEBL情報領域66には、EBL操作ツマミ46で設定されたEBL56の向きが角度(数値)で表示されている。
なお、図4のレーダ画像は、北が表示画面50の上となるように表示されており(いわゆるノースアップ表示)、EBL56の角度は、北を0度として時計回りに数値が増加するように設定されている。ただし、本実施形態の表示装置13は、上記のノースアップに限らず、他の向きが表示画面50の上となるように表示することもできる。表示態様としては、例えば、自船51の船首方位が表示画面50の上となるように表示されるヘディングアップを挙げることができる。
ユーザがVRMスイッチ37を押してVRM表示機能をONにすることにより、表示画面50にVRM57を表示することができる。VRM57は、自船51を中心とする円として表示部14に表示される。本実施形態においてVRM57は破線で表示されており、前記固定距離環55と画面上で視覚的に区別できるようになっている。VRM57が表示されている状態では、VRM操作ツマミ47の操作量に応じてレーダ画像上の当該VRM57の半径(円の大きさ)が変化するように、VRM操作ツマミ47の操作量とVRM57の大きさが連動するようになっている。
また、図4に示すように、VRM57が表示されている状態の表示画面50の右下隅には、VRM57の情報を文字及び数値等で表示するVRM情報領域67が矩形状に小さく表示されている。このVRM情報領域67には、VRM操作ツマミ47で設定されたVRM57の大きさ(距離線の位置)を示す距離がnm(ノーティカルマイル)単位の数値で表示されている。
オペレータは、EBL操作ツマミ46を操作して、レーダ画像上の所望の物標(例えば、物標52)の位置にEBL56が重なるように当該EBL56の向きを調整し、EBL情報領域66に表示された数値を読み取ることで、当該物標52の方位を測定することができる。また、オペレータは、VRM操作ツマミ47を操作して、物標52の位置にVRM57が重なるようにVRM57の大きさを調整し、VRM情報領域67に表示された数値を読み取ることで、自船51から物標52までの距離を測定することができる。以上により、オペレータは、物標52の方位と距離を数値で把握することができる。
なお、図4の例ではEBL56、VRM57、及び固定距離環55の何れも同時に表示されているが、EBL56、VRM57、及び固定距離環55のうち何れかだけを表示することもできる。その場合は、EBLスイッチ36、VRMスイッチ37及び前記固定距離環設定部をそれぞれ操作して、表示させる機能をON、表示させない機能をOFFに設定すればよい。
次に、図5及び図6を参照して、ダイヤル部23に備えられたダイヤル式の操作部による表示画面50のスクロール及びカーソル60の移動について説明する。図5は、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47により表示画面50をスクロールさせる様子を示した概念図である。図6は、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47によりカーソル60を移動させる様子を示した概念図である。
はじめに、図5を参照しながら、表示画面50をスクロールさせる操作を説明する。
図5では、スクロールさせる前の表示画面50aと、スクロールさせた後の表示画面50bと、の位置関係が示されている。また、図5の例では、EBL表示機能及びVRM表示機能が何れもOFFの状態となっている。
本実施形態の表示装置13において、操作モード切替部16は、EBL表示機能及びVRM表示機能が何れもOFFの状態になると、ダイヤル部23に備えられたダイヤル式の操作具によって上述のようにEBL56及びVRM57を操作するモードであるEBL/VRM操作モード(第1操作モード)から、当該ダイヤル式の操作具によって表示画面50をスクロール操作するモードである表示画面操作モード(第2操作モード)に、(自動的に)変更するように構成されている。従って、ユーザがEBLスイッチ36及びVRMスイッチ37をそれぞれ操作してEBL56及びVRM57が表示されていない図5の状態にすることで、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作に応じて表示画面50がスクロールされるようになる。
このように、本実施形態の表示装置13において、EBLスイッチ36及びVRMスイッチ37は、EBL/VRM操作モードと表示画面操作モードとの間で、操作モードを(間接的に)切り替えることができる。
ただし、操作モード切替部16は、EBL表示機能及びVRM表示機能の少なくとも何れかがONの状態であっても、上記の操作モード切替スイッチ33を操作することにより、上記のEBL/VRM操作モードから表示画面操作モードへ変更することも可能である。この場合、EBL56やVRM57を表示した状態のまま、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作に応じて表示画面50がスクロールされるようになる。
上記の表示画面操作モードについて具体的に説明する。この表示画面操作モードでは、表示画面50aの状態でEBL操作ツマミ46を一側に回転させると、表示画面50が上へスクロールし、他側に回転させると、表示画面50が下へスクロールする。
表示画面50の上下方向の移動量71mは、EBL操作ツマミ46を回転させる角度に応じて定められる。従って、表示画面50の上下方向の位置を微調整したい場合は、EBL操作ツマミ46の角度を細かく調整すれば良い。一方、表示画面50を上下方向に素早く大きくスクロールさせたい場合は、EBL操作ツマミ46を高速で回転させることで実現することができる。
また、表示画面50aの状態で、VRM操作ツマミ47を一側に回転させると、表示画面50が左へスクロールし、他側に回転させると、表示画面50が右へスクロールする。
表示画面50の左右方向の移動量71nは、VRM操作ツマミ47を回転させる角度に応じて定められる。従って、表示画面50の左右方向の位置を微調整したい場合は、VRM操作ツマミ47の角度を細かく調整すれば良い。一方、表示画面50を左右方向に素早く大きくスクロールさせたい場合は、VRM操作ツマミ47を高速で回転させることで実現することができる。
なお、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47は、それぞれ単独で回転操作することができるが、左右の手で同時に回転操作することもできる。表示画面50aの状態からEBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47を同時に操作した場合は、表示画面50は、EBL操作ツマミ46を回転した角度に応じた移動量71mとVRM操作ツマミ47を回転した角度に応じた移動量71nとのベクトル和である移動量71だけスクロールされ、表示画面50bの状態となる。
上記のように、表示画面50のスクロールをEBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47により行うことによって、ユーザの要望に応じた柔軟な操作が可能になる。特に、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47は何れも無限に回転させることができる(回転角度の範囲が物理的に制限されない)ので、表示画面50の長距離のスクロールを行いたい場合に、マウスやトラックボールを用いる場合のような、移動させては引き戻す操作が不要である。また、ツマミの回転角度が表示画面50のスクロール量に対応しているので、スクロール位置の微調整を直感的に行うことができる。従って、表示画面50をスクロールさせる場合の操作性を向上させることができる。
しかも、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47は、それぞれ一定の軸を中心に回転させることができるように構成されている。これにより、任意の軸を中心に回転するトラックボール22に比べて、船の揺れの影響を受けにくくなるので、表示画面50が意図せずスクロールしてしまうことを防止することができる。また、船舶用機器においてトラックボール22は船の揺れの影響を回避するためにボールの転がりを硬く調整する場合が多いが、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47はそのような調整が不要であるので、ユーザが操作の際に疲労を感じにくい。
また、本実施形態では、表示制御部15は、EBL操作ツマミ46の回転角度を表示画面50の上下方向のスクロールに割り当て、VRM操作ツマミ47の回転角度を表示画面50の左右方向のスクロールに割り当てている。これにより、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作と表示画面50のスクロールの方向をシンプルに対応させることができ、直感的に馴染み易い操作で表示画面50をスクロールさせることができる。
なお、上述したように、EBL56及びVRM57のうち少なくとも何れかを表示した状態であっても、操作モード切替スイッチ33を操作してモードを切り替えることにより、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作に応じて表示画面50をスクロールさせることもできる。この場合、例えばEBL情報領域66やVRM情報領域67に、「スクロール」等と表示することが好ましい。これにより、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の操作がスクロール操作に割り当てられていることをユーザが容易に理解できるので、誤操作を防止することができる。
次に、図6を参照しながら、カーソル60を移動させる操作を説明する。
即ち、上記の表示画面操作モードについて、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作は、図6に示すように、カーソル60の移動のために用いることも可能に構成されている。EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の操作により表示画面50をスクロールさせるか、カーソル60を移動させるかは、操作キー21に備えられた画面スクロール/カーソル移動切替スイッチ32をユーザが押すことによって切り替えることができる。
この場合のカーソル60の移動操作は、図5で説明した表示画面50のスクロールと実質的に同様である。図6を参照して簡単に説明すると、EBL操作ツマミ46の回転操作がカーソル60の上下方向の移動に割り当てられ、VRM操作ツマミ47の回転操作がカーソル60の左右方向の移動に割り当てられる。カーソル60の上下方向の移動量72m及び左右方向の移動量72nは、それぞれ、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47を回転させる角度に応じて定められ、カーソル60aは、上記の移動量72m,72nのベクトル和である移動量72に従って、カーソル60bの位置まで移動する。この構成により、カーソル60を移動させる場合の操作性を向上させることができる。
次に、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作による表示画面50のスクロール及びカーソル60の移動の割当てを、上下方向と左右方向との組合せ以外とした例について説明する。
本実施形態の表示装置13は、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作を表示画面50のスクロールの移動に割り当てるにあたって、次の2つのモードで動作することができる。
1つは、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47のうち何れか一方の回転操作を表示画面50のある方向へスクロールに割り当て、他方の回転操作を表示画面50の当該方向とは垂直の方向のスクロールに割り当てるモード(第1モード)である。
もう1つは、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47のうち何れか一方の回転操作を表示画面50のスクロール方向の変更に割り当て、他方の回転操作を表示画面50の当該方向でのスクロールに割り当てるモード(第2モード)である。
更に、上記の第1モードにおいては、次の2種類の割当てを行うことができる。1つは、上記で説明したように、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の何れか一方の回転操作を表示画面50の上下方向のスクロールに割り当て、他方の回転操作を表示画面50の左右方向のスクロールに割り当てるモード(第1モードA)である。もう1つは、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の何れか一方の回転操作をある移動体が向いている方向の表示画面50のスクロールに割り当て、他方の回転操作を当該移動体が向いている方向と垂直な方向の表示画面50のスクロールに割り当てるモード(第1モードB)である。
なお、第1モードA、第1モードB及び第2モードは、操作キー21に設けられた移動モード切替スイッチ31を押すことで切り替えることができるように構成されている。以下に、第1モードB及び第2モードについて、具体例を示しながら説明する。
図7に示される第1モードBでは、表示画面50がスクロールする方向が、移動体である自船51の船首方位を基準として定められる。具体的には、表示画面50aの状態で、EBL操作ツマミ46を一側に回転させると、その回転角度に応じた移動量73mだけ自船51の船首方位(自船51に付されている矢印)の方向に表示画面50がスクロールする。また、表示画面50aの状態で、VRM操作ツマミ47を一側に回転させると、その回転角度に応じた移動量73nだけ自船51の船首方位の方向とは垂直の方向に表示画面50がスクロールする。
図7にはEBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47を同時に操作した例が示され、表示画面50aの状態にあった表示画面50は、EBL操作ツマミ46の回転角度に応じた移動量73mとVRM操作ツマミ47の回転角度に応じた移動量73nとのベクトル和である移動量73だけ表示画面50がスクロールされ、表示画面50bの状態となる。
図8に示される第2モードでは、表示画面50のスクロールが1次元的に行われ、そのスクロール方向を任意に変更することができる。具体的には、EBL操作ツマミ46の回転操作が、表示画面50がスクロールする方向の変更に割り当てられる。そして、VRM操作ツマミ47の回転操作が、EBL操作ツマミ46の回転操作によって指示されたスクロール方向での表示画面50のスクロールに割り当てられる。図8の例では、当初はほぼ上下方向であったスクロール方向をEBL操作ツマミ46の回転角度に応じた角度74pだけ反時計回りに回転させ、その後、当該スクロール方向にVRM操作ツマミ47の回転角度に応じた移動量74qだけ表示画面50をスクロールすることで、表示画面50bの状態となっている。
なお、前述したように、EBL56が表示されている状態では、EBL操作ツマミ46は、当該EBL56(方位線)の方向の変更に割り当てられている。そして、上記の第2モードでは、上記と似た性質の操作(具体的には、スクロール方向の変更)がEBL操作ツマミ46に割り当てられるので、ユーザは操作を違和感なく行うことができ、操作性を向上させることができる。
また、画面スクロール/カーソル移動切替スイッチ32を操作することで、上述した第1モードB及び第2モードを、第1モードAの場合と同じようにカーソル60の移動にも適用することができる。この結果、カーソル60の移動に関しても上記と同様に優れた操作性を実現することができる。
以上に説明したように、本実施形態のレーダ装置10が備える表示装置13は、EBL操作ツマミ46と、VRM操作ツマミ47と、表示部14と、操作モード切替部16と、表示制御部15と、を備える。EBL操作ツマミ46は、自船51の位置からの方位を示すEBL56の向きをユーザが回転操作により指示する。VRM操作ツマミ47は、自船51の位置からの距離を示すVRM57の位置をユーザが回転操作により指示する。表示部14は、EBL56及びVRM57のそれぞれをユーザの指示に応じて表示する。操作モード切替部16は、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47によりEBL56及びVRM57を操作するEBL/VRM操作モードと、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47により表示部14に表示される表示画面50を移動させる表示画面操作モードと、を切り替える。表示制御部15は、表示画面操作モードにおいて、第1モードの処理と、第2モードの処理と、のうち何れかを行って、表示部14に表示される表示画面50(レーダ画像)を移動させる。第1モードのうち第1モードAの処理では、EBL操作ツマミ46の回転操作を表示部14に表示された表示画面50の上下方向に沿った移動操作に割り当て、VRM操作ツマミ47の回転操作を表示画面50の左右方向に沿った移動操作に割り当て、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作に基づいて表示画面50の上下方向及び左右方向における移動量を得る。第2モードの処理では、EBL操作ツマミ46の回転操作を表示画面50が移動する方向の変更操作に割り当て、VRM操作ツマミ47の回転操作を表示画面の当該方向に沿った移動操作に割り当て、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作に基づいて表示画面50の移動方向及び移動量を得る。
これにより、表示画面操作モードにおいて、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47によって、表示画面50のスクロールに関する操作を行うことができる。この結果、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47が有する操作性を活かして、表示画面50をスクロールさせる操作の操作性を向上させることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態の表示装置13は、EBL表示機能及びVRM表示機能のON/OFFの切替を操作キー21を操作することで行うとしたが、これに代えてEBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47にスイッチ機能を設け、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47を押し込むことによってEBL表示機能及びVRM表示機能のON/OFFの切替を行う構成にしてもよい。また、操作部20を操作して設定画面を呼び出し、当該設定メニューから選択することで、EBL表示機能及びVRM表示機能のON/OFFの切替を行う構成にしてもよい。
上記の実施形態の表示装置13では、操作モード切替スイッチ33の操作を操作モード切替部16が検知することで、当該操作モード切替部16が、EBL/VRM操作モードと、表示画面操作モードと、の間の切替を行っている。しかしながらこれに代えて、操作部20を操作して設定画面を呼び出し、当該設定メニューから選択することで、上記の2つの操作モードの切替を行う構成にしても良い。
操作モード切替スイッチ33を省略し、EBLスイッチ36及びVRMスイッチ37の操作を操作モード切替部16が検知して上記の2つの操作モードの切替を行うのみの構成にしても良い。
上記の実施形態の表示装置13は、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作によって表示画面50をスクロールさせるかカーソル60を移動させるかは、画面スクロール/カーソル移動切替スイッチ32で行うとしたが、これに代えて、操作部20を操作して設定メニュー画面を呼び出し、当該設定メニューにより選択するように構成してもよい。同様に、第1モードA、第1モードB又は第2モードの切替を、設定メニューにより行うように構成しても良い。
上記の実施形態の表示装置13では、第1モードBにおいて自船51の船首方位が表示画面50又はカーソル60の移動方向の基準となっているが、これに限らず、他船の船首方位を基準としてもよい。他船の船首方位は、例えば、船舶自動識別システム(AIS)により取得することができる。
上記の実施形態では表示画面50にレーダ画像が表示されているが、本発明はレーダ画像のスクロールに限定されず、例えばソナー画像、魚探画像、チャート等のスクロールに適用することもできる。
第1モードA、第1モードB及び第2モードの何れにおいても、EBL操作ツマミ46及びVRM操作ツマミ47の回転操作の割当てを、上記と逆にすることもできる。
また、第1モードA、第1モードB及び第2モードのうち何れか1つ又は2つを省略することもできる。
本発明は、レーダ装置10以外に用いられる表示装置の構成にも適用することができる。
10 レーダ装置
13 表示装置
14 表示部
15 表示制御部
16 操作モード切替部
46 EBL操作ツマミ(方位線操作部)
47 VRM操作ツマミ(距離線操作部)
50 表示画面
56 EBL(方位線)
57 VRM(距離線)
60 カーソル

Claims (6)

  1. 基準位置からの方位を示す方位線の向きをユーザが回転操作により指示する方位線操作部と、
    基準位置からの距離を示す距離線の位置をユーザが回転操作により指示する距離線操作部と、
    前記方位線及び前記距離線のそれぞれをユーザの指示に応じて表示する表示部と、
    前記方位線操作部及び前記距離線操作部により前記方位線及び前記距離線を操作する第1操作モードと、前記方位線操作部及び前記距離線操作部により前記表示部に表示される表示物を移動させる第2操作モードと、を切り替える操作モード切替部と、
    前記第2操作モードにおいて、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示物が移動する方向の変更操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の当該方向に沿った移動操作に割り当て、前記方位線操作部及び前記距離線操作部の回転操作に基づいて前記表示物の移動方向及び移動量を得る処理を行い、前記表示部に表示される前記表示物を移動させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示物は、探知画像及びチャートのうち何れかを含むことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記第2操作モードにおいて、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示部に表示された表示物のある方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の当該方向とは垂直な方向に沿った前記移動操作に割り当て、前記方位線操作部及び前記距離線操作部の回転操作に基づいて前記表示物のそれぞれの前記方向における移動量を得る、前記処理とは別の処理を行い、前記表示部に表示される前記表示物を移動させることができるように構成され、
    前記表示制御部は、少なくとも前記別の処理を行い、
    前記表示制御部は、前記別の処理において、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示物の上下方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の左右方向に沿った前記移動操作に割り当てることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記第2操作モードにおいて、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を前記表示部に表示された表示物のある方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を前記表示物の当該方向とは垂直な方向に沿った前記移動操作に割り当て、前記方位線操作部及び前記距離線操作部の回転操作に基づいて前記表示物のそれぞれの前記方向における移動量を得る、前記処理とは別の処理を行い、前記表示部に表示される前記表示物を移動させることができるように構成され、
    前記表示制御部は、少なくとも前記別の処理を行い、
    前記表示制御部は、前記別の処理において、前記方位線操作部及び前記距離線操作部のうち何れか一方の前記回転操作を、前記表示物の、ある移動体が向いている方向に沿った前記移動操作に割り当て、他方の前記回転操作を、前記表示物の、前記移動体の当該方向とは垂直な方向に沿った前記移動操作に割り当てることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記表示制御部は、少なくとも前記処理を行い、
    前記表示制御部は、前記処理において、前記方位線操作部の前記回転操作を前記表示物が移動する方向の変更操作に割り当て、前記距離線操作部の前記回転操作を前記表示物の当該方向に沿った前記移動操作に割り当てることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の表示装置であって、
    前記方位線操作部及び前記距離線操作部は、それぞれが一定の軸を中心に360度以上回転可能であることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の表示装置を備えることを特徴とするレーダ装置。
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