JP6726315B2 - 無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられ報告設定を決定するシステムおよび方法 - Google Patents

無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられ報告設定を決定するシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6726315B2
JP6726315B2 JP2018567087A JP2018567087A JP6726315B2 JP 6726315 B2 JP6726315 B2 JP 6726315B2 JP 2018567087 A JP2018567087 A JP 2018567087A JP 2018567087 A JP2018567087 A JP 2018567087A JP 6726315 B2 JP6726315 B2 JP 6726315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless device
reporting
power headroom
information
coverage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018567087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019522928A (ja
Inventor
サンタン サンガラサ,
サンタン サンガラサ,
ムハンマド カズミ,
ムハンマド カズミ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル), テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2019522928A publication Critical patent/JP2019522928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6726315B2 publication Critical patent/JP6726315B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/10Scheduling measurement reports ; Arrangements for measurement reports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • H04W52/365Power headroom reporting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

本開示は、一般的には通信分野に関し、具体的には無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定することに関する。
マシンタイプ通信(MTC)とも呼ばれるマシン・ツー・マシン(M2M)通信は、機械(マシン)間および機械と人間が操作するデバイスとの間の通信を確立するために使用される。この通信は、データの交換、シグナリング情報、測定データ、構成情報などを含み得る。更に、デバイスのサイズは、財布のサイズから一般的な基地局のサイズまでさまざまである。M2Mデバイスは、環境条件(例えば、温度読み取り)の検知、計量または測定(例えば、電気使用量)、故障発見またはエラー検出などのような用途にかなり頻繁に使用されている。これらのアプリケーションでは、M2Mデバイスは通常、低電力のスリープモードで動作し、アクティブになることはほとんどない。それらがアクティブであるとき、それは典型的にはサービスの種類に応じてはるかに長い周期的期間(例えば、2秒毎に200ミリ秒、60分毎に500ミリ秒)の間の短いインスタンスである。M2Mデバイスはまた、他の周波数または他の無線アクセス技術(RAT)で測定を実行し得る。
更に、MTCデバイスは、より低いコスト/複雑さであると予想される。M2M動作に想定される低コスト/複雑度のユーザ装置(UE)は、より小さいダウンリンクまたはアップリンク最大トランスポートブロックサイズ(例えば、1000ビット)、および減少したダウンリンクチャネル帯域幅(例えば、物理共有データチャネル(PDSCH)などのデータチャネルに対して1.4MHz)を有し得る。より低コストのUEはまた、半二重、周波数分割複信(HD−FDD)動作をサポートすることができ、UEにおける単一の受信器、より小さいダウンリンクまたはアップリンク最大トランスポートブロックサイズ(例えば1000ビット)、およびデータチャネルに対して1.4MHzの減少したダウンリンクチャネル帯域幅といった特徴を有し得る。低コストのUEはまた、低複雑性のUEとも称され得る。
M2Mデバイスと基地局との間の経路損失は、センサとして使用されるM2Mデバイスまたは建物の地下室などの遠隔地に配置された計量デバイスなどのいくつかのシナリオでは非常に大きい可能性がある。これらのシナリオでは、基地局によって送信された信号の受信は、経路損失のために非常に困難である(例えば、経路損失は通常の動作よりも20dB悪い可能性がある)。これらの課題に対処するために、アップリンクまたはダウンリンク上でのこれらの信号の受信は、UEまたは無線ネットワークノード(例えば、基地局)で高度な技術を使用することによって強化されるべきである。これらの高度な技術は、送信電力を高めること、信号送信を繰り返すこと、送信信号に冗長性を追加すること、または強化された受信器技術を含むことができる。一般に、これらのカバレッジ拡張(向上)技術のいずれかを使用するとき、M2Mデバイスはカバレッジ拡張モードで動作していると見なされる。低複雑性のUE(例えば、単一の受信器を有するUE)もまた、拡張カバレッジモードの動作をサポートすることが可能であり得る。
UEによって行われる無線測定は、通常、いくつかの既知の参照シンボルまたはパイロットシーケンス(例えば、狭帯域セル固有参照信号(NB−CRS)、狭帯域セカンダリ同期信号(NB−SSS)、狭帯域プライマリ同期信号(NB−PSS))を介して、サービングセル上および隣接セル(例えば、狭帯域(NB)セル、NB物理リソースブロック(PRB))上で行われる。更に、無線測定は、UEがそのRATをサポートしているかどうかに応じて、周波数内搬送波と周波数間搬送波を有するセル、およびRAT間搬送波で行われる。周波数間およびRAT間測定を可能にするために、ネットワークは、UEが無線測定を実行できるように周波数ギャップを設定しなければならない。
測定は、モビリティ、ポジショニング、自己組織化ネットワーク(SON)、走行テストの最小化(MDT)、運用と保守(O&M)、ネットワークの計画と最適化など、さまざまな目的で行われる。ロングタームエヴォリューション(LTE)では、これらの測定は、セル識別(すなわち、物理セル識別子(PCI)取得)、参照シンボル受信電力(RSRP)、参照シンボル受信品質(RSRQ)、セルグローバル識別子(CGI)取得、参照信号時間差(RSTD)、UE RX−TX時間差測定、および無線リンクモニタリング(RLM)(例えば、非同期/同期検出)を含む。UEによって実行されるチャネル状態情報(CSI)測定は、スケジューリングおよびリンクアダプテーションなどのためにネットワークによって使用される。CSI測定から導出されるCSI報告は、チャネル品質指標(CQI)、プリコーディング行列インデックス(PMI)、およびランクインジケーション(RI)を含む。更に、これらの測定は、セル固有参照信号(CRS)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)、または復調参照信号(DMRS)などの参照信号(reference signal)に対して実行され得る。
未知のセル(例えば、新しい隣接セル)を識別するために、UEはそのセルのタイミング、ひいては物理セル識別子(PCI)を取得しなければならない。レガシーLTEにおけるセルサーチおよびセル識別のために、#0および#5ダウンリンクサブフレームは同期信号(例えば、一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS))を搬送する。同様に、狭帯域インターネットオブシングス(NB−IOT)に使用される同期信号は、NB−PSSおよびNB−SSSと呼ばれる。しかしながら、それらの周期性は、LTEレガシー同期信号とは異なり得る。LTEにおけるセルサーチおよびセル識別の後、UEはまた、新たに識別されたセルのRSRPまたはRSRQを測定し、その測定値をネットワークノードに報告し得る。
NB−IoT RATでは、504個のPCIが利用可能である。測定はすべての無線リソース制御(RRC)状態(すなわち、RRCアイドル状態および接続状態)で実行される。RRC接続状態では、測定結果は、結果をネットワークノードに報告するためといった、1つ以上のタスクのためにUEによって使用される。RRCアイドル状態では、測定値は、セル選択またはセル再選択などの1つまたは複数のタスクのためにUEによって使用される。
NB−IoT業界標準の目的は、屋内カバレッジの向上、大量の低スループットデバイス、低遅延感度、超低デバイスコスト、低デバイス消費電力、および最適化されたネットワークアーキテクチャのサポートに対処する、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA))の下位互換性のない変形に基づいて、セルラIoTの無線アクセスを大幅に指定することである。NB−IoTキャリア帯域幅(すなわち、Bw2)は、200kHzである。LTEに対しては、動作帯域幅(すなわち、Bw1)は、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどである。さらに、NB−IoTは、3つの異なる展開シナリオをサポートする。第1に、スタンドアローン動作は、例えば、グローバル移動体通信システム(GSM)および現在GSENと総称されるGSM進化用の拡張データレート(EDGE)RANシステムによって現在使用されているスペクトルを、1つ以上のGSMキャリアの交換として、利用する。原則として、他のシステムのキャリア内にも、他のシステムの動作キャリアの保護帯域内にもない任意のキャリア周波数で動作する。他のシステムは、他のNB−IoT動作または他の任意のRAT(LTE)であり得る。第2に、ガードバンド(ガード帯域)動作は、LTEキャリアのガードバンド内の未使用のリソースブロックを利用する。一例として、20MHzのLTE帯域幅(すなわち、Bw1 = 20MHzまたは100リソースブロック(RB))の場合、NBB−IOTのガードバンド動作は、中央の18MHzのLTE帯域幅の外側であるが20MHzLTE帯域幅の範囲内のどこでもよい。第3に、バンド内動作(すなわち帯域内動作)は、通常のLTEキャリア内のRBを利用する。より一般的には、別のRATの帯域幅内の1つのRATの動作は帯域内動作とも呼ばれる。例えば、50RBのLTE帯域幅(すなわち、Bw1 = 10MHzまたは50RB)に対しては、50RB内の1つのRBにわたるNB−IOT動作は帯域内動作と呼ばれる。
3つのシナリオすべてに対するNB−IOTでは、ダウンリンク送信は、15kHzサブキャリア間隔と、従来のLTEと同じシンボルおよびサイクリックプレフィックス(CP)期間とを有する直交周波数分割多重(OFDM)に基づいている。アップリンク送信に対しては、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)に基づくマルチトーン送信と、3.75kHzまたは15kHzのサブキャリア間隔を有するシングルトーン送信の両方がサポートされている。これは、ダウンリンクおよび部分的にアップリンクにおけるNB−IoTの物理波形が、従来のLTEの対応する波形と類似していることを意味する。
ダウンリンクでは、NB−IOTは、異なる物理チャネルで伝送されるマスター情報ブロードキャストとシステム情報ブロードキャストの両方をサポートする。バンド内動作に対しては、NB−IoT UEがレガシーPRBインデックスを知らずに狭帯域物理ブロードキャストチャネル(NPBCH)を復号することが可能である。更に、NB−IoTは、狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)と狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NPDSCH)の両方をサポートする。加えて、NB−IOTの動作モードはUEに指示されなければならず、そして現在第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は狭帯域セカンダリ同期信号(NSSS)、狭帯域マスター情報ブロック(NB−MIB)あるいはおそらく他のダウンリンク信号によってこの指示を考慮する。
狭帯域参照信号(NRS)は従来のLTE−CRSとは別のものであるが、設計原理は似ている。例えば、NRSは、レガシーCRSまたはPDCCHと重複せず、NPDSCH/NPSCCHが送信されないときにサブフレーム内でオフにされることがあり、使用されるサブキャリアはPCIから導出される。更に、ダウンリンク同期信号は、無線フレーム毎にサブフレーム番号5で送信されるプライマリ同期信号(NPSS)と、サブフレーム番号9で送信されるセカンダリ同期信号(NSSS)とからなる。
更に、NB−IoTは、3GPPリリース13に記載されているようにマルチPRB動作をサポートする。このシナリオでは、NPSS、NSSS、PBCH、およびシステム情報は、1つまたは複数のアンカーPRB上でのみブロードキャストされ、接続設定時に、これらの信号を含まない他のセカンダリPRB上でそれらの接続セッションを実行するためにUEを割り当てることができる。したがって、UEはページングを監視し、アンカーPRB上でランダムアクセスおよびRRC接続設定を実行し、セカンダリPRB上でユーザプレーンデータを送信し、一旦RRCアイドルモードに解放されると、他に指示されない限りアンカーPRBに戻る。そのため、前述の物理チャネルに基づくUE測定は、セカンダリPRBでは実行できない。しかしながら、アンカーPRBとセカンダリPRBは、異なる展開シナリオに属してもよい。例えば、アンカーPRBはガードバンド内にあり、一方、セカンダリPRBはバンド内にある場合があり、その場合、アンカーPRB上で利用可能なNRS参照シンボルのみが存在するのに対して、セカンダリPRB上でNRSとレガシーCRSの両方が利用可能である。
更に、いくつかのPRBは、いくつかのPRBはバンド内の展開シナリオのために電力ブーストされてもよく、典型的にはアンカーPRBは電力ブーストされてNPSS、NSSS、PBCH、およびNPDCCHの良好な受信を保証する。アンカーPRBはまた、プライマリPRB、基本ポジショニング(測位)基準信号(PRS)、共通信号PRS、メインPRS等と呼ばれることがある。セカンダリPRBはまた、コンパニオンPRS、ブースターPRS、データPRSなどと呼ばれることもある。PRBはまた、セル、NBセル、NBリソース、リソースブロック(RB)、仮想RB(VRB)、物理リソースなどと呼ばれることもある。
低複雑性および低コストのUEは、レガシーUEと比較して異なる特徴を有する。これらの特性はいくつかの制限をもたらす。そのような制限の1つは、これらのUEが従来のUEと比較して報告能力が限られていることである。例えば、NB−IOT UEは、レガシーLTE UEの6ビット(例えば、64値)と比較して、電力ヘッドルームを報告するために使用され得る2ビット(例えば、4値)のみを有する。そのため、報告された値は、NB−IoT UEにおける実際の電力使用状況を反映していない可能性がある(すなわち、サービングネットワークノードに提供される情報の正確性が低い)。報告された測定値は、運用タスク(例えば、スケジューリング、移動性、位置決め)のためにネットワークによって使用されるので、ネットワークによって、より正確ではない、または最適ではないスケジューリング決定が行われることがある。したがって、無線デバイスのカバレッジレベルを報告するための改良された技術が必要とされている。更に、本開示の他の望ましい特徴および特徴は、添付の図面、ならびに前述の技術分野および背景と併せて、以下の詳細な説明および実施形態から明らかになるであろう。
本明細書の背景の部分は、当業者がそれらの範囲および有用性を理解するのを助けるために、本開示の実施形態を技術的および動作的状況に置くために提供される。そのように明確に識別されない限り、本明細書における記載は、単に背景技術の欄に含まれることによって先行技術と認められることはない。
以下は、当業者に基本的な理解を提供するために本開示の簡単な要約を提示する。この概要は、本開示の広範な概要ではなく、本開示の実施形態のキーとなる/重要な要素を特定すること、または本開示の範囲を描写することを意図するものではない。この概要の唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本明細書に開示されるいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するシステムおよび方法が本明細書に記載される。一態様によれば、無線通信システムにおいて無線デバイス(例えば、UE)によって実行される方法は、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得することを含む。更に、この方法は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定することを含む。また、方法は、決定された報告設定を用いて測定結果を報告することを含む。
別の態様によれば、測定結果を報告するステップは、決定された報告設定を用いて測定結果の指標を生成することを含み得る。更に、方法は、無線通信システム内のネットワークノードに測定結果の指標を送信することを含み得る。
別の態様によれば、方法は、無線通信システムにおけるネットワークノードに、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信することを含み得る。
別の態様によれば、方法を取得するステップは、情報に基づいて、無線デバイスのカバレッジレベルを決定することを含み得る。
別の態様によれば、方法は、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信することを含み得る。
別の態様によれば、取得するステップは、無線デバイスにより送信または受信された信号の測定値を決定することを含み、当該情報は信号測定値を含む。
別の態様によれば、情報を取得するステップは、無線デバイスの無線アクセス設定に基づいて、無線デバイスによるランダムアクセス送信のために使用される反復回数を決定することを含み、当該情報はランダムアクセス送信に使用される反復回数を含む。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、異なる複数の報告設定の指標を受信することを含む。
別の態様によれば、異なる複数の報告設定は、異なる報告分解能で測定結果を報告し得る。
別の態様によれば、異なる複数の報告設定は、異なる報告範囲で測定結果を報告し得る。
別の態様によれば、異なる複数の報告設定は、異なる報告範囲で測定結果を報告してもよく、各範囲は異なる最小報告値および異なる最大報告値のうちの少なくとも1つを有する。
別の態様によれば、情報は、無線デバイスにサービスを提供するネットワークノードがカバレッジレベルを使用しているかまたはサポートしているという指標を含み得る。
別の態様によれば、情報は、無線デバイスにサービスを提供するネットワークノードが異なるカバレージレベルをサポートしているという指標を含み得る。
別の態様によれば、情報は、無線デバイスにより送信または受信された信号の測定値を含み得る。
別の態様によれば、信号測定は、無線デバイスにより送信または受信された信号の信号レベルまたは品質の測定値を含み得る。
別の態様によれば、情報は、ネットワークにランダムアクセス送信を実行する無線デバイスに関連付けられたランダムアクセス設定を含み得る。
別の態様によれば、情報は、異なるカバレッジレベルをサポートするための無線デバイスの能力を含み得る。
別の態様によれば、情報は、当該取得において無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータを含み得る。
別の態様によれば、情報は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルの指標を含み得る。
別の態様によれば、情報は、異なるカバレッジレベルに関連付けられた統計値を含み得る。
別の態様によれば、情報は、無線デバイスにより使用される異なるカバレッジレベルのログを含み得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、1つ以上の所定の規則に基づき得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、ネットワークノードから無線デバイスにより受信された信号の測定値に関連付けられた所定の時間期間に基づき得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、1つ以上の所定の条件に基づき得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定に関連付けられた1つ以上の複数のリソースに基づき得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、報告設定を決定する際に無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータに基づき得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、異なる複数の報告設定に関連付けられた統計値に基づき得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、無線デバイスによって使用される異なる複数の報告設定のログに基づき得る。
別の態様によれば、異なるカバレッジレベルは、1つ以上の通常のカバレッジレベルまたは1つ以上の拡張カバレッジレベル(例えば、拡張カバレッジレベル0、1、2等)を含み得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、ロングタームエヴォリューション(LTE)カテゴリナローバンド(狭帯域)1(LTE Cat NB 1)装置として動作することができ、決定された報告設定はLTE Cat NB 1装置のための電力ヘッドルーム報告マッピングを含んでもよい。
別の態様によれば、通常のカバレッジで動作しているLTE Cat NB1デバイスの電力ヘッドルーム報告マッピングは、以下のように定義され得る。
Figure 0006726315
別の態様によれば、拡張カバレッジで動作しているLTE Cat NB1デバイスの電力ヘッドルームマッピングマッピングは、以下のように定義され得る。
Figure 0006726315
一態様によれば、無線通信システムにおいて無線デバイスは、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成される。更に、無線デバイスは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成された決定回路を有する。また、無線デバイスは、決定された報告設定を用いて測定結果を報告するように構成された報告器回路を有する。
別の態様によれば、報告器回路は、決定された報告設定を用いて測定結果に指標を生成するように構成される。更に、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードに測定結果の指標を送信するように構成される。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードに、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信するように構成された送信器を有し得る。
別の態様によれば、取得回路は、情報に基づいて、無線デバイスのカバレッジレベルを決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信するように構成された受信器を有し得る。
別の態様によれば、取得回路は、無線デバイスにより送信されたまたは受信された信号の測定値を決定するように構成され得る。更に、情報は信号測定値(信号の測定値)を含み得る。
別の態様によれば、取得回路は、無線デバイスのランダムアクセス設定に基づいて、無線デバイスによるランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を決定するように構成され得る。また、情報は、ランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を含み得る。
別の態様によれば、決定回路は、無線通信システムにおけるネットワークノードから、異なる複数の報告設定の指標を受信するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、1つ以上の所定の規則に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、ネットワークノードから無線デバイスにより受信された信号の測定値に関連付けられた所定の時間期間に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、1つ以上の所定の条件に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定に関連付けられた1つ以上の複数のリソースに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、報告設定を決定する際に無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、異なる複数の報告設定に関連付けられた統計値に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定のログに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
一態様によれば、無線通信システムにおける無線デバイスは、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成される。更に、無線デバイスは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成される。また、無線デバイスは、決定された報告設定を用いて測定結果を報告するように構成される。
別の態様によれば、無線デバイスは、決定された報告設定を用いて測定結果に指標を生成するように構成され得る。更に、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノード(例えばeNB)に測定結果の指標を送信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードに、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、情報に基づいて、無線デバイスのカバレッジレベルを決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスにより送信または受信された信号の測定値を決定するように構成され得る。更に、情報は信号測定値を含み得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスのランダムアクセス設定に基づいて、無線デバイスによるランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を決定するように構成され得る。また、情報は、ランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を含み得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、異なる複数の報告設定の指標を受信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、1つ以上の所定の規則に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、ネットワークノードから無線デバイスにより受信された信号の測定値に関連付けられた所定の時間期間に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、1つ以上の所定の条件に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定に関連付けられた1つ以上の複数のリソースに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、報告設定を決定する際に無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、異なる複数の報告設定に関連付けられた統計値に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定のログに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
一態様によれば、無線通信システムにおける無線デバイスは、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するための取得モジュールを有する。更に、無線デバイスは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための決定モジュールを有する。また、無線デバイスは、決定された報告設定を用いて測定結果を報告するための報告モジュールを有する。
別の態様によれば、報告モジュールは、決定された報告設定を用いて測定結果に指標を生成することを含み得る。更に、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードに測定結果の指示を送信するための送信モジュールを有し得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードに、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信するための送信モジュールを有し得る。
別の態様によれば、取得モジュールは、情報に基づいて、無線デバイスのカバレッジレベルを決定することを含み得る。
別の態様によれば、取得モジュールは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信することを含み得る。
別の態様によれば、取得モジュールは、無線デバイスにより送信されたまたは受信された信号の測定値を決定することを含み得る。更に、情報は信号測定値を含み得る。
別の態様によれば、取得モジュールは、無線デバイスのランダムアクセス設定に基づいて、無線デバイスによるランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を決定することを含み得る。また、情報は、ランダムアクセス送信に使用される反復回数を含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、異なる複数の報告設定の指標を受信することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、1つ以上の所定の規則に基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定回路は、ネットワークノードから無線デバイスにより受信された信号の測定値に関連付けられた所定の時間期間に基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、1つ以上の所定の条件に基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定に関連付けられた1つ以上の複数のリソースに基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、報告設定を決定する際に無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータに基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、異なる複数の報告設定に関連付けられた統計に基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、無線デバイスにより使用された異なる複数の報告設定のログに基づいて報告設定を決定することを含み得る。
一態様によれば、無線通信システムにおける無線デバイスはプロセッサとメモリを有する。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって無線デバイスは、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成される。更に、メモリは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から無線デバイスが決定するように構成される命令を含む。また、報告設定は、取得された情報により示されるカバレッジレベルに関連付けられる。また、メモリは、無線デバイスが決定された報告設定を用いて測定結果を報告するような命令を含む。
別の態様によれば、無線デバイスは、決定された報告設定を用いて測定結果に指標を生成するように構成され得る。更に、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノード(例えばeNB)に測定結果の指示を送信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードに、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、情報に基づいて、無線デバイスのカバレッジレベルを決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスにより送信されたまたは受信された信号の測定値を決定するように構成され得る。更に、情報は信号測定値を含み得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスのランダムアクセス設定に基づいて、無線デバイスによるランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を決定するように構成され得る。また、情報は、ランダムアクセス送信に対して使用される反復回数を含み得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、異なる複数の報告設定の指標を受信するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、1つ以上の所定の規則に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、ネットワークノードから無線デバイスにより受信された信号の測定値に関連付けられた所定の時間期間に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、1つ以上の所定の条件に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定に関連付けられた1つ以上の複数のリソースに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、報告設定を決定する際に無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、異なる複数の報告設定に関連付けられた統計値に基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
別の態様によれば、無線デバイスは、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる複数の報告設定のログに基づいて報告設定を決定するように構成され得る。
一態様によれば、無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも1つのプロセッサにここに記載された方法のうちのいずれかを実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。更に、キャリアはコンピュータプログラムを含むことができ、当該キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
一態様によれば、無線通信システムにおいて無線デバイスによって実行される方法は、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得することを含む。更に、この方法は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定することを含む。
別の態様によれば、方法は、決定された報告設定を無線デバイスへ送信することを含み得る。
別の態様によれば、方法は、無線デバイスから、決定された報告設定を用いた測定結果を受信することを含み得る。
別の態様によれば、方法は、無線デバイスから、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信することを含み得る。更に、情報は、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルを含み得る。また、情報を取得するステップは、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルからカバレッジレベルを決定することを含み得る。
別の態様によれば、報告設定を決定するステップは、無線デバイスによって報告される1つ以上の測定結果に基づき得る。
別の態様によれば、1つ以上の測定結果は、無線デバイスにより送信されたまたは受信された信号の測定値に関連付けられ得る。
別の態様によれば、異なる複数の報告設定は、異なる報告解像度で測定結果を報告し得る。
別の態様によれば、異なる複数の報告設定は、異なる報告範囲で測定結果を報告し得る。
別の態様によれば、異なる複数の報告設定は、異なる報告範囲で測定結果を報告してもよく、各範囲は異なる最小報告値および異なる最大報告値のうちの少なくとも1つを有する。
別の態様によれば、方法は、測定結果に基づいて無線デバイスの1つ以上の動作パラメータを適合化することを含み得る。
別の態様によれば、1つ以上の動作パラメータは、符号化率、変調方式、およびリソース割り当てのうちの少なくとも1つを含み得る。
一態様によれば、無線通信システムにおけるネットワークノードは、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成された取得回路を有する。更に、ネットワークノードは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成された決定回路を有する。
別の態様によれば、ネットワークノードは、決定された報告設定を無線デバイスへ送信するように構成された送信回路を有し得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスから、決定された報告設定を用いた測定結果を受信するように構成された受信回路を有し得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスから、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信するように構成された受信回路を有し得る。更に、情報は、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルを含み得る。また、取得器回路は、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルからカバレッジレベルを決定するように構成され得る。
別の態様によれば、決定回路は、無線デバイスより報告された1つ以上の測定結果に基づいて報告設定を決定するように更に構成され得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、測定結果に基づいて無線デバイスの1つ以上の動作パラメータを適合化するように構成された適合化回路を有し得る。
一態様によれば、無線通信システムにおけるネットワークノードは、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成される。更に、ネットワークノードは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成される。
別の態様によれば、ネットワークノードは、決定された報告設定を無線デバイスへ送信するように構成され得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスから、決定された報告設定を用いた測定結果を受信するように構成され得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスから、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信するように構成され得る。更に、情報は、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルを含み得る。また、ネットワークノードは、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルからカバレッジレベルを決定するように構成され得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスより報告された1つ以上の測定結果に基づいて報告設定を決定するように更に構成され得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、測定結果に基づいて無線デバイスの1つ以上の動作パラメータを適合化するように構成され得る。
一態様によれば、無線通信システムにおけるネットワークノードは、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するための取得モジュールを有する。更に、ネットワークノードは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための決定モジュールを有する。
別の態様によれば、ネットワークノードは、決定された報告設定を無線デバイスへ送信するための送信モジュールを有し得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスから、決定された報告設定を用いた測定結果を受信するための受信モジュールを有し得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、無線デバイスから、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信するための受信モジュールを有し得る。更に、情報は、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルを含み得る。また、取得モジュールは、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルからカバレッジレベルを決定することを含み得る。
別の態様によれば、決定モジュールは、無線デバイスより報告された1つ以上の測定結果に基づいて報告設定を決定することを含み得る。
別の態様によれば、ネットワークノードは、測定結果に基づいて無線デバイスの1つ以上の動作パラメータを適合化するための適合化モジュールを有し得る。
一態様によれば、無線通信システムにおけるネットワークノードはプロセッサとメモリを有する。メモリは、ネットワークノードが、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成される、プロセッサによって実行可能な命令を含む。更に、メモリは、ネットワークノードが、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成される命令を含む。
別の態様によれば、メモリは、ネットワークノードが、決定された報告設定を無線デバイスへ送信する命令を含み得る。
別の態様によれば、メモリは、ネットワークノードが、無線デバイスから、決定された報告設定を用いた測定結果を受信する命令を含み得る。
別の態様によれば、メモリは、ネットワークノードが、無線デバイスから、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信する命令を含み得る。更に、情報は、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルを含み得る。また、メモリは、ネットワークノードが、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルからカバレッジレベルを決定する命令を含み得る。
別の態様によれば、メモリは、ネットワークノードが、無線デバイスより報告された1つ以上の測定結果に基づいて報告設定を決定する命令を含み得る。
別の態様によれば、メモリは、ネットワークノードが、測定結果に基づいて無線デバイスの1つ以上の動作パラメータを適合化する命令を含み得る。
一態様によれば、ネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、少なくとも1つのプロセッサにここに記載された方法のうちのいずれかを実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。更に、キャリアはコンピュータプログラムを含むことができ、当該キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
本開示は、本開示の実施形態が示されている添付の図面を参照して以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、ここに記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が徹底的かつ完全であり、かつ開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供されている。全体を通して、同じ番号は同じ要素を指す。
図1は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのシステムの1つの実施形態を示す。 図2は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するため無線デバイスの1つの実施形態を示す。 図3は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための無線デバイスの別の実施形態を示す。 図4は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための無線デバイスの別の実施形態を示す。 図5は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するため無線デバイスによる方法の1つの実施形態を示す。 図6は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノードの1つの実施形態を示す。 図7は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノードの別の実施形態を示す。 図8は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノードの別の実施形態を示す。 図9は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノードによる方法の1つの実施形態を示す。 図10は、本明細書で説明されるような様々な態様に従った無線デバイスの別の実施形態を示す。 図11は、本明細書で説明されるような様々な態様に従ったカバレッジモードの機能としての報告設定を示す。
簡潔性および例示目的のために、本開示は、その例示的な実施形態を主に参照することによって説明される。以下の説明では、本開示の完全な理解を提供するために多数の具体的な詳細が説明される。しかしながら、本開示がこれらの具体的な詳細に限定されることなく実施されてもよいことは当業者には容易に明らかであろう。この説明では、本開示を不必要に曖昧にしないために、周知の方法および構造は詳細には説明されていない。
本明細書に記載のシステムおよび方法は、無線デバイス(例えば、UE)のカバレッジレベルに関連する報告設定を決定することを含む。拡張カバレッジで動作している無線デバイスは、通常のカバレッジで動作しているワイヤレスデバイスと比較して電力が制限され得る。報告の分解能(resolution)は、低コストまたは複雑性の低い無線デバイスの場合には制限されることがあり、本明細書に記載のシステムおよび方法は、無線デバイスがそのカバレッジエリアに基づいて報告の分解能を適合化することを可能にする。これは、実際のチャネル状態に対応するネットワークノードによるより正確な決定(例えば、符号化率、変調方式、リソース割り当て)をもたらすネットワークノード(例えば、基地局)への報告に関するより正確な情報を提供する。図1は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイス105のカバレッジレベル113a〜113dに関連付けられた報告設定を決定するためのシステム100の1つの実施形態を示す。図1において、ネットワークノード101(例えば基地局)は、無線デバイス105(例えばUE)のカバレッジレベル113a〜113d(例えば通常のカバレッジ、拡張カバレッジ)を示す情報(例えば信号測定値)を取得する。この取得された情報は、無線デバイス105にサービス提供するネットワークノード101が1つ以上のカバレッジレベルをサポートするという指標、ネットワークノード101へのランダムアクセス送信を行う無線デバイスにより送信または受信される信号の測定値、無線デバイス105に関連付けられたランダムアクセス設定、異なるカバレッジレベルをサポートするための無線デバイス105の機能、無線デバイス105の異なるカバレッジレベルの指標等を含み得る。
図1では、ネットワークノード101は、無線デバイス105の異なるカバレッジレベル113a〜113dにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定115a〜115d(例えば電力ヘッドルーム報告マッピング)を決定する。当該報告設定115a〜115dは、取得された情報により示されるカバレッジレベル113a〜113dに関連付けられる。ネットワークノード101はそして、無線デバイス105に、決定された報告設定115a〜115dを送信する。無線デバイス105はそしてこの情報を取得し、取得された情報により示されるカバレッジレベル113a〜113dに関連付けられた報告設定115a〜115dを決定する。また、無線デバイス105は、無線デバイス105により送信または受信された信号の測定を実行する。更に、無線デバイス105は、決定された報告設定115a〜115dを用いて信号測定値の指標を報告する。ネットワークノード101はその後決定された報告設定115a〜115dを用いた信号測定値の指標を受信し、1つ以上の動作パラメータ(例えば符号化率、変調方式、リソース割り当て)を適合化する。
追加的にまたは代替的に、ネットワークノード101は、無線通信システム(例えば、NB−IoT、NR、LTE、LTE−NR、5G、UMTS、GSM等)をサポートするように構成され得る。更に、ネットワークノード101は、基地局(例えばeNB)、アクセスポイント、無線ルータ等であり得る。ネットワークノード101は、無線デバイス105といった無線デバイスにサービスを提供し得る。無線デバイス105は、無線通信システム(例えば、NB−IoT、NR、LTE、LTE−NR、5G、UMTS、GSM等)をサポートするように構成され得る。無線デバイス105は、UE、移動局(MS)、端末、携帯電話、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、無線電話、オーガナイザー、ハンドヘルドコンピューター、携帯電話、または携帯電話、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、テレビ、機器、ゲームデバイス、医療デバイス、表示デバイス、計量デバイス等であり得る。
図2は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するため無線デバイス200の1つの実施形態を示す。図2において、無線デバイス200は、受信器回路201、取得器回路203、決定回路205、実行器回路207、報告器回路209、送信器回路211等、またはそれらの組み合わせを含み得る。受信器回路201は、ネットワークノードから、無線デバイス200のカバレッジレベルを示す情報を受信するように構成され得る。取得器回路203は、無線デバイス200のカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成され得る。決定回路205は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成される。実行器回路207は、無線デバイス200により送信または受信された信号の測定を実行するように構成され得る。報告器回路209は、決定された報告設定を用いた測定結果を報告するように構成される。送信器回路211は、ネットワークノードへ、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信するように構成され得る。
図3は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するため無線デバイス300の1つの実施形態を示す。図3において、無線デバイス300(例えばUE)は、処理回路301、無線周波数(RF)通信回路305、アンテナ307等、またはそれらの組み合わせを有し得る。通信回路305は、あらゆる通信技術を介して、1つ以上のネットワークまたは1つ以上の他の無線デバイスへ情報を送信、またはそれらから情報を受信するように構成され得る。この通信は、無線デバイス300の内部または外部にある1つ以上のアンテナ307を使用して行われ得る。処理回路301は、メモリ303に格納されているプログラム命令を実行すること等により、本明細書で説明されているような処理(例えば、図5の方法)を実行するように構成され得る。これに関する処理回路301は、特定の機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装することができる。
(図5の方法を実装するための)これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信するための受信モジュールまたはユニット311を有し得る。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するための取得モジュールまたはユニット313を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための決定モジュールまたはユニット315を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイス300により送信または受信される信号の測定を実行するための、実行モジュールまたはユニット317を有し得る。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、決定された報告設定を用いた測定結果を報告するための報告モジュールまたはユニット319を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を、ネットワークノードへ送信するための送信モジュールまたはユニット321を有し得る。
図4は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するため無線デバイス400の1つの実施形態を示す。図4において、無線デバイス400は、(例えば図3の処理回路301またはソフトウェアを介して)様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。(図5の方法を実装するための)これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信するための受信モジュールまたはユニット401を有し得る。更に、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するための取得モジュールまたはユニット403を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための決定モジュールまたはユニット405を有する。また、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイス400により送信または受信される信号の測定を実行するための、実行モジュールまたはユニット407を有し得る。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、決定された報告設定を用いた測定結果を報告するための報告モジュールまたはユニット409を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を、ネットワークノードへ送信するための送信モジュールまたはユニット411を有し得る。
図5は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するため無線デバイスによる方法500の1つの実施形態を示す。図5において、方法500は、例えば、無線通信システムにおけるネットワークノードから、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を受信することを含むブロック501において開始し得る。ブロック503において、方法500は、無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得することを含む。ブロック505において、方法500は、ネットワークノードへ、無線デバイスのカバレッジレベルの指標を送信することを含む。ブロック507において、方法500は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定することを含む。ブロック509において、方法は、無線デバイスにより送信または受信された信号の測定を実行することを含み得る。ブロック511において、方法500は、決定された報告設定を用いて測定結果を報告することを含む。
図6は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノード600の1つの実施形態を示す。図6において、無線デバイス600は、受信器回路601、取得器回路603、決定回路605、適合化回路607、送信器回路609等、またはそれらの組み合わせを含み得る。取得器回路603は、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するように構成され得る。決定回路605は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するように構成される。適合化回路607は、測定結果に基づいて無線デバイスに対応する1つ以上の動作パラメータを適合化するように構成され得る。送信器回路609は、決定された報告設定を無線デバイスへ送信するように構成され得る。受信器回路601は、無線デバイスから、決定された報告設定を用いて測定結果を受信するように構成され得る。
図7は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノード700の1つの実施形態を示す。図7において、ネットワークノード700(例えば基地局)は、処理回路701、無線周波数(RF)通信回路705、アンテナ707等、またはそれらの組み合わせを有し得る。通信回路705は、あらゆる通信技術を介して、1つ以上のネットワークまたは1つ以上の無線デバイスへ情報を送信、またはそれらから情報を受信するように構成され得る。この通信は、ネットワークノード700の内部または外部にある1つ以上のアンテナ707を使用して行われ得る。処理回路701は、メモリ703に格納されているプログラム命令を実行すること等により、本明細書で説明されているような処理(例えば、図9の方法)を実行するように構成され得る。これに関する処理回路701は、特定の機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装することができる。
(図9の方法を実装するための)これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスから、決定された報告設定を用いて測定結果を受信するための受信モジュールまたはユニット711を有し得る。更に、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するための取得モジュールまたはユニット713を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための決定モジュールまたはユニット715を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、決定された報告設定を無線デバイスへ送信するための送信モジュールまたはユニット717を有し得る。最終的に、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、測定結果に基づいて無線デバイスに対応する1つ以上の動作パラメータを適合化するための適合化モジュールまたはユニット719を有し得る。
図8は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノード800の1つの実施形態を示す。図8において、ネットワークノード800は、(例えば図7の処理回路701またはソフトウェアを介して)様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。(図9の方法を実装するための)これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスから、決定された報告設定を用いて測定結果を受信するための受信モジュールまたはユニット801を有し得る。更に、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得するための取得モジュールまたはユニット803を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するための決定モジュールまたはユニット805を有する。これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、決定された報告設定を無線デバイスへ送信するための送信モジュールまたはユニット807を有し得る。最終的に、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、測定結果に基づいて無線デバイスに対応する1つ以上の動作パラメータを適合化するための適合化モジュールまたはユニット809を有し得る。
図9は、本明細書で説明されるような様々な態様に従って無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定するためのネットワークノードによる方法900の1つの実施形態を示す。図9において、方法900は、例えば、無線デバイスから、無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信することを含むブロック901において開始し得る。ブロック903において、方法900は、無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得することを含む。ブロック905において、方法900は、無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の報告設定の中から、取得された情報によって示されるカバレッジレベルに関連付けられた報告設定を決定することを含む。ブロック907では、方法900は、決定された報告設定を無線デバイスへ送信することを含み得る。ブロック909では、方法900は、無線デバイスから、決定された報告設定を用いた測定結果を受信することを含み得る。ブロック911では、方法900は、測定結果に基づいて無線デバイスに対応する1つ以上の動作パラメータを適合化することを含み得る。
図10は、本明細書で説明されるような様々な態様に従った無線デバイス1000の別の実施形態を示す。いくつかの例において、無線デバイス1000は、ユーザ装置(UE)、移動局(MS)、端末、携帯電話、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、無線電話、オーガナイザー、ハンドヘルドコンピューター、携帯電話、または携帯電話、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、セットトップボックス、テレビ、機器、ゲームデバイス、医療デバイス、表示デバイス、計量デバイス、またはいくつかの他のそのような用語で称され得る。他の例では、無線デバイス1000は、ハードウェア構成要素のセットであり得る。図10において、無線デバイス1000は、入力/出力インタフェース1005に動作可能に接続されたプロセッサ1001、無線周波数(RF)インタフェース1009、ネットワーク接続インタフェース1011、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)1019、記憶媒体1021等を含むメモリ1015、通信サブシステム1051、電源1033、他の構成要素、またはそれらの任意の組み合わせを含んで構成され得る。記憶媒体1021は、オペレーティングシステム1023、アプリケーションプログラム1025、データ1027等を含み得る。特定のデバイスは、図10に示される構成要素の全てを利用し得る。あるいは、構成要路のサブセットのみ、および統合のレベルはデバイスごとに異なり得る。更に、特定のデバイスは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機などのコンポーネントの複数のインスタンスを含み得る。例えば、コンピューティングデバイスは、プロセッサおよびメモリを含むように構成され得る。
図10において、プロセッサ1001は、コンピュータの命令およびデータを処理するように構成される。プロセッサ1001は、1つ以上のハードウェア実装状態機械(例えば、個別論理、FPGA、ASIC等)といった、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納された機械命令を実行するように動作する任意の逐次状態マシン、適切なファームウェアと共にプログラマブルロジック、マイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)といった1つ以上の複数のプログラム内蔵汎用プロセッサと適切なソフトウェア、または上記の任意の組み合わせとして構成され得る。例えば、プロセッサ1001は、2つのコンピュータプロセッサを有し得る。1つの定義において、データは、コンピュータによる使用に適した形式の情報である。当業者であれば、本開示の主題が様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組み合わせを使用して実施され得ることを認識することに留意することが重要である。
現在の実施形態では、入力/出力インタフェース1005は、入力デバイス、出力デバイス置、または入出力デバイスへの通信インタフェースを提供するように構成されてもよい。無線デバイス1000は、入力/出力インタフェース1005を介して出力デバイスを使用するように構成され得る。当業者であれば、出力デバイスが入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用できることを認識するであろう。例えば、USBポートは、無線デバイス1000への入力および無線デバイス1000からの出力を提供するために使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、他の出力デバイス、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。無線デバイス1000は、ユーザが無線デバイス1000に情報を取り込むことを可能にするために、入力/出力インタフェース1005を介して入力デバイスを使用するように構成され得る。入力デバイスは、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、プレゼンスセンシティブ入力デバイス、プレゼンスセンシティブディスプレイなどのディスプレイ、スクロールホイール、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、マイク、センサ、スマートカード等を含み得る。存在感応型(presence-sensitive)入力デバイスは、ユーザからの入力を検知するためのデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ、マイクロフォン、センサなどを含み得る。存在感応型入力デバイスは、存在感応型ディスプレイを形成するためにディスプレイと組み合わされてもよい。更に、存在感応型入力デバイスはプロセッサと接続されてもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、他の同様のセンサ、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光学センサであり得る。
図10において、RFインタフェース1009は、送信器、受信器、およびアンテナなどのRF構成要素に通信インタフェースを提供するように構成され得る。ネットワーク接続インタフェース1011は、通信インタフェースをネットワーク1043aに提供するように構成され得る。ネットワーク1043aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなどの有線および無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク1043aは、Wi−Fiネットワークであり得る。ネットワーク接続インタフェース1011は、当技術分野で知られている、またはイーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATMといった、開発され得る1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワークを介して1つまたは複数の他のノードと通信するために使用される受信器および送信器インタフェースを含むように構成され得る。ネットワーク接続インタフェース1011は、通信ネットワークリンクに適切な受信器および送信器機能(例えば、光、電気等)を実装し得る。送信器機能および受信器機能は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有することができ、あるいは代わりに別々に実装され得る。
本実施形態では、RAM1017は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムの実行中にデータまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するためにバス1003を介してプロセッサ1001にインタフェースするように構成され得る。一例では、無線デバイス1000は、少なくとも128メガバイト(128メガバイト)のRAMを含み得る。ROM1019は、コンピュータ命令またはデータをプロセッサ1001に提供するように構成され得る。例えば、ROM1019は、基本入出力(I/O)、起動、または不揮発性メモリに記憶されているキーボードからのキーストロークの受信などの基本的なシステム機能のための不変の低レベルシステムコードまたはデータであるように構成され得る。記憶媒体1021は、RAM、ROM、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、フラッシュドライブ等のメモリを含むように構成され得る。一例では、記憶媒体1021は、オペレーティングシステム1023、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジンまたは他のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1025、およびデータファイル1027を含むように構成され得る。
図10では、プロセッサ1001は、通信サブシステム1051を使用してネットワーク1043bと通信するように構成され得る。ネットワーク1043aとネットワーク1043bは、同じネットワークでも異なるネットワークでも異なるネットワークでもよい。通信サブシステム1051は、ネットワーク1043bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように構成され得る。1つまたは複数のトランシーバは、IEEE 802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax等といった、当技術分野で知られているかまたは開発され得る1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局などの別の無線デバイスの1つまたは複数の遠隔(リモート)トランシーバと通信するために使用され得る。
別の例では、通信サブシステム1051は、IEEE 802.xx、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax等といった、当技術分野で知られているまたは開発され得る1つまたは複数の通信プロトコルに従ってユーザ装置などの別の無線デバイスの1つまたは複数の遠隔トランシーバと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように構成され得る。各トランシーバは、RANリンク(例えば、周波数割り当てなど)に適切な、それぞれ送信器または受信器の機能を実装するための送信器1053または受信器1055を含むことができる。更に、各トランシーバの送信器1053および受信器1055は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有してもよく、あるいは別々に実装されてもよい。
本実施形態では、通信サブシステム1051の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの近距離通信、近距離無線通信、位置を決定するための全地球測位システム(GSM)の使用などの位置ベースの通信、他の同様の通信機能、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。例えば、通信サブシステム1051は、セルラ通信、Wi−Fi通信、Bluetooth(登録商標)通信、およびGPS通信を含み得る。ネットワーク1043bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、またはそれらの任意の組み合わせなどの有線および無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク1043bは、セルラネットワーク、Wi−Fiネットワーク、および近距離ネットワークであり得る。電源1013は、無線デバイス1000の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を供給するように構成され得る。
図10において、記憶媒体1021は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外付けハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールなどのスマートカードメモリ、またはリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール、他のメモリ、またはそれらの任意の組み合わせ等といった、いくつかの物理ドライブユニットを含むように構成され得る。記憶媒体1021は、無線デバイス1000が、一時的または非一時的記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスし、データをオフロードする、またはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用するものなどの製品は、コンピュータ可読媒体を含むことができる記憶媒体1021内に有形に具体化することができる。
本明細書に記載の方法の機能性は、無線デバイス1000の構成要素のうちの1つに実装されてもよく、または無線デバイス1000の複数の構成要素にわたって分割されてもよい。更に、本明細書で説明されている方法の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組み合わせで実装され得る。一例では、通信サブシステム1051は、本明細書に記載の構成要素のいずれかを含むように構成され得る。更に、プロセッサ1001は、バス1003を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように構成され得る。別の例では、そのような構成要素のいずれも、プロセッサ1001によって実行されたときに本明細書に記載の対応する機能を実行する、メモリに格納されたプログラム命令によって表すことができる。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、プロセッサ1001と通信サブシステム1051との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能はソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能はハードウェアで実装され得る。
一実施形態では、少なくとも2つのカバレッジレベルで動作することができるUEによって実行される方法は、第2のノード(例えば、第1のセル(セル1)または別のUE)に関するUEのカバレッジ強化レベル(CE)に関する情報を取得することを含む。更に、方法は、第1のセルのCEレベルに関して取得された情報に基づいて報告設定を決定または選択することを含む。また、方法は、ノード(例えば、セル1または別のUE、UE2)から受信された、またはノードに送信された信号に対して少なくとも1つの測定を実行することを含む。更に、方法は、決定されたまたは選択された報告設定を使用して、実行された測定の結果を第1のノード(例えば、ネットワークノードまたは別のUE)に報告することを含む。
別の実施形態では、方法は、取得されたカバレッジレベルを別のノード(例えば、ネットワークノード)に示す(知らせる)ことを含み得る。
他の実施形態では、方法は、取得した情報の全部または一部を格納することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、取得した情報に基づいて、既知のまたは取得した報告設定のうちの1つを選択することを含み得る。
一実施形態では、少なくとも2つのカバレッジレベルで動作することができるUEによって実行される方法は、第2のノード(例えば、第1のセル(セル1)または別のUE)に関するUEのCEレベルに関する情報を取得することを含む。更に、方法は、第2のノード(例えば、セル1またはUE2)に関するUEのCEレベルに関する取得された情報に基づいて、第1のノードに送信するためにUEによって使用されるべき報告設定、第2のノードで実行される測定結果を決定することを含む。
別の実施形態では、方法は、1つ以上のカバレッジレベルのサポートに関連するUE能力を受信することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、決定された報告設定をUEに送信することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、測定の結果を示す、決定された受信された報告情報に基づいて、スケジューリングを適合化することを含み得る。
一実施形態では、第1のノード(ノード1)と第2のノード(ノード2)は、異なり得る。例えば、UEは隣接セルで測定を行い、サービングセルに結果を報告する。
別の実施形態では、第1のノード(ノード1)と第2のノード(ノード2)は、同じであり得る(例えば、UEはサービングセルで測定を行い、同じサービングセルに結果を報告する)。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載される方法は、それが動作しているカバレッジエリアに応じて、UEによる適応的報告を可能にすることができる。拡張カバレッジで動作しているUEは、通常のカバレッジUEと比較して電力が制限されている可能性がある。報告の分解能は、場合によっては、低コストで複雑性の低いUEに対して制限されることがあり、この方法は、UEがそのカバレッジエリアに基づいて報告の解像度を適応させることを可能にすることがある。これは、ネットワークノードへの報告に関するより正確な情報を提供し、ネットワークノードによって行われるより正確な決定をもたらす(例えば、より良い符号化率、より良い変調方式、および実際のチャネル状態に一致するより良いリソースがネットワークノードによって選択される)。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、任意の種類の無線ネットワークノード、またはUEと通信する、または別のネットワークノードと通信する任意のネットワークノードに対応する。ネットワークノードの例には、ノードB、マスター進化型ノードB(MeNB)、セカンダリ進化型ノードB(SeNB)、マスターセルグループ(MCG)またはセカンダリセルグループ(SCG)に属するネットワークノード、基地局(BS)、マルチスタンダード無線基地局(MSR BS)といったマルチスタンダード多規格無線(MSR)無線ノード、発展型ノードB(eNodeB)、ネットワーク制御装置(NC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、基地局制御装置(BSC)、中継機、ドナーノード制御中継機、無線基地局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、遠隔無線ユニット(RRU)、遠隔無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、コアネットワークノード(例えば、移動交換局(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME))、運用管理(O&M)ノード、運用支援システム(OSS)ノード、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、ポジショニングノード(例えば、進化型サービング移動体位置検出センター(E−SMLC))、運転試験最小化(MDT)ノード等を含む。
いくつかの実施形態では、UEは、セルラ通信システムまたはモバイル通信システム内のネットワークノードまたは別のUEと通信する任意のタイプの無線デバイスに対応する。UEの例には、ターゲットデバイス、デバイス間(D2D)UE、近接可能UE(例えば、近接サービス(ProSe)UE)、マシンタイプUE、またはマシン・ツー・マシン(M2M)通信可能なUE、拡張マシンタイプ通信(eMTC)UE、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、パッド、タブレット、携帯端末、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)デバイス、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル等が含まれる。MTC対応UEはまた、特定のUEカテゴリに関して定義されてもよい。そのようなUEカテゴリの例は、LTE UEカテゴリ0、LTE UEカテゴリM1、LTE UEカテゴリ狭帯域1(NB1)、EC−GSM−IoT等を含む。以下の表1は、これらのUEカテゴリの様々な特性を要約する。
Figure 0006726315
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される方法は、UEが1つより多いサービングセルにデータを受信または送信することができる、UEのシングルキャリアならびにマルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション(CA)動作を含み得る。キャリアアグリゲーション(CA)は、マルチキャリアシステム、マルチセル動作、マルチキャリア動作、マルチキャリア送信または受信とも呼ばれる。CAでは、コンポーネントキャリア(CC)のうちの1つがプライマリコンポーネントキャリア(PCC)であり、これはプライマリキャリアまたはアンカーキャリアとも呼ばれる。残りのCCは、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)、セカンダリキャリア、または補助キャリアと呼ばれる。サービングセルは、プライマリセル(PCell)またはプライマリサービングセル(PSC)とも呼ばれる。同様に、セカンダリサービングセル(SSC)は、セカンダリセル(SCell)とも呼ばれる。
実施形態のいくつかはLTEについて説明されているが、これらの実施形態は、LTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、GSMエボリューションの拡張データレート(EDGE)、GSM EDGE RAN(GERAN)、WiFi、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN) 、CDMA2000、3GPP New Radio(NR)等の任意の無線アクセス技術(RAT)システムまたはマルチRATシステムに適用可能である。
実施形態のいくつかは、任意のRRC状態(例えば、RRC_IDLE、RRC_CONNECTED)に適用される。
いくつかの実施形態では、UEおよび無線デバイスという用語は同じ意味に使用されることがある。UEは、無線信号を介してネットワークノードまたは他のUEと通信することができる任意の種類の無線デバイスであり得る。UEはまた、無線通信装置、ターゲット装置、D2D UE、マシンタイプUE、M2Mが可能なUE、低コストまたは低複雑度のUE、UEを備えたセンサ、タブレット、携帯端末、スマートフォン、LEE、LME、USBドングル、顧客宅内機器(CPE)等であり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、基地局、無線基地局(RBS)、無線基地局(BSS)、BSC、NC、RNC、eNB、ノードB、コアネットワークノード(例えば、MME)、ノードG、測位ノード(例えば、E−SMLC)、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、中継ノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、RRU、RRH等である。ネットワークノードは、互換的に無線ネットワークノードと呼ばれ得る。
いくつかの実施形態では、ノードはネットワークノードまたはUEである。
いくつかの実施形態では、UEは、PCellおよびプライマリ/セカンダリセル(PSCell)、あるいはPCell、PSCellおよび1つまたは複数のSCell(デュアルコネクティビティやキャリアアグリゲーション等)で構成される。構成されたセルは、UE固有である(例えば、UEのサービングセル)。
いくつかの実施形態では、UEは、UEによって既に識別されているサービングセルによりサービスを受ける。UEは更に、ターゲットセルまたは隣接セルと呼ばれることがある少なくとも1つの他のセルを識別する。
いくつかの実施形態では、サービングセルおよび隣接セルは、第1および第2のネットワークノードのそれぞれによりサービスを受けるまたは管理される。いくつかの実施形態では、サービングセルおよび隣接セルは、第1のネットワーク等の同じネットワークノードによりサービスを受けるまたは管理される。
いくつかの実施形態では、UEは、低アクティビティ状態または高アクティビティ状態で動作する。低アクティビティ状態の例は、RRCアイドル状態、アイドルモード等を含む。低アクティビティ状態の例は、RRC CONNECTED状態、アクティブモード、アクティブ状態等を含む。UEは、不連続受信(DRX)または非DRXで動作するように構成され得る。DRXで動作するように構成されている場合、UEは、ネットワークノードから新しい送信を受信する限り、依然として非DRXに従って動作してもよい。
いくつかの実施形態では、UEは、アップリンクまたはダウンリンクで、セル内で送信される任意の1つの無線信号または無線信号の組合せに対して任意のタイプの1つ以上の測定(例えば無線測定)を実行し得る。更に、UEは、測定結果をネットワークノードに報告し得る。結果は、報告設定を使用して報告され得る。報告設定の例は、測定報告マッピングである。測定報告マッピングはまた、報告マッピング、測定報告範囲、報告可能な測定値、測定シグナリング範囲、測定シグナリングマッピング等と互換的に呼ばれる。UEがネットワークノードまたは別のUEに測定結果をシグナリングすることを可能にするために、同じタイプの測定について、少なくとも2つの異なる測定報告マッピングが利用可能である(例えば、事前定義、別のノードによって構成される等)。報告マッピングは、少なくとも3つのパラメータを含む。最小の報告可能な測定値、最大の報告可能な測定値、および連続する報告可能な値の間の少なくとも1つの分解能または粒度。報告マッピングは、2つ以上の報告分解能を含み得る。
いくつかの実施形態では、測定は、1つ以上のサービングセルまたは1つ以上の隣接セルにおいてUEにより実行され得る。無線信号は、参照信号または物理チャネル(例えば、PDSCH、PDCCH、強化型PDCCH(E−PDCCH)、PUSCH、PUCCH等)を搬送する信号といった1つ以上の物理信号であり得る。物理チャネルは、高レイヤの情報を伝搬する。ダウンリンク参照信号の例は、PSS、SSS、CRS、CSI−RS、PRS等を含む。アップリンク参照信号の例は、SRS、DMRS等を含む。参照信号(RS)はまた、互換的にディスカバリ信号とも称される。ダウンリンクまたはアップリンクでUEにより実行され得る測定の例は、信号対干渉雑音比(SINR)、セルサーチ(例えばセル識別)、電力ヘッドルーム(PH)、RSRP、RSRQ、RS−SINR、興津参照信号SINR(CRS−SINR)、CSI−RSRP、CSI−RSRQ、サイドリンクRSRP(S−RSRP)、CQI、CSI、UE受信送信時間差、ダウンリンク参照信号SINR(DRS−SINR)等を含む。PHは、対数スケール(例えば、XdB)で表される信号上の最大UE電力と送信電力との間の差である。PHは、アップリンク信号(例えば、PUCCH、PUSCH、PRACH、NPUSCH、NPUCCH、MRACH)のいずれかで送信される信号(例えばRS)上で実行され得る。
いくつかの実施形態では、UEは、そのサービングセルに関して、通常のカバレッジまたは拡張カバレッジのいずれかの下で動作し得る。拡張(enhanced)カバレッジはまた、互換的に拡大(extended)カバレッジと称される。UEはまた、複数のカバレッジレベル(例えば、通常のカバレッジ、拡張カバレッジレベル1、拡張カバレッジレベル2、拡張カバレッジレベル3など)で動作し得る。通常および拡張カバレッジの動作は、通常、システム帯域幅(例えば、セル帯域幅、セル送信帯域幅、ダウンリンクシステム帯域幅など)と比較してより狭いUE RF帯域幅で行われ得る。いくつかの実施形態では、UE RF帯域幅は、システム帯域幅と同じであり得る。狭帯域RF帯域幅の例は、200kHz、1.4MHz等を含む。システム帯域幅の例は、200kHz、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzを含む。拡張/進化型カバレッジの場合、レガシーシステムで動作しているときの能力と比較して、UEは、より低い信号品質レベル(例えば、SNR、SINR、サブキャリアあたりの平均受信信号エネルギー対サブキャリアあたりの総受信電力の比(E^s/Iot)、RSRQ等)の下で動作することができる。カバレッジレベルの拡張(向上/強化)は、運用シナリオによって変わる可能性があり、またUEタイプにも依存する可能性がある。例えば、カバレッジが悪い地下室に位置するUEは、セル境界にあるUE(例えば5dB)と比較してより高いレベルのカバレッジ拡張(例えば10dB)を必要とすることがある。カバレッジレベルは、そのサービングセルに関するUEにおける受信信号品質または受信信号強度、またはUEに関するサービングセルにおける受信信号品質または受信信号強度に関して表現され得る。
いくつかの実施形態では、UEのカバレッジレベルまたはCEレベルはまた、隣接セルなどの任意のセルに関して定義され得る。例えば、UEが1つまたは複数の無線測定を実行するターゲットセルに関するUEでの受信信号品質または受信信号強度に関して。信号品質の例は、SNR、SINR、CQI、RSRQ、CRS E^s/Iot、SCH E^s/Iot等である。信号強度の例は、経路損失、RSRP、SCH_RPなどである。表記E^s/ Iotは、Iotに対するE^sの比として定義される。E^sは、UEアンテナコネクタにおけるシンボルの有効部分(例えば、サイクリックプレフィックスを除外するシンボルの部分)中のリソース要素当たりの受信エネルギー(例えば、サブキャリア間隔に対して正規化された電力)である。Iotは、UEアンテナコネクタで測定された、あるリソース要素に対する総雑音および干渉の受信電力スペクトル密度(例えば、リソース要素にわたって積分され、サブキャリア間隔に対して正規化された電力)である。1つの例では、UEにおいて信号品質(例えばSNR)に関して定義された2つのカバレッジレベルは、そのサービングセルに関してUEにおいてSNR≧−6dBを有するカバレッジ拡張レベル1(CE1)と、そのサービングセルに関してUEにおいて−12dB≦SNR <−6dBを有するカバレッジ拡張レベル2(CE2)とを含む。別の例では、4つのカバレッジレベルは、CE1、CE2、そのサービングセルに関してUEにおいて−15dB≦SNR <−12dBを有するカバレッジ拡張レベル3(CE3)、および、サービングセルに関してUEにおいて18dB≦SNR <−15dBを有するカバレッジ向上レベル4(CE4)を含む。これらの例では、CE1はまた、通常のカバレッジレベル、ベースラインのカバレッジレベル、参照のカバレッジレベル、レガシーのカバレッジレベルなどと互換的に称され得る。一方、CE2〜CE4は、拡張カバレッジ、拡大カバレッジレベル等と呼ばれ得る。
更に別の例では、2つの異なるカバレッジレベル(例えば、CEモードAとCEモードB)を定義することができる。UEカテゴリXがCEモードAおよびセルの同期チャネル(SCH)E^s/Iot≧−6dB、およびセル固有参照信号(CRS)E^s/Iot≧−6dBで構成されているという条件で、UEカテゴリXはセルのCEモードA(すなわちCEModeA)の要件を満たす。UEカテゴリXがCEモードBおよびセルのSCH E^s/Iot≧−15dBおよびCRS E^s/Iot≧/−15dBで構成されているという条件で、UEカテゴリXはCEモードB(すなわちCEModeB)の要件を満たす。UEカテゴリXの例は、UEカテゴリM1(例えば、1.4MHzのRF帯域幅)である。CEモードAおよびBはまた、それぞれ通常および拡張カバレッジレベルと互換的に称される。
更に別の例では、信号品質レベルに関して2つの異なるカバレッジレベル(例えば、通常のカバレッジと拡張カバレッジ)が定義され得る。そのセルに関するUEの無線状態がSCH E^s/Iot≧−6dBおよびCRS E^s/Iot≧−6として定義されるならば、通常のカバレッジの要件はセルに関するUEカテゴリM1に適用可能である。そのセルに関するUEの無線状態がSCH E^s/Iot≧−15dBおよびCRS E^s/Iot≧−15として定義されるならば、拡張カバレッジの要件はセルに関するUEカテゴリM1に適用可能である。
これらの例では、E^s/Iotは、サブキャリア当たりの雑音を含む総干渉に対する、サブキャリア当たりの受信電力の比である。例えば、UEカテゴリNB1(例えば、200KHzのRF帯域幅)に対するUEは、異なるCEモードで構成されていないが、2つの異なるカバレッジレベルは、上述のようにそれらのサポートされる最低信号品質に関して異なる。
一実施形態では、少なくとも2つのカバレッジレベルの下で動作することができるUEにおける方法は、ノード(例えば、第1のセル(セル1)または別のUE、UE2)に関してUEのCEレベルに関する情報を取得することを含む。更に、方法は、セル1のCEレベルについて取得された情報に基づいて測定結果を送信するための報告設定を決定することを含む。また、方法は、ノード(例えば、セル1または別のUE、UE2)から受信された、または当該ノードに送信された信号に対して少なくとも1つの測定を実行することを含む。更に、方法は、決定された/選択された報告設定を用いて、実行された測定の結果をノード(例えば、ネットワークノードまたは別のUE)に報告または送信することを含む。
別の実施形態では、方法は、取得されたカバレッジレベルを別のノード(例えばネットワークノード)に示す(知らせる)ことを含み得る。
別の実施形態では、方法は、取得した情報、少なくともその一部を格納することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、取得した情報に基づいて、既知のまたは取得した報告設定のうちの1つを選択することを含み得る。
いくつかの実施形態では、報告設定は、無線リソース管理(RRM)測定値(例えば、RSRP、RSRQ、NRSRP、NRSRQ等)の報告を含むことができる。しかしながら、報告設定はまた、UEにおける電力ヘッドルーム情報をネットワークノードに報告することを含み得る。報告設定は、最小報告可能値、最大報告可能値、分解能などに関する情報を含み得る。全ての種類の報告は、UEのより高いアクティビティ状態(例えば、RRC CONNECTED状態)で行われると予想される。
いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードによってサービス提供または管理される第1のセルに関するUEのCEレベルに関する情報は、以下のうちの1つ以上に基づいて取得され得る。
・UEがサービングセルの拡張カバレッジの下にあるかどうかの指標。
・UEがサービングセルの特定のカバレッジレベル(例えば、CEレベル2)の下にあるかどうかの指標。
・セルに対するCEに関する情報は、セルが拡張カバレッジの下でUE動作をサポートするかどうかの指示を更に含むことができる。
・無線測定(例えば、セル1で送信された信号の測定値、干渉または雑音レベルの測定値、信号レベル、信号品質、タイミング測定など)。
・1つ以上の条件または基準に関する評価。
・セル1において第2のメッセージ(M2)を送信するためのランダムアクセス設定。
・ある1つ以上のカバレッジレベルをサポートするためのUE能力。
・カバレッジレベルに関連するネットワークノードからの支援(例えば、適用可能なまたは推奨されるカバレッジレベル、閾値(H)などのうちの任意の1つまたは複数を含む)。
・セル2に関して動作するために、通常のカバレッジまたは拡張カバレッジを示すインジケータが考慮されるべきである。
・履歴または過去の統計(例えば、少なくともL%の時間のセル1に関してカバレッジレベルがUEによって使用されていると仮定して、特定のカバレッジレベルを仮定する)。
・セル1に関するカバレッジレベルに関してUEに記憶された情報。
無線測定の別の例として、セル1のSINRまたはSNRが−6dB未満である場合、UEはセル1が拡張カバレッジにあると仮定する。しかしながら、セル1のSINRまたはSNRが−6dB以上である場合、UEはセル1が通常のカバレッジにあると仮定する。
1つ以上の条件または基準に関する評価に対して、これは、セル1上でのランダムアクセス送信に使用される反復回数(R)(例えば、セル1に関するUEの通常のカバレッジに対してはR≦8、セル1に関するUEの拡張カバレッジに対してはR>8)によって表現され得る。
いくつかの実施形態では、同じことを示すために、通常のカバレッジおよび拡張カバレッジの代わりに他の用語を使用することができる(例えば、CEモードAまたはCEモードB)。
いくつかの実施形態では、セル1のUE無線測定(例えば、信号品質)の結果の値が閾値(H)以上であるという条件で、セル1に関して第1のカバレッジレベル(CE1)にあるとUEが決定され得る。セル1のUE無線測定結果の値がH未満であれば、UEはセル1に関して第2のカバレッジレベル(CE2)にあると見なされる。セル1はサービングセルまたは非サービングセル(例えば、隣接セル)であり得る。後者の場合、セル1はサービングキャリア周波数または非サービングキャリア周波数で動作している可能性がある。
いくつかの実施形態では、UEは、少なくとも決定されたセル1のカバレッジレベルに基づいて、セル1に関する測定結果をネットワークノードに報告するための少なくとも2つの可能な設定から1つの報告設定を決定し得る。
いくつかの実施形態では、測定結果をネットワークノードに報告するためにUEによって使用されるべき報告設定を決定するステップは、以下のうちの1つ以上を含み得る。
・事前定義された規則に基づいて報告設定を決定すること。
・事前定義された時間期間のセットから選択すること。
・条件に基づいて選択すること。
・利用可能なリソースに基づいて報告設定を計算すること。
・別のノード(例えばネットワークノード)からメッセージまたはインジケータを受信すること。
・別のノード(例えばネットワークノード)から受信された値に基づいて、または当該値を用いて決定すること。および、
・履歴または格納された情報に基づいて決定すること。
事前定義された規則に基づいて報告設定を決定するステップは、2つの可能なCEレベルを含み得る。UEは、セル1に関するUEカバレッジレベルがCE1である場合には第1の報告設定を使用し、セル1に関するUEカバレッジレベルがCE2である場合には第2の報告設定を使用することを決定し得る。例えば、CE1とCE2はそれぞれCEモードAとCEモードBであり得る。事前定義された時間期間のセットから選択するステップは、セル1において実行される測定の時間測定期間を有する各期間を含み得る。例えば、UEは、期間が閾値を下回る場合には第1の報告設定を使用し、そうでない場合には第2の報告設定を使用することを決定してもよい。
条件に基づいて報告設定を選択するステップは、以下の条件のうちの1つまたは複数を含むことができる。
・セル1の信号品質が閾値(G)以上である場合。
・セル1の信号品質が閾値(G)を下回る場合。
・セル1の信号品質が時間期間Tyよりも長い期間にわたって閾値(G)以上である場合(例えば、Ty>Tx)。
・セル1の信号品質が時間期間Tyよりも長い期間にわたって閾値(G)を下回る場合(例えば、Ty>Tx)。
いくつかの実施形態では、UEは、特定のモード(例えば、カバレッジ拡張モード)で動作しているときに報告するために特定の数より多くのビットを使用してはならない。
いくつかの実施形態では、測定の結果をネットワークノードに報告するためにUEによって使用される1つのタイプの設定報告は、電力ヘッドルーム報告マッピングである。電力ヘッドルーム報告は、電力使用量(例えば、UEにおいて利用可能な送信電力の量)についてサービングネットワークノードに通知するためにUEによって使用される。この情報は、送信パラメータ(例えば、変調方式、符号化率、リソースなど)を適応させるためにアップリンクスケジューラによって後で使用される。電力ヘッドルームは、公称最大出力電力と推定出力電力との間の差として定義される。通常は対数スケールで表される。それはまた、UEがマルチキャリア動作(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)、デュアルキャリア(DC)など)で構成されている場合、コンポーネントキャリアごとに測定され報告される。NB−IOT UEは、低コストで複雑度の低いUEの一種である。このUEに対しては、電力ヘッドルームは次のように定義される。
Figure 0006726315
PH(i)の値は、負か正のいずれかである。負の値は、サービングネットワークノードが、UEが処理し得るものよりも高いデータレートでこのUEをスケジュールしたことを意味する(例えば、UEはPCMAX,c(i)によって制限される)。一方、正の値は、UEに電力が残っていることを意味する(例えば、UEは最大電力を使用していないか、または現在スケジュールされているよりも高いデータレートを処理し得る)。
NB−IOT UEは、最低に設定されたNB−PRACH繰り返しレベルに対して2ビットを使用するランダムアクセス手順においてメッセージ3(Msg3)を使用して電力ヘッドルーム情報を報告する。これは、レガシーLTEを用いた64の値と比較して、4つの異なる値が報告され得ることを意味する(以下の表2を参照)。NB−IOT UEによって4つの値のみが報告され得るので、既存の分解能を維持することができないことは明らかである。
Figure 0006726315
従来のLTEと比較して、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)や直交位相シフトキーイング(QPSK)など、低次変調方式のみがNB−IOTでサポートされる。LTEでは、QPSK、16直交振幅変調(QAM)、64QAM等の高次変調方式がサポートされている。
通常のカバレッジ内のUEは、レガシーLTEと同様に良好なチャネル品質を経験する可能性があり、一方、拡張カバレッジ内のUEは、はるかに低いチャネル品質を有する可能性がある。電力ヘッドルーム報告の観点から、UEは、通常のカバレッジと比較して拡張カバレッジにおいて最大電力を使用して動作し得る。したがって、より低い報告範囲(負の値)においてより高い報告分解能を有すること、すなわちこのUEが電力制限されている可能性が非常に高い。UEが電力制限されているとき、PH(i)は負になり、したがって、より正確な値がネットワークノードに報告され得るように、負の値に対してより高い分解能を有することは妥当かつ重要である。これにより、実際のカバレッジ条件に一致するより適切なスケジューリングリソースがネットワークノードによって選択されることになる。 これにより、ネットワークノードにおけるアップリンク受信性能が向上する。負の値においてより高い粒度を有する拡張カバレッジにおいて使用され得るそのような報告設定の一例が表3に与えられる。この例では、UEは限られた数(例えば4)の値を報告することができないと仮定される。
一方、通常のカバレッジでは、UEは良好なカバレッジにいて、常に最大電力または最も高い繰り返しを使用する必要がない場合があるため、より高い報告分解能/粒度をより高い報告範囲(正の値)に含めることがより適切である。したがって、PH(i)はしばしば正である可能性が非常に高いので、正の値に対するより良い分解能が望まれる正の値についてのより良い解決策を伴うそのような報告設定の一例を表3に示す。
Figure 0006726315
Figure 0006726315
常に使用される固定の報告設定を有する代わりに、UEが動作している実際のカバレッジレベルに依存する測定結果の報告設定を有することには明らかな利点がある。これは、サービングネットワークノードに、UEにおける実際の電力使用量に関するより正確な情報を提供し、次いでネットワークノードはそれに応じてそのスケジューリングリソースを適応させることができる。
正確な報告設定を決定するために異なるアルゴリズムが使用されてもよい。例えば、UEが通常の通信可能範囲内にあるとき、単純なアルゴリズムを使用することができる(例えば、1による乗算)。一方、UEが異なるカバレッジレベルにあるとき、同様のアルゴリズムが使用されてもよい(例えば、2による乗算、これも解像度を低下させるであろう)。他のアルゴリズムの例は、減算、加算、異なるファクタによる除算であり、それらはすべて実際のカバレッジモードに依存し得る。場合によっては、これらのアルゴリズムの組み合わせを使用することができる(例えば、より低い範囲では係数1による乗算、より高い範囲では係数4による乗算)。別の例では、乗算がより低い範囲で使用され得る一方、加算はより高い範囲で使用され得る。
一例では、UEは4つの異なる値を報告することしかできないと仮定される。この場合、UEは、図11に示されるように、実際のカバレッジモードの関数としてその報告範囲および報告分解能を適合化することができる。
表3と表4の報告設定は、パワーヘッドルームレポートのためだけに例示されている。しかしながら、動作カバレッジモードに応じて報告範囲と報告分解能を適合化するという同じ原則が、すべてのタイプの報告に適用され得る。他のタイプの報告の例は、RRM測定報告、信号品質報告、信号強度報告、測位測定報告、タイミング情報報告等である。
いくつかの実施形態では、UEは、UEによってセル1に送信されたアップリンク信号、またはセル1からUEで受信されたDL信号に対して少なくとも1つの測定を実行し得る。UEは、ノードから(例えば、ネットワークノードまたは別のUEから)受信した測定設定に基づいて測定を実行し得る。本明細書におけるセル1は、サービングセルまたは隣接セルであり得る。UEはまた、複数のセルに対して測定を実行し得る。別の例では、UEはまた、UEによって別のUE(例えば、UE2)に送信された信号、または別のUE(例えば、UE2)からUEで受信された信号について測定を実行し得る。
いくつかの実施形態では、UEは、決定されたまたは選択された報告設定(例えば、決定された測定報告マッピング)を使用して、セル1で実行された測定の結果をノード(例えばネットワークノードまたは別のUE)に報告する。
いくつかの実施形態では、UEは、決定されたまたは選択された報告設定(例えば、決定された測定報告マッピング)を使用して、UE2に対して実行された測定の結果をノード(例えばネットワークノードまたは別のUE)に報告する。
測定結果の例には、実行された測定の値、測定結果の所定の値の識別子、結果の絶対値等が含まれる。測定結果を報告するための報告設定の例は、電力ヘッドルーム報告、RRM測定(例えば、RSRP、RSRQ、NRSRP、NRSRQ)報告、信号強度報告、信号品質報告、負荷分散情報報告などを含む。
測定結果の報告を実行するステップは、以下の手順または運用上のタスクのうちの1つ以上を更に含み得る。
・サービングセル上でRRM測定を実行すること。
・隣接セル上でRRM測定を実行すること。
・隣接ノードへの同期を実行すること。
・隣接セルのシステム情報を読み取る(例えば、MIBまたは1つ以上のSIBを読み取る)こと。
・サービングネットワークノードからスケジューリング情報を受信すること。
・電力使用量を推定すること。
・セル1に制御チャネル(例えば、PUCCHまたはMPUCCH)を送信すること。および、
・制御チャネルをセル1に送信すること(例えば、PUSCH)。
一実施形態では、方法は、第2のノード上で少なくとも1つの測定を実行し、結果を第1のノードに報告するUEをサービスまたは管理する第1のノード内で実行され得る。ノードは、ネットワークノードまたは別のUEであり得る。この場合のUEは、少なくとも2つのカバレッジレベルの下で動作することが可能である。第1のノードにより実行される方法は、第2のノード(例えば第1のセル(セル1)または別のUE、UE2)に関してUEのCEレベルについての情報を取得することを含む。更に、方法は、第2のノード(例えば、セル1またはUE2)に関してUEのCEレベルについて取得された情報に基づいて、第2のノードで実行された測定結果を第1のノードに送信するためにUEにより使用される報告設定を決定することを含む。
別の実施形態では、方法は、1つ以上のカバレッジレベルのサポートに関連するUE能力を受信することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、決定された報告設定をUEに送信することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、測定の結果を示す、決定された受信された報告情報に基づいて、スケジューリングを適合化することを含み得る。
別の実施形態では、第1のノード(ノード1)と第2のノード(ノード2)は、異なり得る(例えば、UEは隣接セルで測定を行い、サービングセルに結果を報告する)。
別の実施形態では、第1のノード(ノード1)と第2のノード(ノード2)は、同じであり得る(例えば、UEはサービングセルで測定を行い、同じサービングセルに結果を報告する)。
別の実施形態では、第1のノードは、1つ以上のカバレッジレベルに対するサポートに関して、UEの能力についての情報を取得し得る。能力情報は、UEによってサービングノードにシグナリングされる。報告設定を決定するステップは、このUE能力情報に基づき得る。例えば、UEは、異なるカバレッジレベルの下で動作することができてもできなくてもよい。第1のノードは、UEから、またはそのような情報を含む別のネットワークノードから、複数のカバレッジレベルについてのUE能力情報を取得し得る。
別の実施形態では、報告設定を決定するステップは、無線ノードについて説明したものと同様であり得る。
別の実施形態では、報告設定を決定するステップは無線ノードについて説明したものと同様であり得るが、少なくとも第2のノード(例えば、セル1またはUE2)のカバレッジレベルに基づいてもよい。
別の実施形態では、第1のノードは、決定した報告設定に関する情報を、他のネットワークノードに送信またはシグナリングし得る。他のノードの例は、隣接ネットワークノード、コアネットワークノード、ポジショニングノード、あらゆるタイプの中継ノード、UE、D2D UE、MTC UE、または自己組織化ネットワーク(SON)ノードといった専用サービスに使用される任意の他のノードを含む。情報報告設定は、他のUE、または複数のカバレッジレベルの下で動作するように構成されたノード、または複数のカバレッジレベルの下で動作しているUEをサービスまたは管理しているノードによってシグナリングされる。決定された情報を他のノードと共有することには大きな利点がある。第1の利点は、この情報がその隣接ネットワークノード内のUEに適用可能であり得、そしてその場合、それらをそれら自身のユーザにシグナリングすることによって直接再使用され得ることである。このようにして、報告は大規模に改善される。第2の利点は、時々非常に複雑であり得る報告設定の決定が一箇所で一度だけ行われ、次いでネットワーク内の他のノードにシグナリングされ得ることである。このようにして、ネットワークノードにおける処理を減らすことができる。報告設定に関連する情報のシグナリングは、周期的、イベントトリガー(起動)、またはイベントトリガーの周期的ベースで行われてもよい。イベントトリガーとは、報告が実行されたとき、または設定やカバレッジレベルが変更されたときに通知されることを意味する。
別の実施形態では、第1のノードは、動作タスクのために決定された報告設定を使用して実行された測定結果を示す、受信した報告情報を使用し得る。動作タスクの例は、スケジューリング、移動性、ポジショニング(測位)等を含む。例えば、受信した電力ヘッドルーム情報が、許可されたリソースを使用して送信後に電力が残っていることを示す場合、ノードは以前に使用されたものと比較してさらに高次の変調方式を選択し得る。このようにして、送信リソースは、リソースの効率的な使用、ひいてはより速い送信をもたらすことになるUEにおける実際の電力使用に従って適合化される。第2の例では、使用される報告設定は実際のカバレッジレベルに基づいているので、受信された報告情報は実際のチャネル測定結果をよりよく反映し得る。これにより、この測定(値)を使用する他のすべての動作手順(例えば、ハンドオーバ、モビリティ、セル変更、隣接セル測定など)が改善される。
一実施形態では、少なくとも2つのカバレッジレベルで動作することができるUEによって実行される方法は、第2のノード(例えば、第1のセル(セル1)または別のUE)に関するUEのCEレベルに関する情報を取得することを含む。更に、方法は、セル1のCEレベルに関する取得された情報に基づいて報告設定を決定することを含む。また、方法は、ノード(例えば、セル1または別のUE、UE2)から受信された、またはノードに送信された信号に対して少なくとも1つの測定を実行することを含む。更に、方法は、決定された/選択された報告設定を用いて、実行された測定の結果をノード(例えば、ネットワークノードまたは別のUE)に報告または送信することを含む。
別の実施形態では、方法は、取得されたカバレッジレベルを別のノード(多恵えばネットワークノード)に示す(知らせる)ことを含み得る。
別の実施形態では、方法は、取得した情報、少なくともその一部を格納することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、取得した情報に基づいて、既知のまたは取得した報告設定のうちの1つを選択することを含み得る。
一実施形態では、少なくとも2つのカバレッジレベルで動作することができるUEによって実行される方法は、第2のノード(例えば、第1のセル(セル1)または別のUE、UE2)に関するUEのCEレベルに関する情報を取得することを含む。更に、方法は、第2のノード(例えば、セル1またはUE2)に関してUEのCEレベルについて取得された情報に基づいて、第2のノードで実行された測定結果を第1のノードに送信するためにUEにより使用される報告設定を決定することを含む。
別の実施形態では、方法は、1つ以上のカバレッジレベルのサポートに関連するUE能力を受信することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、決定された報告設定をUEに送信することを含み得る。
別の実施形態では、方法は、測定の結果を示す、決定された受信された報告情報に基づいて、スケジューリングを適合化することを含み得る。
別の実施形態では、第1のノード(ノード1)と第2のノード(ノード2)は、異なるノードであり得る(例えば、UEは隣接セルで測定を行い、サービングセルに結果を報告する)。
別の実施形態では、第1のノード(ノード1)と第2のノード(ノード2)は、同じノードであり得る(例えば、UEはサービングセルで測定を行い、同じサービングセルに結果を報告する)。
3GPP RAN1は、NB−IOTのための電力ヘッドルームについて議論している。 3GPP RAN2は、利用可能なビットの3GPP RAN2確認を条件として、最低設定のNB−PRACH繰り返しレベルに対して2ビットを使用するランダムアクセス手順のMsg3を有する狭帯域電力ヘッダルーム(NB−PHR)報告の送信をサポートすることを推奨する。更に、DCIを利用する動的指標(表示)はサポートされず、Msg3サイズは同じままであり得る。3GPP RAN1はまた、電力ヘッドルーム報告のために2ビットを使用することに同意した。NB−PHRは、電力ヘッドルーム(PH(i))が上記の式1によって定義される実際のサブキャリア間隔にかかわらず、NB−PUSCHデータ送信のための15kHzのシングルトーン送信電力に基づいて計算される。更に、NB−PHRの4つの報告可能な値があり得る。
電力ヘッドルーム報告は、電力使用量、すなわちUEにおいて利用可能な送信電力の量についてサービングeNBに通知するためにUEによって使用される。この情報は、送信パラメータ(例えば、変調方式、符号化率、リソースなど)を適合化するためにアップリンクスケジューラによって後で使用される。電力ヘッドルームは、公称最大出力電力と推定出力電力の差として定義される。それは、通常は対数スケールで表される。それはまた、UEがマルチキャリア動作で構成されている場合、コンポーネントキャリアごとに測定され報告される。NB−IOTについては、電力ヘッドルーム(PH(i))は上記の式1により定義される。
PH(i)の値は、負か正のいずれかである。負の値は、サービングeNBが、UEが処理し得るものよりも高いデータレートでこのUEをスケジュールしたことを意味する(例えば、UEはPCMAX,c(i)によって制限される)。一方、正の値は、UEに電力が残っていることを意味する(例えば、UEは最大電力を使用していないか、またはより高いデータレートを処理し得る)。
NB−PHRは、最も低い設定されたNB−PRACH繰り返しレベルに対して2ビットを使用するランダムアクセス手順のMsg3において報告されてもよい。これは、レガシーLTEを用いた64の値と比較して、4つの異なる値が報告され得ることを意味する(表2を参照)。従来のLTEと比較して、NB−IOTでは低次変調方式のみがサポートされている。QPSK、16QAM、64QAM等のLTE高次変調方式では、NB−IOTではQPAK/BPSKのみが使用される。
4つの値のみが報告され得るので、既存の分解能を維持することができないことは明らかである。問題はそれからNB−IOTのためにどの分解能を使うべきかということである。私たちの見解では、カバレッジエリアはここで重要な役割を果たしている。通常のカバレッジにおけるUEは、レガシーLTEと同様に良好なチャネル品質を経験する可能性があり、一方、拡張カバレッジにおけるUEは、はるかに低いチャネル品質を有する可能性がある。電力ヘッドルーム報告の観点から、UEは、通常のカバレッジと比較して拡張カバレッジにおいて最大電力を使用して動作し得る。したがって、より低い報告範囲(例えば、負の値)でより精細な報告分解能を有することは重要である。一方、通常のカバレッジでは、UEは良好なカバレッジにいて、常に最大電力または最も高い繰り返しを使用する必要がない場合があるため、より高い報告分解能をより高い報告範囲(例えば正の値)に含めることがより適切である。したがって、通常のカバレッジ運用に対する1セットの報告分解能と拡張カバレッジに対するもう1セットの報告範囲が指定されている。
更に、通常のカバレッジと拡張カバレッジで電力ヘッドルーム報告を区別することも重要である。通常のカバレッジでは、UEは非常に良好なチャネル条件下で動作する可能性がある。つまり、UEは常に最大リソースを使用するとは限らない。したがって、より高い範囲のNB−PHRでより細かいレポート粒度を持つことが重要である。一方、拡張カバレッジにおけるUEは、−15dBのSNRまでの動作をサポートする必要がある。これには、より高い繰り返し数とより多くのリソースを使用した動作が必要である。そのようなUEは、最大電力を使用して動作する可能性が高い。したがって、NB−PHRの低い範囲で高い粒度を持つことがより適切である。
一実施形態では、通常のカバレッジにおけるNB−IOT UEの電力ヘッドルーム報告は、正の範囲でより高い分解能で上記の表3のように指定される。
別の実施形態では、拡張カバレッジにおけるNB−IOT UEの電力ヘッドルーム報告は、正の範囲でより高い分解能で上記の表4のように指定される。
別の実施形態では、電力ヘッドルームは、サービングeNBに、UE設定最大出力電力(PCMAX)とサービングセルのUL−NSCH送信に対する推定電力との間の差についての情報を提供する。更に、報告された電力ヘッドルームは、1サブフレームにわたって推定され得る。また、電力ヘッドルーム報告の遅延は、電力ヘッドルーム基準期間の始まりと、UEが無線インタフェースを介して電力ヘッドルームの送信を開始する時間との間の時間として定義される。電力ヘッドルーム報告の遅延はゼロミリ秒(0ミリ秒)であり得、これは電力ヘッドルーム報告のために構成されたすべてのトリガ機構に適用可能である。 通常のカバレッジにおけるUEカテゴリNB1の報告マッピングは、−23dB…+28dBの範囲の電力ヘッドルームレポート範囲を有する。更に、以下の表5は報告マッピングを定義する。
Figure 0006726315
別の実施形態では、拡張カバレッジにおけるUEカテゴリNB1の報告マッピングは、−23dB…+13dBの範囲の電力ヘッドルームレポート範囲を有する。更に、以下の表6は報告マッピングを定義する。
Figure 0006726315
略語と略語の説明
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
ACK 確認応答
ADC アナログ/デジタル変換
AGC 自動利得制御
ANR 自動隣接関係
AP アクセスポイント
BCH ブロードキャストチャネル
BLER ブロック誤り率
BS 基地局
BSC 基地局制御装置
BS 基地送受信局
CA キャリアアグリゲーション
CC コンポーネントキャリア
CG セルグループ
CGI セルグローバル識別子
CP サイクリックプリフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CRC 巡回冗長検査
CRS セル固有参照信号
CSG クローズドサブスクライバグループ
CSI チャネル状態情報
CSS 共通サーチスペース
DAS 分散アンテナシステム
DC デュアルコネクティビティ
DFT 離散フーリエ変換
DL ダウンリンク
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
DRX 不連続受信
eNB 進化型ノードB(すなわち基地局)
E−UTRA 進化型ユニバーサル地上無線アクセス
E−UTRAN 進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
DFT 離散フーリエ変換
FDD 周波数分割複信
FFT 高速フーリエ変換
HD−FDD ハーフデュプレックス(半二重)−周波数分割複信
HO ハンドオーバ
IFFT 逆高速フーリエ変換
IoI インターネットオブシングス
LTE ロングタームエヴォリューション
M2M マシン・ツー・マシン
MAC 媒体アクセス制御
MCG マスターセルグループ
MDT 運転試験最小化
MeNB マスターeノードB
MIB マスター情報ブロック
MIMO 多入力多出力
MME モビリティ管理エンティティ
MRTD 最大受信タイミング差
MSR マルチスタンダード無線
MTC マシンタイプ通信
NACK 否定応答
NB 狭帯域(ナローバンド)
NB−IoT 狭帯域インターネットオブシングス
NB−LTE 狭帯域LTE(例えば180kHz帯域幅)
NB−PBCH NB−IoT物理ブロードキャストチャネル
NB−PSS NB−IoTプライマリ同期シーケンス
NB−SSS NB−IoTセカンダリ同期シーケンス
OFDM 直交周波数分割変調
OFDMA 直交周波数分割変調アクセス
PA パワーアンプ(電力増幅器)
PAPR ピーク対平均電力比
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
PCI 物理セル識別子
PCC プライマリコンポーネントキャリア
PCI 物理セル識別情報
PCell プライマリセル
PCG プライマリセルグループ
PCH ページングチャネル
PDCCH 物理データ制御チャネル
PDU プロトコルデータユニット
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理HARQインジケーションチャネル
PLMN 公衆陸上モバイルネットワーク
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRB 物理リソースブロック
PSCell プライマリSCell
PSC プライマリサービングセル
PSD パワースペクトル密度
PSS プライマリ同期シーケンス
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
RAT 無線アクセス技術
RF 無線周波数
RLM 無線リンク監視
RRC 無線リソース制御
RRH 遠隔無線ヘッド
RRU 遠隔無線ユニット
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 受信信号受信電力
RSRQ 受信信号受信品質
RSSI 受信信号強度インジケーション
RSTD 参照信号時間差
RV 冗長バージョン
Rx 受信器
SCC セカンダリコンポーネントキャリア
SCell セカンダリセル
SCG セカンダリセルグループ
SC−FDMA シングルキャリア−周波数分割多重アクセス
SeNB セカンダリeノードB
SFBC 空間周波数ブロック符号化
SFN システムフレーム番号
SGW シグナリングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SIB1 システム情報ブロックタイプ1
SIM 加入者識別モジュールまたは加入者識別モジュール
SINR 信号対干渉雑音比
SNR 信号対雑音比
SON 自己組織化ネットワーク
SRS サウンディング参照信号
SSC セカンダリサービングセル
SSS セカンダリ同期シーケンス
TA タイミングアドバンス
TAG タイミングアドバンスグループ
TDD 時間分割複信
Tx 送信器
UARFCN UMTS絶対無線周波数チャネル番号
UE ユーザ装置
UL アップリンク
USS UE固有サーチスペース
WB−LTE 広帯域LTE(すなわちレガシーLTEに対応)
ZC Zadoff-Chuアルゴリズム
前述の詳細な説明は、本質的に例示にすぎず、本開示、または本開示の用途および使用を限定することを意図していない。さらに、前述の使用分野、背景、要約、または詳細な説明に提示されている明示または暗示の理論に束縛されるものではない。本開示は、機能的または論理的ブロック要素に関して本明細書で説明され得る様々な例、実施形態などを提供する。本明細書に記載の様々な態様は、いくつかの構成要素、要素、部材、モジュール、ノード、周辺機器などを含むことができる方法、デバイス(または装置)、システム、または製品として提示される。更に、これらの方法、装置、システム、または製造品は、追加の構成要素、要素、部材、モジュール、ノード、周辺機器などを含んでも含まなくてもよい。
更に、さらに、本明細書で説明される様々な態様は、開示された主題を実施するためにコンピューティングデバイスを制御するためにソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(例えば回路)、またはそれらの任意の組み合わせを生成するための標準プログラミングまたはエンジニアリング技法を使用して実施され得る。いくつかの実施形態は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、カスタマイズされたプロセッサ、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)といった1つ以上の汎用または専用プロセッサ、および、特定の非プロセッサ回路と共に、本明細書に記載の方法、装置およびシステムの機能のいくつか、ほとんど、またはすべてを実施するように1つ以上の複数のプロセッサを制御する一意の格納プログラム命令(ソフトウェアおよびファームウェアの両方を含む)から構成され得ることが理解されるだろう。あるいは、いくつかまたはすべての機能は、記憶されたプログラム命令を持たないステートマシンによって、または、各機能または特定の機能のいくつかの組み合わせがカスタム論理回路として実装されている、1つ以上のの特定用途向け集積回路(ASIC)により実装され得る。もちろん、2つのアプローチの組み合わせが使用されてもよい。更に、本明細書に開示されている概念および原理によって導かれる場合、当業者は、例えば利用可能時間、現在の技術、および経済的考察によって動機付けられる、おそらく相当な努力および多くの設計選択にもかかわらず、最小限の実験でそのようなソフトウェア命令とプログラムとICを当業者は容易に生み出すことができるであろう。
本明細書で使用される「製品」という用語は、任意のコンピューティングデバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。例えば、コンピュータ可読媒体は以下を含み得る。ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの磁気記憶装置。コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD)のような光ディスク。スマートカード。カード、スティック、キードライブなどのフラッシュメモリデバイス。更に、搬送波を使用して、電子メール(eメール)などの電子データの送信および受信、またはインターネットやインターネットなどのコンピュータネットワークへのアクセスに使用されるものを含むコンピュータ可読電子データを搬送することができる。ローカルエリアネットワーク(LAN)。もちろん、当業者であれば、本開示の主題の範囲または精神から逸脱することなく、この構成に対して多くの修正を加えることができることを理解するであろう。
明細書および実施形態を通して、以下の用語は、文脈が明らかにそうでないことを指示しない限り、少なくとも本明細書に明示的に関連した意味をとる。「第1」および「第2」などの関係用語は、必ずしもそのような実体または動作間の実際のそのような関係または順序を要求または暗示することなく、ある実体または動作を別の実体または動作から区別するためにのみ使用され得る。「または」という用語は、別段の指定がない限り、または排他的な形式を対象とするという文脈から明らかでない限り、包括的な「または」を意味することを意図している。更に、用語「a」、「an」、および「the」は、他に特定されない限り、または文脈から単数形を対象とすることが明らかでない限り、1つまたは複数を意味することを意図している。用語「含む」およびその様々な形態は、含むがそれに限定されないことを意味することを意図している。「一実施形態」、「実施形態」、「例示的実施形態」、「様々な実施形態」、および他の同様の用語への言及は、そのように説明された開示技術の実施形態が特定の機能、特徴、構造、または特性を含み得ることを示す。すべての実施形態が必ずしも特定の機能、特徴、構造、または特性を含むわけではない。更に、「一実施形態では」という句の繰り返しの使用は、同じ実施形態を必ずしも指すとは限らない。用語「実質的に」、「本質的に」、「およそ」、「約」、またはその任意の他のバージョンは、当業者によって理解されるものに近いと定義され、1つの非限定的な実施形態では、その用語は10%以内であると定義され、別の実施形態では5%以内であると定義され、別の実施形態では1%以内であると定義され、別の実施形態では0.5%以内であると定義される。特定の方法で「構成」されているデバイスまたは構造は、少なくともそのように構成されているが、記載されていない方法で構成することもできる。

Claims (22)

  1. 無線通信システム(100)における無線デバイス(105,200,300,400,1000)により実行される方法であって、
    前記無線デバイスのカバレッジレベル(113a〜113d)を示す情報を取得すること(503)と、
    前記無線デバイスの異なるカバレッジレベルにそれぞれ関連付けられた異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)の中から、前記取得された情報により示される前記カバレッジレベルに関連付けられた電力ヘッドルーム報告マッピングを決定すること(507)であって、前記複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)はそれぞれ、報告された値から、前記無線デバイスの公称最大出力電力と推定出力電力との間の差として定義される電力ヘッドルームの測定値へのマッピングを定義し、かつ、電力ヘッドルーム情報の報告分解能および/または電力ヘッドルーム情報の報告範囲に関して互いに異なる、ことと、
    前記決定された電力ヘッドルーム報告マッピングを用いて前記電力ヘッドルーム情報を報告すること(511)を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記報告することは、
    前記決定された報告設定を用いて前記電力ヘッドルーム情報の指標を生成することと、
    前記無線通信システムにおけるネットワークノード(101,600,700,800)に、前記電力ヘッドルーム情報の前記指標を送信すること(511)を含む、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、更に、
    前記無線通信システムにおけるネットワークノード(101,600,700,800)に、前記無線デバイスの前記カバレッジレベルの指標を送信すること(505)を更に含む、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、更に、
    前記無線通信システムにおけるネットワークノード(101,600,700,800)から、前記無線デバイスの前記カバレッジレベルを示す前記情報を受信すること(501)を更に含む、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、前記取得することは、
    前記情報に基づいて前記無線デバイスの前記カバレッジレベルを決定すること、および/または、
    前記無線デバイスにより送信または受信された信号の測定を行うことであって、前記情報は前記信号の測定値を含むこと、および/または、
    前記無線デバイスのランダムアクセス設定に基づいて前記無線デバイスによるランダムアクセス送信に使用される反復回数を決定することであって、前記情報は前記ランダムアクセス送信に使用される反復回数を含むこと、を含む、方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法であって、前記報告設定を決定することは、
    前記無線通信システムにおけるネットワークノード(101,600,700,800)から、前記異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピングの指標を受信することを含む、方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、前記異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピングは、異なる報告範囲で前記電力ヘッドルーム情報を報告し、各範囲は異なる最小報告値および異なる最大報告値のうちの少なくとも1つを有する、方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の方法であって、前記情報は、前記無線デバイスにサービスを提供するネットワークノードが前記カバレッジレベルを用いているかまたはサポートしているという指標、前記無線デバイスにサービスを提供するネットワークノードが前記カバレッジレベルをサポートしているという指標、前記無線デバイスにより送信または受信された信号の測定値、前記無線デバイスにより送信または受信された信号のレベルまた品質の測定値、ランダムアクセス送信をネットワークノードへ実行する前記無線デバイスに関連付けられたランダムアクセス設定、前記異なるカバレッジレベルをサポートするための前記無線デバイスの能力、および/または、前記無線デバイスの前記異なるカバレッジレベルの指標を含む、方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法であって、前記電力ヘッドルーム報告マッピングを決定することは、1つ以上の所定の規則、ネットワークノードから前記無線デバイスにより受信された信号の測定値に関連付けられた所定の時間期間、1つ以上の所定の条件、無線デバイスによる使用に利用可能である異なる電力ヘッドルーム報告マッピングに関連付けられた1つ以上のリソース、および/または、前記電力ヘッドルーム報告マッピングを決定する際に前記無線デバイスを支援するためにネットワークノードによって提供されるデータに基づく、方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、前記異なるカバレッジレベルは、1つ以上の通常のカバレッジレベルと1つ以上の拡張カバレッジレベルを含む、方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法であって、前記無線デバイスは、ロングタームエヴォリューション(LTE)カテゴリナローバンド1(LTE Cat NB1)デバイスとして動作することができ、決定された電力ヘッドルーム報告マッピングは前記LTE Cat NB1デバイスに対する電力ヘッドルーム報告マッピングを含む、方法。
  12. 無線通信システム(100)における無線デバイス(105,200,300,400,1000)であって、前記無線デバイスは、
    前記無線デバイスのカバレッジレベル(113a〜113d)を示す情報を取得し、
    前記無線デバイスの異なるカバレッジレベルそれぞれ関連付けられた異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)の中から、前記取得された情報により示される前記カバレッジレベルに関連付けられた電力ヘッドルーム報告マッピングを決定し、ここで、前記複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)はそれぞれ、報告された値から、前記無線デバイスの公称最大出力電力と推定出力電力との間の差として定義される電力ヘッドルームの測定値へのマッピングを定義し、かつ、電力ヘッドルーム情報の報告分解能および/または電力ヘッドルーム情報の報告範囲に関して互いに異なり、
    前記決定された電力ヘッドルーム報告マッピングを用いて電力ヘッドルーム情報を報告するように構成される、無線デバイス。
  13. 請求項12に記載の無線デバイスであって、更に請求項2から11のいずれか1項に記載の前記方法を実行するように構成された無線デバイス。
  14. 無線通信システム(100)におけるネットワークノード(101,600,700,800)により実行される方法であって、
    前記無線通信システムにおける無線デバイス(105,200,300,400,1000)のカバレッジレベル(113a〜113d)を示す情報を取得すること(903)と、
    前記無線デバイスの異なるカバレッジレベルそれぞれ関連付けられた異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)の中から、前記取得された情報により示される前記カバレッジレベルに関連付けられた電力ヘッドルーム報告マッピングを決定すること(905)を含み、前記複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)はそれぞれ、報告された値から、前記無線デバイスの公称最大出力電力と推定出力電力との間の差として定義される電力ヘッドルームの測定値へのマッピングを定義し、かつ、電力ヘッドルーム情報の報告分解能および/または電力ヘッドルーム情報の報告範囲に関して互いに異なる、方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、更に、
    前記無線デバイスに、前記決定された電力ヘッドルーム報告マッピングを送信すること(907)、および/または、
    前記無線デバイスから、前記決定された報告設定を用いて電力ヘッドルーム情報を受信すること(909)、および/または、
    前記電力ヘッドルーム情報に基づいて前記無線デバイスの1つ以上の動作パラメータを適合化すること(911)を含み、前記1つ以上の動作パラメータは、符号化率、変調方式、およびリソース割り当てのうちの少なくとも1つを含む、方法。
  16. 請求項14または15に記載の方法であって、更に、
    前記無線デバイスから、前記無線デバイスによりサポートされる1つ以上のカバレッジレベルの指標を受信することを含み、前記情報は前記無線デバイスによりサポートされる前記1つ以上のカバレッジレベルを含み、
    前記取得することは、前記無線デバイスによりサポートされる前記1つ以上のカバレッジレベルから前記カバレッジレベルを決定することを含む、方法。
  17. 請求項14から16のいずれか1項に記載の方法であって、前記決定することは、前記無線デバイスにより報告される1つ以上の測定報告に基づき、前記1つ以上の測定報告は、前記無線デバイスにより送信または受信された信号の測定に関連付けられ得る、方法。
  18. 請求項14から17のいずれか1項に記載の方法であって、前記異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピングは、異なる報告範囲で前記電力ヘッドルーム情報を報告し、各範囲は異なる最小報告値および異なる最大報告値のうちの少なくとも1つを有する、方法。
  19. 請求項14から18のいずれか1項に記載の方法であって、前記異なるカバレッジレベルは、1つ以上の通常のカバレッジレベルと1つ以上の拡張カバレッジレベルを含む、方法。
  20. 請求項14から19のいずれか1項に記載の方法であって、前記無線デバイスは、ロングタームエヴォリューション(LTE)カテゴリナローバンド1(LTE Cat NB1)デバイスとして動作することができ、決定された電力ヘッドルーム報告マッピングは前記LTE Cat NB1デバイスに対する電力ヘッドルーム報告マッピングを含む、方法。
  21. 無線通信システムにおけるネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
    前記無線通信システムにおける無線デバイスのカバレッジレベルを示す情報を取得し、
    前記無線デバイスの異なるカバレッジレベルそれぞれ関連付けられた異なる複数の電力ヘッドルーム報告マッピングから、前記取得された情報により示される前記カバレッジレベルに関連付けられ電力ヘッドルーム報告マッピングを決定するように構成され、前記複数の電力ヘッドルーム報告マッピング(115a〜115d)はそれぞれ、報告された値から、前記無線デバイスの公称最大出力電力と推定出力電力との間の差として定義される電力ヘッドルームの測定値へのマッピングを定義し、かつ、電力ヘッドルーム情報の報告分解能および/または電力ヘッドルーム情報の報告範囲に関して互いに異なる、ネットワークノード。
  22. 請求項21に記載のネットワークノードであって、更に請求項14から20のいずれか1項に記載の前記方法を実行するように構成されたネットワークノード。
JP2018567087A 2016-06-21 2017-06-21 無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられ報告設定を決定するシステムおよび方法 Active JP6726315B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662353017P 2016-06-21 2016-06-21
US62/353,017 2016-06-21
PCT/EP2017/065192 WO2017220635A1 (en) 2016-06-21 2017-06-21 Systems and methods of determining a reporting configuration associated with a coverage level of a wireless device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019522928A JP2019522928A (ja) 2019-08-15
JP6726315B2 true JP6726315B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=59152880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018567087A Active JP6726315B2 (ja) 2016-06-21 2017-06-21 無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられ報告設定を決定するシステムおよび方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US11564179B2 (ja)
EP (3) EP3473037B1 (ja)
JP (1) JP6726315B2 (ja)
CN (2) CN109565702B (ja)
AU (2) AU2017281411A1 (ja)
BR (1) BR112018076704B1 (ja)
ES (1) ES2785705T3 (ja)
IL (1) IL263827B (ja)
PL (1) PL3473037T3 (ja)
WO (1) WO2017220635A1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11140217B2 (en) * 2016-05-06 2021-10-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Dynamic load calculation for server selection
US11239972B2 (en) * 2016-11-17 2022-02-01 Qualcomm Incorporated Large cell support for narrowband random access
CN108207017B (zh) * 2016-12-20 2019-09-17 电信科学技术研究院 一种处理寻呼的方法和装置
EP3577938B1 (en) * 2017-02-03 2022-03-30 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Methods for determining reporting configuration based on ue power class
US11140634B2 (en) * 2017-03-23 2021-10-05 Apple Inc. Narrowband internet-of-things (NB-IOT) enhancements
US10735117B2 (en) * 2017-03-23 2020-08-04 Qualcomm Incorporated Techniques and apparatuses for signal quality measurements for narrowband internet of things (NB-IOT) devices
WO2018170894A1 (en) * 2017-03-24 2018-09-27 Motorola Mobility Llc Determining time-frequency resource using system parameter
MX2019012565A (es) * 2017-04-28 2019-12-02 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd Procedimiento de comunicacion d2d, equipo de usuario remoto y equipo de usuario de retransmision.
WO2018202036A1 (en) * 2017-05-02 2018-11-08 Intel IP Corporation Method and apparatus for interference measurement using beam management reference signal
US11102733B2 (en) * 2017-05-05 2021-08-24 Apple Inc. Absolute power control tolerance for NB-IoT/MTC
WO2019016350A1 (en) * 2017-07-21 2019-01-24 Koninklijke Kpn N.V. SELECTING A SUBSET OF FREQUENCY RESOURCES BASED ON CANDIDATE FREQUENCY RESOURCE MEASUREMENTS
CN111201747B (zh) * 2017-08-11 2022-11-29 苹果公司 用户装备的装置和方法、基站、基站的装置和方法
US11366219B2 (en) * 2018-01-30 2022-06-21 Intel Corporation Passive location measurement
WO2019155636A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 株式会社Nttドコモ ユーザ端末
GB201810548D0 (en) 2018-06-27 2018-08-15 Nordic Semiconductor Asa OFDM channel estimation
GB201810547D0 (en) * 2018-06-27 2018-08-15 Nordic Semiconductor Asa OFDM channel estimation
CN109327842A (zh) * 2018-10-13 2019-02-12 郭今戈 NB-IoT与GSM独立天馈的组网方法和装置
US20200145830A1 (en) * 2018-11-05 2020-05-07 Cisco Technology, Inc. Detection of surveillance device by long-term evolution classifier
WO2020114030A1 (en) 2018-12-07 2020-06-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods, nodes and computer readable media for phr
US11122442B2 (en) * 2018-12-11 2021-09-14 At&T Intellectual Property I, L.P. Transferring coverage enhancement information from terminal adapter to terminal equipment
WO2020150952A1 (en) * 2019-01-24 2020-07-30 Qualcomm Incorporated Minimization of drive test for dual connectivity
US10743199B1 (en) 2019-02-01 2020-08-11 Cisco Technology, Inc. Self-optimizing network for narrowband internet-of-things in-band deployment modes
WO2020168296A1 (en) * 2019-02-14 2020-08-20 Hyoungsuk Jeon Power headroom report for multiple antenna groups
JP7416778B2 (ja) * 2019-05-29 2024-01-17 京セラ株式会社 無線測定収集方法及びユーザ装置
CN112020150B (zh) * 2019-05-31 2022-04-22 上海华为技术有限公司 一种上行调度方法及装置、网络设备和可读存储介质
CN112118582B (zh) * 2019-06-19 2022-08-12 中国电信股份有限公司 载波选择方法、系统和终端
CN112203323B (zh) * 2019-07-08 2022-08-05 中国移动通信集团浙江有限公司 覆盖合理性检测方法、装置、设备及计算机存储介质
WO2021080035A1 (ko) * 2019-10-24 2021-04-29 엘지전자 주식회사 Iot 디바이스 및 그 iot 디바이스를 포함하는 통신 시스템
WO2021092876A1 (en) * 2019-11-15 2021-05-20 Qualcomm Incorporated Associating a repetition level for an uplink message with a transmission power differential
WO2021134620A1 (zh) * 2019-12-31 2021-07-08 华为技术有限公司 一种通信方法、装置及系统
CN113950057A (zh) 2020-07-15 2022-01-18 北京三星通信技术研究有限公司 信息处理的方法、装置、设备及计算机可读存储介质
US20220312326A1 (en) * 2020-10-22 2022-09-29 Apple Inc. Sidelink (sl) discontinuous reception (drx) for unicast, connection-specific drx

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102026272B (zh) * 2009-12-09 2013-07-24 电信科学技术研究院 多载波系统的测量评估方法、系统及装置
BR112012028758A2 (pt) 2010-05-10 2016-07-19 Ericsson Telefon Ab L M métodos e aparelho para suporte de configuração de medição
US8655400B2 (en) * 2010-09-22 2014-02-18 Qualcomm Incorporated Reduced transmit power for wireless radio coexistence
US9055544B2 (en) 2010-11-02 2015-06-09 Alcatel Lucent Methods of setting maximum output power for user equipment and reporting power headroom, and the user equipment
WO2013138987A1 (zh) 2012-03-19 2013-09-26 华为技术有限公司 上行覆盖测量项的测量结果获取和上报方法、设备
EP3474579B1 (en) * 2012-10-05 2020-12-09 InterDigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for enhancing coverage of machine type communication (mtc) devices
CN104521268B (zh) 2013-05-27 2019-02-19 华为技术有限公司 一种信号质量测量信息的上报方法和设备
CN104811995B (zh) * 2014-01-29 2018-05-01 阿尔卡特朗讯 控制重复等级测量报告的发送以增强覆盖的方法和设备
WO2015116870A1 (en) * 2014-01-29 2015-08-06 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for implementing coverage enhancement (ce) operations
EP2903195B1 (en) 2014-01-30 2019-07-03 Alcatel Lucent Communication techniques using a repetition regime in a coverage enhanced region
EP2919534B1 (en) 2014-03-12 2019-03-06 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Power headroom reporting for MTC devices in enhanced coverage mode
US10412690B2 (en) * 2015-07-10 2019-09-10 Qualcomm Incorporated Power headroom reporting for low cost machine type communication
WO2017119733A1 (en) * 2016-01-06 2017-07-13 Lg Electronics Inc. Method for transmitting a mac pdu in wireless communication system and a device therefor

Also Published As

Publication number Publication date
AU2020204249A1 (en) 2020-07-16
EP3691330A1 (en) 2020-08-05
BR112018076704B1 (pt) 2022-09-13
EP3473037B1 (en) 2020-01-22
ES2785705T3 (es) 2020-10-07
EP3691330B1 (en) 2022-08-03
IL263827B (en) 2022-08-01
PL3473037T3 (pl) 2020-07-13
JP2019522928A (ja) 2019-08-15
IL263827A (en) 2019-01-31
EP3473037A1 (en) 2019-04-24
CN115243233A (zh) 2022-10-25
EP4145897A1 (en) 2023-03-08
US20190239170A1 (en) 2019-08-01
BR112018076704A2 (pt) 2019-04-02
AU2020204249B2 (en) 2022-03-24
AU2017281411A1 (en) 2019-01-24
CN109565702B (zh) 2022-06-21
WO2017220635A1 (en) 2017-12-28
US11564179B2 (en) 2023-01-24
CN109565702A (zh) 2019-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6726315B2 (ja) 無線デバイスのカバレッジレベルに関連付けられ報告設定を決定するシステムおよび方法
US20230397011A1 (en) Methods for Determining Reporting Configuration based on UE Power Class
US11510249B2 (en) Flexible demodulation reference signal configuration for MSG3
KR102381191B1 (ko) Msg3 송신을 위한 시간 자원 할당 시그널링 메커니즘
US10917917B2 (en) Method for transmitting random access messages on non-anchor carriers
US20230422113A1 (en) Method for determination between intra- and inter-frequency operations
JP2020516148A (ja) 異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための方法およびシステム
JP6756042B2 (ja) 短縮ttiパターンにおける連続送信時間間隔(ttis)の設定出力電力の導出
CN113396549B (zh) Lte-m和nb-iot中的信道质量报告
WO2018143877A1 (en) Systems and methods for identifying ce level mismatch
JP2023536913A (ja) 物理アップリンク共有チャネル上のMsg3送信およびMsgA送信のカバレッジ拡張
JP2019536350A (ja) 異なるttiを伴う設定出力電力を導くためのシステムおよび方法
WO2021045672A1 (en) Cross-link-interferienece (cli) mesurement control at user equipment

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190215

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20190215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191111

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6726315

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250