JP2020516148A - 異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための方法およびシステム - Google Patents

異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

一定の実施形態によれば、無線デバイスにおける方法は、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を第1のネットワークノードから受信することを含む。検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報は、第2のネットワークノードから受信される。可変セル識別遅延または可変測定遅延は、第1の設定情報および第2の設定情報に基づいて判定される。少なくとも1つの第1の測定は、第1のタイプの検出参照信号に対して行われる。少なくとも1つの第2の測定は、第2のタイプの検出参照信号に対して行われる。1つまたは複数の動作タスクは、少なくとも1つの第1の測定および少なくとも1つの第2の測定に基づいて行われる。【選択図】図6

Description

本開示は一般に無線通信に関し、より詳細には、異なるタイプの同一周波数内(intra−frequency)測定の間のギャップ共有を制御するための方法およびシステムに関する。
マシン型通信(MTC:Machine−type communication)デバイスは、低コストかつ低複雑性のものであることが期待される。マシンツーマシン(M2M)動作に対して予想される低複雑性のユーザ機器(UE:user equipment)は、より小さいダウンリンクおよびアップリンクの最大トランスポートブロックサイズ(例えば1000ビット)、ならびに/またはデータチャネル(例えば物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel))のための低減されたダウンリンクチャネル帯域幅1.4MHzのような、1つまたは複数の低コスト特性を実装することができる。低コストUEは、半二重周波数分割複信(HD−FDD:half−duplex frequency division duplexing)、ならびに、UEにおける単一受信機(1Rx:single receiver)と、より小さいダウンリンクおよび/またはアップリンクの最大トランスポートブロックサイズ(例えば1000ビット)と、データチャネルのための低減されたダウンリンクチャネル帯域幅1.4MHzと、という、さらなる特徴の1つまたは複数からなることも可能である。低コストUEは、低複雑性UEと呼ばれることもある。
M2Mデバイスと基地局の間の経路損失は、建物の地階などの遠隔地にあるセンサまたは計量デバイスとして使用されるときなどのいくつかのシナリオにおいて非常に大きくなる可能性がある。このようなシナリオにおいて、基地局からの信号の受信は非常にむずかしい。例えば、経路損失は、通常のセルラーネットワーク動作と比較して20dBより悪くなる可能性がある。このような難題に対処するために、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるカバレッジは、かなり拡張されなければならない。これは、カバレッジを拡張するために、UEおよび/または無線ネットワークノードにおける1つまたは複数の先進的技法を用いることによって実現される。このような先進的技法のいくつかの非限定的な例は、送信電力を増強すること、送信信号を繰り返すこと、追加の冗長性を送信信号に適用すること、先進的な/拡張型の受信機を使用すること、などである(が、これらに限定されない)。一般に、このようなカバレッジ拡張技法を用いるとき、M2Mは、「カバレッジ拡張モード」で動作するものとみなされる。
例えば1Rxおよび/または限定された帯域幅を有するUEなどの低複雑性MTC UEは、カバレッジ拡張型モードB(CEModeB:coverage enchanced mode B)としても知られる、動作の拡張型カバレッジモードをサポートする能力がある可能性もある。動作の通常のカバレッジモードは、カバレッジ拡張型モードA(CEModeA:coverage enhanced mode A)とも呼ばれる。
カバレッジ拡張レベルの設定
eMTCまたはFeMTC UEは、CEModeAまたはCEModeBという2つの可能なカバレッジモードのうちの1つでRRCを介して設定されることが可能である。これらは、カバレッジ拡張レベルと呼ばれることもある。CEModeAおよびCEModeBは、TS36.331 v13.3.2における以下のRRCメッセージの中でシグナリングされるような、ダウンリンク(DL:downlink)および/またはアップリンク(UL:uplink)の物理チャネルにおいて使用される様々な数の反復と関連付けられる。
Figure 2020516148
pdsch−maxNumRepetitionCEmodeAは、CEモードAに対するPDSCHの反復数のセットを示し、pdsch−maxNumRepetitionCEmodeBは、CEモードBに対するPDSCHの反復数のセットを示す。
Figure 2020516148
しかし、UEが、CEModeAおよびCEModeBのいずれでも設定されない場合、TS36.211 v13.2.0に従って、UEは、以下のCEレベル設定を仮定する。
− 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)カバレッジ拡張(CE:coverage enhancement)レベルが0もしくは1の場合、UEは、CEModeAを仮定する、または
− PRACHカバレッジ拡張(CE)レベルが2もしくは3の場合、UEは、CEModeBを仮定する
UEは、DL無線測定(例えば参照信号受信電力(RSRP:reference signal received power))を、ネットワークノードによってUEにシグナリングされる1つまたは複数の閾値と比較することによって、ランダムアクセス手順の間に4つの可能なCEレベル(0、1、2、および3)のうちの1つを判定する。
狭帯域のモノのインターネット(NB−IOT:Narrow Band Internet of Things)
狭帯域のモノのインターネット(NB−IOT)は、改善された屋内のカバレッジ、多量の低スループットデバイスへのサポート、低遅延感度、超低デバイスコスト、低デバイス消費電力、および(最適化された)ネットワークアーキテクチャに取り組む、E−UTRAの下位互換性のない変形物に大部分は基づく、セルラーのモノのインターネット(IOT:Internet of Things)のための無線アクセスである。
NB−IOTのキャリア帯域幅(Bw2)は、200KHzである。ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)の動作帯域幅(Bw1)の例は、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzなどである。
NB−IoTは、3つの異なる導入シナリオをサポートする。
1.1つまたは複数のグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile Communications)キャリアの置換えとして、例えば、グローバルシステムフォーコミュニケーションズエッジ無線アクセスネットワーク(GERAN:Global Systems for Mobile Communications Edge Radio Access Network)システムによって現在使用されているスペクトルを利用する「スタンドアロン動作」。原則として、これは、別のシステムのキャリア内にも、別のシステムの動作キャリアの保護帯域内にもない、任意の搬送周波数上で動作する。他のシステムは、別のNB−IOT動作、またはLTEなどの他の任意の無線アクセス技術(RAT:radio access technology)であることが可能である。
2.LTEキャリアの保護帯域内の未使用のリソースブロックを利用する「保護帯域動作」。保護帯域という用語は、保護帯域幅と入れ替えて呼ばれることも可能である。例として、20MHzのLTEのBW(すなわちBw1=20MHzまたは100個のRB)のケースにおいて、NB−IOTの保護帯域動作は、20MHzのLTEのBW内ではあるが、中心の18MHzの外側のどこかに置くことができる。
3.通常のLTEキャリア内のリソースブロックを利用する「帯域内動作」。帯域内動作は、帯域幅内動作と入れ替えて呼ばれることが可能である。より一般には、別のRATのBW内の1つのRATの動作は、帯域内動作とも呼ばれる。例として、50個のRBのLTEのBW(すなわちBw1=10MHzまたは50個のRB)において、50個のRB内の1つのリソースブロック(RB:resource block)上でのNB−IOTの動作は、帯域内動作と呼ばれる。
NB−IOTにおいて、ダウンリンク送信は、15kHzのサブキャリア間隔、ならびにスタンドアロン、保護帯域、および帯域内というシナリオ全てのための旧式のLTEのためのものと同じシンボルおよびサイクリックプレフィックス期間を有する、直交周波数分割多重(OFDM)に基づく。UL送信については、15kHzのサブキャリア間隔に基づく両方のマルチトーン送信がサポートされる。
NB−IoTにおいて、アンカーおよび非アンカーキャリアが規定される。アンカーキャリアにおいて、UEは、NPSS/NSSS/NPBCH/SIB−NBがダウンリンク上で送信されることを仮定する。非アンカーキャリアにおいて、UEは、NPSS/NSSS/NPBCH/SIB−NBがダウンリンク上で送信されることを仮定しない。アンカーキャリアは、あらゆるフレームにおいてサブフレーム#0、#4、#5上で、また1つおきのフレームにおいてサブフレーム#9上で送信される。NPBCH/SIB−NBを送信するアンカーキャリアはNRSも収める。非アンカーキャリアは、NRS、ならびにNPDCCHおよびNPDSCHなどのUE固有信号を収める。非アンカーキャリアは、アンカーキャリアを収めるサブフレーム以外の任意のサブフレームにおいて送信されることが可能である。
測定ギャップ
テーブル1において下記に示されるように、2つの測定ギャップパターンが、Rel−8(36.133)以来、3GPPのLTEにおいて指定されてきた。しかし、(例えば、より短い長さの)多くの測定パターンが、3GPPにおいて、拡張型測定ギャップ作業項目の中に指定されているところである。
Figure 2020516148
従来、このような測定ギャップは、異周波数間(inter−frequency)測定およびRAT間(inter−RAT)測定のために使用されてきた。
MTCのためのさらなる拡張(FeMTC:further enhancements for MTC)において、既存の測定ギャップは、一次同期信号(PSS:primary synchronization signal)および/または二次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)を受信するために、帯域幅を限定されたUEが中心物理リソースブロック(PRB:physical resource block)に再同調する必要があるので、同一周波数内測定と異周波数間測定との間で共有されるが、システム帯域幅の他の部分においてデータを受信するように設定されることが可能である。同一周波数内と異周波数間の間のギャップ共有は、ネットワークによって制御されることが可能である。より具体的には、ネットワークは、同一周波数内測定のために仮定される(Xと表される)ギャップの割合を設定することができ、ギャップの残りの割合(1−X)は、異周波数間測定のために仮定される。RAN4は、(2ビットがシグナリングに対して必要になることを意味する)Xについての4つの値(例えば、50%、60%、70%、および80%がRAN4#82bisにおいて提案される予定である)を有する必要性を見いだす。Xについての正確な値は、TS36.133において規定される予定であるが、まだ合意されていない。
FeMTCにおいて、既存の測定ギャップは、PSS/SSSを読み、RSRP測定および/または参照信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)測定も行うために、UEが中心PRBに再同調する必要があるので、同一周波数内測定と異周波数間測定との間で共有される。UEは、観察される到達時間差(OTDOA:Observed Time Different of Arrival)位置決定のための参照信号時間差(RSTD:Reference Signal Time Difference)測定をサポートするためのギャップも必要とする。同一周波数内RSTD測定は、無線リソース管理(RRM:Radio Resource Management)測定とギャップを共有しなければならない可能性がある。既存のルールは、RSTD測定とRRM測定の間のギャップ共有を許容しない。
既存の解決策と共に前述の問題に対処するために、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための方法およびシステムが開示される。一定の実施形態において、システムおよび方法は、ユーザ機器(UE)を含むことができる無線デバイス、および/もしくはeNodeB(eNB)を含むことができるネットワークノードの中に、またはこれらに無線デバイスおよび/もしくはネットワークノードよって実装されることが可能である。
一定の実施形態によれば、無線デバイスにおける方法は、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を第1のネットワークノードから受信することを含む。検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報は、第2のネットワークノードから受信される。可変セル識別遅延または可変測定遅延は、第1の設定情報および第2の設定情報に基づいて判定される。少なくとも1つの第1の測定は、第1のタイプの検出参照信号に対して行われる。少なくとも1つの第2の測定は、第2のタイプの検出参照信号に対して行われる。1つまたは複数の動作タスクは、少なくとも1つの第1の測定および少なくとも1つの第2の測定に基づいて行われる。
一定の実施形態によれば、無線デバイスは、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を第1のネットワークノードから、および検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報を第2のネットワークノードから、受信するように設定された処理回路を含むことができる。可変セル識別遅延または可変測定遅延は、第1の設定情報および第2の設定情報に基づいて判定される。少なくとも1つの第1の測定は、第1のタイプの検出参照信号に対して行われる。少なくとも1つの第2の測定は、第2のタイプの検出参照信号に対して行われる。1つまたは複数の動作タスクは、少なくとも1つの第1の測定および少なくとも1つの第2の測定に基づいて行われる。
一定の実施形態によれば、ネットワークノードにおける方法は、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を無線デバイスに送信することを含むことができる。セル識別遅延または測定遅延は、第1の設定情報および第2の設定情報に基づいて判定される。第2の設定情報は、無線デバイスによって受信されることになる検出参照信号の第2のタイプに関するものであり、セル識別遅延または測定遅延は可変である。判定されたセル識別遅延または測定遅延に基づいて、検出参照信号の第1のタイプに対して行われた測定の結果は、無線デバイスから受信される。
一定の実施形態によれば、ネットワークノードは、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を無線デバイスに送信するように設定された処理回路を含むことができる。セル識別遅延または測定遅延は、第1の設定情報および第2の設定情報に基づいて判定される。第2の設定情報は、無線デバイスによって受信されることになる検出参照信号の第2のタイプに関するものであり、セル識別遅延または測定遅延は可変である。判定されたセル識別遅延または測定遅延に基づいて、検出参照信号の第1のタイプに対して行われた測定の結果は、無線デバイスから受信される。
本開示の一定の実施形態は、1つまたは複数の技術的長所をもたらすことができる。例えば、一定の実施形態は、測定ギャップが同一周波数内測定に対しても必要とされるときに、同一周波数内測定を行う可能性を与えること、およびもたらすことができる。別の例として、一定の実施形態は、様々な要求事項または優先度/重要性と関連付けられることも可能な、異なるタイプの同一周波数内測定の間の測定ギャップを共有する可能性を与えること、およびもたらすことができる。さらに別の例として、一定の実施形態は、サービングセルに対する測定のためにギャップ共有を動的にさらに制御する可能性を与えること、および、またはもたらすことができる。
他の長所は、当業者には容易に明らかになる可能性がある。一定の実施形態は、列挙された長所のいくつか、または全てを有することも、1つも有さないことも可能である。
開示の実施形態ならびにこれらの特徴および長所のより完全な理解のために、これから添付の図面と併せて以下の説明に対し、参照が行われる。
一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線ネットワークの例を示す図である。 一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線デバイスの例を示す図である。 一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線デバイスによる方法の例を示す図である。 一定の実施形態による、図3の一定のステップによって行われる手順のフローチャートの例を示す図である。 一定の実施形態による、手順M1および手順M2のための周波数ドメインにおける帯域幅割当の例を示す図である。 一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線デバイスによる方法の別の例を示す図である。 一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するためのネットワークノードの例を示す図である。 一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するためのネットワークノードによる方法の例を示す図である。 一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するためのネットワークノードによる方法の別の例を示す図である。 一定の実施形態による、例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードを示す図である。 2つの異なる異周波数間キャリアの間で測定ギャップが等しく共有される設定の例を示す図である。 位置決定参照信号の帯域幅がセルの帯域幅と同じであるシナリオを示す図である。 位置決定参照信号の帯域幅がセルの帯域幅より小さいシナリオを示す図である。 RSTD測定と、同一周波数内RRM測定と、異周波数間RRM測定との間の既存の測定ギャップの共有を示す図である。
本開示の特定の実施形態は、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための方法およびシステムを提供することができる。特定の実施形態は、図面の図1〜図10の中で説明され、様々な図面の同様の部分および対応する部分に対して同様の番号が使用される。
一定の実施形態によれば、ユーザ機器(UE)測定手順がUEに提供され、UEの無線周波数帯域幅(RF BW)<一定のマージンによる(例えば、UEのBW=1.4MHz、セル1のBW=5MHz、といった少なくともX MHz、による)サービングセル(セル1)のBW、であり、ここで、検出参照信号(DRS:discovery reference signal)のBW≦サービングキャリアのセルのBW、である。後者のケースにおいて、i)検出参照信号(DRS)のBW=サービングキャリア(F1)のセルのBW、の場合、UEは、第1の測定、および/またはDRS信号に対して測定を行うためのレポート手順(M1)を適用する、ii)DRSのBW<F1上の少なくとも1つのセルのセルのBW、の場合、UEは、第2の測定、および/またはDRS信号に対して測定を行うためのレポート手順(M2)を適用する。手順M1において、UEは、セル1からのデータ受信のために使用されるUEのBWの中でDRSに対する測定を行う一方で、手順M2において、UEは、測定ギャップの間にDRSに対する測定を行う。さらに、手順M2において、測定ギャップは、DRS信号の別のタイプに対して行われる少なくとももう1つの測定と共有される。UEが測定を行う方式、およびUEが必要とする測定機会の数は、UEがいつ、またどのように測定結果をレポートするかにも影響を及ぼす。ルールは、事前規定されること、またはネットワークノードによって設定されることが可能である。DRS信号の例は、位置決定参照信号(PRS:positioning reference signal)、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:channel state information−reference signal)、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、セル固有参照信号(CRS:cell−specific reference signal)、復調用参照信号(DM−RS)、などである。別の例において、DRSは、設定可能な、または事前規定された周期性を有する任意の周期信号、または時間ドメインパターンに基づく信号であることが可能である。
一定の実施形態によれば、サービングキャリアに対する異なる測定タイプの間のギャップを共有することに加えて、同じギャップが、異周波数間測定とさらに共有されることが可能である。例えば、いくつかの実施形態において、設定されたギャップからの全てではないがいくつかのギャップだけが、サービングキャリアに対する任意の測定に利用可能であるということが仮定されることが可能である。サービングキャリアに対する共有は、サービングキャリアに対して残る利用可能なギャップの最上位に、下記で説明されるように適用されることが可能である。
いくつかの実施形態において、より一般的な用語「ネットワークノード」が使用され、これは、無線ネットワークノードのいずれかのタイプ、またはUEおよび/もしくは別のネットワークノードと通信する任意のネットワークノードに対応することができる。ネットワークノードの例は、NodeB、マスタeNodeB(MeNB:master eNodeB)、セカンダリeNodeB(SeNB:secondary eNodeB)、マスタセルグループ(MCG:master cell group)またはセカンダリセルグループ(SCG:secondary cell group)に属すネットワークノード、基地局(BS:base station)、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR:multi−standard radio)の無線ノード、eNodeB、gNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、中継局、ドナーノードを制御する中継局、ベーストランシーバ基地局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU:remote radio unit)、リモート無線ヘッド(RRH:remote radio head)、分散アンテナシステム(DAS)内ノード、コアネットワークノード(例えば、モバイル交換局(MSC:mobile switching center)、移動管理エンティティ(MME:mobility management entity)など)、運用保守(O&M:operation & maintenance)、オペレーションサポートシステム(OSS:operation support system)、自己組織化ネットワーク(SON:self−organizing networks)、位置決定ノード(例えば、拡張型サービングモバイルロケーションセンタ(E−SMLC:enhanced serving mobile location center))、ドライブテストの最小化(MDT:Minimization of Drive Test)、テスト機器(物理ノードまたはソフトウェア)、などである。
いくつかの実施形態において、ユーザ機器(UE)または無線デバイスという非限定的な用語が使用され、これは、セルラーまたは移動体通信システムにおけるネットワークノードおよび/または別のUEと通信する無線デバイスのいずれかのタイプを指す。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D:device to device)UE、マシン型UEまたはマシンツーマシン(M2M)通信の能力のあるUE、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、PAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込型機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、ユニバーサルシリアルバス(USB:Universal Serial Bus)ドングル、近傍サービスUE(ProSe UE:proximity service UE)、車両対車両UE(V2V UE:vehicle−to−vehicle UE)、車両対何かUE(V2X UE:vehicle−to−anything)、などである。
本実施形態は、LTEについて説明される。しかし、本実施形態は、任意の無線アクセス技術(RAT)またはマルチRATシステムに適用可能であり、ここで、UEは、例えば、LTEの周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplexing)/時分割複信(TDD:Time Division Duplexing)、広帯域符号分割多重化アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiplexing Access)/高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)/グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズエッジ無線アクセスネットワーク(GERAN)、WiFi、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)、CDMA2000、5G、NR、などといった信号(例えばデータ)を受信および/または送信する。
本明細書で使用される用語「無線測定」(別名、測定)は、無線信号に対して行われる任意の測定を指すことができる。無線信号の例は、検出参照信号(DRS)である。DRSの例は、PRS、CRS、CSI−RS、PSS、SSSなどである。別の例において、DRSは、設定可能な、もしくは事前規定された周期性を有する任意の周期信号、または時間ドメインパターンに基づく信号であることが可能である。別のより狭くかつ具体的な例において、DRS信号は、3GPP 36.211において指定されるようなものである。無線測定は、絶対的または相対的であることが可能である。無線測定は、例えば、同一周波数内、異周波数間、CA、などであることが可能である。無線測定は、一定方向(例えばダウンリンク(DL)もしくはアップリンク(UL))、または双方向(例えば、往復時間(RTT:round−trip−time)、受信機−送信機(Rx−Tx:receiver−transmitter)など)であることが可能である。無線測定のいくつかの例は、タイミング測定(例えば、到達時間(TOA)、タイミングアドバンス、RTT、参照信号時間差(RSTD)、システムフレーム数およびサブフレームタイミング差(SSTD)、Rx−Tx、伝搬遅延など)、角度測定(例えば到達角度)、電力ベースの測定(例えば、受信信号電力、参照信号受信電力(RSRP)、受信信号品質、参照信号品質(RSRQ)、信号対干渉比(SINR)、信号対雑音比(SNR)、干渉電力、全干渉および雑音、受信信号強度指標(RSSI)、雑音電力、チャネル品質情報(CQI)、チャネル状態情報(CSI)、事前符号化行列指標(PMI)など)、セル検出またはセル識別、ビーム検出またはビーム識別、無線リンク監視(RLM:radio link monitoring)、システム情報読取り、などである。
本明細書で説明される実施形態は、例えば、RRC接続(RRC_CONNECTED)、またはRRCアイドル(RRC_IDLE)などの任意の無線リソース制御(RRC)状態に適用することができる。
本明細書で使用される用語「測定時間」は、測定機会の数、受信機会の数、測定機会または受信機会の相関的要素、秒またはミリ秒などの時間単位における絶対時間、受信サンプルの数、測定遅延、少なくとも測定時間を含む測定レポート遅延などのいずれかをさらに含むことができる。
図1は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、無線デバイス110またはUE110と入れ替えて呼ばれることが可能な1つまたは複数の無線デバイス110A−C、およびネットワークノード115またはeNodeB115と入れ替えて呼ばれることが可能なネットワークノード115A−Cを含む。無線デバイス110は、無線インターフェースを越えてネットワークノード115と通信することができる。例えば、無線デバイス110Aは、ネットワークノード115の1つもしくは複数に無線信号を送信すること、および/またはネットワークノード115の1つもしくは複数から無線信号を受信することができる。無線信号は、音声トラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または他の任意の適切な情報を含むことができる。いくつかの実施形態において、ネットワークノード115と関連付けられた無線信号カバレッジのエリアは、セルと呼ばれることが可能である。いくつかの実施形態において、無線デバイス110は、D2D能力を有することができる。したがって、無線デバイス110は、別の無線デバイス110との間で、直接的に信号を受信すること、および/または信号を送信する能力があることが可能である。例えば、無線デバイス110Aは、無線デバイス110Bとの間で、信号を受信すること、および/または信号を送信する能力があることが可能である。
一定の実施形態において、ネットワークノード115は、無線ネットワークコントローラ(図1には描写されていない)とインターフェースすることができる。無線ネットワークコントローラは、ネットワークノード115を制御することができ、一定の無線リソース管理機能、移動管理機能、および/または他の適切な機能を行うことができる。一定の実施形態において、無線ネットワークコントローラの機能は、ネットワークノード115に含まれることが可能である。無線ネットワークコントローラは、コアネットワークノードとインターフェースすることができる。一定の実施形態において、無線ネットワークコントローラは、相互接続ネットワークを介してコアネットワークノードとインターフェースすることができる。相互接続ネットワークは、オーディオ、ビデオ、信号、データ、メッセージ、または前述のいずれかの組合せを送信することができる任意の相互接続システムを指すことができる。相互接続ネットワークは、公衆交換電話網(PSTN)、パブリックもしくはプライベートデータネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、インターネットなどの、ローカルな、地域の、もしくはグローバルな通信もしくはコンピュータネットワーク、有線もしくは無線ネットワーク、企業イントラネット、またはこれらの組合せを含む他の任意の適切な通信リンクの全てまたは一部を含むことができる。
いくつかの実施形態において、コアネットワークノードは、無線デバイス110のための通信セッションおよび他の様々な機能の確立を管理することができる。無線デバイス110は、非アクセス層のレイヤを使用して、コアネットワークノードと一定の信号を交換することができる。非アクセス層のシグナリングにおいて、無線デバイス110とコアネットワークノードとの間の信号は、無線アクセスネットワークを透過的に通過することが可能である。一定の実施形態において、ネットワークノード115は、ノード間インターフェースを越えて1つまたは複数のネットワークノードとインターフェースすることができる。例えば、ネットワークノード115Aおよび115Bは、X2インターフェースを越えてインターフェースすることができる。
上述のように、ネットワーク100の実施形態の例は、1つまたは複数の無線デバイス110、および無線デバイス110と(直接的または間接的に)通信することができるネットワークノードの1つまたは複数の異なるタイプを含むことができる。無線デバイス110は、セルラーまたは移動体通信システムにおけるノードおよび/または別の無線デバイスと通信する無線デバイスの任意のタイプを指すことができる。無線デバイス110の例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)対応デバイス、マシン型通信(MTC)デバイスもしくはマシンツーマシン(M2M)通信を行うことができる他のUE、携帯電話もしくは他の端末、スマートフォン、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、携帯型コンピュータ(例えば、ラップトップ、タブレット)、センサ、モデム、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、USBドングル、ProSe UE、V2V UE、V2X UE、MTC UE、eMTC UE、FeMTC UE、UE Cat0、UE Cat M1、狭帯域のモノのインターネット(NB−IoT)UE、UE Cat NB1、または無線通信を行うことができる別のデバイスを含む。無線デバイス110は、いくつかの実施形態において、UE、ステーション(STA)、デバイス、または端末と呼ばれることも可能である。同様に、いくつかの実施形態において、総称「無線ネットワークノード」(または単に「ネットワークノード」)が使用される。これは、ネットワークノードのいずれかの種類であることが可能であり、NodeB、基地局(BS)、MSR BSなどのマルチスタンダード無線機(MSR)無線ノード、eNodeB、MeNB、SeNB、MCGまたはSCGに属すネットワークノード、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、中継局、ドナーノードを制御する中継局、ベーストランシーバ基地局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU、RRH、分散アンテナシステム(DAS)内ノード、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME等)、O&M、OSS、SON、位置決定ノード(例えばE−SMLC)、MDT、テスト機器、または任意の適切なネットワークノードを含むことができる。無線デバイス110、ネットワークノード115、および他のネットワークノード(無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードなど)の実施形態の例は、図2、図5、および図8についてさらに詳細にそれぞれ説明される。
図1は、ネットワーク100の特定の配置を示すが、本開示は、本明細書で説明される様々な実施形態が、任意の適切な設定を有する様々なネットワークに適用されることが可能であるということを想定する。例えば、ネットワーク100は、任意の適切な数の無線デバイス110およびネットワークノード115、ならびに無線デバイス間の、または無線デバイスと別の通信デバイス(固定電話など)との間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素を含むことができる。さらに、一定の実施形態が、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおいて実装されるものとして説明されることがあるが、本実施形態は、任意の適切な通信規格をサポートし、任意の適切な構成要素を使用するテレコミュニケーションシステムのいずれかの妥当なタイプにおいて実装されることが可能であり、MTC、eMTC、およびNB−IoTなどの任意のLTEベースのシステムに適用可能である。例として、MTC UE、eMTC UE、およびNB−IoT UEは、UEカテゴリ0、UEカテゴリM1、およびUEカテゴリNB1とそれぞれ呼ばれることも可能である。しかし、本実施形態は、無線デバイスが、信号(例えばデータ)を受信および/または送信する任意のRATまたはマルチRATシステムに適用可能である。例えば、本明細書で説明される様々な実施形態は、LTEアドバンスト、およびLTE−UのUMTS、LTEのFDD/TDD、WCDMA/HSPA、GSM/GERAN、WiFi、WLAN、cdma2000、WiMax、5G、新しい無線(NR)、別の適切な無線アクセス技術、または1つもしくは複数の無線アクセス技術の任意の適切な組合せにも適用可能である可能性がある。移動体通信および無線技術の第5世代である5Gはまだ完全に規定されていないが、3GPPによって、最新のドラフトステージにあるということに留意されたい。これは、5GのNRアクセス技術に対する作業を含む。LTEの用語は、5Gにおいて異なる用語が指定される可能性があるが、同等の5Gのエンティティまたは機能を含むように、先取りした意味で本明細書において使用される。5GのNRアクセス技術に関する合意の全体的な説明は、3GPP 38−series Technical Reportsの最も新しいバージョンに収められている。一定の実施形態は、ダウンリンクにおける無線送信の背景で説明されることがあるが、本開示は、アップリンクにおいて様々な実施形態が等しく適用可能であり、逆もまた同様であると想定する。説明される技法は、ネットワークノード115と無線デバイス110の両方からの送信に対して全体的に適用可能である。
図2は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線デバイスの例110を示す。描写されるように、無線デバイス210は、送受信機210、処理回路220、およびメモリ230を含む。いくつかの実施形態において、送受信機210は、(例えばアンテナを介して)ネットワークノード115との間で無線信号を送信すること、および無線信号を受信することを容易にし、処理回路220は、命令を実行して無線デバイス110によって行われるような上述の機能のいくつかまたは全てを実行し、メモリ230は、処理回路220によって実行される命令を格納する。無線デバイス110の例は上記で提供される。
処理回路220は、無線デバイス110の説明される機能のいくつかまたは全てを行うために命令を実行し、データを操作するための1つまたは複数のモジュールに実装されたハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組合せを含むことができる。いくつかの実施形態において、処理回路220は、例えば、1つもしくは複数のコンピュータ、1つもしくは複数の中央処理装置(CPU)、1つもしくは複数のプロセッサ、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のアプリケーション、および/または他のロジックを含むことができる。
メモリ230は、ロジック、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどの1つもしくは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションなどの命令、および/または処理回路によって実行されることが可能な他の命令を格納するように一般に動作可能である。メモリ230の例は、コンピュータメモリ(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)もしくはリードオンリメモリ(ROM))、マスストレージ媒体(例えばハードディスク)、取外し可能ストレージ媒体(例えばコンパクトディスク(CD)もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または、または情報を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性の、非一時的コンピュータ可読メモリデバイスおよび/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
無線デバイス110の他の実施形態は、上述の機能のいずれか、および/または(上述の解決策をサポートするのに必要な任意の機能を含む)任意の追加機能を含む、無線デバイスの機能の一定の態様を行う責任がある可能性のある、図2に示されたもの以上の追加の構成要素を含むことができる。
図3は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線デバイスによる方法300の例を示す。方法300は、サービング搬送周波数上の第1および第2の測定を制御することを可能にすることができる。一定の実施形態によれば、方法は、少なくとも一定のマージン(X)によって帯域幅(BW)がそのサービングセル(セル1)のBWより小さいUEによって検出参照信号(DRS)に対して行われ、DRSのBW≦無線デバイス110のサービングセル(セル1)のBW、であるシナリオにおける、測定手順に関する。1つの特定の例において、UEのBW=1.4MHz、および、セル1のBW=5MHz(または20MHz)、である。
方法は、任意選択のステップ302において始まることができ、このとき、無線デバイス110は、本明細書で説明される1つまたは複数の実施形態による動作を無線デバイスが行えることを別のノードに示す。一定の特定の実施形態によれば、このような能力の非限定的な例は、以下である。
・ 下記で説明されるステップ308〜ステップ314のいずれかからの、任意の1つまたは複数の実施形態による動作。
・ (例えば、RRMおよび位置決定測定、第1の時間ドメインおよび/または周波数ドメインのパターンに基づく測定、ならびに第2の時間ドメインおよび/または周波数ドメインのパターンに基づく測定といった)サービングキャリアに対する測定の任意の2つのタイプまたはある2つの特定のタイプ/グループの間の測定ギャップを(例えば、事前規定された手法で、静的に、半静的に、または動的に)共有する能力。
・ 異周波数間測定、および同一周波数内測定の2つのタイプ/グループの間の測定ギャップを共有する能力。
・ ステップ3におけるルールに従い、ギャップを使用して、異なるキャリア(例えばサービングキャリアおよび非サービングキャリア)に対する測定を行う能力。前記測定は、サービングキャリアまたは非サービングキャリアに対するRRM測定(例えば、RSRP、RSRQ)、およびサービングキャリアに対する位置決定測定(例えばRSTD)を含むことができる。
一定の実施形態によれば、能力は、別のノード(例えばネットワークノード115)からのリクエストのすぐ後に、または自発的な方式で、送られること、あるいは誘発条件またはイベント(例えば、同一周波数内測定ギャップが必要とされる可能性のあるモードで動作するという意図もしくはリクエスト、またはこのようなモードで動作するように無線デバイスを誘発する条件)によって誘発される。
ステップ304において、無線デバイス110は、サービングキャリア(F1)に属す1つまたは複数のセルの検出参照信号の第1のタイプ(DRS1)に対して第1の測定を行う必要性を判定する。特定の実施形態によれば、DRS1の例は、PRS、CSI−RS等を含むことができる。DRS1のBWは設定可能であることが可能であり、セルの完全または部分的なBWでDRS1を送信するべきかどうかは、ネットワークノード115次第である。サービングキャリアの例は、1次キャリアまたは1次コンポーネントキャリア(PCC)、2次コンポーネントキャリア(SCC)、などである。
特定の例示的な実施形態において、304の判定は、別のノード(例えばネットワークノード)から、または高い方のレイヤから受信されることが可能な、このような測定を行うリクエスト、このような測定をレポートするリクエスト、このような測定に基づく結果(例えば、セル変更、位置計算など)をもたらすこと、および/またはレポートすることを行うリクエスト、測定設定などの1つまたは複数に基づくことが可能である。別の例において、判定は、以前に判定された、または既知の位置と比較して、一定のマージンを越えてUEの位置が変化したことに基づくことが可能である。さらに別の例において、判定は、UEのカバレッジモード、カバレッジ拡張レベルの変化、または少なくとも一定のマージンによるRRM測定品質の変化によって誘発されることが可能である。
一定の実施形態によれば、第1の測定は、第1の測定を行うための測定ギャップを必要としても、しなくてもよい(ステップ308参照)。
第1の測定の例は、位置決定測定、RSTD測定、RRM測定、および/または上記で論じられたものなどの適切な測定の他のタイプを含むことができる。
ステップ306において、無線デバイス110は、サービングキャリア(F1)の1つまたは複数のセルの検出参照信号の第2のタイプ(DRS2)に対して(第1の測定とは異なる)第2の測定を行う必要性を判定する。特定の実施形態によれば、DRS2の例は、PSS、SSS等を含むことができる。実施形態の1つの例において、ステップ306の判定は、別のノード(例えばネットワークノード)から、または高い方のレイヤから受信されることが可能な、このような測定を行うリクエスト、このような測定をレポートするリクエスト、このような測定に基づく結果(例えば、セル変更、位置計算など)をもたらすこと、および/またはレポートすることを行うリクエスト、測定設定などの1つまたは複数に基づくことが可能である。一定の実施形態によれば、DRS1とDRS2の主な相違は、DRS1が、完全なセルのBWで、またはセルのBWより小さいBWで、送信されることが可能である一方で、DRS2は、セルのBWより小さいBWで送信される。DRS2のBWは、典型的には事前規定されるが、設定可能であることも可能であり、セルのBWより小さいことが想定される。
一定の実施形態によれば、UEのBWは、セルのBWより小さい。したがって、第2の測定は、第2の測定を行うための測定ギャップを必要とする(下記で論じられるステップ308を参照)。しかし、第1の測定は、測定ギャップを必要としても、しなくてもよい。第2の測定の例は、位置決定測定、RSTD測定、RRM測定、または上記で論じられたものなどの他の任意の適切な測定を含むことができる。
ステップ308において、無線デバイス110は、F1に属すセルのDRS2に対して少なくとも第2の測定を行うための測定ギャップが必要であることを判定する。無線デバイス110によって第2の測定が行われることになる場合、無線デバイス110は、第2の測定を行うための測定ギャップを適用する。
一定の実施形態によれば、無線デバイス110は、下記に説明されるように、F1に属すセルのDRS1に対して第1の測定を行うために、無線デバイス110が測定ギャップを必要とするか否かをさらに判定する。UEのBWは、そのサービングセルのBWより小さいと仮定される。
・ 第1の検出参照信号(DRS1)のBWがサービングキャリア(F1)上の全てのセルのBWに等しい場合、無線デバイス110は、DRS1信号に対して第1の測定を行うために、第1の測定手順(M1)を適用する。この手順(M1)において、無線デバイス110は測定ギャップを使用せず、代わりに、データまたは制御信号をセル1から受信するために無線デバイス110によって使用されるBW内のDRS1に対して第1の測定を行う。
・ DRS1のBWが、F1上の少なくとも1つのセルのBWより小さい場合、無線デバイス110は、DRS1信号に対して第1の測定を行うために、第2の測定手順(M2)を適用する。手順M2において、無線デバイス110は、測定ギャップの間にDRS1に対して第1の測定を行う。さらに、手順M2において、測定ギャップは、DRS2信号に対して行われる少なくとももう1つの第2の測定と共有される。
上記で説明された手順は、下記でルールの数例によって説明されたように第1および/または第2の測定の測定時間(例えば、測定期間、セル識別時間など)に影響を及ぼすことがある。これらの例示的なルールは、無線デバイスにおけるネットワークノード115によって事前規定されること、または設定されることが可能である。いくつかの例示的なルールは、以下を含むことができる。
・ 1つの例において、M1における第1の測定の測定時間(T11)は、手順M2における第1の測定の測定時間(T12)より短いが、第2の測定の測定時間は、M1とM2の両方において同じである。ルールは、第1の測定に対して、第2の測定が、よりタイムクリティカルであるか、より高い優先度であるケースにおいて適用されることが可能である。タイムクリティカルは、測定が、可能な限り最短時間で行われることになり、例えば緊急呼出等などの重要な用途のために使用されることが可能であることを意味する。
・ 別の例において、M1における第2の測定の測定時間(T21)は、手順M2における第2の測定の測定時間(T22)より短いが、第1の測定の測定時間は、M1とM2の両方において同じである。ルールは、第2の測定に対して、第1の測定が、よりタイムクリティカルであるケースにおいて適用されることが可能である。
・ さらに別の例において、T11<T12、であり、T21<T22、でもある。ルールは、第1の測定と第2の測定の両方が、等しくタイムクリティカルであるか、これらのどちらもタイムクリティカルではないケースにおいて適用されることが可能である。
第1および/または第2の測定の測定時間は、M2において、第1の測定と第2の測定との間でギャップが共有されるので、上記の例において説明されたようにM2において拡張される。図4は、一定の実施形態による、ステップ304〜ステップ308において行われる手順400のフローチャートの別の例を示す。図5は、一定の実施形態による、手順M1および手順M2のための周波数ドメインにおける帯域幅割当500の例を示す。
いくつかの実施形態において、判定ステップ308は、測定ギャップが、第1の測定と第2の測定との間で共有されるべきかどうか、および/またはどのように共有されるべきかを判定することをさらに含むことができる。一定の実施形態によれば、判定ステップ308は、事前規定されたルール、別のノードから受信された命令または測定ギャップ設定、同一周波数内測定のための(例えば、事前規定された、事前規定された設定のセットから選択された、別のノードから受信された、事前規定されたルールに基づいて判定された)ギャップ共有設定、第1の測定設定、第2の測定設定、第1の測定の時間ドメインおよび/もしくは周波数ドメインのパターンおよび/もしくは測定帯域幅、第2の測定の時間ドメインおよび/もしくは周波数ドメインのパターンおよび/もしくは測定帯域幅、第1および/もしくは第2の測定のために使用されることになる信号のための送信設定(例えば、BW、周期など)、第1の測定と第2の測定との間の優先度、または他の妥当なパラメータもしくは考慮、の1つまたは複数に基づくことが可能である。必要性の判定のために使用されることが可能なルールのいくつかの例は、以下を含む。
・ 第1の測定と第2の測定のうちの少なくとも1つのための測定時間は、同一周波数内測定と異周波数間測定との間で測定ギャップが共有されないときと比較して、および/または第1の測定と第2の測定との間で測定ギャップが共有されないときと比較して、緩和され(長くなり)、例えば、下記の任意の1つまたは複数が適用される。
○ i番目の測定のための時間は、f(Ki)でスケーリングされ、ここで、Kiは、i番目の測定と測定の別のタイプとの間で、測定ギャップが共有されるかどうか、およびどのように共有されるかを反映するパラメータである(下記で説明される実施形態のより詳細な例を参照されたい)。
○ 第1の測定のために使用される信号のBWがセルの帯域幅のとき、第1の測定のための時間は緩和されず、そうでなければ時間は緩和される。
○ 第1の測定のために使用される信号のBWがセルのBWであり、BWの非中心部において第1の測定が行われことが可能であるか、無線デバイスが第1の測定のためのホッピングをサポートするとき、第1の測定のための時間は緩和されず、そうでなければ時間は緩和される。
○ 例えばサブフレーム#0および/または#5といった特定のサブフレームにおいて第1の測定のために使用される信号が利用可能であるとき、第1の測定のための時間は緩和されず、そうでなければ時間は緩和される。
○ 第1の測定の帯域幅が閾値(例えば6RB)を超えないとき、第1の測定のための時間は緩和されず、そうでなければ時間は緩和される。
・ 第1の測定がPRSに基づくRSTD測定であると仮定する。PRSのBW=サービングキャリア上の全てのセル(またはRSTD測定のための全てのセル)上のセルのBW、である場合、無線デバイス110は、同一周波数内RSTD測定のために中心PRSのRBに、無線デバイス110の受信機を再同調させる必要はない。この場合(すなわち、PRSのBW=全てのセルに対するセルのBW)、ネットワークノード115は、以下のようにギャップを設定する。
○ PRS機会はギャップと重複しない。無線デバイス110は、データ受信のために無線デバイス110が同調されるPRSのBWの同じ部分に対して同一周波数内RSTDを測定する。同一周波数内RSTDのための測定ギャップは必要なく、したがってRSTD測定期間を緩和させる必要はない。
・ 第1の測定がPRSに基づくRSTD測定であると仮定する。PRSのBW<サービングキャリア上の少なくとも1つのセル上のセルのBWである場合、無線デバイス110は、(無線デバイス110は、PRSが利用可能でないセルのBWの一部においてデータを受信しなければならない可能性があるので、)RSTD測定を行うために、PRSが利用可能なところに、例えば中心PRSのRBに、無線デバイス110の受信機を再同調させなければならない可能性がある。この場合(すなわち、PRSのBW<少なくともいくつかのセルに対するセルのBW)、ネットワークノード115は、以下のようにギャップを設定する。
○ PRS機会はギャップと重複するはずであり、すなわちPRS機会のうちの少なくともいくつかは、ギャップに含まれるはずである。無線デバイス110は、例えば、PRSのBW≦UEのBW、である中心PRSといったギャップにおいて、RSTDを測定する必要がある可能性がある。
・ 共有は、第1の測定と第2の測定との間の優先度に基づき、ここで、優先度は、例えば、事前規定されること、または事前規定されたルールに基づいて設定可能であること、もしくは判定されることが可能である。
・ 優先度(絶対優先度または共有)は、第1のネットワークノード115から受信されたメッセージに基づいて判定されるが、第1のネットワークノード115は、第2のネットワークノード115から優先度を入手する。第1および第2のノード115は、位置決定ノードおよびBSであることが可能であり、または逆もまた同様である。
いくつかのより具体的な例が提供される。
・ 例1
新しいセル識別および測定遅延の要求事項は、テーブル1に示されるようになることが可能である。
Figure 2020516148
テーブル1:例えばPSS/SSSに対するRRM測定(セル識別)といった、第2の測定がDRS2に対して行われる測定時間

ここで、
intra_M2=1/X*100%であり、ここで、Xは、RRCを介してシグナリングされることが可能であり、測定ギャップのどれだけが、全ての同一周波数内測定のために使用されるかを制御するパラメータである。異周波数間測定について、これは、したがって、設定された測定ギャップのうちの残りの、Kinter_M2=Nfreq*100%/(100−X)、である。
K1(1/K1≦1.0)は、全ての同一周波数内測定/動作のために使用されるギャップのどれだけが、セル識別およびRRM測定のために具体的に使用されるかを制御するパラメータである。
また、同一周波数内位置決定測定について(DRS1に対する第1の測定の例)、
RSTDIntraFreqFDD,E−UTRAN=TPRS・(M−1)・Kintra_M2・K2+Δ ms
であり、ここで、異なるギャップにおいてRSTD測定およびセル識別/RRM測定が行われるときの最も悲観的なケースをカバーするために、1/K1+1/K2=1.0、であり、そうでなければ、1/K1+1/K2は、(例えば位置決定測定およびセル識別/RRM機会の時間における重複の量に応じて)>1.0である可能性があるが、1/K1および1/K2のそれぞれは1.0より大きくない。
・ 例2
例1に似ているが、セル識別/RRM測定に対する明示的なパターンがあるとき、例えば、(デュアル接続を有する)DRSのサブフレームにおいて、または(LBTの結果に応じて送信されることも、されないこともあるDRSのサブフレーム内の)ライセンスのないスペクトルにおいて、または測定リソース制約のサブフレームにおいて、または(eICICもしくはFeICICを有する)オールモストブランクサブフレームにおいて、セル識別/RRM測定が行われるとき、セル識別/RRM測定期間は、Kintra_M2*K1でもスケーリングされ、一方、位置決定測定は、Kintra_M2*K2でスケーリングされる。
・ 例3
この例によれば、ギャップは、DRS1に対する第1の測定およびDRS2に対する第2の測定を行うために無線デバイス110によって共有され、このことにより、第2の測定は、少なくともパラメータ(KRSTD_M2)によってスケーリングされる。しかしパラメータKRSTD_M2は、測定ギャップの周期の関数であり、DRS1の周期の関数でもある。DRS1の例はPRSであり、DRS2の例はPSS/SSSである。
Figure 2020516148
テーブル2:例えば少なくともPSS/SSSに対して行われるRRM測定(セル識別)といった、第2の測定がDRS2に対して行われる測定時間

ここで、
intra_M2=1/X*100であり、ここで、Xは、RRCパラメータによってシグナリングされる。
パラメータKRSTD_M2の一般的な例は、以下のように表現され、
RSTD_M2=F(CGap,CPRS
ここで、CGapおよびCPRSは、それぞれ、測定ギャップ設定およびPRS設定である。
RSTD_M2の具体例は、以下の数式によって表現される。
RSTD_M2=1/(1−TGap/TPRS
ステップ310において、無線デバイス110は、判定された必要性に基づく測定ギャップを使用しながら、第1の測定および第2の測定を行う。一定の実施形態によれば、DRS1のBWが、F1の少なくとも1つのセルのセルのBWより小さいとき、測定は、測定ギャップを使用および共有して行われることが可能である。一方、DRS1のBW=F1の全てのセルのセルのBW、であるとき、第1の測定は、測定ギャップがない状態で行われることが可能である。
一定の実施形態によれば、ステップ310における測定の実行は、測定結果(別名、測定の結果)を入手すること、受信機の帯域幅を設定もしくは(再)調整すること、(無線デバイス110から、および無線デバイス110による、送信および受信における割込みを引き起こす可能性のある)測定ギャップを設定すること、測定ギャップにおいて信号を受信するように受信機を設定もしくは(再)調整すること、1つもしくは複数の測定サンプルを入手すること、ならびに/または2つ以上の測定サンプルを測定に組み合わせること、のうちの任意の1つまたは複数を含むことができる。
例えば、第1の測定および第2の測定の同一周波数内測定のための測定ギャップを無線デバイス110が共有できないことにより、または共有を妨げる測定ギャップ設定[例えば測定パターンと適合されないこと]により、または別の理由により、第1の測定および第2の測定のうちの1つを無線デバイス110が行えなかった場合、無線デバイス110は、第1の測定および第2の測定のうちのただ1つを行うことを決定することができる。例えば、特定の実施形態において、第1の測定が、このケースにおいて常に選択/優先されることが可能であり、また第2の測定が、このケースにおいて常に選択/優先されることが可能であるなど。無線デバイス110は、ギャップ共有が行われなかったか、行われることが不可能であったこと、または上記の理由により、測定のうちの1つが行われなかったことを別のノード(例えばネットワークノード115など)に示すこともできる。
ステップ312において、無線デバイス110は、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つの結果を別のノードに送る。一定の実施形態によれば、結果の例は、測定結果(例えば、RSRP、RSRQ、電力測定、時間測定、時間差測定、rx−tx時間差測定、AoA、セルID、ビームIDなど(セクション5.1における多くの測定の例を参照されたい))、ログに記録された測定を有するログ(例えば、RRC_IDLEにおけるMDTにおける、またはRRC_IDLEにおいて測定が行われるときのようなもの)、測定に基づいて判定された無線デバイスの位置、リンク故障指標、測定問題指標、第1および第2の測定のための測定ギャップを無線デバイスが共有できないこと、第1および第2の測定のためのギャップ共有が行われたかどうか、および/またはどのように行われたかを示す性質のあるルールまたはパラメータ、を含むことができる。
一定の実施形態によれば、結果を送ることは、上述のステップに適応される必要がある可能性もある。例えば、無線デバイス110がどのように、またいつレポートすることになるかは、適応されることが可能である。無線デバイス110は、一般に、測定が利用可能になった後、所定の短い時間でレポートすることを必要とされる可能性があり、この時間は、測定がどのように行われるか、および測定のためにギャップが使用され、共有されたかどうか/どのように使用され、共有されたかどうかに依存する測定時間に依存する可能性がある。例えば、第1の測定が、1つのケースにおいてリソースが少なくなり、別のケースにおいてリソースが多くなるように、ギャップが共有される場合、同じ測定は、時間T1およびT2の中でそれぞれレポートされることになる(T2はT1より短い)。
ステップ314において、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つの結果は、1つまたは複数の動作タスクのために使用されることが可能である。結果の例は、上記で提供されたものを含むことができる。一定の実施形態によれば、結果の使用の例は、無線デバイスの位置決定または位置判定、RRM、セル変更またはハンドオーバ、RLMを行うこと、SON、MDT、受信機設定の最適化、統計情報のための結果をログに記録すること、ギャップ共有設定を保存することなどを含むことができる。
図6は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するための無線デバイス110による方法600の別の例を示す。方法600はステップ602において始まることができ、このとき、無線デバイス110は、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を第1のネットワークノード115aから受信する。ステップ604において、無線デバイス110は、検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報を第2のネットワークノード115bから受信する。特定の実施形態において、第1のタイプの検出参照信号は、位置決定参照信号である。
ステップ606において、無線デバイス110は、第1の設定情報および第2の設定情報に基づいてセル識別遅延または測定遅延を判定する。一定の実施形態によれば、セル識別遅延または測定遅延は可変である。特定の実施形態において、セル識別遅延または測定遅延は、検出参照信号の第1のタイプに関するものである。
特定の実施形態において、セル識別遅延または測定遅延を判定するステップは、第1のタイプの検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延またはデフォルトの測定遅延を増加させることを含むことができる。例えば、デフォルトのセル識別遅延は、第1のタイプの検出参照信号に対する測定が、第2のタイプの検出参照信号に対する測定より優先度が高いときに、第1のタイプの検出参照信号に対する測定を行うために増加されることが可能である。
別の例として、特定の実施形態において、無線デバイス110は、測定ギャップ設定、および検出参照信号の第1のタイプの設定の関数であるパラメータによって、デフォルトのセル識別遅延またはデフォルトの測定遅延を増加させることができる。1つの実施形態において、測定ギャップ設定、および検出参照信号の第1のタイプの設定は、測定ギャップの周期、および検出参照信号の第1のタイプの周期を含むことができる。
ステップ608において、無線デバイス110は、第1のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの第1の測定を行う。特定の実施形態において、無線デバイス110は、第1のタイプの検出参照信号と関連付けられた帯域幅がサービングキャリアの帯域幅に等しいと判定することができる。判定することに応答して、無線デバイス110は、測定ギャップがない状態で、第1のタイプの検出参照信号に対する少なくとも1つの第1の測定を行うことができる。別の例として、別の特定の実施形態において、無線デバイス110は、第1のタイプの検出参照信号と関連付けられた帯域幅がサービングキャリア上の全てのセルの帯域幅に等しいと判定することができる。判定することに応答して、無線デバイス110は、第1のセルからデータまたは制御信号を受信するために無線デバイスによって使用される帯域幅の中で、第1のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの測定を行うことができる。
ステップ610において、無線デバイス110は、第2のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの第2の測定を行う。特定の実施形態において、例えば、少なくとも1つの第2の測定は、セル識別遅延に対応する期間の中で行われるセルの識別、または測定遅延に対応する期間の中で行われる測定を含むことができる。
特定の実施形態において、第2のタイプの検出参照信号に対する測定は、第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて行われることが可能である。例えば、無線デバイス110は、第1のタイプの検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さいと判定することができる。特定の実施形態において、無線デバイス110は次に、第2の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて第1のタイプの検出参照信号に対する測定を行うことができる。
特定の実施形態において、ステップ602およびステップ604において第1の設定情報および第2の設定情報をそれぞれ受信する前に、無線デバイス110は、第2の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて第1のタイプの検出参照信号に対する測定を行う能力の指示を第1のネットワークノードに送信することができる。
ステップ612において、無線デバイス110は、少なくとも1つの第1の測定および少なくとも1つの第2の測定に基づいて1つまたは複数の動作タスクを行う。様々な特定の実施形態において、例えば、動作タスクは、セル識別遅延または測定遅延に応じて、少なくとも1つの第1の測定または少なくとも1つの第2の測定の結果を第1のネットワークノード115aまたは第2のネットワークノード115bにレポートすることと、無線デバイスの位置を判定することと、セル変更を行うことと、無線リンク監視を行うことと、受信機設定を最適化することと、結果をログに記録することと、のうちの任意の1つまたは複数を含むことができる。
図7は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するためのネットワークノード115の例を示す。上述のように、ネットワークノード115は、無線デバイスおよび/または別のネットワークノードと通信する無線ネットワークノードのいずれかのタイプ、または任意のネットワークノードであることが可能である。ネットワークノード115の例は上記で提供される。
ネットワークノード115は、ホモジニアス配置、ヘテロジニアス配置、または混合型配置として、ネットワーク100の全体を通して配置されることが可能である。ホモジニアス配置は一般に、ネットワークノード115の同じ(もしくは類似の)タイプ、ならびに/または類似のカバレッジおよびセルサイズおよびサイト間距離で構成される配置を説明することができる。ヘテロジニアス配置は一般に、異なるセルサイズ、送信電力、容量、およびサイト間距離を有する様々なタイプのネットワークノード115を使用する配置を説明することができる。例えば、ヘテロジニアス配置は、マクロセルレイアウトの全体を通して設置される複数の低電力ノードを含むことができる。混合型配置は、ホモジニアス部分およびヘテロジニアス部分の混合を含むことができる。
ネットワークノード115は、送受信機710、処理回路720、メモリ730、およびネットワークインターフェース740の1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実施形態において、送受信機710は、(例えばアンテナを介して)無線デバイス110との間で無線信号を送信すること、および無線信号を受信することを容易にし、処理回路720は、ネットワークノード115によって行われるような上述の機能のいくつかまたは全てを行うための命令を実行し、メモリ730は、処理回路720によって実行される命令を格納し、ネットワークインターフェース740は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、コアネットワークノード、または無線ネットワークコントローラなどの、バックエンドのネットワーク構成要素に信号を通信する。
一定の実施形態において、ネットワークノード115は、マルチアンテナ技法を使用する能力があることが可能であり、複数のアンテナを装備され、MIMO技法をサポートする能力があることが可能である。1つまたは複数のアンテナは、制御可能な偏波を有することができる。つまり、各エレメントは、ビーム形成の重みの異なるセットが、発せられた波の異なる偏波を示すことになるように、異なる偏波(例えば交差偏波におけるような90度分離)を有する2つの同じ位置に配置されたサブエレメントを有することができる。
処理回路720は、ネットワークノード115の説明される機能のいくつかまたは全てを行うために命令を実行し、データを操作するための1つまたは複数のモジュールに実装されたハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組合せを含むことができる。いくつかの実施形態において、処理回路720は、例えば、1つもしくは複数のコンピュータ、1つもしくは複数の中央処理装置(CPU)、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のアプリケーション、および/または他のロジックを含むことができる。
メモリ730は、ロジック、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどの1つもしくは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションなどの命令、および/またはプロセッサによって実行されることが可能な他の命令を格納するように一般に動作可能である。メモリ730の例は、コンピュータメモリ(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)もしくはリードオンリメモリ(ROM))、マスストレージ媒体(例えばハードディスク)、取外し可能ストレージ媒体(例えばコンパクトディスク(CD)もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または、または情報を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性の、非一時的コンピュータ可読メモリデバイスおよび/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークインターフェース740は、処理回路720に通信連結され、ネットワークノード115に対する入力を受信すること、ネットワークノード115から出力を送ること、入力もしくは出力もしくは両方の適切な処理を行うこと、他のデバイスに通信すること、または前述のいずれかの組合せ、を行うように動作可能な任意の適切なデバイスを指すことができる。ネットワークインターフェース740は、ネットワークを通じて通信するための、妥当なハードウェア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)、ならびにプロトコル変換およびデータ処理能力を含むソフトウェアを含むことができる。
ネットワークノード115の他の実施形態は、上述の機能のいずれか、および/または(上述の解決策をサポートするのに必要な任意の機能を含む)任意の追加機能を含む、無線ネットワークノードの機能の一定の態様を行う責任がある可能性のある、図7に示されたもの以上の追加の構成要素を含むことができる。様々な異なるタイプのネットワークノードは、同じ物理ハードウェアを有するが、異なる無線アクセス技術をサポートするように(例えばプログラミングによって)設定された構成要素を含むことができ、また異なる物理構成要素に部分的または全面的に相当することが可能である。さらに、単なる例のために、第1および第2という用語が提供され、入れ替えられることが可能である。
図8は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するためのネットワークノード115による方法800の例を示す。方法はステップ802において始まり、このとき、ネットワークノード115は、無線デバイス110がサービングキャリアに対して第1の測定を行う必要性を判定する。一定の実施形態によれば、ステップ804は、図3のステップ304について上述されたものと同様に行われることが可能である。
ステップ804において、ネットワークノード115は、無線デバイス110がサービングキャリアに対して第2の測定を行う必要性を判定する。一定の実施形態によれば、ステップ804は、図3のステップ306について上述されたものと同様に行われることが可能である。
ステップ806において、ネットワークノード115は、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つを行うための測定ギャップが必要であることを判定する。一定の実施形態によれば、ステップ806は、図3のステップ308について上述されたものと同様に行われることが可能である。
ステップ808において、また測定ギャップの判定された必要性に基づいて、ネットワークノード115は、設定または再設定を制御または提案する。設定または再設定は、適用される測定手順に依存することが可能である。
一定の実施形態によれば、ネットワークノード115は、ネットワークノード115または別のノードの送信設定を変更することができる。特定の実施形態において、ネットワークノード115は、時間ドメインおよび/または周波数ドメインのリソースを変更することができる。例えば、ネットワークノード115は、DRS1信号および/またはDRS2信号の送信のために使用されるBW割当を変更することができる。別の例として、ネットワークノード115は、ギャップを使用しないようにするために、DRS1および/またはDRS2を送信するために使用される帯域幅を増加させることができる。さらに別の例において、ネットワークノード115は、ギャップを整合させるために、一定のタイプの信号(例えば、DRS1、DRS2)を送信するために使用されるネットワークノード115の周期または密度を適応させることができる。
別の特定の実施形態によれば、ネットワークノード115は、ネットワークノード115または別のネットワークノードの送信パターンを変更することができる。例えば、ネットワークノード115は、測定ギャップ設定を整合させるために、ネットワークノード115の信号送信パターンを適応させることができる。第1の測定を実行するために80ms毎または160ms毎の測定ギャップが使用される実施形態の特定の例において、ネットワークノード115は、80ms毎または160ms毎のギャップの中でDRS1信号が発生するように、ネットワークノード115のDRS1信号送信パターンを適応させることができる。
別の特定の実施形態によれば、ネットワークノード115は、測定機会の長さを変更することができる。例えば、ネットワークノード115は、位置決定機会におけるPRSサブフレームの数を変更することができる。
別の特定の実施形態によれば、ネットワークノード115は、DRS設定を変更することができる。
一定の実施形態によれば、ネットワークノード115は、無線デバイス110の設定を変更することができる。特定の実施形態において、例えば、ネットワークノード115は、UEの測定ギャップ設定を変更することができる。例えば、ネットワークノード115は、ギャップのオフセット、ギャップ周期、ギャップ長、または別のギャップ設定を変更することができる。特定の実施形態において、2つ以上の測定タイプがこのようなギャップを使用することになるとき、多くのギャップが必要とされる可能性があり、ギャップにおいて測定されることになる、全て、いくつか、または一定の量の信号の送信機会と測定ギャップを整合させる。
特定の実施形態において、例えば、ネットワークノード115は、無線デバイス110の第1および/または第2の測定設定を変更することができる。例えば、ネットワークノード115は、時間ドメインおよび/または周波数ドメインのリソースまたは測定パターン、測定周期、サンプリングレート、サービングキャリアに対する任意の測定または第1および/もしくは第2の測定のためのBWなどを変更することができる。
特定の実施形態において、例えば、ネットワークノード115は、データを受信するため、ならびに/または第1および/もしくは第2の測定を行うための、UEのホッピング設定を変更することができる。例えば、ネットワークノード115は、同じギャップにおいて行われることになる測定のためにホッピングリソースを整合させること、異なるギャップにおいて行われることになる測定のためにホッピングリソースをずらすこと/偏移させること、ならびに/または例えば意図された信号の全てもしくは大部分をギャップにおいてキャプチャするために、完全なもしくは少なくとも一定の重複を保証するためのホッピングパターンおよび測定ギャップパターンを整合させること、ができる。
特定の実施形態において、例えば、ネットワークノード115は、測定待機時間を変更することができる。例えば、ネットワークは、一定時間内に測定結果が受信されなかった場合、測定が失敗したとみなすことになる。ネットワークノード115は、測定成功/測定失敗の統計情報を収集することができる。特定の実施形態において、測定成功/測定失敗の統計情報は、目標と比較されることも可能である。例えば、実施形態の1つの例によれば、無線デバイス110が適合テストにパスするためには90%の成功が必要とされ、および/または無線デバイス110に向けたアクション(例えば、測定設定、RRC再設定、サービングセルの変更などに対する新しい試み)を誘発することができる。
図9は、一定の実施形態による、異なるタイプの同一周波数内測定の間のギャップ共有を制御するためのネットワークノード115による方法900の別の例を示す。方法はステップ902において始まり、このとき、ネットワークノード115は、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を無線デバイス110に送信する。
ステップ904において、ネットワークノード115は、検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を無線デバイス110に送信する。
ステップ904において、ネットワークノード115は、第1の設定情報、および無線デバイスによって受信されることになる検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報に基づいてセル識別遅延または測定遅延を判定する。一定の実施形態によれば、セル識別遅延または測定遅延は可変である。
ステップ906において、ネットワークノード115は、判定されたセル識別遅延または測定遅延に基づいて検出参照信号の第1のタイプに対して行われた測定の結果を無線デバイス110から受信する。
特定の実施形態において、検出参照信号の第1のタイプは、位置決定参照信号であることが可能であり、第1のタイプの検出参照信号と関連付けられた帯域幅は、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さいことが可能であり、および/またはセル識別遅延もしくは測定遅延は、検出参照信号の第1のタイプに関するものであることが可能である。このような実施形態において、デフォルトのセル識別遅延は、第1のタイプの検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに増加されることが可能である。別の実施形態において、デフォルトのセル識別遅延は、第1のタイプの検出参照信号に対する測定が、第2のタイプの検出参照信号に対する測定より優先度が高いときに、第1のタイプの検出参照信号に対する測定を行うために増加されることが可能である。
検出参照信号の第1のタイプが位置決定参照信号である場合、第2のタイプの検出参照信号に対する測定は、第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて無線デバイスによって行われることが可能である。特定の実施形態において、方法は、第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて第2のタイプの検出参照信号に対する測定を無線デバイスによって行えるという指示を無線デバイスから受信することをさらに含むことができる。
別の特定の実施形態において、検出参照信号の第2のタイプは、位置決定参照信号であることが可能であり、第2のタイプの検出参照信号と関連付けられた帯域幅は、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さいことが可能であり、および/またはセル識別遅延もしくは測定遅延は、検出参照信号の第2のタイプに関するものであることが可能である。このような実施形態において、デフォルトのセル識別遅延は、第2のタイプの検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに増加されることが可能である。別の実施形態において、デフォルトのセル識別遅延は、第2のタイプの検出参照信号に対する測定が、第1のタイプの検出参照信号に対する測定より優先度が高いときに、第2のタイプの検出参照信号に対する測定を行うために増加されることが可能である。
検出参照信号の第2のタイプが位置決定参照信号である場合、第1のタイプの検出参照信号に対する測定は、第2の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて無線デバイスによって行われることが可能である。特定の実施形態において、方法は、第2の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて第1のタイプの検出参照信号に対する測定を無線デバイスによって行えるという指示を無線デバイスから受信することをさらに含むことができる。
図10は、一定の実施形態による、例示的な無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードを示す。ネットワークノードの例は、モバイル交換局(MSC)、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、移動管理エンティティ(MME)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、などを含むことができる。無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード1000は、処理回路1020、メモリ1030、およびネットワークインターフェース1040を含む。いくつかの実施形態において、処理回路1020は、ネットワークノードによって行われるような上述の機能のいくつかまたは全てを行うための命令を実行し、メモリ1030は、処理回路1020によって実行される命令を格納し、ネットワークインターフェース1040は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆交換電話網(PSTN)、ネットワークノード115、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード1000などの任意の適切なノードに信号を通信する。
処理回路1020は、無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノード1000の説明される機能のいくつかまたは全てを行うために命令を実行し、データを操作するための1つまたは複数のモジュールに実装されたハードウェアとソフトウェアの任意の適切な組合せを含むことができる。いくつかの実施形態において、処理回路1020は、例えば、1つもしくは複数のコンピュータ、1つもしくは複数の中央処理装置(CPU)、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数のアプリケーション、および/または他のロジックを含むことができる。
メモリ1030は、ロジック、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどの1つもしくは複数を含むコンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションなどの命令、および/またはプロセッサによって実行されることが可能な他の命令を格納するように一般に動作可能である。メモリ1030の例は、コンピュータメモリ(例えばランダムアクセスメモリ(RAM)もしくはリードオンリメモリ(ROM))、マスストレージ媒体(例えばハードディスク)、取外し可能ストレージ媒体(例えばコンパクトディスク(CD)もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または、または情報を格納する、他の任意の揮発性もしくは不揮発性の、非一時的コンピュータ可読メモリデバイスおよび/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
いくつかの実施形態において、ネットワークインターフェース1040は、処理回路1020に通信連結され、ネットワークノードに対する入力を受信すること、ネットワークノードから出力を送ること、入力もしくは出力もしくは両方の適切な処理を行うこと、他のデバイスに通信すること、または前述のいずれかの組合せ、を行うように動作可能な任意の適切なデバイスを指すことができる。ネットワークインターフェース1040は、ネットワークを通じて通信するための、妥当なハードウェア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインターフェースカードなど)、およびプロトコル変換およびデータ処理能力を含むソフトウェアを含むことができる。
ネットワークノードの他の実施形態は、上述の機能のいずれか、および/または(上述の解決策をサポートするのに必要な任意の機能を含む)任意の追加機能を含む、ネットワークノードの機能の一定の態様を行う責任がある可能性のある、図10に示されたもの以上の追加の構成要素を含むことができる。
一定の実施形態によれば、無線デバイスにおける方法は、本明細書で説明される1つまたは複数の実施形態による動作を無線デバイスが行えることを別のノードに示すことを任意選択で含むことができる。方法は、サービングキャリア(F1)の検出参照信号の第1のタイプ(DRS1)に対して第1の測定を行う必要性を判定することと、サービングキャリア(F1)のDRSの第2のタイプ(DRS2)に対して第2の測定を行う必要性を判定することと、少なくとも第2の測定を行うための測定ギャップが必要であることを判定することと、DRS1のBWがF1の少なくとも1つのセルのセルのBWより小さい場合に、測定ギャップを使用および共有すること、またはDRS1のBW=F1の全てのセルのセルのBW、である場合に、測定ギャップがない状態で第1の測定を行うことを行いながら、判定された必要性に基づいて第1の測定および第2の測定を行うことと、をさらに含むことができる。
任意選択で、方法は、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つの結果を別のノードに送ることをさらに含むことができる。
任意選択で、方法は、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つの結果を1つまたは複数の動作タスクのために使用することをさらに含むことができる。
一定の実施形態によれば、無線デバイスは、処理回路を含むことができ、処理回路は、任意選択で、本明細書で説明される1つまたは複数の実施形態による動作を無線デバイスが行えることを別のノードに示すように設定される。処理回路は、サービングキャリア(F1)の検出参照信号の第1のタイプ(DRS1)に対して第1の測定を行う必要性を判定することと、サービングキャリア(F1)のDRSの第2のタイプ(DRS2)に対して第2の測定を行う必要性を判定することと、少なくとも第2の測定を行うための測定ギャップが必要であることを判定することと、DRS1のBWがF1の少なくとも1つのセルのセルのBWより小さい場合に、測定ギャップを使用および共有すること、またはDRS1のBW=F1の全てのセルのセルのBW、である場合に、測定ギャップがない状態で第1の測定を行うことを行いながら、判定された必要性に基づいて第1の測定および第2の測定を行うことと、を行うようにさらに設定されることが可能である。
任意選択で、処理回路は、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つの結果を別のノードに送るようにさらに設定されることが可能である。
任意選択で、処理回路は、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つの結果を1つまたは複数の動作タスクのために使用するようにさらに設定されることが可能である。
一定の実施形態によれば、ネットワークノードにおける方法は、UEがサービングキャリアに対して第1の測定を行う必要性を判定することと、UEがサービングキャリアに対して第2の測定を行う必要性を判定することと、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つを行うための測定ギャップが必要であることを判定することと、第1および/または第2の測定のために使用される信号のための独自のノードまたは別のノードの送信設定(例えば、時間ドメインおよび/または周波数ドメインのリソースまたはパターン、伝送帯域幅など)、UEの測定ギャップ設定、例えば、時間ドメインおよび/または周波数ドメインのリソースまたはパターン、周期、サービングキャリアに対する任意の測定または第1および/もしくは第2の測定のためのBW、などといった第1および/または第2の測定設定、データを受信するためならびに/または第1および/もしくは第2の測定を行うためのUEのホッピング設定、DRS設定、UEの機能設定(例えばDRXサイクル長)の1つまたは複数の(再)設定を、測定ギャップの判定された必要性に基づいてネットワークノードが制御するか提案することと、を含むことができる。
一定の実施形態によれば、ネットワークノードは、処理回路を含むことができ、処理回路は、UEがサービングキャリアに対して第1の測定を行う必要性を判定することと、UEがサービングキャリアに対して第2の測定を行う必要性を判定することと、第1の測定および第2の測定のうちの少なくとも1つを行うための測定ギャップが必要であることを判定することと、第1および/または第2の測定のために使用される信号のための独自のノードまたは別のノードの送信設定(例えば、時間ドメインおよび/または周波数ドメインのリソースまたはパターン、伝送帯域幅など)、UEの測定ギャップ設定、例えば、時間ドメインおよび/または周波数ドメインのリソースまたはパターン、周期、サービングキャリアに対する任意の測定または第1および/もしくは第2の測定のためのBW、などといった第1および/または第2の測定設定、データを受信するためならびに/または第1および/もしくは第2の測定を行うためのUEのホッピング設定、DRS設定、UEの機能設定(例えばDRXサイクル長)の1つまたは複数の(再)設定を、測定ギャップの判定された必要性に基づいてネットワークノードが制御するか提案することと、を行うように設定される。
本開示の一定の実施形態は、1つまたは複数の技術的長所をもたらすことができる。例えば、一定の実施形態は、測定ギャップが同一周波数内測定に対しても必要とされるときに、同一周波数内測定を行う可能性を与えること、およびもたらすことができる。別の例として、一定の実施形態は、様々な要求事項または優先度/重要性と関連付けられることも可能な、異なるタイプの同一周波数内測定の間の測定ギャップを共有する可能性を与えること、およびもたらすことができる。さらに別の例として、一定の実施形態は、サービングセルに対する測定のためにギャップ共有を動的にさらに制御する可能性を与えること、および、またはもたらすことができる。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明されるシステムおよび装置に対して修正、追加、または省略が行われることが可能である。システムおよび装置の構成要素は統合されること、または分離されることが可能である。さらに、システムおよび装置の動作は、より多くの、より少ない、または他の構成要素によって行われることが可能である。さらに、システムおよび装置の動作は、ソフトウェア、ハードウェア、および/または他のロジックを含む任意の適切なロジックを使用して行われることが可能である。本書類において使用されるように、「各」は、セットの各メンバ、またはセットのサブセットの各メンバを指す。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明される方法に対して修正、追加、または省略が行われることが可能である。方法は、より多くの、より少ない、または他のステップを含むことができる。さらに、ステップは、任意の適切な順序で行われることが可能である。
本開示は、一定の実施形態の観点から説明されたが、実施形態の代替および並替えは、当業者には明らかであろう。したがって、実施形態の上記の記述は、本開示を制限するものではない。他の変更、代用、および代替は、以下の特許請求の範囲によって規定されるように、本開示の精神および範囲から逸脱することなく可能である。
先の説明において使用された省略形は以下を含む。
ACK 承認
ADC アナログ/デジタル変換
AGC 自動利得制御
ANR 自動近隣関係
AP アクセスポイント
BCH ブロードキャストチャネル
BLER ブロックエラー率
BS 基地局
BSC 基地局コントローラ
CA キャリアアグリゲーション
CC コンポーネントキャリア
CG セルグループ
CGI セルグローバルアイデンティティ
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CSG クローズドサブスクライバグループ
DAS 分散アンテナシステム
DC デュアルコネクティビティ
DFT 離散フーリエ変換
DL ダウンリンク
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
DRX 間欠受信
EARFCN エボルブド絶対無線周波数チャネル番号
ECGI エボルブドCGI
eNB eNodeB
FDD 周波数分割複信
FFT 高速フーリエ変換
HD−FDD 半二重FDD
HO ハンドオーバ
LCMS 移動状態の重要度のレベル
M2M マシンツーマシン
MAC 媒体アクセス制御
MCG マスタセルグループ
MDT ドライブテストの最小化
MeNB マスタeNodeB
MME 移動管理エンティティ
MRTD 最大受信タイミング差
MSR マルチスタンダード無線機
NACK 非承認
OFDM 直交周波数分割多重
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
PCC 1次コンポーネントキャリア
PCI 物理セルアイデンティティ
PCell 1次セル
PCG 1次セルグループ
PCH ページングチャネル
PDU プロトコルデータユニット
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理HARQ指示チャネル
PLMN 地上波公共移動通信ネットワーク
ProSe 近傍サービス
PSCell 1次SCell
PSC 1次サービングセル
PSS 一次同期信号
PSSS 1次サイドリンク同期信号
RAT 無線アクセス技術
RF 無線周波数
RLM 無線リンク監視
RNC 無線ネットワークコントローラ
RRC 無線リソース制御
RRH リモート無線ヘッド
RRU リモートラジオユニット
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質
RSSI 受信信号強度指標
RSTD 参照信号時間差
SCC 2次コンポーネントキャリア
SCell 2次セル
SCG 2次セルグループ
SeNB 2次eNodeB
SFN システムフレーム番号
SGW シグナリングゲートウェイ
SINR 信号対干渉およびノイズ比
SON 自己組織化ネットワーク
SSC 2次サービングセル
SSS 2次同期信号
TA タイミングアドバンス
TAG タイミングアドバンスグループ
TDD 時分割複信
Tx 送信機
UARFCN 絶対無線周波数チャネル番号
UE ユーザ機器
UL アップリンク
V2X 車両対X
V2I 車両対インフラストラクチャ
V2P 車両対歩行者
追加情報(3GPP TS36.133 Rel.14の草案)
8.15.2 CEモードAであるUEカテゴリM2への要求事項
従属項8.15.2における要求事項のUEカテゴリM2の適用は、セクション3.6において規定される。本セクションにおける要求事項は、CEモードAで設定されるUEカテゴリM2に適用可能である。項8.15.2において規定される要求事項は、以下の条件が満たされる場合、適用される。
− テーブル8.1.2.1−1において規定されるギャップパターンのいずれかによる測定ギャップでUEが設定される。
8.15.2.1 CEモードAであるUEカテゴリM2に対する複数監視のための最大許容レイヤ
CEモードAで設定されるUEのUEカテゴリM2は、少なくとも以下を監視することができる。
− UEの能力に応じた、2つのFDDのE−UTRA異周波数間キャリア、および
− UEの能力に応じた、2つのTDDのE−UTRAキャリア
上記で規定された要求事項に加えて、UEは、1つのサービング搬送周波数、およびE−UTRAのFDD異周波数間レイヤとE−UTRAのTDD異周波数間レイヤの上記で規定された組合せのいずれかを含む、合計で少なくとも5つの搬送周波数レイヤを監視することができる。
8.15.2.2 CEモードAであるUEカテゴリM2によるE−UTRANの同一周波数内測定
UEは、新しい同一周波数内セルを識別し、物理レイヤのセルアイデンティティを収める明示的な同一周波数内近隣セルのリストがない状態で、識別した同一周波数内セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができる。RRC_CONNECTED状態の間、UEは、識別した同一周波数内セルを継続的に測定し、新しい同一周波数内セルをさらに検索して識別する。
8.15.2.2.1 E−UTRANのFDD同一周波数内測定
8.15.2.2.1.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中でないとき、UEは、
SCH Es/Iot
≧−6dBであるとき、テーブル8.15.2.2.1.1−1における要求事項に従って、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別して測定することができる。

テーブル8.15.2.2.1.1-1:FDD同一周波数内セルに対するセル識別遅延および測定遅延についての要求事項
Figure 2020516148
intra_M2_NC=1/X*100であり、ここで、Xは、シグナリングされるRRCパラメータTBD[2]である。
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−1に従う
セルの識別は、セルの検出、および測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2である単一の測定をさらに行うことを含む。高い方のレイヤのフィルタリングが使用される場合、さらなるセル識別遅延が予期される可能性がある。
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、テーブル8.15.2.2.1.1−1に従う。測定ギャップが有効化されると、UEは、少なくとも6つのセルに対して測定を行うことができる。UEが6つのセルより多く識別した場合、UEは測定を行うが、UEの物理レイヤから高い方のレイヤへの、セルのRSRP測定およびRSRQ測定のレポート率は低下する可能性がある。
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.2.1.1.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.2.1.1.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.2.1.1.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.2.1.1.1.3に指定された要求事項を満たす。
8.15.2.2.1.1.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.2.1.1において規定されるTidentify intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.2.1.1において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、TMeasurement_Period_UE cat M2, intraより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.2.1.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.2.1.2−1において示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_NCの中で、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.2.1.2−1Aにおいて示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_NCの中で、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別することができる。

テーブル8.15.2.2.1.2-1:新たに検出可能なFDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.2.1.2-1A:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なFDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録B.2.14−1に従う
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、Tmeasure_intra_UE cat M2である。DRXが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.2.1.2−2において指定されるようなものである。eDRX_CONNが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.2.1.2−3において指定されるようなものである。UEは、6つの識別した同一周波数内セルに対してRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2である測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。

テーブル8.15.2.2.1.2-2:FDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.2.1.2-3:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのFDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.2.1.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.2.1.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.2.1.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.2.1.2.1.3に指定された要求事項を満たす。
8.15.2.2.1.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.2.1.2において規定されるTidentify_intra, UE cat M2より小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.2.1.2において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.2.2 HD−FDDに対するE−UTRANの同一周波数内測定
8.15.2.2.2.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの同一周波数内測定
本セクションにおける要求事項は、1つまたは複数のサポートされる周波数帯域において半二重動作をサポートするUEに適用可能である[2]。
項8.15.2.2.1.1において規定される要求事項は、以下の条件が満足される場合、本セクションにも適用される。
− UEによって識別されることになる同一周波数内セルの無線フレーム毎に少なくともダウンリンクサブフレーム#0または#5が、Tidentify_intra_UE cat M2にわたってUEにおいて利用可能である
− 測定セルの無線フレーム毎に少なくとも1つのダウンリンクサブフレームが、測定セルがTmeasure_intra_UE cat M2にわたって識別したセルであると仮定するRSRP測定に対してUEにおいて利用可能である
− セクション9.1.2.1およびセクション9.1.2.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−2に従う
8.15.2.2.2.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの同一周波数内測定
本セクションにおける要求事項は、1つまたは複数のサポートされる周波数帯域において半二重動作をサポートするUEに適用可能である[2]。
DRXが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.2.2.2−1において示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なHD−FDD同一周波数内セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.2.2.2−1Aにおいて示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_NCの中で、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別することができる。

テーブル8.15.2.2.2.2-1:新たに検出可能なHD-FDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.2.2.2-1A:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なHD-FDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−2に従う
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、Tmeasure_intra_UE cat M2である。DRXが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.2.2.2−2において指定されるようなものである。eDRX_CONNが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.2.2.2−3において指定されるようなものである。UEは、6つの識別した同一周波数内セルに対してRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2である測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。

テーブル8.15.2.2.2.2-2:HD-FDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.2.2.2-3:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのHD-FDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.2.2.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.2.2.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.2.2.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.2.2.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.2.2.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.2.2.2において規定されるTidentify_intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.2.2.2において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.2.3 E−UTRANのTDD同一周波数内測定
8.15.2.2.3.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中でないとき、UEは、
SCH Es/Iot
≧−6dBであるとき、テーブル8.15.2.2.3.1−1における要求事項に従って、新しい検出可能なTDD同一周波数内セルを識別して測定することができる。

テーブル8.15.2.2.3.1-1:TDD同一周波数内セルに対するセル識別遅延および測定遅延についての要求事項
Figure 2020516148
intra=1/X*100であり、ここで、Xは、シグナリングされるRRCパラメータTBD[2]である。
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−1に従う
セルの識別は、セルの検出、および測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2である単一の測定をさらに行うことを含む。高い方のレイヤのフィルタリングが使用される場合、さらなるセル識別遅延が予期される可能性がある。
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、テーブル8.15.2.2.3.1−1に従う。測定ギャップが有効化されると、UEは、少なくとも6つのセルに対して測定を行うことができる。UEが6つのセルより多く識別した場合、UEは測定を行うが、UEの物理レイヤから高い方のレイヤへの、セルのRSRP測定およびRSRQ測定のレポート率は低下する可能性がある。
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.2.3.1.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.2.3.1.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.2.3.1.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.2.3.1.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.2.3.1.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.2.3.1において規定されるTidentify intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.2.3.1において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、TMeasurement_Period intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.2.3.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.2.3.2−1において示されるようなTidentify_intra_ UE cat M2において、新しい検出可能なTDD同一周波数内セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.2.3.2−1Aにおいて示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なTDD同一周波数内セルを識別することができる。

テーブル8.15.2.2.3.2-1:新たに検出可能なTDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.2.3.2-1A:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なTDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− 項9.1.x.1および項9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−1に従う
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、Tmeasure_intra_UE cat M2である。DRXが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.2.3.2−2において指定されるようなものである。eDRX_CONNが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.2.3.2−3において指定されるようなものである。UEは、6つの識別した同一周波数内セルに対してRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2である測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。

テーブル8.15.2.2.3.2-2:TDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.2.3.2-3:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのTDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.2.3.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.2.3.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.2.3.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.2.3.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.2.3.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.2.3.2において規定されるTidentify_intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.2.3.2において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_intra_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.3 CEモードAであるUEカテゴリM2によるE−UTRANの異周波数間測定
UEは、新しい異周波数間セルを識別することができ、物理レイヤのセルアイデンティティを有する明示的な近隣リストが提供されなかったとしても、搬送周波数情報がPCellによって提供される場合、識別した異周波数間セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行う。RRC_CONNECTED状態の間、UEは、識別した異周波数間セルを継続的に測定し、新しい異周波数間セルをさらに検索して識別する。
8.15.2.3.1 E−UTRANのFDD−FDD異周波数間測定
8.15.2.3.1.1 DRXが使用されないときのE−UTRANのFDD−FDD異周波数間測定
DRXが使用中でないとき、UEは、
SCH Es/Iot
>=−6dB、であるとき、テーブル8.15.2.3.1.1−1における要求事項に従って、新しい検出可能なFDD異周波数間セルを識別して測定することができる。

テーブル8.15.2.3.1.1-1:FDD異周波数間セルに対するセル識別遅延および測定遅延に対する要求事項
Figure 2020516148
Figure 2020516148
ここで、Xは、RRCパラメータTBD[2]によってシグナリングされる。
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−1に従う
セルの識別は、セルの検出、および測定期間Tmeasure_inter_UE cat M2_NCである単一の測定をさらに行うことを含む。高い方のレイヤのフィルタリングが使用される場合、さらなるセル識別遅延が予期される可能性がある。
RRC_CONNECTED状態において、異周波数間測定のための測定期間は、テーブル8.15.2.3.1.1−1に従う。FDD異周波数間測定のために測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEの物理レイヤは、従属項9.1.x.1および9.1.x.2において指定されるような測定精度で、RSRP測定およびRSRQ測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。
UEは、2つまでのFDD異周波数間に対して、FDD異周波数間毎に少なくとも4つの異周波数間セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、テーブル8.15.2.3.1.1−1において規定される測定期間のRSRP測定およびRSRQ測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。
8.15.2.3.1.1.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.3.1.1.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.3.1.1.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.3.1.1.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.3.1.1.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.3.1.1において規定されるTidentify inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.3.1.1において規定される少なくとも時間Tidentify_inter_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、TMeasurement_Period_UE cat M2_NC, Interより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.3.1.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの異周波数間測定
DRXが使用中であるとき、かつ測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEは、テーブル8.15.2.3.1.2−1において示されるようなTidentify_inter_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なFDD異周波数間セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、かつ測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEは、テーブル8.15.2.3.1.2−1Aにおいて示されるようなTidentify_inter_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なFDD異周波数間セルを識別することができる。

テーブル8.15.2.3.1.2-1:新たに検出可能なFDD異周波数間セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.3.1.2-1A:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なFDD異周波数間セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録B.2.14−1に従う
DRXまたはeDRX_CONNが使用中であり、UEが、FDD異周波数間毎に少なくとも4つの異周波数間セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤが、測定期間Tmeasure_inter_UE cat M2_NCのRSRPおよびRSRQを高い方のレイヤにレポートすることができるとき、測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートする。DRXが使用されるとき、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.3.1.2−2において規定されるようなものであり、eDRX_CONNが使用中であるとき、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.3.1.2−3において規定されるようなものである。

テーブル8.15.2.3.1.2-2:FDD異周波数間セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.3.1.2-3:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのFDD異周波数間セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.3.1.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.3.1.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.3.1.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.3.1.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.3.1.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.3.1.2において規定されるTidentify_inter, UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.3.1.2において規定される少なくとも時間Tidentify_inter_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.3.2 HD−FDDのためのE−UTRANの異周波数間測定
8.15.2.3.2.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの異周波数間測定
本セクションにおける要求事項は、1つまたは複数のサポートされる周波数帯域において半二重動作をサポートするUEに適用可能である[2]。
項8.15.2.3.1.1において規定される要求事項は、以下の条件が満たされる場合、本セクションにも適用される。
− UEによって識別されることになる異周波数間セルの無線フレーム毎の少なくともダウンリンクサブフレーム#0またはダウンリンクサブフレーム#5が、Tidentify_inter_UE cat M2_NCにわたってUEにおいて利用可能である
− 測定セルの無線フレーム毎の少なくとも1つのダウンリンクサブフレームが、測定セルがTmeasure_inter_UE cat M2_NCにわたって識別したセルであると仮定するRSRP測定に対してUEにおいて利用可能である
− セクション9.1.2.1およびセクション9.1.2.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−2に従う
8.15.2.3.2.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの異周波数間測定
本セクションにおける要求事項は、1つまたは複数のサポートされる周波数帯域において半二重動作をサポートするUEに適用可能である[2]。
DRXが使用中であるとき、かつ測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEは、テーブル8.15.2.3.2.2−1において示されるようなTidentify_inter_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なFDD異周波数間セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、かつ測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEは、テーブル8.15.2.3.2.2−1Aに示されるようなTidentify_inter_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なFDD異周波数間セルを識別することができる。

テーブル8.15.2.3.2.2-1:新たに検出可能なHD-FDD異周波数間セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.3.2.2-1A:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なHD-FDD異周波数間セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−2に従う
DRXまたはeDRX_CONNが使用中であり、UEが、FDD異周波数間毎に少なくとも4つの異周波数間セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤが、測定期間Tmeasure_inter_UE cat M2_NCのRSRPおよびRSRQを高い方のレイヤにレポートすることができるとき、測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートする。DRXが使用されるとき、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.3.2.2−2において規定されるようなものであり、eDRX_CONNが使用中であるとき、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.3.2.2−3において規定されるようなものである。

テーブル8.15.2.3.2.2-2:HD-FDD異周波数間セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.3.2.2-3:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのHD-FDD異周波数間セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.3.2.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.3.2.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.3.2.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.3.2.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.3.2.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.3.2.2において規定されるTidentify_inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.3.2.2において規定される少なくとも時間Tidentify_inter_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.3.3 E−UTRANのTDD異周波数間測定
8.15.2.3.3.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの異周波数間測定
DRXが使用中でないとき、かつ測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEは、
SCH Es/Iot
>=−6dB、であるとき、テーブル8.15.2.3.3.1−1における要求事項に従って新しい検出可能なTDD異周波数間セルを識別して測定することができる。

テーブル8.15.2.3.3.1-1:TDD異周波数間セルに対するセル識別遅延および測定遅延に対する要求事項
Figure 2020516148
Figure 2020516148
ここで、Xは、RRCパラメータTBD[2]によってシグナリングされる。
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−1に従う
TDD異周波数間測定のために測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEの物理レイヤは、従属項9.1.x.1および9.1.x.2において指定されるような測定精度で、テーブル8.15.2.3.3.1−1によって示された測定期間(Tmeasure_inter_UE cat M2_NC)のRSRPおよびRSRQを高い方のレイヤにレポートすることができる。
UEは、TDD異周波数間毎に少なくとも4つの異周波数間セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_inter_UE cat M2_NCのRSRP測定およびRSRQ測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。
8.15.2.3.3.1.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.3.3.1.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.3.3.1.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.3.3.1.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.3.3.1.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.3.3.1において規定されるTidentify inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.3.3.1において規定される少なくとも時間Tidentify_inter_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、TMeasurement_Period Inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.2.3.3.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの異周波数間測定
DRXが使用中であるとき、かつDRXまたはeDRX_CONNが使用中で、測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートするとき、UEは、テーブル8.15.2.3.3.2−1において示されるようなTidentify_inter_ UE cat M2において、新しい検出可能なTDD異周波数間セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.2.3.3.2−1Aにおいて示されるようなTidentify_inter_UE cat M2_NCにおいて、新しい検出可能なTDD異周波数間セルを識別することができる。

テーブル8.15.2.3.3.2-1:新たに検出可能なTDD異周波数間セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.3.3.2-1A:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なTDD異周波数間セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− 項9.1.x.1および項9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−1に従う
DRXまたはeDRX_CONNが使用中であり、UEが、3つまでのTDD異周波数間に対するTDD異周波数間毎に少なくとも4つの異周波数間セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤが、測定期間Tmeasure_inter_UE cat M2_NCのRSRP測定およびRSRQ測定を高い方のレイヤにレポートすることができるとき、測定ギャップがスケジューリングされるか、ギャップがない状態でこのような測定を行う能力をUEがサポートする。DRXが使用中であるとき、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.3.3.2−2において規定されるようなものであり、eDRX_CONNが使用中であるとき、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCは、テーブル8.15.2.3.3.2−3において規定されるようなものである。

テーブル8.15.2.3.3.2-2:TDD異周波数間セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.2.3.3.2-3:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのTDD異周波数間セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.1および従属項9.1.x.2において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.3において指定されるようなものである。
8.15.2.3.3.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.2.3.3.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
8.15.2.3.3.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.2.3.3.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.2.3.3.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.2.3.3.2において規定されるTidentify_inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.2.3.3.2において規定される少なくとも時間Tidentify_inter_UE cat M2_NCの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_inter_UE cat M2_NCより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.3 CEモードBであるUEカテゴリM2への要求事項
従属項8.15.3における要求事項のUEカテゴリM2の適用は、セクション3.6において規定される。本セクションにおける要求事項は、CEモードBで設定されるUEカテゴリM2に適用可能である。項8.15.3において規定される要求事項は、以下の条件が満たされる場合、適用される。
− テーブル8.1.2.1−1において規定されるギャップパターンのいずれかによる測定ギャップでUEが設定される。
8.15.3.1 CEモードBであるUEカテゴリM2に対する複数監視のための最大許容レイヤ
CEモードAで設定されるUEのUEカテゴリM2は、少なくとも以下を監視することができる。
− UEの能力に応じた、2つのFDDのE−UTRA異周波数間キャリア、および
− UEの能力に応じた、2つのTDDのE−UTRAキャリア、
上記で規定された要求事項に加えて、UEは、1つのサービング搬送周波数、およびE−UTRAのFDD異周波数間レイヤとE−UTRAのTDD異周波数間レイヤの上記で規定された組合せのいずれかを含む、合計で少なくとも5つの搬送周波数レイヤを監視することができる。
8.15.3.2 CEモードBであるUEカテゴリM2によるE−UTRANの同一周波数内測定
UEは、新しい同一周波数内セルを識別し、物理レイヤのセルアイデンティティを収める明示的な同一周波数内近隣セルのリストがない状態で、識別した同一周波数内セルのRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができる。RRC_CONNECTED状態の間、UEは、識別した同一周波数内セルを継続的に測定し、新しい同一周波数内セルをさらに検索して識別する。
8.15.3.2.1 E−UTRANのFDD同一周波数内測定
8.15.3.2.1.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中でないとき、UEは、追加条件テーブル8.15.3.2.1.1−2が満たされる場合、テーブル8.15.3.2.1.1−1における要求事項に従って、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別して測定することができる。

テーブル8.15.3.2.1.1-1:FDD同一周波数内セルに対するセル識別遅延および測定遅延についての要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.1.1-2:FDD同一周波数内セルに対するセル識別遅延および測定遅延のためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
intra_M2=1/X*100であり、ここで、Xは、RRCパラメータTBD[2]によってシグナリングされる。セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−3に従う
セルの識別は、セルの検出、および測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである単一の測定をさらに行うことを含む。高い方のレイヤのフィルタリングが使用される場合、さらなるセル識別遅延が予期される可能性がある。
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、テーブル8.15.3.2.1.1−1に従う。測定ギャップが有効化されると、UEは、少なくとも6つのセルに対して測定を行うことができる。UEが6つより多くセルを識別した場合、UEは測定を行うが、UEの物理レイヤから高い方のレイヤへの、セルのRSRP測定およびRSRQ測定のレポート率は低下する可能性がある。
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.3および9.1.x.4において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.5において指定されるようなものである。
8.15.3.2.1.1.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.3.2.1.1.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.17.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
8.15.3.2.1.1.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.3.2.1.1.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.3.2.1.1.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.3.2.1.1において規定されるTidentify intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.3.2.1.1において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_ECの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、TMeasurement_Period_UE cat M2_EC, Intraより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.3.2.1.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中であるとき、UEは、追加条件テーブル8.15.3.2.1.2−1Aが満たされる場合、テーブル8.15.3.2.1.2−1において示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_ECの中で、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.3.2.1.2−1Bにおいて示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_ECの中で、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別することができる。

テーブル8.15.3.2.1.2-1:新たに検出可能なFDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.1.2-1A:新たに検出可能なFDD同一周波数内セルを識別するためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.1.2-1B:eDRX_CONNが使用されるときの新たに検出可能なFDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−3に従う
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである。DRXが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECは、追加条件テーブル8.15.3.2.1.2−3が満たされる場合、テーブル8.15.3.2.1.2−2において指定されるようなものである。eDRX_CONNが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECは、テーブル8.15.3.2.1.2−4において指定されるようなものである。UEは、6つの識別した同一周波数内セルに対してRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。

テーブル8.15.3.2.1.2-2:FDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.1.2-3:FDD同一周波数内セルを測定するためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.1.2-4:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのFDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.3および9.1.x.4において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.5において指定されるようなものである。
8.15.3.2.1.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.3.2.1.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
8.15.3.2.1.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.3.2.1.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.3.2.1.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.3.2.1.2において規定されるTidentify_intra, UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.3.2.1.2において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_ECの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.3.2.2 HD−FDDに対するE−UTRANの同一周波数内測定
8.15.3.2.2.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの同一周波数内測定
本セクションにおける要求事項は、1つまたは複数のサポートされる周波数帯域において半二重動作をサポートするUEに適用可能である[2]。
項8.15.3.2.1.1において規定される要求事項は、以下の条件が満たされる場合、本セクションにも適用される。
− UEによって識別されることになる同一周波数内セルの無線フレーム毎の少なくともダウンリンクサブフレーム#0およびダウンリンクサブフレーム#5が、Tidentify_intra_UE cat M2_ECにわたってUEにおいて利用可能である
− 測定セルの無線フレーム毎の少なくとも2つの連続的なダウンリンクサブフレームが、測定セルがTmeasure_intra_UE cat M2_ECにわたって識別したセルであると仮定するRSRP測定に対してUEにおいて利用可能である
− セクション9.1.x.1およびセクション9.1.x.2において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、付録テーブルB.2.14−4に従う
8.15.3.2.2.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの同一周波数内測定
本セクションにおける要求事項は、1つまたは複数のサポートされる周波数帯域において半二重動作をサポートするUEに適用可能である[2]。
DRXが使用中であるとき、UEは、追加条件テーブル8.15.3.2.2.2−1Aが満たされる場合、テーブル8.15.3.2.2.2−1において示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_ECにおいて、新しい検出可能なHD−FDD同一周波数内セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.3.2.2.2−1Bにおいて示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_ECの中で、新しい検出可能なFDD同一周波数内セルを識別することができる。

テーブル8.15.3.2.2.2-1:新たに検出可能なHD-FDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.2.2-1A:新たに検出可能なHD-FDD同一周波数内セルを識別するためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.2.2-1B:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なHD-FDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−4に従う
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである。DRXが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECは、追加条件テーブル8.15.3.2.2.2−3が満たされる場合、テーブル8.15.3.2.2.2−2において指定されるようなものである。eDRX_CONNサイクルが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECは、テーブル8.15.3.2.2.2−4において指定されるようなものである。UEは、6つの識別した同一周波数内セルに対してRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。

テーブル8.15.3.2.2.2-2:HD-FDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.2.2-3:HD-FDD同一周波数内セルを測定するためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.2.2-4:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのHD-FDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.3および9.1.x.4において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.5において指定されるようなものである。
8.15.3.2.2.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.3.2.2.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
8.15.3.2.2.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.3.2.2.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.3.2.2.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.3.2.2.2において規定されるTidentify_intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.3.2.2.2において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_ECの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.3.2.3 E−UTRANのTDD同一周波数内測定
8.15.3.2.3.1 DRXが使用されないときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中でないとき、UEは、追加条件テーブル8.15.3.2.3.1−2が満たされる場合、テーブル8.15.3.2.3.1−1における要求事項に従って、新しい検出可能なTDD同一周波数内セルを識別して測定することができる。

テーブル8.15.3.2.3.1-1:TDD同一周波数内セルに対するセル識別遅延および測定遅延についての要求事項
Figure 2020516148
intra_M2=1/X*100であり、ここで、Xは、RRCパラメータTBD[2]によってシグナリングされる。

テーブル8.15.3.2.3.1-2:TDD同一周波数内セルに対するセル識別遅延および測定遅延のためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−3に従う
セルの識別は、セルの検出、および測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである単一の測定をさらに行うことを含む。高い方のレイヤのフィルタリングが使用される場合、さらなるセル識別遅延が予期される可能性がある。
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、テーブル8.15.3.2.3.1−1に従う。測定ギャップが有効化されると、UEは、少なくとも6つのセルに対して測定を行うことができる。UEが6つより多くセルを識別した場合、UEは測定を行うが、UEの物理レイヤから高い方のレイヤへの、セルのRSRP測定およびRSRQ測定のレポート率は低下する可能性がある。
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.3および9.1.x.4において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.5において指定されるようなものである。
8.15.3.2.3.1.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.3.2.3.1.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
8.15.3.2.3.1.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.3.2.3.1.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.3.2.3.1.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.3.2.3.1において規定されるTidentify intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.3.2.3.1において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_ECの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、TMeasurement_Period Intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
8.15.3.2.3.2 DRXが使用されるときのE−UTRANの同一周波数内測定
DRXが使用中であるとき、UEは、追加条件テーブル8.15.3.2.3.2−1Aが満たされる場合、テーブル8.15.3.2.3.2−1において示されるようなTidentify_intra_ UE cat M2_ECにおいて、新しい検出可能なTDD同一周波数内セルを識別することができる。
eDRX_CONNが使用中であるとき、UEは、テーブル8.15.3.2.3.2−1Bにおいて示されるようなTidentify_intra_UE cat M2_ECにおいて、新しい検出可能なTDD同一周波数内セルを識別することができる。

テーブル8.15.3.2.3.2-1:新たに検出可能なTDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.3.2-1A:新たに検出可能なTDD同一周波数内セルを識別するためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.3.2-1B:eDRX_CONNサイクルが使用されるときの新たに検出可能なTDD同一周波数内セルを識別するための要求事項
Figure 2020516148
セルは、以下のときに検出可能であるとみなされる。
− 項9.1.x.3および項9.1.x.4において示されたRSRP関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− 項9.1.x.1において示されたRSRQ関連の側面条件が、対応する帯域に対して満たされる
− SCH_RPおよび
SCH Es/Iot
が、対応する帯域についての付録テーブルB.2.14−3に従う
RRC_CONNECTED状態において、同一周波数内測定のための測定期間は、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである。DRXが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECは、追加条件テーブル8.15.3.2.3.2−3が満たされる場合、テーブル8.15.3.2.3.2−2において示されるようなものである。eDRX_CONNが使用されるとき、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECは、テーブル8.15.3.2.3.2−4において示されるようなものである。UEは、6つの識別した同一周波数内セルに対してRSRP測定およびRSRQ測定を行うことができ、UEの物理レイヤは、測定期間Tmeasure_intra_UE cat M2_ECである測定を高い方のレイヤにレポートすることができる。

テーブル8.15.3.2.3.2-2:TDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.3.2-3:TDD同一周波数内セルを測定するためのSCH Es/Iotに対する条件
Figure 2020516148
テーブル8.15.3.2.3.2-4:eDRX_CONNサイクルが使用されるときのTDD同一周波数内セルを測定するための要求事項
Figure 2020516148
全ての測定セルに対するRSRP測定の精度は、従属項9.1.x.3および9.1.x.4において指定されるようなものである。
全ての測定セルに対するRSRQ測定の精度は、従属項9.1.x.5において指定されるようなものである。
8.15.3.2.3.2.1 測定レポーティングの要求事項
8.15.3.2.3.2.1.1 定期レポーティング
定期的に誘発される測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
8.15.3.2.3.2.1.2 イベント誘発の定期レポーティング
イベント誘発の定期測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
イベント誘発の定期測定レポーティングにおける第1のレポートは、項8.15.3.2.3.2.1.3において指定された要求事項を満たす。
8.15.3.2.3.2.1.3 イベント誘発のレポーティング
イベント誘発の測定レポートに収められるレポートされるRSRP測定およびRSRQ測定は、セクション9.1.x.3およびセクション9.1.x.4における要求事項を満たす。
UEは、レポート基準が満たされない限り、いずれのイベント誘発の測定レポートも送らない。
測定レポート遅延は、測定レポートを誘発することになるイベントと、エアインターフェースを越えて測定レポートをUEが送信し始める時点との間の時間として規定される。本要求事項は、DCCH上の他のRRCシグナリングによって測定レポートが遅延しないと仮定する。本測定レポート遅延は、アップリンクDCCHのTTIに測定レポートを挿入するときにもたらされる遅延不確実性を除外する。遅延不確実性は、2xTTIDCCHである。本測定レポート遅延は、UEが測定レポートを送るためのULリソースがないことによって引き起こされる遅延を除外する。
L3フィルタリングがない状態で測定されるイベント誘発の測定レポート遅延は、項8.15.3.2.3.2において規定されるTidentify_intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
項8.15.3.2.3.2において規定される少なくとも時間Tidentify_intra_UE cat M2_ECの間、検出可能だったセルが、期間≦5秒の間、検出不能になり、その後、セルが再び検出可能になってイベントを誘発すると、イベント誘発の測定レポート遅延は、このセルへのタイミングが±50Tsより多く変化せず、L3フィルタが使用されなかった場合、Tmeasure_intra_UE cat M2_ECより小さい。L3フィルタリングが使用されるか、IDC自律拒否が設定されるとき、さらなる遅延が予期される可能性がある。
追加情報(3GPPへの発明者の提案)
Rel−13 under Rel−13 WI “New WI proposal on Further Enhanced MTC”において、異周波数間動作に対するサポートが導入される。異周波数間測定は、eMTCの同一周波数内測定に類似の測定ギャップを必要とする。したがって、既存の測定ギャップは、同一周波数内動作と異周波数間動作との間で共有される。
R4−1702136,“LS on measurement gap sharing for feMTC intra− and inter−frequency measurement”において、RAN4は、最後の会合において、ギャップ共有方法について論じられて合意され、LSは、これに対するシグナリングサポートを開発するためにRAN2に送られた。CONNECTEDモードCRも、以下における本ギャップ共有方法を仮定して合意された。
・ R4−1702139,“Introducing intra−frequency measurement requirements for UE category M2 in enhanced coverage/CEModeB”,Ericsson
・ R4−1702346,“Introducing intra−frequency measurement requirements for UE category M2 in normal coverage/CEModeA”,Ericsson
・ R4−1702347,“Introducing inter−frequency measurement requirements for UE category M2 in normal coverage/CEModeA”,Ericsson
・ R4−1702348,“Introducing inter−frequency measurement requirements for UE category M2 in enhanced coverage/CEModeB”,Ericsson
しかし、本寄稿の中で論じられるTBDを有するいくつかの値が存在する。
ギャップ共有合意
合意の通りに、同一周波数内および異周波数間の要求事項は、以下のようなKIntra_M2およびKInter_M2それぞれのファクタによって現在の要求事項をスケーリングすることによって導出される。
Figure 2020516148
および
Figure 2020516148
Xは、同一周波数内測定に対して仮定されるギャップの割合に対応し、ギャップの残りの割合(1−X)は、異周波数間測定に対して仮定される。TS36.133において規定されることになる4つの異なる値をXが有することができるということがさらに合意された。
さらに、少なくとも以下をカテゴリM2のUEが監視することができるということが合意された。
− FDDのE−UTRA異周波数間キャリア
− 2つのTDDのE−UTRA異周波数間キャリア
値についての議論
同一周波数内測定は測定ギャップの少なくとも50%、すなわちX=50を許容されるが、残りのギャップは、異周波数間キャリアの間で共有されることが可能であるというのが我々の提案である。本提案の主な動機は、同一周波数内測定(例えばサービングセル測定)が、電力制御などの様々なRRM手順に対して使用されるので、同一周波数内測定が別の周波数セルの測定より重要であるということが明らかであるというものである。このように、我々は、ギャップ共有のために、同一周波数内セル、より具体的には、サービングセルの性能がそれぞれ劣化されないことを保証したい。残りのギャップは、UEの実装形態に応じて、異周波数間キャリアの間で均等または不均等に共有されることが可能である。
図11において1つの例が示され、ここで、X=50%であり、残りのギャップは、2つの異なる異周波数間キャリアの間で等しく共有される。
Xの他の3つの値は、60%、70%、および80%として規定されることが可能である。ギャップのこの分布は、動作可能なシナリオに応じて、ネットワークがギャップを様々に割り当てることを可能にすることになるが、これは、同一周波数内(サービングセル)測定のいくつかの最小性能を保証することになる。例えば、低信号強度で過度に拡張されたカバレッジ内に異周波数間セルがあるシナリオにおいて、ネットワークは、このセルに対してハンドオーバを行う可能性が低いので、X=80に設定することができる。同様に、等しいか、またはさらに強い信号強度の近隣セルがあるとき、ネットワークは、正しい時期にUEがハンドオーバを行うことができ、より良いカバレッジセルを再選択することによって、ネットワークがリソースを節約することにも役立てることができるように、UEが近隣セルを監視できることを保証するために、X=50に設定することができる。
要するに、X=[50、60、70、および80]%の提案は、同一周波数内動作のいくつかの最小性能を保証することになる一方で、これは、動作可能な異周波数間のシナリオに応じて、異なるギャップを設定する自由度を与える。
上記の議論に基づいて、我々は以下の提案を行う。
・ 提案1:同一周波数内と異周波数間の間の合意された測定ギャップ共有方法におけるXの値は、値[50、60、70、および80]%を有することが可能である。
RSTD測定でのギャップ共有
RSTD測定の要求事項は、Cat−M2のUEに対するOTDOA位置決定をサポートするために開発されているところである。4−1700414,LSin on Rel−14 FeMTC OTDOA enhancements,Feb.2017において開示されたように、RSTD測定は、{1.4、3、5、10、15、20}MHz[6]を含む複数のPRS帯域幅で送信されることが可能なPRS信号に対して行われる。PRSに対して測定するためのギャップをUEが必要とするかどうかは、PRSの帯域幅に依存する。下記で説明されるような2つのケースがある。
1.PRSの帯域幅=セルの帯域幅
2.PRSの帯域幅<セルの帯域幅
図12はケース1を示し、ここで、PRSのBWは、セルのBWと同じである。図13はケース2を示し、ここで、PRSのBWは、セルのBWより小さい。
ケース1において、UEは、セルの帯域幅全体で送信されるので、PRSに対して測定するために、いずれのギャップも必要としない(図12を参照されたい)。また、いずれのRSTD測定でもUEが設定されないとき、このようなギャップは必要ない。
しかし、UEは、帯域幅の一定の部分の中でのみPRSが送信されるケース2においてギャップを必要とする。結果としてUEは、PRSを測定するために、帯域幅のこの部分に再同調する必要がある。同一周波数内RRM測定と異周波数間RRM測定との間で共有される既存のギャップに加えて、同じギャップが、同一周波数内RSTD測定に対しても共有される必要がある。したがって、さらなる緩和が必要とされる可能性があり、我々は、以下のようなスケーリングファクタを使用して、既存の要求事項をスケーリングすることを提案する。
RSTD_M2=1/(1−TGap/TPRS
ここで、TGapは、テーブル8.1.2.1−1におけるMGRPによって与えられ、TPRSは、PRSの周期である。このスケーリングは、TPRS>TGapなので、可能である。
図14は、RSTD測定と、同一周波数内RRM測定と、異周波数間RRM測定との間の既存の測定ギャップの共有を示す。同一周波数内RRMおよび異周波数間RRMの要求事項は、以下のようにスケーリングされることが可能である。

同一周波数内の要求事項について
Figure 2020516148
異周波数間の要求事項について
Figure 2020516148
・ 提案2:既存の測定ギャップは、同一周波数内測定と、異周波数間測定と、RSTD測定との間で共有され、同一周波数内または異周波数間の要求事項だけがスケーリングファクタKRSTD_M2によって緩和される一方、RSTD測定の要求事項は同じままである。KRSTD_M2は、KRSTD_M2=1/(1−TGap/TPRS)として規定される。
・ 提案3:同一周波数内測定および異周波数間測定に対する緩和は、UEのRF帯域幅とLTEのシステム帯域幅が同じときのRSTDにより、必要とされない。
概要
RAN4は、同一周波数内測定と異周波数間測定との間でギャップを共有するためのギャップ共有方法について論じ、合意した。方法は、4つの異なる値を有することができるパラメータXを収め、今のところ、これらはTBDである。本寄稿において、値に対する我々の提案が行われる。Xは、少なくともいくつかの最小の同一周波数内(例えばサービングセル)の性能を保証できる一方で、異周波数間の動作可能なシナリオに応じて、ギャップを様々に設定するためのいくらかの自由をネットワークに与えられることが可能になるように選択されるべきである。

Claims (58)

  1. 無線デバイス(110)における方法(600)であって、
    検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を第1のネットワークノード(115)から受信することと、
    検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報を第2のネットワークノード(115)から受信することと、
    前記第1の設定情報および第2の設定情報に基づいてセル識別遅延または測定遅延を判定することであって、前記セル識別遅延または測定遅延が可変である、セル識別遅延または測定遅延を判定することと、
    前記第1のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの第1の測定を行うことと、
    第2のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの第2の測定を行うことと、
    前記少なくとも1つの第1の測定および前記少なくとも1つの第2の測定に基づいて1つまたは複数の動作タスクを行うことと
    を含む、方法(600)。
  2. 前記1つまたは複数の動作タスクが、
    前記セル識別遅延または測定遅延に応じて、前記少なくとも1つの第1の測定または前記少なくとも1つの第2の測定の結果を前記第1のネットワークノードまたは前記第2のネットワークノードにレポートすることと、
    前記無線デバイスの位置を判定することと、
    セル変更を行うことと、
    無線リンク監視を行うことと、
    受信機設定を最適化することと、
    前記結果をログに記録することと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの第2の測定が、前記セル識別遅延に対応する期間の中で行われるセルの識別、または前記測定遅延に対応する期間の中で行われる測定を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記セル識別遅延または測定遅延を判定することが、前記第1のタイプの前記検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延またはデフォルトの測定遅延を増加させることを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることが、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定より優先度が高いときに、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて行われる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行う能力の指示を前記第1のネットワークノードに送信すること
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さいと判定することに応答して、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて行われる、請求項6または7に記載の方法。
  9. 測定ギャップ設定と検出参照信号の前記第1のタイプの設定の関数であるパラメータによって、デフォルトのセル識別遅延またはデフォルトの測定遅延を増加させることをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記測定ギャップ設定および検出参照信号の前記第1のタイプの前記設定が、測定ギャップ周期および検出参照信号の前記第1のタイプの周期を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅がサービングキャリアの帯域幅に等しいと判定することに応答して、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記少なくとも1つの第1の測定が、測定ギャップがない状態で行われる、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅がサービングキャリア上の全てのセルの帯域幅に等しいと判定することに応答して、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記少なくとも1つの測定が、第1のセルからデータまたは制御信号を受信するために前記無線デバイスによって使用される帯域幅の中で行われる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1のタイプの前記検出参照信号が、位置決定参照信号である、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記セル識別遅延または測定遅延が、検出参照信号の前記第1のタイプに関するものである、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を第1のネットワークノード(115)から受信することと、
    検出参照信号の第2のタイプに関する第2の設定情報を第2のネットワークノード(115)から受信することと、
    前記第1の設定情報および第2の設定情報に基づいてセル識別遅延または測定遅延を判定することであって、前記セル識別遅延または測定遅延が可変である、セル識別遅延または測定遅延を判定することと、
    前記第1のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの測定を行うことと、
    第2のタイプの検出参照信号に対して少なくとも1つの測定を行うことと、
    前記少なくとも1つの第1の測定および前記少なくとも1つの第2の測定に基づいて1つまたは複数の動作タスクを行うことと
    を行うように動作可能な処理回路(220)
    を備える、無線デバイス(110)。
  16. 前記1つまたは複数の動作タスクが、
    前記セル識別遅延または測定遅延に応じて、前記少なくとも1つの第1の測定または前記少なくとも1つの第2の測定の結果を前記第1のネットワークノードまたは前記第2のネットワークノードにレポートすることと、
    前記無線デバイスの位置を判定することと、
    セル変更を行うことと、
    無線リンク監視を行うことと、
    受信機設定を最適化することと、
    前記結果をログに記録することと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載の無線デバイス。
  17. 前記少なくとも1つの第2の測定が、前記セル識別遅延に対応する期間の中で行われるセルの識別、または前記判定された測定遅延に対応する期間の中で行われる測定を含む、請求項15または16に記載の無線デバイス。
  18. 前記セル識別遅延または測定遅延を判定するとき、前記処理回路が、前記第1のタイプの前記検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延を増加させるように動作可能な、請求項15から17のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  19. 前記デフォルトのセル識別遅延を増加させるとき、前記処理回路が、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定より優先度が高いときに、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために前記デフォルトのセル識別遅延を増加させるように動作可能な、請求項18に記載の無線デバイス。
  20. 前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて行われる、請求項15から19のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  21. 前記処理回路が、
    前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行う能力の指示を前記第1のネットワークノードに送信すること
    を行うように動作可能な、請求項20に記載の無線デバイス。
  22. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さいと判定することに応答して、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて行われる、請求項20または21に記載の無線デバイス。
  23. 測定ギャップ設定と検出参照信号の前記第1のタイプの設定の関数であるパラメータによって、デフォルトのセル識別遅延またはデフォルトの測定遅延を増加させることをさらに含む、請求項22に記載の無線デバイス。
  24. 前記測定ギャップ設定および検出参照信号の前記第1のタイプの前記設定が、測定ギャップ周期および検出参照信号の前記第1のタイプの周期を含む、請求項23に記載の無線デバイス。
  25. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅がサービングキャリアの帯域幅に等しいと判定することに応答して、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記少なくとも1つの第1の測定が、測定ギャップがない状態で行われる、請求項22から24のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  26. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅がサービングキャリア上の全てのセルの帯域幅に等しいと判定することに応答して、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記少なくとも1つの第1の測定が、第1のセルからデータまたは制御信号を受信するために前記無線デバイスによって使用される帯域幅の中で行われる、請求項15から25のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  27. 検出参照信号の前記第1のタイプが、位置決定参照信号である、請求項15から26のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  28. 前記セル識別遅延または測定遅延が、検出参照信号の前記第1のタイプに関するものである、請求項15から27のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  29. ネットワークノード(115)における方法(900)であって、
    検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を無線デバイス(110)に送信することと、
    前記第1の設定情報および第2の設定情報に基づいてセル識別遅延または測定遅延を判定することであって、前記第2の設定情報が、前記無線デバイスによって受信されることになる検出参照信号の第2のタイプに関するものであり、前記セル識別遅延または測定遅延が可変である、セル識別遅延または測定遅延を判定することと、
    前記判定されたセル識別遅延または測定遅延に基づいて、検出参照信号の前記第1のタイプに対して行われた測定の結果を前記無線デバイスから受信することと
    を含む、方法(900)。
  30. 前記セル識別遅延または測定遅延を判定することが、前記第1のタイプの前記検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることが、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定より優先度が高いときに、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて前記無線デバイスによって行われる、請求項29から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記第1の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために、前記無線デバイスによる能力の指示を前記無線デバイスから受信すること
    をさらに含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さい、請求項32または33に記載の方法。
  35. 検出参照信号の前記第1のタイプが、位置決定参照信号である、請求項29から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記セル識別遅延または測定遅延が、検出参照信号の前記第1のタイプに関するものである、請求項29から35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記セル識別遅延または測定遅延を判定することが、前記第2のタイプの前記検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項29から36のいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることが、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定より優先度が高いときに、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて前記無線デバイスによって行われる、請求項29および37から38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために、前記無線デバイスによる能力の指示を前記無線デバイスから受信すること
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記第2のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さい、請求項39または40に記載の方法。
  42. 検出参照信号の前記第2のタイプが、位置決定参照信号である、請求項29および37から41のいずれか一項に記載の方法。
  43. 前記セル識別遅延または測定遅延が、検出参照信号の前記第2のタイプに関するものである、請求項29および37から42のいずれか一項に記載の方法。
  44. 検出参照信号の第1のタイプに関する第1の設定情報を無線デバイス(110)に送信することと、
    前記第1の設定情報および第2の設定情報に基づいて、セル識別遅延または測定遅延を判定することであって、前記第2の設定情報が、前記無線デバイスによって受信されることになる検出参照信号の第2のタイプに関するものであり、前記セル識別遅延または測定遅延が可変である、セル識別遅延または測定遅延を判定することと、
    前記判定されたセル識別遅延または測定遅延に基づいて、検出参照信号の前記第1のタイプおよび参照信号の前記第2のタイプに対して行われた測定の結果を前記無線デバイスから受信することと
    を行うように動作可能な処理回路(720)
    を備える、ネットワークノード(115)。
  45. 前記セル識別遅延または測定遅延を判定するとき、前記処理回路が、前記第1のタイプの前記検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延を増加させるように動作可能な、請求項44に記載のネットワークノード。
  46. 前記デフォルトのセル識別遅延を増加させるとき、前記処理回路が、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定より優先度が高いときに、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために前記デフォルトのセル識別遅延を増加させるように動作可能な、請求項45に記載のネットワークノード。
  47. 前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて前記無線デバイスによって行われる、請求項44から46のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  48. 前記処理回路が、
    前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために、前記無線デバイスによる能力の指示を前記無線デバイスから受信すること
    を行うように動作可能な、請求項47に記載のネットワークノード。
  49. 前記第1のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さい、請求項47または48に記載のネットワークノード。
  50. 検出参照信号の前記第1のタイプが、位置決定参照信号である、請求項44から49のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  51. 前記セル識別遅延または測定遅延が、検出参照信号の前記第1のタイプに関するものである、請求項44から50のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  52. 前記セル識別遅延または測定遅延を判定することが、前記第2のタイプの前記検出参照信号のサブフレーム設定期間が閾値を超えるときに、デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項44に記載のネットワークノード。
  53. 前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることが、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定より優先度が高いときに、前記第2のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために前記デフォルトのセル識別遅延を増加させることを含む、請求項52に記載のネットワークノード。
  54. 前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定が、前記第2の設定情報と関連付けられた測定ギャップにおいて前記無線デバイスによって行われる、請求項44および52から53のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  55. 前記第2の設定情報と関連付けられた前記測定ギャップにおいて前記第1のタイプの前記検出参照信号に対する前記測定を行うために、前記無線デバイスによる能力の指示を前記無線デバイスから受信すること
    をさらに含む、請求項54に記載のネットワークノード。
  56. 前記第2のタイプの前記検出参照信号と関連付けられた帯域幅が、サービングキャリア上の少なくとも1つのセルの帯域幅より小さい、請求項54または55に記載のネットワークノード。
  57. 検出参照信号の前記第2のタイプが、位置決定参照信号である、請求項44および52から56のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  58. 前記セル識別遅延または測定遅延が、検出参照信号の前記第2のタイプに関するものである、請求項44および52から57のいずれか一項に記載のネットワークノード。
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