JP6756042B2 - 短縮ttiパターンにおける連続送信時間間隔(ttis)の設定出力電力の導出 - Google Patents

短縮ttiパターンにおける連続送信時間間隔(ttis)の設定出力電力の導出 Download PDF

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Description

本開示は一般に、無線通信に関し、より詳細には、短縮TTIパターンにおける連続送信時間間隔(TTIs)の設定出力電力を導出することに関する。
LTEはダウンリンクにおいてOFDMを、アップリンクにおいてDFT拡散OFDMを、それぞれ用いる。時間ドメインではLTEダウンリンク送信は10msの無線フレームに編成され、各無線フレームは長さTsubframe=1msの10個の等しいサイズのサブフレームからなる。LTE時間ドメイン構造の例を図1に示す。
LTEにおけるリソース割り当ては、典型的にはリソースブロック(RB)で記述される。リソースブロックは時間ドメインにおいてひとつのスロット(0.5ms)に対応し、周波数ドメインにおいて12個の連続的なサブキャリアに対応する。時間方向における2つの隣接するリソースブロックのペア(1.0ms)は、リソースブロックペアとして知られ得る。これをTTI(Transmission Time Interval)とも呼ぶ。
ダウンリンク送信は、動的にスケジュールされる。例えば、各サブフレームにおいて、基地局は、どの端末にデータを伝送するかについての、および、そのデータがどのリソースブロックで伝送されるかについての制御情報を現在のダウンリンクサブフレームにおいて伝送する。この制御シグナリングは典型的には各サブフレームの第1の1つ、2つ、3つまたは4つのOFDMシンボルで送信され、その数n=1、2、3または4は制御領域の第1のシンボルで送信される物理CFIチャネル(PCFICH)によって示される制御フォーマットインジケータ(CFI)として知られている。制御領域はまた、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と、場合によっては、アップリンク送信のためのACK/NACKを運ぶ物理HARQ指示チャネル(PHICH)とを含む。
ダウンリンクサブフレームはまた、受信機に知られ、例えば制御情報のコヒーレント復調のために使用される共通参照シンボル(CRS)を含む。制御としてCFI=3のOFDMシンボルを伴うダウンリンクシステムが図2に示されている。Rel−8のTTIでは、DL送信のそのような部分の1つは1つのTTIと呼ばれる。
アップリンク電力制御は、最新の通信システムで採用されてきた無線リソース管理において重要な役割を果たす。それは、システムの他のユーザへの干渉を最小にしつつ端末のバッテリ寿命を最大にする必要性と、リンク品質を維持する必要性と、をバランスさせる。
LTEでは、電力制御の目的はSC−FDMAシンボルにわたる平均電力を決定することであり、それは、共通チャネルおよび専用チャネル(PUCCH/PUSCH/SRS)の両方に適用される。以下に開示される式1に定式化されるように、開ループ電力制御と閉ループ電力制御の組み合わせが採用された:
*開ループ電力制御:無線デバイス(UE)は、経路損失推定値および、セル内のすべてのUEに共通の公称電力レベルとUE特定オフセットとを備えるeNodeB制御半静的ベースレベル(P)、に基づいて、基本開ループセットポイントを算出する;
*閉ループ電力制御:eNodeBはセットポイントに対する動的調整を更新し、無線デバイス(UE)は、TPCコマンドに応じて送信電力を調整する。また、電力制御を、アップリンク送信に使用される変調および符号化スキームにつなげることも可能である。
Figure 0006756042
アップリンク電力制御は、PUSCHおよびPUCCHの両方で使用される。この目的は、モバイル端末が十分に大きいが大きすぎない電力で送信することを保証することであり、大きすぎる電力はネットワーク内の他のユーザへの干渉を増大させうるからである。両方の場合において、閉ループメカニズムと組み合わされたパラメータ化された開ループが使用される。概して、開ループ部分は、閉ループコンポーネントがその辺りで動作する動作点を設定するために使用される。ユーザプレーンおよび制御プレーンのための異なるパラメータ(ターゲットおよび「部分補償係数」)が使用される。
より詳細にはPUSCHの場合、モバイル端末は以下の式に従って出力電力を設定する:
Figure 0006756042
ここで、PMAXcはモバイル端末の最大送信電力であり、MPUSCHc(i)は割り当てられたリソースブロックの数であり、PO_PUSCHc(j)およびαは目標受信電力を制御し、PLは推定経路損失であり、ΔTFc(i)はトランスポートフォーマット補償子であり、f(i)はUE特有のオフセットまたは「閉ループ補正」である(関数fは、絶対オフセットまたは累積オフセットのいずれかを表すことができる)。インデクスcは、コンポーネントキャリアに番号を付け、キャリアアグリゲーションにのみ関連する。
閉ループ電力制御は、累積または絶対の2つの異なるモードで動作することができる。両方のモードは、ダウンリンク制御シグナリングの一部であるコマンド、TPCに基づく。絶対電力制御が使用される場合、閉ループ補正機能は、新しい電力制御コマンドが受信されるたびにリセットされる。累積電力制御が使用される場合、電力制御コマンドは、前に累積された閉ループ補正に関するデルタ補正である。累積電力制御コマンドは
(i)=f(i−1)+δPUSCHc(i−KPUSCH
として定義され、ここでδPUSCHcは現在のサブフレームiの前のKPUSCHサブフレームで受信されたTPCコマンドであり、f(i−1)は累積電力制御値である。絶対電力制御はメモリを有さない、すなわち、f(i)=δPUSCHc(i−KPUSCH)。
PUCCH電力制御は原則として、PUCCHが完全な経路損失補償のみを有する、すなわち、α=1の場合のみをカバーすることを除いて、同じ設定可能なパラメータを有する。
典型的には、設定された送信電力PCMAXは、次に記載されるように、www.3GPP.orgで公衆に利用可能な3GPP TS 36.101のセクション6.2.5において定義される:
6.2.5 設定された送信電力
UEはサービングセルc用の、自身の設定された最大出力電力PCMAX,cを設定することを許可される。設定された最大出力電力PcMAXは以下の範囲内に設定される:
Figure 0006756042

Figure 0006756042
ここで、
− PEMAX,cは、www.3GPP.orgで公衆に利用可能な3GPP TS 36.331において定義される、サービングセルc用のIE P−Maxによって与えられる値である;
− PPowerClassは表6.2.2−1に規定された許容誤差を考慮しないときの、表6.2.2−1に規定された最大UE電力である;
− サービングセルc用のMPRおよびA−MPRは、それぞれ、サブクローズ6.2.3およびサブクローズ6.2.4で規定される;
− ΔTIB,cは、表6.2.5−2に規定されているようなサービングセルcに対する追加の許容度である;そうでなければ、ΔTIB=0dBである;
− 表6.2.2−1の注2が適用される場合、ΔTC,c=1.5dB;
− 表6.2.2−1の注2が適用されない場合、ΔTC,c=0dB。
P−MPRは、以下について許容される最大出力電力低減である
a) 3GPP RAN規格の範囲外のシナリオについて、適用可能な電磁エネルギ吸収要件の遵守を確実にし、複数のRAT上での同時送信の場合の望ましくない放射/自己防御要件に対処すること;
b) より低い最大出力電力を要求するような要件に対処するために近接検出が用いられる場合に、適用可能な電磁エネルギ吸収要件の遵守を確実にすること。

UEは上記の場合にのみ、サービングセルcにP−MPRを適用する。UEが実施する適合性試験では、P−MPRは0dBとする

注釈1:P−MPRは、UEが利用可能な最大出力送信電力をeNBに報告することができるように、PCMAX,c方程式に導入された。この情報は、スケジューリング決定のためにeNBによって使用可能である。
注釈2:P−MPRは、選択されたUL伝送パスの最大アップリンク性能に影響を及ぼし得る。

各サブフレームについて、サービングセルcのPCMAX_L,cはスロット毎に評価され、そのスロット内の伝送のなかでの最小の値によって与えられ、次いで、2つのスロットのなかでの最小のPCMAX_L,cはサブフレーム全体に適用される。PPowerClassは、いかなる期間においても、UEによって超過されてはならない。

測定された設定最大出力電力PUMAX,cは、以下の範囲内にあるものとする:

CMAX_L,c−MAX{T,T(PCMAX_L,c)}≦PUMAX,c≦PCMAX_H,c+T(PCMAX_H,c

ここで、T(PCMAX,c)は以下の公差の表によって定義され、PCMAX_L,cおよびPCMAX_H,cに別々に適用され、一方、Tは適用可能動作帯域についての表6.2.2−1におけるより低い公差の絶対値である。
Figure 0006756042
1つのE−UTRA帯域に割り当てられたアップリンクを伴う帯域間キャリアアグリゲーション構成をサポートするUEについて、ΔTIB,cは、表6.2.5−2において適用可能な帯域について定義される。
短いサブフレームでのレイテンシ低減
パケットデータレイテンシは、ベンダ、オペレータ、およびエンドユーザが(速度テストアプリケーションを介して)定期的に測定するパフォーマンスメトリックの1つである。レイテンシ測定は無線アクセスネットワークシステムのライフタイムのすべてのフェーズにおいて行われ、これは、新しいソフトウエアリリースまたはシステムコンポーネントを検証するときや、システムを配備するときや、システムが商業的に動作しているときに行われる。
3GPP RATの以前の世代よりも短いレイテンシは、ロングタームエボリューション(LTE)の設計を導いた1つのパフォーマンスメトリックであった。LTEはまた、現在、エンドユーザによって、以前の世代の移動無線技術よりも、インターネットへのより速いアクセスおよびより短いデータレイテンシを提供するシステムであると認識されている。
パケットデータレイテンシは、システムの認識される応答性にとって重要であるだけでなく、システムのスループットに間接的に影響を及ぼすパラメータでもある。HTTP/TCPは、今日インターネット上で使用されている主要なアプリケーションおよびトランスポートレイヤプロトコルスイートである。HTTPアーカイブ(http://httparchive.org/trends.php)によると、インターネットを介したHTTPベースのトランザクションの典型的なサイズは、数十キロバイトから1メガバイトまでの範囲内にある。このサイズ範囲では、TCPスロースタート期間はパケットストリームの全トランスポート期間のかなりの部分である。TCPスロースタートの間、パフォーマンスはレイテンシ制限される。したがって、このタイプのTCPベースのデータトランザクションについて、平均スループットを改善するための改善されたレイテンシをかなり容易に示すことができる。
無線リソース効率は、レイテンシの低減によって良い影響を受ける可能性がある。より低いパケットデータレイテンシは、特定の遅延範囲内で可能な送信の数を増加させることができ、したがって、データ伝送についてより高いブロック誤り率(BLER)ターゲットを用いることで、無線リソースを解放してシステムの容量を潜在的に改善することができる。
パケットレイテンシの低下に関して対処すべき1つの領域は、送信時間間隔(TTI)の長さに対処することによる、データおよび制御シグナリングのトランスポート時間の低下である。LTEリリース8では、TTIは、長さ1ミリ秒の1つのサブフレーム(SF)に対応する。1つのそのような1ms TTIは、通常のサイクリックプレフィックスの場合には14個のOFDMまたはSC−FDMAシンボルを使用し、拡張サイクリックプレフィックスの場合には12個のOFDMまたはSC−FDMAシンボルを使用することによって構築される。LTEリリース13では、LTEリリース8のTTIよりもはるかにより短いTTIを伴う送信を指定することを目的とする研究項目が、2015年中に開始されている。より短いTTIは、任意の持続時間を有すると決定可能であり、1msのSF内のいくつかのOFDMまたはSC−FDMAシンボル上のリソースを備えることができるが、スロットサイズは変わらないままである、すなわち、スロットサイズは0.5msに等しい。一例として、短いTTIの持続時間は0.5ms、すなわち、通常のサイクリックプレフィックスを伴う場合の7個のOFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルであってもよい。別の例として、短いTTIの持続時間は、2シンボルであってもよい。
図2に示すように、TTI長は14個のOFDMシンボルからなる。短縮TTIの場合、TTI長を、2−OFDMシンボル、4−OFDMシンボル、または7−OFDMシンボルに低減することができる。これらは以下のように表される:それぞれ、2−OS sTTI、4−OS sTTI、7−OS sTTI。
短縮TTIは、DLおよびULなど、異なる方向で異なる値で使用することができる。例えば、同じセル内で、DLは2−OS sTTIを使用することができ、一方、ULは4−OS sTTIを使用することができる。
FS1、FS2、およびFS3などの異なるフレーム構造では、使用されるsTTIも異なる可能性がある。図1の時間ドメイン構造はFS1に関する。2−OS、4OSおよび7 OS TTIはFS1について利用可能である。TDDに使用されるFS2の場合、7−OS sTTIは短縮TTIモードの1つである。TTI持続時間のいくつかの例が図3および4に示される。図3は、www.3GPP.orgで公衆に利用可能なR1−1611055における合意にしたがう、ULについてサポートされる例示的な7シンボルsTTI構造を示す。4シンボルUL sTTIがサポートされる場合、www.3GPP.orgで公衆に利用可能なR1−1611055の合意によると図4に示されるsTTI構造が採用された。
図5は、UL TTIオプションの一例を示す。
上述の例は異なるTTI長についての提案を示す。2−OS sTTIは2つのオプションのうちのひとつを有しうる。UL sTTIの観点からは、以下が観察される:
● ULについて可能な3つの異なるTTI長がある。これらのうち、異なるパターンが2OS TTIについて可能である。
● 高速ULグラントにおけるTTI長の動的指示がなされうる(しかしながら、これは3GPP RAN WG1において議論中である)。
● 高速ULグラントにおけるDMRS位置の動的指示もまたなされうる。
● TTIパターンのいくつかについて、UE間の共有DMRSが可能である。いくつかのUEについて、これはまた、UEが隣接するTTIに亘ってスケジュールされた場合に2つのTTIについてDMRSを送る必要があることを意味する。
少なくとも以下の課題を考えることができる:
現在の規格では、最小UE送信最大電力PCMAX_L,cはサブフレーム毎にUEによってスロット毎に評価される。これは、最小リソース単位が1 RBであり、1msのTTI値に対応するので、理解できるものである。2つのスロットに亘る設定出力電力推定を組み合わせることで、任意のサブフレーム(またはTTI)についての最終的な設定出力電力を決定する。短縮TTI(sTTI)パターンの場合、TTI持続時間は非常に小さい(例えば、14−=S TTIと比べた2−OS TTI)ものであってもよい。したがって、TTIおよびsTTIについて0.5msのスロットサイズは変わらないままである、すなわち、TTIを短くしても0.5msのスロットサイズは短くならないから、スロットに基づいて推定/計算される設定出力電力推定タイミングウインドウはTTI持続時間よりも大きくなりうる。図6に、2−OS TTI持続時間の例が示される。
これに加えて、二つの連続するTTIが互いに重なり合う場合が生じうる。そのような一例が図7および図8に示される。異なるTTI組み合わせの間で重なり合うDMRSもまた生じるような他の場合もある。図7は、重なり合うシンボルが共通DMRSシンボルである、2−OS TTI長の重なり合うTTIを示す。図8は、重なり合うシンボルが共通DMRSシンボルである、4−OS TTI長の重なり合うTTIを示す。
短縮TTIフィーチャの導入で、UEは2つの連続するTTIに亘ってスケジュールされうる。この場合、2つの連続するTTIのシンボルのうちのひとつが両方のTTIについて共通のものでありうる。そのようなTTI構成についてのPcmaxを推定するためのルールはない。
短縮TTIパターンにおける連続TTIについての設定出力電力を導出するための態様が開示される。例えば、ある実施の形態では、スロットベースで設定出力電力を導出する代わりに、ひとつ以上のTTIについての設定出力電力は、そのひとつ以上のTTIに対応する時間ウインドウに基づいて導出される。
第1の態様によると、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導出するための無線デバイスの方法が提供される。この方法は以下を含む:
* 第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)とUEとの間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)と、を含むTTI設定(TTI−CONF)を決定することであって、TTI−CONFが、時間において互いに重なり合わない隣り合うTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)と、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)と、のうちのひとつである、決定すること。
* 2つ以上の連続TTIにおいて、決定されたTTI−CONFに基づいて信号を送信するためにUEによって用いられるべき単一の最大出力電力パラメータ(P1)を決定すること。
* 決定された最大出力電力パラメータ(P1)に基づいて、TTI−CONFにしたがって、2つ(またはそれより多く)の連続TTIにおいてcell1に信号S1およびS2(またはそれより多くの信号)を送信すること。
* 任意選択で、方法はさらに、ひとつ以上の無線動作タスク(例えば、測定など)のために、決定されたP1を使用することを含む。
TTI設定の決定は、例えば事前定義されたルールに基づいてTTI設定を取得すること、および/またはネットワークノードまたは他の無線デバイスからそれを受信すること、を含んでもよい。
第2の態様によると、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導出するための無線デバイスが提供される。無線デバイスは以下を行うよう動作可能である:
* 第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)とUEとの間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)と、を含むTTI設定(TTI−CONF)を決定すること。
* TTI−CONFが、時間において互いに重なり合わない隣り合うTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)と、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)と、のうちのひとつである。
* 2つ以上の連続TTIにおいて、決定されたTTI−CONFに基づいて信号を送信するためにUEによって用いられるべき単一の最大出力電力パラメータ(P1)を決定すること。
* 決定された最大出力電力パラメータ(P1)に基づいて、TTI−CONFにしたがって、2つ(またはそれより多く)の連続TTIにおいてcell1に信号S1およびS2(またはそれより多くの信号)を送信すること。
* 任意選択で、インストラクションはさらに、プロセッサに、ひとつ以上の無線動作タスク(例えば、測定など)のために、決定されたP1を使用させる。
無線デバイスはさらに、例えば事前定義されたルールに基づいてTTI設定を取得する、および/またはネットワークノードまたは他の無線デバイスからそれを受信するように動作可能であってもよい。
第3の態様によると、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導出するためのネットワークノードの方法が提供される。この方法は以下を含む:
* 第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)と無線デバイスとの間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)と、を含むTTI設定(TTI−CONF)で無線デバイスを設定することであって、TTI−CONFが、時間において互いに重なり合わない隣り合うTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)と、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)と、のうちのひとつである、設定すること。
* 2つ以上の連続TTIにおいて、設定されたTTI−CONFに基づいて信号を送信するために無線デバイスによって用いられるべき単一の最大出力電力パラメータ(P1)を決定すること。
* 決定された最大出力電力パラメータ(P1)に基づいて、無線デバイスから、TTI−CONFにしたがって、2つ(またはそれより多く)の連続TTIにおいてcell1で信号S1およびS2(またはそれより多くの信号)を受信すること。
* 任意選択で、方法はさらに、ひとつ以上の動作タスクのために、受信信号および/または決定されたP1の値を使用することを含む。
第4の態様によると、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導出するためのネットワークノードが提供される。ネットワークノードは以下を行うよう動作可能である:
* 第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)と無線デバイスとの間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)と、を含むTTI設定(TTI−CONF)で無線デバイスを設定することであって、TTI−CONFが、時間において互いに重なり合わない隣り合うTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)と、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)と、のうちのいずれかである、設定すること。
* 2つ以上の連続TTIにおいて、設定されたTTI−CONFに基づいて信号を送信するために無線デバイスによって用いられるべき単一の最大出力電力パラメータ(P1)を決定すること。
* 決定された最大出力電力パラメータ(P1)に基づいて、無線デバイスから、TTI−CONFにしたがって、2つ(またはそれより多く)の連続TTIにおいてcell1で信号S1およびS2(またはそれより多くの信号)を受信すること。
任意選択で、ネットワークノードはさらに、ひとつ以上の動作タスクのために、受信信号および/または決定されたP1の値を使用するよう動作可能である。
本開示の所定の態様の所定の実施の形態は、以下のうちのひとつ以上などのひとつ以上の技術的利点を提供することができる:
* 設定送信電力に関する無線デバイスの振る舞いは短縮TTIパターンにおける2つ以上の連続TTIについて明確に定義される。
* 方法は、ネットワークノードが、UEが異なるTTI持続時間についてTTIの関数として同じ最大電力を用いて信号を送信する場合に信号を受信して処理することを可能とする。
他の利点は、当業者には明らかであろう。特定の実施の形態は、記載された利点のすべて、いくつか、またはいずれも有さなくてもよい。
本開示のある態様によると、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは回路を含む。回路は、送信時間間隔、TTI、設定を決定することであって、前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む、決定することを行うよう構成される:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。回路はさらに、前記第1TTIにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2TTIにおいて前記第2信号を受信するよう構成され、前記第1TTIおよび前記第2TTIが最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、前記単一の最大出力電力パラメータが前記TTI設定に基づくものである。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記単一の最大出力電力パラメータが第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、ネットワークノードの方法が提供される。送信時間間隔、TTI、設定が決定される。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。前記第1TTIにおいて前記第1信号が受信され、かつ、前記第2TTIにおいて前記第2信号が受信され、前記第1TTIおよび前記第2TTIが最大出力電力を用いて送信されたものであり、前記最大出力電力が前記TTI設定に基づくものである。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記最大出力電力が第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、回路を含む無線デバイスが提供される。回路は、少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータを決定するよう構成され、前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。回路はさらに、決定された前記単一の最大出力電力パラメータを用いて、前記第1TTIにおいて前記第1信号を送信し、前記第2TTIにおいて前記第2信号を送信するよう構成される。
本態様のある実施の形態によると、前記単一の最大出力電力パラメータが第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、無線デバイスの方法が提供される。少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータが決定される。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。決定された前記単一の最大出力電力パラメータを用いて、前記第1TTIにおいて前記第1信号が送信され、前記第2TTIにおいて前記第2信号が送信される。
本態様のある実施の形態によると、前記単一の最大出力電力パラメータが第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、送信時間間隔、TTI、設定を決定するよう構成された決定モジュールを含む。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。ネットワークノードは、前記第1TTIにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2TTIにおいて前記第2信号を受信するよう構成された受信モジュールであって、前記第1TTIおよび前記第2TTIが最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、前記単一の最大出力電力パラメータが前記TTI設定に基づくものである、受信モジュールを含む。
本開示のある態様によると、無線デバイスが提供される。無線デバイスは、少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータを決定するよう構成された電力決定モジュールを含む。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。無線デバイスは、決定された前記単一の最大出力電力パラメータを用いて、前記第1TTIにおいて前記第1信号を送信し、前記第2TTIにおいて前記第2信号を送信するよう構成された送信モジュールを含む。
開示される実施の形態並びにそのフィーチャおよび利点のより完全な理解のために、添付の図面と連携した以下の説明が参照される。
LTE時間ドメイン構造の一例を示す。 例示的なダウンリンクサブフレームを示す。 ULについてサポートされる例示的な7シンボルsTTI構成を示す。 ULについてサポートされるべき4シンボルsTTIの例を示す。 UL TTIオプションの一例を示す。 2−OS TTI持続時間の一例を示す。 重なり合うシンボルが共通DMRSシンボルである、2−OS TTI長の重なり合うTTIを示す。 重なり合うシンボルが共通DMRSシンボルである、4−OS TTI長の重なり合うTTIを示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的なネットワークを示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的な無線デバイスを示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための、無線デバイスの例示的な方法を示す。 2−OS TTIパターンにおける非重複TTIのPCMAX推定ウインドウの一例を示す。 2−OS TTIパターンにおける重複TTIのPCMAX推定ウインドウの一例を示す。 4−OS TTIパターンにおける重複TTIのPCMAX推定ウインドウの一例を示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的な仮想コンピューティングデバイスを示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的なネットワークノードを示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための、ネットワークノードの例示的な方法を示す。 特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための他の例示的な仮想コンピューティングデバイスを示す。
特定の実施の形態を図1−16で説明する。同等の符号は種々の図面の同等の対応する部材のために用いられる。図9は、特定の実施の形態による、異なる送信時間間隔(TTI)パターンを伴う設定出力電力を導出するためのネットワーク100の実施の形態を示すブロック図である。ネットワーク100は、無線デバイス110またはUE110とも交換可能に呼ばれ得る1つまたは複数の無線デバイス110A〜Cと、ネットワークノード115またはeノードB115とも交換可能に呼ばれ得るネットワークノード115A〜Cと、を含む。無線デバイス110は、無線インタフェースを介してネットワークノード115と通信することができる。例えば、無線デバイス110Aはネットワークノード115のうちの1つまたは複数に無線信号を送信し、および/またはネットワークノード115のうちの1つまたは複数から無線信号を受信することができる。無線信号は、音声トラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または任意の他の適切な情報を含み得る。いくつかの実施の形態では、ネットワークノード115に関連付けられた無線信号カバレッジのエリアはセルと呼ばれ得る。いくつかの実施の形態では、無線デバイス110はD2D機能を有することができる。したがって、無線デバイス110は、別の無線デバイス110から信号を受信すること、および/または別の無線デバイス110に信号を直接送信することが可能であり得る。例えば、無線デバイス110Aは、無線デバイス110Bから信号を受信すること、および/または無線デバイス110Bに信号を送信することが可能であり得る。
ある実施の形態では、ネットワークノード115は無線ネットワークコントローラ(図9では不図示)とインタフェースすることができる。無線ネットワークコントローラはネットワークノード115を制御することができ、特定の無線リソース管理機能、モビリティ管理機能、および/または他の適切な機能を提供することができる。ある実施の形態では、無線ネットワークコントローラの機能はネットワークノード115に含まれてもよい。無線ネットワークコントローラは、コアネットワークノードとインタフェースすることができる。ある実施の形態では、無線ネットワークコントローラは、相互接続ネットワークを介してコアネットワークノードとインタフェースすることができる。相互接続ネットワークは、音声、ビデオ、信号、データ、メッセージ、またはこれらの任意の組合せを送信することができる任意の相互接続システムを指すことができる。相互接続ネットワークは、公衆交換電話網(PSTN)、公衆または私設データネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカル、リージョナル、またはグローバル通信、またはインターネットなどのコンピュータネットワーク、有線もしくは無線ネットワーク、企業イントラネット、またはそれらの組合せを含む任意の他の適切な通信リンクなどのすべてまたは一部を含むことができる。
いくつかの実施の形態では、コアネットワークノードは、無線デバイス110のための通信セッションの確立および様々な他の機能を管理することができる。無線デバイス110は、非アクセス階層レイヤを使用して、コアネットワークノードと特定の信号を交換することができる。非アクセス階層シグナリングでは、無線デバイス110とコアネットワークノードとの間の信号は無線アクセスネットワークを透過的に通過してもよい。ある実施の形態では、ネットワークノード115は、ノード間インタフェースを介して1つまたは複数のネットワークノードとインタフェースすることができる。例えば、ネットワークノード115Aおよび115Bは、X2インタフェースを介してインタフェースすることができる。
上述の通り、ネットワーク100の例示的な実施の形態は、ひとつ以上の無線デバイス110と、ひとつ以上の異なるタイプのネットワークノードであって無線デバイス110と通信可能(直接的にまたは間接的に)なネットワークノードと、を含んでもよい。無線装置110は、セルラまたはモバイル通信システムにおいてノードおよび/または別の無線デバイスと通信する任意のタイプの無線デバイスを指すことができる。無線デバイス110の例は、携帯電話、スマートフォン、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、可搬コンピュータ(例えば、ラップトップ、タブレット)、センサ、モデム、マシンタイプ通信(MTC)デバイス/マシン対マシン(M2M)デバイス、ラップトップ組み込み装置(LEE)、ラップトップ搭載装置(LME)、USBドングル、D2D可能デバイス、または無線通信を提供可能な任意の他のデバイスを含む。いくつかの実施の形態では、無線デバイス110はUE、ステーション(STA)、デバイス、または端末とも呼ばれ得る。また、いくつかの実施の形態では、一般用語「無線ネットワークノード」(または単に「ネットワークノード」)が使用される。それは、ノードB、基地局(BS)、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、eノードB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレードナーノード制御リレー、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU、RRH、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、コアネットワークノード(例えば、MSC、MMEなど)、O&M、OSS、SON、位置決めノード(例えば、E−SMLC)、MDT、または任意の適切なネットワークノードを含んでもよい任意の種類のネットワークノードであってもよい。ネットワークノード115および無線デバイス110の例示的な実施の形態を、それぞれ図14および10に関してより詳細に説明する。
図9はネットワーク100の特定の構成を示すが、本開示は本明細書で説明される様々な実施の形態が任意の適切な構成を有する様々なネットワークに適用され得ることを企図する。例えば、ネットワーク100は、任意の適切な数の無線デバイス110およびネットワークノード115、ならびに無線デバイス間または無線デバイスと別の通信デバイス(陸線電話など)との間の通信をサポートするのに適切な任意の追加の要素を含み得る。さらに、特定の実施の形態はロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおいて実装されるように説明され得るが、実施の形態は任意の適切な通信規格をサポートし、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプの電気通信システムにおいて実装されうるものであり、無線デバイスが信号(例えば、データ)を受信および/または送信する任意の無線アクセス技術(RAT)またはマルチRATシステムに適用可能である。例えば、本明細書で説明される様々な実施の形態は、LTE、LTE−Advanced、LTE−U、UMTS、HSPA、GSM、cdma2000、WiMax、WiFi、他の適切な無線アクセス技術、または1つまたは複数の無線アクセス技術の任意の適切な組み合せに適用可能であり得る。特定の実施の形態はダウンリンクにおける無線送信の文脈で説明されうるが、本開示は、様々な実施の形態がアップリンクにおいて等しく適用可能であり、逆もまた同様であることを企図する。同様に、本明細書で説明される短縮TTIパターンにおける連続TTIについての設定出力電力を導くための技法は、ライセンス免除チャネルにおけるLAA LTEおよびスタンドアロンLTE動作の両方に適用可能であり、一般に、ネットワークノード115および無線デバイス110の両方からの送信に適用可能である。
本開示では、第1ノードおよび第2ノードが2つのノードとして用いられる場合があり、非ライセンススペクトル(または、2つ以上のシステムがある種の共有規則に基づいて動作する共有スペクトル)で送信または受信のいずれかを行う。第1ノードの例はネットワークノードでありえ、これはより一般的な用語であってもよく、UEおよび/または他のネットワークノードと通信する任意のタイプの無線ネットワークノードまたは任意のネットワークノードに対応することができる。ネットワークノードの例はノードB、基地局(BS)、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、eノードB、gノードB、MeNB、SeNB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、ドナーノード制御リレー、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU、RRH、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、コアネットワークノード(例えば、MSC、MMEなど)、O&M、OSS、SON、位置決めノード(例えば、E−SMLC)、MDTなどであってもよい。
ノードの他の例はユーザ装置であり、これは非限定的な用語のユーザ装置(UE)であって、セルラまたはモバイル通信システムにおいてネットワークノードおよび/または他のUEと通信する任意のタイプの無線デバイスを指す。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、マシンタイプUEまたはマシンツーマシン(M2M)通信が可能なUE、PDA、iPAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組み込み装置(LEE)、ラップトップ取り付け装置(LME)、USBドングルなどである。
ある実施の形態では、一般用語「無線ネットワークノード」(または単に「ネットワークノード(NWノード)」)が使用される。それは、基地局、無線基地局、基地トランシーバ局、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、エバルブドノードB(eNB)、ノードB、リレーノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモートラジオユニット(RRU)、リモートラジオヘッド(RRH)などを含んでもよい任意の種類のネットワークノードであってもよい。
本開示では、上述のノードのいずれかが「第1ノード」および/または「第2ノード」になりうる。
キャリア、PCC、またはSCCとも交換可能に呼ばれるコンポーネントキャリア(CC)は、上位レイヤシグナリングを使用してネットワークノードによって無線デバイスにおいて設定される。例えば、CCは、無線デバイスにRRC設定メッセージを送信することによって設定され得る。設定されたCCは、設定されたCCのサービングセル(例えば、PCell、PSCell、SCellなど)上で無線デバイスを担当するためにネットワークノードによって使用され得る。設定されたCCはまた、CC上で動作するセル、例えば、PCell、SCell、またはPSCell、および隣接セル、上で1つまたは複数の無線測定(例えば、RSRP、RSRQなど)を実行するために、無線デバイスによって使用される。
フォールバックモードという用語は、本明細書では無線デバイス110によってサポートされるCA組み合わせにおけるCCの最大数よりも少ない数のCCを含むキャリアアグリゲーション(CA)設定を指す。例えば、4つのDL CCおよび1つのUL CCの最大CA設定を伴うCA組み合わせをサポートする無線デバイス110は、以下の3つのフォールバックモードをサポートすることができる:3つのDL CCおよび1つのUL CC、1つのDL CCおよび1つのUL CC、DL CCおよび1つのUL CC(すなわち、シングルキャリア動作)。フォールバックモードという用語は、下位CA組み合わせ、下位CA設定、フォールバックCAモード、フォールバックCA設定モード、フォールバックCA組み合わせなどとも交換可能に呼ばれる。
無線アクセス技術またはRATという用語は、UTRA、E−UTRA、狭帯域物のインターネット化(NB−IoT)、WiFi、ブルートゥース、次世代RAT(NR)、4G、5Gなどの任意のRATを指してもよい。第1ノードおよび第2ノードのいずれかは、単一のRATまたは複数のRATをサポート可能であってもよい。
本明細書で使用される信号という用語は、任意の物理信号または物理チャネルとすることができる。物理信号の例は、PSS、SSS、CRS、PRSなどの基準信号である。本明細書で使用される(例えば、チャネル受信の文脈における)物理チャネルという用語は、「チャネル」とも呼ばれる。物理チャネルの例は、MIB,PBCH,NPBCH,PDCCH,PDSCH,sPUCCH,sPDSCH,sPUCCH,sPUSCH,MPDCCH,NPDCCH,NPDSCH,E−PDCCH,PUSCH,PUCCH,NPUSCH,などである。
本明細書で使用される「時間リソース」という用語は、時間の長さで表される任意のタイプの物理リソースまたは無線リソースに対応してもよい。時間リソースの例は、シンボル、タイムスロット、サブフレーム、無線フレーム、TTI、インタリーブ時間などである。
本明細書で使用される用語TTIは、物理チャネルが送信のために符号化され、インターリーブされることができる任意の期間(T0)に対応することができる。物理チャネルは、それを符号化したときにかかった期間と同じ期間(T0)にわたって受信器によって復号される。TTIはまた、短いTTI(sTTI)、送信時間、送信時間間隔、スロット、サブスロット、ミニスロット、短いサブフレーム(SSF)、ミニサブフレームなどと互換的に呼ばれ得る。
本明細書で使用される用語Pcmaxは、UE最大出力電力を定義する任意のパラメータに対応し得る。いくつかの実施の形態において、Pcmaxは、P1によって示される。パラメータはあらかじめ定義されてもよいし、設定されてもよい。パラメータは、UEの公称出力電力以下であってもよい。Pcmaxはまた、本明細書では、UE最大送信電力、UE最大設定電力、UE最大動作電力などと交換可能に呼ばれる。
本明細書で使用される要件という用語は、無線デバイス測定に関連する任意のタイプの無線デバイス要件を含んでもよく、そのような要件は、無線要件、測定要件、RRM要件、モビリティ要件、測位測定要件などとしても知られる。無線デバイス測定に関連する無線デバイス要件の例は、測定時間、測定報告時間または遅延、測定確度(例えば、RSRP/RSRQ確度)、測定時間にわたって測定されるべきセルの数などである。測定時間の例は、L1測定期間、セル識別時間またはセルサーチ遅延、CGI取得遅延などである。
とりわけ、本開示は以下を開示する:
● 異なるTTIパターンを含むシナリオ。
● 連続TTIについての最大出力電力を決定する、UEのための方法の実施の形態、および、そのような方法を実施するよう動作可能であるUEの実施の形態。
● 連続TTIについての最大出力電力を決定する、ネットワークノードのための方法の実施の形態、および、そのような方法を実施するよう動作可能であるネットワークノードの実施の形態。
異なるTTIパターンを含むシナリオの説明
ある実施の形態では、無線デバイス110は異なるTTIパターンで構成され得る。ある例示的なシナリオでは、無線デバイス110はシングルキャリア動作として知られるように、ひとつのサービングセル(例えば、PCell)で設定されてもよい。無線デバイス110は、少なくとも2つの異なるTTI(例えば、1msのTTIおよび2−OSのTTIなど)が可能であってもよい。無線デバイス110は、サービングセルのひとつの時間リソースにおいて無線デバイス110によってサポートされる複数のTTIのうちの任意の1つで構成され得る。ある実施の形態では、無線デバイス110はさらに、サービングセルにおいてTTIが経時的に変更される原因となる動作をサポートすることが可能であり得る。追加的にまたは代替的に、無線デバイス110は、そのサービングセルのアップリンクおよびダウンリンクにおいて異なるTTIを使用する動作をサポートすることがさらに可能であり得る。基本シナリオの一例を表1に示す:
Figure 0006756042
図10は、特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的な無線デバイス110を示す。図示のように、無線デバイス110は、トランシーバ510と、ひとつ以上のプロセッサ520と、メモリ530と、を含む。ある実施の形態では、トランシーバ510は、ネットワークノード115への(例えば、アンテナを介した)無線信号の送信およびネットワークノード115からの(例えば、アンテナを介した)無線信号の受信を促進し、プロセッサ520はインストラクションを実行することで上で無線デバイス110によって提供されるものとして説明されている機能のいくつかまたは全てを提供し、メモリ530はプロセッサ520によって実行されるインストラクションを保持する。無線デバイス110の例は、上記で提供される。
ひとつ以上のプロセッサ520は、インストラクションを実行しデータを操作することで無線デバイス110の説明される機能のうちのいくつかまたは全てを行うために、ひとつ以上のモジュールで実装されるハードウエアおよびソフトウエアの任意の適切な組み合わせを含んでもよい。ある実施の形態では、ひとつ以上のプロセッサ520は、例えば、ひとつ以上のコンピュータ、ひとつ以上の中央演算ユニット(CPU)、ひとつ以上のマイクロプロセッサ、ひとつ以上のアプリケーション、および/または他のロジック、を含んでもよい。
メモリ530は一般に、コンピュータプログラム、ソフトウエア、論理や規則やアルゴリズムやコードやテーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行可能な他のインストラクションなどのインストラクションを保持するように動作可能である。メモリ530の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ(ROM))、大容量ストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)やデジタルビデオディスク(DVD))、および/または情報を保持する任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
無線デバイス110の他の実施の形態は、無線デバイスの機能のある側面を提供することの責を負う、図10に示されるものを超える追加的なコンポーネントを含んでもよく、そのような機能は本明細書に記載される機能のいずれかおよび/または追加的な機能(上述の解をサポートするのに必要な機能を含む)を含む。
図11は、特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための、無線デバイス110の例示的な方法600を示す。方法はステップ602で始まり、そこでは、無線デバイス110は、少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータ(P1)を決定する。ひとつ以上の実施の形態では、TTI設定は、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含む。ひとつ以上の実施の形態では、TTI設定は、時間において互いに重なり合わない第2TTIの隣の第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う第2TTIの隣の第1TTI;のうちのいずれかを含む。
ひとつ以上の実施の形態では、ネットワークノード115は、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)とUE110との間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)と、を含むTTI設定(TTI−CONF)を決定する。ある実施の形態では、TTI−CONFが、時間において互いに重なり合わない隣り合うTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)と、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)と、のうちのいずれかであってもよい。ある実施の形態では、TTI−CONFの決定は、例えば事前定義されたルールに基づいてTTI−CONFを取得すること、またはネットワークノード115または他のUE110からそれを受信すること、を含んでもよい。ある実施の形態では、ネットワークノード115はUE110にTTI設定を送信する。例えば、無線デバイス110は、少なくとも無線デバイス110のサービングセルにおいて信号を送信するために無線デバイス110によって用いられるべきTTI設定(TTI−CONF)を取得するか、そうでなければある実施の形態では決定する。
TTI−CONFは2つのTTIからなる:第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)とUE110との間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)、ここで、TTI1とTTI2とは時間的に隣り合うまたは連続するTTIである。セル1は、無線デバイス110のサービングセルであり得る。サービングセルの例は、PCell、PSCellなどである。Cell1はULサービングセルに対応してもよい。この場合、TTI1はULサービングセルのTTIに対応する。
TTI−CONFはさらに、少なくとも2つのTTI設定のうちのいずれかひとつを含んでもよい:
− 時間において互いに重なり合わない隣り合うまたは連続するTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)、および
− 時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うまたは連続するTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)。
本明細書で用いられるTTI1およびTTI2は、少なくとも、cell1においてアップリンク信号を送信するために無線デバイス110によって用いられるTTIを指してもよい。一例では、同じTTI(例えば、TTI1)は、cell1のアップリンクおよびダウンリンクの両方において信号を動作させるために、無線デバイス110によって用いられてもよい。他の例では、異なるTTIは、cell1のアップリンクおよびダウンリンクにおいて信号を動作させるために、無線デバイス110によって用いられてもよい。例えば、cell1のULおよびDLにおいてTTI1uおよびTTI2dがそれぞれ用いられてもよい。同じセルすなわちcell1において無線デバイス110によって同じTTIが使用されるか異なるTTIが使用されるかに関わらず、実施の形態を適用することができる。
本明細書で用いられるCONF2という用語は、少なくとも、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合うTTI1およびTTI2を含む。言い換えると、無線デバイス110は、少なくともひとつの重なり合う時間リソース(例えば、1シンボル)を伴う2つの連続するまたは連なるTTIで設定される。TTI1およびTTI2は同じ時間長を有しうるか、または、それらは異なる時間長を有しうる。後者の場合、一例では、先頭のTTIは末尾のTTIよりも大きくてもよく(すなわち、TTI1>TTI2)、一方で、第2の例では、先頭のTTIは末尾のTTIよりも小さくてもよい(すなわち、TTI1<TTI2)。二つの連続するTTIの時間において重なり合う部分は、典型的には、参照信号を含むひとつ以上のシンボルである。参照信号の例はDMRS、SRS等である。TTI−CONFはまた、互換的に、共通のDMRSを伴う二つの連続TTIを含むTTI設定、共有DMRSを伴う二つの連続TTIを含むTTI設定、共通のまたは重なり合うシンボルを伴う二つの連続TTIを含むTTI設定、参照信号を含む共通のまたは重なり合うシンボルを伴う二つの連続TTIを含むTTI設定、または共通のあるいは共有のDMRSまたは参照信号あるいはシンボルを伴う単なるTTI設定などと呼ばれうる。
本明細書においてセル1と無線デバイス110との間の動作信号(S1)という用語は、無線デバイスによるセル1からの信号(S11)の受信および/または無線デバイス110によるセル1への信号(S12)の送信を含むことができる。無線デバイス110においてcell1から信号を受信するS11の例は、PDCCH、PDSCH、sPDCCH、sPDSCHなどのDLチャネルである。無線デバイス110によってcell1に信号を送信するS12の例は、PUCCH、PUSCH、sPUCCH、sPUSCHなどのULチャネルである。
無線デバイス110は、以下のメカニズムのうちのひとつ以上に基づいて、TTI−CONFに含まれるTTI1およびTTI2を決定してもよい:
* 事前定義された情報、例えば、TTI1とF1の周波数帯との関係および/またはTTI2とF1の周波数帯との関係。
* 例えばPCell、SCellなどのネットワークノードから受信した設定。例えば、無線デバイス110は、DLにおいて制御信号を受信することによって、またはRRCメッセージを受信することによって、任意のキャリアにおいて任意の時刻において使用されるTTIパターンを決定することができる。
* 事前に定義されたルール。ルールの例は以下の通りである:
○ 参照セルで使用されるのと同じTTIを適用する。参照セルの例はPCellやPSCellである。
○ セル1の反対方向で使用されるTTIに基づく。例えば、
● ULおよびDLセル1において同じTTIを仮定する。
● UL cell1が、DL cell1のTTIよりも短くないTTIを使用すると仮定する
* 例えば、異なる事前定義TTIのDLチャネルを復号しようと試みることによる、無線デバイス110によるブラインド検出などによる自律決定。
ステップ602のある実施の形態では、ステップ602によると、無線デバイス110は、2つ以上の連続TTIにおいて、決定されたTTI−CONFに基づいて信号を送信するためにUEによって用いられるべき単一の最大出力電力パラメータ(P1)を決定する。P1の推定はウインドウまたは持続時間または推定期間(Tw)に亘ってなされ、これは少なくとも自身のサービングセルにおいてUEが信号を送信するために該UEによって使用される連続するTTIのうちの少なくともひとつに依存する。パラメータTwは、参照時間、参照TTI長またはウインドウ、TTI参照(TTIref)、Pcmax参照時間、最大電力の推定期間などと呼ばれることもある。
より具体的には、P1を計算または推定するためのTwの値は、cell1のULにおいて無線デバイス110によって使用されるTTIのうちの少なくともひとつの関数である。これは、以下の式で表される:
Figure 0006756042
他の例では、Twは、式(2)に表されるように、TTI−CONF内の全てのTTI(例えば、TTI1およびTTI2)の関数であってもよい。これはCONF1にもCONF2にも適用される。
Figure 0006756042
無線デバイス110がCONF1で設定される場合、特定の例では、Twは(3)によって表されうる:
Figure 0006756042
無線デバイス110がCONF2で設定される場合、Twは(5)の一般式によって表されうる:
Figure 0006756042
ここで、Δtは時間においてTTIとTTI2との間で共有される、すなわちTTI1とTTI2との間で共通の、持続時間である。例えば、Δtは、DMRSシンボルがTTI1とTTI2との間で共有される場合、そのDMRSシンボルと等しくあってもよい。
無線デバイス110がCONF2で設定される場合、特定の例では、Twは(5)によって表されうる:
Figure 0006756042
各決定されたTTI設定について(およびwww.3GPP.orgで公に利用可能とされているTS 36.101 v14.1.0 セクション6.2.5で言及されているようなサブフレームではない)、無線デバイス110は、TS 36.101 セクション6.2.5で指定される要件に基づいて、2つ以上の連続するTTIのPCMAX_L,cおよびそのPCMAX,cの値を決定する。
TTI持続時間が1msより小さい(すなわち、14−OS TTIより小さい)場合、PCMAXはTTIの持続時間全体について計算される。1msのTTIは14個のOFDMシンボル(通常のサイクリックプレフィックス長を伴う)からなることを注意しておく。異なるTTIについてのPCMAX計算ウインドウの一例は以下の表2に示される。表2では、全ての場合において、TTI設定が2つの連続TTIを含むことが前提とされている。したがって、全ての場合(#1−5)において、Pcmax計算ウインドウ(Tw)はTTI1およびTTI2の持続時間を含む。表2の#1および#3の例示的ケースでは、TTI−CONFは、1つの共有OFDMシンボル(例えばDMRSを含むもの)を伴う2つの連続TTIを含む。#1の場合(TTIの4−OS)、TTI1とTTI2との間の1つの共有シンボルに起因して、Pcmax計算ウインドウ(Tw)は7−OS(すなわち、0.5ms)を含む。#3の場合(TTIの2−OS)、TTI1とTTI2との間の1つの共有シンボルに起因して、Pcmax計算ウインドウ(Tw)は3−OS(すなわち、214.29μs)を含む。しかしながら、#3の場合(各TTIの2−OS)、TTI1とTTI2との間の1つの共有シンボルに起因して、Pcmax計算ウインドウ(Tw)は3−OS(すなわち、214.29μs)を含む。#4および#5のケースはそれぞれ#2および#3のケースと同様であるが、前者ではTTI1およびTTI2の長さが異なるという違いがある。
表2:2つの連続TTIが時間において重なり合う場合の、異なるTTIパターンについての、最小Pcmax計算時間ウインドウの一例
Figure 0006756042
表、または関係性マッピング、またはTTIの値と対応するPcmaxパラメータとを関連付けることは、無線デバイス110によって、以下の原理のうちのひとつ以上に基づいて、取得されうる:
* 事前定義されたルール、例えば規格で事前定義された要件、に基づく、
* ネットワークノード115から、または他の無線デバイス110からそれを受信することによって、
* 無線デバイス110による、例えば履歴データまたは統計に基づく、自律選択によって、
* cell1におけるUL信号の受信性能に基づく、例えば、受信信号品質が閾値を下回る場合、無線デバイス110はTTIの関数としてそのPCMAXウインドウを調整してもよい、すなわち、調整は現在のTTIに依存しうる。
上述の例は図12A−12Cに示される。
トータルの設定最大出力電力PCMAXは、以下の範囲内に設定される:
Figure 0006756042
ここで、PCMAX推定時間ウインドウは、m個のTTIの総計からなり、PCMAX_LおよびPCMAX_Hは以下のように定義される:
Figure 0006756042
ここで、上述のPCMAXはTTIに適用される、すなわち、cell1のTTI(n)からTTI(n+m)に適用される。PCMAX_L,a(b)およびPCMAX_H,a(b)は、それぞれ、TTI b上のセルaについてのPCMAX,cの下限および上限である。
数mは以下のうちのひとつ以上によって定義可能である:
* それは、無線デバイス110によって、TTI持続時間の関数、例えばm=f(TTI)、として決定可能である。一例として、2−OS TTIについて、mは2より大きくてもよい。
* mはネットワークから無線デバイス110へシグナリングされてもよい。
* mは、2つ以上の連続TTIに亘って信号を送信するために用いられる時間マスクの時間ウインドウと等しくてもよい。
* 例えば、異なる事前定義TTIのDLチャネルを復号しようと試みることによる、無線デバイス110によるブラインド検出などの、無線デバイス110による自律決定。
* ネットワークノードによって無線デバイス110に提供されるULリソース割り当て情報に基づく。
* 以前の送信からの履歴や統計に基づく。
ステップ604で、無線デバイス110は、cell1に信号を送信するために、決定されたTTI設定(CONF1またはCONF2)に関連付けられた決定された最大出力電力値(P1)を用いる。ある実施の形態では、無線デバイス110は、決定された単一の最大出力電力パラメータを用いて、第1TTIにおいて第1信号を送信し、第2TTIにおいて第2信号を送信する。無線デバイス110は、決定された最大出力電力パラメータ(P1)に基づいて、TTI−CONFにしたがって、2つ(またはそれより多く)の連続TTIにおいてcell1に信号S1およびS2(またはそれより多くの信号)を送信する。無線デバイス110は、P1の決定された値に基づいて、その最大出力電力がP1の値内に留まることを保証する。無線デバイス110は、P1の決定された値に基づいて、さらに、無線デバイス110がTTIに亘って信号を送信するときのそのTTIがUE110によってP1が推定されたときのTTIと同じ場合でも、その最大出力電力がP1の値内に留まることを保証する。
ひとつ以上の実施の形態では、無線デバイス110はステップ3で決定された最大出力電力(P1)を、ひとつ以上の動作タスクのために使用する。タスクの例は以下の通りである:
−少なくとも送信信号上で無線測定を行うこと
−アップリンクにおける信号のスケジューリング
−電力制御
−位置決め等
特定の実施の形態では、上述のように短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導出する方法は仮想コンピューティングデバイスによって実行されてもよい。図13は、特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的な仮想コンピューティングデバイス700を示す。いくつかの実施の形態では、仮想コンピューティングデバイス700は図11に示し説明した方法に関して上述したものと同様のステップを実行するためのモジュールを含むことができる。例えば、仮想コンピューティングデバイス700は、少なくとも1つのP1決定モジュール720と、少なくとも1つの送信モジュール730と、短縮TTIパターンの連続するTTIについて設定出力電力を導出するための任意の他の適切なモジュールと、を含むことができる。ひとつ以上の実施の形態では、仮想コンピューティングデバイス700はTTI−CONF決定モジュールを含む。あるいはまた、TTI−CONFモジュールはネットワークノード115に含まれる。いくつかの実施の形態では、モジュールのうちの1つまたは複数は図10の1つまたは複数のプロセッサ520を使用して実装することができる。特定の実施の形態では、様々なモジュールのうちの2つ以上の機能は単一のモジュールに組み入れられてもよい。
ひとつ以上の実施の形態では、無線デバイス110はTTI−CONF決定モジュールを含み、該モジュールは仮想コンピューティングデバイス700のTTI−CONF決定機能を行ってもよい。例えば、特定の実施の形態では、TTI−CONF決定モジュールは、図15のステップ302にしたがう機能を実行してもよい。
P1決定モジュール720は、仮想計算デバイス700のP1決定機能を行ってもよい。例えば、特定の実施の形態では、P1決定モジュール720は、図11のステップ602にしたがう機能を実行してもよい。
送信モジュール730は、仮想計算デバイス700の送信機能を行ってもよい。例えば、特定の実施の形態では、送信モジュール730は、図11のステップ604にしたがう機能を実行してもよい。ある実施の形態では、送信モジュール730は、ひとつ以上の無線動作タスク(例えば、測定など)のために、決定されたP1を使用するよう構成される。
仮想計算デバイス700の他の実施の形態は、無線ノードの機能のある側面を提供することの責を負う、図13に示されるものを超える追加的なコンポーネントを含んでもよく、そのような機能は上述の機能のいずれかおよび/または追加的な機能(上述の解をサポートするのに必要な機能を含む)を含む。種々の異なるタイプの無線デバイス110およびネットワークノード115は、同じ物理的なハードウエアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするよう(例えば、プログラミングを介して)構成されたコンポーネントを含んでもよく、または部分的にまたは完全に異なる物理的コンポーネントを表してもよい。
図14は、特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的なネットワークノード115を示す。上述のように、ネットワークノード115は、任意のタイプの無線ネットワークノード、または無線デバイス110および/または別のネットワークノード115と通信する任意のネットワークノードであってもよい。ネットワークノード115の例は、上記で提供される。
ネットワークノード115は、同種配備、異種配備、または混合配備として、ネットワーク100全体にわたって配備され得る。同種配備は一般に、同じ(または同様の)タイプのネットワークノード115、および/または同様のカバレッジおよびセルサイズ、ならびにサイト間距離から構成される配備を記述することができる。異種配備は一般に、異なるセルサイズ、送信電力、容量、およびサイト間距離を有する様々なタイプのネットワークノード115を使用する配備を記述することができる。例えば、異種配備は、マクロセルレイアウト全体にわたって配置された複数の低電力ノードを含むことができる。混合配備は、同種部分と異種部分との混合を含むことができる。
ネットワークノード115は、トランシーバ210、ひとつ以上のプロセッサ220、メモリ230、およびネットワークインタフェース240のうちの1つまたは複数を含むことができる。ある実施の形態では、トランシーバ210は、無線デバイス110へ(例えば、アンテナを介して)無線信号を送信することおよび無線デバイス110から(例えば、アンテナを介して)無線信号を受信することを促進し、ひとつ以上のプロセッサ220はインストラクションを実行することでネットワークノード115によって提供されるものとして上述されている機能のいくつかまたは全てを提供し、メモリ230はひとつ以上のプロセッサ220によって実行されるインストラクションを保持し、ネットワークインタフェース240は、ゲートウエイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆電話交換網(PSTN)、コアネットワークノードまたは無線ネットワークノード等に信号を伝送する。
いくつかの実施の形態では、ネットワークノード115はマルチアンテナ技術を使用することができ、複数のアンテナを装備し、MIMO技術をサポートすることができる。1つまたは複数のアンテナは、制御可能な偏波を有することができる。言い換えれば、各要素は異なる偏光(例えば、交差偏光におけるような90度の分離)を伴う2つの共存サブ要素を有してもよく、その結果、ビームフォーミング重みの異なる集合は、放射された波に異なる偏光を与える。
ひとつ以上のプロセッサ220は、インストラクションを実行しデータを操作することでネットワークノード115の説明される機能のうちのいくつかまたは全てを行うために、ひとつ以上のモジュールで実装されるハードウエアおよびソフトウエアの任意の適切な組み合わせを含んでもよい。ある実施の形態では、ひとつ以上のプロセッサ220は、例えば、ひとつ以上のコンピュータ、ひとつ以上の中央演算ユニット(CPU)、ひとつ以上のマイクロプロセッサ、ひとつ以上のアプリケーション、および/または他のロジック、を含んでもよい。
メモリ230は一般に、コンピュータプログラム、ソフトウエア、論理や規則やアルゴリズムやコードやテーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッサによって実行可能な他のインストラクションなどのインストラクションを保持するように動作可能である。メモリ230の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ(ROM))、大容量ストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)やデジタルビデオディスク(DVD))、および/または情報を保持する任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的コンピュータ可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。
ある実施の形態では、ネットワークインタフェース240はひとつ以上のプロセッサ220に通信可能に結合され、ネットワークノード115への入力を受信し、ネットワークノード115からの出力を送信し、そのような入力または出力もしくはその両方の適切な処理を実行し、他のデバイスと通信し、またはそれらの任意の組み合わせを行うよう動作する任意の適切なデバイスを指してもよい。ネットワークインタフェース240は、ネットワークを通じて通信するための、適切なハードウエア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインタフェースカードなど)とソフトウエア(プロトコル変換およびデータ処理能力を含む)とを含んでもよい。
ネットワークノード115の他の実施の形態は、無線ネットワークノードの機能のある側面を提供することの責を負う、図14に示されるものを超える追加的なコンポーネントを含んでもよく、そのような機能は上述の機能のいずれかおよび/または追加的な機能(上述の解をサポートするのに必要な機能を含む)を含む。種々の異なるタイプのネットワークノードは、同じ物理的なハードウエアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするよう(例えば、プログラミングを介して)構成されたコンポーネントを含んでもよく、または部分的にまたは完全に異なる物理的コンポーネントを表してもよい。
図15は、特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための、ネットワークノード115の例示的な方法300を示す。方法はステップ302で始まり、そこでは、ネットワークノード115は、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)と無線デバイス110との間の第1信号(S1)を動作させるために使用される第1TTI(TTI1)と、第1キャリア(F1)上の第1セル(cell1)との間の第2信号(S2)を動作させるために使用される第2TTI(TTI2)と、を含むTTI設定(TTI−CONF)で無線デバイスを決定し、TTI−CONFが、時間において互いに重なり合わない隣り合うTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)と、時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)と、のうちのいずれかである。TTI設定(TTI−CONF)は、メッセージ、例えばRRCメッセージをUEに送信することによって行われてもよい。 ネットワークノード115は、次いで、決定されたTTI設定に基づいて無線デバイス110を設定してもよい。
TTI−CONFはさらに、少なくとも2つのTTI設定のうちのいずれかひとつを含んでもよい:
−時間において互いに重なり合わない隣り合うまたは連続するTTI1とTTI2とを含む第1TTI設定(CONF1)、および
−時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う隣り合うまたは連続するTTI1とTTI2とを含む第2TTI設定(CONF2)。
セクション5.3.1(UEの実施の形態)で与えられるCONF1およびCONF2の例はまた、ネットワークノード115にも適用可能である。
ひとつ以上の実施の形態では、ネットワークノード115は、TTI1およびTTI2の値を決定してもよく、または、TTIおよびTTI2を設定する必要性、すなわち特定の値、を決定してもよい。ネットワークノード115は例えば、以下の原則のうちの1つまたは複数に基づいて、TTI1およびTTI2の値を決定することができる:
−無線デバイスは2つ以上の異なるTTI、例えば、TTI=1msおよびTTI=0.14ms、をサポートするか否かという無線デバイスの能力。
−無線デバイスに要求されるビットレート。
−無線デバイス110とネットワークノード115との間でデータパケットを運ぶために必要とされる往復時間(RTT)、例えば、より短いRTTが必要とされる場合には、より短いTTIが使用される。
−サービングセルに対する無線デバイスの位置。例えば、無線デバイスがサービングセルに近い場合、例えば、無線デバイス110がcell1を担当するネットワークノードに近い場合、より短いTTIが使用される。
ネットワークノード115は、無線デバイス110をCONF1で設定するかCONF2で設定するかを決定してもよい。ネットワークノード115は、cell1において信号を動作させるために、無線デバイス110をCONF1で設定するかCONF2で設定するかを、以下のメカニズムのうちのいずれかに基づいて、決定してもよい:
−無線デバイス110の送信器特性、例えば、より低い放射またはTTI1とTTI2との間のより低い干渉を導くTTI−CONF。
−cell1において無線デバイス110から信号を受信するためのネットワークノード115の受信器における期待されるまたはターゲットの信号品質。
−ネットワークノード115が、UL信号品質を推定し、それをスケジューリングのために用いるためにDMRSを使用したいか否か。
−無線デバイス110のカバレッジ、例えば、UEとcell1を担当する基地局との間の経路損失。
−無線デバイスの電力クラス、例えば、最大出力電力(例えば、23dBm)。
−展開シナリオ、例えば、セルサイズやセル範囲など。
−アップリンクビットレートまたはスループット、例えば、より良いスループットを導くTTI−CONFがネットワークノードによって用いられる。
−ネットワークノード115によって用いられるTTI−CONFの履歴または統計。
ひとつ以上の実施の形態では、無線デバイス110は、TTI設定を用いることによって、本明細書に記載されるように、TTI1およびTTI2の設定値に基づいて、2つ以上の連続TTI(TTI1およびTTI2)についての無線デバイスの最大出力電力パラメータ(P1)を決定する。パラメータP1は2つ以上の連続TTIについてcell1においてUL信号を送信するために、無線デバイス110によって使用される:TTI1およびTTI2。
無線デバイス110は、TTIと最大出力電力パラメータとの間の関係またはマッピングに基づいて、P1の値を決定することができる。マッピングは、少なくとも2つのTTIと、最大出力電力の対応する値を推定するためのウインドウ(Tw)の対応する2つの値と、を含む。無線デバイス110は、図11のステップ602に関して説明したのと同じ原理を使用して、P1の値を決定することができる。
ステップ304で、ネットワークノード115は、第1TTIにおいて第1信号を受信し、かつ、第2TTIにおいて第2信号を受信し、第1TTIおよび第2TTIが最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、単一の最大出力電力パラメータがTTI設定に基づくものである。ひとつ以上の実施の形態では、ネットワークノード115は、決定された最大出力電力パラメータ(P1)に基づいて無線デバイス110から、第1セルにおいて第1信号を受信し、これはTTI−CONFにしたがう2つ(またはより多く)の連続TTIでのcell1における決定された受信信号S1およびS2(またはより多くの信号)に基づくものである。ネットワークノード115はさらに、2つ以上の連続TTIのP1の値に基づいて、その受信器設定を適合させてもよい。例えば、セル1に信号を送信するために無線デバイス110によって使用されるP1が閾値(例えば、300μs)よりも小さい時間ウインドウにわたって無線デバイス110によって推定される場合、ネットワークノード115はS1を受信するために、よりロバストな受信器を使用することができる。しかしながら、セル1に信号を送信するために無線デバイス110によって使用されるP1の値が閾値(例えば、300μs)よりも小さくない時間ウインドウにわたって無線デバイス110によって推定される場合、ネットワークノード115はS1を受信するために、よりロバストでない受信器を使用することができる。よりロバストな受信器は、よりロバストでない受信器と比較して、より効果的に干渉を緩和する。しかしながら、前者の受信器(よりロバスト)は後者の受信器タイプと比較して、より多くの電力を消費し、より多くの処理および複雑な動作を必要とし得る。
受信器タイプの適合は、ネットワークノードが、無線デバイスカバレッジを強化することを可能とする。
ある実施の形態では、ネットワークノード115は、ひとつ以上の動作タスクのために、受信信号および/または決定されたP1の値を使用する。動作タスクの例は以下の通りである:
−ネットワークノード115において無線測定を実行することと、
−セル1においてDLでおよび/またはUでUEのTTIを適応させることと、
−異なる時間リソースにおいてセル1においてUEのTTIを適応させることと、
−セル1におけるUEの電力制御動作、
−P1および/またはTwの決定された値に関する情報を他のノードに送信すること。
特定の実施の形態では、上述のように短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導出する方法は仮想コンピューティングデバイスによって実行されてもよい。図16は、特定の実施の形態による、短縮TTIパターンにおける連続TTIについて設定出力電力を導くための例示的な仮想コンピューティングデバイス400を示す。いくつかの実施の形態では、仮想コンピューティングデバイス400は図15に示し説明した方法に関して上述したものと同様のステップを実行するためのモジュールを含むことができる。例えば、仮想コンピューティングデバイス400は、少なくとも1つの設定モジュールと、少なくとも1つの決定モジュール420と、少なくとも1つの受信モジュール430と、短縮TTIパターンの連続するTTIについて設定出力電力を導出するための任意の他の適切なモジュールと、を含むことができる。いくつかの実施の形態では、モジュールのうちの1つまたは複数は図14の1つまたは複数のプロセッサ220を使用して実装することができる。特定の実施の形態では、様々なモジュールのうちの2つ以上の機能は単一のモジュールに組み入れられてもよい。
決定モジュール420は、仮想計算デバイス400の決定機能を行ってもよい。例えば、特定の実施の形態では、決定モジュール420は、図15のステップ302にしたがう機能を実行してもよい。
ひとつ以上の実施の形態では、仮想コンピューティングデバイス400は、本明細書で説明されるように、決定されたTTI設定に基づいて無線デバイス110を設定することを行いうる設定モジュールを含む。
受信モジュール430は、仮想計算デバイス400の受信機能を行ってもよい。例えば、特定の実施の形態では、受信モジュール430は、図15のステップ304にしたがう機能を実行してもよい。
ある実施の形態では、仮想コンピューティングデバイス400は、ひとつ以上の動作タスクのために、受信信号および/または決定されたP1の値を使用するよう構成される。
仮想計算デバイス400の他の実施の形態は、無線ノードの機能のある側面を提供することの責を負う、図16に示されるものを超える追加的なコンポーネントを含んでもよく、そのような機能は上述の機能のいずれかおよび/または追加的な機能(上述の解をサポートするのに必要な機能を含む)を含む。種々の異なるタイプの無線デバイス110およびネットワークノード115は、同じ物理的なハードウエアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするよう(例えば、プログラミングを介して)構成されたコンポーネントを含んでもよく、または部分的にまたは完全に異なる物理的コンポーネントを表してもよい。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に開示されるシステムおよび装置に対する変更、追加または省略を行うことができる。システムおよび装置のコンポーネントは統合されてもよいし、分離されてもよい。さらに、システムおよび装置の動作はより多くの、より少ない、または他のコンポーネントによって行われてもよい。加えて、システムおよび装置の動作は、ソフトウエア、ハードウエアおよび/または他のロジックを含む任意の適切なロジックを用いて行われてもよい。本開示で用いられる場合、「各」は集合の各メンバ、または集合の部分集合の各メンバを指す。
本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載される方法に対する変更、追加または省略を行うことができる。方法はより多くの、より少ない、または他のステップを含んでもよい。加えて、ステップは任意の適切な順序で行われてもよい。
本開示を所定の実施の形態で説明したが、実施の形態の変更や置換は当業者には明らかであろう。したがって、実施の形態の上述の記載は本開示を制限するものではない。説明された実施の形態により定義される、本開示の範囲から逸脱することなく、他の変形、代替および変更が可能である。
ある実施の形態
本開示のある態様によると、ネットワークノード115が提供される。ネットワークノード115は回路を含む。回路は、送信時間間隔、TTI、設定を決定することであって、前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む、決定することを行うよう構成される:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。回路はさらに、前記第1TTIにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2TTIにおいて前記第2信号を受信するよう構成され、前記第1TTIおよび前記第2TTIが最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、前記単一の最大出力電力パラメータが前記TTI設定に基づくものである。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記単一の最大出力電力パラメータが第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、ネットワークノード115の方法が提供される。送信時間間隔、TTI、設定が決定される。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。前記第1TTIにおいて前記第1信号が受信され、かつ、前記第2TTIにおいて前記第2信号が受信され、前記第1TTIおよび前記第2TTIが最大出力電力を用いて送信されたものであり、前記最大出力電力が前記TTI設定に基づくものである。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記最大出力電力が第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、回路を含む無線デバイス110が提供される。回路は、少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータを決定するよう構成され、前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。回路はさらに、決定された前記単一の最大出力電力パラメータを用いて、前記第1TTIにおいて前記第1信号を送信し、前記第2TTIにおいて前記第2信号を送信するよう構成される。
本態様のある実施の形態によると、前記単一の最大出力電力パラメータが第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、無線デバイス110の方法が提供される。少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータが決定される。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。決定された前記単一の最大出力電力パラメータを用いて、前記第1TTIにおいて前記第1信号が送信され、前記第2TTIにおいて前記第2信号が送信される。
本態様のある実施の形態によると、前記単一の最大出力電力パラメータが第1TTIの時間長および第2TTIの時間長に基づくものである。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが異なる時間長を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIはそれぞれ1msより小さい短縮TTIであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIが前記第2TTIに時間的に後続する。
本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIおよび前記第2TTIが共通の復調参照信号、DMRS、を有する。本態様のある実施の形態によると、前記第1TTIは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む。
本開示のある態様によると、ネットワークノード115が提供される。ネットワークノード115は、送信時間間隔、TTI、設定を決定するよう構成された決定モジュールを含む。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。ネットワークノード115は、前記第1TTIにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2TTIにおいて前記第2信号を受信するよう構成された受信モジュールであって、前記第1TTIおよび前記第2TTIが最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、前記単一の最大出力電力パラメータが前記TTI設定に基づくものである、受信モジュールを含む。
本開示のある態様によると、無線デバイス110が提供される。無線デバイス110は、少なくとも2つの送信時間間隔、TTI、においてTTI設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき単一の最大出力電力パラメータを決定するよう構成された電力決定モジュールを含む。前記TTI設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス110との間の第1信号を動作させるための第1TTIと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス110との間の第2信号を動作させるための第2TTIと、を含み、前記TTI設定が以下のいずれかを含む:時間において互いに重なり合わない前記第2TTIの隣の前記第1TTI;および時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2TTIの隣の前記第1TTI。無線デバイス110は、決定された前記単一の最大出力電力パラメータを用いて、前記第1TTIにおいて前記第1信号を送信し、前記第2TTIにおいて前記第2信号を送信するよう構成された送信モジュールを含む。
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用されてもよい。
1x RTT CDMA2000 1x 無線送信技術
3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
ABS ほぼブランクのサブフレーム
ARQ 自動繰り返し要求
AWGN 追加白色ガウシアンノイズ
BCCH 報知制御チャネル
BCH 報知チャネル
BS 基地局
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重アクセス
CGI セルグローバル識別子
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域内の電力密度で除した、チップごとのCPICH受信エネルギ
CQI チャネル品質情報
C−RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DRX 不連続受信
DTX 不連続送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT テスト中のデバイス
DwPTS ダウンリンクパイロットタイムスロット
E−CID エンハンストセルID(位置決め方法)
ECGI エバルブドCGI
eNB E−UTRANノードB
ePDCCH エンハンスト物理ダウンリンク制御チャネル
E−SMLC エバルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E−UTRA エバルブドUTRA
E−UTRAN エバルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FDM 周波数分割多重
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB 次世代eNB
GP ガード期間
GSM グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション
HARQ ハイブリッド自動繰り返し要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高レートパケットデータ
ID 識別子
LPP LTE位置決めプロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC メディアアクセスコントロール
MBMS マルチメディア報知マルチキャストサービス
MBSFN マルチメディア報知マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNほぼブランクのサブフレーム
MDT ドライブテストの最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティマネジメントエンティティ
MSC モバイルスイッチングセンタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新たな無線
OCNG OFDMAチャネルノイズ生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割複数アクセス
OSS オペレーションサポートシステム
OTDOA 観測された到着時間差
O&M オペレーションおよびメンテナンス
PBCH 物理報知チャネル
P−CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル
PCell プライマリセル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンクコントロールチャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウエイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN 公衆陸上モバイルネットワーク
PMI プレコーダマトリクスインジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 位置決め参照信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
RAT 無線アクセス技術
RB リソースブロック
RF 無線周波数
RLM 無線リンク管理
RRC 無線リソースコントロール
RSCP 受信信号符号電力
RSRP 参照シンボル受信電力
RSRQ 参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
RTT 往復時間
Rx 受信
QAM 直交振幅変調
RACH ランダムアクセスチャネル
RAT 無線アクセス技術
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時的識別子
RRC 無線リソースコントロール
RRM 無線リソース管理
SCH 同期チャネル
SCell セカンダリセル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウエイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SINR 信号対干渉およびノイズ比
SNR 信号対ノイズ比
SON 自己最適化ネットワーク
TDD 時分割複信
TA タイミングアドバンス
TDM 時分割多重
TOA 到着時間
TTI 送信時間間隔
Tx 送信
UE ユーザ装置
UL アップリンク
UMTS ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム
UpPTS アップリンクパイロット時間スロット
UTRA ユニバーサルテレストリアル無線アクセス
UTRAN ユニバーサルテレストリアル無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (30)

  1. 回路を備えるネットワークノード(115)であって、前記回路は、
    時間リソース設定を決定することであって、前記時間リソース設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス(110)との間の第1信号を動作させるための第1時間リソースと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第2信号を動作させるための第2時間リソースと、を含み、前記時間リソース設定が以下のいずれかを含む、決定することと:
    時間において互いに重なり合わない前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;および
    時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;
    前記第1時間リソースにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2時間リソースにおいて前記第2信号を受信することであって、前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが同じ最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、前記同じ最大出力電力パラメータが前記時間リソース設定に基づくものである、受信することと、を行うよう構成されるネットワークノード(115)。
  2. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが異なる時間長を有する請求項1に記載のネットワークノード(115)。
  3. 前記同じ最大出力電力パラメータが第1時間リソースの時間長および第2時間リソースの時間長に基づくものである請求項1に記載のネットワークノード(115)。
  4. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースはそれぞれ1msより小さい短縮時間リソースであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する請求項1に記載のネットワークノード(115)。
  5. 前記第1時間リソースが前記第2時間リソースに時間的に後続する請求項1に記載のネットワークノード(115)。
  6. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが共通の復調参照信号、DMRS、を有する請求項1に記載のネットワークノード(115)。
  7. 前記第1時間リソースは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む請求項1に記載のネットワークノード(115)。
  8. ネットワークノード(115)の方法であって、前記方法は、
    時間リソース設定を決定することであって、前記時間リソース設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイスとの間の第1信号を動作させるための第1時間リソースと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2時間リソースと、を含み、前記時間リソース設定が以下のいずれかを含む、決定すること(ステップ302)と:
    時間において互いに重なり合わない前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;および
    時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;
    前記第1時間リソースにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2時間リソースにおいて前記第2信号を受信することであって、前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが同じ最大出力電力パラメータを用いて送信されたものであり、前記同じ最大出力電力パラメータが前記時間リソース設定に基づくものである、受信すること(ステップ304)と、を含む方法。
  9. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが異なる時間長を有する請求項8に記載の方法。
  10. 前記同じ最大出力電力パラメータが第1時間リソースの時間長および第2時間リソースの時間長に基づくものである請求項8に記載の方法。
  11. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースはそれぞれ1msより小さい短縮時間リソースであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する請求項8に記載の方法。
  12. 前記第1時間リソースが前記第2時間リソースに時間的に後続する請求項8に記載の方法。
  13. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが共通の復調参照信号、DMRS、を有する請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1時間リソースは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む請求項8に記載の方法。
  15. 回路を備える無線デバイス(110)であって、前記回路は、
    少なくとも2つの時間リソースにおいて時間リソース設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき同じ最大出力電力パラメータを決定することであって、前記時間リソース設定が、第1キャリア上の第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第1信号を動作させるための第1時間リソースと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第2信号を動作させるための第2時間リソースと、を含み、前記時間リソース設定が以下のいずれかを含む、決定することと:
    時間において互いに重なり合わない前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;および
    時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;
    決定された前記同じ最大出力電力パラメータを用いて、前記第1時間リソースにおいて前記第1信号を送信し、前記第2時間リソースにおいて前記第2信号を送信することと、を行うよう構成される無線デバイス(110)。
  16. 前記同じ最大出力電力パラメータが第1時間リソースの時間長および第2時間リソースの時間長に基づくものである請求項15に記載の無線デバイス(110)。
  17. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが異なる時間長を有する請求項15に記載の無線デバイス(110)。
  18. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースはそれぞれ1msより小さい短縮時間リソースであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する請求項15に記載の無線デバイス(110)。
  19. 前記第1時間リソースが前記第2時間リソースに時間的に後続する請求項15に記載の無線デバイス(110)。
  20. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが共通の復調参照信号、DMRS、を有する請求項15に記載の無線デバイス(110)。
  21. 前記第1時間リソースは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む請求項15に記載の無線デバイス(110)。
  22. 無線デバイス(110)の方法であって、前記方法は、
    少なくとも2つの時間リソースにおいて時間リソース設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき同じ最大出力電力パラメータを決定することであって、前記時間リソース設定が、第1キャリア上の第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第1信号を動作させるための第1時間リソースと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイスとの間の第2信号を動作させるための第2時間リソースと、を含み、前記時間リソース設定が以下のいずれかを含む、決定すること(ステップ602)と:
    時間において互いに重なり合わない前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;および
    時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;
    決定された前記同じ最大出力電力パラメータを用いて、前記第1時間リソースにおいて前記第1信号を送信し、前記第2時間リソースにおいて前記第2信号を送信すること(ステップ604)と、を含む方法。
  23. 前記同じ最大出力電力パラメータが第1時間リソースの時間長および第2時間リソースの時間長に基づくものである請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが異なる時間長を有する請求項22に記載の方法。
  25. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースはそれぞれ1msより小さい短縮時間リソースであり、それらはサブフレームに含まれ、前記サブフレームは各スロットが0.5msである二つのスロットを有する請求項22に記載の方法。
  26. 前記第1時間リソースが前記第2時間リソースに時間的に後続する請求項22に記載の方法。
  27. 前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが共通の復調参照信号、DMRS、を有する請求項22に記載の方法。
  28. 前記第1時間リソースは、2つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルと3つのOFDMシンボルと4つのOFDMシンボルと7つのOFDMシンボルとからなるグループからとられたひとつを含む請求項22に記載の方法。
  29. 時間リソース設定を決定するよう構成された決定モジュールであって、前記時間リソース設定が、第1キャリア上の第1セルと無線デバイス(110)との間の第1信号を動作させるための第1時間リソースと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第2信号を動作させるための第2時間リソースと、を含み、前記時間リソース設定が以下のいずれかを含む、決定モジュール(420)と:
    時間において互いに重なり合わない前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;および
    時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;
    前記第1時間リソースにおいて前記第1信号を受信し、かつ、前記第2時間リソースにおいて前記第2信号を受信するよう構成された受信モジュールであって、前記第1時間リソースおよび前記第2時間リソースが同じ最大出力電力パラメータに基づいて送信されたものであり、前記同じ最大出力電力パラメータが前記時間リソース設定に基づくものである、受信モジュール(430)と、を備えるネットワークノード(115)。
  30. 少なくとも2つの時間リソースにおいて時間リソース設定に基づいて信号を送信するために用いられるべき同じ最大出力電力パラメータを決定するP1決定モジュールであって、前記時間リソース設定が、第1キャリア上の第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第1信号を動作させるための第1時間リソースと、前記第1キャリア上の前記第1セルと前記無線デバイス(110)との間の第2信号を動作させるための第2時間リソースと、を含み、前記時間リソース設定が以下のいずれかを含む、P1決定モジュール(720)と:
    時間において互いに重なり合わない前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;および
    時間において互いに少なくとも部分的に重なり合う前記第2時間リソースの隣の前記第1時間リソース;
    決定された前記同じ最大出力電力パラメータを用いて、前記第1時間リソースにおいて前記第1信号を送信し、前記第2時間リソースにおいて前記第2信号を送信するよう構成された送信モジュール(730)と、を備える無線デバイス(110)。
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