JP6722960B1 - 学習支援システムおよび学習支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】講義のリアルタイム配信による学習効果の向上を図ることが可能な学習支援システムを提供する。【解決手段】情報提供部11は、各学習者端末2に対して、講師が行う講義を動画像データとしてリアルタイムで提供しつつ、動画像データの提供中に、講義の内容に関連する問題を示す問題データを提供する。取得部12は、学習者ごとに、問題に対する当該学習者の回答の正誤を判定した正誤判定結果を取得する。学習管理部13は、学習者ごとに、当該学習者の正誤判定結果を用いて、講義の内容に対する習熟の度合いを示す習熟度を算出し、当該学習者の習熟度と各学習者の習熟度とを比較した比較結果を示す習熟度情報を、当該学習者が用いる学習者端末2に提供する。【選択図】図1

Description

本開示は、効率的な学習を支援する技術に関する。
特許文献1には、講義を動画像データとして、ネットワークを介して学習者が使用する端末装置に提供する技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術では、講義の途中で動画像データの配信を演習問題の配信に切り替え、その後、所定時間が経過すると、講義の続きを配信している。
特開2014−38324号公報
近年、動画像データのリアルタイム配信(ライブ配信)が可能になっており、それに伴い、講師が行った講義を動画像データとしてリアルタイムに配信することが可能になっている。このような動画像データのリアルタイム配信による講義は、複数の学習者が同時に視聴することが可能であるため、複数の学習者が切磋琢磨して互いの学習効果を高めることが望まれている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、講義の途中で演習問題を提供しているだけなので、複数の学習者が互いの学習効果を高めることが難しい。
本開示の目的は、講義のリアルタイム配信による学習効果の向上を図ることが可能な学習支援システムおよび学習支援方法を提供することである。
本開示の一態様に従う学習支援システムは、学習者が用いる複数の学習者端末と接続される学習支援システムであって、各学習者端末に対して、講師が行う講義を動画像データとしてリアルタイムで提供しつつ、前記動画像データの提供中に、前記講義の内容に関連する問題を示す問題データを提供する情報提供部と、前記学習者ごとに、前記問題に対する当該学習者の回答の正誤を判定した正誤判定結果を取得する取得部と、前記学習者ごとに、当該学習者の正誤判定結果を用いて、前記講義の内容に対する習熟の度合いを示す習熟度を算出し、当該学習者の習熟度と各学習者の習熟度とを比較した比較結果を示す習熟度情報を、当該学習者が用いる学習者端末に提供する学習管理部と、を有する。
本発明によれば、講義のリアルタイム配信による学習効果の向上を図ることが可能になる。
本開示の一実施形態に係る学習支援システムを示す図である。 本開示の一実施形態に係る学習支援システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係る学習支援システムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。 学習者端末に表示する表示画面の一例を示す図である。 学習者端末に表示する表示画面の他の例を示す図である。 学習者端末に表示する表示画面の他の例を示す図である。 学習者端末に表示する表示画面の他の例を示す図である。 学習者端末に表示する表示画面の他の例を示す図である。 習熟度についてより具体的に説明するための図である。 習熟度についてより具体的に説明するための図である。 習熟度についてより具体的に説明するための図である。 復習サジェストについてより具体的に説明するための図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る学習支援システムを示す図である。図1に示す学習支援システム1は、インターネットなどのネットワーク10経由で学習者端末2と相互に接続され、学習者端末2に対して、所定の学習を支援する学習支援情報を提供する。所定の学習は、本実施形態では、国家試験、技能検定試験、入学試験または学力検査試験のような所定の本試験のための学習である。
学習者端末2は、所定の学習を行う学習者によって使用される情報端末である。学習者端末2は、学習支援システム1が提供する学習支援情報を受信し、その学習支援情報に応じた処理を行う。学習支援情報に応じた処理は、例えば、学習支援情報を出力する処理、および、学習支援情報に応じて入力された情報を学習支援システム1に送信する処理などである。
学習者端末2は、学習支援情報を受信するための専用の情報端末でもよいし、PC(Personal Computer)、スマートホンおよびタブレット端末のような汎用の情報端末でもよい。1人の学習者が使用する学習者端末2が複数あってもよいし、複数の学習者が1つの学習者端末2を共同で使用してもよい。また、学習者のIDなどを用いて情報端末を学習支援システム1にログインさせることで、ログインしている間、その情報端末を学習者端末2としてもよい。
学習支援システム1は、図1に示すように、情報提供部11と、取得部12と、学習管理部13と、学習管理部13とを有する。
情報提供部11は、学習支援情報を学習者端末2に対して提供する。学習支援情報は、所定の学習に対する講師による講義を示す動画像データと、講義に関連する問題を示す問題データとを含む。
本実施形態では、情報提供部11は、講師が行う講義をカメラやマイクなどを用いて動画像データとしてリアルタイムに取得して各学習者端末2に提供するリアルタイム配信を行う。また、情報提供部11は、動画像データの提供中の所定のタイミングで問題データを提供する。問題データを提供するタイミングは、例えば、講師が問題データの提供を学習支援システム1に対して指示したタイミングなどである。問題データは動画像データの提供中に複数回提供されてもよいし、1つの問題データに複数の問題が含まれてもよい。なお、問題データの提供中に動画像データの提供を中断する必要はなく、学習者端末2の表示部(図示せず)に動画像データと問題データとを同時に表示させてもよい。
また、問題には、所定の制限時間が設定され、情報提供部11は、問題データの提供時に、その問題データにて示される問題を制限時間以内に回答するように学習者に対して要求する回答要求情報を学習者端末に提供する。なお、問題データが複数の問題を含む場合、各問題に制限時間が設定されてもよいし、複数の問題全体に対して1つの制限時間が設定されてもよい。
取得部12は、学習者ごとに、情報提供部11が学習者端末2に提供した問題データが示す問題に対する学習者の回答の正誤を判定した正誤判定結果を取得する。例えば、取得部12は、情報提供部11が問題データを提供するたびに、その問題データにて示される問題に対する学習者の回答を学習者端末2から取得し、その回答の正誤を判定することで、正誤判定結果を取得する。正誤判定結果は、本実施形態では、問題に対する回答の正誤(正解又は不正解)を問題ごとに示す。
また、取得部12は、問題データにて示される問題に対する学習者の回答時間を取得してもよい。回答時間は、例えば、情報提供部11が問題データを提供してから回答を取得するまでの時間である。また、問題データが複数の問題を含む場合、回答時間は、問題データを提供してから一問目の問題の回答を取得するまでの時間と、前の問題の回答を取得してから当該問題の回答を取得するまでの時間である。なお、回答時間は、例えば、ミリ秒単位で取得されることが望ましいが、本実施形態では、秒単位で取得されるものとする。
また、取得部12は、情報提供部11による動画像データの提供中に、学習者ごとに、当該学習者が用いる学習者端末2に対して、講義の内容を理解した旨の操作が行われた操作回数を学習者の講義に対する理解度として取得する。本実施形態では、講義の内容を理解した旨の操作は、学習者端末2に表示した所定のボタンを押下する操作であり、情報提供部11が、動画像データの提供中の所定のタイミングで、学習支援情報として所定のボタンを示すボタンデータを学習者端末2に対して提供して学習者端末2の画面に表示させる。ボタンデータを提供するタイミングは、ボタンデータの提供を学習支援システム1に対して指示したタイミングなどであり、本実施形態では、講師が問題データの各問題に対する解説を行った直後であるとする。以下、所定のボタンを「わかったボタン」と称することもある。
また、取得部12は、情報提供部11による動画像データの提供中に、各学習者端末2に対して入力されたメッセージを取得する。
学習管理部13は、取得部12にて取得された各学習者の正誤判定結果を集計した集計結果を生成する。学習管理部13は、学習者ごとに、当該学習者の正誤判定結果と、集計結果と、問題データが示す問題の解説を示す解説データとを含む回答編データを、当該学習者の学習者端末2に提供する。また、学習管理部13は、集計結果を講師に通知する。なお、学習者端末2に提供する集計結果と、講師に通知する集計結果とが異なっていてもよい。例えば、講師に詳細な集計結果を通知し、学習者端末2には簡易的な集計結果を送信してもよい。また、集計結果は、各学習者の回答時間を集計した情報を含んでもよい。
また、学習管理部13は、学習者ごとに、取得部12にて取得された当該学習者の各問題に対する正誤判定結果及び回答時間を用いて、動画像データにて示される講義の内容に対する習熟度を判定する。学習管理部13は、学習者ごとに、当該学習者の習熟度と、各学習者の習熟度とを比較し、その比較結果を示す習熟度情報を、当該学習者が用いる学習者端末2に提供する。
また、学習管理部13は、学習者ごとに、取得部12にて取得された当該学習者の理解度に応じた理解度情報を、当該学習者が用いる学習者端末2に提供する。また、学習管理部13は、各学習者の理解度の統計値(例えば、平均値など)を講師に通知してもよい。
また、学習管理部13は、取得部12にて取得されたメッセージを各学習者端末2に提供する。
また、学習管理部13は、学習者ごとに、取得部12にて取得された当該学習者の各問題に対する正誤判定結果及び回答時間に基づいて、学習者の復習を支援する復習支援情報である復習サジェストを、当該学習者が用いる学習者端末2に提供する。
図2は、学習支援システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように学習支援システム1は、プロセッサ21、メインメモリ22、記録装置23、入力装置24および表示装置25を有し、それらがバス26を介して接続されている。
記録装置23は、書き込みおよび読み出しが可能にデータを記録する装置であり、プロセッサ21の動作を規定するプログラム、学習支援情報、および、取得部12によって取得された正誤判定結果、回答時間、理解度及びメッセージなどを記録する。プロセッサ21は、記録装置23に記録されたプログラムをメインメモリ22に読み出し、メインメモリ22を利用してプログラムに応じた処理を実行する。プロセッサ21によって、図1に示した学習支援システム1の各部11〜14が実現される。
入力装置24は、学習支援システム1のオペレータ、講師および外部装置(図示せず)などから種々の情報が入力される装置であり、その情報はプロセッサ21の処理に利用される。例えば、入力装置24は、講師が動画像データ、問題データ及びボタンデータなどを提供するための種々の指示などを入力する装置、講師による講義を動画像として取得するカメラ及びマイクなどを含む。表示装置25は、種々の情報を表示する装置である。表示装置25は、例えば、各正誤判定結果の集計結果を表示してもよい。
図3は、学習支援システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、情報提供部11は、講師による講義を動画像データとして取得し、動画像データを含む表示画面データを各学習者端末2に提供することで、講義のリアルタイム配信を開始する(ステップS301)。なお、表示画面データの提供を受けた学習者端末2は、表示画面データを示す表示画面を自身の表示部に表示する。
図4は、表示画面の一例を示す図である。図4に示す表示画面400は、種々の情報を表示する第1表示領域401及び第2表示領域402を含む。
図4の例では、動画像データ411が示す動画像(講師による講義)が第1表示領域401に表示され、学習者がメッセージを送信するための送信用情報412が第2表示領域402に表示されている。送信用情報412は、メッセージを入力するための入力ボックス421と、入力ボックス421に定型句を入力するための定型句リスト422と、入力ボックス421に入力されたメッセージを学習支援システム1に送信するための送信ボタン423とを含む。なお、入力ボックス421には定型句以外のメッセージを入力することもできる。
動作の説明に戻る。取得部12は、各学習者端末2からメッセージが送信されてきたか否かを判断する(ステップS302)。
メッセージが送信されてきた場合、取得部12は、そのメッセージを取得する。学習管理部13は、取得されたメッセージを各学習者端末2に配信する(ステップS303)。例えば、学習管理部13は、情報提供部11にて提供される動画像データにメッセージを重畳してもよいし、メッセージを第2表示領域402のような動画像データとは別の領域に表示するように提供してもよい。
メッセージが送信されてきていない場合、及び、ステップS303でメッセージを提供した場合、学習管理部13は、問題データを提供するタイミングか否かを判断する(ステップS304)。
問題データを提供するタイミングの場合、学習管理部13は、情報提供部11に問題データの提供を指示する。情報提供部11は、その指示を応じて、問題データ及び回答要求情報を各学習者端末2に提供する(ステップS305)。例えば、情報提供部11は、問題データ及び回答要求情報を含む表示画面データを各学習者端末2に提供する。
図5は、ステップS305で学習者端末2に表示される表示画面の一例を示す図である。図5の例では、動画像データ411が示す動画像が第1表示領域401に表示され、問題データが示す問題文501及び選択肢502と、回答要求情報503とが第2表示領域402に表示されている。
問題文501は、問題の内容を示すテキスト情報である。選択肢502は、問題の回答の選択肢を示すテキストである。この場合、学習者は、選択肢502のいずれかを選択することで問題に回答する。学習者端末2は、選択された選択肢502を問題データの回答として学習支援システム1に送信する。
回答要求情報503は、問題を制限時間内に回答するように要求する情報であり、図の例では、制限時間の残り時間をカウントダウン形式で示している。
動作の説明に戻る。取得部12は、学習者ごとに、当該学習者の学習者端末2から、問題データにて示される問題に対する学習者の回答を取得し、その回答の正誤を判定することで、正誤判定結果を取得する(ステップS306)。なお、学習者が制限時間内に回答しなかった場合、取得部12は、その問題に対する正誤判定結果を「不正解」とする。
学習管理部13は、取得部12が取得した各学習者の正誤判定結果を集計して集計結果を生成する。学習管理部13は、学習者ごとに、当該学習者の正誤判定結果と、集計結果と、問題データが示す問題の解説を示す解説データとを含む回答編データを、当該学習者の学習者端末2に提供する(ステップS307)。例えば、学習管理部13は、情報提供部11にて提供される表示画面データに回答編データを加えることで、回答編データを提供する。なお、解説データは、例えば、問題データと対応付けて図2のメインメモリ22又は記録装置23に予め記憶される。また、回答編データは、正誤判定結果の集計後に自動的に提供されてもよいし、講師からの指示に従って提供されてもよい。
図6は、ステップS307で学習者端末2に表示される表示画面の一例を示す図である。図6の例では、動画像データ411が示す動画像が第1表示領域401に表示され、正誤判定結果601と、集計結果602と、解説データが示す解説603とが第2表示領域402に表示されている。集計結果602は、講義を視聴している学習者の人数に対する問題に正解した学習者の割合である正解率602aと、問題の各選択肢を選択した学習者の人数の比率を示すグラフ602bなどを含む。
動作の説明に戻る。講師による問題の解説が終了すると、学習管理部13は、ボタンデータを各学習者端末2に提供する。その後、取得部12は、学習者ごとに、ボタンデータにて示される「わかったボタン」を押下した操作回数を学習者の講義に対する理解度として取得する。学習管理部13は、学習者ごとに、理解度に応じた理解度情報を、当該学習者の学習者端末2に提供する(ステップS308)。なお、ボタンデータ及び理解度情報は、例えば、情報提供部11にて提供される表示画面データに加えられることで提供される。また、学習管理部13は、理解度情報の集計結果(例えば、理解度の平均値など)を講師に通知してもよい。
図7は、ステップS308で学習者端末2に表示される表示画面の一例を示す図である。図7の例では、第1表示領域401及び第2表示領域402に跨って第3表示領域700が重畳されている。第3表示領域700には、わかったボタン701と、理解度ゲージ702と、理解度アイコン703と、投稿ボタン704とが表示されている。理解度ゲージ702、理解度アイコン703及び投稿ボタン704は、理解度情報である。
理解度ゲージ702は、理解度を示すメータであり、理解度が高いほど、理解度ゲージ702の目盛りが増える。図の例では、最大値を12としている。つまり、わかったボタン701が押下されるたびに、ゲージの目盛りが12まで1つずつ増えていく。理解度アイコン703は、理解度ゲージ702の値である理解度に応じた画像であり、例えば、わかったボタン701の押下が終了した後に表示される。なお、学習者には、講義を理解できた程度が大きいほど、わかったボタン701を押下するように予め要求しておいてもよい。
投稿ボタン704は、理解度を所定のSNS(Social Networking Service:ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿するためのインターフェースである。投稿ボタン704が操作(押下)されると、理解度が所定のSNSに投稿される。投稿ボタン704は、SNSの種類ごとに複数設けられてもよい。
動作の説明に戻る。ステップS304で問題データを提供するタイミングではない場合、及び、ステップS308を終了した場合、学習管理部13は、情報提供部11が動画像データの提供を終了したか否かを判断する(ステップS309)。動画像の提供が終了していない場合、ステップS302の処理に戻る。
動画像の提供が終了した場合、学習管理部13は、学習者ごとに、取得部12が取得した当該学習者の正誤判定結果及び回答時間を用いて、講義の内容に対する習熟度を判定する。学習管理部13は、学習者ごとに、学習管理部13にて判定された当該学習者の習熟度と各学習者の習熟度とを比較し、その比較結果を示す習熟度ピラミッドを生成する(ステップS310)。
学習管理部13は、学習者ごとに、取得部12が取得した当該学習者の正誤判定結果及び回答時間に基づいて、当該学習者に対する復習サジェストを生成する(ステップS311)。そして、学習管理部13は、学習者ごとに、生成した習熟度ピラミッド及び復習サジェストを、当該学習者の学習者端末2に提供し(ステップS312)、処理を終了する。なお、習熟度ピラミッド及び復習サジェストは、例えば、情報提供部11にて提供される表示画面データに加えられることで提供される。
図8は、ステップS312で学習者端末2に表示される表示画面の一例を示す図である。図8の例では、習熟度ピラミッド801が第1表示領域401に表示され、復習サジェスト802が第2表示領域402に表示されている。
習熟度ピラミッド801は、学習者の習熟度を他者の習熟度と比較した比較結果を示す習熟度情報であり、全学習者の習熟度を所定の数(ここでは、3とする)の段階に分類し、当該学習者の習熟度が各段階にいずれに含まれるかを視覚的に示したピラミッド図である。また、習熟度ピラミッド801は、学習者が含まれる段階に応じたコメント(例えば、「たいへんよくできました」、「もう少し頑張りましょう」など)を含んでもよい。なお、習熟度情報は、ピラミッド図以外の形式でもよい。
復習サジェスト802は、学習者の復習を支援する復習支援情報であり、例えば、講師による講義で使用されるテキストのうち、学習者に復習を提案する箇所を示す。
図9〜図11は、習熟度についてより具体的に説明するための図である。図9〜図11の例は、学習者の習熟度を、習熟の度合いが高い方から順に、習熟度A、習熟度Bと、習熟度Cの3つの段階に分類している。
図9に示すように、学習管理部13は、学習者ごとに、回答の正解率が高いほど、習熟の度合いが高くなり、かつ、正解した問題の回答速度(具体的には、各問題の回答速度の平均値)が速いほど、習熟の度合いが高くなるように、習熟度を決定する。回答の正解率は、具体的には、問題の総数に対する正解した問題の数の割合であり、正誤判定結果に基づいて算出される。正解した問題の回答速度は、正誤判定結果及び回答時間に基づいて算出される。、回答速度は、ここでは、(制限時間−回答時間)/制限時間とする。
図10及び図11は、習熟度ピラミッドの生成方法の具体例を説明するための図である。図10では、No.1からNo.5までの5題の各問題における、正誤判定結果(正解/不正解)と、回答時間と、制限時間とが示されている。この場合、学習管理部13は、正解率及び正解した問題の回答速度をそれぞれ、正解率=3/5=0.6、正解した問題の回答速度=((10−4)/10+(20−9)/20+(60−31)/60)/3=0.54と算出し、それらの積0.6×0.54を習熟度として算出する。
そして、図11に示すように、学習管理部13は、習熟度が0以上第1閾値(ここでは、0.3)未満を習熟度C、習熟度が第1閾値以上第2閾値(ここでは、0.6)未満を習熟度B、習熟度が第2閾値以上を習熟度Aと決定する。第1閾値及び第2閾値は、例えば、習熟度A〜Cのそれぞれに分類される学習者の人数が所定の比率となるように決定される。
なお、ここで説明した習熟度は単なる一例であって、これに限定されるものではない。例えば、習熟ピラミッドにおいて、習熟度は2段階又は4段階以上に分類されてもよい。また、習熟度の算出に、取得部12で取得された理解度がさらに用いられてもよい。例えば、理解度が高いほど、習熟の度合いが高くなるように習熟度が決定されてもよい。
図12は、復習サジェストの具体例を説明するための図である。図12では、図10で示した正誤判定結果(正解/不正解)、回答時間及び制限時間の場合における復習対象となる問題である復習対象問題を示す図である。
先ず、問題データが示す各問題と各問題に対応する復習提案内容とを紐づけて予めメインメモリ22又は記録装置23に登録しておく。
学習管理部13は、不正解の問題と、正解の問題のうち、回答速度が所定位置以上の問題とを復習対象問題として特定する。回答速度は、ここでは、回答時間/制限時間とし、所定値を0.8とする。この場合、学習管理部13は、NO.1及びNo.3の問題が不正解であり、NO.4の問題は正解であるが、回答速度が0.9であるため、NO.1、No.3及びNo.4の3つの問題を復習対象問題として特定する。
そして、学習管理部13は、復習対象問題と紐づけられた復習提案内容を復習サジェストとして生成する。復習提案内容は、例えば、講師による講義で使用されるテキストのうち、問題に対応する箇所を示す。また、復習提案内容は、復習すべき内容をテキストなどで記した情報などでもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、リアルタイムで提供されている講義の学習者ごとに、その学習者の講義の内容に対する習熟度と各学習者の習熟度とを比較した比較結果を示す習熟度情報が提供される。このため、各学習者は、自身の学習状況を他者と比較することが可能になり、例えば、学習状況が他者よりも良い上位者には優越感を与え、他者に負けないようにやる気を出させたり、学習状況が他者よりも悪い下位者には自身の状況を強く認識させ、上位者を目指すように奮起させたりすることが可能になる。したがって、講義のリアルタイム配信による学習効果の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、正誤判定結果及び回答速度に応じて習熟度が算出される。講義の内容を理解しているほど、正誤判定結果の成績が良くなり、回答時間が短くなるため、習熟度を適切に判定することが可能になる。
また、本実施形態では、学習者ごとに、その学習者の各問題に対する正誤判定結果及び回答時間に基づいて、学習者の復習を支援する復習支援情報が提供される。したがって、学習者の苦手分野などの弱点に応じた復習の支援が可能となるため、弱点の克服により、学習状況を改善させることが可能になる。このため、本試験での得点アップを図ることも可能となる。
また、本実施形態では、「わかったボタン」を押下した回数が学習者の講義に対する理解度として取得され、その理解度に応じた理解度情報が提供される。このため、学習者自身が講義を理解したことをアクションで明示させることが可能となり、学習に対する楽しさと自信を持たせることが可能となる。また、講師は、理解度に基づいて、自身の説明が学習者に伝わっているか、及び、自身の説明が学習者の理解に貢献できているかなどを判断することが可能となる。
また、本実施形態では、理解度をSNSに投稿するための投稿ボタンが提供されるため、学習者は学習の結果が出ていることを他者に公開することが可能となり、承認欲求を満たし、学習意欲を向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、講義のリアルタイム配信中に各学習者端末2に対して入力されたメッセージを各学習者端末に提供する。このため、同時に講義を視聴している学習者同士のメッセージを互いに読むことができるため、参加意識を高めることが可能となる。したがって、モチベーションの向上を図ることが可能となり、学習者を最後まで集中して受講させることが可能となる。また、講師は、メッセージを確認することで、他の学習者の状況をリアルタイムに把握することが可能となる、学習者の状況に応じた適切な講義が可能となる。
また、本実施形態では、問題データと共に、問題を制限時間内に回答するように要求する情報が提供される。このため、制限時間内に問題を解く訓練を行うことが可能となり、本試験での回答速度の向上を図ることが可能となる。また、講義への参加意識と集中力を向上させることができ、講義による学習効果を高くすることが可能となる。
また、本実施形態では、講義を示す動画像データの提供中に、各学習者の正誤判定結果を集計した集計結果が各学習者端末2に提供されるため、学習者の理解状況を講義中に明確にすることが可能となるため、学習意欲の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態では、講義を示す動画像データの提供中に、各学習者の正誤判定結果を集計した集計結果が講師に通知されるため、講師は集計結果に応じて、学習者に適切な解説を行うことが可能になる。
上述した各開示の実施形態は、本開示の説明のための例示であり、本開示の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1:学習支援システム、2:学習者端末、11:情報提供部、12:取得部、13:学習管理部

Claims (10)

  1. 学習者が用いる複数の学習者端末と接続される学習支援システムであって、
    各学習者端末に対して、講師が行う講義を動画像データとしてリアルタイムで提供しつつ、前記動画像データの提供中に、前記講義の内容に関連する問題を示す問題データを提供する情報提供部と、
    前記動画像データの提供中に、前記学習者ごとに、前記問題に対する当該学習者の回答の正誤を判定した正誤判定結果を取得する取得部と、
    前記動画像データの提供後に、前記学習者ごとに、当該学習者の正誤判定結果を用いて、前記講義の内容に対する習熟の度合いを示す習熟度を算出し、当該学習者の習熟度と各学習者の習熟度とを比較した比較結果を示す習熟度情報を、当該学習者が用いる学習者端末に提供する学習管理部と、を有し、
    前記取得部は、前記学習者ごとに、当該学習者が用いる学習者端末に対して前記講義の内容を理解した旨の操作が行われた操作回数を当該学習者の講義に対する理解度として取得し、
    前記学習管理部は、前記学習者ごとに、前記取得部が取得した理解度に応じた理解度情報を、当該学習者が用いる学習者端末に対して提供する、学習支援システム。
  2. 前記取得部は、前記学習者ごとに、前記問題に対する前記学習者の回答時間を取得し、
    前記学習管理部は、前記学習者ごとに、当該学習者の回答時間をさらに用いて、前記習熟度を算出する、請求項1に記載の学習支援システム。
  3. 前記学習管理部は、前記正誤判定結果に基づく、前記問題の総数に対する正解した問題の数の割合である正解率が高いほど、前記習熟の度合いが高く、かつ、前記回答時間及び前記正誤判定結果に基づく、正解した問題の回答速度が速いほど、前記習熟の度合いが高くなるように、前記習熟度を算出する、請求項2に記載の学習支援システム。
  4. 前記学習管理部は、前記学習者ごとに、当該学習者の各問題に対する正誤判定結果及び回答時間に基づいて、当該学習者の復習を支援する復習支援情報を生成して、当該学習者が用いる学習者端末に提供する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の学習支援システム。
  5. 前記理解度情報は、理解度を所定のソーシャル・ネットワーキング・サービスに投稿するためのインターフェースを含む、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の学習支援システム。
  6. 前記取得部は、前記動画像データの提供中に、各学習者端末に対して入力されたメッセージを取得し、
    前記学習管理部は、前記メッセージを各学習者端末に提供する、請求項1ないしのいずれか一項に記載の学習支援システム。
  7. 前記情報提供部は、前記問題データと共に、前記問題を所定の制限時間内に回答するように要求する情報を提供する、請求項1ないしのいずれか一項に記載の学習支援システム。
  8. 前記学習管理部は、前記動画像データの提供中に、各学習者の正誤判定結果を集計した集計結果を各学習者端末に提供する、請求項1ないしのいずれか一項に記載の学習支援システム。
  9. 前記学習管理部は、前記動画像データの提供中に、各学習者の正誤判定結果を集計した集計結果を講師に通知する、請求項1ないしのいずれか一項に記載の学習支援システム。
  10. 学習者が用いる複数の学習者端末と接続される学習支援システムによる学習支援方法であって、
    各学習者端末に対して、講師が行う講義を動画像データとしてリアルタイムで提供しつつ、前記動画像データの提供中に、前記講義の内容に関連する問題を示す問題データを提供し、
    前記動画像データの提供中に、前記学習者ごとに、前記問題に対する当該学習者の回答の正誤を判定した正誤判定結果を取得し、
    前記学習者ごとに、当該学習者が用いる学習者端末に対して前記講義の内容を理解した旨の操作が行われた操作回数を当該学習者の講義に対する理解度として取得し、
    前記学習者ごとに、前記取得部が取得した理解度に応じた理解度情報を、当該学習者が用いる学習者端末に対して提供し、
    前記動画像データの提供後に、前記学習者ごとに、当該学習者の正誤判定結果を用いて、前記講義の内容に対する習熟の度合いを示す習熟度を算出し、当該学習者の習熟度と各学習者の習熟度とを比較した比較結果を示す習熟度情報を、当該学習者が用いる学習者端末に提供する、学習支援方法。

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