JP6721474B2 - チャックユニット - Google Patents

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本発明は、外部から供給されたナットをボックスビットの移動経路上に保持してボックスビットに受け渡し可能なチャックユニットに関する。
従来のチャックユニットは、特許文献1に示すように、回転自在なボックスビットを通過可能なチャック本体と、このチャック本体の先端に揺動自在に配された一対の爪と、前記チャック本体に固定され外部から供給されるナットを通過可能な案内路を形成した案内ブロックと、この案内ブロックに取り付けられ前記案内路を通過したナットを前記爪へ押し込む押し込みシリンダとを備えて成る。前記爪は、ばねにより常時閉じる方向へ付勢されており、前記ボックスビットの下降によって開く方向へ揺動するように構成されている。
一方、特許文献2に示す従来のチャックユニットは、前記爪の開閉動作を可能にする爪開閉エアシリンダを備えて成る。前記爪開閉エアシリンダは、前記爪に係合する操作部材を接続しており、操作部材には、それぞれの爪を開く方向あるいは閉じる方向へ案内する溝が形成されている。これにより、前記爪は、前述のようなボックスビットの下降によって押し開らかれるのではなく、前記爪開閉シリンダの作動によって開かれ、あるいは複動によって閉じられるようになっている。
特開平10-263951号公報 特許第3718349号
しかしながら、従来のチャックユニットは、ボックスビットの下降開始からナット締結後の上昇完了までの昇降時間と、外部から閉じた爪内へ供給される次のナットの供給時間と、前記押し込みシリンダの動作時間との和がサイクルタイムになるので、例えば前記爪から前記案内ブロックを介して当該ナットを供給する外部装置までの距離が長い場合、ボックスビットの昇降時間およびシリンダの動作時間を幾ら短縮しても前述のナット供給時間が長くなる。よって、従来のチャックユニットは、ボックスビットの動作開始から次の動作開始直前までのサイクルタイムが長く生産性が低いという問題があった。
また、従来のチャックユニットは、前記外部装置の誤動作により次のナットの供給タイミングが早まり、例えばボックスビットの下降中やナットの螺入中などになされる可能性もある。このような誤動作により供給された次のナットが前記案内路を通過するなどの問題もあった。
本発明は、ナットに嵌合可能なボックスビットと、このボックスビットを挿通可能な本体と、この本体の先端に揺動自在に配され常時は閉じた状態の一対の爪と、外部から供給されるナットを閉じた爪内へ案内する案内路を備えたナット流入ブロックとを備えて成るチャックユニットにおいて、前記爪に係合しこれら一対の爪を開く方向および閉じる方向へ往復揺動する爪揺動手段を備え、前記爪揺動手段は、前記ボックスビットの延びる方向に沿って往復移動する爪開閉板を備えて成り、前記爪開閉板は、前記爪を開く方向へ揺動する時には、その先端を前記案内路へ侵入させ当該案内路を塞ぐ一方、前記爪を閉じる方向へ揺動する時には、その先端を前記案内路外へ復帰させ当該案内路を開放するよう構成したことを特徴とする。なお、前記ナット流入ブロックには、前記案内路に留まったナットを前記爪内へ押し込む押し込み手段が備えられていることが好ましい。また、前記爪の内側には、常時閉じる方向へ付勢された一対のナット押え爪が前記爪の揺動方向に沿って揺動自在に配置されており、前記ナット押え爪は、その先端によって前記爪内の前記ナットの傾きを規制して当該ナットを爪内で回転しないように構成することが望ましい。さらに、前記ボックスビットは、前記爪内の前記ナットのめねじに挿通可能なガイドピンを備えて成り、前記ガイドピンは、その先端が前記ボックスビットの先端から突出しており、ボックスビットとナットとの嵌合前に前記めねじへ挿通できる長さに設定することが望ましい。
本発明のチャックユニットは、一対の前記爪に係合し、かつ、当該爪の開閉に連動して前記案内路を開閉可能な爪開閉板を有する爪揺動手段を備えるため、ボックスビットが下降して爪内のナットに嵌合すれば前記爪開閉板の移動によって前記爪が開かれるとともに前記案内路が閉じられる。よって、ボックスビットの下降中あるいはナットの螺入中のように前記爪が開いている状態であっても次のナットを供給して前記案内路内に留めることができる。これにより、本発明のチャックユニットは、従来のボックスビットの昇降時間とナットの供給時間とをオーバーラップさせることができるので、従来に比べてサイクルタイムを大幅に短縮できるという利点がある。
また、本発明のチャックユニットは、上述のように次のナットを事前に案内路内へ供給するような方式でなく、ボックスビットの上昇動作完了を受けて次のナットを供給する方式であると、従来のような外部装置の誤動作によるナットの供給タイミングが早まったとしても、前記爪を開いている時には、前記爪開閉板が案内路を塞いでいるので、誤動作による次のナットを案内路から排出してしまうという問題も解決できる。さらに、ナット流入ブロックに押し込み手段が設けられているため、外部装置による供給で爪内に嵌り込まなかったナットや、前記爪開閉板が案内路を塞いでいる時に供給されて案内路内に留まっているナットにおいても、確実に爪内に移動させることが可能となる等の利点がある。
さらに、本発明のチャックユニットは、前記爪の内側に揺動自在に配された前記ナット押え爪を備え、さらにこのナット押え爪により、爪内のナットを大きく傾かせないようにかつこの傾き方向へさらに回転させることを防止できる。これにより、前記爪内において、保持されたナットが螺入できないような方向へ向きを変え回転することがないので、ボックスビットとナットとの嵌合やワークへのナットの螺入を安定的に確保できるという利点もある。
また、本発明のチャックユニットは、前記ボックスビットの先端側から突出するガイドピンを備えるので、ボックスビットにナットが嵌合するまでに当該ナットのめねじにガイドピンが挿入される。つまり、前記ガイドピンは、前記爪内の当該ナットを大きく傾かせることなく、しかも、ボックスビットの軸線とナットの軸線とをほぼ一致させて位置決めする。よって、本発明のチャックユニットは、前記ボックスビットと当該ナットとを早期に嵌合できるので、この嵌合に要する時間を短縮できるという利点もある。
本発明に係る一実施形態を示すチャックユニットの概略説明図である。また、(a)は正面から見た断面図であり、(b)は側方から見た一部切欠き断面図であり、(c)は背面図である。 図1からボックスビットを下降させナット押え爪を開き、爪で保持したナットに当該ボックスビットを嵌合させた状態を示す動作説明図である。また、(a)は正面から見た断面図であり、(b)は側方から見た一部切欠き断面図であり、(c)は背面図である。 図2の嵌合状態となったボックスビットに当該ナットを吸着させた後、爪揺動手段を作動させて一対の爪を強制的に開く動作を示す動作説明図である。また、(a)は正面から見た断面図であり、(b)は側方から見た一部切欠き断面図であり、(c)は背面図である。
以下、本発明の一実施形態を示すチャックユニットを図1ないし図3に基づき説明する。本発明のチャックユニット1は、図示しないワークに締結するナットNを一時的に保持するよう構成されており、前記ナットNに嵌合する嵌合部B1を先端に形成したボックスビットBと、このボックスビットBを内包し挿通自在にガイドする本体5と、この本体5の先端に揺動自在に配された一対の爪10と、この爪10に覆われるように配置されかつ前記本体5に揺動自在に取り付けられた一対のナット押え爪20と、前記爪11,12を同時に開く方向あるいは閉じる方向へ強制的に揺動可能な爪揺動手段30と、外部から供給されるナットNを前記爪内へ案内する案内路41を形成して成るナット流入ブロック40と、このナット流入ブロック40の端面に取り付けられた押し込みシリンダ51およびこの押し込みシリンダ51の可動ロッド51aに固定されたナット押し込み板52から成る押し込み手段50とから構成される。
前記ボックスビットBは、図示しないモータに接続されており、その先端に前記嵌合部B1を備えて成る。また、このボックスビットBは、前記本体5に対して相対移動可能な昇降手段(図示せず)に回転自在に支持されており、昇降手段の作動に伴い本体5内を移動可能に構成されている。前記嵌合部B1は、前記ナットNの外形に嵌合可能に成形されており、本実施形態においては、外形が六角形状のナットNへ嵌り込む多角形穴に成形されている。
また、前記ボックスビットBは、その軸線と同一線上に配置され嵌合部B1から常時突出する方向へ付勢されているガイドピンGを備える。このガイドピンGは、前記ナットNのめねじに挿通可能な外径に寸法設定され、かつ、嵌合部B1がナットNに嵌合し始める前に前記めねじに挿入される長さに寸法設定されている。よって、ナットNに向かって下降するガイドピンGの先端は、嵌合部B1の先端がナットNの上面に接触するまでに当該ナットNのめねじに挿通される。これにより、ボックスビットBは、ナットNの軸線を嵌合前にボックスビットBの軸線に一致するよう修正することができる。
さらに、前記ボックスビットBは、図示しないエア吸引手段に接続されており、前記嵌合部B1からエア吸引可能に構成されている。これにより、ボックスビットBは、前記嵌合部B1にナットNを嵌合させた状態で吸引保持することができる。
前記チャック本体5は、前記ボックスビットBを挿通可能に構成されており、その両側面に前記爪10およびこの爪10に覆われるよう配置された前記ナット押え爪20をねじSによってそれぞれ揺動自在に取り付けて成る。
前記爪10は、対称な形状を成した一対の爪11,12であり、これら爪11,12は、それぞれに対応する前記ねじSの軸線SFを支点に揺動可能に構成されている。また、これら爪11,12が図1(a)のように閉じた状態であると、その先端部には、前記ナットNを若干落とし込んで保持する空間10aが形成される。つまり、閉じた状態の前記爪10は、その内部でナットNの底面を支持可能に構成されている。
また、前記爪11,12は、前記本体5から張り出すように配置されたシャフト14をそれぞれ取り付けて成り、このシャフト14に回転自在なローラ13が取り付けられている。
前記ナット押え爪20は、前記爪10と同様に対称な形状を成しており、前述した爪11,12を揺動自在にする前記ねじSに挿通され前記軸線SFを支点にナット押え爪21,22が本体5に揺動自在に配置されている。また、このナット押え爪21,22は、それぞれ弾性部材の一例であるばね21a,22aにより常時閉じる方向へ付勢されており、閉じた状態から前記ボックスビットBの移動によって押し広げられ開く方向へ揺動する。また、ナット押え爪21,22は、その先端が前述した閉じた状態の前記爪11,12の前記空間10aの上部に位置しており、閉じた状態の爪10で支持した前記ナットNを大きく傾かないように規制して成る。つまり、ナット押え爪21,22は、前記爪10内のナットNが天地逆転するような回転を防止するできるよう設定されている。
前記ナット流入ブロック40は、図示しないナット供給機から供給されるナットNを前記爪10内へ案内する案内路41と、この案内路41に連通するよう形成された板導入路42と、前記案内路41に連通し往復移動する後記爪開閉板33を進入可能な進入路43とを備えて成る。また、ナット流入ブロック40は、閉じた状態の前記爪10の空間10aに前記案内路41が常時は連通するよう前記本体5にねじ止めされており、前記案内路41の一端がナットNを通過可能なホースHを介して前記ナット供給機に接続されている。
これにより、ナットNは、ナット供給機からホースHを介して案内路41へ流入し前記爪10の空間10aに嵌り込むことができる。しかしながら、前記ナット供給機のエア圧送力が弱く当該ナットNが案内路41に留まって前記空間10aに嵌り込まない事態や、逆に前記エア圧送力が強く当該ナットNが爪10内に一旦入り込み爪11,12の内壁面に勢いよく衝突して案内路41内へ跳ね返る事態に陥ることがある。このように、ナット供給機により圧送されたナットNが圧送のみによって前記空間10aに嵌り込まなかった場合であっても、当該ナットNを前記空間10aへ押し込むのが前記押し込み手段50である。
前記押し込み手段50は、前記ナット流入ブロック40の板導入路42にガイドされたナット押し込み板52と、このナット押し込み板52を前記空間10aへ向かって押し出す押し込みシリンダ51とから構成される。よって、この押し込み手段50は、上述のようにナットNが案内路41に留まって前記空間10aに嵌り込んでいない場合であっても、前記押し込みシリンダ51を作動させることで、前記ナットNを案内路41から前記空間10aへ確実に移動させることができる。
前記爪揺動手段30は、前記本体5に固定されたプレート31を介して配置したエアシリンダ32と、このエアシリンダ32のロッド32aに連結された略L字状の爪開閉板33とを備えて成る。前記爪開閉板33は、前記爪11,12に配された前記ローラ13,13に係合する長穴33a,33bを備えており、この長穴33a,33bは、所定の角度に傾斜して対称な形状となっている。また、爪開閉板33は、前記長穴33a,33bを形成した面を前記本体5の端面に沿うように配置され、前記エアシリンダ32の作動をに伴い往復移動可能に構成されている。よって、前記爪開閉板33は、エアシリンダ32の作動を受けて前記爪10の先端側へ向かって移動するので、前記ローラ13,13が前記長穴33a,33bにガイドされ図1(c)に示す位置から図2(c)に示す位置へ案内される。これにより、前記爪11,12は、軸線SF,SFを中心に旋回してその先端を閉じた状態から開いた状態に変化することになる。
前記爪開閉板33は、その先端を前記ナット流入ブロック40の前記進入路43内に常時は位置するよう配置されており、前記エアシリンダ32の作動によって爪開閉板33の先端が、前記案内路41内へ侵入する。つまり、前記爪開閉板33は、前記エアシリンダ32の作動・複動によって、前記爪10を開閉させるとともに前記案内路41を閉開させるように構成されている。これにより、前記爪10が閉じている状態であると前記案内路41が前記空間10aに連通して開いた状態になる一方、前記爪10が開いている状態であると前記案内路41が前記空間10aに連通せずに閉じた状態になる。
このように構成された本発明のチャックユニット1の作用について説明する。まず、前記ナット供給機が作動することにより、前記ナットNが前記ホースHを介して案内路41に供給される。しかし、前記ナットNは、図1(a)ないし図1(c)に示すように閉じた状態の爪10(11,12)の空間10aに嵌り込む場合や、上述したようにナットNが前記空間10aに嵌り込まず案内路41に留まる場合がある。そこで、ナットNを確実に前記空間10aへ嵌め込む必要があるので、ナット供給機が作動してから所定時間経過した後に前記押し込みシリンダ51を作動させている。これにより、当該ナットNは、前述した何れの場合であっても、前記空間10aに向かって移動する前記ナット押し込み板52によって押されるので、確実に空間10aに嵌り込む。
このように、ナットNが前記空間10aへ確実に供給されると、前記昇降手段、前記モータ、前記エア吸引手段がそれぞれ作動する。よって、前記ボックスビットBは、図1(a)ないし図1(c)に示す位置から図2(a)ないし図2(c)に示す位置へ下降しつつ回転しかつエア吸引する。
また、このように回転下降かつエア吸引するボックスビットBは、閉じた状態の前記ナット押え爪20(21,22)に当接して押し広げる。これにより、前記爪21,22は、前記軸線SF,SFを中心にそれぞれ揺動して、前記ばね21a,22aが圧縮する方向へ押される。
この後もボックスビットBは、下降するので前記嵌合部B1から突出させた前記ガイドピンGの先端が閉じた状態の前記爪10(11,12)に保持しているナットNのめねじへ挿通される。よって、前記ボックスビットBは、当該ナットNに嵌合する前にナットNの軸線をボックスビットBの軸線に一致させることができる。これにより、嵌合部B1とナットNとの位相が一致すれば、嵌合部B1が当該ナットNと即座に嵌合することができる。
前記昇降手段は、ボックスビットBにナットNを嵌合させる時には、当該ボックスビットBの位置を図2(a)ないし(c)に示す位置まで下降するよう制御されており、前記嵌合部B1がナットNに嵌合すると前記エア吸引手段のエア吸引圧力が一気に負圧に変化する。よって、ナットNがボックスビットBに確実に嵌合していることをこのエア吸引圧力の変化に基づき検出できる。
このように、ボックスビットBが空間10aに嵌り込んだナットNを吸着すれば、前記エアシリンダ32が図3(a)ないし図3(c)に示すように作動する。これにより、前記爪開閉板33は下方へ移動するため、前記長穴33a,33bの形状に合わせてこれに係合するローラ13,13が徐々に接近する方向へ寄せされる。これにより、爪11,12は、前記軸線SF,SFを中心にそれぞれ旋回し爪10を開くことになる。この時、前記爪開閉板33の先端は、前記進入路43を通過して前記案内路41へ徐々に侵入する。つまり、爪開閉板33は、前記爪11,12を開く方向へ動作させる役割を担うとともに、案内路41から爪10側へナットNを通過させないよう塞ぐ壁の役割を担っている。
このように、前記エアシリンダ32が作動完了すれば、前記昇降手段が再始動し回転およびナットNを吸着しているボックスビットBをさらに下降させ図示しないワークへナットNを締結する。
また、このように、爪10が開いている状態であれば、必ず前記案内路41が爪開閉板33によって閉じられているので、次のナットNがナット供給機から送られても案内路41内に留めることができる。したがって、ナットNのワークへの締結中に次のナットNを爪10の手前まで供給できるので、従来に比べてサイクルタイムを大幅に短縮できる。
ワークへのナットNの締結が完了すれば、前記モータおよびエア吸引手段が停止して前記昇降手段が作動する。これにより、ワークに締結したナットNからボックスビットBが離れ原位置へ復帰する。このボックスビットBが復帰する際、ボックスビットBの先端位置が本体5内に到達すれば、前記エアシリンダ32を復動させ、開いた状態の爪11,12が閉じられるとともに、案内路41に侵入していた爪開閉板33が復帰する。
このエアシリンダ32の復動が完了すれば、前記押し込みシリンダ51上述したように前記案内路41内に留まっている次のナットNを前記空間10aへ押し込み一連の動作が完了する。
1 チャックユニット
10 爪
10a 空間
20 ナット押え爪
30 爪揺動手段
33 爪開閉板
40 ナット流入ブロック
41 案内路
50 押し込み手段
B ボックスビット
G ガイドピン
N ナット

Claims (4)

  1. ナットに嵌合可能なボックスビットと、このボックスビットを挿通可能な本体と、この本体の先端に揺動自在に配され常時は閉じた状態の一対の爪と、外部から供給されるナットを閉じた爪内へ案内する案内路を備えたナット流入ブロックとを備えて成るチャックユニットにおいて、
    前記爪に係合しこれら一対の爪を開く方向および閉じる方向へ往復揺動する爪揺動手段を備え、
    前記爪揺動手段は、前記ボックスビットの延びる方向に沿って往復移動する爪開閉板を備えて成り、
    前記爪開閉板は、前記爪を開く方向へ揺動する時には、その先端を前記案内路へ侵入させ当該案内路を塞ぐ一方、前記爪を閉じる方向へ揺動する時には、その先端を前記案内路外へ復帰させ当該案内路を開放するよう構成したことを特徴とするチャックユニット。
  2. 前記ナット流入ブロックには、前記案内路に留まったナットを前記爪内へ押し込む押し込み手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のチャックユニット。
  3. 前記爪の内側には、常時閉じる方向へ付勢された一対のナット押え爪が前記爪の揺動方向に沿って揺動自在に配置されており、
    前記ナット押え爪は、その先端によって前記爪内の前記ナットの傾きを規制して当該ナットを爪内で回転しないように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチャックユニット。
  4. 前記ボックスビットは、前記爪内の前記ナットのめねじに挿通可能なガイドピンを備えて成り、
    前記ガイドピンは、その先端が前記ボックスビットの先端から突出しており、ボックスビットとナットとの嵌合前に前記めねじへ挿通できる長さに設定されていることを特徴とする請求項1ないしは請求項3の何れかに記載のチャックユニット。
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