JP6720361B1 - リニア伝動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このリニアころ軸受はガイドキャリッジ1を備え、前記ガイドキャリッジ1はボール(図示せず)を介して転動可能にガイドレール2に装着されている。前記ガイドキャリッジ1にはボール用の少なくとも1つの転動通路(図示せず)が設けられており、この転動通路はボールを支持するための支持通路(図示せず)と、支持通路を接続する偏向通路(図示せず)とを含み、この偏向通路はガイドキャリッジ1のエンド部材3に配置されており、且つ転動通路内のボールには回転方向の変位抵抗が作用し、前記エンド部材3にはセンサ4がそれぞれ設けられており、前記センサ4はボールの走行時に蓋体との衝突による滑動抵抗力を検出することで異常の有無を判断するようになっている。
しかしながら、前記センサ4の設置は一般にガイドキャリッジ1の長さを増大させ、故にコストを高め、且つ構造の複雑化をもたらし、こうして作動ストロークの問題に影響を与える虞があるという問題がある。
しかしながら、前記検知装置6の構造はナット5の外形の大きさを変えるので、ナット5の外径の増大をもたらし、ゆえにナット5の作動ストロークに影響を及ぼす虞があるという問題がある。
しかしながら、例えば、潤滑不良などによって ボールがスムーズに動かず、ボール間の距離の変化を測定することができず、さらにボールが行き詰っているかどうかを知ることができないという問題がある。
また、転動部材間のスペーサが倒壊するなど異常であるかどうかを知ると共に、検出素子を介して検出信号を出力することにより、ターミナルに運転を即時に停止させてワークと機械の状態を確認し、連続運転によるワークや機械などの構造的損壊を回避することができる。さらに、検出素子は、データ伝送の媒体としても機能することができ、さらに保守を容易にする。
で、
本実施形態では、各前記還流アセンブリ50の両端は、前記移動モジュール30に穿設され、しかも第1還流チューブ51と、前記第1還流チューブ51に連通された第2還流チューブ52と、前記第1還流チューブ51と前記第2還流チューブ52とを貫通する還流通路53とを有し、前記還流通路53は、前記転動ユニット40を循環させて還流するのに供する。
前記第1還流チューブ51は、第1接続端512と第1連通端514とを有し、前記第2還流チューブ52は、第2接続端522と第2連通端524とを有し、前記還流通路53は、前記第1還流チューブ51の第1接続端512と第1連通端514と、前記第2還流チューブ52の第2接続端522と第2連通端524とを貫通し、前記還流通路53は、前記第1接続端512と前記第2接続端522とを貫通する部分において直線状である。前記第1還流チューブ51の第1接続端512は、前記第2還流チューブ52の第2接続端522に対応し、前記第1還流チューブ51の第1連通端514と、前記第2還流チューブ52の第2連通端524は前記負荷経路の両端にそれぞれ接続されている。
また、前記還流通路53は、前記第1接続端512と前記第2接続端522とを貫通する部分において直線状となっており、各転動部材41と各スペーサ42は、前記第1接続端512と前記第2接続端522を貫通する還流通路53の部分を実質的に直線状に通過しているので、検出素子60によって測定された検出信号は比較的正確である。
2つの前記転動部材41間の前記スペーサ42の傾倒が発生し、さらに2つの前記転動部材41間の距離が安全値(本実施形態では2mmであり、他の実施形態では、これに限定されるものではなく、異なる設計目的に応じて変化する)を超えるとき、前記還流通路53と前記負荷経路内の転動ユニット40が動かなくなり、設備や機器の損傷や運転停止を引き起こす可能性が極めて高い。このような場合、検出素子60の設計により、リニア伝達装置の異常を瞬時に診断し、ターミナルに運転を即時に停止させてワークや工作台の状態を確認することができ、連続運転による工作台やワークなどの構造的損傷を回避することができる。
他の好適な実施形態では、前記第1還流チューブ51の第1接続端512は、前記第2還流チューブ52の第2接続端522から0.1mm〜0.2mm離れているので、前記検知素子60は、第1接続端512と第2接続端522との間の隙間を介して前記転動部材要素41間の距離の変化を測定して、検出の精度と効果を向上させる。
具体的には、従来のモニタリング方法の多くは、ボールねじの動作状態を監視するために加速度計を使用しているが、検出素子が配設される位置と信号強度との関係が十分であるかどうかという問題に直面することが多い。本発明では、前述の欠点を改善するために、前記収容溝71の溝壁面には、4つの検出素子60に対応する4つの格納溝72を凹設している。4つの前記検出素子60の位置を固定することに加えて、前記検出素子60を前記2つの還流アセンブリ50により近く配設させることで信号干渉を効果的に低減して安定した信号を維持するという目的を達成することができる。これにより、本発明は前記固定カバー70の元々のスペースを十分に利用して4つの検出素子60を取り付けるので、前記長軸部材20の元の外形寸法を変える必要がないのみならず、元の機械の設計に影響を与えることなく、前記転動部材体41間の距離変化の相違をリアルタイムで診断することにより、設備が停止することを回避することができる。
前記長軸部材20はスライドレールであり、前記移動モジュール30はスライダであり、前記2つの還流アセンブリ50は前記移動モジュール30内に配設されている。チェーン保持器90が破断した場合、破断箇所の転動部材91間の隙間が大きくなり、前記検出素子60を介してチェーン保持器90の破断した異常を検出することができ、上記と同様の効果を得ることが可能となる。
20 長軸部材
21 ねじ軸外周面
22 転動溝
30 移動モジュール
31 転動溝
40 転動ユニット
41 転動部材
42 スぺ―サ
50 還流アセンブリ
51 第1還流チューブ
512 第1接続端
514 第1連通端
52 第2還流チューブ
522 第2接続端
524 第2連通端
53 還流通路
60 検出素子
70 固定カバー
71 収容溝
72 格納溝
80 データ受信ユニット
90 チェーン保持器
91 転動部材
Claims (5)
- リニア伝動装置であって、
長軸部材と、移動モジュールと、転動ユニットと、還流アセンブリと、少なくとも1つの検出素子と、データ受信ユニットと、を含み、
前記長軸部材は、軸方向に沿って延伸し、転動溝を有し、
前記移動モジュールは、前記軸方向に沿って往復移動可能に前記長軸部材に嵌合され、前記転動溝に対応して配設された別の転動溝を有し、前記転動溝と前記別の転動溝とで負荷経路を形成し、
前記転動ユニットは、前記負荷経路内に配設され、複数の転動部材と複数のスペーサとを有し、各前記転動部材間には1つの前記スペーサを備え、
前記還流アセンブリは、前記移動モジュールに穿設され、且つ前記負荷経路に連通され、第1還流チューブと、前記第1還流チューブに連通された第2還流チューブと、前記第1還流チューブと前記第2還流チューブとを貫通する還流通路と、を有し、前記還流通路は、前記転動ユニットを循環させて還流するのに供し、
前記検出素子は、前記移動モジュールに配設され、且つ前記第1還流チューブと前記第2還流チューブとの接合部に位置し、前記転動ユニットが前記還流通路で循環して還流するとき、前記少なくとも1つの検出素子は、各前記転動部材間の距離変化を検出すると共に、その検出信号を出力し、
前記データ受信ユニットは、前記少なくとも1つの検出素子に接続され、前記検出素子によって出力された検出信号を受信することを特徴とする、
リニア伝動装置。 - 前記リニア伝動装置は、ボールねじであり、前記リニア伝動装置は、固定カバーを含み、前記固定カバーは、前記移動モジュールの外面に配設置され、且つ前記還流アセンブリと前記少なくとも1つの検出素子とを被覆し、前記還流アセンブリと前記少なくとも1つの検出素子を収容するための収容溝を有し、前記収容溝の溝壁面には、少なくとも1つの検出素子を格納するための少なくとも1つの格納溝が凹設されていることを特徴とする請求項1に記載のリニア伝動装置。
- 前記第1還流チューブは、第1接続端と第1連通端とを有し、前記第2還流チューブは、第2接続端と第2連通端とを有し、前記還流通路は、前記第1還流チューブの第1接続端と第1連通端と、前記第2還流チューブの第2接続端と第2連通端とを貫通し、前記第1還流チューブの第1接続端は、前記第2還流チューブの第2接続端に対応し、前記第1還流チューブの第1連通端と、前記第2還流チューブの第2連通端は前記負荷経路の両端にそれぞれ接続され、前記少なくとも1つの検出素子は、前記第1還流チューブの第1接続端と前記第2還流チューブの第2接続端の一側に位置することを特徴とする請求項1に記載のリニア伝動装置。
- 前記第1還流チューブの第1接続端は、前記第2還流チューブの第2接続端に当接することを特徴とする請求項3に記載のリニア伝動装置。
- 前記還流通路は、前記第1接続端と前記第2接続端とを貫通する部分において直線状であることを特徴とする請求項3に記載のリニア伝動装置。
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