JP6718699B2 - 音認識盗難防止システム - Google Patents
音認識盗難防止システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6718699B2 JP6718699B2 JP2016043972A JP2016043972A JP6718699B2 JP 6718699 B2 JP6718699 B2 JP 6718699B2 JP 2016043972 A JP2016043972 A JP 2016043972A JP 2016043972 A JP2016043972 A JP 2016043972A JP 6718699 B2 JP6718699 B2 JP 6718699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- theft
- alarm sound
- tag
- sound
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
特許文献2に記載する異常検知装置は、検知すべき警報音に含まれる音特徴の周波数成分を周波数分析により求める周波数分析手段と、周波数分析手段の出力の音特徴周期における音特徴の周波数成分の時間変化を示す時間変化パターンと音特徴周期以前の周期における時間変化パターンとの類似度を求める類似性検知手段を備え、類似性検出手段の出力の大きさから警報音を検知するものである。
また、この盗難防止タグは、暗号コードを予め記憶する暗号記憶手段と、暗号コードを含む解除指示信号を受信する受信手段と、解除指示信号を識別する識別手段と、暗号コードを予め記憶する暗号記憶手段と、解除指示信号に含まれる暗号コードと暗号記憶手段が記憶する暗号コードとが一致するか否かを判定する一致判定手段と、一致判定手段が一致すると判定したに作動可能である状態及び警報出力状態を解除する解除手段を備えている。
自鳴式盗難防止タグのトリガー信号受信部は、トリガー信号を受信するタグ受信アンテナと、タグ受信アンテナがトリガー信号を受信したことを示す信号をタグ制御部へ送信するコンパレータを有し、
タグ制御部は、コンパレータへ入力する比較しきい値電圧を変更して自鳴式盗難防止タグのトリガー信号受信部の感度を設定する感度調整部を有し、
リモートコントロールは、リモコン制御信号として、感度調整部のコンパレータへ入力する比較しきい値電圧の変更を指示する感度制御信号を送信することを特徴とする。
図5に示すように、本実施例の音認識盗難防止システムは、通路Sに沿って複数の店舗を隣合わせ、もしくは近接して配置する商業施設等において実施されるものであり、複数の店舗のそれぞれを独立した盗難警戒領域A、B、Cとしている。
具体的には、図6に示すように、第一アラーム音Am1A、Am1B、Am1Cおよび第二アラーム音Am2A、Am2B、Am2Cは、キャリア周波数F、鳴動期間T1、鳴動間隔T2、タグ識別コードIDA、IDB、IDCとして次式で定義される。ここでは3つのタグ識別コードIDA、IDB、IDCに対してそれぞれ0、1、2の値を割り当て、キャリア周波数Fの周波数増幅割合50Hz、鳴動時間T1の増幅時間5msとする。タグ識別コードの数に制限はないが、実際には店舗の間口の大きさとアラーム音の到達距離から定まり、8個程度で十分に識別機能を発揮できる。
F=F(IDA)=3.1kHz+50Hz×0=3.1kHz
T1=T1(IDA)=70ms+5ms×0=70ms
T2=T2(IDA)=180ms+5ms×0=180ms
すなわち、周波数3.1kHzの音が70msの期間継続し、その後110msの期間鳴り止み、180msの間隔で間欠的に発報する音特徴を有している。
F=F(IDB)=3.1kHz+50Hz×1=3.15kHz
T1=T1(IDB)=70ms+5ms×1=75ms
T2=T2(IDB)=180ms+5ms×1=185ms
すなわち、周波数3.15kHzの音が75msの期間継続し、その後110msの期間鳴り止み、185msの間隔で間欠的に発報する音特徴を有している。
F=F(IDC)=3.1kHz+50Hz×2=3.2kHz
T1=T1(IDC)=70ms+5ms×2=80ms
T2=T2(IDC)=180ms+5ms×2=190ms
すなわち、周波数3.2kHzの音が80msの期間継続し、その後110msの期間鳴り止み、190msの間隔で間欠的に発報する音特徴を有している。
F=F(IDA)=3.6kHz+50Hz×0=3.6kHz
T1=T1(IDA)=50ms+5ms×0=50ms
T2=T2(IDA)=150ms+5ms×0=150ms
すなわち、周波数3.6kHzの音が50msの期間継続し、その後100msの期間鳴り止み、150msの間隔で間欠的に発報する音特徴を有している。
F=F(IDB)=3.6kHz+50Hz×1=3.65kHz
T1=T1(IDB)=50ms+5ms×1=55ms
T2=T2(IDB)=150ms+5ms×1=155ms
すなわち、周波数3.65kHzの音が55msの期間継続し、その後100msの期間鳴り止み、155msの間隔で間欠的に発報する音特徴を有している。
F=F(IDC)=3.6kHz+50Hz×2=3.7kHz
T1=T1(IDC)=50ms+5ms×2=60ms
T2=T2(IDC)=150ms+5ms×2=160ms
すなわち、周波数3.7kHzの音が60msの期間継続し、その後100msの期間鳴り止み、160msの間隔で間欠的に発報する音特徴を有している。
このように、自鳴式盗難防止タグ100A、100B、100Cが発報する特定アラーム音である第一アラーム音Am1A、Am1B、Am1Cおよび第二アラーム音Am2A、Am2B、Am2Cが各盗難警戒領域A、B、Cごとに異なる音であり、各警報音識別部301A、301B、301C、302A、302B、302Cは、対応する盗難警戒領域A、B、Cに配置した自鳴式盗難防止タグ100A、100B、100Cが発報する特定アラーム音のみを認識するので、他の盗難警戒領域A、B、Cにある自鳴式盗難防止タグ100A、100B、100Cの発報に因って誤作動することを確実に防止できる。
出力ポートP0をロジック出力Loとし、P1、P2をロジック出力Hiとすると、抵抗R3(2M)、R2(4M)を通ってコンパレータ127へ最も低い値の比較しきい値電圧(スレショルド電圧)が入力されてコンパレータ127の感度が上がり、窃盗行為事象検知部120が高感度となる。
出力ポートP0をロジック出力Hiとし、P1、P2をロジック出力Loとすると、抵抗R4(33k)を通ってコンパレータ127へ中間値の比較しきい値電圧(スレショルド電圧)が入力されてコンパレータ127の感度が中程度となり、窃盗行為事象検知部120が中感度となる。
出力ポートP0、P1、P2をロジック出力Hiとすると、抵抗R4(33k)、抵抗R3(2M)、R2(4M)を通ってコンパレータ127へ最も高い値の比較しきい値電圧(スレショルド電圧)が入力されてコンパレータ127の感度が低下して、窃盗行為事象検知部120が低感度となる。
窃盗行為により商品から盗難防止タグ100A(100B、100C)が取り外される事象が発生すると、窃盗行為事象検知部120の異常事態検知スイッチ部121が作動し、異常を示す信号が信号処理部141に送信される。
ようにし、店舗の出入り口近くの商品展示台800に展示する商品には、間口c−c(最小警戒領域L3)をカバーする低感度の盗難防止タグ(低感度タグ)100A、100B、100Cをつけることにより、セキュリティ性を向上させることができる。
(実施例2)
以下に、実施例2として、実施例1において説明したトリガー信号送信部200A、200B、200Cの他の構成を説明するが、本発明の基本的な構成は実施例2においても実施例1と同様である。
従来の盗難防止タグの感度に対応するにはアンテナ線の巻数が10ターン以上必要であり、通常4−5mm幅の目地503の内部に配置することは不可能である。しかし本発明では、盗難防止タグ100A、100B、100Cの感度を高めることができるので、1ターンでも盗難防止タグ100A、100B、100Cに十分にトリガー信号を送れることが特徴である。
110 警報発報部
111 ブザー
112 ブザー駆動回路
120 窃盗行為事象検知部
121 異常事態検知スイッチ部
122 ワイヤスイッチ
123 押圧スイッチ
124 トリガー信号受信部
125 リモコン
126 受信アンテナ(共振回路)
127 コンパレータ
130 感度調整部
131 感度設定部
140 タグ制御部
141 信号処理部
142 アラーム制御部
143 コンパレータ電源制御部
144 感度記憶部
145 感度出力部
151 タグ識別コード格納部
200 トリガー信号送信部
201 電源部
202 アンテナ送信信号発生部
203 アンテナ同調・パワーアンプ部
204 送信アンテナ(アンテナ巻線)
205 アンテナ線
300A、300B、300C 警報音識別部
301A、301B、301C 第一警報音識別装置(ASD1A、ASD1B、ASD1C))
302A、302B、302C 第二警報音識別装置(ASD21A、ASD21B、ASD21C)、(ASD22A、ASD22B、ASD22C))
310 マイク
320 音特徴解析部
330 音特徴記憶部
340 音特徴比較部
350 アラーム部
360 アラームブザー
370 有線アラーム信号送信部
371 無線アラーム信号送信部
372 無線アンテナ
400A、400B、400C 監視カメラ装置
500 床面
501 モルタル下地
502 タイル
503 目地
504 ファサードサイン
505 アンテナ線
Claims (7)
- 複数の盗難警戒領域のそれぞれに、盗難警戒対象物に装着されてアラーム音を発報する複数の自鳴式盗難防止タグと、自鳴式盗難防止タグが発報するアラーム音を識別する警報音識別部を配置し、
自鳴式盗難防止タグは、各盗難警戒領域ごとに異なる音特徴の特定アラーム音を発報する警報音発報部を有し、
各警報音識別部は、対応する盗難警戒領域に配置した自鳴式盗難防止タグが発報する特定アラーム音のみを認識し、この特定アラーム音を認識したときに対応する盗難警戒領域において窃盗行為事象が発生したことを検知することを特徴とする音認識盗難防止システム。 - 各自鳴式盗難防止タグは、各盗難警戒領域ごとに異なるタグ識別コードを有し、警報音発報部が発報する特定アラーム音がタグ識別コードごとに異なる音特徴を有することを特徴とする請求項1に記載の音認識盗難防止システム。
- 各自鳴式盗難防止タグは、タグ識別コードを変更可能に格納するタグ識別コード格納部を有し、警報音発報部がタグ識別コード格納部に格納したタグ識別コードに応じて当該タグ識別コード毎に固有のアラーム音を発報することを特徴とする請求項2に記載の音認識盗難防止システム。
- 各盗難警戒領域のそれぞれに各警報音識別部に連動する監視カメラ装置を有し、監視カメラ装置は警報音識別部が窃盗行為事象の発生を検知したときに、対応する盗難警戒領域を撮影することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の音認識盗難防止システム。
- 各警報音識別部は、対応する盗難警戒領域の出入口付近においてトリガー信号を送信するトリガー信号送信部を有し、
自鳴式盗難防止タグは、トリガー信号送信部から送信されたトリガー信号を検知するトリガー信号受信部と、トリガー信号受信部がトリガー信号を検知した時に警報音発報部に特定アラーム音を発報させるタグ制御部を有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の音認識盗難防止システム。 - 各自鳴式盗難防止タグは、窃盗行為に起因して電気回路が開閉する異常事態検知スイッチ部を有し、警報音発報部が特定アラーム音として第一アラーム音と第二アラーム音を発報し、タグ制御部は、異常事態検知スイッチ部が作動した時に警報音発報部に第一アラーム音を発報させ、トリガー信号受信部がトリガー信号を検知した時に警報音発報部に第二アラーム音を発報させ、
警報音識別部は、自鳴式盗難防止タグが発報する第一アラーム音を識別する第一警報音識別装置と、自鳴式盗難防止タグが発報する第二アラーム音を識別する第二警報音識別装置を備え、自鳴式盗難防止タグが発報する第一アラーム音を認識して盗難警戒領域内で窃盗行為事象が発生したことを検知し、自鳴式盗難防止タグが発報する第二アラーム音を認識して盗難警戒領域の出入口付近で窃盗行為事象が発生したことを検知することを特徴とする請求項5に記載の音認識盗難防止システム。 - さらに、自鳴式盗難防止タグのタグ制御部を制御するリモコン制御信号を送信するリモートコントロールを有し、
自鳴式盗難防止タグのトリガー信号受信部は、トリガー信号を受信するタグ受信アンテナと、タグ受信アンテナがトリガー信号を受信したことを示す信号をタグ制御部へ送信するコンパレータを有し、
タグ制御部は、コンパレータへ入力する比較しきい値電圧を変更して自鳴式盗難防止タグのトリガー信号受信部の感度を設定する感度調整部を有し、
リモートコントロールは、リモコン制御信号として、感度調整部のコンパレータへ入力する比較しきい値電圧の変更を指示する感度制御信号を送信することを特徴とする請求項5に記載の音認識盗難防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016043972A JP6718699B2 (ja) | 2016-03-08 | 2016-03-08 | 音認識盗難防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016043972A JP6718699B2 (ja) | 2016-03-08 | 2016-03-08 | 音認識盗難防止システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017162039A JP2017162039A (ja) | 2017-09-14 |
JP6718699B2 true JP6718699B2 (ja) | 2020-07-08 |
Family
ID=59853870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016043972A Active JP6718699B2 (ja) | 2016-03-08 | 2016-03-08 | 音認識盗難防止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6718699B2 (ja) |
-
2016
- 2016-03-08 JP JP2016043972A patent/JP6718699B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017162039A (ja) | 2017-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11605276B2 (en) | Anti-theft device with remote alarm feature | |
US9324220B2 (en) | Theft detection device and method for controlling same | |
EP2888723B1 (en) | Theft detection device and method for controlling | |
US10510227B2 (en) | Merchandise activity sensor system and methods of using same | |
US7916018B2 (en) | Wireless door contact sensor with motion sensor disable | |
US5245317A (en) | Article theft detection apparatus | |
JP4771815B2 (ja) | アクティブrfidタグおよびセキュリティーシステム | |
US8421628B2 (en) | Asset protection system | |
US20140055264A1 (en) | Theft Detection System | |
US20080284593A1 (en) | Method and system for power management of electronic article surveillance systems | |
US20140043163A1 (en) | Asset protection system | |
CN105258273A (zh) | 空调系统、空调器和通过空调系统进行防盗窃的报警方法 | |
JP6718699B2 (ja) | 音認識盗難防止システム | |
KR100646396B1 (ko) | 적외선 감지장치 | |
JP3197263U (ja) | 盗難防止タグおよび盗難防止システム | |
JP3201620U (ja) | アンテナ装置および盗難防止システム | |
US10049547B2 (en) | Sound recognition theft prevention system | |
US20070085679A1 (en) | Security system | |
JP3200055U (ja) | アンテナ装置および盗難防止システム | |
JP2002279564A (ja) | 警備装置 | |
JPH01128197A (ja) | 刺激反応型泥棒センサ | |
WO2015138605A1 (en) | Theft detection device and method for controlling same | |
JP2016139217A (ja) | 自鳴式盗難防止タグおよび音認識盗難防止システム | |
EP1288878A2 (en) | A security apparatus and a method of operating the security apparatus | |
JP2005149354A (ja) | 侵入者撃退システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6718699 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |